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・SPI3の構成
・企業が導入する理由
・SPI3を対策する際のポイント
・SPI3を対策する際の注意点
・SPI3の対策時期
・SPI3の問題例と解説
・SPI3について知りたい人
・SPI3の対策法を学びたい人
・SPI3の例題を解いてみたい人
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SPI3とは
SPI3とは、リクルートキャリアが実施している就職適性検査です。
多くの企業で、筆記試験に採用されています。
筆記試験に合格しなければ面接に進めない企業が多いので、しっかり対策しておきましょう。
SPI3についてはこちらの記事でさらに詳しく紹介しています。
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SPI3の受験方法
SPI3の受験方法には大きく分けて2つあります。
他にもインハウスCBTやペーパーテストなどが存在しますが、基本的にはテストセンターもしくはWEBテスティングを採用している企業が多いため、ひとまずは以下の2つの受験方法を覚えておけば良いです。
テストセンター
まず最も代表的な受験方法は、企業側が用意した試験会場であるテストセンターに赴いてパソコンを用いてテストを受けるものです。
企業の採用ページなどからテストセンターの予約をして自分が指定した時間にSPI3を受けに行く方法が一般的とされています。
就活生側が時間や場所を指定できるため、忙しい就活生も合間を縫って受験できる点がメリットの1つであるといえます。
一方、企業側としてもWEBテストでの不正を防止できるため、積極的に実施しているものの1つです。
多くの企業が導入している受験方法であるため、覚えておきましょう。
WEBテスティング
WEBテスティングは企業が指定した期日までに自宅などで受験するタイプのテストです。
スマホで受験できる場合もありますが、画面が小さく操作性も非常に悪いため、PCやタブレットなどを活用して受験できる環境を準備しましょう。
また、WEBテスティングの場合は2分弱で次の問題へと自動的に移ってしまうことも覚えておきましょう。
したがって、それぞれの問題を素早く処理する能力が求められます。
タイピングがあまりにも遅いと、せっかく答えを導き出せていたとしても答えを入力できない可能性があるため、タイピングが苦手な人は、ある程度練習しておくことをおすすめします。
SPI3の形態
最初に、SPI3の形態について解説します。
SPI3のような適性検査は、ある程度問題のパターンが決まっているものです。
そのため「この問題が出たらこのように考える・解く」というセオリーを知っているかどうかで、かかる時間が変わってきます。
SPI3で出題される主な問題の形態を知っておき、問題文を見ただけで、どの形態の問題か把握できるようにしておきましょう。
以下の見出しで、判断推理・言語理解・数的推理・資料解釈の4つについて簡単に解説します。
判断推理
判断推理は、公務員試験などでも出題される、論理・集合・暗号などの分野から出題される問題です。
国語・数学といった学問的知識よりも、ひらめきが問われるクイズ・パズルに近いとも言えます。
提示された選択肢の中から、より適切なものを選ぶ形式で出題される問題です。
学業の成績が良い方でも、見慣れない問題があると苦戦する可能性もあります。
また、じっくり考えれば解ける問題でも、spi3はその他の問題にも時間を割かなければいけないので、そこまで1問1問に時間をかけられません。
同じ形式の問題を見たことがあるかどうかで、問題を解くきっかけをつかむまでにかかる時間は大きく変わります。
ぜひ事前に演習問題を解いておき、本番で早く答えられるようにしておきましょう。
言語理解
言語理解は、文章を読んで設問に答える形式の問題です。
現代文の試験を思い浮かべていただければ、わかりやすいでしょう。
しかし、こちらもじっくり文章を読んでいる時間がないことに注意が必要です。
頭に入れる必要のない知識を無視することも、時には必要でしょう。
文章や問題自体は、それほど難しいものが出題されるわけではなく、聞いたことのない難しい日本語・専門用語を知っていなくても、解くことは可能です。
しかし、どんな問題が出されるか・どれぐらい文章を読むのに時間をかけられるか知っておくために、一度演習問題を解いておきましょう。
また、普段からあまり読書をしない方・文章を読んで理解するのが苦手な方は、ある程度練習しておく必要があります。
数的推理
数的推理は、数の問題を解く形式の問題です。
足し算・掛け算のような単純な計算問題ではなく、いわゆる文章問題が出されると思ってください。
たとえば、確率に関する問題がこの分野の頻出問題と言えます。
最も簡単な問題だと「さいころを振って偶数が出る確率は?」といった問題です。
しかし、数学が苦手な方は「さいころを2回振る」「3個振る」など応用の確率問題が出たとき、対処しきれないこともあります。
基本的な数学の知識がないと解けませんが、高校入試レベルのものが多いため、数学が苦手な文系の方でもまったく太刀打ちできないことはないでしょう。
苦手な方は、事前に練習問題を解いたり、数学の基本的な知識をおさらいしたりしておくのがおすすめです。
資料解釈
資料解釈は、グラフなどの資料を読み、設問に答える形式の問題です。
