【例文18選】エントリーシートの研究内容は何を書く?200字・理系・文系の書き方

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エントリーシート(ES)の研究内容欄で「何を書けばいいのか分からない」「専門用語をどこまで使えばいいのか迷う」と悩む就活生は少なくありません。

ESの研究内容では、研究の難しさを見せることより、「何を・なぜ研究し、自分がどう考えて取り組んだか」を専門外の人にも分かる言葉で伝えることが重要です。

研究成果がまだ出ていなくても、研究テーマが未定でも、現在の取り組みや準備を整理すれば回答できます。

この記事では、研究内容とは何を書く欄なのかという基本から、200字の書き方、理系・文系の例文、研究未開始の場合、NG例、面接対策まで解説します。

先に結論|ESの研究内容に入れたい5要素
  1. 研究テーマ:何を研究しているのか
  2. 背景・目的:なぜその研究が必要なのか
  3. 方法・工夫:自分がどう考え、何をしたのか
  4. 結果・現状:何が分かったか、現在どこまで進んでいるか
  5. 学び:研究を通じて得た考え方や力

200字など短い指定では、背景説明を増やしすぎず、「自分の取り組み・工夫」に最も多く文字数を使いましょう。

目次[目次を全て表示する]

エントリーシート(ES)の研究内容は何を書く?

研究内容の欄は、研究テーマを一言で記入するだけの設問ではありません。

何を明らかにしようとしている研究なのか、どのような方法で取り組み、自分が何を工夫したかまでを、指定文字数に合わせて伝えます。

エントリーシートの研究内容欄では、研究テーマの名称だけでなく、研究の目的、自分の取り組み、現在の結果や学びまでを簡潔に伝えます。

「テーマ・目的・方法や工夫・結果や現状・学び」の5要素を整理し、設問の文字数に合わせて優先順位をつけましょう。

項目 主に書く内容 短い例
研究テーマ 研究の題目・対象 SNSの口コミと購買行動
研究内容 テーマ・目的・方法・自分の取り組み・現状 アンケートで口コミの影響を分析
研究概要 背景から結果まで研究全体を要約 研究の背景・目的・方法・結果を簡潔に説明
研究課題 研究で解決したい問い・問題 若年層が商店街へ継続来訪しない要因
ES研究内容の回答を決める早見表

「研究内容」なら、テーマ・目的・方法・本人の取り組み・現在地を伝えましょう。

「研究課題」なら、解決したい問いと、その問いが重要な理由を端的に示しましょう。

「研究概要」なら、研究全体の背景から結果までを簡潔に要約しましょう。

「研究で力を入れたこと」なら、課題に対して自分が行った工夫と学びを中心にしましょう。

研究内容は「研究の説明」だけでなく自分の取り組みまで伝える

ESの研究内容欄は、研究テーマの名称だけを書く欄ではありません。

採用担当者が知りたいのは、何を研究しているかに加え、なぜそのテーマに取り組み、研究の中で自分がどのように考えて行動したかです。

「研究テーマ→目的→自分の取り組み→結果や現状→学び」の順で整理すると、研究の専門性と人物像を同時に伝えやすくなります。

成果がまだ出ていない場合も、現在の課題や試行錯誤を書けば問題ありません。

研究そのものの説明より、自分が担当した部分が見える文章を意識しましょう。

研究内容・研究テーマ・研究概要・研究課題の違いを整理する

「研究内容」「研究テーマ」「研究概要」「研究課題」は似ていますが、求められる情報量が異なります。

研究テーマは題目や対象を短く示し、研究内容は目的・方法・自分の取り組みまで説明するイメージです。

研究概要は背景から結果まで研究全体を要約する表現として使われることが多く、研究課題は解決したい問いや問題を指す場合があります。

ただし企業ごとに設問意図は異なるため、項目名だけで決めず、文字数と設問文から必要な情報量を判断してください。

迷ったら「何を知りたい設問か」を先に確認しましょう。

学部生と院生では「現在どこまで研究が進んでいるか」に合わせて書く

学部生と院生では、就活時点の研究進捗が異なるため、同じ書き方にする必要はありません。

院生や研究が始まっている学部生は、現在の研究テーマと自分の具体的な取り組みを中心に書きます。

まだ研究が始まっていない学部生は、所属ゼミ・研究室の分野、現在関心を持っているテーマ、文献調査や学習など今行っている準備を示しましょう。

テーマ未定なのに成果を作る必要はありません。

「未定です」で終わらず、現時点で何に関心を持ち、何を準備しているかまで書くことがポイントです。

「ES 研究内容」の欄に何を書くか迷ったら設問を3種類に分ける

「研究内容について記入してください」という一般的な設問では、研究のテーマ・目的・方法・現在の状況までを簡潔にまとめます。

研究概要を尋ねられている場合は、研究全体を俯瞰した説明が中心になります。

一方、「研究で工夫したこと」を求める設問では、自分の判断や試行錯誤を厚く書きましょう。

例えば同じゼミ活動でも、研究内容なら「購買行動をアンケートで分析している」、工夫なら「設問の解釈が分かれたため予備調査を行って修正した」という具合に焦点を変えられます。

