就職活動を始めると、WEBテストやSPIなどといった言葉を耳にするでしょう。
WEBテストとは、適性検査の形式の1つです。
企業は応募者を評価するために、適性検査を行います。
適性検査は、WEBテスト形式のほかに、専用会場で受けるテストセンター形式や、会場で筆記による試験を行うペーパーテスト形式があります。
時間配分は、テストの形式によって異なるので注意してください。
この記事では、いくつかあるWEBテストのなかでも最も使用されているSPI3を取り上げます。
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- SPI3とWEBテストの特徴
- SPI3とWEBテストのポイント
- SPI3とWEBテストの例文
- SPI3とWEBテストについて知りたい人
- SPI3とWEBテストの特徴
- SPI3とWEBテストのポイント
目次[目次を全て表示する]
SPI3とWEBテストの違いを解説
テストとは、企業が選考フローで取り入れている適性検査のことです。
オンラインで行われる適性検査をWEBテストといい、SPI3は、そのWEBテストの一種です。
リクルート社が提供しているSPI3は、日本の企業でよく使用されています。
WEBテストには、さまざまな種類のものがあり、主にSPI3、玉手箱、TG-WEB、WEB-CABなどが挙げられるでしょう。
問題形式や科目は、テストによって異なります。
次に、例に挙げたそれぞれのテストについて、説明していきます。
SPI3
SPI3はリクルートマネジメントソリューションズが提供する適性検査で、性格と能力の2領域を測定します。
能力検査の出題内容は、言語問題と非言語問題に分けられ、言語問題は国語の問題、非言語問題は数学の問題と捉えてください。
SPIでは基礎学力を判断され、中学校や高校で学ぶ内容の問題が出されます。
求人情報には、SPIと表記されていることもあります。
SPI3とはSPIの最新のバージョンであることを意味するので、SPIと記されている場合でも、SPI3であると判断して良いでしょう。
SPI3は、多くの企業で導入されている適性検査テストです。
WEBテスト形式の場合、URLに「arorura.net」が入っているものがSPI3になります。
筆記の場合は、問題冊子の左下に「SP3U」と記載されています。
玉手箱
玉手箱は、大手や人気のある企業で幅広く採用されており、トップシェアを誇っているWEBテストです。
総合商社・専門商社、証券・投資銀行、総研などでよく使用されています。
制限時間に対して問題数が多く、SPI3よりも難易度が高いといえるでしょう。
正答するためには、解くスピードと正確さが重要になり、そのようなスキルが求められている業界で導入されることが珍しくありません。
出題内容は、言語問題、計数問題、英語問題の3つに大きく分けられます。
言語問題の内容は、論理的読解、趣旨判定、趣旨把握です。
計数問題の内容は、四則逆算、図表の読み取り、表の空欄推測です。
そして英語問題の内容は、論理的読解、長文読解になります。
時間内に問題を解かなければならず、練習が必要です。
TG-WEB
ヒューマネージ社が提供するTG-WEBの大きな特徴は、難易度が高く、なじみのない問題が出題されることでしょう。
そのため、しっかりとした対策が重要となるテストです。
近年、金融や不動産、コンサルなどで、TG-WEBを導入する企業が増えています。
URLに「assessment c-personal.com」の文字列があることが、判別のポイントです。
TG-WEBの出題内容は、能力テストの言語問題、計数問題、英語問題に加えて、性格テストの分野があります。
言語と計数には、従来型と新型の2種類が存在するので、どちらの内容も把握しておきましょう。
従来型は、ほかの適性検査に比べると、独自の内容の問題が出されます。
新型は、従来型よりも易しい内容である一方、出題数が多いです。
性格テストは7種類あり、求める人物像に合わせて企業が選びます。
WEB-CAB
WEB-CABはSEやプログラマーといった、コンピューター職向けの適性検査です。
暗号系の問題が多く、SEやプログラマーの思考を測るのに適しています。
CABは筆記テストのことを指し、WEB-CABはそのWEBテスト版になります。
主に、数学の問題である非言語問題が出され、言語問題はありません。
したがって、理系の学生が志望する企業で導入されている可能性が高く、数学が苦手な場合は準備が必要です。
エントリーしたあとに困らないように、自分に向いているテストかどうかをチェックしておいてください。
出題内容は、4種類の非言語問題による能力検査と、性格検査です。
能力検査は、四則逆算、法則性、命令表、暗号に分かれており、論理的思考力を身につけることが目的とされています。
WEBテスト SPI3の3とは?