社会人になって仕事をするようになってからも、グラフや資料などを読んだり、プレゼンしたりする機会はたくさんあるでしょう。
そのため、表やグラフの見方を知っているか・そのグラフから自分なりに要点を説明できるかはとても重要です。
一番大きな数字・小さな数字などに注目するだけではなく、それぞれの数字の関係やそこから読み取れる情報を理解できなければいけません。
学校のテストだと、理科や社会のテストでこのような分野が出題されることもあるでしょう。
しかし、spi3の資料解釈では、初見の資料が出題され、どんな問題が出てくるかわかりません。
その場で資料が何を表しているか、読み取る能力が必要になります。
【SPI3の問題】SPI3の構成
続いて、SPI3の構成について解説します。
SPI3は、言語能力・非言語能力・性格能力・行動特性能力の4つのセクションで構成されており、それぞれ12分・12分・10分・10分の合計44分です。
さまざまな能力を総合的に試す適性試験となっているため、得意分野・苦手分野の差が大きいと難しいと感じる方も多いでしょう。
以下の見出しで、性格検査や能力検査についてさらに詳しく解説します。
特に、能力検査は合否に大きく影響する要素なので、しっかり対策しておきましょう。
SPIの構成
性格検査
能力検査
性格検査
SPIの性格能力では、外向性・情緒安定性・開放性・誠実性・調和性という5つの性格が測定されます。
外向性は社交的で活動的な傾向があるか、それとも内向的で自分の思考に集中して仕事をする傾向があるかを表します。
情緒安定性は、ストレス耐性の高さや感情の安定性を表す項目です。
開放性は新しいもの・変化を好む傾向にあるか、不変的なものを好む保守的な傾向にあるかを示します。
誠実性はどれほど正直で、信頼できる傾向があるかをチェックする項目です。
調和性は、周囲との調和をどれほど重視するかを示します。
もちろん性格は人それぞれなので、各項目が高ければ良いというものではありません。
調和性が高いことは協調性が高いことを意味する一方、周囲との調和を気にして、なかなか決断できない傾向があるとも考えられます。
能力検査
SPI3の能力検査は、言語・非言語・英語といった能力が測定されます。
性格検査と違って、明確にスコアがその方の能力の高さを示すものです。
試験に慣れていないことを理由に、低いスコアが出るのはもったいないでしょう。
本来はできる問題なのに、時間が足りなくてできない・問題形式に慣れていなくて初歩的なミスをしてしまうなどは避けるべきです。
就職活動の筆記試験が始まる前に、問題集や参考書である程度対策しておくようにしてください。
言語
言語能力は、文章理解・語彙力・読解力などの能力を測定するものです。
どんな職業でも、相手の話を理解する・わかりやすく説明するといった能力は欠かせません。
営業マンなら、自社の商品・サービスを売り込むのに言語力が必要で、理系の職業でも研究結果をプレゼンする際などに言語能力が必要です。
上司の指示を正しく理解するなど、日常的なコミュニケーションでも言語能力が問われます。
また、おしゃべりやトーク自体が饒舌な方でも、語彙力が低いと自分の意図したことが伝わらず、相手に誤解を与えてしまう可能性があるでしょう。
そのため、語彙の豊富さもビジネスと関係しています。
言語能力が低いと、どのような職業でもマイナス評価を受けてしまう可能性が高いでしょう。
非言語
非言語は、数的処理・推論・図形把握といった能力を測定するものです。
ビジネスは、究極的にはお金を稼ぐ、利益を得ることが目的のため、どうしても数字を扱わなければいけません。
数字に強いことは、多くの職業でプラスに働きます。
しかし、数字に強いとは、ただ暗算が速い・計算ミスが少ないことを示すものではありません。
数学的に正しい考え方ができるか・目に見える数字の意味を正しく読み取れるかといった能力も重要です。
SPI3の試験では、さまざまな非言語問題が出題され、単に計算が得意なだけでは対応できません。
この分野で高い点数を取れる方は、自頭が良く、数字を扱う仕事に強いと評価してもらえる可能性が高いでしょう。
マーケティングなどの職業では、この能力が特に重要です。
英語
英語は、企業の業種や規模によって、重視するところとしないところがあるでしょう。
社員のほとんどが日本人相手・国内向けのサービスに従事する場合、英語は基礎的教養があるかを測る尺度以上の意味を持たない可能性もあります。
しかし、海外にもビジネスを展開する商社などでは、英語ができなければ話になりません。
他の能力が高くても、英語能力が最低ラインに達していなければ、それだけで不合格の決め手になることが考えられます。
SPI3では、語彙・文法・読解などの英語能力が測定されますが、TOEICで高得点が取れる基本的な英語能力があれば、苦戦する可能性は低いでしょう。
英語が求められる企業を目指すなら、SPI3対策に限らず、しっかり英語学習を進めておくことが大切です。
【SPI3の問題】企業が導入する理由
続いて、企業がSPI3を筆記試験として導入する理由を考えてみましょう。
就職試験のメインは面接ですが、30分程度の面接を数回繰り返しただけで、その方のすべてを知ることは難しいでしょう。
面接を補足するのが、書類選考や筆記試験です。
筆記試験は特に、その方のビジネススキルやポテンシャルをチェックするのに、最適なものと言えます。
面接で人に好印象を持たせるのがうまいコミュニケーション上手な方でも、実務がまったくできないのでは困るでしょう。
spi3の難易度は?
