【例文あり】商社志望の人必見!商社志望の人に役立つ就活の軸について徹底解説!!

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柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること

・商社が求める人物像
・商社就活で使える就活の軸
・商社志望向けの就活の軸の例文

この記事をおすすめしたい人

・商社志望で就活を行っている人
・就活の軸が定まっていない人
・就活の軸の答え方が分からない人

はじめに

商社で働きたいと考えている就活生の方には、まず就活の軸を定めることをおすすめします。

就活の方向性を定めるため、そして自分の長所をうまくアピールするために重要なポイントだからです。

そこで今回は商社について詳しく紹介しつつ、就活の軸の定め方についても紹介します。

【商社の就活の軸】商社とは

まず、商社とは何であるか簡単に覚えておきましょう。

商社とは主に貿易や物流に関連する事業を展開する企業のことを指す言葉です。

商社は日本の経済において重要な役割を果たしており、国内外の製品やサービスの流通を促進しています。

主な業務は商品の輸出入、国内外の市場調査や物流管理、金融サービスの提供など多岐にわたります。

経済の発展に不可欠な存在の1つです。

【商社の就活の軸】商社の種類

続いて、商社にはどのような種類があるのかについても理解を深めておきましょう。

大きく分けて総合商社と専門商社の2種類があります。

総合商社

総合商社は扱う分野が幅広いです。

また、スケールの大きい取引を行うのも特徴です。

食品やサービス、エネルギー資源といったありとあらゆる分野の商材を扱い、取引の仲介の役割を担います。

幅広い分野を取り扱うことで需要変動による落ち込みが生じるリスクを分散することができます。

一方、就活の時点ではどの部署に配属されるかがわからないという点が欠点であるといえます。

自分が売りたい商材が決まっている人は、後に紹介する専門商社を目指した方が良いかもしれません。

専門商社

一方で、専門商社は扱う分野がある特定のものに限られます

総合商社での子会社に当たることが多く、メーカーと小売業者や消費者とをつなげます。

専門商社は特定の分野に対してプロフェッショナルになることができる点がメリットです。

就活の時点ではどのようなものを取り扱うのかが総合商社よりも想定しやすくなっています。

しかし、需要変動による落ち込みが生じた時に専門商社は直接影響を受けてしまう可能性が高いため、安定した環境で働きたいと考えている方は総合商社を目指した方が良いでしょう。

【商社の就活の軸】就活の軸は必要?

本記事の主題である就活の軸はなぜ必要であるのかについて考えてみましょう。

特に商社を目指す人にとっては、しっかりと定めておいてほしい就活の軸ですが、果たしてどのような理由で必要であると言えるのでしょうか。

企業を選ぶ時に役に立つ

まず、企業を選ぶ時に役立つという点が就活の軸を定めることの最も大きなメリットの1つであると言えます。

就活の軸を決めることで、働きたい企業を選ぶことにもつながります。

商社は総合商社でも複数あるように、業界を決めても企業が複数存在します。

その企業を選ぶときに、あなたが決めた就活の軸に当てはまるような企業を選ぶことにつながります。

業界が同じでも企業ごとに社風やビジョンやミッションなどは異なっています。

自分の求めている企業の社風が就活の軸にマッチすることが企業を選ぶ際には非常に重要なのです。

将来のビジョンを立てられる

将来のビジョンを立てられるというのも、就活の軸を定めなければならない大きな理由の1つです。

将来自分はこうなりたい、こうなっていたいという将来のビジョンを就活の軸をもとに定めていくことができます。

就活の軸を定めることで、将来のビジョンが立てられるだけでなく、逆算して今現在やらなければならないことを理解することにもつながります。

自分が将来どのような人物になりたいか、どのような仕事をしたいのかについて考えることで、就活の軸を明確にしましょう。

【商社の就活の軸】商社で求められる人物像

続いて、商社で働くにあたってはどのような人物像が求められているのかについても理解を深めておきましょう。

もちろん細かい部分は多少なりとも企業によって異なりますが、ほとんどの商社が求めている人物像は以下の3つです。

自分が当てはまっているか確認し、当てはまらないところがあれば就活本番までに対策して近づけるようにしましょう。

コミュニケーション能力が高い

商社で働くにあたっては高いコミュニケーション能力を求められます。

商社は主にトレーディングを行い、企業間や企業と消費者の仲介の立場に立つことが仕事です。

仲介を行う時にはこのトレーディングの売買の双方との交渉を行うことになります。

したがって、コミュニケーション能力が高ければ相手企業から信頼を得て交渉を優位に進めることができるのです。

このように、多くの商社はコミュニケーション能力が高い人物を求めているため、自己PRなどを作成する際は積極的にアピールするようにしましょう。

物事を最後までやり切る

物事を最後までやり切る力も多くの商社が求めている能力であるため、自信がある人は積極的にアピールしましょう。

様々な業界で必要になる強みではありますが、特に商社では求められています。

商社の事業においては様々な事業に関わることになり、特に総合商社においては他の業界のどの企業よりも幅広い分野に関わることになります。

商社は顧客との契約をつかむため、長期的な交渉を行わなければならないこともあります。

困難なことや思いどおりにならないことは多々ありますが、そのような際もやり切る胆力を持っている人物こそ商社で長く働ける、そして活躍できる人物であると言えるでしょう。

