【例文あり】不動産業界に向いている人とは?向いていない人の特徴や志望動機を解説

【例文あり】不動産業界に向いている人とは?向いていない人の特徴や志望動機を解説

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柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること

・不動産業界について
・不動産業界に向いている人
・不動産業界の志望動機の書き方

この記事をおすすめしたい人

・不動産業界について知りたい人
・不動産業界に向いている人について知りたい人
・不動産業界の志望動機の書き方について知りたい人

就職活動は、自分が志望する業界を調査することから始まります。

たくさんの業種を調べていく中で、不動産業界に興味を持った方も多いのではないでしょうか。

本記事では、まず不動産業界の概要を説明し、不動産業界に向いている人、向いていない人、不動産業界の選考対策についても詳しく解説していきます。

向いている人に近づく方法についても紹介しているので、不動産業界に少しでも興味があるという方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次目次を全て表示する

【不動産業界に向いている人の特徴】不動産業界とは

まずは、不動産業界で働く人たちが、どのような業務をおこなっているのかを、確認していきましょう。

ここでは、不動産業界の業務を4つに分けて解説していきます。

不動産業界とは

・開発
・流通
・管理
・投資・運用

開発

不動産開発とは、さまざまな不動産の案件を企画・開発する仕事です。

デベロッパー」とも呼ばれる役割です。

開発は、まず企画の立案から始まります。

どのような開発をおこなうと、価値を最大化させることができるのかリサーチして提案します。

続いて、用地の仕入れです。

企画に必要な規模の敷地を確保するためにも、さまざまな地権者との交渉が必要になります。

企画の立案と用地の仕入れができたら、建設です。

ゼネコン(実際に建設を担う業者)と連携し、全体の進捗を管理していきます。

建設が完了したら、その不動産を販売・貸出しします。

つまり、用地の仕入れや、建設・都市開発、販売・貸出しまで、不動産業者が一貫しておこないます。

流通

不動産流通業とは、不動産を所有するオーナーと顧客をつなぐ仕事です。

この流通業務は「売買仲介」と「賃貸仲介」の2つに分けられます。

売買仲介は、売る側と買う側の間を仲介する業務です。

まず売主に代わって買主を探すために、広告掲載や内見の対応など、営業します。

そして買い手が見つかったら、売主と買主との間に立って情報を提供したり、手続きを代行します。

対して賃貸仲介は、貸す側と借りる側の間を仲介する業務です。

まず貸主に代わって借主を探すため、こちらも同じく営業をおこないます。

そして借主が見つかったら、契約手続きを進めていきます。

つまり、流通業務とは、不動産の売買や貸借の仲介をすることを指すのです。

管理

不動産管理業は、土地や建物、駐車場などの不動産を管理し、収益を得る業務です。

不動産管理業者は主に、入居者の管理と建物の管理をおこないます。

入居者の管理は、家賃の回収やクレーム対応、契約更新といった賃貸物件における対応を指します。

建物の管理は、建物のメンテナンスや軽微な修繕、退去した際の部屋のクリーニングやリフォームなどをおこなうことです。

多くの不動産会社は、この管理業務を主事業としています。

つまり、管理業務は不動産主と利用者が快適に、安心して利用するために、不動産を管理することなのです。

投資・運用

不動産の投資・運用業は、投資家から資金を集め、物件を購入し、運営費を投資家へ分配する業務です。

まず、不動産の投資・運用業者は、資産運営を考えている方に、物件の投資プランを提案するなどして、営業をかけます。

実際に物件を販売する場合においても、融資の手続きや契約書の作成、売買契約の締結などを、不動産会社が担います。

購入した物件に誰かが住み、家賃を払えば、その家賃は物件を購入した投資家の元へ。

その後の物件の決済や、運用・フォローも不動産会社の仕事です。

つまり、不動産会社は、投資家に利益を還元する役割を果たしているのです。