結論として、SPI3の難易度は中学から高校レベルの基本的な問題が多いです。
しかし、1つの問題にかけられる時間が短いため、速さと正確性が求められ、多くの人が難しく感じます。
多くの就活生がSPIを難しいと感じる理由や対策方法についてはこちらの記事でさらに詳しく紹介しているため、時間に余裕のある人は、ぜひ確認してみてください。
SPI3の問題を企業が導入する理由
能力や適性を客観的に測定するため
SPI3の問題は、一見学校の試験に近いようにも見えますが、出題される問題はどれも仕事で求められる能力と関連しています。
そのため、SPI3は仕事への適性・能力などを客観的に測定できるのがメリットです。
仕事への適性は、なかなか面接や書類だけでは測れません。
また国語・英語といった学力テストも、その時点での知識がどれだけあるか・学力がどれだけかを示す意味合いが強いものです。
どれだけ仕事で通用する考え方ができるか・地頭があるかを測定するのは、一般的な学力テストと異なる試験を課す必要があります。
SPI3は長く活用されてきた試験で、信頼性が高いことも、企業が採用する大きな理由です。
どれだけ仕事ができそうかを短時間で判断する材料としては、かなり優れたツールと言えます。
採用選考の効率化を図るため
SPI3は、採用選考の効率化を図る(足切りをする)意味でも役立ちます。
Webテストであれば会場に呼ぶ必要がなく、採点も自動採点のため、試験を課す手間はかなり少なく済むでしょう。
最少の手間で数千・数万人の学力や適性をチェックでき、面接に呼ぶ人数を絞り込めます。
これは、応募者が殺到する大企業だけの話ではありません。
中小企業は、面接官や採用担当の仕事をする社員の数も少ないため、大企業以上に面接に呼ぶ方を、ある程度絞り込む必要があると言えます。
そのためSPI3は、ある程度の点数が取れれば、全員合格できるような甘いものではありません。
企業によっては、試験を受けた方の半分以上がここで落とされてしまうこともあります。
数多く面接のチャンスを得たいなら、しっかり筆記試験対策をしておくべきです。
採用のミスマッチを防ぐため
SPI3は、その方の総合的な能力だけでなく、言語・非言語といった分野ごとの得意不得意も測れます。
性格検査もあるため、その企業が求めている人物像に当てはまるかもチェックできるツールです。
そのため、SPI3の結果は、採用のミスマッチを防ぐための資料としても役立ちます。
たとえば、企業が外交的・社交的な方を求めているのに、外向性のスコアが極端に低い方を採用する可能性は低いでしょう。
試験に自信があるのに筆記試験で落とされた場合、こうした部分で不合格になっていることが考えられます。
しかし、ミスマッチの可能性があると企業が判断したために落とされたのなら、それは受験者にとっても相性が良くなかった企業とも考えられるでしょう。
入社したり最終面接まで進んだりする前に、より自分と相性の良い企業の試験に集中できると前向きに考えることが可能です。
spi3の対策方法
SPI3の対策方法には様々なものがありますが、代表的なものは以下の3つです。
それぞれ目的や苦手分野に合わせて活用しつつ、しっかりと対策して、より良い点数を得られるように取り組んでみましょう。
ぜひ、効率良く対策するためにも、こちらの記事も熟読することをおすすめします。
問題集
SPI3の対策に問題集は欠かせないものです。
何度も解いて、自分の苦手な分野がどこであるのかを把握しておきましょう。
また、解き方のパターンなどについても押さえておくことができれば、限られた制限時間の中で的確に問題に回答できます。
最低3回は繰り返し取り組み、問題の形式に慣れ、自分の苦手な分野は特に集中して取り組むようにしましょう。
アプリ
隙間時間に活用できる非常におすすめなSPI3の対策方法としてアプリが挙げられます。
近年ではSPIの対策ができるアプリが複数あるため、移動時間や、少し横になって休憩する際などにも気軽に取り組めます。
就活生は非常に忙しく、SPIの対策だけをしている余裕はないため、こうした便利なツールを活用して隙間時間に勉強を進めましょう。
webサイト
最近ではSPI対策のための便利なWEBサイトも複数存在しています。
複数の問題が紹介されているため、特にお金をかけずに対策をしたい人におすすめできるツールの1つです。
また、テストセンターやWEBテスティングの際にはパソコンを通して問題を解く必要があるため、画面越しで問題を解くことに慣れるためにも有効です。
特に普段、大学のレポートを書く以外にあまりパソコンを開かなかった人は、WEBサイトをメインにSPI対策を進めることで操作に慣れておきましょう。
SPI3を対策する際のポイント
次に、SPI3を対策する際のポイントを解説します。
