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・誰とでも仲良くなれることをアピールする方法 ・誰とでも仲良くなれることをアピールする際のポイント ・誰とでも仲良くなれることをアピールする例文
・誰とでも仲良くなれることをアピールする方法を知りたい人 ・誰とでも仲良くなれることをアピールするポイントを知りたい人 ・自己PRに自信がない人
誰とでも仲良くなれることを自分の長所と捉えている人の中には、その長所を自己PRでアピールしたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は誰とでも仲良くなれることを自己PRにおいてアピールするための方法や文章の構成について詳しく紹介していきます。
誰とでも仲良くなれることをアピールしている例文も5つ紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
目次[目次を全て表示する]
【誰とでも仲良くなれることをアピール】自己PRで見られていること
相手の意図を把握した上でコミュニケーションを取れれば、相手の望む回答を用意できるのは就活においても同様です。
よって、ここからは自己PRを通して企業がどのような点を確認したいと考えているのかについて詳しく紹介していきます。
下記の3点を念頭に置いた上で自己PRを作成することで、より企業の採用担当者があなたに興味を持ってくれることでしょう。
円滑なコミュニケーションが取れるか
企業は自己PRを通して、就活生が円滑なコミュニケーションを取れる人材かどうかを確認したいと考えています。
ビジネスの世界においては、日々の業務におけるコミュニケーションが必須です。
コミュニケーション能力がある人はチーム内外の関係者との協力を促進できるだけでなく、プロジェクトの進行や課題の解決、アイデアの共有、意思決定などにおいて中心的な役割を果たせることでしょう。
また、コミュニケーション能力が高い人は伝え方も上手なので、誤解を防ぎ、作業のミスを減らすこともでき、業務の効率化を図ることもできます。
文章だけでは100%あなたのコミュニケーション能力をアピールすることが難しいかもしれませんが、わかりやすく、誰でも理解できる書き方をしているだけで、ある程度コミュニケーション能力を伝えることはできます。
自己PRの文章においても、「この文章は誰が読んでも理解できるか」ということを念頭において作成してみてください。
自社で活躍してくれそうか
当然ながら、企業は活躍してくれる人材を採用したいと考えているため、自社で活躍してくれる人材かどうかを重要視しています。
就活生のスキルはもちろんのこと、経験や価値観が自社の業務や文化や目指す方向性と合致しているかを見極めようとしています。
適応性が高ければ高いほど、入社した後にその能力を発揮して企業に貢献してくれる人材であると判断することでしょう。
よって、自己PRを作成する際はあなたが入社した後は活躍できる人物であるということが伝わる書き方をしましょう。
実際の企業の業務内容などに触れ、その業務を高い水準でこなす自信があるという書き方をすれば、企業研究を行っている、意欲の高い学生であると考えてもらえます。
社風とマッチするか
自己PRを確認することを通して、その強みが社風とマッチしているかどうかも企業は確認しています。
これから新しく加わるメンバーが既存のチームや組織の文化にスムーズに溶け込み、長期的に働いてくれるか、貢献できるかについて見極めたいと企業は考えています。
企業にはそれぞれ独自の文化や価値観、働き方などが存在しており、これらと就活生の性格や自己PRがマッチしていれば、長く働いてくれると予想できるからです。
一方で社風に合っていない人材の場合、早期離職をしてしまう可能性もあるため、早い段階で選考から外し、お互いにとって不利益がないように取り計らうことも重要視している企業が多いです。
【誰とでも仲良くなれることをアピール】誰とでも仲良くなれる人の特徴
誰とでも仲良くなれる人である、と自分では思っているものの、本当に第三者に対してもアピールして良いものなのか不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで、ここからは誰とでも仲良くなれる人の特徴について5つ紹介していきます。
これらが当てはまる人は、「誰とでも仲良くなれる」と自己PRで積極的にアピールしても問題ありません。
社内外問わず円滑な人間関係を構築できる
社内外問わず遠隔な円滑な人間関係を構築できるというのは、誰とでも仲良くなれる人の大きな特徴の一つです。
コミュニケーションを取る際に、オープンかつ相手の話を注意深く聞くことで信頼関係を築くことができます。
誰とでも仲良くなれる人は相手のこれまでの背景や意見などを尊重した上で、相手が自分の価値観を表現しやすい、安心できる雰囲気を作り出すことができます。
基本的に誰かを否定することはなく、ポジティブな態度を保ち、常に冷静さを保った上で対人関係の調整をすることに長けています。
よって、どのような人々と関わる際にも相互理解と協力を促進することができるので、一人いるだけで組織が円滑に回るようになるでしょう。
仕事を効率よく進められる
誰とでも仲良くなれる人は仕事を効率よく進めることができる人が多いです。
コミュニケーション能力が高いので、周囲と協力をすることができ、必要に応じてお互いに助け合うことができるからです。
ただ親しくなる、慣れ合うだけでなく、信頼を得ることが得意なので、チームの雰囲気も良くなります。
信頼と相互理解の基盤の上に立っているチームは目標に向かって協力しやすくなり、結果として作業の効率が向上することでしょう。
誰とでも仲良くなれる人は、相手を理解する能力にも長けているので、誰がどのような能力を持っているのか、どのような業務が得意なのかについても把握できます。
誰に質問をすれば良いか、誰にどの業務を任せれば良いか、反対にどの業務を代わりにやってあげれば良いかなどについても理解していることが多いです。
周囲について理解力のある人が一人いれば、チームの業務をお互いに協力して、スムーズに進められるようになるでしょう。
自発的に話しかけられる
誰とでも仲良くなれる人は自発的に他人に話しかけることができるので、積極的に関係値を築くことができます。
会話を始めることにおいて抵抗がないので、さまざまな情報を交換できますし、話すことだけではなく聞くことも得意です。
相手の意見や感情に耳を傾け、信頼を構築することも得意としています。
もちろん新しく関係を築くことだけでなく、既存の関係を深めることもできます。
積極的に交流をしようとする姿勢は周囲からも基本的に好意的に受け止められ、多くの人が魅力を感じることでしょう。
また、自発的に話しかけられるということは、意見を出すことも得意であるということです。
さまざまな人の話を聞いた上で、その意見をまとめてミーティングなどの際に発表できるというのも誰とでも仲良くなれる人の特徴です。
相手を素直に受け止められる
誰とでも仲良くなれる人は相手を素直に受け止められるのも特徴の一つです。
相手の意見や感情を素直に受け止めることができ、相手を尊重し、意見を否定せずに受け入れることができるので、多くの人から信頼されます。
まず否定から入る人を誰も信用しませんが、反対に素直に受け止めるまずは話を聞いてみるという姿勢を持っているので、多くの方がこのような人のことを好きになるでしょう。
「この人は否定せずに、まずは自分の話を聞いてくれる」と信頼を持っているので、新しいアイディアなどを思いついた際も、まずは相談しやすいのも魅力的なポイントです。
プロジェクトを進めるにおいて、対立や誤解が生じてしまった際でも異なる意見や立場を認識して、それを理解・尊重し建設的な会話をすることを大切にしている人が多いです。
このような姿勢は、たとえ意見に相違があったとしても、お互いに言い合いになるのではなく、お互いの意見の良い点を両方実現できるような案を考えるなど、建設的な結論に導かれることが多いです。
笑顔が多い
誰とでも仲良くなれる人はよく笑う人が多いので、場の雰囲気を和ませることもできます。
当然ながら、常に無愛想で仏頂面をしている人よりも笑顔でいる人の方が感じが良いです。
笑顔でいることで色々な人と簡単に打ち解けることができ、親しみやすさがあります。
また、コミュニケーションにおいては、言語的なもの以外にも非言語的コミュニケーションも重要です。
笑顔が多い人と会話する際はリラックスした雰囲気で話すことができますし、自分がこれまで秘めていた意見などについてもしっかりと述べることができます。
笑顔が多い人がいることによって、積極的に意見を出せる雰囲気になり、プロジェクトがより効率的に進むようになるケースも少なくありません。
【誰とでも仲良くなれることをアピール】おすすめの構成
誰とでも仲良くなれる人にどのような特徴があるのかについて理解したところで、続いては自己PRを作成する際のおすすめの構成について詳しく紹介していきます。
自己PRの構成はどのようなスキルをアピールする際にも、下記の構成を利用するのが鉄板であるとされています。
よって、受ける企業によっては他の長所をアピールすることもあるかもしれませんが、その際もこの構成を用いて構いません。
この記事で覚えてしまいましょう。
結論
自己PRを述べる際はまずは結論を一言で述べることが重要です。
今回の場合「私の長所協調性があることです。」など、簡単にと述べるようにしましょう。
これにより、企業の採用担当者はあなたの長所が誰とでも仲良くなれることであるということを念頭に置いた上で文章を読めるようになります。
結論を先に述べないと、結局何が言いたいのか分かりづらくなってしまい、いくらあなたが素晴らしい能力を持っていたとしても、いまいち伝わらなくなってしまいます。
そこで、先に結論を述べておくことが重要なのです。
理由
結論を述べることができたら、理由を深堀りすることが重要です。
あなたがなぜ誰とでも仲良くなれることを長所としているのか、その理由について詳しく説明していきましょう。
ただし、この部分はこの後で話すエピソードの導入部分とも言えるので、文字数の制限がある場合は簡単に述べるだけで構いません。
エピソード
あなたの長所がなぜ長所であると自信を持って言えるのか、そのスキルを発揮したエピソード、または身につけたエピソードについて話しましょう。
これにより、あなたの誰とでも仲良くなれるという長所が主観的なものではなく、客観的な体験に基づいたものであるということが企業の採用担当者にも伝わります。
あなたがどのような経緯でこのスキルを身につけた、または発揮したのかについて分かりやすく説明していくことが重要です。
貢献
エピソードについて述べることができたら、スキルを活かしてどのように企業に貢献していくのかについて詳しく説明していく必要があります。
これにより企業の採用担当者はあなたが実際に入社した後、活躍しているイメージをしてくれます。
また、どのように貢献できるか話せるということは、企業研究をしっかり行っているという意味にもなるので、入社を強く希望している意欲の高い学生であると考えてもらえることでしょう。
【誰とでも仲良くなれることをアピール】ポイント紹介
自己PRを作成する際において、自分の魅力を最大限アピールするためにはいくつかポイントが存在します。
ここまで紹介してきた構成を踏まえた上で自己PRを作成しつつ、下記のポイントも参考にして、より企業の採用担当者に良い印象を与えられる自己PRの作成に取り組んでみましょう。
なぜ誰とでも仲良くできるのかを考える
まず、そもそも自分はなぜ誰とでも仲良くできるのか分析してみましょう。
このスキルは努力して身につけたものではなく、生まれながらの素質として備わっている人も多いからです。
「特に意識したことはないけれど、自分の周りには人が多く居る」と感じている人も多いのではないでしょうか。
自己PRはあなたの魅力を言語化しなければならないので、なぜあなたの周りには人が多く居るのか考えてみましょう。
あなたが周りの話をきちんと聞いているからなのか、マイナスな言葉を吐かないからなのか、相手の雰囲気を察して話しかけるべきタイミングを考えているからなのか、それぞれ理由はあるでしょう。
自分が人間関係を構築する上で重要にしているポイントや、周りから褒められることのある長所などについて考えてみるのがおすすめです。
この部分をどれだけ深く考えられるかで、あなたの長所を誰にでも伝えられるものに昇華できるかが決まります。
仲良くなってきた人の特徴を考える
誰にでも、これまで仲良くなってきた人には一定の特徴や傾向があるでしょう。
そこで、これまでどのような人と仲良くなってきたのか分析してみましょう。
もしそれらの人の特徴が自分が志望している企業の社員や文化などと共通している場合は、積極的にアピールしたいところです。
この話をすることができれば、面接官に対して自分がその企業の社風やチームに自然に溶け込み、貢献できる人材であることを示すことができます。
また、プロジェクトにおいても活躍できる人材であるとみなしてもらえるでしょう。
企業とマッチしているということは長く働けるということにもなるので、早期離職の多いこの時代において非常に重宝されることでしょう。
仲良くなるとどんな関係性になるのか考える
あなたが誰かと交流を深めた結果、どのような関係性を築けるのかについても考えていくと良いでしょう。
この表現はやや抽象的なので、それが実際の業務においてはどのような価値をもたらすかについて明確に説明できると良いでしょう。
例えば、部活などの経験を話し、「チームメンバー間で信頼関係を構築することができる」「効率的なコミュニケーションを取ることができた」などと説明すれば、あなたの社交性は単なる人懐っこいという言葉だけで片付けるものではなく、チームの生産性や組織の調和に直接的に寄与する素晴らしいものであると話すことができます。
相手の反応や様子も伝える
相手の反応や様子についても話すことができれば、よりあなたの魅力を強くアピールできるはずです。
あなたの人間関係構築能力が具体的な影響力を持っていることを証明でき、あなたのアピールがより説得力を持つはずです。
実際に周囲の人々がどのように反応しているのか説明することで、自己評価だけでなく、客観的な評価を説明することもできます。
採用試験においてはあなたのことを全く知らない相手に自分のことを売り込まなければならないので、「自分がそう思う」だけでは足りない部分もあります。
そういった時に客観的な目線を導入することにより、信憑性を高めることができ、あなたが魅力的な人材であると伝わります。
【誰とでも仲良くなれることをアピール】注意点とは
ここまで自己PRを作成する際のポイントや、おすすめの自己PRの構成などについて詳しく紹介してきました。
しかし、自己PRを作成する際には注意点がいくつか存在します。
就活は総合点で判断されるので、マイナスなイメージを与えないためにも、下記の注意点を踏まえた上で自己PRを作成していきましょう。
企業が求めているか確認
企業が本当にあなたのような人材を求めているのかについて確認した上で自己PRを作成する必要があります。
企業によっては社交性よりも専門性や独立性、つまり一人で熱心に業務に取り組むことができる人材を重視して採用しているところもあります。
よって、志望する企業の文化や求める人材の特性に関するリサーチはしっかりと行ってから志望動機や自己PRを作成しましょう。
企業の公式サイトや就活サイトの企業情報、説明会やインターンなどを通じてその企業の文化や価値観などについてしっかりと考えておく必要があります。
この際に「チームプレーヤー」や「協調」などといった単語が記載されている企業は、あなたのような人材を求めているはずです。
しかし、高い専門性や独自の技術力などを強調している企業の場合は、あまり良い印象を与えられないでしょう。
誰とでも話せるだけでは弱い
単に多くの人と話せるというスキルだけではかなり弱く、差別化が難しいという点については念頭に置いておく必要があります。
ベンチャー企業を受ける多くの人はモチベーションが高く、チームとして成長したいと考えています。
つまり、社交性は多くの就活生が持ち合わせているのです。
よって、その能力だけをアピールしたとしても、他の応募者と明確な違いを打ち出すことができません。
そこで、さらに発展させて、プロジェクトにおいて問題解決をすることができることや、複数のメンバーの調和を保つことを大切にし、目標達成をさせた経験などをアピールすることができれば良いでしょう。
誰とでも仲良くなれるだけでなく、そのスキルを活かしてどのように活躍できるのかまで、しっかりと企業の採用担当者にイメージしてもらう必要があります。
必要なのは目標達成
社交性をアピールするだけでは、ベンチャー企業は満足してくれないでしょう。
ベンチャー企業は目標達成を非常に重視しているため、あなたの社交性が業務の成果やチームの目標達成に対していかに貢献するのかについてもしっかりと説明する必要があります。
よって、あなたの誰とでも仲良くなれるというスキルを活かして何かを成し遂げた経験があるならば、自己PRのエピソード部分に盛り込むべきです。
またその際にどのような工夫をしたのか、どのような問題があったのか、どのような工夫をしたかについても話せると良いでしょう。
これにより、あなたの誰とでも仲良くなれるというスキルは問題解決能力にも結びつく、就職後にも活かせる素晴らしいスキルであるということを証明できます。
【誰とでも仲良くなれることをアピール】言い換え例
誰とでも仲良くなれるという能力は多くの就活生がアピールすることなので、時には言い換える必要もあります。
あなたの誰とでも仲良くなれるというスキルについて、下記の言い換えを用いた方が魅力的に映ると判断した場合はぜひ活用してみてください。
協調性がある
あなたの長所は協調性があると言い換えることも可能です。
積極的に良好な関係を築こうとする意識が強いことを意味しているからです。
協調性があるということは単に社会的であるというだけでなく、チームやグループの一員として協力し、同じ方向を向いて働けることをアピールできます。
自己中心的な考え方を持たず、他者の意見や感情を尊重した上でチーム全体の調和を重視する傾向にあるので、企業からも魅力的に映るはずです。
実際に問題や対立、意見の不一致などが発生した際も、妥協点を見つけるためにコミュニケーションをしっかりと取り、問題解決に向けて建設的なアプローチを取ることができます。
ベンチャー企業というさまざまな人が目標達成に向けて一つのプロジェクトに臨むことの多い業態において、積極的にアピールできる能力の一つといえるでしょう。
主体性がある
誰とでも仲良くなれるという特性は、主体性があると言い換えることも可能です。
積極的に他者と関わり、仕事においても自ら前に出て行動し、責任を持ってタスクを遂行する姿勢を持っていることを強調できることでしょう。
単に社会的であるというだけでなく、主導的に関係を構築し、業務を推進する能力があるとアピールすることもできます。
自ら仕事に向かって能動的に取り組み、新たな関係を築き、プロジェクトや業務を前進させる能力がある人の特徴です。
チーム内外とコミュニケーションを積極的にとり、協力や支援を求めるだけでなく、協力することを厭わず、プロジェクトの成功やチームの目標達成に向けて積極的に貢献することができるでしょう。
包容力がある
誰とでも仲良くなれるという特性は、包容力があるとも言い換えられるものです。
誰とでも仲良くなれるということは、相手の異なる意見や間違いに対しても柔軟に対応し、受け入れることができる広い心を持っているということにもなるからです。
多くの人と良好な関係を築くことができるだけでなく、人々の多様性を認め、それぞれの個性や価値観を尊重する姿勢を持っているのが特徴です。
他社の違いを受け入れることができるため、さまざまな視点を持つ人々の間でコミュニケーションを取ることも可能です。
実際に意見の相違などが生じてしまった際にも、解決策を見つけるための方法を導き出すこともできます。
他社の失敗に対しても寛容であり、サポートや助言をすることでポジティブに物事を進めようとするのが特徴です。
傾聴力がある
誰とでも仲良くなれる人は往々にして傾聴力も併せ持っています。
相手の話を真摯に受け止め、理解しようとする姿勢を持っているからです。
単に耳を傾けるだけでなく、相手の言葉以外にも非言語的なメッセージや感情を感じ取って、それに対して適切に反応する能力なども傾聴力の一部と言えるでしょう。
傾聴力がある人は相手が本当に伝えたいことを理解し、立場や感情に共感することもできます。
深いレベルで理解と共感を持ち、人の信頼関係を築くことも、傾聴力のある人は得意です。
相手が自分自身の話をしやすい雰囲気づくりもでき、他の人には話せない悩みや問題などについても話すことができるでしょう。
また、傾聴力がある人は相手からのフィードバックや提案を受けることも可能なので、自分から提案するだけでなく、相手の提案を精査した上で仕事に取り組むことができるのも魅力的なポイントの一つです。
育成力がある
誰とでも仲良くなれる人は往々にして育成力も併せ持っています。
他社の成長や発展に対して深い関心を持っており、積極的にサポートする能力を有しているのが育成力がある人の特徴です。
育成力がある人は他社と良好な関係を築くだけでなく、面倒見が良く、人々の潜在能力を引き出し、それを育てることを得意としています。
他社の成功を自身の喜びとしている人も多く、指導や助言の提供を通じて周囲の人々が自己実現できるように支援することもできます。
また、誰とでも仲良くなれる人は相手のニーズで課題に敏感であり、それぞれの強みや興味を理解し、それに基づいたサポートを提供することができ、まさしく育成力があると言えるでしょう。
【誰とでも仲良くなれることをアピール】例文紹介
ここまでは誰とでも仲良くなれる能力をアピールする際のポイントや構成について詳しく紹介してきました。
ここからはこのスキルを言い換えた表現を活用した自己PRの例文を紹介していきます。
あなたがアピールしたい経験と能力に当てはまるものを中心にぜひ参考にしてみてください。
部活×育成力
私の長所は部活動を通じて身につけた育成力です。
大学時代にバスケットボール部に所属していた際、私はキャプテンとしてチームを牽引する役割を担い、後輩の技術向上だけでなく、精神面のサポートにも力を入れました。
練習中には個々の選手の弱点を把握し、それに合わせた個別指導を実施し、チームメンバー一人ひとりが自信を持てるよう、ポジティブなフィードバックを心掛けました。
この結果、チームは地区大会で優勝するという成果を収めました。
この経験から得た育成力は、ビジネスの世界でも大いに役立つと確信しています。
特に、新入社員の指導やチーム育成の場面で私の育成力がチームの成長や目標達成に貢献できると考えています。
貴社においては、この能力を活かし、人材育成やチームマネジメントに関わるポジションでの活躍を目指しています。
サークル×協調性
私の長所はサークル活動を通して身につけた協調性です。
所属していた国際交流サークルでは、異文化理解を深めるイベントの企画・運営に携わりました。
さまざまな国籍のメンバーがいたため、意見の相違が度々発生しましたが、各メンバーの意見を一つひとつ丁寧に聞き、共通点を見つけることでスムーズな意思決定を促しました。
この経験から、異なるバックグラウンドを持つ人々とも効果的に協力し、一致団結して目標を達成できることを学びました。
今後のキャリアにおいても、この協調性を活かしてチームの一員として貢献していきたいと考えています。
貴社の多様な意見が交わるプロジェクトチームにおいて、この能力を活かし、チームの調和を保ちながら、創造的で革新的な結果を生み出すことに貢献できると考えています。
インターン×傾聴力
私の最大の長所は、インターンシップを通じて磨いた傾聴力です。
顧客サービス部門での業務において、顧客からのフィードバックや要望を正確に理解するため、私は意識的に話を聞く技術を身につけました。
クレームが入った際には顧客の話に耳を傾け、言葉の裏にあるニーズを把握するようにしました。
この洞察に基づき、結果として多くの顧客の満足度を大幅に向上させることができました。
この経験から、相手の言葉の背後にある意図やニーズを理解し、より適切な対応を提供する重要性を学びました。
私はこの傾聴力を活かして、チーム内のコミュニケーションを促進し、プロジェクトの目標達成に貢献したいと考えています。
ゼミ×主体性
私の長所は、ゼミを通じて身につけた主体性です。
大学での研究プロジェクトを通して身につけた能力です。
私たちは市場のトレンドに関する研究を行っていましたが、最新のデータ分析ツールを用いてより深い洞察を得る方法を自ら学び、ゼミに導入しました。
このアプローチによって、私たちの研究は新たな視点を得ることができ、最終的には学術誌での発表に至りました。
この経験から、私は新しいことに挑戦することの重要性と、自ら主導して問題を解決する力の価値を学びました。
貴社に入社した暁には、私はこの主体性を活かして、ビジネスの世界で直面するさまざまな課題に対しても積極的に解決策を見出し、実行に移すことができると自負しています。
サークル×包容力
私の長所は大学時代に所属していた多文化交流サークルを通じて身につけた包容力です。
サークルでは世界各国からの留学生と日本の学生が集まり、文化や言語の違いを越えた交流を行っていました。
サークル内で意見の対立が生じた際には私が仲介に入り、双方の意見を傾聴し、共通の理解を築くための対話を促進しました。
この経験は、相手を尊重し、調和を保ちながら対立を解決する方法を学ぶ貴重な機会となりました。
貴社に入社した暁には、この包容力を活かし、多様な背景を持つ人々との円滑な関係構築に貢献していきたいと考えています。
相互理解を深め、チームワークを促進するために、私の包容力を活かしたコミュニケーションを心がけることで、プロジェクトの成功や組織の目標達成に貢献できると考えています。
【誰とでも仲良くなれることをアピール】より完成度を高めるために
ここまで自己PRにおいて誰とでも仲良くなれることをアピールする際に重要なポイントや、おすすめの構成、実際の例文などについて詳しく紹介してきました。
ここまでの内容を踏まえた上で作成するだけでも十分に質の高い自己PRを作成することができるはずです。
しかし、より完成度を高めるために、一度完成したものに下記の3つの対策を施し、より良いものにできるよう取り組んでみてください。
声に出して読んでみる
自己PRの文章が完成したら、一度声に出して読んでみましょう。
これにより文章のつながりやロジックに間違ったところがないか確認することができます。声に出して読む際はゆっくりと一つひとつの文章を噛みしめるように読むことが重要です。
また、誤字脱字をしっかりと確認することができるというのも、自己PRが完成した後に声に出して読んでみる際の重要なポイントの一つです。
誤字脱字が多い自己PRは、当然ながら企業の採用担当者に良いイメージを与えることはできません。
むしろ「最低限の確認すら行わない、モチベーションが低い人材である」と思われてしまう可能性も高いので、誤字脱字はしっかりと確認し、一つも無い状態での提出を目指したいところです。
他の人に添削してもらう
他の人に添削してもらうのも、自己PRが完成した後にぜひ行いたい対策の一つです。
就活に一緒に取り組んでいる友人や、信頼できる先輩などが居れば積極的に添削してもらいましょう。
就活に取り組んでいる知り合いに依頼する際は、相手の自己PRも添削してあげることでお互いのためになりますし、参考になる部分もあるでしょう。
どうしても自分一人で自己PRを作り上げてしまうと、客観的な目線を導入できていないことが多いです。
また、自分では気づいていないミスがあるかもしれません。
よって、可能な限り多くの人に確認してもらい、誰が読んでも納得できる自己PRになっているか、出来上がりをチェックしてもらいましょう。
就活エージェントに相談してみよう
今回は自己PRにおいて誰とでも仲良くなれる点をアピールする際の方法やメリット、言い換えの方法など詳しく紹介してきました。
しかし、この記事を読んだだけで完璧な自己PRが作れるならば、そこまで就活に悩む人は多くないでしょう。
そこでおすすめしたいのが、就活エージェントを利用することです。
ジョブコミットなら無料で自己PRはもちろんのこと、志望動機やガクチカなどのESをプロが添削してくれます。
年間数千人の就活生のサポートをする経験豊富なスタッフが徹底的にサポートしてくれるので、信頼感が強いです。
また、面接対策などもしっかりと行ってくれるので、就活において何かしら不安な点が他にある方には利用して欲しいサービスの一つと言えます。
おわりに
今回は自己PRにおいて誰とでも仲良くなれることを積極的にアピールしたい方向けに、例文や実際にアピールする際のポイント、構成などについて詳しく紹介してきました。
誰とでも仲良くなれるというスキルは企業が求めているものの一つであり、効果的にアピールすることで企業の採用担当者に良い印象を与えることができます。
ぜひ本記事を参考に、第一志望への合格の役に立つ、質の高い自己PRを作成してみてください。