- エントリーシート(ES)ですぐ使える項目別テンプレート
- 自己PR・ガクチカ・志望動機・趣味特技・学業の書き方
- エントリーシートの基本項目と全体の構成
- 企業指定のESがない場合の作り方
- Word・Excel・PDF・手書きの使い分け
- テンプレートを使う際の注意点とNG例
- 提出前に確認したいチェックポイント
- 初めてエントリーシートを書く人
- ESのテンプレートをすぐ使いたい人
- 自己PR・ガクチカ・志望動機の書き方がわからない人
- 企業から自由形式のES提出を求められた人
- Word・Excel・PDFのどれで作ればよいか迷っている人
就職活動では、企業からエントリーシート(ES)の提出を求められることがあります。
しかし、初めて作成する場合は「どんな項目を書けばいい?」「テンプレートはそのまま使っていい?」「企業指定の用紙がない場合はどうする?」と迷う人も多いでしょう。
エントリーシートは、企業指定のフォーマットがある場合はその形式を優先し、指定がない場合は一般的な項目と文章構成を参考に作成するのが基本です。
この記事では、自己PR・ガクチカ・志望動機などのコピペして穴埋めできる文章テンプレートに加えて、ESの基本項目、ファイル形式、入手方法、書き方、例文、NG例までまとめて解説します。
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目次[目次を全て表示する]
【コピペOK】エントリーシート(ES)のテンプレート5選
まずは、ESで頻出する項目のテンプレートを紹介します。
そのまま提出するのではなく、【】の部分を自分の経験や企業情報に置き換えて使ってください。
企業から設問や文字数、提出形式が指定されている場合は、必ず企業の指示を優先してください。テンプレートは文章の型を作るための補助として使いましょう。
自己PRのテンプレート
この強みは、【具体的な経験】で発揮されました。
当時、【課題・困っていたこと】がありました。
そこで私は、【考えたこと・判断したこと】から、【具体的な行動】を行いました。
その結果、【成果・周囲の変化】につながりました。
この経験から、【学んだこと・強みの再確認】を得ました。
貴社でもこの強みを活かし、【仕事で貢献したいこと】に取り組みたいと考えています。
自己PRでは、強みを言い切るだけでなく、その強みが本当に発揮されたことを証明する具体的な行動を入れることが重要です。
ガクチカのテンプレート
【背景・目標】を達成するために取り組みましたが、【課題】がありました。
私は原因を【自分なりの分析】だと考え、【具体的な行動】を行いました。
その結果、【成果・変化】につながりました。
この経験から、【学び・身についた姿勢】を得ました。
ガクチカでは「何をしたか」よりも、目標や課題に対してどのように考え、行動したかを具体化しましょう。
志望動機のテンプレート
私は【原体験・過去の経験】を通じて、【大切にしている価値観・興味】を持つようになりました。
その中でも貴社は、【事業・サービス・仕事・方針など企業固有の特徴】に取り組んでいる点に魅力を感じています。
【自分の経験・強み】を活かし、入社後は【取り組みたい仕事・貢献したいこと】を実現したいと考えています。
志望動機は、企業理念への共感だけで終わらず、「なぜその企業なのか」と「自分との接点」が伝わる内容にします。
趣味・特技のテンプレート
【期間】ほど続けており、普段は【具体的にしていること】に取り組んでいます。
特に【こだわり・工夫】を大切にしており、【自分らしさ・身についたこと】につながっています。
趣味・特技では、仕事に直接関係する内容でなくても構いません。具体的な頻度や続けている理由を入れると、人柄が伝わりやすくなります。
学業・ゼミ・研究のテンプレート
【テーマを選んだ理由・目的】から学びを深めています。
取り組む中で【課題】があり、私は【具体的な工夫・調査・改善】を行いました。
その結果、【得られた結果・変化】につながりました。
この経験から、【学んだこと・身についた姿勢】を得ました。
ゼミや研究室に所属していない場合は、授業・レポート・資格勉強・グループワークなどから選んでも問題ありません。
エントリーシートの基本テンプレート|何を書く?
