録画面接とは?基本的な流れや好印象を与える事前準備を徹底解説!

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この記事を読んでわかること
  • 録画面接とは
  • 録画面接の流れ
  • 録画面接のコツ
この記事をおすすめしたい人
  • 録画面接を控えている人
  • 録画面接が初めての人
  • 録画面接について詳しく知りたい人

はじめに

新型コロナウイルスの影響でテレワークやオンラインでの面接が普及したのと同様に、1人で質問について回答し、その様子を録画して企業に送る録画面接を採用する企業も増えました。

皆さん予想できるとおり、対面やオンラインでリアルタイムで行われる面接とは多少勝手が異なるため、独自の対策が必要です。

本記事では録画面接の概要について紹介しつつ、なぜ企業が録画面接を採用するのか、どのような点に注意しなければならないのかについて詳しく紹介します。

【録画面接】録画面接とは

まず、録画面接とは何かについて簡単に押さえておきましょう。

皆さんご存知かもしれませんが、録画面接とはビデオチャットアプリなどを用いて応募者が録画したものを企業に送る面接です。

企業はあらかじめ質問を設定しておき、応募者はそれに対して動画を録画する形で回答します。

人事の負担が大きく下がるため、近年注目されている採用方法の1つです。

録画面接の種類

録画面接の種類には大きく、録画型と条件付き録画型の2つあります。

以下ではそれぞれの特徴を解説していきます。

録画型

録画型は企業が提示した質問に対して回答をする動画を撮影します。

多くの場合企業によって録画した動画の贈り方が異なるためそれに従いましょう。

録画型の特徴として何度でも撮り直しができる点です。

場合によって動画に合わせてESの提出が求められることがあります。

機嫌に合わせて入念に準備をして臨みましょう。

条件付き録画型

条件付きの録画型は決められた日時や録画回数で行うのが録画型と異なる点です。

指定されたアプリを開いて「自己紹介を30秒でお願いします。」のように指示が出るため、指定された制限時間の中で撮り直し回数にしたがって動画を撮影し、そのまま送信します。

撮り直しができない場合もあるため、思考の瞬発力が大切です。

録画面接とWEB面接の違い

録画面接は面接官と対面することはなく、自分自身で撮影した動画を送るものであるのに対して、web面接の場合は面接官とオンライン上で面接が行われるという違いがあります。

web面接はzoomやgoogle meetsなどのオンラインツール上で行われて、基本的には一般的な対面の面接と同じです。

また大きな違いとしてweb面接ではリアルタイムのコミュニケーションを面接官と取ることができます。

【録画面接】メリットとデメリット

録画面接には、メリットとデメリットがありますのでそれぞれ箇条書きでご紹介していきます。

メリット

・面接官がいないためリラックスして自分の力を発揮しやすい

・企業側、応募者側双方が自由な時間に面接できる

・言い間違いなどを撮り直すこともできるため自分のベストを提出できる

・企業を訪問するための交通費など、費用面の負担が軽減される

企業が録画面接を採用する理由

企業が録画面接を採用する理由として、先ほどの事例に加えてミスマッチを防ぐためと負担を軽減するための二点が挙げられます。

そもそも、面接を行う理由としては企業側と学生側との間で認識のずれがないようにすることです。

入社後のミスマッチを防ぐためにもリラックスをして学生の素が出るように録画面接を取り入れる企業があります。

また、対面でリアルタイムで行うより24時間いつでも、準備できる動画面接の方が学生としても企業側も負担が少なくなるということから取り入れていることが本音でしょう。

デメリット

・録画面接に慣れていない場合はやり方に不安を感じやすい

・条件付き録画型の場合は撮り直しができないケースや制限時間が設定されているケースがある

【録画面接のやり方】録画面接の基本的な流れ

1.企業からの案内が届く

2.指定された条件やツールを確認する

3.録画する

4.提出する

【録画面接】今からできる対策

録画面接では事前の準備でほぼ評価が決まると言っても過言ではありません。

そのため、これから紹介する今からできる対策を参考に準備に向けて行動しましょう。

よくある質問を想定して回答内容を考えておく

・自己PR

・志望動機

・実現したいこと、今後のビジョン

・過去の実績や成果、課題と対策

・学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)

