リーダー経験を活かしてガクチカを作ろう!高評価につながる書き方やコツを徹底解説

リーダー経験を活かしてガクチカを作ろう!高評価につながる書き方やコツを徹底解説

記事をお気に入り登録する

記事のお気に入りに登録

「記事のお気に入りに登録」のご利用にはログインが必要です。

会員登録がお済みでない方

無料会員登録
柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること

・ガクチカの心得
・リーダー経験を使ったガクチカの話し方
・リーダーを題材にしたガクチカの例文

この記事をおすすめしたい人

・ガクチカの心得を知りたい人
・ガクチカの話し方を知りたい人
・リーダーを題材にしたガクチカの例文を知りたい人

リーダー経験はガクチカにおいて非常に活用できる素晴らしい経験ですが、果たしてどのようにアピールすればより企業の採用担当者に良い印象を与えられるのでしょうか。

そこで今回は、高評価につながる書き方やコツについて徹底的に解説します。

【おさらい】ガクチカの心得

まず、リーダー経験を用いたガクチカの書き方について考える前に、ガクチカを作成するにあたっての心得を覚えておきましょう。

書く内容と正しい文章構成について把握しておくことは、自分の書きたい内容をスムーズに文章化するのに非常に役立ちます。

また、好印象にもつながりやすくなるため、選考に通過する確率も上昇します。

ガクチカは何を書くべきか

ガクチカにおいては何を書くべきなのでしょうか。

ガクチカとは何の略かというと「学生時代に力を入れたこと」であり、就活用語です。

したがって、学生のうちに取り組んだ部活やサークル、アルバイト、ボランティア活動、留学など、特に力を入れた経験について話すことをおすすめします。

企業はガクチカを通して学生時代に何をしていたのかだけではなく、そこから読み取れる人柄や物事へ取り組む際の姿勢を評価しています。

ガクチカはどう書くべきか

では、ガクチカはどのように書くべきなのでしょうか。

ガクチカには基本的な正しい文章の構成が決まっています。

大きく3つに分けると「結論」「詳しいエピソード」「今後への活かし」方となります。

それぞれ、どのように書くのか理解を深めておきましょう。

結論ファースト

ガクチカに限らず、全ての企業に提出するESにおいては結論ファーストを心がけましょう。

はじめに最も伝えたいことを述べることで、相手に伝わりやすい文章を作成できるからです。

ガクチカにおける結論は取り組んだ内容です。

したがって、「私は学生時代、○○に取り組んできました。」という一文から始めるようにしましょう。

詳しいエピソード(目標・困難)

結論について述べた後は、より詳しいエピソードについて話しましょう。

多くの場合、活動に取り組む中で掲げていた目標を述べ、それを達成するまでにぶつかった困難について説明します。

その困難に対してどのように取り組んだのか、その結果どのようになったのかを述べて、エピソードの部分を説明し締めると良いです。

また、この部分は数字などを用いて、聞き手が内容をイメージしやすいようにすることが、分かりやすい好印象なガクチカを作る上で重要です。

今後への活かし方

最後に、ガクチカを今後にどう活かそうと考えているのかについてわかりやすく説明しましょう。

ガクチカは学生時代の話であり、そこから何を得て社会人としてその経験をどのように活用して企業に貢献するのかがとても重要です。

企業はこの部分の説明を元に、就活生が自社で活躍できる人物かどうかを判断するため、しっかりと企業研究を行い、どのように企業に貢献するかが分かりやすい文章を作成しましょう。

