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- エントリーシートと履歴書の違い
- エントリーシートの書き方のコツ
- 履歴書の書き方のコツ
- エントリーシートを書きたい人
- 履歴書を書きたい人
- エントリーシートと履歴書の違いを知りたい人
就職活動においては、いくつかの書類を作成する機会が出てきます。
その中でも企業側が選考の基準として参考にする重要な書類が、エントリーシートと履歴書です。
どちらも初対面の方に対して、自身のことを知ってもらうために作成する書類であることに間違いはありませんが、この2つは明確にどう違うのでしょうか。
今回はそれぞれの書類の違いから、作成ポイントと注意点をまとめてご紹介します。
これから就職活動に臨む方は、ぜひ参考にしてください。
目次[目次を全て表示する]
【エントリーシートと履歴書との違いとは?】エントリーシートと履歴書の違い
エントリーシートと履歴書の違いを、ポイントごとにご紹介します。
違いを理解することで、それぞれの書類の役割もわかるため、書く内容をより明確にできるでしょう。
記載内容がそれぞれ明確にわかれているほど、内容もより深くなり、読み手の興味を引けます。
項目の内容の違い
まず、エントリーシートと履歴書では項目の内容がそれぞれで大きく異なっています。
エントリーシートに記述する項目は
・自己PR
・志望動機
・ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)
・長所
・短所
・キャリアビジョン
・入社後に挑戦したいこと
になります。
一方の履歴書では
・氏名
・住所
・電話番号
・生年月日
・学歴、職歴
・資格、免許
・志望動機
・趣味、特技
・本人希望欄
の項目を記載します。
この項目を見てわかるとおり、どちらも自分のことを紹介する内容ではありますが、エントリーシートは自分の内面を深く知ってもらうもので、履歴書は形式的な内容をメインに知ってもらうものになります。
履歴書の方が項目的に書きやすそうですが、志望動機や趣味などはしっかり文章を考えなければいけません。
過去のことか未来のことか
エントリーシートでは自己PRやキャリアビジョンなどさまざまな質問に回答する必要がありますが、すべて入社後にどうありたいか、未来のイメージを持って書くことを心がけましょう。
自分がどういった形で会社に貢献できるかもあわせてアピールすることで、採用担当者からの評価をより高められます。
そして、エントリーシートが未来のことを書くものであるのに対して、履歴書では過去の経歴をメインで記載します。
学歴や資格など、自分が過去に所属していたもの、取り組んだものについてを伝えましょう。
就活生の過去と未来についてどちらも知れれば、採用担当者も就活生のイメージをより具体的につかめます。
初対面の相手に自分を知ってもらうためには、過去と未来をそれぞれ明確に書けると効果的です。
重要とされていることの違い
それぞれの書類では、重要とされる内容にも違いがあります。
エントリーシートでは、項目内容からもわかるとおり、自分のことをどれだけアピールできるかが重要です。
どのような人物でどういった価値観を持っていて、何ができるのか、エントリーシートの項目はこれらが相手に伝わるよう網羅的に設定されているため、初対面の方でも自分のイメージをつかめるようにアピールします。
そして履歴書に書く内容は基本情報がメインであるため、正確に間違いなく記載することが重要です。
履歴書の内容は入社後にも保管され、出身学校などは今後の採用活動の参考にされる場合もあります。
学歴や職歴、資格から趣味・特技まで、記載する内容もさまざまですが、いずれも簡潔にわかりやすく書くことを心がけましょう。
取得場所の違い
エントリーシートと履歴書は、それぞれ取得場所にも違いがあります。
エントリーシートはその企業の選考にエントリーした後に、新卒採用のページや郵送、または企業説明会などで配布されるケースが多いです。
企業によって入手方法は異なるため、事前に確認しておかなくてはなりません。
履歴書は企業指定のものもありますが、ほとんどは市販のものやインターネット上に公開されているテンプレートを使用すれば問題ありません。
履歴書は、エントリーシートよりも簡単に入手できるため、早めに手に入れて事前に作成しておくと良いでしょう。
項目に書く内容もじっくりと考えておき、エントリーシートと差別化できるように準備しておきましょう。
エントリーシートについても、項目ごとに文字数の制限が設けられるパターンもありますが、自己PRや志望動機などはほぼ共通しているため、内容は事前に考えておくことをおすすめします。
