エントリーシートの自由記入欄でESを差別化しよう!例文やポイントも解説!

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柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること  
  • エントリーシートの自由記入欄について
  • 自由記入欄におすすめの内容
  • 自由記入欄を書く手順
この記事をおすすめしたい人  
  • エントリーシートの自由記入欄について知りたい人
  • 自由記入欄を書く手順を知りたい人
  • エントリーシートの自由記入欄に不安がある人

エントリーシートは、就職活動の行方を左右する非常に重要な応募書類です。

企業によっては、そのエントリーシートに、自由記入欄を設けている場合があります。

「自由」であるがゆえ、何を書けば良いのか悩む人も多いでしょう。

ここでは自由記入欄の攻略法を解説します。

目次目次を全て表示する

【エントリーシートの自由記入欄】エントリーシートの自由記入欄とは

エントリーシートは、企業が選考に使うための資料として、さまざまな項目を設けて応募者に記入を求める書類です。

そのエントリーシートの最後に、自由記入欄を設けている企業もあります。

「自由」に記入して構わない項目であるため、自分自身をアピールするには格好の場所ですが、自由であるがゆえに何を書くべきか頭を悩ませてしまう人も多いでしょう。

一方、学生時代に何に力を入れてきたかを問う、いわゆる「ガクチカ」や、志望動機、自己PRなど、どの企業にも共通して設けられている一般的な項目については、答え方もある程度パターン化しているため対策はしやすいですが、他の応募者との差別化は難しくなっています。

つまり、魅力的なエントリーシートを作成するためには、自由記入欄をいかに攻略するかにかかっているといっても過言ではありません。

【エントリーシートの自由記入欄】エントリーシートの自由記入欄の出題パターン

自由記入欄には、文字どおり自由に記入できるスペースが設けられているだけの場合と、何かしらのテーマが与えられ、それに対して自由に記入する場合との2つのパターンがあります。

それぞれのパターンについて解説しましょう。

テーマに対して自由に答える

テーマを与えられるパターンでは、テーマといっても「自分を自由に表現してください」など、自己PR的なものを求められることも多く、この場合には自分自身をいかに魅力的に表現できるかに尽きます。

一方、新規事業のアイデアや提示された問題に対する意見など、正解のないテーマを与えられ、それについて自由な意見を求められることもあります。

この場合には、個性が出やすく、内容次第では、良くも悪くも企業側の評価を大きく左右する可能性があるため、企業理解を深めたうえで、企業の意図に沿った回答を心掛ける必要があるでしょう。

フリースペースに自由記入する

何も指定がなく、フリースペースが設けられており「自由に記入してください」と文言があるだけの場合もあります。

何を書いても良いので、個性や本音が出やすいのが特徴です。

自分自身をより効果的にアピールできそうな、自分が得意な方法で作成できれば良いのですが、ひとりよがりにならないよう注意しましょう。

社風や企業理念などを把握し、その企業でどのような内容が高く評価されそうであるかを研究しておく必要があるでしょう。

【エントリーシートの自由記入欄】自由記入欄で企業は何を評価している?