チャレンジ精神がある

チャレンジ精神は商社で働く上で最も重要な強みの1つです。

商社では新しいことに挑戦することで利益を得ている企業が多いです。

新しいことに挑戦することができず、失敗を恐れてばかりの人物が多い企業は他の企業に利益を取られてしまい、機会損失につながってしまうこともあります。

このように商社は競争が厳しい世界であるため、チャレンジ精神があることが非常に重要な強みになってきます。

したがって、これまでの学生生活や部活、サークルなどにおいて積極的にチャレンジ精神を発揮して成長し、結果を出したことがある人は積極的にアピールしましょう。

【商社の就活の軸】商社で使える就活の軸

続いては商社を目指す人が使える就活の軸について理解を深めておきましょう。

実は就活の軸には「本音」と「建前」というものが存在します。

それぞれの意味を踏まえた上で、どのようなものを定めるのか自分で考えてみてください。

商社志望が使える就活の軸

就活の軸は業界ごとに有利に働くものが異なります。

商社を目指す人が使える就活の軸には次のようなものが挙げられます。

いずれも商社で働くにあたって感じられることが多いやりがいであり、そして積極的にアピールすることで企業の採用担当者に良い印象を与えられるものです。

商社志望の就活の軸例

・人との繋がりを実感できる仕事をしたい
・価値観の異なる人々と一つの目標を実現させたい
・特定の分野を初めから最後まで責任を持って仕事をしたい
・日本のプレゼンスに貢献したい
・自分が活躍できる仕事をしたい
・流通の世界で活躍したい

商社志望の本音の就活の軸

続いて商社を目指す人の本音の就活の軸について考えてみましょう。

本音の就活の軸とは、つまり自分が就活において本当に重要視していることであり、そのまま伝えてしまうとマイナスな印象を与えてしまう可能性が高いものです。

したがって、下記の例を用いて言い換えながら企業の採用担当者に話すようにしましょう。

商社志望の本音の就活の軸の言い換え例

・大企業だから⇒大規模な事業に携わりたい
・高収入だから⇒責任感が伴う仕事をしたい
・海外在住したい⇒グローバルな企業で働きたい
・福利厚生が良いから⇒仕事に集中できる環境で仕事をしたい

【商社の就活の軸】就活の軸の答え方

続いて就活の軸の答え方について紹介します。

以下のテンプレートを覚えておけば、どのような企業を受けるにあたってもスムーズに就活の軸を作成できます。

商社以外でも活用できる構成であるため、ぜひ業界を絞らずに就活を進めている人も参考にしてください。

結論

就活の軸について答える際に限らず、基本的に就活においてはどのような場面においても結論ファーストを心がけましょう

「私の就活の軸は○○です。」と先に説明し、結論を示してしまうことで企業側にも話の内容を正確に伝えやすくなります。

一方で、なかなか結論を述べず、だらだらと話されてしまうと、企業の採用担当者は集中力を失ってしまいます。

採用担当者が相手にしなければならないのはあなたに限らず複数の就活生であるため、冗長な話の展開はしないことが大切です。

理由

続いてはなぜそれを就活の軸に定めたのかについて理由を話さなければなりません。

結論についての理由を付け加えることで、いかにその結論が充実したものであるかが関わってきます。

ただし、この部分はあまり文字数もしくは時間をかけてしまうと、他の部分を満足に説明できないため、そこまでボリュームを増やす必要はありません。

理由について話す際は、一言程度で良いです。

エピソード

就活の軸においてはエピソードを詳しく述べることが大切です

あなたがなぜその就活の軸を抱くようになったのか、誰が聞いても納得できるような説明を心がけましょう。

この部分をいかに客観的に詳しく説明できるかで、企業の採用担当者があなたに対して良い印象を抱くかどうかが左右されます。

その場に居合わせていなかった企業の採用担当者が情景を思い浮かべられるような分かりやすい説明をすることが大切です。

再度結論

文字数や時間が余っていた場合は再度結論を述べるようにしましょう。

これにより、忙しい企業の採用担当者がESを読み飛ばしてしまった、または面接の途中で集中力が切れてしまった場合でも、あなたがなぜその企業に入りたいのか、どのような就活の軸を設けているのかについてわかりやすく説明できます。