SPI3は受験のように出題される範囲が膨大ではないため、出題範囲をすべてチェックするだけなら、それほど時間はかからないでしょう。
しかし、点数を効率的に上げるためにはいくつかコツが必要で、勉強法が難しい試験でもあります。
一回練習問題を解き、解説を読んだだけでは、対策として不十分です。
以下の見出しで、SPI3対策をするうえで特に重要な3つのポイントをピックアップするので、ぜひ参考にしてみてください。
自分の弱点を把握しておく
過去問を解いて実践力を身につける
時間配分や解き方のコツを身につける
自分の弱点を把握しておく
SPI3は、言語・非言語などさまざまな分野から出題されるため、まずは自分に苦手分野がないか・どこが苦手分野かを把握することが大切です。
企業に知らされる試験結果で、どれか1つの分野だけ極端に低いスコアがあるとわかった場合、得意不得意に差がありすぎて、扱いにくい人材と評価されても仕方ありません。
また得意分野のスコアを上げるより、苦手分野のスコアを上げるほうが伸びしろがあり、全体のスコアも高くなります。
そのため、SPI3の対策をするなら、苦手分野をなくす・苦手な分野でもある程度できるようにすることを目標にするのがおすすめです。
最初に解いてみて、間違えた問題・スコアが低かったジャンルは、似た問題を探して、解き方をマスターできるまで復習するのが良いでしょう。
過去問を解いて実践力を身につける
過去問を解き、本番で通用する実践力を身につけることも大切です。
どのように考えるか・どうやって選択肢を減らすか・どんな計算式を使うかなどを知っておくと、本番でも大きな助けになります。
特に間違えた問題は、本番で似た問題が出たときにも対応できるようにしておかなければいけません。
問題集には、答えだけでなく解説も載っているので、どうして間違えてしまったのか・どのように考えて解けば良かったかまで理解しておきましょう。
そのため、過去問を解くときは、点数が何点だったかを気にすべきではありません。
最初は点数が低くても、問題の考え方を理解できれば、短時間で点数を伸ばせる可能性があります。
SPI3は、あらたに知識を増やす勉強をしなくても良い試験で、考え方をいかに工夫できるかが勝負です。
時間配分や解き方のコツを身につける
SPI3の試験時間は、慣れていないとかなり短く感じるでしょう。
考えるのに時間がかかると、半分も回答しないうちに、試験時間終了になる可能性さえあります。
当然、時間内に問題を解ききることが、試験で高得点を取るコツです。
どの問題にどれだけ時間をかけられるか、時間配分を頭に入れておきましょう。
また、解き方のコツを知っていると、簡単な問題に時間をかけず、より多くの問題にアタックできるようになります。
得意分野の問題・簡単な問題はすぐ解けるように練習しておき、時間をかけるべき問題にしっかり時間をかけられるようにしてください。
特に、計算に時間を使う問題・ある程度の長さがある文章を読まなくてはいけない問題は、普通に正面から解こうとすると時間がかかります。
どうすれば時間を短縮できるか、問題集で練習しておきましょう。
SPI3の対策についてのポイントをこちらの記事ではさらに際しく紹介しています。
SPI3を対策する際の注意点
続いて、SPI3の対策をする際の注意点を3つ解説します。
SPI3は専門知識がなくても解ける問題とはいえ、決して簡単な試験とは言えません。
日本語を正しく読み取る力・数学的な考え方で問題を処理する力などが、ビジネスで活躍するのに十分備わっているかをチェックするための試験です。
企業によって違いがあるとはいえ、試験の突破率も決して高いとは言えません。
面接前の足切りと筆記試験を甘く見ず、しっかり時間をかけて対策するようにしましょう。
焦らずに落ち着いて解く
間違えた問題は後から復習をする
企業によって出題傾向が異なる
焦らずに落ち着いて解く
SPI3は時間制限が厳しく、焦ってしまう方が多いです。
しかし、問題文で何を問われているかを正確に理解し、間違いやすい選択肢を安易に選ばないようにするには、落ち着いて解く必要があります。
落ち着いて解けるようにするには、試験の時間配分をしっかり理解するのが良いでしょう。
この問題にはこれだけ時間をかけられるとわかっていれば、焦らずじっくり考えられます。
もし想定した時間を超えても手がかりがつかめない場合、その問題を諦めて次の問題に進むのも手でしょう。
1つの問題に固執し、時間が足りなくなって簡単な問題を取りこぼすのが、最も避けるべき事態です。
しかし焦ってイージーミスをするのももったいないので、自分の想定した時間内に解くことを目指し、落ち着いて解くようにしてください。
間違えた問題は後から復習をする
解き方や公式を覚えることが、SPI3で解ける問題を増やすコツです。
