明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート
就活のために業界研究を進めていく中で、メーカーに強い関心を持つようになった就活生もいるでしょう。
メーカーは、国内のさまざまな人の生活を支える業界であり、働きがいのある仕事です。
同時に人気のある職業でもあり、就活を勝ち残るためには印象に残りやすい志望動機が重要です。
今回は、主なメーカーにはどのような業界があるのか、メーカーに対して就活でアプローチするための志望動機の書き方をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
・メーカーとは何か
・メーカーの志望理由の書き方
・評価される強み
・メーカーの志望動機を書き始めようとしている人
・メーカーに興味がある人
・例文を参考にしたい人
メーカーとは
志望動機に取り掛かる前に、まずはメーカーとはどのような存在なのかを確認してみましょう。
メーカーとは、市場に流通する製品を生産する企業のことです。
原料の仕入れから製品の流通を自社で担っているところもあり、大企業から中小企業までさまざまな規模の企業があります。
メーカーの現状
中小企業を中心に、メーカー業界は日本を支える根幹産業です。
しかし、その現状は決して楽観できるものではありません。
日本は慢性的にマンパワーが不足しており、工場の規模などの面からも世界的に見て競争力が低下している状況です。
国内のみならず激しいコスト競争が行われており、いかに低廉な価格でより良い製品を作れるかが求められ、利益につながりにくくなっています。
そのうえで人件費や材料費が高騰しており、人材不足によるさらなるマンパワーの低下、全体的な人口の減少による国内市場の縮小など、乗り越えなければならない課題は多いです。
とくに、製造の原料を輸入に頼っている業界も多く、世界情勢によって材料費が上下するためときには大きな打撃を受けます。
メーカーの将来性
メーカーの将来性は、どれだけラインを最適化できるかにかかっていると言えます。
国内だけでなく国外の市場開拓や、人件費と原料の輸送費などのコスト削減を狙った生産拠点の海外への移転が求められており、日本企業の製品でも製造は海外という物品が増えています。
また、価格は高額でも付加価値が高い新製品の開発や、AIやIoTといった技術の導入によるデジタル化で生産ラインの効率化・高収益化を狙っていく必要があるでしょう。
そのような中でのデジタル化による工場の自動化は、第4次産業革命とも言われています。
とは言え、どれだけラインを最適化しても、コロナウイルス感染症をはじめ、未曽有の出来事が起こる可能性は排除しきれません。
そのような不測の事態にも、柔軟に対応することが求められます。
メーカーの業種
続いて、国内に存在するメーカーにはどのような業種があるのか見ていきましょう。
一口にメーカーと言っても業種によって仕事の内容は大きく変わるため、志望動機の内容も変化します。
自分が行きたいメーカーはどのような製品を取り扱っているのか、しっかりチェックしておくことが必要です。
食品・飲料メーカー
国内外の多くの人にとって欠かせないのが、生存に関わる食品を取り扱う食品・飲料メーカーになります。
食品・飲料メーカーは、国内外から仕入れた原材料から食品を製造し、小売店や飲食店などに売り込んで最終的に消費者のもとへ届ける企業です。
人々の日常的な生活への関連性が高く、フィードバックが大きいためメーカーの中でもとくにやりがいを感じやすい業種になります。
テレビなどでのCMで自社の製品が目に付きやすいため、社会の役に立っている実感が大きいほか、災害時の支援などでより大きな社会的役割を求められる場合が多いです。
ただし、国内では人口減少による市場縮小の影響が大きく、今後はさらに海外展開を進めていく必要があります。
食品業界の志望動機についてより詳しく知りたい場合はこちらからどうぞ。
自動車メーカー
国内の産業の中で、世界的に評価が高い分野の1つが自動車メーカーになります。
自動車メーカーは、素材メーカーから仕入れた部品を組み立てて自動車を完成させ、消費者に販売する企業です。
素材メーカーや部品メーカーなど、複数の工程ごとに企業が分かれており、親会社の統率のもと、1つのグループを形成しているケースも少なくありません。
日本における主要自動車メーカーの累計売り上げは68兆円と言われており、日本のGDP全体の約10%を占める規模を誇る超巨大市場です。
