ガクチカでアルバイトを長く続けたことアピールにつながる?アルバイトをガクチカを用いるコツを解説!

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就活を初めて多くの人がまず考えるのがガクチカだと思います。

ESの時点からどこの企業でも聞かれ、新卒採用において最も重視されている質問と言っても過言ではないでしょう。

その「ガクチカ」=学生時代に力を入れたことの中で、多くの学生がエピソードとして選ぶのがアルバイト経験です。

しかし、アルバイト経験を話して評価されるのかと不安に思う人もいるでしょう。

そこで、今回はガクチカでアルバイト経験を書く際のポイントや注意点などを解説します。

例文も合わせて紹介するのでぜひ参考にしてみてください。

目次目次を全て表示する

【ガクチカで長く続けたアルバイトのエピソードはあり?】ガクチカでアルバイトを長く続けたことはアピールにつながる?

アルバイト経験をガクチカでアピールする場合、長期間の経験だけを強調するのは効果が薄いです。

その理由は、他の候補者との差別化が難しくなり、重要なスキルや具体的な成果をアピールできなくなるからです。

アルバイト経験をアピールする際には、将来的なキャリアとの関連性を強調しコミュニケーション能力やリーダーシップなど、培ったスキルを示す必要があります。

長く続けるのが一般的であるため

企業に就職する際、長期間の勤務を前提条件として考えることが一般的です。

企業は安定性や継続性を重視し、長期間働いてくれる人材を求めています。

このため、単に「長く勤める」という事実をアピールポイントとして強調することは、他の候補者との差別化には繋がりにくいです。

むしろ、長期間勤務してきたことを当然の前提として、他のスキルや成果を強調する必要があります。

企業へのアピールにおいて、長期間の勤務はあくまで背景情報であり、それに付加価値を与える要素が重要です。

具体的な実績や成果、リーダーシップ、チームワーク、専門知識など、他の候補者との差をつけるスキルや経験を強調することで、企業により魅力的な候補者としてアピールできます。