間違えた問題は解説を読み、後から復習でその解説で紹介されていた解き方・公式を実際に試す必要があります。
解き方を知るだけでなく、自分で実際に手を動かして解く経験をすることが大切です。
特に、初見で苦手だと感じた分野・問題について複数回は解いておき、その問題が出たらすぐ頭と手を動かせるようにしておきましょう。
非言語の数的推理などの問題は、公式を使う・使わないで解くスピードが劇的に変化します。
得意分野であっさり解けたと思った問題でも、実は公式を使うと、もっと早く答えにたどり着けた可能性もゼロではありません。
正答した問題でも、考え方が合っていたか、解説文を読み確認しておくことが大切です。
選択式の問題では「たまたま合っていただけ」ということがよく起こりうるので、注意しましょう。
企業によって出題傾向が異なる
SPI3は、企業によって出題傾向が異なるのも特徴です。
特に英語は、企業によってどれだけ重視するかが異なってきます。
そのため、志望する企業がSPI3でどのような問題を出してくるか、傾向を把握しておくことが大切です。
去年試験を受けた方の口コミ・同じ大学の先輩の経験談などをチェックし、どの分野が出題されやすいか心構えをしておきましょう。
ただ、どの企業でも、基本的な分野(言語・性格検査など)は出題されると考えてください。
SPI3の試験対策をする際は、どの企業でも出題される分野をまんべんなく網羅しておくことが大切です。
極端な苦手分野があると、全体のスコアも大きく落ちてしまうので、苦手分野を残したままにしないよう気をつけてください。
SPI3はいつからやるべき?
SPIの対策時期は、早ければ早いほど良いでしょう。
1週間前ぐらいから急に対策を始めて、できるだけ直前に学んだことを忘れないようにしようとする方もいます。
しかし、もっと早く対策をするほうが余裕を持って対策でき、弱点があってもその分野を克服できる時間を得られるのでおすすめです。
志望する業界によって、選考スケジュールはある程度決まっています。
その業界では、何月に筆記試験が実施されるか調べておき、その時期を考えて学習計画を作るのが良いでしょう。
特に、ITなど選考スケジュールが早い業界を希望する方は、3年秋ごろから書類選考対策・筆記試験対策を進めていかなければ間に合いません。
まずは練習問題を解いてみて、どれぐらい試験対策が必要かあたりをつけるのもおすすめです。
SPI3の対策時期についてこちらの記事でさらに詳しく紹介しています。
SPI3の問題を実際に解いてみよう
最後に、SPI3の問題例と簡単な解説を掲載します。
各問題、目標時間を設定して解くのがおすすめです。
この記事では、言語・非言語・英語、それぞれの問題を5問ずつ掲載しています。
解き方を自分のものとして完璧にマスターするには、練習問題を1周しただけでは足りません。
解説を参考にしながら3周チャレンジして、どの分野問題も解き方・考え方を完璧にしておくのがおすすめです。
また苦手分野があれば、その分野を集中的に練習するようにしてください。
言語
非言語
英語
言語
まずは、言語能力の問題を5問出題します。
言語の問題で出題される主な問題は、文章整序・二語の関係性・空欄補充などです。
特に難しい言葉が問題文に含まれることはなく、アカデミックな知識が前提の問題が出ることもありません。
一般的な日本語力があれば、ほとんどの問題を解けるでしょう。
以下で出題する5問も、小中学生レベルの基本的な日本語だけで十分解けるレベルの問題です。
しかし、解き方を知らなかったり問題に慣れていなかったりすると、解くのに時間がかかる可能性があります。
あるいは、問題の意図を誤解して、簡単な問題を間違えてしまうこともありえるでしょう。
もったいないミスで減点されないよう、どんな問題が出るか練習問題で知っておきましょう。
問題1
最初に示す二語の関係と同じものはどれか選びなさい。
「家電・テレビ」
ア:フォーク・ナイフ
イ:お酒・ビール
ウ:福祉施設・特別養護老人ホーム
選択肢
A:ア
B:イ
C;ウ
D:アとイ
E:アとウ
F:イとウ
最初に示した「家電・テレビ」は包含関係で、イとウも同じく包含関係です。
パソコンとマウスは関連する単語ではありますが、包含関係ではなく、針と糸のように一組でセットになっているものと言えます。
この問題を解くときは、最初に示される単語の関係が何か、素早く把握することが大切です。
包含関係以外によく出される関係として「目的語と動詞」(病気・治療)「同義語・対義語」(需要・供給)「道具と役割」(ルーペ・拡大)といったものがあります。
問題2
AからDの文を1~4に入れて意味が通るようにするとき、2に入る文はどれか。
日本と韓国は(1)(2)(3)(4)採用されている。
A:参加できる大統領制が
B:韓国は国民が直接投票に
C:ともに東アジアの国ではあるが