自動運転技術など新しい技術の開発により、さらなる成長が見込まれる業種でもあります。
使用されている素材には希少なものも多く、現在は解消傾向と言われている半導体不足の影響も少なからず残っている状態です。
また、人々の安全に直結する仕事のため、1つのミスで大きなリコールにつながる可能性もあり、大きな責任があります。
自動車メーカーの志望動機について、より詳しく知りたい方はこちらからどうぞ。
機械・精密機器メーカー
自動車メーカーと並び、国内外で高い評価を得ている日本の産業の1つが精密機器メーカーになります。
精密機器メーカーとは、医療機器や光学機器、計測機器など、設計段階から製造までわずかなミスも許されないような精密機器を製造している業界のことです。
代表的な例として、カメラや時計などが挙げられます。
カメラや時計など、スマートフォンで機能を代用できる製品は業績を落としているものの、替えのきかない医療機器は高齢化の影響もあり業績を伸ばしているのが現状です。
血圧計や体温計など、家庭でも利用できる医療機器の市場は今後も伸びていくでしょう。
さまざまな種類がある精密機器の中でも、ニーズが増加しているものや逆に落ちているものがあるため、企業ごとにどの分野に力を入れていくかが重要になってきます。
化学メーカー
化学メーカーとは、簡単に言えば原料同士の化学反応を利用して市場に流通する製品を生み出す企業のことです。
人体や環境などに作用する薬品や化粧品、石油を原料とする紙やプラスチック、合成繊維、パルプ、ゴム、洗剤など、さまざまな分野の化学製品を製造しています。
2021年までは2019年の米中貿易摩擦や新型コロナウイルス感染症の影響を受けており、自動車関連の製品出荷が減少して売り上げが下がっていました。
2021年以降は半導体不足が緩和され、自動車関連の需要が回復したことで業界全体の売り上げが回復傾向に転じています。
とくに半導体は近年注目を集めている自動車の機能向上や家電などのIoTの普及、スマートフォンの高機能化や通信技術の発展などに大きく関連しているため、今後も市場を伸ばしていくと予想されます。
医療品メーカー
国内向けには、医薬品メーカーの需要が安定しています。
医薬品メーカーは、人が服用したり表皮に塗布したりする医薬品の研究や開発、効果や安全性の確認、販売などを行う企業です。
主に薬局や病院で医師や薬剤師の判断をもとにしか処方されない医療用医薬品と、一般的な消費者でもドラッグストアで購入できる一般用医薬品の2つの医薬品を取り扱っています。
日本では安全性に対する基準が厳しく、1つの薬を市場に出すまでに10年単位で時間がかかるケースも少なくありません。
そのため、国内では日本企業が販売する医薬品の安全性が高く評価されています。
しかし、医療費を抑制しようという政策方針による薬価の引き下げや、政府のジェネリック医薬品の推奨を背景に大幅な減収と国内市場の縮小が起きているのが現状です。
メーカーの職種
続いて、メーカーで主に採用されている職種について見ていきましょう。
一口にメーカーと言っても、どのような働き方をしているかはその企業内の職種によりけりです。
ベンチャー企業のように職種の区分を超えて業務を請け負う場合もありますが、多くの場合は職種ごとに役割が細分化されているため自分が何をやりたいのか、どう製品に関わりたいのか考えておく必要があります。
営業職
どのような企業にも設置されている場合が多いのが、対外的に自社の製品を売り込む営業職です。
メーカーの場合、消費者に直接販売するBtoCよりも企業相手のBtoB営業が基本になります。
これは、自社製品の流通先である小売店などに対して、新商品の取り扱いや販売戦略の提案をすることが主な仕事となっているためです。
市場に対する販売窓口となる小売店に自社の商品を採用してもらえなければ売り上げを出せないため、メーカーの中でも重要なポジションになります。
断られても諦めない精神力や、客先をあちこち回る体力、取引先と信頼関係を築くためのコミュニケーション能力などが求められる仕事です。
企業の製品について、より広く広めていきたいと考えている人に向いています。
マーケティング職
製品の販売戦略や自社ブランド開発の方向性などを決めるため、多くの企業にはマーケティング部門が設けられています。
顧客目線でどのようなアイテムが欲しいかを考えて商品を開発し、広告や流通のシステムなどを通じて売れる仕組みを作ることがマーケティング職の役割です。
顧客目線に立つためには、アンケート調査やSNSの動向調査など入念な市場調査が求められます。