企業が何を知りたいかは設問の言葉によって異なるため、経験を変える前に質問文を読み直してください。

研究内容・研究概要・研究で頑張ったことを同じ文章で提出せず、求められる情報の順番と分量を変えることが重要です。

研究課題と研究内容は別物?ESには目的と解決したい問いを分けて書く

研究課題とは研究を通じて明らかにしたい問いや、解決したい問題を指すことが多い言葉です。

研究内容は、その課題を調べるための方法や現在の取り組みまで含む広い説明です。

たとえば「若者が商店街を訪れない理由」が研究課題で、その要因を聞き取りや統計で調べる活動が研究内容にあたります。

ESで「研究課題を記入」と指示されたら、研究の背景から結果まで長く書くより、何が未解明で、なぜ調べたいのかを明確にする方が答えやすくなります。

反対に「研究内容」なら、取り組んでいる調査・実験方法や自分の工夫も加えてください。

研究が途中の場合は検証中の状態を正確に伝えましょう。

課題は問い、内容はその問いに取り組む方法と過程と区別し、応募フォームの指示があればその定義を最優先してください。

企業がエントリーシートで研究内容を聞く4つの理由

企業は研究テーマの難しさだけでなく、学生が何に関心を持ち、課題へどう向き合い、得た学びをどのように言語化できるかを確認しています。

質問意図を理解しておくと、研究の説明だけで終わらず、自分の思考や行動まで伝えやすくなります。

専門分野と興味の方向性を知りたい

研究テーマには、学生が大学生活の中で何へ関心を持ち、どの分野を深く学んできたかが表れます。

企業は研究内容だけで配属を決めるとは限りませんが、専門分野や興味の方向性を知る材料として研究欄を見ることがあります。

テーマ名だけで終わらず、「なぜその研究に興味を持ったか」を一文入れると、知識だけでは分からない価値観や問題意識まで伝えられます。

志望職種と研究が直接つながらない場合でも問題ありません。

無理に仕事へ結びつけず、まず研究への関心を具体的に示しましょう。

課題に対する思考力・仮説検証の進め方を見たい

研究では、仮説を立て、実験や調査を行い、結果が想定と違えば原因を考えて方法を修正します。

この過程には、仕事でも必要になる課題整理や仮説検証の考え方が表れやすいです。

そのため企業は、最終的な研究成果の大きさだけでなく、「どんな壁があり、原因をどう考え、何を変えたか」という思考と行動のプロセスを見ています。

成功した結果だけを強調するより、試行錯誤を一つ具体的に書くほうが本人の強みが伝わります。

自分が判断した部分を明確にしてください。

専門外の相手へ分かりやすく説明できるか確認したい

ESを最初に読む人が、応募者と同じ研究分野の専門家とは限りません。

高度な内容でも、専門用語を並べるだけでは研究の目的や本人の工夫を理解してもらえない可能性があります。

「専門用語を知っていること」を見せるより、「専門知識がない人にも何を目指す研究か説明できること」を優先してください。

研究用語が必要な場合は、直後に日常的な言葉で意味や目的を補足します。

家族や他学部の友人が読んでも概要を説明できる文章が一つの目安です。

研究を通して得た学びや仕事での再現性を見たい

研究では、結果が出ない状況への粘り強さ、データから原因を考える力、周囲と議論する力など、専門知識以外の強みも身につきます。

企業は研究内容から、入社後の課題にも同じ考え方を使えるかをイメージする場合があります。

「忍耐力が身についた」で終わらず、「結果が想定と違うときは条件を分けて検証するようになった」のように、現在も残る行動ルールへ言い換えると再現性が出ます。

設問が研究内容だけを求めている場合は、仕事への貢献まで無理に入れなくても構いません。

エントリーシートの研究内容を書く5ステップ

研究内容は、テーマから学びまでを順番に整理すると、専門外の採用担当者にも伝わりやすい文章になります。

特に文字数が限られるESでは、研究背景を長くするより、自分が考えて工夫した部分へ文字数を使うことが重要です。

そのまま使える基本テンプレート

私は【研究テーマ】を研究しています。

背景には【研究上・社会上の課題】があり、【研究目的】を明らかにすることを目指しています。

研究では【方法】を用い、特に【課題】に対して、私は【考え・工夫した行動】を行いました。

その結果、【結果・現在の進捗】まで進んでいます。

この研究を通じて【学び・身についた力】を得ました。

STEP1|研究テーマを専門外の人にも伝わる一文で示す

1文目では「私は〇〇を研究しています」と、研究テーマを結論から示します。

正式な論文タイトルが長い場合は、そのまま書くのではなく、何を対象に何を明らかにしたい研究なのかが分かる言葉へ置き換えましょう。