志望する企業によって、どのWEBテストを受けるのかは変わります。
ここでは、WEBテストの主流であるSPI3について述べるので、一般的な適性検査の流れを知りたい人は、参考にしてみてください。
まず、SPI3の3とは、バージョンの違いを表しています。
初期のSPIには、性格検査がありませんでした。
SPIとSPI3の違いは、性格検査が導入されたという点にあります。
今、SPIといわれるものは、基本的に最新版のSPI3のことを指しています。
SPIと記載があれば、SPI3だと思って問題ないでしょう。
WEBテスト SPI3の実施形態を紹介
WEBテストのSPI3の実施形態は、3つに分けられます。
1つ目は、自宅や学校などのパソコンから受検する「WEBテスティング」です。
2つ目は、企業や企業に指定された会場で受検する「インハウスCBT」です。
そして3つ目は、SPI3の実施形態のなかで最もシェアされている「テストセンター」であり、テストセンターに出向いて受検します。
テストセンターでは不正がしづらいので、結果に信憑性が増します。
そのほかに、WEBではなくペーパーテストで受ける場合もあるでしょう。
ペーパーテストでは、WEBテストよりも、能力検査と性格検査の制限時間が長くなります。
これから説明するのは、WEBで受けるテストについてです。
ぜひ、それぞれの形態の特徴を知っておいてください。
WEBテスティング
受検者の自宅や学校のパソコンから、テストを受けます。
スケジュールを確認し、指定期間内に自分の都合の良い時に受験しましょう。
注意点は、パソコンや場所を自分で用意しなければいけないので、周囲の環境を整えておくことです。
また、テストセンターとは異なり、電卓の使用が認められています。
パソコン以外にも、必要なものは準備してください。
インハウスCBT
指定された日時に、企業や企業の指定した会場でテストを受けます。
指定のパソコンで受検するため、自分のパソコンを持って行く必要はありません。
面接の直前に行われ、一日で適性検査と面接を終わらせられます。
しかし、一社ずつ受けるものなので、使い回すことはできません。
インハウスCBTは、中途採用で使用されることが多いです。
テストセンター
リクルートの提供会場であるテストセンターに、受検者が出向いてテストを受けます。
指定期間内で、都合の良い日程と会場を予約する必要があります。
テストは会場のパソコンで受け、結果を使い回すことが可能です。
そのため、企業ごとに受検する必要がないというメリットがあります。
ただ、一年以上前に受けたものは使用できないので、気をつけましょう。
WEBテスト SPI3って難しい?
SPI3で出される問題は、WEBテストのなかでは易しいほうです。
ところが、どのようなテストなのかがわからないと、不安になってしまうでしょう。
問題のレベルは、中学校や高校で学んだものになります。
企業によって合格点は変わるので、テストの点数で足切りされないように、事前に内容を確認しましょう。
次に、SPI3の試験内容について説明します。
SPI3の試験時間
SPI3では、時間との勝負であるという意識を持つことが大切です。
問題が難しいというよりも、時間が足りなくて苦戦する場合がほとんどでしょう。
高得点をとるコツは、問題集をたくさん解き、時間内にすべての問いに答えられるように慣れておくことです。
試験時間は、性格検査が約30分(300問)、能力検査が言語問題と非言語問題を合わせて約35分です。
SPI3の難易度
SPI3の問題の難易度は、中高レベルになります。
中学校や高校で学習したものなので、高得点をとらなければ、合格ラインには到達しません。
言語問題は、いわゆる国語の問題です。
中学生レベルの内容で、特に対策しなくても解けるでしょう。
しかし、非言語問題は、数学から遠ざかっていた人にとって、少し難しいかもしれません。
中学生レベルの数学ですが、ある程度対策はしておきたいものです。
英語問題は、企業によって受検しない場合もありますが、商社や外資系などでは出題される可能性が高いです。
そのような業界を目指している人は、日頃から英語に触れるようにしてください。
英語問題は高校レベルであり、特に長文をスラスラと読めないと、時間内に答えることが難しくなってしまいます。
SPI3の合格点はある?
