・ESで研究内容を伝える方法
・ESで研究内容を伝える際のポイント
・ESで研究内容を伝える際の例文
・ESで研究内容を伝える方法を知りたい人
・ESで研究内容を伝えるポイントを知りたい人
・ESに自信がない人
大学3年生になり、就活の時期が始まると、エントリーシートやインターンなどの言葉を耳にするようになるでしょう。
エントリーシート(ES)とは、就活で企業に提出する書類の1つです。
企業に採用されるためには、ESの対策が欠かせません。
この記事では、ESに研究内容を書く場合について解説します。
とくに、理系の学生は研究を行っているので、どのように書けばいいのかを把握しておく必要があります。
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【ESにおける研究内容の書き方】ESで研究内容は聞かれる?
ESでは、必ずしも研究について聞かれるとは限りません。
志望する職種によっては、求められないことがほとんどでしょう。
しかし、設問として聞かれることはもちろんあります。
ESで自分が扱う研究内容は、学生時代に力を入れたことや自己PRとして用いることも可能です。
ガクチカや自己PRなどは、就活でよく問われる項目です。
企業にアピールできるように研究内容をまとめられると、ES以外の応募書類や面接の際に役立てられます。
早めに準備しておきましょう。
【ESにおける研究内容の書き方】ESの研究内容から何を知りたいの?
自由度が高いガクチカや自己PRで研究内容をアピールしたいという方もいると思います。
ESで研究内容を聞く企業は多いですが、どうして研究内容を聞くのでしょうか?
ESで研究内容を聞く理由を理解したうえで作成をすることで、より評価される内容になります。
ここでは3つのポイントに分けて解説します。
学生が興味をあることを知りたい
学生の興味があることを知ることで、モチベーションの源泉を知ることができます。
モチベーションの源泉がないと長く会社で活躍することが難しくなってしまう可能性があります。
それに加えて、学生の興味があることから職種や配属部署を振り分けることが多いため、学生の興味を知りたいと考えます。
また興味がある場合はその分野のスキルを持ち合わせている場合が多いため、そのスキルを活かすことができる仕事を任せることができます。
ESの研究内容だけで職種や配属部署が決まるという可能性は低いですが、自分の考えを詳しく伝えることが大切です。
思考力があるかを知りたい
思考力は社会人にとって必要な力であり、トラブルへの対応をする際や新しいプロジェクトを始める際などにとても大切になります。
研究内容を聞くことで、どのようにその研究を進めてきたのか、その研究に対してどのように考えるかが分かるため、学生の思考力や考え方が見えてくるのです。
それに加えて、学生の考え方を知ることで、企業と学生の相性を知ることができます。
学生と企業の相性が良いと長く活躍し続けられる場合が多いですが、相性が良くないと活躍できないだけではなく、早期離職に繋がってしまう場合があります。
そのため文字数制限があると思いますが、その中で可能な限り自分の考え方を織り込むようにしましょう。
【ESにおける研究内容の書き方】書くべきこと
就活において研究内容を聞かれるのは、研究職をはじめとした専門的な職種を志望するときでしょう。
志望する企業の業務と自分自身の研究が一致しているのなら、採用に近づきます。
一致していなかったとしても、研究についてしっかり書くことが大切です。
ESにはどのような研究を行ったのか、結果を出すためにどう工夫したのか、研究に取り組んだ結果、学んだこととは何かなどを書きます。
成果の有無は関係なく、研究の過程を述べることが求められています。
学部制
就活を開始したばかりの学生の場合は、まだ研究に入っていないかもしれません。
あるいは、研究が終わっていない可能性も考えられます。
研究が開始されていないのならば、研究予定のことを書いてください。
研究内容について問われているのに、何も書かない選択は避けなければいけません。
また、項目が設けられていなかったとしても、選考が進んだ後で聞かれることもあります。
これからどのような研究をするのかを書くようにし、なかなか決められなくても、ESの提出までには研究の予定を考えておきましょう。