・長所・短所

・就職後の理想の働き方

・趣味・特技

・最近の気になるニュース

・他社の選考状況

自己紹介を考えておく

自己紹介は第一印象となるため簡潔に自分のことを伝えられるように事前に考えておきましょう。

例えば以下のような自己紹介が良いでしょう。

自己紹介

はじめまして。
〇〇大学〇〇学部〇〇学科のベンチャー次郎と申します。
私の就活の軸は「地方創生」です。
小さい頃から生まれ育った地域には多くの文化があり、それらは多くの人々に取って基盤となっています。
この豊かな文化を守るためには現代の技術を上手に取り入れつつ、人々の暮らしに安心と安全を保証する必要があります。
御社の〇〇というサービスを通じて地域をより豊かにしていきたいと考えております。
本日はよろしくお願いします。

以上で大体1分ほどの自己紹介となります。

簡潔に話す練習をする

録画面接を始める前には回答の練習を繰り返し行うことが大切になります。

練習や撮り直しができないツールもあるため、本番で一番の力が出せるように練習をしておくことが重要です。

録画面接の中には面接の制限時間があるものもあるので、時間内に伝えられるように簡潔に話すことを心がけましょう。

1分間に話すことができる文字は300から400字になるため、これを目安に回答の長さを調整しましょう。

【録画面接のやり方】事前準備

続いて、録画面接に取り組むにあたって徹底しておきたい事前準備を4つ紹介します。

以下の準備をそれぞれ徹底して行うことで、より録画面接のクオリティを高められるため、ぜひ取り組んでみてください。

撮影するデバイスを準備する

録画面接の事前準備でまず重要なのはカメラの選定です。

スマートフォンやタブレット、パソコンに付属しているカメラでも問題ありませんが、カメラの位置と安定性には注意しましょう。

スマートフォンを使用する場合は、三脚やスタンド、自撮り棒などを活用して固定しておくことをおすすめします。

これにより、撮影中にカメラが動かず、安定した映像を撮影できます。

また、カメラの位置は目の高さに設定し、顔が画面の中心にくるように調整しましょう。

自然な目線で面接官とコンタクトを取ることができ、好印象を与えられます。

また、カメラのレンズを掃除しておくことも忘れずに行ってください。

レンズに汚れや指紋がついていると、映像がぼやけてしまう可能性があります。

照明

次に重要なのは照明です。

顔が明るく、表情がはっきり見えるようにするためには欠かせない対策です。

部屋の明るさが十分でない場合には、市販のリングライトやクリップライトを使用するようにしましょう。

リングライトは顔全体を均等に照らすことができ、クリップライトは一部を強調するのに便利です。

照明の位置にも注意が必要で、顔に影ができないようにするために、正面やや上方から照明を当てると効果的です。

また、自然光を利用する場合は窓の近くに位置を取ると良いですが、直射日光が顔に当たらないようにカーテンで調整するようにしましょう。

暗い環境や逆光での録画はできるだけ避けて、明るく自然な光で録画することであなたの魅力を最大限に引き出せます。

マイクの音量を確認する

せっかく良いことを言っていても、何を言っているか聞き取ってもらえなければ全く意味がありません。

音声のクオリティにも注意を配りましょう。

面接官に正確な情報が伝わらず、評価が下がってしまいます。

パソコンやスマートフォンに内蔵されているマイクでも十分に対応できますが、もしあなたが利用しているデバイスが古い場合は他のものを利用した方が良いかもしれません。

特にスマートフォンのマイクは環境音を拾いやすいため、イヤホン付きマイクや外付けの集音マイクを利用することをおすすめします。

マイクを使用する際には事前に音声録音テストを行い、音質や音量を確認しておくことも重要です。

また、周囲の雑音を最小限に抑えるために、静かな環境で録画することも心がけましょう。

ドアや窓を閉め、誰かと住んでいる場合はしばらく静かにしてほしい旨を伝えた上で取り組むことが重要です。

回答内容

環境についての準備はもちろん必要ですが、回答内容に関する準備もしっかりと行う必要があります。

録画面接で聞かれる内容は対面での面接とほとんど変わらず、自己紹介、志望動機、自己PR、長所・短所、将来のビジョンなどが一般的です。