たとえば「深層学習を用いた異常検知」だけでなく、「AIを使って製造設備の異常を早く見つける研究」のように目的まで含めると伝わりやすくなります。

専門語は後から補足できます。

冒頭だけで「何の研究か」をイメージできる状態を目指してください。

STEP2|研究の背景・目的を1〜2文で説明する

次に、その研究が必要な理由や、何を明らかにしたいのかを説明します。

背景を長く書きすぎると、ESが研究分野の解説になり、自分自身の取り組みに使える文字数が減ってしまいます。

200字前後なら背景は1文程度に抑え、「従来法では〇〇が課題であるため、△△を目指している」のように課題と目的をセットで示しましょう。

本人がそのテーマを選んだ理由を聞かれている場合は、社会的背景より自分の関心のきっかけを優先します。

設問に合わせて背景の量を調整してください。

STEP3|自分の役割・工夫・試行錯誤を最も具体的に書く

研究内容欄で最も差が出るのが、自分自身の取り組みです。

研究室全体のテーマや教授の指示だけを書いても、応募者本人がどう考えて研究したのかは伝わりません。

「データが安定しなかったため、温度と時間を一項目ずつ変えて原因を切り分けた」のように、課題→考え→行動がつながる一例を具体的に書きましょう。

チーム研究なら、全体の成果と自分が担当した部分を分けて説明します。

自分の判断理由まで書けると、思考力を伝えやすくなります。

STEP4|結果・現在の進捗は事実の範囲で簡潔に示す

結果は、論文掲載や学会受賞のような大きな成果でなくても構いません。

研究途中なら「特定条件で誤差を減らせた」「現在は再現性を検証している」など、現時点で分かっていることを書きます。

成果を強く見せるために数字を作ったり、研究室全体の成果を自分一人の成果のように書いたりするのは避けてください。

期待した結果が出なかった場合も、何が分かり次にどう検証するかを説明できれば十分です。

研究の現在地を正確に示しましょう。

STEP5|研究から得た学びを具体的な行動特性へ変換する

最後に、研究を通じて身についた考え方や力を簡潔にまとめます。

「粘り強さ」「論理的思考力」などの強みだけを書かず、その言葉が何を意味するのかまで具体化してください。

「想定と違う結果が出たときは、条件を一度に変えず要因を分けて検証するようになった」のように、研究後も使える行動へ落とすと説得力が高まります。

志望職種との接点が自然にある場合だけ、最後に仕事での活かし方を一文足します。

設問の文字数を優先しましょう。

ESの研究内容を分かりやすくする4つのポイント

基本構成を作ったら、専門用語、数字、文字数、機密情報の扱いを見直すことで、読み手が理解しやすい研究内容へ仕上げられます。

研究の正確さを保ちながら、専門外の人が一度読んで目的と自分の取り組みを理解できる表現を目指しましょう。

専門用語は「何をするためのものか」まで言い換える

専門用語をすべて消す必要はありませんが、言葉だけを置くと専門外の採用担当者には意味が伝わりません。

たとえば「ノックアウト実験」なら「特定の遺伝子の働きを抑えて変化を見る実験」と、目的や動作へ言い換えます。

専門用語を使う場合は、「つまり何を調べる方法なのか」「何がどう良くなるのか」を直後に説明すると、正確さと分かりやすさを両立できます。

自分では一般的だと思っている言葉ほど説明不足になりやすいです。

他学部の友人に読んでもらうと気づきやすくなります。

数字は「研究を強く見せるため」ではなく具体性を出すために使う

研究回数、調査対象者数、改善率など、事実として説明できる数字がある場合は具体性を高める材料になります。

一方で、数字がないからといって評価されないわけではありません。

「200名にアンケートした」「30条件を比較した」など、面接で根拠を説明できる数字だけを使い、曖昧な数値を作ることは避けましょう。

数字がなくても、比較した条件、変更した方法、周囲との役割分担を具体的に書けば研究の進め方は伝わります。

客観性を補うために使う意識が大切です。

200字では研究背景より「自分がしたこと」を優先する

研究内容を200字で書くときは、研究分野の前提説明をすべて入れることはできません。

テーマと目的を短く示した後、自分が工夫したことや試行錯誤へ最も多く文字数を使います。

目安は「テーマ・目的3割、自分の取り組み5割、結果・学び2割」で考えると、研究の要約だけで終わりにくくなります。

文字数を削るときは、専門的な背景や重複する説明から先に削ります。

本人にしか書けない行動や判断理由はできるだけ残しましょう。

共同研究・未公開データは機密情報を書かない

企業や研究機関との共同研究では、研究内容やデータに守秘義務が設定されている場合があります。

