はじめに
「インターンを終えた後、振り返りは本当に必要なの?」
「振り返りを今後の就活にどう活かせばいいのかわからない」
インターンに参加した学生の中には、このような疑問を抱く人もいるでしょう。
この記事では、インターンの振り返りを行うことの重要性や具体的な振り返り方法、そして将来のキャリアにどう活かすかについて詳しく解説しています。
この記事を読むことで、インターンの振り返りがなぜ重要なのか、具体的な振り返り方法や今後の活かし方が分かるでしょう。
インターンの経験をしっかりと活かしたい方や、振り返りの方法に迷っている方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート
・インターンの振り返りがなぜ必要なのか
・インターンの振り返り方法やポイント
・今後の就活にインターン経験をどう活かすかの具体的な解説
・インターンの振り返りに悩んでいる人
・インターンの振り返りを面倒だと思っている人
・インターンの振り返り方法を知りたい人
・インターンの経験を上手に活かしたい人
【インターンを振り返る】インターンの振り返りは必要?
学生の中には、インターンの振り返りを面倒だと感じている学生もいるかもしれません。
しかし、振り返りをせずにそのままにしてしまうのはあまりにももったいないことです。
インターンシップを終えた後、その貴重な経験を最大限に活かすためには、振り返りが欠かせません。
振り返りは、自分の成長した点や取り組むべき課題、新たに発見した興味や才能に気付くための大切な時間なのです。
振り返りをすれば、自身の長所と短所がより明確になり、就職活動に活かすための具体的な戦略を立てることが可能になります。
振り返りを軽視せず、真剣に取り組むことは将来のキャリアにつながります。
【インターンを振り返る】インターンの振り返りが大切な理由
インターンシップは学生にとって貴重な経験であり、将来のキャリア形成において重要な役割を果たします。
実際の職場での経験を通じて、業界の動向や業務内容、仕事に必要なスキルなど、多くのことを学ぶことができます。
その学びを整理するのが、振り返りの時間です。
ここからは、インターンの振り返りが大切な理由を解説します。
インターンでの経験を忘れないようにするため
インターンシップに参加することで、実際の業務に携わりながら学んだ知識やスキルは、就職活動や将来のキャリアにおいて大きな武器となります。
また、職場での人間関係やコミュニケーションの取り方など、実務に必要な慣れが得られることもあります。
これらの貴重な経験をしっかりと思い出し、自身の成長にどのように活かしていくかを見つめ直すことが重要です。
志望していた企業の印象を忘れないようにするため
インターンシップは企業の文化や価値観に触れる貴重な時間でもあります。
現場の雰囲気やチームの動き、社内のコミュニケーションスタイルなど、実際の体験を通じて得られる印象には、ウェブ上や説明会では感じられない発見があるかもしれません。
社風や人の印象は、実際に目にしてみないとわからないものです。
志望していた企業の印象を忘れないようにするためにも、インターンの振り返りが役立ちます。
【インターンを振り返る】インターンの振り返りをするメリット
インターンを振り返るメリットは、主に4つあります。
一つずつ詳しくみていきましょう。
自分と企業の相性を詳しく知れる
企業と学生には少なからず相性があります。
自分と相性が良い企業に就職することで、早期離職を防ぐことができるだけでなく、仕事を充実した時間にすることができるでしょう。
もちろん相性が全てではありませんが、業務の向き不向きや社風との相性など実際にインターンに行ってみなければわからないこともあります。
インターンを振り返ることで、その企業との相性を自分の目で見た情報に基づいて詳しく分析できるのです。
そのためインターンの振り返りをして、自分との相性が良い企業かを考えてみましょう。
就活のモチベーションが上がる
インターンの振り返りを通じて、就活のモチベーションが上がるのもメリットでしょう。
実務経験を通じて身につけた知識や経験を自己評価に活かすことで、自信を持って就活に臨むことができます。
また、自身の成長を実感することで、将来のキャリアに向けた目標を明確化できるのも嬉しいポイントです。