SPI3の合格点は、企業によって異なります。
合格基準が、正答率70%の企業もあれば、90%以上の企業もあります。
大手企業では、基準を足切りとして利用していることも少なくないです。
まず、8割を超えられれば、足切りされてしまうことはないでしょう。
一般的には、6〜7割以上の点数を獲得しているのなら、多くの企業の選考を通過することが可能です。
高得点であればあるほど、テストの結果を使い回せるので、対策の段階から、ボーダーラインよりも高い点数を目指して、取り組みましょう。
WEBテストのなかでは簡単な内容とはいえ、合格点に到達するためには、解き方を明らかにしておくことがポイントです。
一問に対してどのくらいの時間をかけられるのかを知り、解くペースをつかみましょう。
WEBテストの流れとは?
WEBテストはどのような流れで受検するのでしょうか?
WEBテストの受検の流れは簡単ではありますが、流れを頭に入れておくことでストレスなく受検することができます。
実際の試験では企業からの指示があるため、その指示にしたがって進めていくようにしましょう。
案内メールを受け取る
自分が企業に登録したメールアドレスにWEBテスト受検の案内メールが届きます。
案内メールには、受検の期限や受検をするうえでの注意点、受検するためのURLが記載されていることがほとんどです。
そのため、注意点をしっかりと読み、期限内に受検をするようにしましょう。
WEB上で受験する
能力検査と性格検査の2種類の検査を受検します。
自宅で受検をする場合は、インターネット環境を確認してから受検をするようにしましょう。
時間制限が設けられているテストであるため、自宅で受検をする場合や学校で受検をする場合などでは、集中できる空間を整えたうえで受検をすることがポイントです。
結果は受検が完了した時点で、自動的に企業に送信されます。
WEBテスト SPI3の問題を実際に解いてみよう!
SPI3には、能力検査である言語問題・非言語問題・英語問題と、性格検査があると述べてきました。
性格検査は、3つの部に分かれており、2つある選択肢から1つだけ選びます。
これから、言語分野と非言語分野、そして性格検査の問題の例を出します。
どのような形式で問題が出されるのか、ぜひ確認してみてください。
ここで例に出さない英語分野の問題の内容は、同意語や反意語、空欄補充、長文読解などに分けられます。
言語分野と非言語分野の問題の内容は、例とともに言及していきます。
問題例@言語分野
言語分野では、言葉の意味や文章の内容を理解しなければいけません。
問題の内容は、二語の関係、熟語、語句の用法、文の並べ替え、空欄補充、長文読解などに分かれています。
次の例は、空欄補充の問題です。
文中の( ア )に入る最も適切な表現を選びなさい。
帰納法とは、いくつかの個別の事例から、一般的な法則を見出そうとする推論方法である。
しかし、帰納法で得た結論は、必ずしも( ア )とはいえない。
例えば「リンゴAは甘い」「リンゴBは甘い」「リンゴCは甘い」という事例から「すべてのリンゴは甘い」という推論をしたとする。
しかし、これから先、甘くないリンゴが発見される可能性は常にあるのだ。
A論理的な展開 B普遍的な真理 C物理的な法則 D抽象的な概念 E客観的な解答 F主観的な憶測
答え)B
問題例A非言語分野
非言語分野では、公式や解き方が身についていないと正答できません。
問題の内容は、推論、順列組み合わせ、割合と比、金額計算、分担計算、速度算、集合などがあります。
次の例は、推論の問題です。
P、Q、R、S、Tの5人で徒競走をした。
5人の順位について次のことがわかっている。
@)Rの順位は、Sより上である
A)Tの順位は、Rよりも上だが、1着ではなかった
B)Qの順位は、Pより上である
C)同着の順位の者はいない
(1)次のア、イ、ウの推論のうち、必ず正しいものはどれか。
アQは1着である
イSは5着である
ウ2着はPまたはTである
Aアだけ Bイだけ Cウだけ Dアとイの両方 Eアとウの両方 Fイとウの両方 Gアとイとウのすべて H必ず正しい推論はない
答え)E
問題例B性格検査
性格検査に、正しい答えは存在しません。
しかし、企業が求める人物像にあてはめようとして、実際の自分とかけ離れた答えを選択してしまうと、ESや面接の場で矛盾が生じてしまうかもしれません。
可能な限り、正直に答えていきましょう。
次に、問題の例を3つ挙げます。
以下の質問はあなたの日常の行動や考えにどの程度あてはまりますか。
