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・インターン面接で見られているポイント
・インターン面接の対策
・インターン面接の際の注意点
・インターン面接をひかえている人
・インターン面接の選考突破したい人
・早期内定が欲しい人
目次[目次を全て表示する]
【インターン面接の対策をしよう】そもそも本選考とインターンの面接は何が違う?
本選考とインターンシップの面接には、複数の異なるポイントが存在します。
インターンシップの面接は、特に学生の成長意欲や、やる気を確認するために実施されます。
インターンには「選考に活用する情報を知る」という目的もありますが、どちらかというと「自社に興味を持ってもらおう」という目的で実施されるものです。
一方、本選考の面接は「長期的に活躍してくれそうか」「社風とマッチしているか」など「入社を前提とした見極め」が目的となります。
したがって、入社後の話をするというよりは、インターンでどのような働きぶりを見せるかという点が伝わるようにアピールすると良いでしょう。
【インターン面接の対策をしよう】インターンの面接で面接官が見ているポイント
続いて、インターンの面接で面接官が見ているポイントについても紹介します。
相手側の意図を理解することで、よりスムーズに回答を作成できるようになります。
ぜひ以下の3点を踏まえた上で、インターンの面接に臨むようにしましょう。
インターンで使えるコミュニケーション力の有無を把握したい
自社のインターンに合うかを見たい
インターンに参加する目的や熱意があるか把握したい
企業がインターンの面接で重視するポイントの1つとして、学生がインターンに参加する目的や熱意が挙げられます。
特にインターンの中で何を学びたいのか、どのような目標を持っているのかといった部分を見極めることが重要視されています。
面接官は、学生が「選考で有利になりそうだから」といった表面的な理由でインターンに応募しているのか、あるいは明確な目的を持ち、そのためにインターンの経験を活かそうとしているのかを慎重に判断しています。
目的意識が曖昧な回答では、企業にとって魅力的な候補者とみなされにくいです。
一方、具体的な目標やその目標を達成するためにどのようなスキルを磨きたいと考えているかをしっかりと伝えることで、面接官に強い印象を与えることができます。
インターンで使えるコミュニケーション力の有無を把握したい
インターンシップでは実際の職場環境で求められるコミュニケーション能力が非常に重視されます。
特に実務体験型やワークショップ・プロジェクト型のインターンでは、社員や他の学生、さらには顧客との円滑なコミュニケーションが求められます。
このため、企業は面接を通じて学生がどれだけ効果的にコミュニケーションを取れるかを見極めようとしています。
単なるスキルの有無ではなく、具体的な場面でどのようにそのスキルを発揮しているのかが問われます。
例えば、チームでの協働や意見交換、問題解決の場面でどのように自分の意見を伝え、他者の意見を尊重できるかが重要です。
また、顧客対応が含まれるインターンの場合、相手のニーズを正確に把握し、適切な対応を行う力が求められます。
面接官はこれらのスキルが実際にインターン中にどの程度活用できるかを見極めるため、過去の経験や具体的なエピソードを通じて質問します。
コミュニケーション能力は単に言葉を交わすだけでなく、相手に対する配慮や理解を示し、建設的な関係を築く能力として評価されるのです。
自社のインターンに合うかを見たい
企業がインターンシップを行う理由の1つに、将来的な採用候補者を見極めることがあります。
したがって、面接官はその学生が自社のインターンシッププログラムや企業文化に合うかどうかを厳密に評価したいと思っています。
具体的には、その学生が企業の理念やビジョンに共感し、インターン期間中に積極的に貢献できるかを見極めようとしているのです。
企業ごとに求められるスキルや価値観は異なりますが、共通して求められるのは柔軟性や適応力です。
面接官は、学生が企業の方針やチームの働き方にどれだけ馴染むことができるか、またインターンシップの目的に沿った行動が取れるかを重視します。
例えば、創造性が求められる業界であれば、新しいアイデアを出す力が、リーダーシップが求められる場面であれば、他者を引っ張る力が求められます。
これに加え、自社のインターンシップが特定の業務やプロジェクトに重点を置いている場合、学生がそれに適したスキルセットを持ち、興味を持っているかも重要なポイントとなります。