ESで具体性を出そうとして、未公開の数値、共同研究先の情報、公開できない技術内容を書かないよう注意してください。

公開範囲が分からない場合は、指導教員や研究室のルールを確認し、研究目的や自分の工夫を一般化して説明する方法を選びましょう。

機密情報を書かなくても、課題をどう捉えて行動したかは十分に伝えられます。

研究概要資料を添付する場合も同様に確認が必要です。

【例文18選】エントリーシートの研究内容|50字・100字・200字・400字

ここからは、50字・100字・200字・400字の文字数別に、理系・文系・研究未開始を含む研究内容の例文18選を紹介します。

例文は研究テーマを真似するのではなく、「テーマ→目的→自分の取り組み→現状・学び」の情報量を、自分の研究へ置き換えるために使ってください。

50字の研究内容例文

例文1|50字・文系|マーケティング

私はZ世代の購買行動をテーマに、SNS上の口コミが商品選択へ与える影響を研究しています。

例文2|50字・理系|材料

新規半導体材料の耐熱性向上を目指し、分子構造と熱伝導率の関係を研究しています。

例文3|50字・研究未開始

国際法ゼミに所属し、環境問題における国際条約の有効性について研究する予定です。

100字の研究内容例文

例文4|100字・文系|経済

地方商店街の活性化をテーマに、若年層の来訪を増やす要因を研究しています。

自治体の公開データと店舗への聞き取りを用い、イベント実施だけでは継続的な来訪につながりにくい理由を分析しています。

例文5|100字・理系|情報

画像認識AIによる医療画像の診断支援を研究しています。

病変を見落としにくいモデルを目指し、画像の前処理方法や学習データの組み合わせを変えながら、検出精度への影響を比較しています。

例文6|100字・研究未開始

応用化学研究室に配属され、生分解性プラスチックの研究を予定しています。

現在は先行研究を読み、従来素材の課題や実験方法を整理しながら、本格的な研究開始に向けて準備しています。

200字の基本配分

研究テーマ・目的:50〜60字程度

自分の取り組み・工夫:90〜110字程度

結果・現状・学び:40〜60字程度

理系|ESの研究内容200字例文

例文7|200字・理系|化学・材料

私は環境負荷の小さい新規材料の合成法を研究しています。

従来法では複数の試薬を必要とし、廃棄物が多いことが課題です。

そこで、使用する試薬を減らせる反応条件を検討しています。

初期実験では収率が安定しなかったため、温度と反応時間を一つずつ変えて比較し、原因を切り分けました。

現在は得られた条件を基に再現性を検証しており、研究を通じて仮説を立てて検証する力を培っています。

例文8|200字・理系|情報・AI

私は画像認識AIを用いた異常検知の精度向上を研究しています。

少ない異常データでも判定できる仕組みを目指し、正常画像を中心に学習する手法を検証しています。

精度が伸びない段階では、誤判定した画像の特徴を分類し、前処理方法と学習条件を見直しました。

その結果、特定条件での誤判定を減らせました。

研究を通じて、結果だけを見るのではなく原因を分解して改善する姿勢を身につけました。

例文9|200字・理系|機械

私は小型ロボットの走行安定性を高める制御方法を研究しています。

凹凸のある路面では姿勢が崩れやすいことが課題のため、センサー情報から傾きを検知し、車輪の出力を自動調整する仕組みを検討しています。

実験では路面条件ごとのデータを比較し、誤差が大きい条件を特定して制御値を修正しました。

試行錯誤を通じて、現象を数値で捉え、原因に応じて改善策を考える力を培いました。

例文10|200字・理系|生物・生命科学

私は微生物による水質浄化の効率化を研究しています。

特定の環境では微生物の増殖が不安定になるため、温度や栄養条件が処理能力へ与える影響を調べています。

期待した結果が得られなかった際は、条件を同時に変えず一項目ずつ比較し、影響要因を特定しました。

現在は再現性を確認する実験を進めています。

この研究から、結果が出ないときほど条件を整理し、粘り強く検証する姿勢を学びました。

文系|ESの研究内容200字例文

例文11|200字・文系|マーケティング

私はSNS上の口コミが若者の購買行動に与える影響を研究しています。

大学生200名へのアンケートと店舗観察を行い、口コミの評価だけでなく投稿者への共感が購入意向にどう影響するかを分析しています。

調査項目を作る際は、回答者によって解釈がずれないよう予備調査を行い、質問文を修正しました。

研究を通じて、仮説をデータで確かめる姿勢と、相手の立場から問いを設計する力を培っています。

例文12|200字・文系|法学

私はインターネット上の個人情報保護をテーマに、削除請求と表現の自由のバランスを研究しています。