【エントリーシートと履歴書との違いとは?】エントリーシート作成のポイント
ここからは、エントリーシートを実際に作成する際のポイントをご紹介します。
限られた記入欄の中で相手に伝わる文章を書くためには、ポイントを押さえておかなくてはなりません。
以下で紹介する項目を意識しながら作成してみましょう。
結論ファーストで書く
エントリーシートに記載する内容はそれぞれ、まずは結論ファーストで書くことを心がけましょう。
相手が読みやすく説得力のある文章を作るには、はじめに結論を述べるのが効果的です。
この結論を最初に書く流れで構成される文章構成法として有名なのが、「PREP法」という手法です。
P(結論)・R(理由)・E(具体例)・P(結論)の順序で文章を作成する手法で、これによって自然で読みやすい文章を作成できます。
エントリーシートの項目で長文を記載するものは、このPREP法で書くのがおすすめです。
結論は簡潔に記載して、その後の理由や具体例を細かく記載しましょう。
結論は簡潔に述べるのが良いですが、相手が文章で最初に目を通す箇所でもあるため、興味を引くわかりやすい文章になっていることが望ましいです。
自己分析をする
エントリーシートを作成する際には、まず自己分析をしっかり行うことが重要です。
自己分析を通じて自分の強みや弱みを正確に把握することができ、それを元に自己PRや志望動機に説得力を持たせられます。
例えば、自分の好きなことや成功体験を思い出し、それがどのような能力や性格に基づいているのか深掘りすることで、具体的な強みを見つけ出せます。
また、弱点や失敗経験も重要な自己分析の要素です。
これらを隠すのではなく「どのように克服したか」や「そこから何を学んだか」「改善するためにどのような努力をしているか」を話すことで、成長意欲や学習能力をアピールできます。
自己分析が十分でないと、エントリーシートに記載する内容が抽象的になりがちで、採用担当者に対して自分の魅力をしっかりと伝えられません。
自分を客観的に見つめ直し、過去の経験を具体的に整理することで、自分だけの独自性を際立たせ、他の応募者との差別化を図れるのです。
企業研究を徹底する
エントリーシートで企業に自分をアピールするためには、徹底した企業研究が不可欠です。
企業が求める人物像や価値観を理解することで、自己PRや志望動機において企業のニーズに合致したアピールが可能になります。
企業の公式サイトや採用情報、ニュースリリースなどを通じて、企業のビジョンや現在の課題、取り組んでいる事業内容などを詳しく調べましょう。
また、業界全体の動向や競合他社との比較も行うことで、企業が市場の中でどのような立ち位置にいるのかを把握できます。
このように、具体的な情報をもとに企業が求める人材像と自分の強みをリンクさせた内容をエントリーシートに盛り込むことで、説得力のある志望動機を作成することが可能です。
企業研究を怠ると、応募先に対する理解が浅いと相手にばれてしまい、志望度が低いと判断されかねません。
あなたが面接官であると仮定して、「この人はあまり企業研究をしていないな。
弊社に対してもあまり理解していないのだろう」と思うような就活生を採用したくはないはずです。
ぜひ企業研究を徹底し、「ぜひ御社に入社したいのです」という意欲が文章から伝わってくるような書き方を心がけましょう。
具体的なエピソードを入れる
結論を記述した後は、その理由と具体的にエピソードについて、PREP法に基づいて書きましょう。
自身が働くイメージを、このエピソードを通していかに採用担当に与えられるかが重要です。
自己PRの項目を記載する場合、自身が企業を志望する熱意をしっかりと伝えつつ、入社してから活躍できるイメージを持たせることがポイントになります。
学業やアルバイトなど、必死に打ち込んだものがあればそれを、エピソードとして語って問題ありません。
自分の過去を思い出しながら、自己PRや志望動機に紐づけられるエピソードを探し出して書けるようにしましょう。
エピソードが思い浮かばない場合は、自己分析を進めて使えそうなエピソードを探してみましょう。
自己分析についてはこちらの記事でも詳しく紹介しているため、ぜひご覧ください。
質問の意図まで考える
エントリーシートは企業ごとに用意されているケースが多く、質問内容も異なります。
そのため、企業がなぜその質問をエントリーシートで問いかけているのか、この質問の意図まで考えられると、採用側にとって効果的な回答ができるかもしれません。
企業の採用担当者は、自社が求める人物像に合っているか、将来活躍してくれそうかどうかなどを見てきます。
企業の経営方針や理念を事前に詳しく調べるとともに、なぜ企業がこの質問を設けているかを考えながら回答してみましょう。