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【不動産業界に向いている人の特徴】不動産業界の特徴

不動産業界は、住宅やオフィス、商業施設などの不動産を取り扱う業界であり、多くの人々の生活や経済活動を支えています。

この業界には、取引額の大きさや信頼関係の重要性、市況や法規制の影響を受ける点、安定した需要がある点など、いくつかの特徴があります。

これらの特徴を理解することで、不動産業界への適性や関心を見極める手助けになるので、以下で詳しく解説します。

不動産業界の特徴

・取引額の大きさ
・信頼関係の重要性
・市況や法規制の影響
・安定した需要

取引額の大きさ

不動産業界の大きな特徴の一つは、取引額の規模が非常に大きいことです。

住宅やオフィスビル、商業施設などの不動産は、一つひとつが高額であり、数千万円から数百億円規模の取引が行われることも珍しくありません。

そのため、不動産業界で働く人には、資産価値や投資リスクを正しく判断する力が求められます。

また、不動産の売買や賃貸契約には、融資やローンが関わることが多く、金融知識も必要になります。

顧客にとっては、人生で最も大きな買い物となるケースも多いため、慎重な意思決定が求められます。

そのため、不動産業界では、顧客のニーズを的確に把握し、最適な提案を行うスキルが重要視されます。

このように、不動産業界では一件の取引が大きな金額となるため、責任のある仕事が求められます。

信頼関係の重要性

不動産業界では、住宅や商業施設などの重要な資産を扱うため、顧客との信頼関係が非常に重要になります。

不動産は長期的な資産となるため、購入や契約の際には、顧客が不安を感じることも多く、納得できる説明やサポートが求められます。

また、契約後も管理やメンテナンスのサポートが必要な場合があり、長期的な関係を築くことが重要になります。

さらに、不動産業界では、取引先の企業や金融機関、建築業者など、多くの関係者と協力して仕事を進める必要があります。

そのため、社内外の人々との円滑なコミュニケーション能力や調整力も不可欠です。

信頼関係を築くためには、誠実な対応はもちろんのこと、不動産に関する専門知識や市場の動向を理解し、的確なアドバイスができる力が必要になります。

市況や法規制の影響

不動産業界は、市場の動向や法規制の影響を大きく受ける業界です。

例えば、景気が良い時期には不動産価格が上昇し、取引が活発になりますが、不況時には需要が減少し、市場が停滞することがあります。

また、金利の変動や金融政策も不動産の売買や投資に影響を与えるため、経済全体の動きを把握することが重要です。

加えて、不動産業界では法規制の変化も大きな影響を及ぼします。

例えば、建築基準法や宅地建物取引業法、都市計画法などが適用され、これらの法律が改正されることで事業環境が大きく変わることがあります。

また、税制の変更や環境規制の強化なども、不動産の価値や取引に影響を及ぼす要因となります。

そのため、不動産業界で働くには、経済動向や法律の変化に常にアンテナを張り、最新の情報をキャッチする姿勢が求められます。

安定した需要

不動産業界は、人々の生活やビジネスに欠かせない業界であるため、一定の需要が常に存在する点が特徴です。

住宅は生活の基盤となるものであり、人口の増減やライフスタイルの変化に応じて、需要が生まれ続けます。

また、オフィスビルや商業施設、物流倉庫なども、企業活動を支えるために欠かせない存在となっています。

特に、都市部では住宅やオフィスの需要が高く、再開発プロジェクトなども継続的に行われています。

また、賃貸市場においても、単身者向けのマンションや高齢者向けの施設など、多様なニーズに対応した不動産が求められています。

さらに、近年ではテレワークの普及や環境意識の高まりを受け、新しい形態のオフィスやエコフレンドリーな建築物の需要が増えています。

【不動産業界に向いている人の特徴】不動産業界の市場動向

不動産業界の市場動向は、経済や社会の変化と密接に関わっています。

都市部と地方の二極化、デジタル化の進展、持続可能な社会の実現、2025年問題と働き方の変化など、さまざまな要因が業界に影響を与えています。

これらの動向を把握することで、不動産市場の今後の展開や、業界に求められる対応策を理解することができます。