国内の判例を整理したうえで、欧州の制度との違いを比較しています。

判例ごとに判断基準が異なるため、事実関係と裁判所が重視した要素を表にまとめ、共通点を分析しました。

この研究を通じて、一つの立場だけで結論を出さず、複数の観点から根拠を整理して考える力を身につけています。

例文13|200字・文系|社会学

私は地域コミュニティにおける若者の参加意識を研究しています。

自治体の統計だけでは参加しない理由が分からないと考え、地域イベントの参加者と不参加者へ聞き取りを行いました。

得られた回答を年代や生活状況ごとに整理した結果、情報不足だけでなく参加時間の制約も大きいことが分かりました。

研究を通じて、数字だけで判断せず、現場の声と組み合わせて課題を捉える重要性を学びました。

研究がまだ始まっていない場合の200字例文

例文14|200字・研究未開始

私は情報工学研究室に配属され、画像認識AIを用いた医療画像解析に関心を持っています。

研究テーマは現在検討中ですが、研究開始に備えて関連論文を読み、既存手法の特徴と課題を整理しています。

また、実験で必要になるPythonの画像処理も学習しています。

テーマ未決定の段階でも、研究開始後にすぐ検証へ進めるよう準備することを意識しており、先を見て必要な行動を考える力を培っています。

400字の研究内容例文

例文15|400字・文系|地域経済

私の研究テーマは「地方都市における商店街の継続的な活性化策」です。

イベント開催時だけでなく、日常的に若年層が訪れる仕組みを明らかにしたいと考えています。

自治体の統計を分析する中で、来訪者数だけでは若者が商店街を利用しない理由を把握できないと感じ、私は店舗経営者と大学生への聞き取り調査を提案しました。

回答を整理すると、「店を知らない」だけでなく「入りにくい」「利用するきっかけがない」といった心理的な要因が共通していました。

そこで、空き店舗を学生の活動場所として開放する施策など、日常的な接点を増やす方法を考察しています。

この研究を通じて、公開データだけで結論を出さず、現場の声を集めて仮説を修正する重要性を学びました。

私は今後も、複数の情報を組み合わせて課題の背景を捉え、解決策を考える姿勢を大切にしたいです。

例文16|400字・理系|化学

私は環境負荷の小さい化学プロセスの実現を目指し、少ない試薬で目的物を合成する反応条件を研究しています。

従来法では複数の試薬と高温条件が必要で、廃棄物やエネルギー消費が課題でした。

そこで私は、触媒の種類と反応温度を見直すことで工程を簡略化できないか検討しています。

初期の実験では生成量が安定せず、原因も一つに絞れませんでした。

私は条件を同時に変更していたことが比較を難しくしていると考え、温度、触媒量、反応時間を一項目ずつ変える実験計画へ変更しました。

その結果、収率に大きく影響する条件を特定でき、現在は再現性の確認を進めています。

この経験から、思うような結果が得られないときほど要因を整理し、検証可能な形へ分解することが重要だと学びました。

研究で培った仮説検証の姿勢を、仕事でも課題解決に活かしたいです。

例文17|400字・理系|情報

私は製造現場での異常を早期発見するため、センサーデータを用いた機械学習モデルの研究をしています。

設備故障のデータは正常時と比べて少なく、一般的な分類手法では学習しにくいことが課題です。

そこで、正常データから通常の状態を学習し、そこから外れた変化を異常として検出する方法を検証しています。

研究当初は特定の運転条件で誤検知が多く発生しました。

私は誤検知したデータを時間帯や負荷条件ごとに分類し、センサー値の変化を比較しました。

その結果、設備の立ち上げ時に一時的な変動が生じることが原因だと分かり、判定条件を調整することで誤検知を減らせました。

この経験から、モデルの数値だけで判断せず、なぜその結果になったのかをデータから追う重要性を学びました。

今後も原因を分解しながら改善を重ねる姿勢を大切にします。

例文18|400字・研究未開始

私は応用化学研究室に配属され、生分解性プラスチックの性能向上に関する研究を予定しています。

海洋プラスチック問題に関心を持ち、環境負荷を抑えながら実用性を備えた素材について学びたいと考えたことがきっかけです。

現時点では具体的な実験テーマは決まっていませんが、研究開始後にスムーズに検討へ入れるよう、関連する先行研究を読み、素材ごとの強度や分解条件を整理しています。

また、論文で使われている評価方法を理解するため、研究室の先輩に測定装置の仕組みを聞き、基礎的なデータ解析も学んでいます。

まだ成果を示せる段階ではありませんが、テーマが決まるのを待つのではなく、今できる準備を考えて進めることを意識しています。