質問の意図を考えながら伝えられれば、採用側に刺さる回答ができるでしょう。
自分の価値観や意見は正しく伝えつつ、相手の考えに同調させる文章を作ることが非常に大切です。
深堀の質問を想定する
エントリーシートを書き進めるにあたっては、さらに深掘った質問についても想定しておきましょう。
一般的には、書類選考の後に面接の選考が控えており、そこではエントリーシートに書かれた内容について深掘った質問がされます。
たとえば、ガクチカについてエントリーシートに記載する箇所があれば、面接ではガクチカをより細かく問われるというわけです。
なぜそれを行ったのか、どのように行ったのかなど、エントリーシートだけではわからなかった応募者の意図や価値観などを、面接の場で把握しようとしてくるのです。
そのため、エントリーシートの質問について、さらに深掘った質問がきたらどういう回答をすべきかを考えながら書くことを心がけてみましょう。
【エントリーシートと履歴書との違いとは?】履歴書作成のポイント
次は、履歴書作成のポイントについてです。
履歴書はエントリーシートに比べて、形式的な内容を書く部分も多いですが、書くべきポイントを押さえて正しい文章が書けているに越したことはありません。
以下のポイントを意識して作成しましょう。
簡潔に書く
履歴書ではエントリーシートに比べて、自身を大きくアピールする必要はありません。
必要な情報をわかりやすく、簡潔に書くことが重要です。
どの書類にもいえる話ですが、社会人では必要な情報を、上手にまとめて伝えられる資料を作成できる人材が重宝されます。
文字を書くときも言葉で話すときも、社会で仕事をするにあたって大切なコミュニケーションになり、いかに円滑にできるかが仕事の成功や自身の成長にもつながってきます。
読みにくい履歴書を書いてしまうと、今後会社で活躍してもらうイメージも持てなくなり、マイナス評価を受けてしまうケースも多いです。
アピール部分はエントリーシートに任せて、こちらでは個人情報を簡潔に伝えるための記述を心がけましょう。
正確に書く
履歴書に書く内容は、文字どおり自身の履歴についてです。
これまでの経歴や取得している資格などについては、嘘をつかずにすべて正確に書きましょう。
中には少しでも履歴書で自身の印象を良く見せようと、学歴や資格に虚偽の情報を記載したり、話を盛ってしまったりといったケースがあります。
また、都合の悪いことを隠そうとするなど、裏を取られないのを良いことに、履歴書に嘘の経歴を記載する求職者も少なくありません。
こうした事実が入社後に明らかになると、解雇をはじめとする処罰の対象にもなりかねないため注意しましょう。
後から大きな問題を引き起こさないためにも、自身の履歴は包み隠さず、すべて正確に書くことを心がけましょう。
空欄を作らない
履歴書は、企業が最低限知っておきたい項目が記載できるようなフォーマットになっています。
そのため、空欄箇所は作らないように気をつけましょう。
空欄の箇所があると、場合によってはそれが企業側の不信感につながってしまい、その後の選考が順調に進まなかったり、入社手続きが難しくなったりといったデメリットも考えられます。
何も書かずにこうした評価を受けてしまうことに比べたら、すべての項目を埋めておけばそれだけでも十分プラスにつながります。
資格の欄など、本当に所有していない場合には、無理に書く必要はありません。
基本的にはすべて埋めることを心がけて、どうしても書けない部分については、面接時に説明できるようにしておくなど対策を練っておきましょう。
【エントリーシートと履歴書との違いとは?】エントリーシートと履歴書作成の際の注意点
ここまで、エントリーシートと履歴書の書き方についてご紹介しましたが、いずれも共通して注意点があります。
以下の注意点を意識して書かなければ、十分にアピールできないだけでなく、その後の面接などの場でも苦戦してしまうかもしれません。
字を小さく書きすぎない
設けられた記入欄を埋めるときは、文字が小さくなりすぎないように気をつけましょう。
エントリーシートには自己PRや志望動機などのアピールポイントを記載する箇所が多く、中には文字数制限の指示がされているものもあります。
その場合、文字数ぎりぎりまで書こうと気合いを入れて、小さい字で枠内に書きすぎてしまう方も少なくありません。
これでは非常に見にくく、採用側からすれば「計画性がない方」といったマイナス評価にもつながりかねません。
なるべく枠を埋めたい気持ちは大切ですが、ほどよい大きさの読みやすい文字で書くように心がけましょう。
文字数の制限があるときは、文字数の9割程度を目指して書いてみることをおすすめします。