不動産業界の市場動向

・都市部と地方の二極化
・デジタル化の波
・持続可能な社会の実現
・2025年問題と働き方の変化

都市部と地方の二極化

日本の不動産市場は、都市部と地方で大きな二極化が進んでいます。

都市部では、人口流入や再開発の影響により、不動産需要が依然として高い水準を維持しています。

特に東京や大阪、名古屋などの大都市圏では、大型オフィスビルの建設や住宅開発が活発に行われており、不動産価格の上昇が続いています。

一方で、地方では人口減少や高齢化の影響により、空き家や空きオフィスの増加が深刻な問題となっています。

特に過疎化が進む地域では、不動産の資産価値が低下し、売却や活用が困難になるケースも増えています。

そのため、地方では空き家のリノベーションや移住促進策が求められ、自治体と民間企業が連携した取り組みが進められています。

デジタル化の波

近年、不動産業界にもデジタル化の波が押し寄せています。

従来、不動産取引は対面での契約や紙ベースの手続きが主流でしたが、テクノロジーの進化により、オンラインでの取引が増加しています。

特に、不動産テック(PropTech)と呼ばれる分野では、AIやビッグデータ、ブロックチェーンを活用した新しいサービスが次々と登場しています。

例えば、オンラインでの物件内覧やAIによる価格査定、スマート契約システムなどが普及し、顧客の利便性が大幅に向上しています。

また、VR(仮想現実)を活用したバーチャル内覧サービスも増え、遠方からでも物件の詳細を確認できるようになっています。

このように、不動産業界のデジタル化は急速に進んでおり、今後もさらなる技術革新が期待されています。

持続可能な社会の実現

環境意識の高まりにより、不動産業界でも持続可能な社会の実現に向けた取り組みが進んでいます。

特に、省エネ性能の高い住宅やオフィスビル、再生可能エネルギーを活用した不動産への関心が高まっています。

これは、脱炭素社会の実現に向けた世界的な流れとも一致しており、環境に配慮した不動産開発が重要なテーマとなっています。

例えば、ZEB(ゼロ・エネルギー・ビル)ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)といった、エネルギー消費を最小限に抑えた建築物の普及が進んでいます。

また、太陽光発電や風力発電を活用したエコフレンドリーな不動産も増えており、企業のESG(環境・社会・ガバナンス)投資の対象となるケースも増加しています。

2025年問題と働き方の変化

2025年には、団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となり、日本社会は大きな変化を迎えます。

この影響は不動産業界にも及び、空き家や空きオフィスの増加が深刻な課題となると予想されています。

高齢化が進む地方では、住宅の需要が減少し、不動産価格の下落や管理の問題が顕著になる可能性があります。

一方で、働き方の変化も不動産市場に影響を与えています。

特に、新型コロナウイルスの影響を受けてテレワークが普及し、オフィスの在り方が変化しています。

企業によっては、大規模なオフィスを縮小し、フレキシブルなワークスペースを導入する動きも見られます。

これにより、従来のオフィスビルの需要が減少する一方で、コワーキングスペースや郊外型オフィスの需要が増加しています。

また、リモートワークの定着により、都市部から地方への移住が進む可能性もあります。

【不動産業界に向いている人の特徴】不動産業界の今後

不動産業界の未来は、社会や経済の変化に大きく影響を受けます。

特に、テクノロジーの進化、環境問題への対応、人口動態の変化、多様化するニーズへの適応が重要なポイントとなります。

これらの要素がどのように業界を変えていくのかを理解することで、今後の不動産市場の動向を予測することができます。

これらの要素をどのように取り入れ、柔軟に対応していくかが、今後の業界の成長を左右するポイントとなるでしょう。

【不動産業界に向いている人の特徴】代表的な職種紹介

次に、不動産業界で働く人がどのような職種に就いているのかを見ていきましょう。

ここでは、不動産業界の職種である、4つについて紹介します。

代表的な職種

・営業
・企画・開発
・管理
・事務(バックオフィス)