D:日本は間接民主制で直接首相を選べないのに対し
こういった文章整序の問題は、最初に入る文を考えることが大切です。
この問題だと、日本と韓国という主語から始まっているため「ともに」から始まる文章が最初に入るのが適当と考えられます。
逆に「日本と韓国は」という言葉に続いて「日本は」「韓国は」と続くのはおかしいので、これらの選択肢は除外できるでしょう。
次に、日本と韓国それぞれに当てはまる内容が続きますが、選択肢Dに「対し」という単語があるため、先に書かれるのは日本のことであることがわかります。
問題3
文中の(1)(2)に入る適切な単語の組み合わせはどれか。
日本では少子高齢化が(1)の課題となっており、即効性のある取り組みが強く求められている。
少子高齢化で特に強く懸念されている事柄の1つは(2)の減少である。
すでに経済成長率の低下・さまざまな業界での人手不足といった形で影響が出ており、少子高齢化は日本全体で共有すべき課題と言えるだろう。
A;1.喫緊 2.労働人口
B:1.喫緊 2.出生率
C:1.将来 2.労働人口
D:1.将来 2.出生率
最初の文は「即効性のある取り組みが求められる」という内容であるため、(1)には「将来」よりも「喫緊」が入るのが妥当と言えます。
一方(2)は、その次の文でどんなことが書かれているかを読まなければいけません。
次の文章では、経済・労働に関する問題が述べられているため、(2)に入るのは出生率よりも労働人口のほうが適切であることがわかります。
問題4
文中の空欄に入る最も適切なものを選びなさい。
任された仕事を()にして見て見ぬ振りをし、ひたすら趣味に没頭するのはやめてもらいたい。
A:おざなり
B:潮時
C:しんがり
D:なおざり
このように、日常的に使っていながら、間違いやすい単語などの問題が出されることもあります。
例題を何個か解いておき、正答率を高めておくようにしましょう。
ちなみに「おざなり」は、雑・中途半端といった意味合いの言葉です。
「仕事がおざなり」なら、仕事をやっているけれど大雑把であるという意味になります。
一方「なおざり」は、仕事そのものに向き合わず、やらない・放置するといった意味の言葉です。
この例題だと「見て見ぬを振りをしている」「ひたすら趣味に没頭する」という言葉が続いています。
そのため、仕事をそもそもしていない「なおざり」のほうが、「おざなり」より適当であると考えられるでしょう。
問題5
最初の文に含まれる「そうだ」と最も近い意味で使われている「そうだ」が含まれる文を、A~Eの中から選びなさい。
彼は野球が本当に楽しいそうだ
A:どうも夜は雪が降りそうだ
B:これだけ食べるとさすがに太りそうだ
C:明日は今年一番の暑さになるそうだ
D:お金に困ることはなさそうだ
E:彼は今日も調子が良さそうだ
語句の用法を問う問題も、よく出題されます。
「そうだ」にはさまざまな意味が含まれ、最初の文の「そうだ」は、人から伝え聞いたことを表す「伝聞」の意味がある「そうだ」です。
これと同じ使い方の「そうだ」はCで、その他の「そうだ」は予測していることを示したり、主語が「このような様子・雰囲気である」ことを示したりするのに使われています。
非言語
続いて、非言語の分野からも5問出題します。
非言語の分野は、かなり出題される問題の種類が多いのが特徴です。
推論・順列/組み合わせ・割合と比・損益算・仕事算・集合など、さまざまな分野から出題されます。
中学~高校基礎レベルの数学スキルがあれば、解ける問題が多いとはいえ、苦手な方だと苦戦する可能性もあるでしょう。
苦手な問題を対策するのには、それなりに時間がかかります。
数学が苦手な方は、早めにSPI3の対策を始めておきましょう。
問題1
ある企業が、どんなWeb媒体で自社のサービスを知ったかアンケート調査した結果、「Web広告」という答えは「インスタグラム」の1.5倍あった。
「インスタグラム」という答えは全体の30%であり、「Web広告」「SNS」以外の回答のうち40%が「X」であった。
「X」でサービスを知ったと回答したのは、アンケート全体の何%であったか。
A:5%
B:7%
C:8%
D:10%
E:15%
「Web広告」と回答した割合は「インスタグラム」(30%)の1.5倍なので、45%になります。
「Web広告」と「インスタグラム」の合計は75%であるため、「その他」の割合は25%です。
この「その他」のうち、40%が「X」という回答なので、アンケート全体のうち「X」と答えた割合は10%になります。
割合の問題は、問題をしっかり読み、与えられた情報をどのように活用できるか考えるのがコツです。
問題2
ある仕事を終えるのに、Aさんは10日かかり、Bさんは15日かかります。
この仕事を最初の3日間は2人で行い、残り日数をBさん1人で行った場合にかかる全体の日数は何日か?