この経験を通じて、状況が確定していない段階でも必要な情報を集め、先回りして準備する姿勢を身につけています。

【ES研究内容200字】短くまとめる削り方・足りないときの増やし方

ESの研究内容を200字でまとめる場合は、研究の全体像を詰め込むのではなく、テーマと目的を短く示したうえで、自分の工夫や試行錯誤を優先します。

長すぎるときは背景説明から削り、短すぎるときは「なぜその方法を選んだか」と「具体的に何を変えたか」を追加しましょう。

200字を超えるときは「研究分野の説明」から削る

200字を超えてしまう場合は、まず研究分野の前提知識や、論文のような背景説明を削ります。

採用担当者が理解するために必要な背景は残しますが、研究史や複数の先行研究まで説明する必要はありません。

削る優先順位は「重複表現→長い背景→専門用語の説明→細かな手順」とし、「自分が考えたこと・変えたこと」は最後まで残しましょう。

同じ意味の表現が二度出ていないか確認すると、内容を弱めずに短くできます。

1文を短くすることも文字数調整に有効です。

200字に足りないときは「判断理由」と「具体的な行動」を増やす

文字数が足りないときに、研究の一般説明や専門用語を増やすと、本人の人物像が薄くなります。

まず「なぜその方法を選んだのか」「何がうまくいかず、何を変えたのか」を追加できないか確認してください。

「実験を繰り返した」なら、どの条件を比較したのか、「アンケートを実施した」なら、回答の偏りを防ぐため何を工夫したのかまで書くと具体性が上がります。

結果がない場合は、現在どこまで進み、次に何を検証する予定かを加えても構いません。

本人の行動を増やすのが基本です。

理系200字では「専門性」より目的と試行錯誤を伝える

理系の研究内容は専門用語が多くなりやすいため、200字では装置名や手法名を並べるより、研究の目的と自分の試行錯誤を優先します。

理系では装置名や手法名を増やすより、研究が何を目指しており、自分がどの課題へどう対応したかを優先しましょう。

「高度な分析装置を使った」より、「結果のばらつきが大きかったため、条件を一つずつ固定して原因を特定した」のほうが、専門外の人にも思考と行動が伝わります。

専門用語が必要なら一つまでに絞り、目的を補足すると読みやすくなります。

200字例文を参考にするときのチェック

理系の200字例文は、専門用語を真似するのではなく「目的→実験・検証→本人の工夫→現状」を参考にしましょう。

文系の200字例文は、テーマ名だけでなく「どんな資料を調べ、どう問いを深めたか」を置き換えましょう。

研究前の例文は、実施済みの研究を装わず、関心・現在の準備・今後の予定を区別して書きましょう。

エントリーシートの研究内容が未定・研究が始まっていない場合の書き方

研究テーマが未定でも、空欄にしたり、実際には出ていない成果を作ったりする必要はありません。

現時点の関心分野、現在行っている準備、研究開始後に取り組みたいことを事実の範囲で整理すれば回答できます。

研究室配属前なら「関心分野+現在の準備+今後の予定」を書く

研究室への配属前や配属直後でテーマが決まっていない場合は、研究成果を無理に作る必要はありません。

所属予定の分野や関心のあるテーマを示し、現在読んでいる文献、学んでいる手法、研究開始に向けた準備を書きます。

「テーマは未定ですが、画像認識に関心があり、関連論文を読みながらPythonで画像処理を学んでいます」のように、現時点で自分がしている行動まで示しましょう。

未定であることより、決まるまで何もしない状態に見せないことが重要です。

今後の予定も事実の範囲で書いてください。

文系でゼミ・卒論がない場合は専門科目や深く学んだテーマを使う

文系では、研究室で実験をしていなくても研究内容欄へ書ける材料があります。

ゼミで扱ったテーマ、卒論予定、専門演習、授業で作成したレポートなどから、最も深く考えた内容を選びましょう。

「研究と呼べるものがない」と考えるのではなく、「何について問いを持ち、どんな資料や方法で考察したか」を整理すると、文系の研究内容として説明できます。

ゼミに所属していない場合は、その事実を短く伝えたうえで、専門分野で力を入れた学習内容へ切り替えてください。

一般教養より専攻に近い内容を優先します。

複数の研究がある場合は自分の工夫を最も説明しやすい1テーマに絞る

複数の研究テーマを持っている場合、すべてを一つの回答へ詰め込むと各テーマの説明が薄くなります。

ESでは、最も自分の思考・工夫・試行錯誤を具体的に説明できるテーマを一つ選ぶのが基本です。

志望職種との関連だけで選ぶのではなく、「なぜその方法を選んだか」「困難にどう対応したか」を面接でも話せる研究を優先しましょう。