最も近い選択肢を1つ選んでください。
[ 選択肢 ]
Aに近い
どちらかといえばAに近い
どちらかといえばBに近い
Bに近い
[ 問題1 ]
A:人のことに無関心なのはよくない
B:人のことに深入りするのはよくない
[ 問題2 ]
A:理屈っぽいほうだ
B:情にもろいほうだ
[ 問題3 ]
A:人目を引くことが好きだ
B:あまり目立ちたいとは思わない
WEBテスト SPI3の対策方法を紹介
最後に、SPI3の対策方法をいくつか紹介します。
限られた時間のなかで、出題されたすべての問いに答えられるようになるためには、はやい段階から対策することが大切です。
実際に問題を解いてみると、最初は時間内に解き終われないかもしれません。
参考書やアプリを利用して、たくさん問題を解いていきましょう。
また、本命の企業のテストを受ける前に、同じWEBテストを導入しているほかの企業でテストを受けるのも良いでしょう。
参考書を利用する
まずは、参考書を購入し、問題を解いてみてください。
ただ、SPI3の対策本はさまざまなものがあるため、どれを利用すればいいのか迷ってしまうかもしれません。
おすすめの参考書を2冊紹介するので、ぜひ参考にしてください。
1冊目は「2025最新版 史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集」です。
この参考書では、素早く、確実に解ける解答方法が紹介されています。
解答が別冊になっているのも、嬉しいポイントです。
2冊目は「これが本当のSPI3だ! 2025年度版」です。
電子版もあるので、スマホで隙間時間に学習できます。
さらに、数学から遠ざかっていた人のために、算数の内容から記載しています。
初心者でも安心して使える一冊といえるでしょう。
アプリを利用する
試験の対策として、参考書だけではなくアプリも活用しましょう。
アプリは移動時間や、机に向かえない時にも利用でき、時間を有効に使えます。
特におすすめできるアプリを、2つ紹介します。
1つ目は「SPI言語・非言語 就活問題集 -適性検査SPI3対応-」です。
このアプリでは、得意分野や不得意分野を分析してくれます。
加えて、お任せ復習モードも用意されています。
同じ大学の人や都道府県の人と競えるランキングもあるので、勉強の意欲も掻き立てられるでしょう。
2つ目は「SPI言語|しっかり解説の資格試験問題集」です。
問題がレベルごとに分かれており、徐々にステップアップしていくものになります。
制限時間も、オンオフを切り替えることが可能です。
志望度の低い企業で練習する
参考書やアプリを利用し、問題の数をこなしたあとは、企業で受検するのも良いでしょう。
ある程度、SPI3の出題形式に慣れたら、実際に本番で解いてみてください。
会場でパソコンを使用し、監視者の監督のもとで解いてみると、一人で対策していた時とは違って、緊張したり戸惑ったりするかもしれません。
本命の企業でそうならないように、志望度の低い企業でテストを受けるのも、対策の1つです。
実際の試験で経験を積むことにより、志望度の高い企業のWEBテストで失敗する可能性が低くなります。
テストの空気を知るには、参考書やアプリだけでは不十分です。
SPI3はスピードと正確さが必要なテストであり、落ち着いて解くことが重要です。
ESなしで練習受検ができる企業もあるので、調べてみましょう。
WEBテスト SPIの危険な勉強法を紹介
WEBテストやSPIは、とにかくがむしゃらに練習すれば良いというわけではありません。
効率的な勉強方法を取らないと、いたずらに時間を浪費するだけで解き方が身につかないのです。
ここからは、WEBテストやSPIの対策のために勉強するにあたって、危険な勉強法である以下の3つについて紹介します。
その勉強法とは、基礎問題を疎かにしてしまう、見直しを行わない、得意な分野ばかり勉強してしまう方法です。
それぞれの勉強法の危険性について、詳しく見ていきましょう。
基礎問題を疎かにしてしまう
WEBテストやSPI対策で避けなければならないのは、基礎問題を疎かにする勉強方法です。
基本的にWEBテストやSPIでは、中学や高校レベルの知識を用いた基礎問題が中心に出題されます。
そのため、基礎をしっかりと勉強すれば高得点に繋がっていきますが、基礎部分を疎かにするとほとんどの問題が解けなくなってしまうのです。
出題形式も特殊なため、求められるレベルが中学高校レベルだからと油断していると痛い目を見ます。
一通り基礎問題をチェックし、問題なく解けるようにしておきましょう。
見直しを行わない
WEBテストやSPIテストは出題数が多く、一通り解くだけでも時間がかかってしまいます。
そのため、解いただけで満足してしまって見直しをしない場合があるのです。
しかし、仮にその問題に正答していたとしても、たまたまその問題が解けただけの可能性は捨てきれません。
そのため、解けたからと満足せずにしっかりと理屈まで理解できるように見直しをしましょう。
また、繰り返し問題を解いて自分が苦手な分野を見つけ、しっかりと対策を練ると点を取りやすくなります。
特異な分野ばかり勉強してしまう
人間の心理として、苦手な分野を避けたいというのは誰もが思うことでしょう。
しかし、WEBテストやSPIの対策では苦手な分野こそ力を入れて学ぶ必要があります。
WEBテストやSPIでは言語、非言語問題と幅広い分野が出題されるため、仮に得意な分野で得点が取れたとしても、全体の点数は上がりにくいです。
そのため、より広範囲をカバーして総得点を底上げするためにも幅広く勉強を行うことを意識する必要があります。
偏りをなくし、しっかり点を取れるよう対策しましょう。
WEBテスト SPI3で高得点を取るコツ
続いて、WEBテストやSPIテストで高得点を取るコツについて見ていきましょう。
普段から練習を繰り返しているからといって、無策で本番に挑んでも良い結果は出せません。
今回は、SPIテストにおいて高得点を取るコツとして、以下の3つの方法を紹介します。
そのコツとは、1つの問題に時間をかけない、分からない問題でも答えを埋める、時間配分をあらかじめ決めておく、の3点です。
それぞれのコツについて、詳しく見ていきましょう。
1つの問題に時間をかけない
1つの問題に時間をかけすぎていると、取れる得点を逃す可能性があります。
WEBテストやSPIは、時間との勝負です。
全体の問題を解くための総時間はあらかじめ決まっているため、分からない問題にかかりきりになってしまうとそのあとの問題を解ききれない可能性があります。
目の前の問題が分からない、このままでは時間がかかってしまうと感じた場合はすぐに見切りをつけ、次の問題に取り組みましょう。
1つの問題を捨てた方が、全体の得点は高くなります。
分からない問題でも答えを埋める
分からない問題だからといって、何も解答しないままでいるのも望ましくありません。
WEBテストやSPIは、選択問題式で出題されます。
そのため、分からない問題でも何かしらマークすることを心がけましょう。
なぜなら、分からないところでもたまたまマークした解答が正解となり、偶然点数が取れているかもしれないからです。
就活におけるSPIテストは点数を取った者勝ちといっても過言ではありません。
少しでも得点を高めて合格の可能性を高めるため、分からない部分もマークするようにしましょう。
時間配分をあらかじめ決めておく
何も考えずにテストを受けていると、うっかり時間が足りなくなる可能性があります。
そこで、時間配分をあらかじめ考えてからSPIに挑むのがおすすめです。
言語問題では何分、非言語問題では何分、とくに何問までを何分までに解くなど、大まかで構いません。
得意不得意や実際に解くのにかかった時間などに合わせ、分野ごとに自分なりに時間配分を変えると良いでしょう。
例えば、非言語問題では思考力が問われるため時間を多く取っておくなどです。
就活エージェントに相談する
就活で困ったことがある方は、ジョブコミットのサービスである就活エージェントを活用してみると良いでしょう。
サービスを活用することで就活に関する不安を解消できます。
具体的には、就活のプロであるアドバイザーが専属で担当をしてくれて、一人一人に合った企業探しを手助けしてくれます。
それに加えて、本番さながらの模擬面接をしてもらうことができたり、内定後のサポートまでしてもらうことも可能です。
そのため就活に不安を抱えている方、就活のプロに相談をしてみたい方はぜひ就活エージェントに相談してみましょう。
まとめ
これまでに、WEBテストのSPI3について解説しました。
就活において、適性検査を受ける機会は少なくありません。
特に、この記事で取り上げたSPI3は、多くの企業で導入されているものです。
自分が志望している企業が、どのWEBテストを使用するのかをしっかり確認し、はやめに対策に入りましょう。
この記事では、SPI3の実施形態や対策方法、問題の例などを紹介しています。
問題の形式に慣れていれば難しく感じずにすむので、ぜひ参考にしてください。