不安な人は事前にこれらの質問に対する回答を考え、メモにまとめておくことをおすすめします。

また、録画面接では自分のペースで話せるため、回答を何度か練習してスムーズに話せるようにしておきましょう。

鏡の前やカメラに向かって練習することで、表情や声のトーンを確認し、自然な態度で回答できます。

それぞれの内容について解説した記事も紹介しますので、こちらも参考にしてみてください。

【録画面接】好印象を与えるために意識したいポイント

最後に、録画面接で意識したいポイントについても4つ紹介します。

以下の4点を踏まえた上で録画面接に取り組むことで、より良い印象を与えられるはずです。

ぜひ参考にしてみてください。

結論ファースト

対面やweb上の面接と同様に、面接の際は結論ファーストを意識することが大切です。

これは何を伝えたいのかが相手にとってわかりやすくなるためです。

結論を話の後ろに持ってくと話しの要点がわからなくなったりしてしまい、認識にずれが生じる可能性があります。

録画面接では特に回答ごとに時間が指定されることがあるため、結論を始めに持ってきて補足で時間を調整しましょう。

表情・声のトーン・姿勢

採用担当の方は学生の話の内容だけでなく、表情やトーンや姿勢なども評価しています。

明るい表情や声のトーンに注意して話すことで明るさが出て自信がある様子を伝えられます。

また、動画を取っている際の姿勢にも注意が必要です。

俯いたりはせず、背筋を伸ばし前を向いて話しましょう。

視線

録画面接で意識したいポイントの1つは視線です。

視線が適切に設定されているかどうかは、面接官に与える印象に大きく影響します。

目線が上がっていると、明るく自信に満ちた印象を与えることができます。

カメラのレンズは目線と同じ高さに設定しましょう。

また、ノートパソコンに付属しているカメラは画面上部に設置されているため、そのまま画面を見て話すとうつむいて話しているように見えてしまうことがあります。

パソコンをやや高い位置に設定し、目線の高さにカメラが来るように調整しましょう。

例えば、本やスタンドを使ってノートパソコンの高さを上げると良いです。

また、カメラを見ながら話すことで、直接アイコンタクトを取っているような効果を生み出し、自信や信頼感を与えられます。

くれぐれも、視線が常に泳いでいるような状態だけは避けましょう。

カンペは使わない

カンペは使わないことをおすすめします。

カンペを使用すると、どうしても目線や話し方に違和感が生じやすく、面接官にバレてしまう可能性が高いです。

カメラを見て話していたにも関わらず、急に目が左右に動いたり、視線が下に落ちたりすると不自然な印象を与えてしまいます。

また、カンペに頼ると話す内容が棒読みになってしまい、感情や熱意が伝わりにくくなってしまいます。

録画面接では取り直しができることも多いため、ミスを恐れずに何回でも録画しましょう。

この利点を活かし、カンペに頼らずに自分の言葉で話す練習を繰り返すことが重要です。

回答内容を事前に頭の中で整理し、しっかりとイメージしてから録画に臨むことで、自然な話し方と表現ができます。

就活エージェントを利用しよう

ここまで録画面接の対策について詳しく紹介しましたが、それでも不安が残るという人も多いでしょう。

そこでおすすめなのは就活エージェントに相談することです。

就活エージェントは自己PRや志望動機などの添削をしてくれるだけでなく、面接対策も徹底的に行ってくれます。

もちろん録画面接のサポートも行ってくれるため、不安な方はぜひ一度相談してみてください。

特にジョブコミットは完全無料で利用できるため、アルバイトをする余裕がない忙しい就活生の方にもおすすめできます。

気になる方は、ぜひ以下のボタンから登録してみてください。

まとめ

今回は録画面接の概要について紹介しつつ、どのような流れで進むのか、どのような点に注意が必要かなどについて紹介しました。

録画面接は近年多くの企業で導入されている非常に効率的な方法であるため、あなたが就活を進めるにあたって何回かは取り組むことになる可能性が高いです。

ぜひ、本記事で紹介した内容を踏まえた上でしっかりと対策を行い、通過できるように取り組んでください。

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