一貫性を持たせる
履歴書とエントリーシートに書く内容には、一貫性を持たせることを心がけましょう。
ここでいう一貫性とは、書類の最初から最後まで書いている内容がぶれずに、芯が通っていることを意味します。
たとえば自己PRや志望動機などでは、自身の考えや価値観について似たような記述を行うケースもあります。
その場合に、質問ごとに述べている内容に違いがあると、本当に自身が述べたいことが何なのかが相手に伝わりにくく、その場しのぎで考えただけの意見ではないかと不信感を抱かれる可能性も否めません。
ひとつの質問に対する回答だけではなく、全体で見て一貫性のある文章を作成できれば、説得力も増して評価も高まります。
ひととおり書き終えたら見直して、一貫性があるか確認してみましょう。
コピーを取っておく
エントリーシートと履歴書の作成後は、コピーを取って自身でも保管するようにしましょう。
書類選考後の面接では、提出した履歴書やエントリーシートをもとに質問が行われるケースが多いです。
そのため、自分が書類にどのような内容を書いたのか、覚えておかなければなりません。
書類選考後に、しばらく日が空いてからの面接では、ほかの企業の選考が重なっていることも相まって、内容をほとんど忘れている可能性もあります。
その状態で面接に臨んで、書いてある内容と違うことを話してしまうと、書類の信憑性を疑われてしまい、マイナス評価につながる場合もあります。
こうした事態を避けるためにも、自分がどのようなことを書いたのか、選考前にもう一度確認して振り返れるようにしておきましょう。
【エントリーシートと履歴書との違いとは?】エントリーシートの例文
続いて、エントリーシートの例文を紹介します。
エントリーシートにおいては、自己PRと学生時代に力を入れたこと、志望動機、長所と短所についてはほとんど100%と言っても良いほど聞かれます。
ぜひ以下の例文を参考に回答を作成してみてください。
自己PR
先日まで参加したインターンシップでは企業サイトの集客のための記事制作を担当しており、クオリティとスピードの両方で高い評価を受けていました。
しかし、どうすればより多くの集客を目指せるかを考え、徹底的に数字と向き合い、課題を分析しました。
例えば、広告のクリック率を上げるために、記事の見出しや内容を何度も修正し、A/Bテストを繰り返しました。
その結果、広告のクリック率が10%向上し、想像以上の成果を得ることができました。
貴社でも常に高い向上心を持ち、現状に甘んじることなく成長を続けることで、自分の仕事で企業に貢献することはもちろん、背中で後輩に示すことで貢献したいと考えています。
向上心を持って業務に取り組むことで、貴社の発展に寄与し、さらなる成長を目指します。
学生時代に力を入れたこと
文学作品や哲学書、ビジネス書など、ジャンルを問わず幅広い書籍を読み、読んだ本の内容をノートにまとめ、感想や気づきを記録することで、自分の考えを整理し、深める習慣を身につけました。
また、大学のサークルメンバーで読書会を開催し、他の学生と意見交換を行うことで、異なる視点を理解し、自分の考えをより多角的に捉えることができました。
これらの経験を通じて学んだことは、多様な視点を持つことの重要性です。
異なる意見や考え方に触れることで、自分自身の視野を広げることができ、問題解決の際により柔軟なアプローチが取れるようになりました。
このような柔軟な姿勢を活かして、業界の最新情報をキャッチアップできるプログラマーとして活躍したいと考えています。
志望理由
私は大学時代、健康管理と自己啓発に努め、栄養バランスの良い食事をとることを徹底しつつ、資格取得やビジネス書を複数読むなど、健康と自己成長を目指して取り組み続けました。
学生生活は学業だけでなく、アルバイトやサークルなど様々なことに取り組んだため忙しい日々でしたが、その中でも健康管理と自己研鑽だけは欠かしませんでした。
これにより、体調不良で授業を欠席することは一度もなく、4年間で300冊以上は本を読むことができました。
貴社の資格取得支援制度や社食は、私が健康で充実した生活を送りつつ成長を目指す上で理想的な環境です。
今後は貴社の一員として常に自己成長を追求しながら、常に健康を意識し、いついかなる時でも100%のパフォーマンスを発揮できる人材として成長を続けながら貢献したいと考えています。
長所
私は大学受験に失敗し、希望する大学に入学できなかったため、入学時、大学生活において一切後悔を残さないことを決めました。
そこで1年次から資格勉強や教授との意見交換を積極的に行った結果、目標としていた宅地建物取引士試験に合格でき、学びを深めることができました。