企業によってESの設問は異なりますが、一般的には次のような項目が使われます。
| 項目 | 主な内容 | 書くときのポイント |
|---|---|---|
| 氏名・連絡先 | 氏名、住所、電話番号、メールアドレスなど | 誤記がないよう正確に入力する |
| 学歴 | 学校名、学部・学科、入学・卒業見込みなど | 企業の指示に合わせ、正式名称で書く |
| 資格・免許 | 保有資格、取得年月など | 正式名称と取得時期を確認する |
| 自己PR | 強みと根拠になる経験 | 強み→経験→行動→結果→活かし方で整理 |
| ガクチカ | 学生時代に力を入れた経験 | 目標・課題・行動・結果・学びを具体化 |
| 志望動機 | 企業を志望する理由 | 企業固有の情報と自分の経験を結びつける |
| 学業・ゼミ | 専攻、研究、授業での取り組み | 専門内容だけでなく自分の行動を書く |
| 趣味・特技 | 日常的に続けていること | 具体的な内容や人柄が伝わる一言を加える |
自由形式のESで使える全体テンプレート
企業から「自由形式で作成してください」と指定された場合は、以下のような項目を参考に組み立てられます。
【氏名】
【大学・学部・学科】
【連絡先】
【資格・スキル】
【自己PR】
強み→具体的な経験→行動→結果→仕事での活かし方
【学生時代に力を入れたこと】
取り組み→目標・課題→自分の行動→結果→学び
【志望動機】
志望理由→きっかけ→企業固有の魅力→入社後に取り組みたいこと
【趣味・特技】
内容→継続期間や頻度→自分らしさ
ただし、自由形式だからといって好きな形式でよいとは限りません。提出方法、用紙サイズ、ファイル形式、ページ数など別途指定がないかを必ず確認しましょう。
【項目別】エントリーシートのテンプレート・例文・書き方
ここからは、主要項目ごとに「文章構成→テンプレート→例文→NG」をまとめて解説します。
自己PR|強みを根拠となる行動で証明する
自己PRは、自分の強みを企業に伝える項目です。
①強み
②強みが表れた経験
③課題
④自分の行動
⑤結果
⑥入社後の活かし方
私の強みは【強み】です。
この強みは【経験】で発揮されました。
当時【課題】があり、私は【考えたこと】から【具体的な行動】を行いました。
その結果【成果・変化】につながりました。
この経験で培った【強み】を、貴社の【仕事・業務】でも活かしたいと考えています。
私の強みは、相手の状況を見ながら改善方法を考えられることです。個別指導塾のアルバイトでは、宿題を出しても取り組めない生徒を担当しました。話を聞くと、問題数が多く始める前から諦めていることが分かりました。そこで、1日ごとの量を少なくし、授業冒頭に達成状況を一緒に確認する方法へ変更しました。その結果、宿題に取り組める日が増え、授業中の質問も増えました。この経験で培った相手の状況を整理して方法を変える力を、貴社でも顧客への提案に活かしたいと考えています。
NG:「私の強みはコミュニケーション力です。誰とでも仲良くできます」のように、根拠となる行動がない文章は避けましょう。
ガクチカ|成果より課題と行動を具体化する
ガクチカは、学生時代に力を入れた経験を通じて、目標への向き合い方や考え方を伝える項目です。
①何に取り組んだか
②目標・課題
③課題の原因をどう考えたか
④具体的な行動
⑤結果・変化
⑥学び
私が学生時代に力を入れたことは【取り組み】です。
【目標】に向けて活動する中で【課題】がありました。
私は原因を【考えた原因】だと考え、【具体的な行動】を行いました。
その結果【成果・変化】につながりました。
この経験から【学び】の大切さを学びました。