自由記入欄を攻略するには、企業がそれにより応募者の何を評価しようとしているのか、その意図を理解する必要があります。

以下に、自由記入欄から企業が見ているポイントを挙げましたので、これらが伝わるような自由記入欄に仕上げましょう。

熱意や志望度

自由記入欄は、何を書いても自由であるがゆえに、記入する題材を考えなければなりません。

志望度の高い企業の自由記入欄は、おのずと力が入り、その熱量は完成度に表れます。

それだけに、企業にとって自由記入欄は、他の項目より自社に対する熱意を感じられる項目と言えるでしょう。

他の応募者との比較もされやすいので、手を抜いた印象にならないように注意する必要があります。

何を書いたら良いか思い付かないという理由で、結果的に薄い内容になってしまわないように注意しましょう。

自社にマッチしているか

企業の選考は、自社にマッチした適切な人材を確保するために行われます。

自由記入欄は、そこから感じ取れる個性が、その企業の社風や企業風土にマッチしているかどうかが重要視されます。

就職活動では、どんなに優秀さをアピールしても、その企業で働くことがミスマッチであると判断されれば早期離職に繋がると判断されるため、採用に至ることはありません。

優秀であるにこしたことはありませんが、それ以前に、その企業にマッチして長く貢献できることをアピールすることが大切なのです。

個性や人柄を知りたい

書ける内容の自由度が高いということは、通常の質問のテンプレートに囚われない学生自身の自由な発想に触れられるということです。

そのため、自由記入欄からは学生の個性や人柄を読み取ろうとする担当者が多くいます。

自由度が高いところにその人が何を記すのかを見て、その人がどのような人物なのかを知ろうとしているのです。

そして、自由記入欄に書かれた内容やその書き方をもとに分析した学生の個性が自社の雰囲気に合うのかを見ています。

雰囲気に合わない学生は入社しても周りと反りが合わずに業務に支障をきたしたり、早期離職したりといったリスクが高いため避けられる傾向にあるのです。

従って、自由記入欄といえども何でも好きなように書いて良いわけではありません。

能力を知りたい

企業は、学生が自社で発揮できるような能力を持っているかを知りたいと考えています。

選考書類に記入された内容をもとに、学生がどのような能力を持ち、どのようなスキルを培ってきたのかを見たいのです。

内容を精査せずに企業が求める能力と違うことをアピールすると、担当者に刺さらない可能性があります。

また、周囲の学生と同じようなことを書くと独自の能力があるようには見えません。

そのため、相対的に評価が下がるのです。

従って、自由記入欄を書く場合は自分が持っている能力が企業の求める能力と合致しているかをよく考え、記入の仕方を工夫してほかの学生と差別化することが重要となります。

自分の能力を効果的にアピールするために、何を書いたら良いのかしっかり考えましょう。

【エントリーシートの自由記入欄】評価が高い自由記入欄の特徴  

では、どのように自由記入欄が作成できれば企業の高評価を得られるのでしょうか。

自由記入欄で企業から高く評価される自由記入欄には以下の特徴があります。

つまり、以下のポイントを満たした自由記入欄を作成することで、内定に一歩近づけるでしょう。

1.企業研究が行われている

企業側では、選考を通して自社とミスマッチのない学生を採用しようとしています。

そのため、学生が十分に自社を理解したうえで志望していることが感じられれば、安心して選考を通せるのです。

また、企業研究をしっかりと行うと、その企業の求めている人物像が把握できます。

自由記入欄を通して自分がその人物像に近いことをアピールできると高評価が得られます。

就職活動は、一連の選考を通して自分が志望企業の求める人物像であることをアピールする活動であると言えるでしょう。

2.わかりやすいように工夫がされている

自分では全力でアピールしたつもりでも、企業側に伝わらないのでは意味がありません。

反対に、わかりやすく読ませる工夫がされていると評価は高くなります。

表現力やプレゼンテーション力もアピールするつもりで、内容をわかりやすく伝えるための工夫をしてみましょう。

例えば、色付きのタイトルや見出しで視覚的に読みやすくする工夫や、数字のデータをグラフや図を用いて説明してみる、イラストや写真を入れるなど、自由記入欄ならではの表現方法を考えてみましょう。

【エントリーシートの自由記入欄】おすすめの内容

続いて、エントリーシートの自由記入欄を埋めるのにおすすめな題材をご紹介します。

自由記入欄といえども、ある程度「この人材は自社にとって役に立つ」と思わせる内容にしておく必要があるでしょう。

そのため、企業に関わることや自分がどのような人間か知ってもらうための内容にするのがおすすめです。

「何を書いても自由」な欄だからこそ、どのようなことを書き、どう表現するかは綿密に計算しなければなりません。

どのような題材なら興味を持てそうか、詳しくチェックして検討してみましょう。

企業に対するビジネスアイディア

何でも自由に書いて良い欄がある場合は、企業に対する事業のアイディアなどを書いてみるのがおすすめです。

志望する企業に対して入念な企業研究を重ねたうえで、実用性のあるアイディアを提案してみましょう。

こうした内容はその企業について深く理解し、現状の課題や今後の展望を知っていなければ書けないため、「貴社についてしっかりリサーチをしました」というアピールにもなります。

逆にいえば、その企業が手がけていない分野やあまり重視していない事業、あるいは実現性の低いプランを提案してもあまり意味がありません。

その企業についてしっかり調べたからこそいえる自分ならではのビジネスアイディアをまとめ、わかりやすい形で記入しましょう。

入社後についての内容

入社後の展望について、志望動機やそのほかの項目で触れた以上の熱意がある場合は自由記入欄に書くのもおすすめです。

志望する企業への入社後に関わりたい事業や、新人としての初年度の目標など入社後に関わることを記載しましょう。

この題材で書く際は、その企業でどのような事業をおこなっているのか、どのような仕事をしてどういったキャリアプランを描けるのか、といった企業研究の結果と、自分の興味のある分野、将来設計、やりたいことなどを把握するための自己分析が必要になります。