そのため、面接時には企業の価値観やインターンシップの内容をしっかり理解し、それを自分がどう貢献できるか具体的にアピールすることが大切です。
【インターン面接の対策をしよう】面接を突破するための事前準備
インターンの面接を突破するためには、コツやポイントを踏まえた上で本番に取り組むことが有利です。
以下の6つのポイントを押さえている応募者と、そうでない応募者とでは大きな差があるため、ぜひ熟読し、理解した上で自分の中に落とし込んでおくことを推奨します。
自己分析をしっかりしておく
インターンに参加する目的を考える
面接慣れをする
応募書類を見直す
頻出質問の対策は徹底的に行う
人事担当者が面接での質問を通して知りたいことを押さえる
インターン面接を突破するためには、面接官が質問を通して何を知りたいのかを正確に把握し、それに合わせた回答をすることが不可欠です。
面接官が行う質問は、単なる知識の確認ではなく、学生の思考力や価値観、適応力を測るものであり、先ほど紹介した企業がインターンの面接で見ているポイントなどが当てはまります。
例えば「なぜこのインターンに応募したのか」という質問は、学生の志望動機と企業の理念が一致しているかを確認する意図があります。
また「これまでの経験でどのようなことを学んだのか」という質問をする面接官は、過去の経験を通じてどのような成長を遂げたのか、そしてその学びをどのようにインターンで活かそうとしているのかを知りたい考えているでしょう。
このように、質問の背後にある意図を理解し、それに即した回答を準備することで、面接官に対して自分の魅力を効果的にアピールできます。
さらに、回答内容に一貫性があることも重要です。
回答が矛盾していると自己分析が不十分であるとみなされ、面接官に不信感を与えてしまう可能性があります。
質問の意図を十分に考え、その意図に合致した、具体的かつ説得力のある回答を用意することが、インターン面接を突破するための鍵となります。
自己分析をしっかりしておく
インターン面接を突破するためには、自己分析を徹底して行うことが大切です。
自己分析がしっかりできていると、自分の強みや価値観、将来の目標について明確に説明でき、説得力のあるアピールができます。
例えば、自己分析を通じて、自分がどのような環境で最もパフォーマンスを発揮できるか、どのような仕事にやりがいを感じるかを理解しておくことで、面接官に対して「この学生は自社に適した人材だ」と感じてもらえるようなアピールができます。
また、自己分析が不十分であると、面接で一貫性のない回答をしてしまうこともあり、企業に対してネガティブな印象を与えるリスクがあります。
したがって、面接前には自己分析をしっかりと行い、自分の経験やスキル、価値観を整理し、それを企業の求める人物像とどう結びつけるかを考えておくことが大切です。
インターンに参加する目的を考える
自分がなぜインターンに参加するのか、その目的を明確にしておくことも求められます。
選考で有利になるからという理由は確かにあります。
ほとんどの就活生は「選考で有利になる」という要素も把握した上でインターンに参加しているでしょう。
しかし、それだけでは面接官に十分な納得感を与えることができません。
企業が求めるのは、インターンを通じてどのような成長を目指し、それを自社でどのように活かしていくのかを明確に説明できる学生です。
例えば「新しいスキルを身につけたい」「実務経験を積んで自分のキャリアビジョンを具現化したい」など、インターンを通じて得たい具体的な成果や目標を考えることが必要です。
さらに、その目標が企業のビジョンやミッションと一致していることを示すことで、面接官に対して「この学生は本当にインターンに参加したいのだな」と、強い意志があると感じさせることができます。
逆に目的が曖昧であると、面接官に「この学生は本当にインターンに参加する意欲があるのか?」と疑念を抱かせることになりかねません。
したがって、インターンに参加する目的をしっかりと考え、それを具体的かつ明確に面接で伝えることが、インターン面接を突破するための重要なポイントとなるのです。
面接慣れをする
面接で最大のパフォーマンスを発揮するためには、面接練習を何度も繰り返し慣れておくことが、最も効果的な対策です。
面接は、いざ本番に臨んでみると想像以上に緊張感が伴う場面であり、慣れていないと自分の実力を十分に発揮できないことが少なくありません。