営業

営業は不動産業界でも、最も人数が多い職種です。

業務の種類は、5つの種類に分けることができます

営業の種類
  • マンションなどの販売営業
  • 売買仲介
  • 賃貸仲介
  • 法人営業
  • 不動産投資営業

販売営業は、物件を買いたい人に営業し、所有するマンションなどを販売します。

売買仲介は、他社や個人の売りたい不動産を買いたい人に紹介し、情報提供や契約の手続きなどをおこないます。

賃貸仲介は、物件を貸したい会社・個人と、借りたい人をつなげ、こちらも同様に情報提供や契約の手続きをします。

法人営業は、オフィスの賃貸サポート、法人向け物件の売買の仲介、企業同士の不動産売買の仲介をおこないます。

不動産投資営業は、資産運用を考えている方に対し、投資用のマンションなどを販売します。

つまり、営業は販売や仲介といった、売り手と買い手、貸し手と借り手をつなげる役割をはたしているのです。

企画・開発

企画・開発担当者は、マンションや商業ビル、分譲住宅、市街地開発などの企画・開発を手掛けます。

まず不動産会社の企画・開発業者は、土地を選定し、どのような建物を立て、その土地の価値を最大化していくのか、事業プランを作ります。

つづいて、土地の取得をおこないます。

希望金額で取得できるとも限らず、周辺住民からの反対意見が来る場合もあり、交渉力や真摯な姿勢で望むことが必要です。

そして、建物の施工に入ると、不動産会社は設計士や施工業者と連携し、スケジュール管理や施工管理をします。

建物が完成すると、その物件を会社や個人に引き渡します。

つまり不動産会社は、企画、土地の取得、プロジェクトのマネジメント、竣工から引き渡しまで担うのです。

管理

管理業は、担当する物件の維持・管理をおこなう職種です。

不動産会社の管理業者は、商業施設、オフィスビル、マンションなどオーナーから委託された物件の修繕や設備点検、清掃などを担います。

また、入居者やテナントから家賃や賃料を回収したり、クレームに対応したりと、入居者の入居から退去までの一連の業務も、管理業の仕事です。

つまり、管理業は建物の収益性・資産価値を高め、利用者が快適に建物を利用するために欠かせない仕事なのです。

事務(バックオフィス)