A:5日
B:6日
C:7日
D:8日
E:9日
仕事量全体を数字で表すと、10と15の最小公倍数で150です。
Aさんは1日に15の仕事量をこなし、Bさんは10の仕事量をこなせると考えられます。
3日間、AさんBさんが両方働いてこなせる仕事量は、45+30で75です。
残った仕事量は75であり、Bさん1人で75の仕事を終わらせるには5日かかります。
そのため、全体の日数は8日です。
別解として、「Aさんは1日で10分の1の仕事量をこなせる」「Bさんは15分の1の仕事量をこなせる」と考え、分数で計算する方法もあります。
問題3
袋の中には、1から9までの数字が書かれたボールが1つずつ入っている。
袋の中からAが1つボールを取り出し、数字を確認してから戻す。
次に、Bが同じようにボールを取り、数字を確認する。
この結果、数字が大きかったものが勝ち、同じだった場合は引き分けになるゲームを行う。
Aが3以下の数字を引いたとき、Aが勝てる確率を求めよ。
A:1/81
B:2/81
C:1/27
D:2/27
E:4/81
Aが1から9までの数字を引き、その後にBが同じく1~9の数字を引くので、このゲームの勝敗パターンは全部で9×9の81通りあります。
このうち、Aが3以下の数字で勝利できるのは「Aが2・Bが1」「Aが3・Bが1」「Aが3・Bが2」の3パターンです。
そのため、Aが3以下の数字で勝てる確率は、3/81になります。
問題4
お菓子が40個置いてあり、A・B・C・D・Eの5人が好きなだけそこから食べた。
① A・B・Cは同じだけ食べた。
② DはA・B・Cより2個だけ多く食べた。
③ EはA~Dの4人が食べ終えた後でお菓子を食べ、残っていたお菓子の半分を食べた。
④ お菓子は最後に7個残っていた。
A~Cが食べたお菓子の数は何個か。
A:4個
B:5個
C:6個
D:7個
E:8個
非言語の推理問題は、情報をいかに整理するかが大切です。
この問題では、お菓子が最後に7個残っていたこと・Eが最後に残っていたお菓子の半分を食べたことから、Eが食べる前に14個のお菓子が残っていたとわかります。
そのため、A~Dが食べたお菓子の合計は26個です。
この条件で、DがA~Cより2個多くお菓子を食べるには、A~Cが6個ずつ、Eが8個食べる組み合わせしかありません。
問題5
A大学の2年生は500人いて、そのうち200人が運転免許をすでに取得している。
また、クレジットカードを所持している人数は、300人である。
運転免許を持っていて、クレジットカードを所持している人数が150人いる場合、逆に運転免許もクレジットカードも持っていない人数は何人か。
A:50人
B:100人
C:150人
D:200人
E:300人
運転免許とクレジットカードを両方持っている学生は、150人います。
運転免許を持っていてクレジットカードを持っていないのは、200-150=50人です。
クレジットカードだけを持っている人数は、300-150=150人です。
500人の全学生からこれらの合計を引くと、運転免許・クレジットカードの両方を持っていない学生の数を導き出せます。
500-(150+50+150)なので、答えはCの150人です。
英語
次に、英語から5問出題しますので、こちらも解いてみましょう。
英語からは、同意語・反意語・単語の意味・空欄補充・整序問題・誤文訂正・英訳・長文読解などの問題が出題されます。
英語の問題は、学校の試験で出題されるものと差が少ないため、英語の勉強をしっかりやってきた方は苦戦する可能性が低いでしょう。
英語の対策に関しては、問題の解き方・考え方を身につけるより、基礎的な英語力を上げるのが近道と言えます。
社員に英語力を求める企業を受験する方は、就活が始まる前にしっかり英語を勉強してください。
問題1
次の空欄に当てはまる単語を、A~Dのうちから選びなさい。
She is a () student and always gets top grades in her class.
