【想定質問10選】AI面接の特徴やおすすめの対策方法を徹底解説!

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柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること

・AI面接とは何か
・AI面接の特徴
・AI面接の対策について

この記事をおすすめしたい人

・AI面接を控えている人
・AI面接について詳しく知りたい人
・AI面接の正しい対策方法を知りたい人

メガベンチャーなどの選考を受け始めて初めてAI面接というものに行き当たり、戸惑っている人もいるでしょう。

先進的な社風の企業の中には、人と人の対面による面接でなくAI面接を取り入れているところもあります。

この記事では、主にAI面接でどのようなことを聞かれるのか、AI面接の質問内容にはどう対策すべきなのかについて解説しています。

AI面接ならではの特徴を押さえ、傾向や対策を知って選考を攻略していきましょう。

目次目次を全て表示する

AI面接とは

AI面接は、通常の人と人同士の面接とは異なり、AIが面接官を務める面接です。

AIと応募者の質疑応答によって選考が終わるため、選考に人的リソースを割くのが難しい企業に重宝されています。

現在、400社以上で導入されている面接形式です。

近年では複数回ある面接のうち、一次面接をAI面接に置き換える形での利用が急増しています。

応答自体はAIが行いますが、内容の精査や判断は人間が行うため、時間だけを節約して効率良く選考を進められるのです。

録画型

国際的に主流なAI面接の一つは、応募者とAIのやり取りを録画してあとから人間が確認する録画型です。

とくによく用いられているのが、アメリカのHireVue社の提供するHireVue(ハイアーヴュー)になります。

日本国内での導入は少ないものの、AIの技術を活用し、主観によらない公平な視点から応募者を分析することが可能です。

マルチデバイスに対応しており、リアルタイムでのWEB面接にも活用できます。

面接のスケジュールを自動で調整したり、AIの機能で応募者の認知能力を把握したりと、最新の技術が利用されているプラットフォームです。

HireVueについて、詳しくはこちらからどうぞ。

録画面接との違い

録画面接は、単純にパソコンやスマートフォンのビデオチャットアプリを用いて行う面接です。

画面の向こうの面接官は生身の人間であり、応募者の評価にAIが介入することはありません。

録画型のAI面接の場合、最終的な判断こそ人間が行いますが、途中の分析にはAIの技術が用いられています。

そのため、人が持っている主観で判断するよりも公平性が高い評価を期待されているのです。

とは言え、細かな人物像の把握などの面ではいまだ対面に軍配が上がる場合もあります。

対話型

国内でもよく用いられているのは、対話型のAI面接です。

対話型AI面接で有名なのは、株式会社タレントアンドアセスメントが提供するSHaiNになります。

現在、国内でも導入企業が増えており、応募者の回答をもとに、AIによる最適な深掘り質問が可能です。

また、企業独自の質問をカスタマイズすることもできるため、簡単な対策で突破されたり、回答がどこでも聞けるようなものになってしまったりするのを防ぎます。

24時間365日、どこからでも利用できるのも利点です。

SHaiNについて、詳しくはこちらからどうぞ。

AI面接の特徴

続いて、AI面接が持つ一般的な特徴について見ていきましょう。

普段はAIによる面接を受ける機会はないため、どのようなものかわからないと不安に思う人も少なくありません。

対策を練るためには、まずどのような特徴があるのか知ってAI面接について理解する必要があります。

AI面接には、AI技術を用いたシステムならではの特徴があるため詳しく見ていきましょう。

AIが面接官をする

AI面接最大の特徴は、何と言っても面接官そのものがAIであることです。

人間の応募者に対してAIが質問を行い、回答を分析し、それに即して深掘り質問が行われる仕組みになっています。

実際に対面する人間の面接官がいないため、受けているうちにだんだんリラックスしていく人も少なくありません。

ただし、AI面接ではカメラによって学生の表情や視線の動きも評価されています。

人間の表情などを解析するプログラムが組まれており、回答の真偽や答えた際の心理状態などを分析しているのです。

そのため、最後まで気を抜かずに実際の対人面接と同じような振る舞いを意識したほうが良いでしょう。

また、録画された内容は人間の採用担当者が確認する可能性もあります。

日時や場所を問わず受験できる

AI面接は、人間の面接官が必要ないため企業側と応募者側のスケジュール調整が必要ありません。

また、オンラインで面接を実施するため、場所の制約もなく会場を押さえなくとも敢行できます。

そのため、応募者の都合に合わせて面接日時を選べ、就活中何かと忙しい学生にとっても便利なシステムです。

通常の面接であれば、面接のために会場と面接官のスケジュールを押さえ、さらに応募者にとって都合が良い日時を調整するといったように、1回の面接を実現するためにさまざまな手間がかかります。