不動産会社の事務は、総務や経理財務、人事などを担う職種です。

また、来客対応や電話対応、顧客情報の管理、広告チラシの作成なども、不動産会社の事務の仕事です。

営業のサポートをおこなうことが多いといえるでしょう。

【不動産業界に向いている人の特徴】向いている人の特徴

不動産業界がどのような業界なのか、業種や職種を紹介していきました。

では、そのような不動産業界に向いている人はどのような人なのでしょうか。

ここでは、不動産業界に向いている人の特徴である、

向いている人の特徴

・ストレス性がある人
・成果主義で稼ぎたい人
・コミュニケーション能力がある人
・成長意欲が高い人

の4つを詳しく解説していきます。

ストレス耐性がある人

不動産業界に向いている人の特徴として、まず1つ目はストレス耐性がある人が挙げられます。

不動産業界には、仕事の成果が数字で現れやすい職種が多いです。

そのため、プレッシャーに弱いタイプには、やや不向きといえます。

また、成果が上がらず、上司から詰められることもあるかもしれませんし、お客様や物件の周辺住民から厳しい意見をもらうこともあるでしょう。

そのようなときでも、素早く対応して、気持ちをポジティブに切り替えられる人が向いています。

必要以上に落ち込んで、ポジティブに捉えられない人には、不動産業界は向いていないでしょう。

成果主義で稼ぎたい人

不動産業界に向いている人の特徴の2つ目は、成果主義で稼ぎたい人です。

特に、売買仲介や投資・運用の営業は、販売実績に応じて成果報酬がつくことが多く、成果に応じて高い給与をもらえます。

営業などで実績を積み、成果を上げていくことができれば、若いうちから高収入を得られるのも、不動産業界の特徴です。

実際、20代で年収1,000万を超える方もいるほどです。

「成果を上げて、どんどん稼ぎたい!」と考えている人に、不動産業界は向いているといえるでしょう。

コミュニケーション能力がある人

つづいて不動産業界に向いている人の特徴の3つ目は、コミュニケーションがある人です。

不動産業界では、利害関係者と関わります。

賃貸契約を結ぶ不動産店舗においては、貸手と借手双方の意見を聞いて、両者が契約内容に納得できるようサポートしなければなりません。

開発の仕事においても、土地の確保や企画の進行のためにも、施工者、設計士、周辺住民など、関係者との綿密な打ち合わせが必要です。

これらの理由で、円滑なやりとりを実現するためにも、不動産業界に就くにあたっては、高いコミュニケーションスキルが求められます。

成長意欲が高い人

不動産業界に向いている人の特徴の4つ目は、成長意欲が高い人です。

不動産業界ではさまざまな知識が求められるので、学びの意欲が高い人は不動産業界に向いています。

不動産を取り扱うにあたり、物件や周辺の情報はもちろん、不動産ローン、保険、法令や条約などが関わってきます。

不動産業界を取り巻く話題や環境に、常にアンテナを張り、急な変更にも対応できることが必要です。

また、不動産業界には多くの資格や検定があります。

例えば、

代表的な資格・検定
  • 宅地建物取引士
  • 不動産コンサルティング技能士
  • 司法書士
  • マンション管理士
  • ファイナンシャルプランナー

などです。

不動産業界に就くのに、資格は必要ありませんが、業務を進める上で必要なスキルを得ることができるので、就業後に取得してみてはいかがでしょうか。

【不動産業界に向いている人の特徴】向いていない人の特徴

ここでは、反対に不動産業界に向いていない人の特徴を紹介します。

不動産業界に向いていない人の特徴は、2つあります

それぞれ解説していきます。

向いていない人の特徴

・チームで何かを成し遂げたい人
・ヒアリングができない人

チームで何かを成し遂げたい人

不動産業界に向いていない人の特徴の1つ目は、チームで何かを成し遂げたい人です。

不動産業界は、不動産業界はチームでなにかを成し遂げるというよりかは、個人で売り上げ目標を達成しに行く意識が強い傾向にあります。

また、自分や先輩、同僚の成績が表に貼り出され、先輩や同僚に負けたくない気持ちで仕事に取り組む人が多いです。

成果を上げれば、成果報酬をもらえることがあるので、同じ会社の中でも個人で頑張る意識が強まります。

そのため、チームで何かを成し遂げたい人にとって、不動産業界は個人で成果を上げていくことが求められることから、向いていないといえるでしょう。

ヒアリングができない人

不動産業界に向いていない人の特徴の2つ目は、ヒアリングができない人です。

お客様にとって、物件の購入や借用は大きな決断。

取り扱う商材の額が大きく、さらに自分とマッチする家やお部屋ではない場合、お客様もかなり迷うことでしょう。

お客様に納得して、自身が提案した物件を購入・借用してもらうためにも、お客様のニーズを聞いて提案する力が不動産業界には必要になります。

一方的に、自分の提案を押し付けているだけでは、「この人は自分のことを考えてくれない」と判断され、お客様が他社へ流れてしまいます。

お客様のニーズを把握するためにも、お客様の物件探しのポイントや懸念点を引き出していくヒアリング能力が求められます。

