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・就活における選考について
・就活について広く知りたい人
・就活に対して多くの疑問を持っている人
・就活の準備を進めたい人
就活を始める段階、または途中で多くの就活生が抱く質問について30個紹介します。
就活エージェントを運営する中で多くの就活生から寄せられた質問を中心に紹介していくため、多くの就活生の悩みを解決できる記事です。
ぜひ就活を始める前の方も、途中で行き詰まってしまった方も参考にしてみてください。
目次[目次を全て表示する]
【就活Q&A】就活準備時
まずは、就活の準備の段階において、多くの方が悩む問題について解説します。
それぞれ理解した上で、就活の対策を進めましょう。
プレエントリーと本エントリーの違いは?
プレエントリーと本エントリーの違いについても理解しておきましょう。
プレエントリーは就活生が企業に対して興味を持っていると意思表示を行うものです。
企業側は応募希望者の候補がどの程度いるのかについて把握する機会にしています。
個人情報を登録すれば、資料請求なども可能です。
プレエントリーをしただけで選考につながるわけではないため、少しでも興味がある企業には積極的にプレエントリーしましょう。
一方で、本エントリーはESの提出、つまり選考を受けるためのものです。
順番としては、「本エントリー」の「本」は「本番」という意味であると覚えると、忘れにくいです。
A. プレエントリーとは、就活生が企業に対して「興味を持っている」と意思表示を行うというもの。企業側は応募希望者候補がどの程度いるのかを把握する機会にもしている。個人情報を登録することで資料請求等が可能。プレエントリーをしただけで選考に繋がることはないので、少しでも興味がある企業には積極的にプレエントリーすると良い。対して本エントリーはESの提出、選考を受けるためのもの。プレエントリー→本エントリーの順。
自己分析が正しくできているのか分からない場合は?
自己分析が就活において非常に重要であると、様々な人から言われるはずです。
しかし、正しく自己分析ができているのか不安に思う場合もあります。
自分が自己分析ができているのか悩む人の特徴は様々ですが、まず、「自己分析を何も考えずに行っている」場合が挙げられます。
自己分析の目的は、自分がなぜその企業に入りたいか、自分の強みは、弱みは何であるのかについて分析し、企業の絞り込みや志望動機や自己PRに役立てることです。
また、方法や手順に沿ってできていない場合も考えられます。
このような場合、スムーズに進まないため、余計に時間がかかり、質の高い就活対策もできません。
他にも自分の短所や弱みしか確認していないなど、様々な原因があげられます。
自己分析ができていない理由やうまくできない人の特徴についてはこちらの記事で紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。
"A. 自己分析ができないと思っている人には特徴がある。 ・ただ自己分析をやっているだけ ・方法や手順に沿ってできていない ・短所や弱みしか見ていない ・自己分析のやり方を理解していない"
他己分析は必ずやるべき?
結論として、他己分析は必ずやるべきです。
自分自身を多角的に理解し、面接などの選考を有利に進めるために非常に重要だからです。
他社からのフィードバックを活用して、自分の特性や行動能力を分析しましょう。
他己分析のメリットとしては、まず自分では気づけなかった長所や短所を発見できることが挙げられます。
他人からの評価や感想は自分の中に無い視点を提供してくれるため、自分をより深く理解できます。
また、自己分析と他己分析の内容が一致している場合、より自信を持って自分の強みや弱みについて説明できるのもメリットです。
そして何より、面接対策になる点も他己分析の魅力の1つです。
他人からどのように見えているかを理解すれば、良いところを伸ばしつつ、悪いところを改善できるため、面接官と会話する際、より自分が魅力的な人物に映るように工夫できます。
他己分析についてはこちらの記事で詳しく紹介しているため、時間に余裕のある方はぜひ参考にしてみてください。
"A. やるべき。3つのメリットがある。 ・自分では気づけない部分を発見できる ・より明度の高い自分像を知ることができる ・面接対策にもなる"
業界研究が正しくできているのか分からない場合は?