WEB面接の場合はそのような手間は少なくなりますが、面接官が人間である以上スケジュールの調整は必要です。

AI面接であれば、そういった煩わしい手間をかけずに選考に移れます。

最終評価は人が行う

AI面接といえども、応募者に対する採否の判断のすべてをAIに任せているわけではありません。

回答内容や回答中の表情、視線などについて、AIは分析し評価を下しています。

しかし、最終的にその情報を踏まえて採否を判断しているのは人間です。

一次面接はAIが行っても、二次以降の面接は人間が行うという企業も少なくありません。

そのため、最終的な応募者に対する評価は人間の面接官が担当します。

AIでは拾いきれない心情の機微や、職場との相性を鑑みて正当に評価されるため、一定の基準を満たせなければバッサリ切られるというようなことはありません。

AI面接は、あくまでも企業側の人間が採用を行う際の補助的なツールの一つなのです。

回答に制限時間が設けられている

AI面接のうち、対話型面接には回答に制限時間が設けられています。

そのため、時間内にしっかり答えられないと自動的に面接が進んでしまい、不完全燃焼になったり適切な評価が行えなかったりする可能性が高いです。

人間相手の面接であれば多少想定された時間をオーバーしても待ってもらえる可能性はありますが、AIの場合はそうはいきません。

時間内に必要な回答を出し切れるよう、なるべく簡潔に答えられるようにしましょう。

実際の制限時間どおりにタイマーをセットして、アラームが鳴る前に答えきれるか面接対策でチェックしてみるのがおすすめです。

できなかった場合は話す内容を削る、話す速度を変えてみるなど、時間内に話し切るための工夫が必要になります。

企業がAI面接を実施する理由

続いて、企業がどうしてAI面接を導入しているのかをご紹介します。

AI面接の対策そのものに直接関係はないものの、なぜAI面接が利用されているかを知れば、よりAI面接がどのようなものなのかへの理解が深まるでしょう。

企業がAI面接のどのような点を評価して選考に採用しているのかチェックして、企業側の考え方を学ぶのもおすすめです。

評価基準が統一できるため

AIによる応募者の言動の分析を導入すれば、応募者に対する評価基準を統一できます。

人間が相手に評価を下す場合、どうしてもその人の経験や考え方に基づく主観的な評価が混じってしまい、判断が公平性を欠くケースも少なくありません。

その点、AIであればプログラムどおり判断するだけなので、勝手な主観が交じることはまずないです。

そのため、AI面接の導入は、結果的に人間の面接官の主観に応募者の評価が左右されるリスクを減らしていると言えるでしょう。

また、評価基準が統一され明確になることで、分析結果を確認した人が誰であれ基準を共有し、評価を理解しやすくなる効果もあります。

つまり「どうしてこのように評価されたのか」が可視化されるのです。

人的コストを削減できるため

AI面接を導入すると、企業側は人的コストを削減できます。

そもそも、複数回面接を行う企業の場合、一次面接は足切りの役割を担う場合が多いです。

そのため、まずはざっと選考書類と応募者の顔ぶれを確認し、社会的な常識があまりにもなさそうな人や、アピールしている内容があまりにも自社の実態とかけ離れている人をふるい落とすためだけに面接を行っている場合があります。