リーダー経験をガクチカにすることのメリット

本記事の主題であるリーダー経験をガクチカにすることのメリットにはどのようなものがあるのかについても理解を深めましょう。

以下の3つを把握した上でリーダー経験をアピールするガクチカを作成できれば、さらに質が高く良い印象を与えられるものに仕上げられます。

リーダーシップをアピールできる

リーダー経験をアピールするということは、自ずとリーダーシップがあることをアピールすることにつながります。

リーダーシップはチームとして活動する上で非常に重要な能力であり、メンバー全員のモチベーションに好影響を与えられます。

企業は1つのチームであり、リーダーシップのある人物はその中心となって活躍することが期待できるため、非常に採用担当者も良い印象を抱くのです。

積極的な人物であることをアピールできる

消極的な人はリーダーになれません。

したがって、積極的な人物であることをアピールすることにもつながります。

リーダーはチームで業務や目標に取り組む中で中心となってマネジメントをしていき、目標を意識して率先して行動します。

したがって、物事に対して積極的に取り組むこともアピール可能です。

特に、ベンチャー企業ではこのような積極性が重視されているため、積極的にアピールしましょう。

即戦力になれることをアピールできる

学生時代にリーダーを経験しているということは、多くの学びを得てきているということであり、入社後の即戦力になることをアピール可能です。

リーダー経験ではマネジメント力やコミュニケーション能力、企画力や問題解決能力など、多くの力を向上させる機会があります。

したがって、多くを学んできた経験について詳しく話すことです。

その経験を活用して活躍するイメージを伝えやすく、即戦力として貢献していくことを端的にアピールできます。

【リーダー経験を活かしたガクチカ】企業が評価するポイント

ガクチカにおいて企業がどのような点を重視しているのかについて理解を深め、そして効果的にアピールできるように対策をしましょう。

以下の3点はリーダー経験に限らず、どのような経験について話す場合でも意識しなければならないことです。

したがって、企業に応じて別のガクチカを話すことがあったとしても、以下の3点はぜひ覚えておいてください。

論理的な文章を作れるか・話し方ができるか

企業はガクチカを確認する際、就活生が論理的な文章を作れるか、もしくは話し方ができるかを重視しています。

論理的思考力やわかりやすく物事を伝える能力は、どのような仕事においても非常に重要だからです。

ESでも面接でも同じで、文章構成が正しくできていないと内容が理解しづらく、好印象にはつながりません。

したがって、誰が読んでも、一度で理解できるわかりやすく論理的に構成された文章を提出するようにしましょう。

自社にマッチしているかどうか

いくら優秀な人材であろうと、自社にマッチしていなければ活躍は期待できません。

したがって、ガクチカで述べるエピソードで、特に困難に対してどのように取り組んだのかについての経験の部分を確認し、入社後に活躍できる人物かどうかを判断しています。

企業がどのような人材を求めているのか、またどのような人が実際に活躍しているのかについて事前に詳しく調べておき、それに合わせたエピソードを組み立てることをおすすめします。

入社後の活躍をイメージできるかどうか

入社後の活躍をイメージできるかどうかも、ガクチカにおいて重視されるポイントの1つです。

ガクチカはあくまでも学生時代の話であり、企業側は入社後にも同じように業務に力を入れ、活躍して欲しいと考えています。

リーダーを務めた経験を通じて学んだことや身につけた能力が入社後にも活かせることをアピールすることができれば、高評価につながります。

【リーダー経験を活かしたガクチカ】例文を紹介

続いて、本記事で紹介したガクチカを作成する際のポイントや構成方法などを踏まえた上で、4つの例文を作成しました。

あなたがリーダーを務めていた団体に最も近いものを中心に参考にしながら、質の高いガクチカを作成できるよう取り組んでみてください。

バイトリーダー

私が学生時代に力を入れたことは、飲食店のアルバイトでバイトリーダーとして売上向上に貢献したことです。
売上が伸び悩んでいる中、私は店舗の魅力を伝えるためにPOPを作成することを提案し、一人ひとりのメンバーとコミュニケーションを取り、POP作りの重要性を伝えました。
また、メンバーの意見を積極的に取り入れ、彼らの得意分野を活かした役割分担を行いました。
その結果、売上が1.5倍に増加し、バイトメンバー同士のチームワークも大幅に向上し、コミュニケーションの重要性と、適切なマネジメントを行うことの大切さを学びました。
貴社でもこの経験を活かし、コミュニケーションを大切にしながら、それぞれに合ったマネジメントができるリーダーを目指します。

最後の一文「アルバイト」のガクチカについてより詳しく知りたい就活生は以下の記事もチェックしてみてください。

サークル幹事長

私が学生時代に力を入れたことは、サークルにおけるイベントの幹事を2年間担当したことです。
はじめは参加者が少なく、反応も薄かったため、イベントの意義を理解してもらうことが困難でした。
そこでミーティングを開催し、イベントの企画意図やメリットを、プレゼンテーションを通じて伝えました。
その結果、全員がイベントに参加するようになり、メンバー同士の交流が深まり、サークル全体の雰囲気も大きく改善されました。
この経験を通じて、全体で伝えたいことをしっかりと伝え、共通の目標に向かって協力することの重要性を学びました。
貴社でもプレゼンテーション能力と積極性を活かしてチームの中心として活躍し、全員が一丸となって目標を達成できるよう、貢献する所存です。

「サークル」のガクチカについてより詳しく知りたい就活生は以下の記事もチェックしてみてください。

部長

私が学生時代に力を入れたことは、大学時代にサッカー部の部長を務めたことです。
目標は県大会でチーム優勝を果たすことでしたが、チーム全体の意欲が低いことが課題でした。
そこで私はメンバー個々の弱点を把握し、それぞれに合った練習メニューを作成しました。
これによりメンバー一人ひとりが自分の役割を理解し、練習への取り組み方が大きく変わりました。
その結果、チーム全体の意欲が高まり、県大会では準優勝という成果を収めることができ、目標達成に向けて個々の意識を改善し、正しい努力を継続することの重要性を実感しました。
貴社でも目的や行動の意味を明確に示すことで、メンバーのモチベーションを高め、一丸となって目標を達成するためのリーダーシップを発揮する所存です。