文字数に余裕があり、二つのテーマに明確な関連がある場合のみ補足として触れます。

主役となる研究を曖昧にしないことが重要です。

ESの研究内容で避けたいNG例4つ

研究内容では、専門性を強く見せようとするほど、採用担当者に伝わりにくい文章になることがあります。

専門用語の多用、自分の役割が見えない説明、抽象的な努力表現、企業への無理な接続は避けましょう。

NG1|専門用語が多く、研究目的が伝わらない

学会要旨のように専門用語を並べると、採用担当者が研究の目的まで理解できない可能性があります。

正確さを重視するあまり、手法名・物質名・理論名を詰め込む必要はありません。

専門用語を使う場合は一つずつ「何をするものか」「何を調べるためか」を補足し、研究の目的を最初に一般的な言葉で示しましょう。

読み手が理解できなければ、本人の工夫も評価されにくくなります。

専門性の高さより、伝え方の分かりやすさを優先してください。

NG2|研究室全体の説明だけで「自分がしたこと」がない

「研究室では〇〇を研究しています」「私たちのチームでは△△に成功しました」だけでは、自分の役割が見えません。

共同研究やチーム研究でも、本人が担当した分析、実験、資料整理、条件設計などは必ずあります。

「研究室では」から始めた場合も、途中で「私は〇〇を担当し、△△という課題に対して□□を行った」と主語を自分へ戻しましょう。

チーム全体の成果と自分の貢献範囲を分けると、誇張を避けながら具体性を出せます。

面接でも役割を説明しやすくなります。

NG3|「頑張った」「粘り強く取り組んだ」だけで具体性がない

努力したこと自体は大切ですが、「毎日研究を頑張った」「何度も実験した」だけでは、何が難しくどう改善したのかが分かりません。

抽象的な強みは、具体的な行動によって証明しましょう。

「粘り強く取り組んだ」なら、失敗した条件を記録し、仮説を立て直し、何回目の検証で何を変更したのかという過程へ置き換えます。

数字がなくても、比較した条件や判断理由が具体的なら十分です。

本人しか書けない事実を増やしてください。

研究量ではなく、改善の中身が伝わるかを確認しましょう。

NG4|研究と志望企業を無理につなげ、研究内容が薄くなる

研究内容と応募職種が直接関係しないからといって、無理に企業の事業へ結びつける必要はありません。

たとえば文学研究から「営業で必ず成果を出せる」と断定すると、研究との接点が不自然に見えることがあります。

設問が「研究内容」を聞いているなら、まず研究目的・自分の取り組みを十分に説明し、文字数に余裕がある場合だけ、得た力を仕事へ自然につなげましょう。

専門分野が異なっていても、仮説検証や情報整理など研究過程で得た力は説明できます。

設問の中心を外さないことが大切です。

ESの研究内容を面接で深掘りされたときの答え方

ESに書いた研究内容は、面接でテーマを選んだ理由、苦労したこと、工夫の理由、仕事への活かし方まで深掘りされることがあります。

文章を暗記するのではなく、研究の目的と自分の判断を自分の言葉で説明できるように準備しましょう。

「なぜそのテーマを選んだ?」には興味のきっかけと問題意識を答える

面接では、研究テーマそのものより「なぜそのテーマを選んだのか」を聞かれることがあります。

授業で興味を持った、身近な課題から疑問を持った、研究室で扱うテーマの中で特に関心を持ったなど、自分の事実を整理しましょう。

「教授に勧められたから」で終わる場合も、その中で自分がどの点に興味を持ち、何を知りたいと考えたかを続けると主体性が伝わります。

研究開始時と現在で関心が変わっている場合は、その変化も説明できます。

無理に壮大な動機を作らないことが重要です。

「研究で苦労したことは?」には課題→判断→行動の順で答える

研究の困難を聞かれたときは、失敗の大きさではなく、問題へどう向き合ったかを伝えます。

「データが集まらなかった」「再現性が出なかった」などの課題を示し、原因をどう考え、何を変更したかを続けましょう。

ESに書いた工夫について「なぜその方法を選んだのか」「他に考えた方法はあるか」まで答えられるようにすると、思考プロセスを深掘りされても対応しやすくなります。

成功しなかった施策も隠す必要はありません。

途中で考えを変えた理由まで話せると具体性が高まります。

「仕事でどう活かす?」には専門知識より再現できる行動をつなげる

研究テーマと仕事が一致しない場合でも、研究を通じて得た考え方を仕事へつなげることはできます。

仮説検証、情報整理、データ分析、粘り強い改善、周囲との議論など、実際の研究行動から一つ選びましょう。

「研究で、結果が想定と違うときは原因を分けて検証してきたため、仕事でも課題を分解して改善する姿勢を活かしたい」のように、研究時の行動と仕事での使い方をセットにします。