業界研究が正しくできているのか、不安になる就活生も多いです。
結論として、業界研究が正しく、そして十分にできている可能性は低いと思った方が良いです。
時間に余裕がある場合は、できる限り詳しく業界分析を行うようにしましょう。
ただし、業界分析や企業分析、自己分析は終わりがないため、あまりにも時間をかけすぎるのは良くありません。
まだ大学1年生または2年生の場合は、そこまで急ぐ必要はありません。
しかし、就活が差し迫っている人で、面接において業界の話題を振られた際に問題なく答えられると判断した場合は、他の就活対策を行うのも選択肢の1つです。
企業研究の詳しい方法については、こちらの記事をご覧ください。
A. 正しくできていないことがほとんど。また、業界分析も自己分析も終わりがないので、納得いけば良い。
業界は絞るべき?
業界を絞った方が就活がスムーズに進む場合もありますが、必ずしも絞る必要はありません。
特にあなたが就活において重視しているポイントが業務内容ではなく他の要素、例えば福利厚生などである場合は、無理をして業界を絞り込む必要はありません。
業界を絞ることで、受ける企業の数も絞り込むことができ、一つひとつの企業に対して時間をかけて準備できます。
しかし、業界を絞り込みすぎてしまうと、あなたが求める条件にまさしく適している、理想的な企業へのエントリーを逃してしまうかもしれません。
業務内容を重要視している場合を除き、就活に負担のない範囲内で、業界はそこまで絞り込みすぎない方が良いと言えます。
あまりにも業界が絞れず、困っている方は、下記の記事を参考にしてみてください。
A. 業界は必ずしも絞る必要はない。業界以外の要素で見ているなら絞る必要性はあまりない。業界を絞ることによるメリット・デメリットもある。
【就活Q&A】会社説明会参加時
続いて、会社説明会に参加する際のよくある質問について回答します。
礼儀やマナーなどを大切にし、説明会の段階から企業に良い印象を与えられるように工夫しましょう。
会社説明会は平均何社参加すれば良い?
結論として、「何社に参加すれば良い」という基準は存在しません。
一般的には20社から30社を受ける人が多いとされていますが、あくまで目安なため、そこまで過敏になる必要はないです。
あなたが文系か理系か、どのような業界を目指しているかによって参加する企業の数は異なります。
また、「説明会に参加したならば、必ずその企業を受けなければならない」というわけでもありません。
特に日程における負担がないならば、気になる企業の説明会には参加しておくことをおすすめします。
あまりにも多くの説明会に参加し、ESの作成や面接対策などの時間が取れないことは問題です。
しかし、時間に余裕があり、気になる企業がいくつもある場合は、何社の説明会に参加しても問題ありません。
合同説明系についてはこちらの記事で詳しく紹介しているため、ぜひご覧ください。
A. 平均20社~30社といわれているが、あまり気にする必要はない。文理や志望業界によって変わるもの。説明会にいくら参加しても内定には直結しないため、しっかりとエントリーすることが大切。
会社説明会は早い日程で参加したほうが好印象?
会社説明会が複数の日程で開催されている場合、早い日程で参加した方が好印象を与えられるのではないかと思う人も多いです。
しかし、結論として日程はそこまで印象に影響を与えないため、余裕のある日時で参加しましょう。
「1日でも早い日程で参加した方が良い印象を与えられる」と思い、例えば1日に3社も4社も参加するなど、無理な日程でスケジュールを組んでしまう人もいます。
しかし、体力的にも精神的にも疲れ、集中できず、他の就活の対策も疎かになります。
よって、日程については考えすぎることなく、あなたにとって無理のないスケジュールで説明会に参加しましょう。
A. 基本的には説明会の参加日程で評価することはなく、印象にも影響はしない。無理して日程調整するのではなく、自分が準備できた段階で説明会に参加するのが良い。
会社説明会に遅刻しそうな場合は?