これらを盛り込んで入社後の展望を具体的に説明できれば、その企業に対する入社意欲が高いこと、仕事への熱意が大きいことをアピールできるでしょう。

企業研究と自己分析を両立させ、何を書くのか決めることが大切です。

自分自身に関する内容

とくに企業について書くことが思いつかない、具体的な提案はできないという場合は、自分の魅力について書いてみるのも良いでしょう。

自分の性格や過去の経験などを記載して、自分の良いところをもっと理解してもらえるようにするのがおすすめです。

ただし、志望動機やガクチカ、強みや長所など、エントリーシートの別の項目で書いたこととあまり内容を被らせないようにしましょう。

何度も同じことを書いてしまうと、引き出しが少なく人として厚みのない人物だと判断されてしまう可能性があります。

かといってほかの項目と整合性が取れず、矛盾したことを書くと今度はエントリーシートの信ぴょう性が下がってしまいます。

そのため、しっかり自己分析をし、方向性を統一して自由記入欄を埋めましょう。

【エントリーシートの自由記入欄】書くための手順

続いて、自由記入欄に文章を書くための手順について見ていきましょう。

記載内容を充実させるためには、企業研究や自己分析を入念におこない、何を記入するのかを決めなければなりません。

軸をしっかり決めずに書き始めてしまうと、最終的に何を伝えたいのかがわからなくなってしまう可能性があります。

また、エントリーシートに実際の文章を書く場合は、まず下書きから始める必要があるでしょう。

下書きを作成したら内容を推敲して完成度を高め、清書して提出します。

企業研究をおこなう

自由記入欄を書くためにまず必要なのは、志望する企業に対する企業研究です。

その企業がどのような分野を手がけているのか、社是や社訓は何か、社風はどうなっているのか、どのような人材を求めているのかを知っていなければ、刺さる内容は書けません

そこで、入念に企業研究をおこなってどのような内容が企業に刺さるのかを把握しましょう。

企業研究をおこなう際は、ホームページや企業パンフレットで社外向けに公開されている情報を集める、企業の詳しい情報や近年の動向が記載された本を活用する、イベントに参加して企業に努めている方と接触する、OBOG訪問でより詳しい話を聞くなどの方法があります。

集めた情報はノートなどにまとめ、題材を決める時に見返せるようにしておきましょう。

自己分析をおこなう

次いで、自由記入欄を書くためには自己分析も重要です。

しっかり自分について深掘りをおこない、どのような性質があるのか、何が得意なのか、興味があることは何なのかを知っておかないと、エントリーシートのほかの項目と似たようなことしか書けず、アピールに説得力を持たせられない可能性があります。

そのため、すでに自己分析を済ませた場合であっても再度自己分析をおこない、アピールできそうなことはないか探してみましょう。

自己分析を何度かやり直すと、最初は見つからなかった新しい側面が見つかる可能性があります。

過去の経験をもとに自分の内面について徹底的に分析し、ほかの学生とは違う個性は何か探してみるのがおすすめです。

自由記入欄に記載することを決める

上記の内容を踏まえて、自由記入欄に記載することのテーマ、題材を決めましょう。

企業研究や自己分析を通してアピールしたいことがたくさんできたかもしれませんが、それらをすべて盛り込んでしまうとかえって大事なことが伝わりにくくなってしまいます。

本当に重要なことを伝えるためにも、テーマや経験は絞って一点狙いにするほうが効果的です。

企業に主眼を置くのか、自分と企業の関わりを重視するのか、自分のさまざまな側面について知ってもらうのか、アピールに使えそうな情報からとくに効果のありそうなものを選んで内容を形にしましょう。

自由記入欄の中でどのような表現方法を用いるのかについての大枠も、テーマと一緒に決めておくとより仕上がりが良くなります。

下書きを作成する

続いて、事前に決めたテーマをもとに自由記入欄に下書きを書いていきましょう。

最初から消えないボールペンなどで書いてしまうと、失敗した場合に取り返しがつかないうえ十分な推敲ができません。

そのため、まずは鉛筆など簡単に消せる筆記用具を用いて下書きをおこない、内容を精査してから清書しましょう。

清書の際は、こすって消えるボールペンなどは使用せずどのような状況でもインクの色が残る筆記用具を使用してください。

また、下書きを作成する過程で、より内容がわかりやすくなるよう補足となるイラストを付け加えたり、あとから下線や囲いをつけてみるなど色使いにも工夫しながらエントリーシートを作成していきましょう。

最後に下書きを消す際、インクが乾かないまま消しゴムで消してしまうと紙が汚れて台無しになるため気をつける必要があります。

【エントリーシートの自由記入欄】差別化するためのポイント

次に、自由記入欄への記載をほかの学生と差別化するためのポイントについて見ていきましょう。

自由記入欄は、エントリーシートのほかの項目よりも独自性を強く求められます。

そのため、なるべく見やすく、わかりやすく体裁を整える形で工夫を凝らす必要があるのです。

個性を出そうとしすぎてゴチャゴチャになってしまうのは本末転倒であるため、添えるイラストや色使いなど、細かな部分で自分らしさを主張していくと良いでしょう。

いくつかチャレンジしやすい工夫をご紹介します。

タイトルをつける

自由記入欄を差別化したい場合は、まず記載内容全体のタイトルをつけるのがおすすめです。

タイトルをつけることで何について書いたのかを端的に伝え、自分の印象を直感的に理解してもらえます。

本文より大きめに書く、枠で囲って目立たせるなど、それが一目で「タイトルだ」とわかるようなレイアウトにするとより効果的です。

また、自由記入欄の内容がいくつかのパートに分かれている場合は、要約した内容をサブタイトルとして挟む形式を取ると見やすくなる場合もあります。

ただし、やりすぎると内容が細切れになってしまいかえって見にくくなるため注意が必要です。

「○○社の成長に寄与する△△戦略」「私の将来設計」「○○という強み」など、端的でキャッチーなタイトルで目を惹きましょう。

あえて余白を作る

自由記入欄を書く際は、なるべく余白を入れるのがおすすめです。

タイトルと本文の間、段落の区切りなど、適宜スペースを空けると良いでしょう。

ギチギチに文字を詰め込まず、あえて余白を設けることで全体が見やすくなり、話の区切りなどもわかりやすくなります。

余白がある中でひと塊になっている文章があれば、そこには関連性のある話題がまとまっているはずと直感的に判断するためです。

逆に、書きたいことがたくさんあるからと文字を詰め込んで枠内を真っ黒にしてしまうと読み手に圧迫感を与え、情報を拾いにくくなります。

余白を空けて見やすいレイアウトにするためにも、書き込む情報は精査して絞るようにしましょう。

場合によっては箇条書きを活用するのもおすすめです。

イラストを入れる

エントリーシートのほかの項目とは異なり、自由記入欄にはイラストを入れて良い場合があります。

禁止されていないのであれば、内容と関連のあるイラストを描いて個性を出すチャンスです。

選考書類といえども、文字ばかりでは読み手も視覚的に退屈してしまいます。

そこで、内容の補足になるようなイラストを付け足すと文章の理解に役立つのです。

ただし、文章にまったく関係のないイラストを描いたり、権利上問題のあるキャラクターを用いたり、倫理や公序良俗に反するイラストを用いるのは止めましょう。

マナーさえ守っていればイラスト自体のレベルはあまり関係がないため、凝りすぎない程度にイラストを描いて読み手の理解の助けとするのがおすすめです。

写真を入れる

イラスト同様、視覚的に理解を助けるのが写真です。

過去のエピソードなどについて、わかりやすい写真があるならば使用してみましょう。

写真を入れることで、文字では伝わりにくい、説明しにくいようなことでも伝わりやすくなります。

物品の量感や、エピソードの舞台となった場所など、読み手により当時のことをイメージしてもらいやすくなるような写真を選定して貼るのがおすすめです。

ただし、イラスト同様常識の範囲内でモラルや公序良俗に反さない写真を選ぶ必要があります。

手書きのエントリーシートの場合は写真を印刷して貼り付ける必要がありますが、ワープロソフトで作成しているのであればそのままパソコン上で処理できスマートです。

作成媒体によってイラストと写真を使い分けても良いでしょう。

色を工夫する

イラストは苦手、貼り付けられる写真もない、といった場合は文章全体の色を工夫するのもおすすめです。

枠内がすべて白黒で構成されていると、せっかくの自由記入欄なのにつまらない人だと思われたり、文意が伝わりにくいこともあります。

そこで、重要な部分に下線を引く、文字の色を変える、枠で囲ってみるなど、色を効果的に用いると良いでしょう。

とはいえ、あまりにいろいろな部分を強調しすぎると結局どこが重要なのかわからなくなってしまうため注意が必要です。

また、色数を増やしすぎるとまとまりがなくチカチカしてしまう場合もあるため、伝えたいイメージに合わせてテーマカラーを決めるなど色を乱用しすぎないように気をつけましょう。

最大でも3色程度に留めるのがおすすめです。

伝えたいことが簡潔に伝えられているか

完成した自由記入欄を読んで、自分の伝えたいことが伝わる内容になっているかに注目して、改めて確認してみましょう。

自由記入欄は、自由に記入して良いとはいえ、他の項目と重複した話を書かないのが基本です。

他の項目に記入した内容と同じことが書かれていないかにも注意して確認してみましょう。

エントリーシート全体を通して読んでみた際に、伝えたい自分像がイメージできる内容になっているでしょうか。

伝わりにくい箇所があれば、わかりやすく伝わる工夫を施してみることも必要です。

話の軸がぶれていないか

自由記入欄に書いた内容が、エントリーシートの他の項目に記入した内容と一貫性がないものになってしまっていないか注意してみましょう。

自由記入欄に何を書くべきか悩んで苦戦して作成した場合は、全体の印象に構わず自由記入欄の作成だけに集中してしまうことが多く、話の軸がぶれてしまいがちなのでとくに注意が必要です。

エントリーシートは一通り全体を通して確認し、長所や短所、自己PRなどでイメージする人物像と自由記入欄からイメージできる人物像がチグハグな印象を与えないかチェックしましょう。