私が学生時代に力を入れたことは、カフェのアルバイトです。繁忙時間帯に提供の遅れが増えることが課題でした。私は、スタッフごとに作業の優先順位が異なり、注文状況の共有が十分でないことが原因だと考えました。そこで、注文数が多い商品と待ち時間の長い注文を短く声に出して共有するルールを提案しました。結果として、スタッフ同士が次に行う作業を判断しやすくなり、混雑時でも連携しやすくなりました。この経験から、課題を個人の努力だけで解決せず、チームで共有できる仕組みに変えることの大切さを学びました。
NG:「アルバイトを3年間頑張りました」のように期間だけを伝えたり、「大会で優勝しました」と結果だけを書いたりするのではなく、自分の判断と行動を入れましょう。
志望動機|企業固有の理由と自分の経験をつなげる
志望動機では、「その会社に入りたい」という結論だけではなく、そう考えるようになった背景と企業固有の理由を示します。
①志望理由
②興味を持った原体験・価値観
③なぜその業界・仕事なのか
④なぜその企業なのか
⑤入社後に取り組みたいこと
私が貴社を志望する理由は【実現したいこと】です。
【過去の経験】を通じて【価値観・問題意識】を持つようになりました。
中でも貴社は【企業固有の事業・サービス・取り組み】に強みを持っており、【魅力を感じた理由】から志望しています。
入社後は【自分の経験・強み】を活かし、【挑戦したい仕事・貢献】に取り組みたいです。
私が貴社を志望する理由は、顧客ごとに異なる課題に向き合い、長期的な支援ができる営業を目指したいからです。個別指導塾のアルバイトで、生徒によってつまずく理由が異なり、同じ教え方では成果につながらないことを経験しました。この経験から、相手の状況を理解したうえで提案を変える仕事に魅力を感じています。中でも貴社は、〇〇事業において導入後まで継続して顧客を支援している点に魅力を感じました。入社後は、相手の課題を丁寧に整理する力を活かし、顧客の状況に合った提案を行いたいです。
NG:「理念に共感した」「成長できる環境だと思った」だけでは、他社にも使える志望動機になりやすいため、企業固有の事実を入れましょう。
趣味・特技|一言で終わらず具体性を加える
私の趣味・特技は【内容】です。
【期間・頻度】続けており、【具体的な取り組み方】をしています。
特に【自分なりのこだわり】を大切にしています。
私の趣味は散歩です。週末には行ったことのない駅で降り、2時間ほど歩くことを続けています。観光地だけでなく、商店街や住宅街を見ることが好きで、気になった店や街の特徴をメモしています。知らない場所を自分の足で確かめることが気分転換になっています。
私の特技は料理です。高校生の頃から週に2〜3回家族の夕食を作っています。冷蔵庫にある食材から献立を考え、できるだけ食材を余らせないことを意識しています。限られた条件の中で工夫することを楽しんでいます。
学業・ゼミ|研究内容だけでなく自分の取り組みを書く
私は【授業・ゼミ・研究テーマ】に取り組んでいます。
【テーマを選んだ理由】から学びを深めています。
活動の中で【課題】があり、私は【調査・工夫・改善】を行いました。
その結果【変化・成果】につながりました。
この経験から【学んだこと】を得ました。
私はマーケティングゼミで、地域飲食店の集客について研究しています。アンケートを実施した際、回答者が学生に偏り、幅広い年代の意見を集められないことが課題でした。そこで、オンライン調査に加え、店舗利用者への対面調査を提案しました。その結果、年代別の特徴を比較できるデータが集まり、分析の幅を広げることができました。この経験から、目的に応じて調査方法を見直す重要性を学びました。
エントリーシートのテンプレートはどこで入手する?