会社説明会に遅刻しそうな場合は、少し気まずいかもしれませんが、必ず電話で連絡を入れましょう。
遅刻が分かった時点ですぐに連絡を入れることで、担当者に余計な心配を与えることもありません。
もちろん、遅刻してしまう時点で多少なりとも印象が悪くなってしまう可能性はあります。
しかし、何も連絡を入れずに遅刻するよりも、早い段階で電話にて連絡を入れる方がよほど印象が良いです。
また、「遅刻した時点で印象が悪いから、採用される可能性がない」と考え、参加を諦める人もいるかもしれませんが、説明会へ遅刻するだけで落とされるわけではありません。
無断で欠席する方が迷惑なため、必ず電話にて「どの程度遅刻するか」も併せて連絡を入れ、可能な限り早く着くようにしましょう。
A. 遅刻がわかった時点で電話連絡を入れること。
会社説明会で待遇について質問するのは良い?
ESや面接において、待遇の話ばかりするのはあまり印象が良くありませんが、会社説明会において待遇の質問をすることは全く問題ありません。
むしろ、企業選びにおいて待遇は非常に重要な要素の1つであり、その質問をするということは、企業に入る意欲のある人材であるという印象を与える場合もあります。
ESや面接においては待遇について聞けない場合が多いため、この段階で気になる部分ははっきりさせておく方が良いです。
ただし、説明会の始めや、まだ他の内容についてあまり説明がされていない段階でいきなり待遇について聞いてしまうと、あまり良い印象を与えられません。
待遇については、ある程度質問が出揃ってから聞くようにしましょう。
A. 特に問題はない。
会社説明会に参加できなくなった場合は?
様々な理由で会社説明会への参加自体が不可能になる場合もあります。
この場合も、遅刻してしまう場合と同様に、多少気まずいかもしれませんが、必ず連絡を入れましょう。
できればメールではなく、電話での連絡の方が印象が良いです。
くれぐれも無断欠席だけは避けましょう。
無断欠席をした場合は、その時点でその企業の内定を得られる可能性はほとんど無いと思った方が良いです。
参加自体が不可能になっただけで、大きくマイナスな印象を与える可能性は低いと考えて問題ありません。
参加できないことを正直に伝え、可能であれば別の日程に参加しましょう。
A. 欠席が確定した時点で電話連絡。無断欠席は避けること。
【就活Q&A】履歴書・エントリーシート提出時
続いて、履歴書とエントリーシートを提出する際に多くの就活生が悩むポイントを紹介します。
あらかじめ疑問点を解決してから対策をしましょう。
エントリーシートと履歴書の違いは?
エントリーシートと履歴書の違いについて、簡単におさらいしましょう。
履歴書は就活生の基本的な個人情報や、職歴、資格など、いわゆる身分を証明するものを記載するものであり、全ての応募者が同様のフォーマットで記入します。
一方で、エントリーシートは履歴書よりも具体的で詳細な情報を求めるものであり、就活生の個性や能力、その職に対する適性をモチベーションをアピールするために用いられるものです。
自己PR、志望動機、過去の経験から得たスキルや学びについての質問が含まれることが多く、就活生が自己表現をするためのスペースが与えられます。
また、企業によってフォーマットが異なることも多く、それぞれの企業において対策が必要です。
A. ESは自己PR用、履歴書は身分証明書。
エントリーシート(ES)の平均通過率は?
エントリーシートの平均通過率は企業によって大きく異なるものではありますが、全体的に考えると約50%前後であるとされています。
この数値は業界や企業によって大きく異なるため、エントリーシートを提出する際はあなたが目指す業界や企業の傾向を確認してから取り組むことをおすすめします。
エントリーシートは履歴書と異なり、個性や具体的なスキル、経験、志望動機などが詳細に問われます。
よって、あなたがその企業にどの程度マッチしているのか、どのように貢献できるのかについて具体的に話すことが重要です。
エントリーシートの追加率を上げるコツについては、下記の記事で紹介しています。
A. 50%前後といわれている。業界や企業によって変わるので個別に見ておくと良い。
エントリーしたが企業から返信がない場合は?