A::diligent
B:lazy
C:tired
D:kind
それぞれの単語の意味は「diligent=勤勉な」「lazy=怠け者」「tired=疲れた」「kind=親切な」という意味です。
文の後半は、いつもクラスで一番の成績を取っているという内容であるため、最も当てはまる単語はAになります。
空欄補充は、このように単純な単語を問う問題のほか、熟語や前置詞などさまざまなパターンの問題が出題されるでしょう。
単語・熟語の知識が試されるため、ある程度座学でしっかり勉強していなければ対応できません。
基礎的な英語力・語彙力が不足していると感じる方は、単語帳や英単語アプリを使って勉強するのがおすすめです。
問題2
次の空欄に当てはまる単語を、A~Dのうちから選びなさい。
He is interested () learning Japanese.
A:of
B:about
C:in
D:to
こちらも空欄補充の問題で、単語レベルで「interested」を「興味がある」という意味で
あることを知っているだけでは、回答できません。
「be interested in」で「~に興味がある」という言い回しであることを知らなければ、迷ってしまう可能性が高いでしょう。
SPI3の英語は中学~高校レベルですが、大学でしばらく英語学習から離れていると、苦戦する可能性もあります。
学生時代に英語が苦手だった方・単語などを忘れてしまっている方は、ある程度おさらいしておくのがおすすめです。
特に、英語が評価に大きく影響する外資系企業などを受ける方は、しっかり準備しておきましょう。
問題3
次の英文の()内の単語と同じ意味の単語を、A~Dから1つ選びなさい。
I find science to be a (fascinating) subject.
A:dull
B:intriguing
C:uninteresting
D:impressive
問題の英文は「私は科学を魅力的な学問であると感じている」という意味です。
「fascinating」(魅力的な)と同じ意味の単語は、Bの「intriguing」(興味をそそる)しかありません。
AやCは逆に「つまらない」「面白くない」といった意味の単語で、Dは「印象的な」という意味を持つ単語です。
同意語も適性検査の英語の問題でよく出題される問題なので、練習しておきましょう。
よく出題される単語は、最低限押さえておきたいところです。
単語力がついてくると、自信を持って解答できない難問でも選択肢のいくつかを消せて、正答率が上がります。
問題4
次の英文の()内の単語と逆の意味を持つ単語を、A~Dから1つ選びなさい。
The road is (narrow), so be careful when driving.
A:wide
B:long
C:short
D:constrict
E:hard
問題3は同意語の問題で、こちらは反対語の問題になります。
まずは、日本語の問題文を冷静に読み、同意語か反意語かを間違えないようにしましょう。
特にこの例題のように、比較的簡単な問題では、イージーミスを避けたいところです。
もちろん、この問題は()内の単語が「狭い」という意味を持つnarrowなので、答えは「広い」という意味を持つAのwideになります。
空欄補充や同意語・反意語の問題は、文法が苦手でも単語を知っていれば対応できることが多いです。
また、SPI3の英語では自分が話すような試験がなく、問題集などでも十分対策できます。
独学でも実力を伸ばせるので、早めに対策を始めましょう。
問題5
次の英文の()内を、正しい英文に訂正する選択肢を選びなさい。
There are (many informations) about the event on the website.
A:many information
B:much information
C:much informations
D:a lot of informations
英語の問題では、誤文訂正も数多く出題されます。
これは単語だけでなく、文法などもわかっていないと解けないことが多いため、中学・高校からの英語学習の積み重ねができていないと、点数が取りにくいでしょう。
こういった問題が苦手な方は、高校で使っていた参考書・教科書をやり直してみてはいかがでしょうか。
なお、この例題は、不可算名詞に関する問題です。
「information」「knowledge」「money」といった単語は不可算名詞で、複数形のsがつきません。
「informations」という間違った単語がある選択肢は、すべて間違いです。
また不可算名詞には「many」がつかないので、「much」を使っているBが正解になります。
まとめ
SPI3の問題は、事前にどのような問題が出されるか知ることが可能です。
また、解説付きの問題集などに取り組めば、解き方・考え方も知れるでしょう。
問題自体は難しくなくても、解くスピードが必要なSPI3では、事前の対策が合否を分ける可能性が高いです。
就職活動では、SPI3といった筆記試験の合格率を上げなければ、なかなか面接に進めません。
何から就活対策を始めようか迷っている方は、手始めにSPI3の対策から始めてみてはいかがでしょうか。