企業はただ長く働けるだけでなく、価値を提供できる人材を求めていることを忘れないようにしましょう。

アルバイト以外のアピールがない印象を与えるため

長期間のアルバイト経験を単純にアピールすることは、時に大学での勉学を疎かにしてしまった印象を与えかねません。

なぜなら、長期間のバイトにのみ焦点を当てると、他の重要な側面が見落とされがちだからです。

大学生は学業が中心であり、アルバイトは本業ではありません。

アルバイト経験をアピールする際には、バランスを考慮することが重要です。

自己PRを行う際には、アルバイト経験以外の要素で自分をアピールすることも重要です。

学業の成果や専門知識は、自身の成長と学習への姿勢を示す手段です。

また、自己PRや面接での深掘りでは別のアピールを行うことでアルバイト以外のアピールがないという印象を払拭することが出来ます。

理由や結果を求めているため

企業は、単に長く続けたというアピールではなく、その間に達成した成果やその背後にある理由に関心を持っています。

アピールする際、以下のポイントを強調することが効果的です。

まず、長期間の勤務によって、どのような成果や貢献を達成したかを示します。

また、この長期間の経験を通じて、自己成長やスキルの向上があったかどうかを強調し、自身の学びと成長へのつながりを示します。

さらに、長期間の勤務によって、会社やプロジェクトに対する継続的な関与や責任感を持っていたことをアピールします。

最後に、なぜその企業で長く勤務し続けたのか、企業への熱意や価値観の共有、ミッションへの共感などを理由として示します。

これらのポイントを結びつけることで、自身の経歴や専門知識を効果的にアピールできます。

【ガクチカで長く続けたアルバイトのエピソードはあり?】アルバイトを長く続けた経験をアピールする方法

長期アルバイト経験を強調する際、売上増加やプロセス改善などの具体的成果を示しましょう。

また、困難を克服した経験などを示すことも大切です。

将来の目標との一致、成功事例を共有して、アルバイトがキャリアの一環であり企業に価値をもたらすことを伝えましょう。

長さより結果や理由をアピールする

面接官は、ガクチカなどの情報を基に自社に合う人材かどうかを判断します。

ただ長く続けたことを強調するだけでは、自身の特徴や価値を伝えるのは難しいです。

重要なのは、その長期間の経験がどのような結果を生んだのか、なぜ長期間働くことが出来たのかをアピールすることです。

成果や理由を強調することで、自身の特徴やモチベーションの源泉をアピールすることが出来ます。

アルバイト中に達成した成果や、それに至る過程で得たスキルや学びを具体的に挙げましょう。

例えば、自己主張力や問題解決能力、リーダーシップ、協調性などの特徴が浮かぶのではないでしょうか。

経験やそこで培った学びを具体的に語り、自己のキャリアビジョンと結びつけることで、面接官に自信と魅力を伝えましょう。

過程に重点を置く

ガクチカにおいて、重要なのは問題解決までの過程です。

過程が重要な理由は、そこにその人の特徴や人柄が如実に表れるからです。

例えば、アルバイト中に遭遇した課題や困難、それに対する取り組みや解決策を具体的に説明します。

こういった取り組み方や問題解決方法の過程を通じて、自分の価値観や人柄が明らかになり面接官に伝わるのです。

このように過程に重点を置くことで、ガクチカが抽象から具体になっていき読みやすい文章になります。

得た学びを伝える

得た学びをアピールする際には、頑張りからの学びを伝えることが重要です。

ガクチカでのエピソードで最終的にどんな学びを得ることが出来たのか明確にしましょう。

具体的な工夫とエピソードは欠かせません。

単語だけでは実際の学びを完全に捉えるのは難しいため、どんな工夫やコミュニケーション能力が必要だったかなどを具体的に述べましょう。

経験を通じて得た知識やスキルを明示することは、コミュニケーション能力を証明する上で極めて有用です。

エピソードでの経験をしていなくても分かるような当たり前な事ではなく、そのエピソードを経験したからこそ学んだことが書けるとよいでしょう。

学んだことや得た学びが、将来の目標や志向にどのようにフィットしているかを示すことが大切です。

どう活かすかを伝える

アルバイトで得た経験が将来のキャリアにどのように活かされるかを具体的に伝えましょう。

例えば、コミュニケーションスキルはクライアントとの協力に、リーダーシップはプロジェクト管理に、時間管理能力は効率的な業務遂行にどのように役立つかを示します。

アルバイト経験が自己の専門性や専門知識にどのように貢献したかをアピール要素に組み込みます。

アルバイトが特定の業界や分野に関連している場合、その経験が専門性を高め、自身の専門知識やスキルによって付加価値を提供できることをアピールしましょう。

さらに、アルバイトで培った問題解決スキルやリーダーシップ経験が、新しい職場でどのように貢献できるのかを強調しましょう。

これにより、この職場で重要な役割を果たす自信と意欲を示すことが出来ます。

具体的な表現で伝える

ガクチカでアルバイト経験を書く際は、具体的な表現を必ず用いるようにしましょう。