エントリーをしたものの、企業から何も返信が送られてきないこともあります。
このような場合、基本的にはあなたがメールアドレスを間違えて登録している可能性が高いです。
いくつもの企業に応募しているうちに、打ち損じや間違ったメールアドレスでの応募も稀に発生するものです。
しかし、絶対にメールアドレスが合っているにも関わらず返信がない場合は、企業の担当者が返信を忘れている可能性もあります。
志望度の高い企業からの連絡があまりにも遅い場合、こちらからもう一度連絡を入れてみるのも選択肢の1つです。
ただし、その場合は「私の確認が漏れており、すでにご連絡いただいている場合は大変申し訳ございません」などと一言添えることが重要です。
A. メールアドレスを誤って登録している可能性が高い。
志望動機が思いつかない場合は?
志望動機がどうしても思いつかない人も多いです。
その際は自己分析や他己分析をしましょう。
あなたがなぜその企業に入りたいのか、これまでの経験・エピソードなどを通じて考えることが重要です。
自分がなぜその企業や業界を目指すに至ったのか、原体験が何であったかはっきりさせましょう。
ただし、いくら自己分析や他己分析をしても、全く志望動機が思いつかない場合は、就活エージェントに相談するのも選択肢の1つです。
最近はジョブコミットなど、完全無料で利用できる就活エージェントが多いため、忙しく、アルバイトをする余裕のない就活生でも安心して利用できます。
就活のプロに相談し、志望動機を一緒に考えてもらいましょう。
志望動機のクオリティを高め、他の就活生に差をつけるポイントについては下記の記事で紹介しています。
"A. 自己分析や他己分析を行う。 就活エージェントを活用しても良い。"
自己PRが思いつかない場合は?
自己PRが思いつかない場合も、基本的には自己分析や他己分析を行うことが重要です。
また、企業が求める人物像から自分に当てはまっている能力がないか考えてみるのも選択肢の1つと言えます。
自分の能力から考えるのではなく、「相手が求めている能力」から考えてみることで、スムーズに自己PRが思いつく人もいます。
また、志望動機と同様に、本当に思いつかない場合は就活エージェントに相談するのも選択肢の1つです。
プロの目線から見たあなたの強みや企業が求めている能力について言語化し、伝えてくれるため、スムーズに就活が進みます。
自己PRが思いつかない際の対策や構成、テクニックについては下記の記事を参考にしてみてください。
"A. 自己分析をする。フレームワークに沿って行うと効率的。 就活エージェントを活用しても良い。"
履歴書は大学のものと市販のものどっちが良い?
履歴書には大学の生協で売られているものと市販のものがあります。
結論として、どちらを利用しても基本的に大きな差はありません。
ただし、大学生協で販売されている履歴書は新卒者向けに設計されているため、新卒の人が利用しやすいです。
とはいえ、企業側から指定されているわけではない場合、自分が書きやすい方で問題ありません。
履歴書のフォーマットが合否に大きく左右するわけでは全くないため、自分が書きやすい方を利用しましょう。
A. どちらでも良い。大学生協で販売している履歴書の方が新卒向け。
履歴書の賞罰では何を書けば良い?
履歴書の「賞罰」欄は、「賞」の部分で過去に受賞した賞や表彰について記入します。
スポーツや芸術、学業、社会活動などの分野で賞を得られた場合は記載しましょう。
特に記載することで何かしらデメリットがあるわけではないため、これまで自分が何かしらの賞を得られた場合は記入をおすすめします。
一方、「罰」は文字通り、法律に違反して裁判所から罪を宣告された刑罰を受けた場合に記載するものです。
ただし、不起訴になったケースや少年法によるものなど、公に記録が残らないものは記入する必要はありません。
実際に起訴されてしまった人が嘘をついて何も記入しないと後で問題になる場合がありますが、公に記録が残っていないものは特に記載する必要はありません。
A. 「賞」は大きな大会などで優勝、入賞した実績があれば記載する。「罰」は犯罪を犯し受けた刑罰のこと。そもそも賞罰欄がないケースも多い。
履歴書の趣味特技欄に書くことがない場合は?