自分の研究について、その研究を知らない人にも分かるように伝えてください。
何に取り組んでいるのか、とくに力を入れている点はどこかといった旨を書きます。
院生
大学院まで進んだ人は、現在の研究内容を簡潔に述べましょう。
学部生の頃と研究の分野が同じであっても、テーマは異なっているはずです。
結果が出ていなくても、その過程が書ければ問題ないので、新しいテーマについて書いていきましょう。
学部生の頃の研究ならば結果が出ているので、それを書きたいと思うかもしれません。
しかし、基本的にESには、現在取り組んでいる研究を書いてください。
院生になっている人は、企業により専門的に研究をしていると期待されます。
採用担当者は、担当する学生の分野の論文を読んでいることもある一方、中には詳しく知らない人もいます。
院生も学部生の場合と同じく、どのような人にも理解できるように説明することを意識してください。
【ESにおける研究内容の書き方】おすすめの構成
自分の研究内容について書こうとしても、どう書き出せばいいのか分からないかもしれません。
ここでは、おすすめの構成を紹介します。
結論を述べた後に理由や具体例を書くと、論理的な文章になります。
ESでは、文字数を指定されていることが多いです。
企業から指定されている場合は、決まりを守る必要があります。
文字数の指定は400字前後が一般的ですが、50字や100字の場合も珍しくありません。
その文字数を指定されたときは、概要だけを述べましょう。
結論
最初に、結論を提示してください。
結論が述べられると、これから何について書くのかが相手に分かるようになります。
文章の内容が頭に入りやすくなるので、おすすめです。
ESでは、結論として研究内容を簡潔に述べる必要があります。
「私は〜について研究しています」といった旨の文章から書き出し、自分の研究のテーマを書きましょう。
論文の題を、そのままテーマとして書いても構いません。
題が短い場合、文字数に余裕があるなら補足しておきましょう。
理由
結論の後は、それを裏付けられるような理由を書きます。
なぜその研究内容を選んだのか、理由を述べてください。
理由は、「興味や関心を持っていたから」だけでは弱いかもしれません。
なぜ興味を持つことになったのか、思い出してみましょう。
そのきっかけとなった出来事があれば、理由として書くと説得力が増します。
理系の学生が志望する職種では、論理的な思考力が求められているでしょう。
筋の通った文章を目指すことで、評価につなげられます。
具体例
次に、具体的な例を挙げます。
ここから、実際に行ってきた研究により言及していきます。
その研究において、自分はどのような手法をとったのか、またどのような内容になったのかなどを具体的に述べましょう。
ESで研究内容が問われるのは、応募者が大学で何を熱心に取り組んだのかを知る目的が含まれているからです。
理系の学生生活の中心には、研究があります。
研究の結果を出すために、自分が励んできたことを書いていきましょう。
得られた学び
具体的に研究の内容について書いた後は、成果を書きます。
ESで書く際の成果とは、研究そのものに対してだけのことを指していません。
もちろん、研究の成果が出た場合は書くといいでしょう。
ただ、研究としては大きな成果が出せなかったとしても、ここで企業が知りたいとしているのは、応募者の成長です。
したがって、研究を通じて得られた結果や学びを述べることが大切です。
研究の結果については、自分自身の成長に重点を置いたうえで簡潔に書きます。
今後の貢献
最後に、入社後の自分について触れましょう。
研究によって得た学びや結果が、今後その企業でどう活かせるのかを述べます。
今後の貢献について書くためには、企業研究が欠かせません。
入社後の自分をイメージできる人は、企業から意欲的な人物と見なされるでしょう。
それは、企業をよく知らなければ、十分に書けないからです。
しかし、今後の貢献が企業の事業に合っていても、ここまでで自分が述べてきたものと関係のない内容では意味がないので、気をつけてください。
【ESにおける研究内容の書き方】ポイント紹介
ESを書く際に、おすすめの構成を紹介しました。
ESでは結論から述べ、理由と具体例、そして今後の貢献について書きます。
次に、書くうえで意識しておきたい点をいくつか挙げていきます。
魅力的なESにするためには、ただ構成に沿って書くだけでは足りません。