「エントリーシートのテンプレート」と検索している人の中には、文章の型だけでなく、ESそのものをどこで入手すればよいか知りたい人もいるでしょう。
ESの入手方法は企業によって異なります。代表的なパターンを確認しておきましょう。
企業の採用マイページからダウンロードする
企業独自のESを用意している場合、エントリー後のマイページからWord・Excel・PDFなどのファイルをダウンロードするケースがあります。
この場合は、自分で別のテンプレートを作らず、企業が用意したファイルを使用するのが基本です。
就活サイト上で入力する
就活サイトやスカウトサービスでは、Web上のフォームへ直接入力し、その内容を複数企業へ提出できる場合があります。
設問や文字数があらかじめ設定されているため、入力前に下書きを作成しておくと修正しやすくなります。
メール・案内ページから受け取る
説明会や選考への予約後に、メールでESファイルや入力ページが案内される場合もあります。
迷惑メールフォルダも確認し、提出期限やファイル名の指定を見落とさないようにしましょう。
説明会・イベントで配布される
企業説明会や選考イベントで紙のESが配布されるケースもあります。
手書き指定の場合は書き直しに備え、可能であれば予備の用紙を確保しておくと安心です。
企業指定がない場合は自分で作成する
「自由形式」「A4で1枚」など、項目の指定だけでフォーマットが用意されていない場合は、自分で作成します。
その際は、氏名・大学名・連絡先などの基本情報と、企業から指定された質問への回答を、読みやすい順番で配置しましょう。
企業指定のテンプレートがない場合の作り方
自由形式のESではデザインに凝ることより、採用担当者が必要な情報を迷わず読めることが大切です。
A4・1〜2ページ程度を目安に情報を整理する
企業からページ数の指定があれば、その指示を優先します。指定がない場合も、情報を詰め込みすぎて文字が極端に小さくならないよう注意しましょう。
見出しを使って項目を明確に分ける
「自己PR」「学生時代に力を入れたこと」「志望動機」のように見出しをつけると、採用担当者が内容を追いやすくなります。
余白と文字サイズを確保する
自由形式では情報量を増やしたくなりますが、文字を小さくしすぎると読みづらくなります。余白を残し、1つの回答を詰め込みすぎないようにしましょう。
装飾より内容を優先する
クリエイティブ職など特別な指示がある場合を除き、一般的な新卒採用のESでは派手な色や複雑なデザインより、内容の分かりやすさを優先します。
Word・Excel・PDF・手書き|ESテンプレートはどれを使う?
企業から形式指定がある場合は、その形式に従います。指定がない場合は、それぞれの特徴を理解して選びましょう。
| 形式 | 向いているケース | 注意点 |
|---|---|---|
| Word | 文章中心のESを自作する場合 | レイアウトが環境によって崩れないか確認する |
| Excel | 企業からセル形式のテンプレートを指定された場合 | セルから文字がはみ出していないか確認する |
| 完成したレイアウトを固定して提出したい場合 | 編集前の元ファイルを残し、変換後に文字化けを確認する | |
| 手書き | 企業から紙・手書きを指定された場合 | 消せるペンは避け、提出前にコピーを残す |
| Webフォーム | 企業マイページや就活サイトへ直接入力する場合 | 送信前に下書きを保存し、文字数を確認する |
指定がなければPDF提出が扱いやすい場合が多い
Wordなどで作成し、完成後にPDFへ変換するとレイアウトを固定しやすくなります。
ただし、企業が「Wordで提出」「Excelファイルのまま提出」と指定している場合は、PDFへ勝手に変更しないようにしましょう。
ファイル名も企業の指示を確認する
「ES_氏名.pdf」「エントリーシート_大学名_氏名.pdf」など、企業からファイル名の指定がある場合はその形式に合わせます。
指定がない場合も、「最終版」「新しいES」「修正版2」のような自分にしか分からない名前より、企業側が識別しやすいファイル名にしましょう。
エントリーシートと履歴書の違い
ESと履歴書には重なる項目もありますが、役割は同じではありません。
| 比較 | エントリーシート | 履歴書 |
|---|---|---|