そのため、ヒアリングができない人は、不動産業界に向いていないでしょう。

【不動産業界に向いている人の特徴】向いている人に近づく方法

向いていない人の特徴を紹介していきましたが、もしかしたら、

「わたしは不動産業界に向いていないのかな……」

と思ってしまった方もいるのではないでしょうか。

ご安心ください。

ここでは、不動産業界に向いている人に近づくためにすべきことについて、詳しく解説していきます。

向いている人に近づく方法

・自分軸を見つける
・やりがいを見つける
・ストレス発散方法を見つける
・不動産に関わる勉強をする
・継続が大事

自分軸を見つける

不動産業界に向いている人に近づく方法の1つ目は、自分軸を見つけることです。

不動産業界には、さまざまな分野があります。

営業、企画・開発、管理、事務……など職種が幅広いので、どこの分野に適性があるのか、自分で整理して、確認してみてください。

大手の不動産会社では、業務内容が幅広くなりがちで、どの部署に配属されるか分かりません。

自分の適性ややりたいことを踏まえ、それを専門としているところに就職することもよいでしょう。

やりがいを見つける

不動産業界に向いている人に近づく方法の2つ目は、やりがいを見つけることです。

どの業種にもいえることですが、自分なりの目標ややりがいを見つけ、それに向かって仕事に取り組むとよいでしょう。

例えば、

代表的な例
  • 「年収◯◯◯万円超えたい!」
  • 「お客様に喜んでもらえるような物件を紹介したい!」
  • 「企画・開発を自分中心で進めたい!」

目指したいことがあると自分の行動指針にも、向上心を奮い立たせる奮起剤にもなります。

不動産業界で働く上で、自分が何を目指していくのか、やりがいを考えてみてはいかがでしょうか。

ストレス発散方法を見つける

不動産業界に向いている人に近づく方法の3つ目は、ストレス発散方法を見つけることです。

不動産業界では、上司から詰められたり、お客様や入居者からクレームを受けることが多くあります。

仕事中に落ち込むこともあるかもしれませんが、それを発散できる方法を見つけると、ストレスの軽減につながります。

音楽を聞いてみる、ドラマを見る、買い物や外食をするなど、機嫌を立て直せる趣味や活動を見つけてみてはいかがでしょうか。

不動産に関わる勉強をする

不動産業界に向いている人に近づく方法の4つ目は、不動産に関わる勉強をすることです。

不動産業界では、知識不足によるミスが多いです。

知識不足によるミスを無くすためにも、物件の情報や不動産に関する知識、ビジネスマナーなど、必要なことをその都度学んでいくとよいでしょう。

不動産に関わる資格検定を受験してみることもおすすめです。

就業後も常に学ぶ姿勢を忘れず、積極的に勉強しましょう。

継続が大事

不動産業界に向いている人に近づく方法の5つ目は、継続が大事だということです。

不動産業界に限らず、どのようなことでも継続は大切です。

短期間でその場しのぎでこなすよりも、長期的にコツコツと努力できるほうが、社会人として強いといえます。

業務も勉強も、ビジネスマナーを守ることも、習慣化していくと自分の身になりますよ。

【不動産業界に向いている人の特徴】業界や職種に悩んだら

もし業界や職種選びに悩んだら、適職診断を活用するのも一つの方法です。

適職診断では、性格や価値観、得意なことをもとに、どのような業界や職種が向いているかを分析できます。

自分では気づいていなかった強みや適性を発見できる可能性があり、就職活動の軸を決めるヒントにもなるでしょう。

また、自己分析を深めることで、自分の強みや興味のある分野をより明確にできます。

これまでの経験を振り返り、どんなときにやりがいを感じたか、どのような環境で力を発揮しやすいかを整理することが重要です。

【不動産業界に向いている人の特徴】対策で悩んだら

不動産業界を目指そうと考え、自己PRや志望動機などに力を入れ始める方も多いでしょう。

しかし自分一人で準備をしていても、「この自己PR文は、人事から見てどうだろう……」、「志望動機は、どのように書けばいいのかな……」など、不安になってしまいますよね。

そこでおすすめなのが、就活エージェントへの相談です。

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また、就活のプロの視点から添削やアドバイス、親身な相談を受けることができます。

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おわりに

今回は、不動産業界の概要や、向いている人の特徴、向いている人に近づく方法を紹介していきました。

不動産業界では、個人で成果を上げることで若くして高収入を得ることも可能です。

自分の力を試したい、自分でどんどん稼いでいきたいと考えている人に、大変おすすめな業種です。

また、数百万、数千万の商材を取り扱うわけなので、その物件が売れたとき、貸し出せたときの達成感は、他の業種とは段違いでしょう。

ぜひ本記事を参考に、これからのキャリア設計をおこなってみてください。

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