すべての行動・考えを「なぜ?どのように?どうやって?」とさらに深堀って考え、言語化することができると具体的な文章が書けます。

しかし、どのくらい具体的に伝えればいいのかと悩む人も多いかと思います。

その目安は、アピールするアルバイト経験を初めて聞く人が頭の中でカラーでイメージできるくらい鮮明に伝えることができているかです。

そのために、経験の規模や期間、実績、成果など、数字で表せることは数字で表すようにしましょう。

10人規模のアルバイトでマネジメントをした経験と、40人規模ではそのレベルは異なりますし、続けた期間が半年か2年でも印象は大きく変わります。

また、アルバイト経験の内容では略称が使われやすいため、略称はあまり使わないよう特に気を付けましょう。

例:「バイト」⇒「アルバイト」、「ファミレス」⇒「ファミリーレストラン」、「コンビニ」⇒「コンビニエンスストア」など。

思考・感情を言語化する

ガクチカでアルバイト経験を書く際に評価されるポイントとして「思考の深さ」というのがあります。

アルバイト以外の経験でもこれは重要ですが、アルバイト経験では特に重要となります。

なぜなら、アルバイトにお金以外の明確な意味を持ち、何か目標に向かって常に深く考え、試行錯誤しながら主体的に取り組んでいる人は少ないからです。

何も考えず、与えられた仕事をこなして給料をもらうというのが多くの学生のアルバイトに対する姿勢です。

その中で、あらゆる困難・課題・行動・自分自身に対して深く考えられている学生は他の学生と差別化され、高く評価されます。

よって、経験の中での自身の思考・感情をしっかりと言語化して伝えるようにしましょう。

【ガクチカで長く続けたアルバイトのエピソードはあり?】ガクチカでアルバイト経験をアピールして評価される?

ガクチカでアルバイト経験をアピールして評価されるのかと不安に思う方は多いと思います。

結論、ガクチカにおいてアルバイト経験は十分に評価されます。

実際に、飲食店のアルバイト経験を話して大手有名企業から複数内定もらっている人は多くいます。

一方で、多くの学生が話す内容でもあるため、アルバイト経験は特に差別化が難しい内容となります。

しかし、逆に言えば差別化さえできればひと際目立つことができるとも言えます。

よって、アピールの仕方を工夫することで、採用担当者の印象にどれだけ残すことができるかが勝負の鍵となります。

また、アルバイトの種類は評価において特に問題ありません。

大切なのは中身であり、伝え方です。

【ガクチカで長く続けたアルバイトのエピソードはあり?】企業がガクチカを聞く意図

質問の仕方は違えど、ほとんど全ての企業が聞くガクチカですが、その質問の意図は一言で言うと「自社にどれだけプラスの影響を与えてくれるか」です。

そのプラスとは、大きく言えば利益のことですが、社内の士気や雰囲気の向上なども含まれます。

よって、企業はガクチカから学生の内面性を見抜き、自社の理想の人材と照らし合わせて総合的に評価をします。

では、具体的に企業はどのような意図をもってガクチカを聞くのかというのを詳しく解説していきます。

社風との相性

企業は、ガクチカから自社の「社風との相性」を見ています。

なぜなら、社風が合わなければ、入社してすぐに辞めてしまうということになりかねないからです。

新卒採用において、企業は多大なる費用を費やして採用を行います。

そして、採用にかかる費用だけでなく、新卒の場合、一人前になるまでの教育費用が多くかかります。

よって、長期的に働いてくれなければ自社にとって大きな損失となってしまうのです。

また、社風に合わない人が入ってきてしまうと、社内全体の雰囲気や士気を下げてしまう恐れがあります。

このようなことを避けるために、企業はガクチカ経験の中で表れる、その人の人柄・価値観などから社風との相性を見極めています。

自社に貢献してくれる人材かどうか

企業は、ガクチカから「自社に貢献してくれる人材かどうか」というのを見ています。

当たり前ですが、企業は、従業員が利益を上げてくれなければ倒産してしまいます。

しかし、新卒でいきなり利益を上げることを証明するには、企業でのインターンの実績や成果などがない限りなかなか難しいでしょう。

では、どのようにアピールすればいいのでしょうか?

新卒で求められるのは「即戦力」ではなく、「ポテンシャル」です。

そのため、現時点の能力よりも、どれだけ今後挫折や困難に打ち勝ち、成長してくれそうかというのを見ています。

よって、現時点で利益を上げられる人材になれということではなく、利益を上げる可能性の高さをアピールすれば良いのです。

そのために、ガクチカの中で取った行動や考え方などが企業でどのように活かせるかというのを意識しながら書くようにしましょう。

やりがいや原動力

企業は、ガクチカから「やりがいや原動力」は何か?というのを見ています。

平日のほとんど全てを何十年も仕事に捧げるのに、仕事にやりがいや原動力を見出せなければ続けていけません。

そして、就活の段階では企業のいい面ばかりが見えてしまいがちですが、実際は自分のやりたいことが思うようにやれないことも多く、そのギャップを多くの人が感じてしまいます。