誤字脱字がないか

せっかく魅力的に仕上げたはずのエントリーシートも、誤字脱字があるだけで台無しになってしまうこともあるので注意が必要です。

どんなに素晴らしい自由記入欄に仕上げたとしても、誤字や脱字があることで途端に稚拙な印象になってしまいます。

また、誤字脱字があると、不注意な人物と思われ、志望する業種や業界によっては致命傷になる場合もあります。

適当に仕上げたような印象にもなり、熱意や志望度も疑問視されてしまうでしょう。

誤字脱字がないかは、厳重にチェックしておきたい部分です。

【エントリーシートの自由記入欄】注意点を解説

続いて、自由記入欄に文章を書く際の注意点について解説します。

自由記入欄は、概ね何を書いても良い枠ではあるものの完全に好き勝手して良いわけではありません。

企業によってはルールを設けている場合もあり、それは個性の主張よりも重んじる必要があります。

あくまでも、エントリーシートという企業に提出する「選考書類」の一部分であることを忘れないようにしましょう。

自由記入欄にまつわるそれぞれの注意点について、詳しくご紹介します。

自由記入でも必ず記入する

エントリーシートに自由記入欄が設けられている場合、任意で書く枠ならばとスルーして空白のまま提出する人が稀にいます。

しかし、これは貴重な機会を潰して自分の評価を下げるような行為です。

自由記入欄が空欄だと、仕事への熱意や企業への志望度が低いとみなされます。

用意された枠を空白にしたまま提出するのは、自分の深掘りにつなげるような貴重なアピールの機会を捨てる行為です。

使えるものをフル活用しないのであれば、さほど志望度が高くないと思われるのも無理はありません。

そうでなくとも志望動機やガクチカなどの項目に書ける内容は限られています。

自由記入欄はフル活用して、採用担当者に対し自分の個性や人柄を魅力的に見せましょう。

記入ルールを守る

いかに自由記入欄といえども、企業が設けたルールがある場合はそちらに従わなければなりません。

「文章中にイラストは入れない」といった書式の指定や、300字、400字、はたまた800字などの文字数制限といった企業独自のルールが設けられているケースは少なくありません。

最初に書き方の指定があるのであれば、必ずそれに従うようにしましょう。

これを破って好き勝手に書くと、「ルールを守れない人物」「集団の和を乱す人物」「自社には合わない」などと判断される可能性が高いです。

その結果、選考から漏れては本末転倒ですので、ルールの範囲内でのアピールに努めましょう。

自由記入欄とはいえ題材が指定されている場合もあるため、その場合もしっかり従う必要があります。

自己PRなどのコピペは避ける

自由記入欄に書く内容に悩んでも、エントリーシートにすでに書いたほかの項目のコピーにならないよう注意が必要です。

中には自己PRなどの内容を丸々コピペする人もいますが、これは避けるべきでしょう。

ほかの項目と同じ内容をそのまま書いてしまうと、先述の通りアピールできる引き出しが少ない、魅力が少ない人物として評価が下がってしまいます。

内容がほかの項目と被らないように、事前にいくつか書ける内容を準備しておきましょう。

そのためには、自己分析をやり直してもっと自分について深掘りする必要があります。

自分1人では思いつかないのであれば、他者の手を借りて他己分析してもらうのもおすすめです。

また、似た性質を別の表現に言い換えてエピソードも切り替えることで、別のアプローチができる場合もあります

わかりやすさを重視

自由記入欄は、企業の採用担当者に向けて提出する文章です。

そのため、とにかくわかりやすいことを最優先に文章を書く必要があります。

自分は知っていることや、常識だと思っていることであっても、万人にとってそうとは限りません。

とくに、自分のエピソードを語る時などにその傾向が顕著です。

専門用語を使ったり、背景や前提条件を省いてしまうとその分野や経験に詳しくない人には伝わりにくい場合があります。

企業が手がけている事業であっても、部署が異なればあまり専門的な内容まではわからないケースも少なくありません。

なるべく専門用語は避けるなど、誰が読んでも理解できるような内容を心がけましょう。

他者から見てわかりにくい部分がないか、身の回りの人にチェックしてもらうのもおすすめです。

ネガティブな印象にならないようにする

自由記入欄を書く際は、内容がネガティブなものにならないよう気をつけなければなりません。

企業の課題に対する解決策や、何かしらのエピソードを盛り込もうとすると「立ちはだかる壁」「困難なこと」などある程度ネガティブな要素にも触れなければならない場合があります。

しかし、課題を挙げるだけ挙げて具体的な解決策やビジネスアイディアを提案しないままネガティブな印象で終わらせてしまうと、自分自身の人柄に対して「マイナス思考」「屁理屈家」などネガティブな印象を持たれ続けてしまうこともあるのです。