インターンの振り返りによって、その後の選考のフェーズでも意欲的に就活に取り組むことができるでしょう。
自己分析をすることができる
インターンシップを振り返ることで、自己分析を深めることができます。
実際の業務経験を通じて、自分の得意な分野や興味を持った業務、自身の成長点や改善すべき点などを再確認することができるからです。
さらに、インターン中の同期や上司からのフィードバックも自己分析に役立ちます。
経験豊富な社会人の視点から見て褒めてもらった点は、今後の就活の武器にもなる長所である可能性もあります。
インターンの振り返りによって、自分でも気がつかなかった長所や短所、強みを発見できるかもしれません。
エントリーシートに活かせる
インターンシップに参加した場合、エントリーシートにインターンシップをガクチカや自己PRのエピソードとして書くことができます。
具体的な業務内容や取り組んだプロジェクト、難しかった課題やそれを乗り越えた方法などを詳細に記述することで、あなたの熱意や取り組み姿勢を伝えることができます。
さらに、その経験から得た学びや今後の目標まで掘り下げて書くことで、より深い内容のエントリーシートを作成することができます。
せっかくインターンに行ったのであれば、振り返りで内容を整理してエントリーシートの作成時に活かしましょう。
【インターンを振り返る】インターンの振り返りの方
インターンシップを振り返る際は、自らの経験を整理するために言語化することが重要です。
次の手順に基づいて振り返りを行いましょう。
インターンで何をしようとしていたのかを書き出す
まずは、インターンシップ参加の動機や自身のキャリアゴールについて具体的に書き出してみましょう。
「〇〇という理由でこの企業のインターンに参加してみようと考えた」「この業界の中でどの職種が自分に向いているか確かめようと思った」など、なるべく具体的に書き出しましょう。
応募の経路などもメモしておくと、今後同じ業界でインターンを探すときにも役立ちます。
インターンを通して行ったことや感じたことを考える
次に、インターンを通して行ったことや感じたことを考えます。
インターンシップ期間中に取り組んだ具体的なプロジェクトやタスク、職場の雰囲気や社員とのやり取りで得た印象など、可能な限り詳細に振り返ってみましょう。
例えば「〇〇という説明を聞いて〇〇を実践した」「女性が働きやすい環境が整っており、働きやすい環境であると感じた」などと、内容はなんでも構いません。
後の選考でエピソードとして使う可能性もあるので、お世話になった社員がいる場合には、名前ややりとりの内容も書いておきましょう。
企業に対する考えの変化や自分に対する課題を考える
インターンシップを通じて企業に対する考えが変化した点や課題に感じた点をまとめます。
インターンに行く前と後での印象を分けて書いたり、企業に対する良い点と悪い点を考えてみたりするのも良いでしょう。
また、自分自身の課題や今後の選考でネックになりそうな要素についても対策が必要です。
インターン中に感じた他の就活生との差や、先輩からのアドバイスの内容を整理しましょう。
今後取り組みたいことを書き出す
最後に、インターンシップで感じた自分の課題や向上したいところを書き出してみましょう。
インターンで経験した仕事の中で難しかったことや改善したい点を見つけて、それにどう取り組むかを具体的に考えてみてください。
また「行きたい企業」という意味合いだけではなく、長期的な視点で自分の将来の目標や理想の仕事についても考えてみると良いでしょう。
目標が決まったら、「今の自分に足りないものは何か」を書き出してみてください。
インターンの振り返りと合わせて、自分の目標を達成するための具体的なアクションプランを立てることができます。
まとめ
インターンが終わった後、その経験をいかに活かすかは、就活生にとって合否を左右する重要なポイントです。
インターンを振り返ることで、自分の成長した点を客観的に見つめ、就活へのモチベーションを高めることができます。
また、企業と自分自身との相性を判断することが容易になりますし、本選考に向けたエントリーシートの内容にも厚みが出せるようになるはずです。
さらに、インターン中の自分を振り返る中で、これから対策が必要なウィークポイントを具体的に考えられる点も大きなメリットです。
インターンの振り返りをきっかけに、これからのキャリアをしっかりと考えましょう。