そのような時に、明確なやりがいや原動力は仕事を続けていく上で大切になります。

また、少なくとも、やりがいや原動力となるものが明確にない人は、仕事に対して主体的に取り組めないため、成長スピードが遅く、成果も出せないでしょう。

よって、今まで最も力を入れた経験では、「なにをモチベーションにそこまで取り組めたのか」というのを採用担当者は知りたいのです。

それを聞くことで企業は長期的にモチベーション高く自社に貢献してくれるかどうかを評価します。

問題解決までの努力の過程を知るため

企業は、結果だけでなく、失敗や課題に対する対処方法、つまり「過程」にも着目しています。

過程を知ることで、学生の問題解決能力や柔軟性、モチベーションの源泉などを見極めることが出来ます。

失敗や課題に立ち向かった過程を、「どんな背景があったのか」「どのような工夫をしたのか」など具体的に説明しましょう。

この努力の過程を知ることで、入社後に困難が立ちはだかった際に逃げずに解決に導いてくれる人材かどうか見極めたいのです。

逆に言えば、企業が求めている人物はこういった努力ができる人材なのです。

こういったことから、ガクチカで効果的にアピールするには具体的な努力の過程を示すことが重要なのです。

コミュニケーション能力を知るため

自分のエピソードを正確に伝える能力は、実際のコミュニケーションシーンでも極めて重要です。

面接官は、ガクチカの経験から、理論的に物事を伝える能力と、コミュニケーションスキルを判断します。

例えば、エピソードが分かりやすく伝わっているか、結論ファーストで論理的に整理されているかなどを見ています。

また、深掘りした際には質問の意図を理解し、その意図に沿った答えを説明することが出来ているかという部分まで見ています。

こういったコミュニケーションはビジネスシーンでのプレゼンテーションや議論、チームでの協力において不可欠なスキルです。

そのため、ガクチカを聞くことでコミュニケーション能力を測っているのです。

ガクチカの面接力を向上させたい就活生は以下のツールを利用してみましょう。

【ガクチカ面接対策】面接で好印象を得るために対策をしよう!

選考の面接において、「ガクチカ」は頻出質問であり、

ここで好印象を得られるかどうかが通過率を動かすキーポイントと言えます。

ESのガクチカをただ読むのではなく、面接用にガクチカを作りましょう!

またこのツールでは深掘り質問への対策もできるため、

面接力を大きく向上させることができます。

ツールで作成した面接用のガクチカ

私が学生時代に力を入れたのは飲食店でのアルバイトです。
働く店舗は売上の伸び悩みを問題としていたという理由で自分にできる売上向上施策をするという目標を掲げ、取り組みました。
飲食店でのアルバイトに取り組む中で、中々売上が向上せず、プレシャーのみが積み重なってしまうという困難にぶつかりました。
それに対して、先輩や上司に積極的に相談をするという行動を取ることでアドバイスをもとに施策を考え、売上を1.5倍に伸ばすという結果につながりました。
この経験を通して周囲とコミュニケーションを取ることと積極的に動くことの大切さということを学び、貴社に入社後は経験で得たことを活かして活躍していきたいと考えています。