ただし、文字数や時間がない場合や相手に十分伝わっている自信がある場合は特に再び述べる必要はありません。

【商社の就活の軸】例文

続いて本記事の内容を踏まえた上で作成した就活の軸の例文を4つ紹介します。

本記事のおさらいという意味でも非常に参考になるものであるため、あなたの就活の軸に当てはまらないものでも、ぜひ時間があれば参考にしてみてください。

1.就活の軸が流通の世界で活躍したい場合

私の就活の軸は「流通の世界で活躍したい」です。

学生時代、経済学を学ぶ中で、経済活動に伴う流通の重要性に興味を持ちました。

流通は社会全体の効率化を促進し、人々の生活を豊かにする役割を果たしています。

そのため、流通の分野で自分の能力を最大限に発揮し、社会に貢献したいと考えています。

貴社は、流通業界において革新と成長を続けており、その企業理念に共感しています。

貴社のグローバルな視点と先進的な取り組みは、私が求めるチャレンジングな環境にぴったりです。

特に、貴社の多様な事業展開は、私のキャリア形成において大いに役立つと確信しています。

入社後は、まず現場での経験を積み、流通の基礎をしっかりと学びたいと考えています。

その後、プロジェクトマネジメントや新規事業の開拓に携わり、貴社の成長に貢献したいです。

最終的には、国際的な舞台で活躍し、日本の流通業界のプレゼンス向上に寄与したいです。

2.就活の軸が人との繋がりを実感したい場合

私の就活の軸は「人との繋がりを実感したい」です。

学生時代に飲食店でのアルバイトを通じて、多くの人と関わりを持つことが大きなやりがいであると感じました。

同僚と同じ目標に向かうことはもちろん、お客様との交流も非常に大切な機会であり、様々な人と関わることは大きなやりがいでした。

人との繋がりは、私にとってモチベーションの源であり、職場でもこのやりがいを追求したいと考えています。

貴社は、グローバルに事業を展開し、多様な人々と協力しながらビジネスを進めている点で、私の就活の軸と一致しています。

貴社の企業理念である「共創と成長」にも強く共感しており、チームワークを大切にする風土は私が求める環境です。

入社後は、まず現場での経験を積み、人との繋がりを深めることを通じて、貴社のビジネスに貢献したいと考えています。

将来的には、国際的なプロジェクトに携わり、多様な文化や価値観を理解しながら、グローバルな視点で活躍する所存です。

3.就活の軸が責任感がある仕事をしたい場合

私の就活の軸は「責任感がある仕事をしたい」です。

学生時代、サークルの代表を務め、組織運営の責任を持つことに大きなやりがいを感じました。

メンバーが100人以上と多いため、メンバーをまとめることは大変でしたが、隙間時間を活用して多くのメンバーと交流し、意見を聞くことで皆が満足できる運営ができました。

この経験から、責任感を持って取り組むことが自身の成長につながり、周囲にも良い影響を与えると実感しました。

貴社は、グローバルに事業を展開し、多くの責任あるプロジェクトを推進しています。

その中で、社員一人ひとりが高い責任感を持ち、チームで目標を達成する文化が根付いている点が、私の求める環境と一致しています。

入社後は、まず現場での実務経験を積み、確実に結果を出すことで信頼を築きたいと考えています。

その後、プロジェクトリーダーとして責任ある立場で貢献し、将来的には国際的なプロジェクトにも挑戦し、貴社の成長に寄与したいです。

4.就活の軸がチャレンジ精神を発揮したい場合

私の就活の軸は「チャレンジ精神を発揮したい」です。

私は学生時代、英語でスピーチをするサークルを立ち上げたり、海外留学に挑戦したりしました。

特に、サークルを立ち上げる際はメンバーを集めること、そして認可を得るための対策が大変でしたが、粘り強く取り組み、なんとか立ち上げることができました。

これらの経験を通じて、未知の領域に飛び込むことの楽しさと大切さを学びました。

このチャレンジ精神を仕事でも発揮し、新しいことに取り組むことで、自身の成長と会社への貢献を目指しています。

貴社はグローバルな市場で常に新しいビジネスチャンスを追求し、挑戦し続ける企業です。

その姿勢は私のチャレンジ精神とまさしく合致しており、貴社でならば自分の力を最大限に発揮できると確信しています。

入社後は、まず現場での実務経験を積み、新しいプロジェクトや市場開拓に積極的に挑戦したいと考えています。

その後、国際的なビジネスの場でリーダーシップを発揮し、貴社の成長に大きく貢献したいです。

【商社の就活の軸】実際に就活の軸が考えられたら

ここまで就活の軸の作成方法や商社にどのような能力が求められるのかについて紹介しました。

就活の軸を考えることができたら、他の就活対策も行いたいところです。

ジョブコミットは完全無料で志望動機や自己PRの作成サポートだけでなく面接対策やおすすめ企業の紹介も行っています。

就活で忙しく、アルバイトをする余裕がない方にもおすすめできるサービスであるため、ぜひ気になる方は登録してみてください。

まとめ

今回は商社を目指している人に向けて、就活の軸を定める方法や定めなければならない理由、おすすめの軸や例文などについて紹介しました。

就活の軸を早い段階で定めることで、より就活をスムーズに進めることができるだけでなく、面接などで聞かれた際も良い印象を与えられます。

ぜひ本記事の内容を参考に就活の軸を早い段階で定め、就活をスムーズに進めましょう。

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