結局あとからより応募者について深掘りするための二次以降の面接が必要になるため、一次面接を行うだけ人的コストが無駄だと考える企業は少なくありません。

それをAI面接に置き換え、足切りのための分析などをAIに任せることで、企業側は人的コストを削減できるのです。

AI面接を導入している企業

AI面接を導入している企業は非常に多く、有名企業の中には株式会社ホリプロなどもあります。

従業員1000名を超える地方銀行や製造企業などでも、AI面接は多数導入されています。

また、近年のAI技術の台頭から今後もAI面接を実施する企業は拡大していくと考えておいた方が良いでしょう。

現段階でも、就活においてAI面接を導入している企業に遭遇する可能性は大いにあるため、しっかりと準備をしておくことが大切です。

AI面接でされる質問の特徴

続いて、AI面接でされる質問の特徴について3つご紹介します。

AI面接の質問には、対面で人間の面接官が投げかけてくる質問とは異なる特徴がいくつかあるのです。

そのため、はじめは答え方に戸惑うこともあるかもしれません。

まずはAI面接における応募者への質問の特徴や傾向を知り、適切な回答方法を考えてみましょう。

質問の最初は「はい」か「いいえ」で回答する

AI面接で質問をされる際、最初は特定の経験の有無を問われる場合が多いです。

人間相手の通常の面接では、経験の有無ではなくアピールポイントに付随する形でエピソードの中身そのものを聞かれます。

また、通常の面接であれば、仮に同じ質問がされたならば結論として有無を答えたあと、どのようなエピソードがその根拠になるかを話し始めるでしょう。

しかし、AI面接の場合はこれに答える際、内容を長々と喋るのではなく「はい」か「いいえ」を簡潔に答えるだけで良いのです。

主に過去の経験が問われる

AI面接の場合、その人が現在持っているビジョンや強みなどのアピールポイントよりも、過去の経験に関する質問をされる場合が多いです。

志望動機に関連するような質問より、比較的成功体験や失敗経験など過去の経験に関する質問が問われます。

これは、一般的な面接と異なりAI面接が応募者にとって「自分の魅力」をアピールする場に当たらないからだと考えられるでしょう。

自己分析版のSPI試験のようなものであり、過去の経験について明瞭に答えられるほどしっかり自己分析を行っているかを見られます。

そのため、質問されて言い淀む回数が多かったり、話し方に自信がなさげになってしまったりする場合は要注意です。

はっきり自信を持って過去の経験を回答できるよう、自己分析の上練習しておきましょう。

一つの質問に対する深掘りが多い

AI面接は、あらかじめプログラムされた質問だけを訥々と行うわけではありません。

AIはリアルタイムで応募者の発言や状況を分析しています。

従って、AIから聞かれた内容に関する自分の回答に対して、次々と深掘り質問がされるのです。

そのため、本来その質問の中で求められている回答よりも多くの内容を回答してしまうと、時間が押すだけでなく、あとの質問で回答が重複してしまうこともあります。

たとえば、AIから「あなたは、過去にリーダーシップを発揮した経験がありますか。」という質問をされた場合、本来なら「はい」か「いいえ」だけで答えれば十分です。

これに対し、実際のエピソードまで回答してしまうと、次に「どのような状況でリーダーシップを発揮しましたか。」と聞かれた場合に回答が重複してしまいます。

AI面接に向けた事前準備

続いて、AI面接を控えている場合、事前にどのような準備をしたら良いのかをご紹介します。

AI面接は通常の面接と勝手が異なる分、似て非なるアプローチが必要です。

通常の面接対策に加え、AI面接ならではの対策についても把握して入念に準備を行いましょう。

AI面接への対策を助けてくれるツールもあるため、活用をおすすめします。

①自分史を振り返る

AI面接を受ける前には、入念に自己分析をしておく必要があります。

とくにおすすめなのが、自分史の作成と振り返りです。

自分史は、年齢ごとに自分の行動をまとめ、自分の心境の変化などを付記していく自分についての年代記になります。

AI面接では、志望動機など現在から未来にかかる質問よりは学生の過去の経験に基づいた質問がされることが多いです。

そのため、自分の人生を振り返り、何があったか言語化できるようにしておく必要があります。

自分史を振り返ってどのような行動を取ったか、それがどのような性質や考えに基づくものだったかを把握しておけば「○○の経験はありますか。」という質問に対してスムーズに応えられる可能性が高まります。