そして、分析の結果から商品の企画や提案、製造、価格設定などの一連の流れを担うのです。
そのため、企画職がマーケティング職と一緒になっている場合もよくあります。
企業の製品を浸透させるにあたって、新しいアイデアやひらめきを活かしたい人や分析が好きな人に向いています。
研究職
製品の開発には、さまざまな研究職も欠かせません。
メーカーにおける「研究職」とは、製品開発のために新しい技術を生み出すための研究や開発を主とする職種です。
研究職は、自社製品の品質や機能を向上させるために新しい技術の導入試験や素材の開発を行っています。
また、新製品の開発だけでなく、消費者の声を反映させながら既存製品の機能改善などの業務も担当しており、自社製品に対する知識が豊富です。
専門的な知識や技術のほか、探求心が旺盛で、新しいことにチャレンジできる精神性が求められています。
また、何度も実験を繰り返して結果を探る忍耐力なども必要です。
企業の製品をより良いものにしていきたい、洗練させていきたい人に向いています。
生産管理職
安定した製品の流通に欠かせないのが、各メーカーにおける生産管理職です。
生産管理職は、製品の製造に必要な資材や出荷の時期、一定の品質や製造量に留意したうえで、可能な限り予算を抑えつつ、安価に仕入れを行うことが業務にあたります。
そのため、出荷のスケジュール管理や営業職同様の取引先企業との交渉が重要です。
自社に有利に取引を進めるような交渉力や、円滑に商談を進めるコミュニケーション能力に長けている人が好まれます。
製品の価値や自社のブランド力を落とさない程度の量を生産し、かつ市場に十分な量を供給しなければならないためバランス感覚も求められる職種です。
企業の製品がどれだけ市場に出回るかコントロールする仕事に興味がある人に向いています。
メーカーの志望動機で評価される強み
メーカーを目指すにあたって、志望動機でどのような強みが評価されるのかについて踏まえた上で就活を進めると、よりスムーズです。
ぜひ、以下の3つのうち、いずれかをアピールできるような志望動機を作成するように心がけましょう。
粘り強さ
失敗しても諦めない粘り強さは、メーカーで働くにあたって非常に重要なものの1つであると言えます。
製品を作る時に何度も試行錯誤を繰り返してより良いものを作ることがメーカーの仕事だからです。
当然、毎日業務に取り組むにあたってはうまくいかないことも多くあります。
そこにおいても諦めずに何度も挑戦し、根気強く取り組めるかどうかが、メーカーにおいては非常に重要なのです。
よって、これまで何かに取り組むにあたって、失敗しても諦めずに何度も挑戦してきたことをアピールできるようなエピソードがあれば、話すことをおすすめします。
協調性
メーカーは複数の人々と関わりながら仕事をこなす必要があるため、協調性がある人を求めているところが多いです。
メーカーで働くにあたっては、複数の人々と協力し、共通の目標に向かうというやりがいが存在します。
つまり、協調性がなければ、なかなか活躍することは難しいのです。
1人で製品を完成させることはできず、それぞれの専門家と協力しなければ業務をこなすことができません。
すなわち、自分がこれまで協調性を持って何かに取り組んできた、もしくは何かを成功させた経験があるならば、積極的に話すことが大切なのです。
分析力
メーカーで働くにあたっては、失敗から学ぶことが非常に重要です。
製造の過程で不良品が発生した場合や、納期に間に合わなかった場合など、失敗から学び、それを分析することで改善する能力が求められています。
何を改善すべきかが分かれば、スムーズに業務を進められるだけでなく、会社全体の売り上げにも大きく貢献できる可能性があります。
よって、自分がこれまで分析力を活用して何か問題や課題を解決した経験があるならば、積極的にアピールしたいところです。
メーカーの志望動機を書く際に伝えるべきポイント
続いて、実際にメーカー向けの志望動機を書くためのポイントについて見ていきましょう。
志望動機を書く際は、その企業が自分にとって唯一の存在であること、自分もその企業にとって唯一の人材になれることをアピールする必要があります。
そのために、どんなことを盛り込んだら良いか知っておくと文章を書きやすいです。
メーカー業界を選んだ理由
志望動機を書く際は、どうしてもメーカー業界でなければいけない理由も入れることが大切です。
企業は志望動機を通して、就活生が持つ業界への理解や志望度を見ています。
業界への理解が浅いことは、つまり企業がどのような仕事をしているのかもわかっておらず、総じて志望度も低いことになります。
そこで、業界の特徴をとらえつつ、その業界に興味を持った理由を具体的なエピソードを用いて志望動機を作り、業界への理解度をアピールすると良いでしょう。
人事に熱意や志望度が伝わるため、人材としての注目度が高まる可能性があります。
自分にとってこの業界が唯一の存在であること、どうしてもメーカー業界で働きたい理由を志望動機で述べましょう。
志望企業を選んだ理由
志望動機を書く際は、業界だけでなくその企業でなければいけない理由も入れましょう。
企業は志望度が高く、内定辞退をしないような学生を求めています。
そのため、どうして自社を選んだのかというポイントも重視しているのです。
競合他社と比べつつ、その企業に惹かれた理由を述べられると良いでしょう。
このときに述べた理由が的外れなものだと、自社について理解しておらず志望度も低いとみなされる可能性が高いです。
「どうしてもこの企業に入りたい」「この企業は自分にとって唯一の存在である」ことを伝えるのに、土台の理解から間違っていては意味がありません。
文章を書く前にあらためてしっかり企業研究を行い、志望動機でつまずかないように気を付けましょう。
求められる人物像とのマッチ度
メーカー相手に志望動機を書くときは、どの企業に対しても企業が求める人物像と一致する人物であるとアピールすることがとても重要なポイントです。
つまり、この企業にとっても自分が唯一の価値を持つ人材である、採用するメリットがあることを伝えます。
多くのメーカーは、作った商品が最終的に消費者に届くため、人々の生活に大きな影響を与える業界です。
そのため、その企業の製品を通して人の生活を豊かにしたい、社会を良くしていきたいといった意識は高評価につながります。
とは言え、それだけでは決定打に欠けるため、どうしてそのように考えるようになったのかを盛り込んで独自色を出さなければ埋もれてしまうでしょう。
自分のどういう点がその企業にふさわしいのか、明確にアピールしなければなりません。
入社後のキャリアビジョン
志望動機を採用担当者の印象に残すためには、入社後の活躍について明確なビジョンを提示しておくのが効果的です。
その企業に入社後、どのような仕事やプロジェクトに携わりたいかを述べ、仕事への意欲をアピールしましょう。
より具体的な内容を書くためには、志望先の企業の課題や今後の展開などの情報を収集する必要があります。
自分自身にとって興味関心がある分野を挙げ、現状持っているスキルなど活かせることを記入してもアピールポイントになっておすすめです。
どのような仕事がしたいかを書けるということは、しっかり情報収集を行っていることになるため、志望意欲の高さを示せます。
また、企業内で働く姿をイメージしてもらうことで、一緒に働きたいという感覚を持ってもらいやすくなるでしょう。
志望動機に困ったらやりがいから考えよう
メーカー業界で働きたいというモチベーションは持っているものの、うまく志望動機を言語化できない人も多いでしょう。
そこでおすすめなのが、メーカーで働く際にどのようなやりがいがあるのかについて考えてみることです。
やりがいを考えてみると、自分の目標が明確になり、志望動機をより作りやすくなります。
海外にも成果が出る
海外にも成果が出せる可能性が高いのがメーカー業界で働くことの大きなやりがいの1つであると言えます。
どの業種においても良い製品は海外進出をすることが非常に多いです。
例えば、例を挙げるならば、自動車は日本が世界に誇る技術の1つです。
日本の自動車は様々な国と地域で使われており、製品の質が良いという証拠です。
日本国内だけでなく、海外においても、ニュースなどを通じて自分が作った製品が活躍していることを見れるのは非常に大きなやりがいであり、他の業界では感じられない達成感を得ることもできます。
製品が残る
どのような業種のメーカーにおいても、自分が作り上げたものは形として残ります。
作り上げる過程も非常にやりがいを感じるものではありますが、それ以上に、人々の生活を支えている製品を作り上げたという実感は何事にも代えがたいものです。
自分たちが作り上げた成果である製品が、人々の生活を成り立たせているという事実は、多くのメーカー業界で働く人が誇りに思っていることです。
人々の生活に関わることができる数少ない業界の1つであるというやりがいは、志望動機においても十分に活用できるものの1つと言えます。
様々な人と協力して作り上げる