貴社においても、この向上心を活かし、常に知識のアップデートを図り、成長を目指します。
特に貴社はベンチャー企業であり、様々な新規事業にも取り組んでいることから、常に新しい情報をキャッチアップし、還元することで貢献したいと考えています。
短所
大学入学当初、居酒屋と家庭教師のアルバイトを始めたのですが、それぞれのシフトの日を勘違いしてしまうなど、同時に2つ以上のことをこなすことが苦手であると気づきました。
そこでExcelを使って視覚的にわかりやすいスケジュール表を作成することで、その後は問題なく2つ以上のことをこなせるようになりました。
貴社に入社した際も、複数のことを任された際はそれぞれをまず整理し、優先順位を明確にして取り組むことでスムーズに業務を進めたいと考えています。
【エントリーシートと履歴書との違いとは?】履歴書の例文
続いて、履歴書の基本情報や学歴職歴などの例文を紹介します。
簡単な例文の下に意識しなければならないポイントについても記載しているため参考にしてください。
基本情報
名前
就活太郎(ふりがな:しゅうかつたろう)
生年月日
平成〇〇年〇〇月〇〇日(満〇〇歳)
現住所
〒〇〇〇-〇〇〇〇
〇〇県〇〇市〇〇町〇〇丁目〇〇番〇〇号
電話番号
〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
携帯番号
〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
メールアドレス
〇〇〇〇@〇〇〇〇.com
日付、写真、氏名、住所、メールアドレスを正しく記入しましょう。
学歴・職歴
令和〇〇年〇月
〇〇中学校入学
令和〇〇年〇月
〇〇中等学校卒業
令和〇〇年〇月
〇〇高等学校入学
令和〇〇年〇月
〇〇高等学校卒業
令和〇〇年〇月
〇〇大学〇〇学部〇〇学科入学
令和〇〇年〇月
〇〇大学〇〇学部〇〇学科卒業見込み
学歴は基本的に中学校から記入しましょう。
また、学校名は「〇〇高校」など略さず「高等学校」など正式名称で記入します。
資格・免許
令和〇〇年8月普通自動車第一種免許取得
令和〇〇年6月日商簿記検定二級合格
資格や免許についても正式名称で記入し、日付も間違いのないようにしましょう。
例えば「簿記2級」「英検3級」「漢検1級」など略称で記載してしまうと、マナーがなっていないという印象を与えてしまいます。
趣味・特技
趣味:筋トレ
週に5回、ジムでのトレーニングを欠かさず、体力向上と体型維持のために食事管理も行っています。
大学入学当初は体の線が細く、体型に自信がありませんでしたが、継続して取り組むことで体重を8kg増やすこともでき、体調も崩しにくくなりました。
特技:英会話
趣味の海外ドラマを視聴する際、英語字幕を利用する習慣をつけた結果、3年間でTOEICの点数を420から800まで伸ばすことができ、さらに学んだ単語や発音のルールを活用してオンライン英会話レッスン1年間、週に1回受講しました。
これにより他社のインターンに参加した際も海外の取引先とスムーズにやりとりでき、大いに貢献できました。
貴社に入社した暁には、海外の取引先との交渉においてこのスキルを発揮する所存です。
資格や免許について記載する際は、正式名称で記入しましょう。
また、取得年月の記入も忘れずに行いましょう。
なお「漢字検定5級」など、義務教育内で取得できるレベルの資格を記載するのはNGです。
基本的に「英検」「漢検」などの検定は「3級以上が履歴書に書けて、2級以上だと、選考に良い影響を与える可能性がある」と覚えておきましょう。
本人希望記入欄
希望職種
これまでに培ったプログラミングスキルを活かし、貴社のプロジェクトに貢献したいと考えています。
特に、他社のインターンでJavaやPythonを用いたウェブアプリケーションの開発を経験しており、これらの技術を用いて高品質なシステムを構築することが得意です。
また、チームでの開発にも積極的に取り組み、メンバー間のコミュニケーションを大切にしながら、効率的な作業を進めることができると自負しております。
そして、新しい技術の習得も習慣にしているため、常に最新の技術動向をキャッチアップし、プロジェクトに反映させられる自信があります。
このようなスキルと経験を貴社で活かし、プログラマーとしてさらなる成長を遂げ、長年にわたって貢献したいと考えております。
給与・待遇は貴社規定に従います。
希望職種はもちろん自分が目指している職種について記載し、その志望動機などについて記載することを推奨しますが、給与・待遇については「貴社の規定に従います」と記載するようにしましょう。
何も記載していないとマイナス印象を与える可能性があります。