| 主な目的 | 経験・価値観・志望理由などを伝える | 学歴・資格・連絡先など基本情報を伝える |
| 形式 | 企業ごとに設問が異なる | 比較的共通する項目が多い |
| 主な内容 | 自己PR、ガクチカ、志望動機など | 氏名、住所、学歴、資格など |
| 書き方 | 具体的な経験と考え方を文章で伝える | 事実を正確に記載する |
同じ自己PR欄が両方にある場合でも、企業から文字数や記載方法の指定があるため、それぞれの用紙に合わせて調整しましょう。
ESはPREP法だけで書けばいい?項目ごとに型を変えよう
PREP法は「結論→理由→具体例→結論」で整理する文章構成で、結論を先に伝える考え方はESでも役立ちます。
ただし、自己PR・ガクチカ・志望動機をすべて同じPREP法へ当てはめる必要はありません。
| 項目 | おすすめの構成 |
|---|---|
| 自己PR | 強み→根拠となる経験→課題→行動→結果→活かし方 |
| ガクチカ | 取り組み→目標・課題→思考→行動→結果→学び |
| 志望動機 | 志望理由→原体験・価値観→企業固有の理由→入社後 |
| 学業・ゼミ | テーマ→目的・課題→工夫→結果・学び |
| 趣味・特技 | 内容→頻度・期間→具体的な楽しみ方・こだわり |
設問の意図に合わせて構成を変えることで、テンプレート感の強すぎない文章にしやすくなります。
企業がエントリーシートで見ているポイント
設問に正しく答えているか
まず重要なのは、聞かれた質問に答えることです。
「あなたの強みを教えてください」と聞かれているのに、学生時代の経験の説明だけで終わるなど、質問と回答がずれていないか確認しましょう。
具体的な行動が書かれているか
「頑張った」「工夫した」「周囲を巻き込んだ」といった抽象的な表現だけでは、行動をイメージしにくくなります。
何を調べた、誰に提案した、何を変更したなど、本人が実際に行ったことまで具体化します。
考え方や価値観が伝わるか
同じ経験でも、課題に対して何を重視したか、なぜその方法を選んだかによって人柄は異なります。
結果だけではなく、判断の背景も入れましょう。
企業との接点があるか
特に志望動機では、どの企業にも当てはまる文章になっていないかが重要です。
企業の公式な採用情報、事業内容、仕事内容などを確認し、自分が魅力を感じた点との接点を明確にします。
エントリーシートのテンプレートを使うメリット
何から書けばよいか迷いにくくなる
白紙の状態から文章を作るより、必要な要素が並んだ型を使うことで、どの情報を準備すればよいか分かりやすくなります。
抜け漏れを防ぎやすい
ガクチカなら課題や行動、自己PRなら強みの根拠など、項目ごとに必要な要素を確認できます。
企業ごとの調整がしやすい
文章そのものを使い回すのではなく、構成だけを共通化しておけば、企業ごとにエピソードや志望理由を差し替えやすくなります。
テンプレートをそのまま提出するのはNG|使う際の注意点
文章を丸ごとコピペしない
テンプレートは「何をどの順番で書くか」を考えるための型です。
例文やテンプレートの表現をそのまま使うと、自分の経験や考えが薄くなり、他の応募者と似た文章になりやすくなります。
数字は事実として確認できるものだけ使う
「売上を30%上げた」「50人をまとめた」などの数字は具体性を高めますが、実際に確認できる数字だけを使いましょう。
数字がない場合は、「質問が増えた」「議論が進むようになった」「作業の抜け漏れが減った」など、具体的な変化でも十分です。
企業ごとに志望動機を調整する
自己PRやガクチカの経験は複数企業で使える場合がありますが、志望動機は企業固有の理由が必要です。
企業名だけを入れ替えた文章にならないよう、事業・仕事・社員・制度など、実際に調べて魅力を感じた点を反映しましょう。
文字数は「何割埋めたか」だけで判断しない
指定文字数がある場合、極端に短い回答では情報不足になりやすい一方、無理に文字数を埋めるため同じ内容を繰り返す必要もありません。
まず設問へ十分に答え、具体的な経験や考えが伝わることを優先したうえで、指定範囲に収めましょう。
専門用語・内輪の言葉を説明する
ゼミや部活、アルバイト先だけで通じる略称は、初めて読む採用担当者には伝わりません。
専門用語を使う場合は、短い説明を添えるか、一般的な言葉に言い換えましょう。