先ほど、協調性が重要であるという話をしましたが、これは裏を返せば色々な人と協力して製品を作り上げることができるというやりがいにもなります。
メーカー業においては様々な役割が存在しており、それぞれが自分の与えられた役割をこなすことで製品が作られ、消費者や顧客に届けられるのです。
つまり、色々な立場の人と関われるため、一体感を感じられ、やりがいを強く覚える人も多いと言えます。
また様々な業種の人々と関わることで豊富な価値観を身につけることもでき、それがビジネスマンとしてだけでなく、人としての成長につながることもあります。
メーカー業界の就活の軸を詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
志望動機の構成
志望動機を書く際に、おすすめの構成をご紹介します。
評価される志望動機を書くためには、第三者に伝わりやすい文章を意識することが重要です。
構成に沿って、明確にあなたの熱意や思いを示せるようにしましょう。
結論
志望動機を書く際は、結論から伝えましょう。
冒頭に結論を書くことで、文章を読む相手も今から伝えることの要点がつかめます。
長くしすぎると逆に伝わりにくくなってしまうため、簡潔に一文程度で書くようにしましょう。
理由
次に、理由を示しましょう。
具体的には、なぜメーカー業界や志望企業に興味を抱いたのか、どこに魅力を感じたのかというきっかけを書きます。
過去の原体験から、志望動機を補強するエピソードを簡潔に説明し、採用担当者の興味を引き込む必要があるのです。
詳細についてはこの後述べるため、このパートではなるべくわかりやすくシンプルに伝えましょう。
具体的なエピソード
理由を端的に述べた後は、具体例を述べましょう。
起承転結を意識して、業界や企業を志望するに至ったエピソードを分かりやすく書くことが重要です。
できるだけ具体的に書くことで企業側もイメージがしやすく、志望理由に説得力が増します。
より広範な人の理解を得るためには、定量的に表せる事実を用いましょう。
専門用語はできる限り使わずに、伝わりやすさを重視しましょう。
入社後どのように貢献したいか
最後に、入社後どのように貢献したいかを伝えましょう。
自分の能力を活かして企業でどのように活躍していきたいかを、自身のキャリアビジョンに基づいてアピールすることが大切です。
これまでの経験やスキルから貢献できることを伝えれば、企業側に活躍するイメージをしてもらいやすくなります。
具体的な業務内容と絡めるとよりポイントが高く、志望度の高さをアピールできるためおすすめです。
業種別メーカーの志望動機例文5選
ここからは、メーカーの業界別に具体的な志望動機の例文をご紹介します。
メーカーによって取り扱っている製品は異なるため、志望動機の毛色も異なるものになるでしょう。
自分がどのような製品を扱いたいのか、どのようにその製品に関わりたいのかを考え、文章を考えるようにしましょう。
例文1:食品・飲料メーカー
例文2:自動車メーカー
例文3:機械・精密機器メーカー
例文4:化学メーカー
例文5:医療品メーカー
職種別メーカーの志望動機4選
続いて、職種別のメーカーの志望動機についても、4つ紹介します。
営業職、マーケティング職、研究職、そして生産管理職に分けて例文を作成したため、あなたが目指す職種を中心に参考にしてみてください。
営業職
マーケティング職
研究職
生産管理職
志望動機を作るなら就活エージェントがおすすめ!
メーカー向けに刺さる志望動機を作る際は、就活のプロである就活エージェントを利用すると効率的です。
「ジョブコミット」の就活エージェントでは、志望動機を含めたエントリーシート作成のサポートだけでなく、その前段階にあたる自己分析のサポートも受けられます。
また、書類選考に合格したあとの面接対策から内定獲得後の入社準備のサポートまで、就活に関わることなら何でも包括的に支援してくれるため1人で進めるよりも適切な行動を選択できます。
ジョブコミットへの登録は、こちらからどうぞ。
まとめ
メーカー向けの志望動機を作成する際は、自分が進もうとしている業界がどのような製品を取り扱っているのか、自分がその製品とどう関わりたいのかを考えておく必要があります。
そして、文章の中でその業界や企業が自分にとって唯一の価値を持つこと、その企業に対して自分が唯一の価値を提供できることをアピールしなくてはなりません。
そのためには、入念な業界研究や企業研究、自己分析が欠かせません。
どれか1つでも欠けていると志望度が低いとみなされる可能性があるため気を付けましょう。