②想定質問を用意する

AI面接でスラスラと質問に答えるためには、あらかじめ想定される質問をリストアップして回答を用意しておくのがおすすめです。

過去にされたAI面接での質問を調査し、回答をあらかじめ用意しておくと良いでしょう。

AI面接では、通常の面接とは一風変わった質問がされることが多く、答え方もやや独特です。

実際に質問されて戸惑わないためにも、あらかじめどのような質問がされるのか、どう答えたら良いのかを考えて準備しておくと、万が一のときに困らなくて済みます。

はっきり回答する練習にも活用できるので、まずは質問のリストアップと自分ならどう答えるかの想定からはじめましょう。

似たような企業を受けてすでに内定をもらっている先輩や、働いているOBOGから情報を集めるのも効果的です。

③AI面接アプリを利用する

通常の面接であれば、家族や友人に頼んで面接官役をやってもらえば簡単な面接対策になります。

しかし、人間と対面で行うわけではないAI面接についてはその対策が難しいです。

そこで「steach」のような AI面接の練習ができるアプリを利用して、AI面接の環境に少しでも慣れておくと良いでしょう。

steachはスマートフォンの自撮り機能を用いて簡単に面接の練習ができ、AIによる診断もついてくるため非常に実際のAI面接に近い機能を利用できます。

練習で話した内容を自動で文字起こししてくれるため、あとから客観的に内容や話し方を振り返れて便利です。

このようなツールを用いて何度も練習しておけば、本番のAI面接でもスムーズに回答できるでしょう。

AI面接で回答する際のポイント

続いて、AI面接で回答する際のポイントについてご紹介します。

回答する際に心がけるポイントについては、通常の面接とそこまで変わりません。

ただし、AI面接ではより明確に、より簡潔に回答をまとめる必要があります。

最終的に内容を判断するのは生身の人間である採用担当者であるため、そのことをつねに意識しておきましょう。

結論ファーストで答える

AI面接において、質問に回答する際は結論ファーストを心がけましょう。

通常の面接でも、聞き手が情報を理解しやすくなるため結論から話すことを求められるケースがほとんどです。

AI面接の場合はそれに加え、AIが回答を認識しやすくする目的もあります。

まず質問に対する回答として結論を述べ、必要に応じてその後に理由や具体例を挙げましょう。

明確な結論ではなく曖昧な内容を答えると、AIから聞き直される可能性もあります。

また、質問の意図を読み取れていない、適切な回答ができていないと採用担当者から判断される場合も少なくありません。

その後の質疑応答や採用担当者からの評価をスムーズに済ませるためにも、結論ファーストを意識しておきましょう。

構造化された回答を心がける

AI面接で質問に答える際は、構造化された回答を心がけましょう。

あちこちに話が飛んでしまうと、AIは話題を認識できない可能性があります。

また、採用担当者からも話をまとめる能力がないとみなされる場合が多いです。

そこで、回答を論理的に構成し、明確な流れを持たせるようにしましょう。

一例として、STAR法の形式を用いるのがおすすめです。

SはSituationであり、対象となる状況の説明になります。

TはTaskであり、当時の自分の役割や抱えていた課題です。

AはActionであり、その課題に対して自分がどのような行動を取ったのかを指します。

RはResultであり、行動の結果、どのような変化や成果が得られたのかという部分です。

このような論法は、通常の面接でもよく用いられます。

具体的な数字を盛り込む

AI面接で回答する際は、なるべく回答に具体性を持たせましょう。

曖昧で抽象的な表現は、現状のAIでは理解が難しい場合が多いです。

そのため、より具体的に答えるよう何度も質問し直される可能性があります。

きちんと具体的な回答を行い、AIが解析しやすいよう配慮したほうが良いでしょう。

また、人間が回答の内容を確認する際も、成果や効果を数字で表現することで、回答に説得力を持たせられます。

数値は具体性と信憑性を提供するほか、AIだけでなく万人にわかりやすい変化の指標です。

最初の状況と変化後の状況を定量化し、具体的な回答に結びつけましょう。

数値化が困難な場合は、自分の性質がエピソードにどう反映されているかをメインに持ってくるのもおすすめです。

AI面接の想定質問10選とその回答例

続いて、実際にAI面接で出される可能性がある質問例を10個ご紹介します。

ここに挙げたものが質問例のすべてではありませんが、比較的聞かれる機会が多い質問ばかりですので基礎的な対策になります。

それぞれの質問をよく確認し、自分ならどう答えるか、どういった構成にしたらAIにも理解しやすいかを考えてみましょう。

より網羅的に質問内容を知りたい方は以下の記事で詳しく解説!

高い目標を掲げて努力した経験はありますか?

過去の経験の有無を尋ねる質問の一つです。

この質問では困難な目標に向かって向上心を持って努力し、継続的に努力できるかを見られています。

高い目標は、基本的に自分で設定するものであるため向上心の有無の指標です。

企業としては自分で目標や課題を見つけ、継続的に努力できる人材が欲しいと考えています。

そのため、過去にそのような経験や実績があるかどうかで振り分け、応募者の素質を振り分けているのです。

経験がないのに「向上心がある」「努力できる」と言っても、説得力はないでしょう。

回答例

AI:高い目標を掲げて努力した経験はありますか?
学生:「はい」

AI:具体的な目標と努力の過程を教えてください
学生:「大学3年次にTOEICで900点以上を取得するという目標を掲げました。
毎日3時間の英語学習を続け、週末には英会話スクールに通いました。
さらに、模擬試験を毎月受け、自分の弱点を具体的に分析し、重点的に克服しました。
その結果、目標の900点を超える920点を取得することができました。
この経験から、計画的な学習と継続の重要性を学びました。」

リーダーシップを発揮した経験はありますか?

こちらも過去の経験の有無について聞かれている質問です。

リーダーシップがあるか、すなわちチームを導き、影響を与え、結果を出す能力があるかを見られています。

メガベンチャーのように先進的な企業風土が特徴の現場では、役職がない場合でも自ら動き、周囲を巻き込んで動かしていくだけの力が求められる場合が多いです。

リーダーシップはそれが端的に表れる性質となるため、発揮した経験があるかどうかは現場での積極性の有無に関わると捉えられます。

回答例

AI:リーダーシップを発揮した経験はありますか?
学生:「はい」

AI:具体的な経験を教えてください
学生:「大学のサークルで新入生歓迎イベントのリーダーを務めました。
私は企画の立案から運営までを担当し、30人のメンバーをまとめました。
また、役割分担を明確にし、定期的なミーティングで進捗を確認し、問題があれば迅速に対処しました。
その結果、新入生から非常に好評で、前年の3人を大きく上回る、12人の新入生がサークルに加入しました。
この経験から、リーダーシップとチームワークの重要性を実感しました。」

チームワークを発揮した経験はありますか?

この質問では、過去の経験を通して応募者がチームの一員としてどんな役割を担い、貢献できるのかを見られています。

多くの企業では、一つの仕事を成し遂げるのに何人もの人が関わる場合がほとんどです。

メガベンチャーのような組織では1人で仕事をこなさなければならない場合ももちろんありますが、一般的な企業同様チームで活動することも少なくありません。

そのようなときに周りと協力できず、チームの和を乱す人物がいると全員のモチベーションに関わります。

そのため、チームワークを発揮できるかどうかを確認されているのです。

回答例

AI:チームワークを発揮した経験はありますか?
学生:「はい」

AI:具体的な経験を教えてください
学生:「大学のゼミで研究プロジェクトのチームリーダーとしてチームワークを発揮しました。
メンバーの役割を明確にし、定期的なミーティングで進捗を確認しました。
また、意見の対立が起きた際には全員の意見を尊重し、ただ意見をぶつけ合うのではなく、建設的に議論をすることを促しました。
その結果、プロジェクトは予定よりも1週間早く完了し、教授からも高い評価を得ました。
この経験から、協力とコミュニケーションの重要性を学びました。」

最も困難だった経験はありますか?

この質問では「どのような困難に遭ったか」という困難そのものにスポットライトを当てているのではなく、応募者がどのように困難な状況を乗り越え、問題を解決したかという、向上心や課題解決力を見られています。

そのため、困難だった状況の描写に時間を割いてしまうと、本来伝えるべきだった情報を伝え漏らしてしまう可能性が高いです。

困難な状況の説明は最小限に留め、自分がどのように考えて課題解決に動き、どのような性質が役立ったかに主軸を置いてみましょう。

回答例

AI:最も困難だった経験は何ですか?
学生:「大学のサークル活動での資金調達です」

AI:具体的な経験を教えてください
学生:「サークルのイベント運営費が不足し、資金調達が必要でした。
そこで私は企業スポンサーを募るために企画書を作成し、20社以上に提案を行いました。
最初は断られることがほとんどでしたが、なぜ断られたのかを分析し、メンバーと協力して提案内容を改善し続けました。
結果として3社から支援を受けることができ、イベントを成功させることができました。
この経験から、粘り強さと協力の重要性を学びました。」

人をマネジメントした経験はありますか?

この質問では、これまでの人生で後輩やチームメイトを指導した経験があるか、そしてメンバーのモチベーションを高めることができたかを見られています。

マネジメントできたか、という聞かれ方をすると大仰に感じるかもしれませんが、先輩やチームをまとめる立場としての指導なども十分なマネジメント経験です。

メガベンチャーの現場では、新人であってもチームのマネジメントを行わなければならない状況もあり得ます。

部活での経験などを思い返し、そのような状況になったことがあるかチェックしてみましょう。

回答例

AI:人をマネジメントした経験はありますか?
学生:「はい」

AI:具体的な経験を教えてください
学生:「大学の文化祭実行委員会でリーダーを務めました。
20名のメンバーをまとめ、全体のスケジュール管理や役割分担を行いました。
メンバーそれぞれの得意分野を活かすために5分間の個別面談を行い、最適な配置を考えました。
また、進捗状況を定期的に確認し、問題が発生した際には迅速に対処することを心がけました。
予定通りに文化祭を成功させることができ、メンバーからも感謝の言葉をいただきました。
この経験から、マネジメントの重要性を学びました。」

トラブルに対応した経験はありますか?

この質問では、予期せぬ問題やトラブルに応募者がどのような対処をするか見られています。

トラブルが起きても冷静さを失わずにいられるか、解決に向けて動ける柔軟性や迅速な判断力があるかをチェックされているのです。

社会に出て仕事をはじめると、思ったよりトラブルの連続に行き当たります。

メガベンチャーのように新規事業に対して意欲的な企業はとくに手探りで仕事を進めることも多く、一般的な企業よりもトラブルにぶつかりやすいです。

そのような状況でいちいち取り乱していては話にならないため、ある程度の胆力が求められます。

回答例

AI:トラブルに対応した経験はありますか?
学生:「はい」

AI:具体的な経験を教えてください
学生:「アルバイト先のカフェでシフトリーダーを務めていた際、突然、停電が発生しました。
そこでまずお客様に状況を説明し、落ち着いていただくよう努めました。
その後、スタッフ全員で手分けして冷静に対応しました。
非常灯の確認やその段階でできる調理を行い、電気が復旧後すぐに提供できるように工夫しました。
これにより、お客様も落ち着いてくださり、クレームも発生せずに営業を続けることができました。
この経験を通じて、冷静な対応とチームワークの重要性を実感しました。」

自身の弱みはありますか?

この質問をされたとき、弱みがあること自体がマイナスなイメージになるのではと考え、とっさに「いいえ」と答えてしまう人がいます。

しかし、実際に聞かれているのは応募者が自分の弱点を認識できているか、それを改善するためにどのような努力をしているかという点です。

そもそもまったく弱みがない人物はいないため、基本的に自分がどのような弱みを抱えているのか把握している人のほうが客観性はあり、高く評価されます。

なおかつその弱みを放置するのではなく、しっかり改善のための行動に移せているのかが重要なのです。

回答例

AI:自身の弱みはありますか?
学生:「はい」

AI:その弱みを実感した具体的な経験を教えてください
学生:「私の弱みは完璧主義なところです。
大学のグループプロジェクトで、自分が全てを完璧にこなさなければと感じ、結果として他のメンバーに負担をかけてしまいました。
プレゼン資料の細部にまでこだわり過ぎて、締め切りギリギリまで作業が終わらず、他のメンバーもその影響を受けました。
この経験を通じて、チームワークの重要性と、適度な妥協が時には必要であることを学びました。
以降は適切に分担し、他のメンバーの意見も尊重するよう心掛けています。」

自身の強みを発揮した経験はありますか?

弱みとは反対に、自身が持っている強みについても聞かれる場合があります。

通常の面接と異なり、AI面接でこのような質問をされる場合は魅力としての強みアピールの側面は弱いです。

客観性の担保にされている場合が多く、自分の強みを理解し、それを発揮できているかが見られています。

とは言え、基本的にはなるべく志望企業で必要とされている強みが良いでしょう。

企業が求める人材像などを参考に、回答に適した強みがあるかチェックするのがおすすめです。

回答例

AI:自身の強みを発揮した経験はありますか?
学生:「はい」

AI:その強みを発揮した具体的な経験を教えてください
学生:「私の強みはコミュニケーション能力です。
大学のゼミ活動で100人以上のメンバー間の調整役を務めました。
様々なアイデアが飛び交い、結論がまとまらなかったため、全員の意見を箇条書きにして、統合した案を提示しました。
これにより、プロジェクトはスムーズに進行し、成果物も高評価を得ることができました。
この経験から、コミュニケーションを通じてチームのパフォーマンスを向上させる力が私の強みであると感じました。」

チームの衝突を回避した経験はありますか?

リーダーシップを発揮したかどうかの質問やコンサル経験の質問と似て非なるものに、チームの衝突を回避した経験があるか聞かれる場合もあります。

この質問では、応募者がチーム内の対立や問題をどのように解決・管理するかがチェックされているのです。

社会に出て上の立場に行けば行くほど、チーム内の揉め事を仲裁する機会は多くなります。

メガベンチャーの場合は若くして責任ある立場になることも少なくないため、よりその機会は多いでしょう。

チーム内の人間関係をどれだけ円滑に回せるかは、意外とベンチャー企業でも重要なのです。

回答例

AI:チームの衝突を回避した経験はありますか?
学生:「はい」

AI:どんな衝突で、それをいかに回避したかを教えてください
学生:「ゼミのプロジェクトで、研究方針の違いからメンバー間に衝突が起きました。
そこで私はまず全員の意見を聞く場を設けました。
それぞれの立場や意見を尊重しつつ、共通の目標を再確認し、役割分担を再調整しました。
その結果、メンバー全員が納得し、プロジェクトは順調に進行しました。
この経験から、適切なコミュニケーションと柔軟な対応が衝突回避に重要であることを学びました。」

あなたがこの企業を選んだ理由は何ですか?

基本的にAI面接で志望動機を聞かれることはあまりありませんが、プラットフォームに搭載された機能を利用して企業側は自由に質問を決められます。

そのため、一概に志望動機は除外され、過去の経験だけが問われるとは言い切れません。

この質問では、企業に対してどれだけの熱意があるかを見られています。

とくにベンチャー企業の場合は、従業員1人ひとりの熱量を重要視しており、自社に大きく貢献してくれる人材を求める傾向が強いです。

そのため、この手の質問が来てもしっかり回答できるよう準備しておくことをおすすめします。

回答例

AI:あなたがこの企業を選んだ理由は何ですか?
学生:「イノベーションへの取り組みに魅力を感じるからです」

AI:その理由を具体的に教えてください
学生:「私が貴社を選んだ理由は、貴社のイノベーションへの強い取り組み姿勢に共感したからです。
大学でのプロジェクトで新しい技術を使って問題解決を図る経験を通じて、常に挑戦し続ける姿勢の重要性を学びました。
貴社は新しい技術開発と積極的な市場展開で知られています。
このような環境で自分のスキルをさらに磨き、貴社の一員として成長し続けたいと強く感じています。」

AI面接を体験した就活生の感想

AI面接を体験した就活生の方30名にアンケートを実施しました。

その中でも特に多くの方が回答していたAI面接において強く印象に残った出来事について紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。

企業によって出題数が異なる

「企業によって出題数が異なる」と、多くの就活生の方がAI面接を通じて感じたこととして紹介していました。

企業によっては10分程度で面接が終了したところもあれば、1時間近くかかった企業もあったそうです。

しかし今のところ、面接前に質問の出題数や面接時間を推測することは不可能とされているため、「この企業だから、だいたいこのくらいの時間がかかる」という推測は難しいです。

AI面接に臨む際は、対人の面接と同様に、時間に余裕を持って取り組むようにしましょう。

対人面接と同じくらい緊張する

「相手がAIだから、緊張しないだろう」と考える人も多いかもしれませんが、いざ本番になると、相手がAIでも緊張するものです。

「むしろ、対人面接以上に緊張した」と話す就活生の方も多くいました。

普通の面接とは違い、相手の表情が確認できないため、伝えたいことが伝わっているか視覚的にわからない不安感が存在するからです。

また、言い直しもできないため、「1回で適切に言いたいことを伝えなければならない」という緊張感も存在します。

通過率は比較的高い

アンケートを実施した就活生30名の方の通過率は約80%でした。

つまり、通過率は比較的高いといえるでしょう。

一般的な一次面接と比較すると、通過しやすい傾向にはあります。

しっかりと対策ができていれば、概ね問題はないといえるでしょう。

しかし、企業によって選考基準が異なる点や、学生の回答が正確に記録されており、企業の採用担当者もその情報を確認している点を踏まえると、気を抜くことは決して許されません。

「大体の人が受かるから」とあぐらを書いていると、足元をすくわれる結果になるでしょう。

AI面接にまつわるQ&A

続いて、AI面接について就活生から寄せられることが多い質問をご紹介します。

AI面接はあまり馴染みがないシステムなため、通常の面接と比べてどこが異なるのか、どう対処したら良いのか判断がつかなくて困っている人も多いでしょう。

今回はそのような人からの質問4つに回答しています。

AI面接を受ける際は、ぜひ参考にしてください。

回答がすぐに思い浮かばなかったらどうすればいい?

回答時間がはじまってから反射的に答える必要はないため、思い浮かぶまで考えて構いません。

AI面接における回答時間は限られているものの、設けられた時間の中で自分なりの回答が答えられれば問題ないでしょう。

多くの場合、回答時間は60秒程度です。

ギリギリまで悩んで結局回答できなかった、となるのはあまり良くないものの、焦って思っても見ない回答を繰り出すのも芳しくありません。

回答の際は、すぐに思い浮かばなくても焦らないことが重要です。

回答で「いいえ」を答えても良い?

AI面接の質問に「いいえ」で答えるのは、極力避けたほうが良いです。

理由は、AI質問で確認されている内容の本質にあります。

過去の経験について、自今分析によって人生をしっかりと振り返れていれば何かしらのエピソードはあるはずです。

迂闊に「そんな経験はない」と答えてしまうと、自分のことをしっかり振り返れていない客観性の低い人物だと思われる可能性もあります。

最終的に評価対象となる回答数も減ってしまうため、あらかじめ自己分析をして話せるエピソードを用意しておきましょう。

回答のやり直しはできる?

AI面接でうっかり回答を間違えた場合、回答のやり直しはできません。

AI面接に限らず、面接はそもそもやり直しが利かないため基本的には間違えないように準備して臨む必要があります。

その上でAI面接の場合、回答に使える時間が限られており、前の回答のことを引きずっているとほかの回答にも影響が出てしまう可能性が高いです。

そのため、思うように回答ができなくても、気持ちを切り替えて次の質問に臨むことが大切になります。

服装はどうすればいい?

AI面接を受ける際の服装については、応募企業の面接ガイダンスに記載されている可能性があります。

そのため、当日までにガイダンスをよく読み込んで指定の服を用意しておきましょう。

もしとくに規定が見当たらなければ、通常の面接同様スーツを着用するのが無難です。

オンラインでAI相手といえども、選考を受けている自覚を持って失礼にならない服装を心がけましょう。

映像を録画している場合はあとで面接官が見る可能性が高いため、適当な服装は推奨されません。

面接対策ならエージェントを利用しよう

どうしても自力でAI面接の対策をするのが難しいと感じたら、就活のプロである就活エージェントの利用がおすすめです。

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また、模擬面接についてはこちらの記事で紹介しているのでぜひご覧ください。

まとめ

AI面接は、極力企業側の負担を減らし、公平に応募者の性質を判断するために効果的な選考システムです。

国内での実績は企業の全体数に比べれば少ないものの、メガベンチャーであれば取り入れている企業は相当数あります。

通常の面接とは聞かれる内容や答え方が異なる場合があるため、実際の面接で戸惑わないためにも事前の準備が重要です。

質問に対して具体的な回答を返すこと、時間内に回答できるようにすることなどを中心に対策し、本番に備えましょう。

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