【エントリーシートと履歴書との違いとは?】よくある質問に回答
続いて、エントリーシートと履歴書に関するよくある質問に回答します。
以下の3つは就活生の方々からよくいただく質問であり、この記事を読んでいる方も悩むことがあるかもしれないため、事前にざっくり確認してみてください。
内容が重複してもいいですか
エントリーシートと履歴書の内容が重複することはできるだけ避けるべきですが、一貫性を持たせることも重要です。
両者の書類は企業に対する自己アピールの場であり、それぞれ異なる側面から自分を表現することが求められます。
履歴書は主に学歴や職歴などの基本情報を記載することが中心であり、エントリーシートはその情報をもとに、具体的なエピソードで自分の強みを深掘りして伝える役割を果たします。
同じテーマを使っても、エントリーシートでより具体的で説得力のある表現を心がけることで、書類全体の魅力が高まります。
異なるエピソードを使うことで、自分の多面的な魅力を伝えることができ、採用担当者に対して強い印象を与えることが可能です。
重複を避けつつ、全体として一貫性のあるメッセージを伝えることが応募者としての魅力を最大限に引き出すことにつながります。
証明写真は同一のものでいいですか
結論として、証明写真は全く同じもので構いません。
ただし、エントリーシートにおいては証明写真である必要がなく「あなたらしい写真を添えてください」と言われることもあります。
このような場合は、証明写真ではなく、あなたがこれまで取り組んだこと、例えばサークルで活動している場面や部活に取り組んでいる場面、ゼミでプレゼンをしている場面など、あなたが学生時代に力を入れたこと、もしくは得意なことに取り組んでいる瞬間を切り取った写真を添付しても良いです。
基本的には履歴書・エントリーシートの両方とも同じ証明写真で提出して問題ありません。
しかし、ベンチャー企業やクリエイティブさを求める企業においては、あなたらしさが現れている写真を添付した方が良い場合もあるため、指定を確認してから提出することを推奨します。
どちらが重要ですか
結論として、エントリーシートと履歴書はどちらも重要です。
冒頭でも述べた通り、両者には異なる目的があり、どちらの内容も考慮した上で評価されるため、どちらが重要というわけではありません。
履歴書は基本情報を示す公式な記録であり、エントリーシートは自己PRや志望動機を通じて自分の個性や価値観を具体的に伝える場です。
企業はそれぞれを参考にしながら適性を判断し、基本的なプロフィールを把握し、あなたの人柄や企業に対する意欲・適性を見極めるという流れです。
したがって、それぞれが補完し合う関係であり、片方だけが優れていても採用の判断材料としては不十分であるということを覚えておきましょう。
(ただし、重要度は同じであっても、制作にかけなければならない時間は異なります。
履歴書は基本的に事実のみを記載するだけであるため、制作に時間はかかりません。
しかし、エントリーシートはあなたの個性や強み、能力などについて話さなければならないため、履歴書を先に作成した後に時間を確保して取り組む必要があります。
履歴書を2時間で作り終わったからといって、エントリーシートも同じ時間で終わるだろうと思うと痛い目を見るかもしれません。)
【エントリーシートと履歴書との違いとは?】エントリーシートや履歴書がうまく書けない場合
ポイントや注意点を押さえていても、エントリーシートや履歴書がうまく書けない場合もあるかもしれません。
その場合は、以下の手段も参考にして作成を進めることをおすすめします。
悩んでいる場合は自分一人ではなく、周囲を頼ることが大切です。
就活エージェントを利用しよう!
就活エージェントとは、業界に精通したエージェントが、登録したユーザーに専任でついてくれる就活支援サービスです。
年収や待遇、仕事内容など自身が希望する企業へのマッチングはもちろん、エントリーシートや履歴書の作成サポートなども幅広く実施しています。
一人で進める就活に限界を感じている場合は、積極的に利用してみることをおすすめします。
就活エージェントの利用に興味がある方は、こちらのサイトをご確認ください。
【エントリーシートと履歴書との違いとは?】まとめ
今回は、エントリーシートと履歴書の違いや記入時のポイント、注意点についてご紹介しました。
エントリーシートも履歴書も、就活の選考において最初に提出する書類であり、企業側に自身の情報と特徴を知らせるための大切なものです。
企業側は書類の内容によって、就活生側の仕事ぶりや将来性をある程度判断してきます。
書き方だけでマイナス評価を与えてしまうようなことにならないためにも、この記事でご紹介した内容を押さえて、書類作成に臨みましょう。