エントリーシートのNG例と改善例3選
NG1.自己PRが抽象的
改善ポイント:「コミュニケーションを取った」ではなく、誰に、何を、どのように伝えたのかを具体化します。
NG2.ガクチカが結果だけ
改善ポイント:優勝した事実よりも、どんな課題に対して自分が何をしたのかを書きます。
NG3.志望動機がどの企業にも当てはまる
改善ポイント:企業固有の事実と、自分がそれに魅力を感じる理由を入れます。
テンプレートを使ってESを書く5ステップ
STEP1.企業の設問・文字数・提出形式を確認する
最初に企業からの指示を確認します。テンプレートへ文章を書き始めてから文字数や設問が違うことに気づくと、作り直しが必要になります。
STEP2.文章を書く前に事実を箇条書きする
いきなり完成文を書かず、経験・課題・行動・結果・学びなどを箇条書きで整理します。
・いつ、どこで経験したか
・自分の役割
・目標・課題
・なぜその課題に取り組んだか
・自分が取った行動
・結果や周囲の変化
・そこから学んだこと
STEP3.項目に合うテンプレートへ当てはめる
自己PRなら強み、ガクチカなら課題と行動、志望動機なら企業固有の理由というように、設問に合った型を選びます。
STEP4.自分の言葉へ書き直す
テンプレートの表現が普段の自分とかけ離れていないか確認します。
「多角的な視点で課題の本質を捉えた」など、面接で自然に説明できない表現は、自分が使う言葉へ戻しましょう。
STEP5.企業ごとに調整して提出前チェックをする
企業名、職種、文字数、ファイル形式などを確認します。
過去に別企業へ提出した文章をベースにする場合は、企業名や事業内容が残っていないか特に注意してください。
会員向け|さらに細かく穴埋めしたい場合のテンプレート
基本テンプレートだけでは書き始めにくい場合は、より細かく分解した穴埋め形式を使うと、経験を整理しやすくなります。
自己PR|詳細穴埋めテンプレート
私の強みは【@】です。
私がこの強みを発揮したのは【A】のときです。
当時、私は【B】で【C】の活動をしていました。
その中で【D】という課題があり、【E】する必要がありました。
そこで、私は【F】と考え、【G】を行いました。
その結果【H】という変化が生まれました。
貴社ではこの強みを【I】に活かしたいと考えています。
志望動機|詳細穴埋めテンプレート
私が貴社を志望する理由は【@】です。
【A】の経験から、私は【B】を大切にするようになりました。
そのため【C】業界を志望しており、中でも貴社の【D】に魅力を感じています。
特に【E】という点が、自分の【F】という経験・価値観と一致しています。
入社後は【G】の仕事に携わり、【H】を実現したいと考えています。
AIでESテンプレートを使う場合の注意点
生成AIを使ってESの構成を整理したり、誤字脱字を確認したりすることもできます。
ただし、AIへ「自己PRを作って」とだけ依頼すると、本人の経験にない実績や、誰にでも当てはまる表現が混ざる可能性があります。
自分の事実を先に入力する
AIを使う場合も、経験・役割・課題・行動・結果など、本人しか知らない事実を先に整理しましょう。
企業情報は公式情報で確認する
企業の事業内容や制度など、変わる可能性のある情報はAIの回答だけで判断せず、企業の採用サイトや公式情報で確認します。
最終文は面接で説明できる内容にする
AIで整えた文章でも、「なぜその行動をしたのか」「数字の根拠は何か」を自分で説明できなければ、本人のESとして説得力が弱くなります。
エントリーシート提出前の最終チェックリスト
- 企業指定のテンプレート・形式を使っている
- 設問の内容に正しく答えている
- 指定文字数・ページ数を守っている
- 企業名・部署名・商品名などの表記が正しい
- 「貴社」ではなく、書き言葉の「貴社」を使っている
- 経験・数字・役割は事実に基づいている
- 自分が取った行動が具体的に書かれている
- 専門用語・略語に説明がある
- 志望動機にその企業固有の理由がある
- 誤字脱字・変換ミスがない
- ファイル名の指定を守っている
- PDF化した場合に文字化けやレイアウト崩れがない
- 面接でESの内容を自分の言葉で説明できる
エントリーシートのテンプレートに関するよくある質問
企業指定のESがある場合、市販・Webのテンプレートを使ってもいい?