その他リーダー経験

私が学生時代に力を入れたことは、長期インターンにてプロジェクトリーダーを担当した経験です。
しかし、メンバーそれぞれの考え方の違いから、方向性がずれ、メンバーの意欲が低下していました。
そこでミーティングを開催し、各メンバーが重要視しているポイントを整理し、共通する部分を確認することで全員が納得できる方向性を定めました。
その結果、導入まで一丸となって取り組め、プロジェクトは無事に成功し、新たなサービスを稼働させることができました。
この経験を通じて、チーム全員の意見を尊重しつつ、共通の目標に向けて導く力の必要性を学びました。
貴社ではこの経験を活かしてメンバーそれぞれの考えの違いを理解し、方向性を示せるリーダーに成長していきたいと考えています。

【ガクチカ面接対策】面接で好印象を得るために対策をしよう!

選考の面接において、「ガクチカ」は頻出質問であり、

ここで好印象を得られるかどうかが通過率を動かすキーポイントと言えます。

ESのガクチカをただ読むのではなく、面接用にガクチカを作りましょう!

またこのツールでは深掘り質問への対策もできるため、

面接力を大きく向上させることができます。

ツールで作成した面接用のガクチカ

私が学生時代に力を入れたのは飲食店でのアルバイトです。
働く店舗は売上の伸び悩みを問題としていたという理由で自分にできる売上向上施策をするという目標を掲げ、取り組みました。
飲食店でのアルバイトに取り組む中で、中々売上が向上せず、プレシャーのみが積み重なってしまうという困難にぶつかりました。
それに対して、先輩や上司に積極的に相談をするという行動を取ることでアドバイスをもとに施策を考え、売上を1.5倍に伸ばすという結果につながりました。
この経験を通して周囲とコミュニケーションを取ることと積極的に動くことの大切さということを学び、貴社に入社後は経験で得たことを活かして活躍していきたいと考えています。

【リーダー経験を活かしたガクチカ】高評価を得る上で確認するべきこと

ガクチカを作成しても高評価を得られなければ、選考には通過できず、時間を無駄にしてしまいます。

そこで、自分のガクチカが高評価につながるかどうか、選考に進む前に確認しておくべきことについてまとめました。

自分で確認するだけでなく、第三者に以下の3つの観点で評価してもらうことをおすすめします。

内容が伝わりやすくなっているか

まず、内容が分かりやすくなっているかは非常に重要なポイントです。

ガクチカに限らず、就活において何かを企業に伝える際に内容が伝わりやすくなっているかは、必ず確認する習慣をつけておきましょう。

特に、自分だけで作成した文章は、自分のみが理解しやすいよう、内容が偏ってしまっている場合があるため、第三者に文章を読んでもらうことが重要です。

文章構成は先ほども述べた結論ファーストで作成し、内容を述べる順番も聞き手がスムーズに理解できる順序になっているかを今一度確認する必要があります。

エピソードが具体的でイメージしやすいか

エピソードにおいては、自分が取り組んだことや工夫したこと、目標や困難について述べますが、数字などを用いた表現を使うことで具体性が増し、内容をよりイメージしやすくなります。

先ほど説明した結論ファーストの部分と合わせて、結論に続くエピソードをより具体的に話すことで、文章全体を論理的なものにできます。

企業の採用担当者はあなたに初めて会う人物であるため、誰が読んでも理解できるわかりやすい具体的なエピソードを話すように心がけましょう。

再現性がアピールできているか

再現性がアピールできているかも、ガクチカにおいては非常に重要です。

あなたが説明した経験によって何を学んだのか、それを今後どのように活かしていくのかを分かりやすくアピールすることが求められます。

また、どのようなリーダーになって活躍したいのかを伝えることも好印象につながりやすいです。

自分のガクチカを読み直し、今後も活躍するという意欲が伝わるかどうか、またアピールしている内容が企業の業務で活かせるものかどうかについて再度確認してみましょう。

【リーダー経験を活かしたガクチカ】自分のガクチカに自信が無い時は?

「リーダー経験をもとにガクチカを作成したいけれど、自分のガクチカに自信が持てない」という悩みは、多くの就活生が抱くものです。

そこでおすすめなのは就活エージェントに相談することです。

ジョブコミットは志望動機や自己PRだけでなく、ガクチカなど様々なESの添削を行ってくれるだけでなく、面接対策も徹底的にサポートしてくれます。

完全無料で利用できるため、気になる方はぜひ以下のリンクから登録してみてください。

まとめ

今回はリーダー経験を活かしたガクチカの作成方法や構成、例文などについて紹介しました。

リーダー経験は様々な企業の採用担当者に響く非常に素晴らしい経験ではありますが、的確に説明できなければせっかくの経験がアピールできません。

本記事の内容を踏まえた上で質の高いガクチカを作成し、あなたの魅力が存分に伝わる文章を作成してください。

この記事を友達におしえる!

LINEで送る ツイートする シェアする URLをコピーする

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます