【玉手箱の英語を徹底解説!】英語が苦手でも対策できれば高得点を狙える

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はじめに

玉手箱の英語は、長文読解や正誤判断などの問題形式で出題される難易度の高い試験です。

この記事では、玉手箱の英語の出題傾向や対策方法を詳しく紹介します。玉手箱の英語で高得点を狙うために必要な知識やスキルを身につけましょう。

玉手箱とは

まずは、玉手箱とは何かを簡単におさらいしましょう。

能力テストと性格テストから構成されており、能力テストでは言語・計数・英語の3分野が出題されます。

玉手箱は、日系・外資を問わず多くの企業で採用されており、シェアNo.1のウェブテストです。就活生にとって避けては通れないテストとなっています。

玉手箱の英語とSPIでは何が違う?

WEBテストには様々なものがありますが、玉手箱の英語とSPIのそれはどのような違いがあるのでしょうか。

結論として、SPIは中学高校レベルの基礎学力を問うものに対して、玉手箱は論理的思考力を問う問題が多いです。

その他にも違いがあるため、それぞれ一緒に確認しましょう。

受験方式

SPIではWEBテスティングやテストセンター、ペーパーテスティング、インハウスCBTなどWEBまたは紙媒体で受ける方式があります。

しかし、玉手箱はWEBテスティングとテストセンターと、WEB上でしか受験できないのが特徴です。

したがって、どちらかを受験する方は受験方式についても違いを理解した上で対策を進める必要があると言えます。

問題の内容

先ほども軽く紹介しましたが、玉手箱の英語とSPIの英語は問題の内容も多少異なります。

SPIは単語の意味や穴埋め、読解を中心とした問題が展開されますが、一方で玉手箱は長文読解が中心です。

したがって、SPIの対策をする時は単語帳をフルに活用する必要がありますが、玉手箱の場合は単語を覚えつつも長文読解、特に知らない単語が出てきた際に前後の内容を確認して意味を推測する能力などを養うことをおすすめします。

玉手箱の英語の特徴とは?

玉手箱の英語では、IMAGES形式とGAB形式の2種類の問題形式があります。

どちらも長文読解を中心とした問題で、制限時間は10分で24問です。

IMAGES形式は、英語の長文を読んで5つの選択肢から正しい答えを選ぶ問題です。

TOEICなどの一般的な英語試験に似た形式です。GAB形式は、英語の長文を読んで設問の正誤を判断する問題です。

設問に対して、本文から論理的に考えて明らかに正しい・間違っている・判断できないの3つから選びます。

玉手箱の英語は、高い読解力や論理的思考力が求められる難易度の高い試験です。

文章量も多く、時間も限られているため、効率的に解くことが重要です。

玉手箱の英語で出題される問題の特徴や解き方については、後述する章で詳しく紹介します。

論理的読解(GAB形式)

論理的読解(GAB形式)では、600字程度の英文を読んで設問に答える問題です。

設問は4つありますが、回答方法はすべて同じです。

設問文が本文から論理的に考えて正しいか間違っているかどちらとも言えないかを判断し、「正しい」「間違っている」「どちらとも言えない」の3択から選びます。試験全体では8長文を10分間で解くことになります。

長文読解(IMAGES形式)

長文読解(IMAGES形式)では、400~600字程度の英文を読んで設問に答える問題です。

設問は4つありますが、回答方法はすべて同じです。

設問文が本文の趣旨に最も近いかどうかを判断し、「筆者が一番訴えたいこと(趣旨)が述べられている」「本文に書かれているが、一番訴えたいことではない」「本文には関係ないことが書かれている」の3択から選びます。試験全体では8長文を10分間で解くことになります。

よく玉手箱の英語の頻出単語・文法を確認しよう

玉手箱の英語では、よく出題される単語や文法があります。

これらを覚えておくことで、読解力や回答速度を向上させることができます。ここでは、玉手箱で頻出する単語や表現を紹介します。

よく出題される単語

単語 意味
assumption 仮定
attribute 属性
bias 偏見
concept 概念
consistent 一貫した
evaluate 評価する
evidence 証拠
imply 暗示する
infer 推測する

よく出題される表現

表現 意味
according to 〜によると
as a result of 〜の結果として
based on 〜に基づいて
due to 〜のために
in contrast to 〜と対照的に
in order to 〜するために
in terms of 〜の観点から
on the other hand 一方で
the former / the latter 前者 / 後者

玉手箱の英語の難易度と平均点

玉手箱の英語は、一般的な英語テストと比べて難易度が高いと言われています。

特に、論理的読解は、長文の内容を正確に理解し、設問文の正誤を判断する必要があります。

長文読解も、文章の趣旨を把握することが重要です。また、制限時間が短いため、スピード感も求められます。

玉手箱の英語の平均点は、以下のようになっています。

- 論理的読解(GAB形式):約12.5点(24点満点)
- 長文読解(IMAGES形式):約13.5点(24点満点)

これらの平均点はあくまで目安ですが、高得点を目指す場合は、平均点以上のスコアを狙う必要があります。

そのためには、事前にしっかりと対策をしておくことが大切です。

 

玉手箱の英語のおすすめ勉強方法

ただやみくもに英語の勉強をするだけでは、忙しい就活生にとって玉手箱の英語の勉強方法としては最適であるとは言えません。

以下の4点を踏まえた上で勉強することで、よりスムーズに玉手箱の英語対策ができるため、これらを踏まえた上で勉強を進めましょう。

また、玉手箱はいつから対策すれば良いのか、また攻略のコツやURLで見分ける方法についてはこちらの記事で詳しく紹介しているため、是非確認してみてください。

 

単語や文法を暗記する

玉手箱の英語対策においてまず重要なのは、英単語や文法の暗記です。

英語の長文を理解するためには基礎となる単語や文法の知識は最低限不可欠といえます。

単語自体が問われることはそこまで多くありませんが、頻出の単語については理解がないと長文の内容を把握することができません。

例えば、毎日決めた数の単語を覚える、決めた数の文法問題を解くなど、たとえ10分でも構わないので、勉強する習慣をつけることで知識は定着します。

英語のセンスがあり、わからない単語でも前後を読めばなんとなく意味を推測できる人ならば、ある程度単語の知識がなくとも問題を解ける場合もありますが、それでもよく出題される単語については覚えておいた方がスムーズに解ける可能性が高いです。

問題集を繰り返し解く

玉手箱の英語対策においては、ただ英語力を養うだけでなく、問題集を繰り返し解くことがおすすめです。

何度も解くことで回答パターンや出題形式に慣れ、効率的に問題を解けるようになります。

また、何度も繰り返し問題に挑むことで自分がどのような点が苦手であるのかを把握し、重点的に克服することも可能です。

例えば、初めて解いた問題集で間違えた問題を再度解き、正解できるまで繰り返すこともおすすめです。

これにより回答スピードも向上し、時間内に高得点を狙えるようになります。

制限時間を設定する

玉手箱は人によっては時間制限が厳しいと感じることもあるため、制限時間を設定して練習することをおすすめします。

時間を意識せずに練習していると本番で焦ってしまい、ミスを誘発する可能性が高くなるからです。

日頃から制限時間を設定して問題を解くことで時間内に正確に回答するスキルを磨けます。

また、1問ごとにどのくらい時間をかけるかも決めておけば、本番で緊張してしまい回答を導き出せなかったとしても焦らずに他の問題に臨めます。

また、本番で緊張しやすい人はあえてある程度慣れてきたら、練習の際は制限時間を3分程度短くして解くことで最後の見直しも落ち着いて取り組めるでしょう。

パソコンの長文に慣れておこう

玉手箱はWEB上で行われる試験であるため、パソコンの画面で長文を読むことに慣れておくことも大切です。

紙媒体と画面媒体では視覚的な疲労や文字の見え方も異なるため、あらかじめ画面での読解に慣れておかなければなりません。

例えば、オンラインで英語のニュース記事や長文読解問題を日常的に読むと本番でも同じように文章を読めます。

また、WEB上の問題を解くことで画面のスクロールや表示形式にも慣れることが可能です。

これによりテスト本番でのストレスを軽減し、スムーズに問題に取り組むことができます。

玉手箱の英語で高得点を取るコツ

続いて、玉手箱の英語で高得点を取るコツについても理解を深めておきましょう。

しっかりと勉強した上で、以下の4つのコツを踏まえた問題に取り組めば、より高得点を取れる可能性が高まります。

それぞれのポイントを踏まえた上で学習を進めましょう。

問題文よりも先に設問を見よう

英語の問題では特に、問題文よりも先に設問を確認しておくことをおすすめします。

先に選択肢を見ることによって、何について問われているのかを把握できるからです。

文章を読んでいる途中で何について聞かれていたのかを忘れてしまうと、要点を押さえずに長文を読むことになってしまいます。

あらかじめ何が聞かれているのかを念頭に置いて、重要であろう単語が出てきた時には特に注目して読むことが重要です。

1つの問題に時間をかけないようにしよう

せっかく時間をかけて英語の対策に取り組んだのだから満点を獲得したいと思う人は少なくないでしょう。

しかし、高得点を取ることにこだわるあまり、一つひとつの問題に時間をかけてしまい最後までたどり着けなければ、さらに点数が下がってしまう可能性があります。

したがって、わからない問題や時間がかかりそうな問題があった時は一旦飛ばして他の問題を解くことも選択肢の1つです。

そして、時間が余ったらその問題に再び取り組むことで、問題を最後まで解けないリスクを回避しつつ取り組めます。

論理的にアプローチしよう

英語の長文に取り組む際は論理的にアプローチすることが重要です。

選択肢の正確性を判断する時はテキストに書かれている情報に基づいて、論理的に考えながら正解を導き出すことが大切です。

なぜならば、玉手箱の回答には本文に書かれていることしか掲載されていないからです。

本文に書かれていること、もしくは本文から推測できること以外は考える必要がないため、本文をしっかり読んで論理的にアプローチするようにしましょう。

スキャニングとスキミングを使おう

スキャニングとスキミングをうまく活用することも、時間が限られている玉手箱の英語の問題においては重要なポイントの1つです。

スキャニングは特定の単語や数字を探し出す方法であり、スキミングは文章の主要なアイデアと要点を素早くつかむ方法です。

先ほど紹介した、「あらかじめ何が問われているのかを確認する」というポイントにも通ずるものがありますが、どのような点が重要であるのか、何を聞かれているのかについて把握しておくことで、回答に直結する単語、数字、そして文章の主要なアイデアと要点をつかむことが大切です。

もちろん、全ての内容を把握することが理想的ですが、時間が限られている玉手箱の英語の問題においては、聞かれていることが何であるのかを適切に抽出して回答することも大切と言えます。

選択肢を埋めよう

本番で緊張してしまい、答えが全くわからなかった場合でも、絶対に選択肢は埋めるようにしましょう。

玉手箱の英語は選択式であるため、全くわからなかった場合でも埋めていたら正解していた可能性もあります。

自分はどうせ内容を理解できていないから間違えるに違いないと空白で提出するのではなく、何かしら必ず埋めてから回答を提出するようにしましょう。

まとめ

玉手箱の英語は、就活生が必ず受けるウェブテストで、長文読解や正誤判断などの問題が出題されます。

IMAGES形式とGAB形式の2種類の問題形式があり、どちらも10分間で24問を解く必要があります。

難易度は高く、平均点は約13点です。高得点を獲得するためには、設問を確認して長文を読み、スキャニングとスキミングを使って重要な情報を見つけ、論理的に判断し、時間の配分に気をつけることが大切です。

また、頻出する単語や表現を覚えておくと有利です。

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