専門知識を無理に関連づけるより、再現可能な行動を示すほうが自然です。

エントリーシートの研究内容でよくある質問

研究内容欄では、文字数、研究途中の場合、志望職種との関連、研究概要との違いなどで迷いやすいです。

企業ごとに設問文や提出形式が異なるため、一般的な型を使いつつ、指定された条件を最優先してください。

Q. ESの研究内容は何文字くらい書けばいいですか?

企業から文字数指定がある場合は、その上限を優先してください。

50字ならテーマ中心、100字なら目的や方法を一つ加え、200字なら自分の取り組みまで、400字なら背景・試行錯誤・結果まで詳しく書けます。

指定がない場合でも、研究を詳しく説明できるだけ書くのではなく、応募フォームの欄や他設問とのバランスに合わせて簡潔にまとめることが大切です。

長いほど評価されるわけではありません。

研究目的と本人の行動が読み手へ伝わる情報量を基準にしましょう。

Q. 研究結果がまだ出ていない場合はどう書きますか?

研究途中で成果が出ていなくても問題ありません。

現在の研究目的、実施している方法、途中で生じた課題、その課題へ自分がどう対応しているかを書きます。

結果欄は「現在は〇〇条件の比較を進めている」「△△が原因の可能性があるため追加検証している」のように、現在地と次の行動を事実の範囲で示しましょう。

「成果がない」と空欄にするより、研究の進め方を具体的に伝えるほうが人物像を示せます。

未確定の結果を断定しないことも重要です。

Q. 研究内容と志望職種が関係なくても大丈夫ですか?

研究内容と志望職種が直接一致しなくても問題ありません。

新卒採用では、専門知識だけでなく、研究を通して身についた思考力や課題への向き合い方を見る企業もあります。

文学研究なら資料を比較して根拠を組み立てる力、実験研究なら条件を分けて検証する力など、自分が実際に行ったことから仕事でも再現できる強みを探しましょう。

設問が研究内容だけなら、無理に志望動機へつなげる必要はありません。

面接で活かし方を聞かれたときに説明できれば十分です。

Q. 研究概要200字と研究内容200字は同じですか?

企業によって使い方は異なりますが、研究概要は研究全体を短く要約する意味で使われることが多く、研究内容は本人の取り組みまで求められる場合があります。

ただし200字では両方とも、テーマ・目的・方法・現在の結果を簡潔にまとめる点は共通しています。

項目名だけで文章を決めず、「研究概要を説明してください」「あなたが工夫した点も含めてください」など、設問本文に追加条件がないか確認してください。

工夫を求められている場合は、研究説明を削って自分の行動へ文字数を使いましょう。

Q. 図やグラフは使ったほうがいいですか?

通常のWeb ESで文章入力欄だけが指定されている場合は、図やグラフを使わず文章だけで伝わる内容にします。

研究概要書など自由形式の資料提出が認められている場合は、図表を補助的に使う方法があります。

図を入れる場合も、図を見なければ研究目的が分からない構成にせず、本文だけで「何を目指す研究か」「自分が何をしたか」が理解できる状態を基本にしてください。

共同研究の図表や未公開データは、提出前に公開可能か確認しましょう。

提出形式の指示を最優先にします。

エントリーシートの研究内容|提出前チェックリスト

提出前は、研究テーマの分かりやすさだけでなく、自分の役割、事実関係、専門用語、面接で説明できる内容かまで確認しましょう。

研究内容の最終チェック
  • 1文目で研究テーマ・目的が分かる
  • 研究内容と研究テーマだけの説明になっていない
  • 研究室全体ではなく自分の役割・工夫が書かれている
  • 専門用語に説明があり、専門外でも理解できる
  • 200字では背景より自分の行動へ文字数を使っている
  • 成果が未確定なら現在の進捗として正確に書いている
  • 数字・成果・役割を誇張していない
  • 共同研究や未公開データの機密情報を書いていない
  • 面接で「なぜその行動をしたか」を説明できる

まとめ|エントリーシートの研究内容は「何を・なぜ・どう取り組んだか」を伝えよう

エントリーシートの研究内容では、難しい研究をしていることをアピールする必要はありません。

研究テーマと目的を簡潔に示し、自分がどの課題に対して何を考え、どう行動したかを専門外の人にも分かる言葉で伝えることが重要です。

200字なら研究背景を短くし、自分の工夫へ文字数を使い、400字なら試行錯誤や結果まで詳しく説明しましょう。

研究テーマが未定でも、現在の関心分野・準備・今後の予定を正直に書けば、空欄にする必要はありません。

提出前には、他学部の友人が読んでも研究の目的と自分の取り組みを説明できるか、面接で判断理由まで話せるかを確認してください。

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