また、課題どころか無意識に企業への批判に終始する場合もあり、単純に「失礼な人物」と思われる可能性もあります。

全体を通してポジティブな印象になるよう、構成に工夫が必要です。

完璧主義になりすぎない

自由記入欄の注意点は、完璧主義になりすぎないことです。

制約がほとんどない場合、自由記入欄はこだわろうと思えばどこまででもこだわれてしまいます。

しかし、社会人が作成するような資料を作り慣れているわけでもなく、初めから完成度の高いものは作成できない場合がほとんどです。

とくに、完璧主義な人ほどなかなか自由に書くことができず、下書きを書き上げるまでに時間がかかってしまい結局期限ギリギリに完成度の低いものを提出することになります。

そのため、まずはとりあえず全体を書いてみる、という部分を意識して筆を進めてみましょう。

ある程度大枠が決まれば、期限までにどこを最適化したら良いのか道筋が見えてきます。

また、イラストをつける際もこだわりすぎないよう注意しましょう。

【エントリーシートの自由記入欄】自由記入欄に書くおすすめのエピソード 

テーマも与えられず、全くのフリースペースの自由記入欄では、何を書くべきか思い付かない人も多いでしょう。

以下におすすめのエピソードを挙げてみましたので、参考にしてみてください。

いずれにせよ企業研究をしっかり行ったうえで、志望企業に合ったエピソードを選ぶことが重要です。

長所・短所

自由記入欄は、エントリーシートの中でも、とりわけ応募者の個性を見るために設けられます。

そのため長所や短所などをテーマとして書き、自分自身の人間性を表現するのに使うと良いでしょう。

その際は、企業研究をしっかり行い、企業の求める人物像を把握したうえで、企業とのマッチ度をアピールできるように作成するようにするとより効果的です。

長所・短所は、エントリーシートの他の項目で独立して記入欄が設けられている場合もありますが、小さな記入欄に簡潔に答えるようなエントリーシートであれば、書いた長所・短所を根拠付けるような具体的なエピソードを書いて、より自分自身を理解してもらえるように表現すると良いでしょう。

自分の長所や短所がわからないという場合は、以下のページを参考にしてみてください。

価値観や志望度

自分自身がどのような価値観を持つ人間であるかを説明し、その価値観に基づいた企業への熱意を表現することも、志望度の高さをアピールできるため有効です。

企業への熱意をアピールするだけでなく、その熱意の源泉となっている自分の価値観や考え方をわかりやすく企業へ伝えましょう。

自身の価値観や考え方が、その企業の企業理念とリンクしていることを強調してアピールできると効果的です。

また、入社後に、具体的に何に取り組みどのような活躍がしたいのか、自分が理想に掲げる将来の姿や、入社後の展望を書くことも長く貢献したい気持ちを伝えられるでしょう。

その際、描いたキャリアモデルがその企業で実現可能であるものであるかは、しっかりと調べておく必要があります。

自分のスキル

企業で活かせるスキルを持っている人にとっては、自由記入欄はそのスキルをアピールできる絶好のチャンスです。

発想力や企画力など、自分が長けていると思えるスキルは積極的にアピールすると良いでしょう。

入社後の業務に全く関係のないスキルではなく、少なからず企業に合った能力やスキルをアピールし、入社後の業務に再現性のあるものをアピールできると高い評価が期待できます。

例えば、広告業界などでは顧客が求めるものを形にするアイデアが求められ、営業職では高いプレゼンテーション力が求められます。

アピールする場合は、学生時代にそのスキルが評価された経験などを用いて、説得力を持った内容になるよう心掛けましょう。

入社後に即戦力となり得る資格や知識を習得している場合も、積極的にアピールしましょう。

他の解答欄の補足

エントリーシートには、ガクチカや自己PRなどをはじめ、応募者の人柄や個性を知るために求められている項目が多く設定されています。

しかし、それらの項目に字数制限が設けられていたり、記入欄が小さかったりという理由で、アピールしたいことを書き切れずに歯がゆい思いをすることもあるでしょう。

その場合には、書き切れなかった想いを存分に伝えるために自由記入欄を利用するのも良いでしょう。

もちろん、その面接に進めば書き切れなかった内容を語るチャンスもありますが、エントリーシートが選考に通らなければ、そのチャンスは巡って来ません。

後悔しないためにも「これはぜひ企業にアピールしたい」ことがあれば自由記入欄を使い補足して伝えましょう。

【エントリーシートの自由記入欄】例文9選

例文を見てイメージを確認してから書き始めたい人のために、以下に「長所」や「入社後の展望」などをテーマとした例文を挙げてみました。

あくまでも参考にとどめ、自分自身を最大限にアピールできる自由記入欄の作成に役立ててください。

長所

「言葉を超えたコミュニケーションで仲間をひとつに」
私は学生時代、英語サークルに所属していました。
自分も含め出身が英語圏ではないメンバーも多く、親交を深めることがなかなか難しいと感じていましたが、あるとき学園際で模擬店を出すことになり、自分がリーダーになってメンバーをまとめなくてはいけないことになったのです。
全員参加で学園際を成功させたいと思った私は、メンバーと打ち解けるためにそれぞれのメンバーの国の文化や歴史を学ぶことからはじめました。
わからないことを質問するうちに、自然と心の距離が近くなったように感じ、自分を中心にメンバーがひとつにまとまりはじめたのです。
学園際は全員で力を合わせて成功させられました。
貴社に入社後は、この経験を活かして多国籍チームで活躍したいと考えています。