企業指定のESがある場合は、そのフォーマットを使いましょう。Web上のテンプレートは文章構成を考える参考として利用し、提出ファイル自体は企業の指定に従ってください。
企業指定のテンプレートがない場合はどうすればいい?
自由形式と案内されている場合は、企業が指定した設問を中心にWordなどで作成できます。用紙サイズ・ページ数・ファイル形式など別の指定がないかも確認してください。
エントリーシートはWord・Excel・PDFのどれがいい?
企業指定が最優先です。指定がない場合はWordなどで作成し、レイアウトを固定したい場合にPDF化する方法があります。Excelの指定ファイルが配布されている場合は、セルやレイアウトを勝手に変更しないようにしましょう。
テンプレートの文章をそのままコピペしてもいい?
おすすめしません。テンプレートは構成を作るための型として使い、経験・数字・考え方・企業情報は自分の内容へ置き換えましょう。
自己PRとガクチカは同じエピソードでもいい?
同じ経験を使うことはできます。ただし、自己PRでは「強み」、ガクチカでは「目標や課題への取り組み方」を中心にするなど、設問に合わせて焦点を変えるのがおすすめです。
ESに職歴欄がある場合、アルバイトは書く?
企業の記入指示を確認してください。一般的な新卒採用の履歴書・ESでは、正社員としての職歴を想定している場合もあるため、アルバイト経験は自己PRやガクチカなどの経験欄で説明する方法があります。
賞罰欄はどうすればいい?
企業側に記入ルールがある場合は、その指示に従ってください。何を記載すべきか判断に迷う場合は、大学のキャリアセンターや企業の採用窓口に確認するのが安全です。
文字数は何割くらい書けばいい?
「必ず何割」と一律に決めるより、設問へ十分に答えられているかを優先しましょう。極端に短く情報が不足していないか、反対に同じ内容を繰り返していないかを確認し、指定文字数の範囲内で具体性を確保します。
手書きとPC作成はどちらが有利?
企業から指定がある場合は従います。指定がない場合に、手書きだから有利、PCだから不利と一律に考える必要はありません。読みやすさと正確さを優先し、提出方法に合った形式を選びましょう。
テンプレートを使うと他の学生と似たESにならない?
構成が似ること自体より、内容が借り物になることに注意が必要です。同じ型でも、本人の具体的な経験、判断理由、数字、周囲の反応、企業への志望理由が入れば文章の中身は変わります。
まとめ|エントリーシートのテンプレートは「型」として使おう
エントリーシートのテンプレートを使うと、何から書けばよいか整理しやすくなり、自己PR・ガクチカ・志望動機などの必要な要素を確認できます。
一方で、テンプレートの文章をそのまま提出すると、自分の経験や考え方が伝わりにくくなります。
「テンプレートで構成を作る→自分の事実を入れる→企業ごとに調整する→提出前に確認する」という流れで使うことが大切です。
企業指定のフォーマットがある場合は必ずその形式を優先し、自由形式の場合はこの記事の全体テンプレートや項目別テンプレートを参考に、自分の経験が具体的に伝わるESへ仕上げてください。