使用する言葉に注意したり、図やグラフなどを活用したり、綺麗な字を心がけたりなど、さまざまなポイントがあります。
ポイントを一つひとつ言及していくので、事前に確認してみてください。
結論から話す
構成について説明した箇所と同じように、まず大切なのは結論を明らかにすることです。
最初に結論から話すと、自分の言いたいことが相手に分かりやすく伝わります。
さらに、基本的な社会人のマナーが身についているというアピールになります。
結論から述べる方法は、ESを書くとき以外に、プレゼンテーションや対話などの場面でも役に立つでしょう。
また採用担当者は、限られた時間で多くのESに目を通さなければいけません。
結論の書き方は、第一印象を決める要素の1つです。
最初に目にしたときに分かりやすい一文があると、続きの文章がスムーズに頭に入ってくるでしょう。
結論では難しい言い回しをせず、簡潔に述べてください。
ESで研究内容を述べる際は、専門的な内容になるのでなおさらです。
具体性を持たせる
研究内容を明確に書くことは重要です。
経験を用いて、具体的なイメージを持ってもらえるようにしましょう。
具体性がなければ、ほかとの差別化を図れません。
ESは意識して書かないと、似たものになってしまいがちです。
また、志望する企業以外にも当てはまるような内容では、志望度が低いと判断されてしまうかもしれません。
具体性を持たせることは、差別化を図るだけではなく、企業に志望度の高さを伝えることにも関係してきます。
個人的なエピソードを明らかにし、それを入社後にしたいことにつなげ、企業に合った独自のESを目指しましょう。
具体的に書くと言っても、研究を説明するのではありません。
自分の研究がどういうものかという説明よりも、経験を伝えることに重きを置いてください。
手書きの時は丁寧な字を意識
企業によって、ESを手書きで提出しなければいけないことが少なくありません。
手書きを求められている際は、書く字に注意してください。
加えて、誤字や脱字がないように、確認を怠らないようにします。
手書きではない場合でも、字の打ち間違いには気をつけましょう。
綺麗な字を書くことで、真面目さや丁寧さをアピールできます。
字は、ESの印象を左右するものなので、不安な人は下書きをしておきましょう。
先に、パソコンで文章を作成しておくと便利です。
ただし文字数を指定されているときは、パソコンで作成したものを見ていても、提出する紙に実際に書いてみると、おさまらない可能性も考えられます。
そのため、一度紙に書いてみることが大切です。
第三者の評価や数字を盛り込む
研究内容に、第三者の視点を取り入れられると、主観的なものにならずに済みます。
研究に対する評価が、自分の考えや感じたことのみでは、本当に成長したり学んだりしたのかが企業に伝わりにくいです。
自分の評価だけではなく、相手からの評価などといった客観的な評価を盛り込むことで、説得力が増します。
応募者の研究について、専門外の人に対しても結果が分かるようにするためには、ほかの人の言葉やデータの数値化が効果的です。
教授に評価されたり、具体的な数字として結果を述べられたりするのなら、ぜひESに書くと良いでしょう。
数字を書く際には、漢数字と算用数字を混合せず、統一させてください。
一般的に、指定されたESの紙が縦書きの場合は漢数字、横書きの場合は算用数字を使用します。
図やグラフを活用する
研究内容は、専門的な言葉の使用を避けられないときもあるため、文章だけでは分かりにくくなってしまう部分が多いです。
したがって、可能であれば、図やグラフを活用することをおすすめします。
視覚的に理解しやすくすることで、ESの見栄えが良くなり、企業は研究がどういったものなのかをイメージできるでしょう。
図やグラフは、その研究について詳しくない人が見たときに、何を表しているのかが分かるような簡潔なものにしてください。
自分が知っていることだからと言って、ただ貼り付けるのは避けましょう。
使用した後は、それに対して簡単な説明を加えておくと親切です。
文字だけで作成するように制限されていないのであれば、積極的に図やグラフを用いるのがおすすめです。
ポジティブな言葉を使う
簡潔な文章で作成しようとすると、淡々と書かれたものになってしまいがちです。
専門的な用語をたくさん使用したり、抽象的な表現になってしまったりしないように、言葉には気をつけてください。