【ガクチカで長く続けたアルバイトのエピソードはあり?】説得力のあるガクチカの書き方

説得力あるガクチカのアピールには具体性と将来への展望が欠かせません。

自己の経験を具体的に語り、将来のキャリアとの関連性を明確に伝えることで、アルバイト経験を強力なアピールポイントにできます。

結論を先に書く

結論から述べるアプローチは、説得力のあるガクチカの伝え方の一つです。

これにより、採用担当者の興味を引きつけ、メッセージを明確に伝えることができます。

たとえば、以下のように結論から始めることが重要です。

「私は学生時代、高校1年生から始めたファミレスのアルバイトに力を注ぎました。」

まず、ガクチカではどんなことに注力していたのかを明確にしましょう。

その後、状況説明や課題、それに対する行動、その結果などを順番にわかりやすく書くことが大切です。

STAR法で書く

ガクチカのアルバイト経験を伝える際、STAR法(Situation, Task, Action, Result)を意識することが非常に重要です。

以下に、ガクチカのアルバイト経験をSTAR法を用いて伝える例を示します。

STAR法を使った例

Situation(状況): まず、特定の状況や背景を説明します。

Task(課題): 次に、直面した具体的な課題や目標を説明します。

Action(行動): ここでは、あなたがどのような具体的な行動を取ったのかを詳しく説明します。

Result(結果): 最後に、あなたの行動の結果や成果を述べます。

このことからSTAR法は、状況説明から入るため読み手がイメージしやすいことが特徴になります。

そのため、ガクチカを書く際の効果的な手法になるのです。

企業が求める人物像を見極める

企業は、自社にぴったりの人材を採用したいと願っており、そのためには徹底的な企業研究が必要です。

企業の求める人物像を理解することは、ガクチカをはじめESや面接に臨む上で欠かせません。

求める人物像は通常企業説明会や採用ページに明記されていることが一般的ですが、明記されていないこともあります。

その場合には、1次面接で逆質問をするようにしましょう。

ただし、面接前には企業の沿革や事業内容、経営計画を熟読し、どのような人物像を企業が求めているのかを想像することも忘れず実施しましょう。

この意味で、企業研究は必要なステップと言えます。

エピソードをできるだけ具体的に書く

エピソードを書く際には、具体性が非常に重要です。

具体性を上げるには、数字を使うことが効果的です。

例えば、以下のようなエピソードを考えてみましょう

「私は学生時代、アルバイトで毎週平均10%以上のオーダーエラー削減を達成しました。さらに詳しく見ると、最初の月に比べてエラー率が20%減少しました。これは、注文を受ける際にお客様とのコミュニケーションを強化したからです。」

これにより、採用担当者に「行動と結果」が明確に伝わり、イメージのしやすい文章となりました。

したがって、ガクチカを具体的にするためには、曖昧な言い回しを避け、数字や具体的な事例を挙げることが大切です。

これにより、自己の実績や成果を具体的に示すことができ、アピールを強化できます。

【ガクチカで長く続けたアルバイトのエピソードはあり?】厳選例文

アルバイト経験のガクチカを書く際のポイントや構成などについて解説してきましたが、ここからはアルバイト経験を用いたガクチカの例文を紹介します。

これらは、実際に大手有名企業に複数内定した就活生のアルバイト経験を用いたガクチカの例文となります。

アルバイトの種類別に紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

また、エントリーシートの文字数制限のせいで伝えたくても伝えきれない内容が出てくるかと思います。

そこで、面接時の深堀り質問に対する回答で語れるように、エントリーシートではその深堀り質問を想定した内容にすることが選考を有利に進めていくテクニックです。

例文①アルバイト(焼肉屋)

アルバイト先の都内に19店舗展開している焼肉屋で、40人程をまとめるアルバイトリーダーとして周囲を巻き込み、毎月の肉とワインの売上数において全店舗中1位を達成した。
オープン以降、私達の店舗は3位以上を取ったことがなかった。
その原因は、お客様へのアンケート調査から、マニュアルに沿っただけの接客だと考え、接客に付加価値を与える施策を2点考え、実行した。
1点目は、接客に役立つ肉とワインの知識やお客様からよくある質問、基本的な気遣いなど最低限の実践的な知識を一問一答形式でまとめ、全員に共有した。
2点目は、営業前に予約表からお客様情報や予約内容を見て、誰に・何を・どのようにサジェスチョンするかや、各接客の注意点をリーダーを中心に全員と共有する時間を設けた。
この際、キャストの意識や接客の状態を一人一人との対話を通して頻繁に確認した。
その結果、肉とワイン共に継続的に1位を取ることができるようになった。

例文②アルバイト(カフェ)

チェーン系カフェのアルバイトで全国109店舗中、新商品注文率1位を目指した。
私は時間帯責任者や新人教育を務めるセクションリーダーとして、遅刻や無断欠勤が多発していた状況を問題視していた。
その根本的な原因を見つけるため、メンバーと対話をした結果、仕事に責任感とやりがいを感じる出来事がなく、意欲の低下が起きているという問題を発見した。
そこで、全員を巻き込んだ目標を掲げ一丸となり行動することで解決できると考え、新商品注文率1位を目標に定めて、施策を2点行った。
1点目に注文数に自然と意識を持つ環境を作るため、グループラインで目標注文数と実際の注文数の報告を毎日してもらった。
2点目に目標に取り組み易くするため、メンバーの得意・不得意を把握した上で、新商品のお勧め方法を難易度別にまとめて共有した。
結果、新商品注文率1位を獲得し、メンバーから「次回も1位に挑戦したい」と意欲的な発言をもらうことが出来た。