入社後の展望

「5年後、10年後の私の理想像」
貴社のホームページを拝見すると、成長できる社風の中で、どの先輩も常に目標を掲げながら前進しておられるのがわかります。
その姿に感銘を受けたことが、貴社を志望するきっかけとなりました。
私自身の将来の展望として、5年後と10年後に目標を掲げています。
まず、5年後までに達成したいことは2つです。
1つは、ビジネスに支障のない英語力を身につけること。
もう1つは、それまでの自分の経験を活かしたアドバイスができる先輩になることです。
どのような困難や苦労も無駄にせず、後から入ってくる後輩へのアドバイスとして活かせる材料として捉えたいと考えます。
そして、10年後には海外拠点で多国籍のメンバーと協力しながら貴社のさらなる海外進出に貢献したいと考えています。

企画力

「アイデアを企画力で形にして仲間づくり」
私は、アイデアを形にすることが得意です。
学生時代には、自分と同じように語学力を伸ばしたいと考えている友達が多いことに気付き、語学力をお互いに高め合えるサークルを立ち上げました。
メンバーは、英語圏だけでなく、さまざまな母国語の留学生を誘い、できるだけ多国籍になるよう勤め、メンバー間のコミュニケーションは英語を使うことをルールとしました。
文化の違いからメンバー間で衝突することもありましたが、お互いの文化の理解を深めるためのイベントを企画し、実行するたびに打ち解けていくのを感じられ嬉しかったです。
学園際では、メンバーの母国の料理やお菓子を出すカフェを企画し、お客様にもさまざまな文化を知っていただけ大好評でした。
卒業後は、この企画力と実行力を活かし、国際的な事業に携わりたいと考えています。

ガクチカの補足

「ボランティア経験での気付きを商品開発に」
学生時代はボランティアサークルに所属していました。
その中で、障がいを持つ人のお手伝いをさせていただくことも度々ありましたが、その中でいつも気付かされるのは、さまざまな場面で障がいに対する配慮が足りないことです。
私自身、障がいを持っていることで何が困るのか、実際に直面してみてはじめて気付くことが多くありましたので、サークル活動では、その気付きを無駄にしないように活動してきました。
具体的には、その都度SNSで広く呼びかけを行ったり、パブリックコメントを通じて行政に提案したり、自らの気付きを社会と共有する活動をしました。
卒業後は、サークル活動でのさまざまな気付きを活かした商品開発で、障がいの有無に関わらず、できるだけ多くの人が便利になるよう配慮したユニバーサルデザインの商品を生み出したいです。

自己PRの補足

「分析力を活かしたメニュー開発で売り上げアップに貢献」
学生時代の飲食店のアルバイト先で、売り上げアップのためのメニュー開発のお手伝いをした経験があります。
得意の分析力を発揮し、お店の前を歩く人の性別や職業、近隣のお店の様子などを時間帯別に調査した結果、夜は会社帰りのサラリーマン、昼は近隣に住む主婦の方の需要があることに気が付きました。
ランチと夜のメニューを需要に合わせたものにし、また店の前が近くのジムへの通り道になっていることも考慮して健康を意識したメニューを提案した結果、売り上げが倍増し店長に喜んでもらえたのです。
この経験から分析力を活かした仕事がしたいと思い、マーケティングに興味を持つようになりました。
貴社に入社後もこの分析力を活かして活躍したいと思っております。

発想力

学生時代の学園祭において、私たちの部活動は教室を用いた作品の発表をおこないました。
その際、どのように展示物を置いたらより来訪者にとって楽しく伝わりやすい展示になるかを考え、事前に話し合ったことがあります。
部員があれこれ案を出す中、私が提案した「教室内のテーブルを四方の壁際と部屋の中央に配置して、作品のテーマとなる季節ごとに展示する」というプランが採用されました。
このプランは大成功し、来訪者数は前年300人、前々年400人に対しその年は1,000人を超えました。
アンケートによる評価も高く、例年稀に見る成果を獲得することができたのです。
貴社への入社後は、そこにあるものを有効活用し昇華させる発想力を活かして貢献したいと考えております。

プレセンテーション能力

この場を借りてお伝えしたいのは、私が持つプレゼンテーション能力についてです。
学生時代、ゼミ旅行の行き先でゼミのメンバーの意見が4つに割れたことがありました。
1つは北海道の小樽、また1つは宮城県の仙台、さらに1つは京都府の史跡巡り、もう1つは福岡県の博多と、ほとんど均等に意見が分かれてしまったためなかなか決まらずに困っていたのです。
私はどうしても北海道の小樽の魅力を知ってほしかったため、小樽の良いところ、観光名所、リーズナブルな宿泊施設、旅のポイントなどをまとめ、ゼミ生の前で発表しました。
その結果、ゼミ旅行の行き先は小樽に決定し、私が提案した旅程で皆が楽しんでくれました。
貴社への入社後もこのプレゼンテーション能力を活用し、自分が良いと思ったプランを実現できるよう努めたいと考えております。