ポジティブな言葉を使えば、自分の思いや意志が伝わりやすいです。
ESにおいて研究の内容を述べる箇所は、どうしても説明的な文章になります。
したがって、ESの構成の理由や今後の展望などの説明が必要ではない箇所で、熱意を見せられると良いでしょう。
専門的な用語を使わなければいけないときは、その用語の説明を入れてください。
ESの字数により説明が不可能ならば、採用担当者が疑問に思いそうな言葉について、自分で補足するための資料を別に用意しておくと安心できます。
ESは早めに提出する
ESの作成は早めに行うようにしましょう。
ESの締め切り間近に提出する学生が多いため、採用担当者が自分のESを読むのに割いてくれる時間が少なくなってしまう恐れがあります。
そのためESができ次第内容を確認して、早めに提出することをおすすめします。
早めにESを提出することで、意欲や熱意が伝わる可能性もあります。
逆にESの提出がぎりぎりになってしまった場合、時間にルーズな人なんだと思われてしまう場合もあります。
【ESにおける研究内容の書き方】注意点紹介
魅力的なESを作成するために、おさえておきたいポイントを紹介しました。
次に、ESで気をつけるべき点をいくつか挙げます。
挙げるものは、とくに理系のESに当てはまるでしょう。
研究内容を書くにあたって、避けなければいけないことは、見る相手にとって理解が難しいものになっていないかどうかです。
制限された文字数で簡潔に書こうとすると、説明不足だったり、難しかったりするESになってしまいがちです。
分かりやすくすることを忘れずに、作成してみましょう。
文字数制限を守る
ESは、企業から文字数を指定されていることが珍しくありません。
文字数は、指定の80%以上を埋めるようにしましょう。
ただし、多ければ多いほど、意欲が伝わるというものではありません。
制限文字数を超えないよう、注意して作成してください。
制限文字数は50字、100字、200字、400字、600字など、企業によって異なります。
50字の場合は、概要だけで構いません。
詳しく説明する余裕はありませんが、研究の結果までは含めてください。
100字であれば、企業は研究内容以外のことも知ろうとしています。
この記事で紹介した構成に沿って、今後の展望まで書きましょう。
200字以上を指定されているのなら、より詳しく述べられます。
作成する前に、どの箇所にどれほど字数を設けるのかを決めておきましょう。
専門用語は使わない
相手に伝わらないような用語は、簡単な言葉に言い換えてから記載します。
自分では日常的に使用しているため、難しい言葉なのかどうかが判断できないこともあるでしょう。
その場合は、その研究について知らない人に、研究内容を見てもらうのも1つの手です。
ESでは、可能な限り、専門的な用語を使用しないのが好ましいです。
しかし、内容によって、使用は避けられないかもしれません。
その場合は、用語の意味を書いてください。
制限された字数におさまらないのなら、ESで意味を説明する必要はありませんが、面接などで問われることは考えられます。
準備をせずに、誰もが分かるように用語を説明するのは難しいものです。
ESで書かなかったとしても、問われた際に意味を伝えられるように準備しておきましょう。
内容が複雑なまま記載しない
内容が分かりにくい場合は、簡潔に説明したり、表現を工夫してみたりしましょう。
難しいテーマの研究は、自分でも容易に説明ができない場合があります。
自分で説明できないものは、企業に理解が足りないと判断されてしまいます。
ESは、その研究について知らない人が見ても、分からなければいけません。
誰が見ても明らかなESは、研究内容の理解を深められているという印象を与えるでしょう。
物事を簡潔に説明できる力は、社会に出た際に求められています。
ESを読んだ採用担当者に、この応募者は説明が苦手そうだと思われてしまっては、評価につなげられません。
難しいテーマが評価されるとは限らないので、どのような内容であっても、しっかり取り組んできたことを企業にアピールできることが大切です。
【ESにおける研究内容の書き方】研究が始まっていない場合は
これまでに、ESで研究内容を伝える方法を紹介しました。
ポイントや気をつけることを意識しながら、実際に書いてみてください。