【ガクチカで長く続けたアルバイトのエピソードはあり?】アルバイト経験のガクチカを書く際の注意点

ガクチカでアルバイト経験を書く際には注意するべき点がいくつかあります。

どれだけ内容が充実していて、印象的で分かりやすいガクチカであっても、これらの注意点を理解しておかなければ、マイナスな評価を受けてしまうかもしれません。

以下の注意点を押さえ、そのリスクを減らすよう心がけましょう。

長期間続けた経験を選ぶ

ガクチカでアルバイト経験を用いる際は、できるだけ長期間続けた経験を選ぶようにしましょう。

そもそもガクチカとは、学生時代に最も力を入れたことです。

それが、2.3か月の経験では、「一つのことを長く続けられず、エピソード自体の説得力や信憑性も低い」と評価されかねません。

そして、20年以上生きてきた人生の中のたった2.3か月の経験はあなたの人柄や価値観にそれほど大きな影響を与えているはずはありません。

そして、その短期間の経験で、あなたの人間性全てが表れていることもまずありえません。

よって、できるだけ長期間務めたアルバイト経験をアピールするようにしましょう。

アルバイト先の企業名を書かない

ガクチカでアルバイト経験を用いる際には、アルバイト先の企業名を書かないようにしましょう。

なぜなら、企業では内部の情報を口外してはいけないという守秘義務があり、アルバイト先の企業名や内部の情報を述べることが守秘義務に反している可能性があるからです。

もちろん、必ずそれが守秘義務に反するとは限りませんし、アルバイト先によってその決まりは様々です。

しかし、選考でむやみやたらに企業名を述べていると、入社後や退職後などに社内情報を漏洩するリスクの高い人なのではないかという不安を企業側は抱いてしまうかもしれません。

よって、アルバイト先の企業名を述べるのはできる限り避け、「焼肉屋」や「カフェ」などと伝えるようにしましょう。

専門用語は避ける

ガクチカでアルバイト経験を書く際は、専門用語を避けるようにしましょう。

自分では常識だと思って使っている言葉でも、採用担当者にとっては全く知らないことかもしれません。

例えば、飲食店で代表的な「バッシング」や「ラウンド」といった言葉以外にも、「サジェスチョン」という言葉も英語ではありますが前置きの言葉がなく急に使われたら、困惑してしまう可能性があります。

よって、常に客観的な視点を大切にして、分かりづらい言葉は全て誰もが分かる言葉に言い換えたり、言葉の前に説明のための一言を入れるようにしましょう。

相談には就活エージェントがおすすめ

アルバイト経験をガクチカとして書くのに悩んだら、就活エージェントを利用するのがおすすめです。

一人一人に合わせた手厚い対策を熱心に行ってくれ、的確なアドバイスをしてくれます。

その他にも、就活エージェントを利用すれば、ネットには載っていないような情報も手に入れることが可能です。

また、自己分析や企業分析などだけではなく、面接の模擬練習なども行ってくれるため、就活に行き詰まったり、効率よく対策を進めたい方は就活エージェントを利用するのがおすすめです。

まとめ

本記事では、ガクチカでアルバイト経験を書く際のポイントや文章構成、例文、注意点などを解説してきました。

大切なのは結果ではなく、過程の内容であり、どんなアルバイト経験であっても、伝え方を工夫すれば高い評価を得ることはできます。

よって、ここで紹介したことを参考にぜひ一度アルバイト経験を用いたガクチカを書いてみてください。

そして、添削、改善を繰り返しながらブラッシュアップしていくことで、経験のポテンシャルが最大限に発揮されたガクチカを作り上げることができます。

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