履歴書には、趣味や特技について書く欄があります。
忙しい人の中にはこの部分を軽視してしまい、何も書かない人もいます。
しかし、未記入は非常にもったいないため、趣味や特技についてしっかりと考えて記載しましょう。
この部分は必ずしも特別なものである必要はありません。
読書や映画鑑賞、料理やスポーツなどでも問題ありませんし、これまで参加したクラブ活動やボランティア経験などでも良いです。
「何も書かない=落とされる」ということではありませんが、あなたの特徴や長所についてアピールする貴重な機会であるため、あなたの魅力が伝わるような趣味、もしくは特技について記載しましょう。
A. 未記入は避けること。何もないからと言って、正直に「特になし」と記載してしまうとアピールの場を減らすこととなる。印象が悪くなることがないと思うが、アピールの場は最大限活用すること。
【就活Q&A】適性検査・面接時
続いて、適性検査と面接時のQ&Aについて紹介します。
あらかじめ疑問点を解消しておき、頭がクリアな状態で対策に臨みましょう。
テスト対策に掛かる期間は?
結論として、テスト対策にかかる期間は人によって大きく異なります。
適性検査は言語、非言語、論理的思考、数理能力など様々なスキルが問われるため、人によって得意不得意が存在するからです。
そこで、早い段階で一度、頻出の適性検査の問題を解いてみましょう。
そこでどのくらいの点数を得られたのか、どのような部分が苦手だったのかについて分析し、対策にどのくらいの時間がかかるのか概算を出すと良いです。
問題を解いてみることを後回しにしてしまうと、想像よりも難しく対策が手遅れになってしまう場合があります。
また、「できなかったらどうしよう」と頭の片隅に適性検査に関する悩みがある状態で就活を進めると、雑念が入り込み、集中できません。
よって、まずは一度問題に取り組み、どのくらい解けるのか現状を分析しましょう。
"A. 人それぞれ。 言語、非言語など得意不得意があると思うので、自覚があるのであれば早めに始めること。SPIや玉手箱は3~4周回せるのが理想。"
受検時に大学の試験が入っていた場合は?
適性検査を受検する日程と大学の試験の日程が重なっていた場合は、大学の試験を優先して構いません。
学生の本業は学業だからです。
ほとんどの企業が理解を示し、試験日程を調節してくれるため、早い段階で相談すれば全く問題ありません。
しかし、それぞれの試験の日程が分かった時点で、可能な限り早く連絡をしましょう。
直前で連絡を入れられてしまうと、企業側も対応できない場合がありますし、「もう少し早く言って欲しかった」とあなたに対して配慮が足りない印象を抱く可能性もあります。
A. 人事担当者に連絡を入れる。学業優先なので日程変更等が可能なことが多い。
選考におけるテストの比重は?
結論として、多くの企業の場合、適性検査の点数だけで合否が左右されることはありません。
ただし、適正検査の重要性は業界や職種によって異なり、特に専門的なスキルが求められるITなどの分野においては、それだけで判断される可能性もあります。
また、あまりにも点数が低いと、就活に対するモチベーションが低い、つまり企業で活躍する力が弱い人材であるとみなされてしまうことがあり、合否に影響を与える可能性があります。
しかし、ESや面接など、あなたのこれまでの経歴や企業に対するモチベーションの高さをアピールする機会はその後も残されているため、いわゆる「足切り」をされた場合以外は、十分に挽回の可能性はあります。
「苦手な人は何も対策をしなくて良い」というわけではありませんが、テストがボロボロだったからといって、諦める必要はありません。
"A. 参考程度 IT業界など専門スキルが必要となってくる場合は、適性の有無が重視される。"
就活・内定状況を聞かれた場合は?