ただし、まだ研究が開始される時期ではないため、何を書けば良いのかが分からない人もいるかもしれません。
自分の研究に取り組めていなくても、ESで問われているのなら、研究について書かなければいけません。
次に、研究が始まっていない人がESに書くべきことを述べていきます。
ぜひ参考にし、企業に提出できるようにしましょう。
始まっていないことを記載する
まだ始まっていないのなら、そのことを正直に述べるようにしてください。
研究をしていないのに、嘘をついて内容を書く必要はありません。
学生であるのなら、研究に入れないうちに就活をしなければいけなくなる可能性は、十分に考えられるでしょう。
あるいは、研究が始まっていたとしても、全然進んでいない人もいるかもしれません。
ESには、まだ研究が始まっていないことと、これからするという旨を記載してください。
そして、自分が書ける範囲で構わないので、どのような研究をする予定なのかを書きましょう。
なぜその研究をしようと考えているのか、理由を続けて言及してください。
研究内容を早い段階から決められれば、余裕を持って就活に臨めます。
研究予定を記載する
まだ研究が始まっていない人がESに書く内容は、主に研究の予定になります。
研究予定を分かる範囲で記載しましょう。
研究をすると決めているのなら、目標を掲げるはずです。
取り組む予定の研究の結果については、予想される内容を伝えてください。
まだ始まっていないので、この段階で伝える結果は目標に過ぎません。
したがって、採用担当者がESを見たときに、目標が実際に行った研究結果だと誤解されないように、区別して書かなければいけません。
言葉に気をつけて、ESに空欄を作らないようにしましょう。
成果を出すために、これから努力していくことをアピールできると良いです。
入社後も自分で目標を掲げて、計画的に取り組む人物だと見なされるはずです。
【ESにおける研究内容の書き方】例文紹介
これから、ESで研究内容を伝えられる例文を挙げていきます。
実際に研究に取り組んでいる人やまだ始まっていない人など、状況に合わせていくつか例を紹介します。
自分の現在の状況に当てはまるものがあるかもしれないので、例文を参考にしてESを作成してみましょう。
紹介する例文は、50字と200字を指定された場合のものです。
200字以上書かなければいけないときは、200字のものの内容を、より具体的に記載すれば問題ありません。
情報関連の研究(50字)
私の研究テーマは、認知学にもとづいたマーケティング方法です。
人の意思決定がどう作用するのかを研究しています。
情報関連の研究(100字)
これにより、データ分析技術の向上と同時に、プロジェクト管理の重要性を深く学びました。
情報関連の研究(200字)
デジタル化社会において、映像による広告は日常的に溢れています。
私は映像制作に興味があり、中でも広告は、短い時間内で人の記憶に残すことが求められています。
私は、瞬間的に人はどのような映像に惹かれるのかを調べるために、地域のPRの動画を作成しました。
そして効果のデータをとり、結果をもとに、マーケティングの傾向を明らかにできるように努めました。
今後も調査を重ねたうえで、印象的な広告を制作して成果につなげたいです。
生物関連の研究(50字)
生物関連の研究(100字)
この研究を通して、実験計画の立案からデータの解析に至るまでの全体的なプロセス管理能力を習得しました。
生物関連の研究(200字)
感染症の流行がきっかけで、細菌について興味を持つうちに、細菌の遺伝子を調べるべきだと考えました。
細菌がなぜ増殖するのかを知り、研究に取り組んだ結果、細菌の遺伝子が複製されていることが分かりました。
細菌の遺伝子の数は数千個に及びますが、私は地道な作業を続けるのが得意です。
今後も、遺伝子の研究で得た知識を活かし、細菌の増殖をコントロールすることを目指して励みます。
工学関連の研究(50字)
人が話した言葉を、瞬時に文字に変換するプログラミングに力を入れています。
工学関連の研究(100字)
この過程で、問題解決能力や効率的なプログラミング技術を磨きました。
工学関連の研究(200字)
感性工学とは、科学的手法により、ヒトの心や体の反応を分析するものです。
私は感情の反応を測定できれば、ものづくりに活かせると考えたため、研究しています。