コミュニケーション能力

私には、コミュニケーション能力が高いという強みがあります。
学生時代は旅行が趣味で、電車などの公共交通機関を乗り継いで全国を巡っていました。
その時、地元のお年寄りなどのコミュニティに溶け込んで観光名所や隠れた穴場、地元の方に人気なお店などを教えてもらい、より旅の内容を充実させることができました。
この旅の途中で出会い、話をした相手とは一緒に写真を撮影して記録に残してあります。
このコミュニケーション能力は、初対面の相手とすぐに打ち解け仕事を円滑に進めるのに役立つと自負しております。
貴社への入社後は、社内外の方とたくさんコミュニケーションを取りながら業務を進め、事業の拡大に貢献したいと考えている所存です。

ガクチカの補足

私は学生時代、先に挙げたアルバイトと並行して資格取得にも力を入れていました。
その1つが、TOEICでの高得点獲得に向けた英語学習です。
もともと私は英語が得意ではなく、高校までの成績は平均よりも少し下程度でした。
当然最初に受けたTOEICのテストは400点と芳しくなく、国際的な交流が当たり前になった現代においてこのままではまずいと考え学習に力を入れました。
通常の学業やアルバイトの隙間を縫って1日につき最低でも3時間の勉強時間を確保し、最終的に850点と倍以上のスコアを獲得できたのです。
この経験から、苦手なことでもコツコツ努力を続ければ克服できることを学びました。
貴社への入社後は、一見苦手に思えることでもまずチャレンジしてみて、改善点を探し出し克服できるまで努力したいと考えております。

【エントリーシートの自由記入欄】完成度を高めるために

ここからは、エントリーシートの自由記入欄の下書きが終わったあと、完成度を高めるために必要な行動についてご紹介します。

先述の通り、自由記入欄を書く際はまず下書きし、内容を推敲してから清書しなければなりません。

そして、清書の際はミスや間違いがないよう十分に注意する必要があります。

そのためには、自分でも見直し、他者にも見直しを依頼し、場合によってはプロを頼るといった多重のチェック体制を敷くのがおすすめです。

どのようにチェックしたら良いか、詳しく見ていきましょう。

声に出して読んでみる

自由記入欄に記載した内容は、声に出して読んでみるとミスに気づきやすいです。

ある程度空白を作って見やすくしてあるとはいえ、すでに頭の中に文章の完成形がある場合は読み返しても脳内で補正してしまいミスに気づけない場合があります。

そこで、声に出して文章を読んでみると、目で追うだけでは気づかなかった変なところや誤字脱字に気づける可能性が高いです。

また、自由記入欄に書かれた内容をそのまま読み上げることはあまりないものの、書類に書かれた内容をもとに面接で深掘りされる可能性があります。

その時に自分が何を書いたのか把握できていないとうまく答えられないため、声に出して読み上げしっかり頭に入れておくことが大切です。

また、何を聞かれても答えられるよう想定質問を用意して練習してみましょう。

他の人に添削してもらう

自分で一度確認した自由記入欄でも、そのまま清書せず自分以外の方にチェックを依頼するのがおすすめです。

ミスをすべて訂正したと思っていても、意外なところに誤字脱字が残っている可能性があります。

客観的な視点から、第三者の目を通して文章をチェックしてもらえると、情報が足りていないためわかりにくい部分などを発見してらえるでしょう。

両親やきょうだいといった家族、友人、大学の指導教員など、さまざまな人に書類を確認してもらったうえで、自分が面接官ならどのような点を深掘りしようと思うか聞いてみるのがおすすめです。

挙げてもらったポイントについて回答を考えると、面接対策を進められる可能性があります。

ただし、企業側の目線に立ったアドバイスが難しい可能性に留意しておきましょう。

就活エージェントに相談してみよう

企業目線からのアドバイスを受けたい、自由記入欄をブラッシュアップしてさらに完成度の高いエントリーシートを目指したいという場合は、就活のプロである就活エージェントを頼ってみましょう。

「ジョブコミット」を活用すれば、就活のプロの視点から企業の目線に立ったアドバイスをもらえます。

また、より見やすいレイアウトや企業ごとにコミットした自由記入欄の書き方について情報を得られる可能性もあるでしょう。

選考書類作成だけでなく、面接対策も根気強く一緒におこなってくれる就活の心強いパートナーです。

内定後の入社準備などのサポートも受けられるため、就活全体を通して包括的に支援してもらえます。

エントリーシートに限らず、不安や悩みがある場合はぜひ相談してみてください。

ジョブコミットへの登録はこちらからどうぞ。

まとめ

自由記入欄は「自由」とはいえ空欄で提出するのはNGです。

何を書くべきか悩む人も多いですが、自分を存分にアピールできるチャンスと考えて積極的に活用したほうが良いです。

自由記入欄を攻略して、魅力的なエントリーシートに仕上げましょう。

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