就活においては、他の企業の受験状況について尋ねられることも多いです。
この場合「御社しか受験しておりません」などと印象を良くするために嘘をつく人もいますが、特にその必要はありませんし、むしろ「嘘をついている」と悪い印象を与える可能性が高いため、正直に述べましょう。
特に、あなたが幅広い業界で職探しをしている場合、受験している企業の数はおのずと増えます。
しかし、あまりにもバラバラな職種、例えばプログラマーと建設業などを受けている場合、就活に対する一貫性のない人物であるとみなされてしまう可能性があります。
よって、具体的に説明するのに時間がかかり、面接官を困惑させてしまうような受験状況の場合は、一部省いて説明しましょう。
A. 素直に回答して問題ない。幅広い業界で見ている場合などは受けている企業も多くなる。ただ、職種が統一されていない場合はマイナス評価に繋がる場合もあるため、ある程度の共通点や統一感は意識すること。
最終面接で落ちてしまう原因は?
最終面接で落ちてしまう原因は、複数存在し、企業によって異なります。
しかし、多くの場合は準備不足であることが多いです。
一次面接、二次面接と選考を通過してきているため、企業に対してあなたが良い印象を与えられていることは間違いありません。
しかし最終面接の場合は、社長、または重役が担当することが多いためより深い企業に対する理解やモチベーションが求められることが多いです。
よって、企業分析などが足りず、企業に感じている魅力やあなたがどのように活躍するのかについての展望について詳しく説明できず、他の就活生に遅れを取ってしまっている場合が多いと考えられます。
よって、最終面接前にもう一度企業分析などの準備を行いましょう。
A. 原因を特定することは難しい。しかし多くの場合は準備不足。一次、二次、三次と選考を通過してきているため、最後に企業理解が足りずに、スムーズに回答できないなどがあると落とされる原因となる。
印象の良くない学生とは?
面接において印象が良くない学生には色々な種類がありますが、代表的なものには、まず声が小さいことが挙げられます。
自信がないように見えたり、コミュニケーションをとる意欲が低いとみなされたりする可能性が高いです。
よって、はっきりと大きな声で話しましょう。
また、話すスピードが早すぎると、面接官に正しく情報を伝えられないだけでなく、緊張しすぎている印象を与えてしまいます。
落ち着いて話すことで自分の考えを整理できるだけでなく、相手も理解しやすいため、面接前に深呼吸をしましょう。
また、焦ってしまった場合は数秒、考える時間を設けるなど、落ち着いて話すことも大切です。
そして、面接官の目を全く見ない就活生も、悪い印象を与える可能性が高いです。
面接はあなたが丸暗記した内容をそのままぶつけるものではなく、面接官とコミュニケーションを取りながら自分をアピールする場面のため、アイコンタクトもしっかり行いましょう。
全般的にコミュニケーション能力が低い、またはコミュニケーションをとる意志が無いとみなされた場合に、悪い印象を与えてしまうことが多いです。
"A. いくつかある。 声が小さい、話すスピードが速い、面接官の目を見て話せないetc"
できることとしたいことではどちらが重要?
面接において自分ができることと自分のしたいことについて語る機会がありますが、どちらを重要視して話すべきかと言うと、「したいこと」を優先するべきです。
自分なりの志望動機を持って「何をしたいのか」「それを実現するためにはどのような対策が必要なのか」「自分のしたいことを実現した場合は、企業にどのようなメリットを提供できるか」について話すことが重要です。
あなたができることを伝えることも非常に重要です。
しかし、モチベーションが伝わないと、「どの企業でも良い、福利厚生だけを見ている就活生である」とみなされてしまう可能性があります。
よって、どちらを優先するべきか悩んだ場合は、「したいこと」を優先して話し、時間に余裕があった場合に「できること」について話しましょう。
A. したいことの方が重視される。自分なりの志望動機を持って何をしたいのか、それを実現するために何ができるのかを述べることが重要。
【就活Q&A】内定時
続いて、内定に関するよくある質問について回答します。
下記の2つを覚えておきましょう。
内定と内々定の違いは?