大学で多くの人に協力してもらい、情報を収集し、傾向を見出しました。
一定の状況下で、選択肢の中から自由に回答してもらい、選択肢と感情の関係性を調べました。
入社後は顧客の感性を数値化し、求められている製品の開発に貢献したいです。
研究がまだ始まっていない場合(50字)
私の研究はまだ始まっていません。
皮膚を通して、体内に水道水を吸収することで生じる人体の影響について、研究する予定です。
研究がまだ始まっていない場合(100字)
英語を話すことや交流することが非常に好きで、この言語がどのように派生していったのか、どのような発音のルールが存在するのかを学びたいと考えています。
研究がまだ始まっていない場合(200字)
テーマは、地震の被害が建造物によって異なるので、条件を特定し、建造物の安全性を確保したいと思って決めました。
まだ研究は始まっていませんが、基礎を学び、これから研究に入ります。
研究の目標は、建造物の被害をおさえるために、地震が起こった際にどう応答し、崩壊するまでにどのような特性を持つのかを解明することです。
そして今後は、顧客に耐震診断の情報を分かりやすく伝えることを心がけていきます。
【ESにおける研究内容の書き方】NG例文を紹介
続いて、ESにおけるNG例文を50字、100字、200字でそれぞれ紹介します。
反面教師にして、マイナスの印象を与えないよう心がけてください。
余分な文章が多い(50字)
フィードバックコメント
50字という文字数制限の場合、極限まで不要な文字を省略する必要があります。
例えば、「私は〇〇に関する研究をしています」ではなく、「私は〇〇を研究しています」で十分です。
また、「当初は臨床心理学を学ぶ予定でしたが」という部分も不要です。
自分らしさが欠如している(100字)
世界には様々な文化があり、それぞれの考え方が存在するため、お互いに尊重し合うことが重要であること、そして多様性や異文化理解が重要であることを学びました。
フィードバックコメント
100字となると、研究内容に加えて学びを述べることができます。
そこで、ありきたりな表現ではなく、自分の言葉で表現することをおすすめします。
異文化に関する研究で「お互いを尊重し合うことが重要である」というのは当然のことであり、もう少し言い方を工夫したいところです。
抽象度が高い(200字)
プログラミングを学ぶことで汎用的なITスキルを身に付け、市場価値の高い人物になりたいと考えたからです。
ゼミではPythonなど様々なプログラミング言語を学び、自分でも言語を活用できるようになりました。
この経験を通じて身に付けたプログラミングスキルを活かし、貴社においても活躍できるプログラマーを目指したいと考えています。
フィードバックコメント
プログラミングを学ぶことで市場価値が高まるのは事実ですが、直球すぎる表現は避けた方が良いです。
また、「Pythonなど様々なプログラミング言語」と言っていますが、具体的にPython以外に何の言語を扱えるのかが不明です。
さらに、プログラミングスキルをどのような業務にどう貢献するのかも明確にすべきです。
【ESにおける研究内容の書き方】完成度を高めるには
例文を参考にすることによって、実際にESを書けるようになるかもしれません。
書こうとしても、書き出しから納得できず進められないままでいると、完成しません。
ESは、何度も書いて改善していくものだと捉え、まずは書いてみましょう。
ESが完成した後は、さらに好印象を与えられる内容を目指してください。
一度書いたものをあらためて読み返すと、気になる点が見つかります。
最後に、ESの完成度を上げるコツを紹介するので、確認してみてください。
声に出して読んでみる
完成したESを音読してみましょう。
実際に声に出して練習をすると、改善点が見えてきます。
文字数を守り、言葉の表現が適切か、用語が分かりやすいかなど、再確認するつもりで読んでみてください。
声に出して読んだからこそ、不自然な箇所が見つかることもあります。
また、ESの文末は「だ・である調」か「です・ます調」のどちらかに統一しなければいけません。
加えて、文末に同じものが続いてしまうと、読む人は違和感を覚えたり、文章がスラスラと頭に入らなかったりするので、注意しておくことをおすすめします。
音読によって、自分の文章の流れや切れ目が意識されます。
声に出し、自分の耳で聞いたうえで、企業に伝わりやすい内容になっているのかを確かめましょう。
他の人に添削してもらう
ESの内容をより良くするには、自分1人の力に頼らず、ほかの人に協力してもらうのも1つの手です。
第三者の目が入ることでミスを発見してもらえるので、家族や友だちの意見を取り入れていきましょう。
とくに研究内容は、その分野の知識がない人に見てもらえば、読みやすいものになっているのかが分かります。
自分では分かりやすくても、何も知らない状態で研究内容を読むと、難しく感じさせてしまうかもしれません。
文章のチェックだけではなく、貼り付けた図やグラフも見やすいのか、補足した説明が理解できるものなのかなどを聞いてみてください。
図やグラフは、できるだけ簡略化しましょう。
ほかの人にとって見やすいESは、採用担当者にも同じ効果を期待できます。
教授に見てもらう
研究内容を書き終えたら、研究室の教授やゼミの教授に確認してもらうと良いでしょう。
教授に読んでもらうことで研究内容に間違いがないか確認できるだけではなく、より魅力的に伝わる内容になります。
教授に一通り読んでもらったら再度自分で目を通して、難しい言葉や難しい言い回しをしていないか確認するようにしましょう。
就活エージェントに相談してみよう
ESの書き方や例文などを紹介しました。
しかし、なかなか思うようには書けない可能性も否めません。
その際は、ぜひ就活のプロに相談してみてください。
就活エージェントはESをはじめとし、就活のあらゆる場面で支えてくれます。
ESは第三者に見てもらえると、より魅力的なものになります。
エージェントについてよく知らない人は、お金が発生するのではないかと不安に思うかもしれません。
ジョブコミットならば、無料でESの添削をしてもらえます。
スムーズに就活を進められるので、積極的に活用していきましょう。
就活におけるさまざまな悩みを、解決に向けてサポートしてくれるはずです。
一人ひとりに合わせて相談に乗ってくれるので、安心できるでしょう。
ジョブコミットについて知りたい人は、こちらを確認してみてください。
【ESにおける研究内容の書き方】よくある質問
続いて、ESにおける研究内容の書き方について、多くの就活生の方からいただく質問に回答します。
様々な質問が寄せられるため、全てに回答したいのですが、特によくいただく質問2つに回答します。
もし、他にも気になることがあれば本メディアの別の記事を参考にするか、ジョブコミットに相談してみてください。
複数の研究をしている時はどうすればいいですか
人によっては大学で複数のゼミに所属していたり、1つのゼミで複数の研究をしていたりする場合、どの研究をアピールすれば良いか悩む方も多いでしょう。
同じ熱量で2つ以上の研究に取り組んでいたとしても、企業が求める人物像に合わせて1つに絞ることをおすすめします。
企業研究を行い、その企業が求めるスキルや人物像に合わせた研究をアピールしましょう。
ただし、400字以上など文字数に余裕がある場合は、複数の研究について言及するのも1つの方法です。
文字数がオーバーしてしまう時はどうすればいいですか
「研究内容について色々と話したい」と熱心に書いた結果、文字数が大幅にオーバーしてしまう人も少なくありません。
このような場合の対策としておすすめなのは「企業側がどのような人物像を求めているか」を考えることです。
例えば、あなたが研究を通じてコミュニケーション能力とプログラミングスキル、リーダーシップを身につけたとします。
企業がチームを引っ張るような人物を求めている場合はリーダーシップを強調してアピールし、技術力の高いプログラマーを求めているならば、プログラミングスキルを積極的にアピールしましょう。
このように、企業側が求めている部分、そして自分が最も伝えたい部分だけを残し、それ以外は簡略に書くか、もしくは省略することをおすすめします。
おわりに
この記事では、ESにおける研究内容について解説してきました。
研究内容について述べようとすると、複雑な文章になってしまいがちなので、分かりやすさを意識して作成しましょう。
まずは、構成に沿って書き始めてみることが大切です。
ぜひ記事を参考にしたり、エージェントを利用したりしながら、効率良く就活に取り組めるようにしましょう。
就活はES以外にも、面接などさまざまな対策が必要です。
自信を持って選考に臨むために、進んで取り組んでみてください。