基本的に内定と内々定の違いは存在しません。
しいて言うならば、内定は10月1日以降に出たもので、内々定はそれ以前に出るものです。
基本的に、新卒採用解禁日が10月1日とされているため、それよりも前に企業から学生に対して採用の意思を伝えるのが内々定です。
就活解禁前に早く内定の意思を伝えることで、優秀な人材を確保したいという企業の意図があります。
いずれにせよ、企業があなたを採用したいと思っていることに変わりはないため、そこまでそれぞれの用語を明確に区別する必要はありません。
"A. 違いはない。 強いていうなら「内定」は10/1以降に出たもので、「内々定」はそれ以前に出たもの。"
内定承諾書提出後でも辞退してよい?
内定を承諾した後に、より志望度が高いからの内定を得られた、または企業に対して魅力を感じなくなったなど、辞退を選択したくなることもあります。
このような場合、辞退できないのではないかと不安に思う人もいますが、結論として、内定承諾書に対して法的な拘束力は存在しないため、辞退は可能です。
しかし、あなたを採用したいと思ってくれた企業であることには間違いありません。
今後のキャリアにおいて関わる可能性もあるため、ぶっきらぼうに雑なメールなどで辞退を伝えるのではなく、丁寧に電話にて内定辞退の連絡をしましょう。
"A. 全く問題ない。 内定承諾書には何の法的拘束力もないため、内定承諾後に辞退することは問題ない。ただ、誠心誠意対応することが大切。"
【就活Q&A】その他
最後に就活生が抱きがちなその他の疑問点に回答します。
就活において下記の不安がある場合は、ぜひ参考にしてください。
履修状況は選考に影響する?
全ての人が大学の単位を完璧に取得できるわけではありません。
「部活やサークルが忙しい」「最初は大学になじめなかった」などの理由で、卒業はできる見込みであるものの、履修状況が芳しくない人もいます。
そのような人は履修状況が選考に影響するのではないかと心配するでしょうが、結論として、「多少影響する程度である」と考えて問題ありません。
「何を学んできた学生であるのか知りたい」「内定を出した後に卒業できないと言われると困る」などの理由で、簡単に履修状況について聞かれることは多いです。
大学の授業内容や、本当に卒業できるのかについて聞かれた場合に備えて、回答を考えておくと良いです。
"A. 多少は影響する。 何を学んできた学生なのか、卒業できるかなども見ている。"
合否の連絡がこない場合は?
就活においては、合否の連絡が来ない場合もまれにあります。
特に、担当者が「合否に関わらず、必ず連絡する」と言っていたにもかかわらず、連絡が全く来ないこともあります。
期限を数日過ぎても連絡が来ない場合は、一度連絡してみましょう。
担当者も人間なため、もしかしたらあなたへの連絡を忘れているだけかもしれません。
たとえ第一志望の企業ではなかったとしても、内定を得られているかどうかは就活において、特にメンタル面を大きく左右します。
モヤモヤしながら就活を進めないためにも、合否をはっきりさせておきましょう。
A. 「合否に関わらず連絡する」といわれたにも関わらず、期限になっても連絡がこない場合は直接問い合わせるとよい。
OB・OG訪問はするべき?
OB・OG訪問は積極的にしましょう。
なぜならば、企業理解を深めるために非常に有効な手段だからです。
実際にその企業で働いている、または働いていた人から直接話を聞ければ、企業文化について深く理解できます。
実際に働くイメージができるだけでなく、志望動機に具体的な内容を盛り込めます。
また、自己PRを充実させられるのもメリットの1つです。
どのような能力が求められているのか、どのような業務を行うのかについて詳しく聞くことでより具体的に、あなたが活躍しているイメージを想像でき、説明できます。
また、企業によってはOB・OG訪問を行ったかどうか質問される場合もあります。
OB・OG訪問を行うということは、入社へのモチベーションが高いということであるため、志望度の高さもアピール可能です。
A. することによるメリットが大きいため、した方が良い。
まとめ
今回は多くの就活生が抱く疑問点について50個解説しました。
就活は人によっては人生を左右するとも思えるほど重要なものであり、ナーバスになりがちです。
しかし、一つひとつの疑問や悩みを解決すれば心に余裕を持って進められます。
ぜひ就活で行き詰まった際は、この記事に帰ってきて、悩みや疑問を解決しつつ、ストレスフリーに就活を進めてください。