面接に慣れるためには、模擬面接を繰り返し行うことが重要です。
大学のキャリアセンターや就活エージェントを利用して、プロのアドバイスを受けながら面接練習を行えば、面接官からの質問に対する反応速度や回答内容を磨けます。
また、友人や家族に協力してもらい、様々なシナリオを想定した面接練習を行うことで、より対応力を磨くこともできます。
さらに、自分の回答を録音して後で振り返れば、練習相手がいなくても、1人で改善点を見つけ出すことも可能です。
応募書類を見直す
面接では応募書類を元に深堀りの質問をされる可能性が非常に高いです。
あらかじめ見直しておき、深掘り質問をされた際にもスムーズに答えられるようにしておきましょう。
企業は応募書類と面接の回答が一貫しているかどうかで、就活生が正直に就活に臨んでいるか、嘘をついていないかを判断しようとしています。
回答の内容にブレがあると信頼性を損なう可能性があるため、応募書類は何度も読み返しておきましょう。
頻出質問の対策は徹底的に行う
インターン面接を突破するには、基本的な質問に対する徹底的な対策が必要です。
インターンの面接では、自己PRや学生時代に力を入れたこと、志望動機など、定番の質問が多く出されます。
これらの質問に対しては、予想外の角度からの深掘り質問にも対応できるように、準備を怠らないようにしましょう。
例えば、自己PRでは単に自分の強みを述べるだけでなく、それを裏付ける具体的なエピソードを交えて話すことで、面接官に納得感を与えられます。
学生時代に力を入れたことでは、課題に直面した際の行動や、その結果得られた学びを論理的に説明することが求められます。
さらに、志望動機についても企業のビジョンや業務内容をしっかりと理解し、それに基づいた理由を述べることが重要です。
こうした質問に対する準備を徹底することで、面接中に自信を持って回答でき、どのような角度からも対応できる準備を整えておきましょう。
【インターン面接の対策をしよう】頻出質問と回答例
続いて、インターンの面接において頻出の質問と回答例について紹介します。
それぞれの回答例のポイントについても紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。
①自己紹介
まずは自己紹介の回答例とポイントについて紹介します。
それぞれ参考にしてみてください。
〇〇大学〇〇学部の〇〇と申します。
現在、学業では〇〇に力を入れており、特に〇〇という分野において深く学んでいます。
学業に加え、サークル活動では〇〇サークルのリーダーを務めており、リーダーシップを発揮しながらチームメンバーとの連携を大切にして、目標達成に向けて取り組んできました。
また、プロジェクトの進行管理や企画運営に関わる経験も豊富です。
御社のインターンシップではこのリーダーシップや組織運営で得た経験を活かし、積極的にチームを牽引し、より良い結果を生み出せるよう努めたいと思っています。
インターンを通じて、自分の成長だけでなく、御社のプロジェクトにも貢献できるよう努力します。
ポイント
自己紹介ではまず大学名や専攻を話し、面接官に自分の基本的な情報をしっかり伝えることが重要です。
次に、自分の学業や課外活動について触れ、どのようなスキルや経験を持っているかを伝えることがポイントです。
また、単に過去の経験を述べるだけではなく、それがどうインターンで活かせるのか、どのように貢献したいのかという将来のビジョンを伝えることで、意欲や積極性がアピールできます。
最後にインターンで成し遂げたい目標を具体的に述べることで、面接官に対して自己成長の意欲を強く印象付けることができます。
この流れで自己紹介を構成すれば、短時間でも自分の強みと意欲を明確に伝えられます。
②趣味
続いて、趣味についての回答例とポイントです。
100%聞かれるというわけではありませんが、聞かれる可能性は比較的高いポイントであるため、確認しておきましょう。
私の趣味は登山です。
週末には友人と山に出かけることが多く、山頂にたどり着いた時の達成感や、自然の中で過ごす時間が大好きです。
また、登山を通じて計画性や耐久力を養うことができました。
私の最終的な目標はアフリカ大陸の最高峰であるキリマンジャロの登頂を達成することです。
そのため、日々のトレーニングや事前の下調べを欠かさず行い、体力と知識を高めています。
登山では困難な道のりを自分で切り開いていく必要がありますが、この経験を通じて、困難に直面した際の粘り強さや問題解決力を身につけました。
これらの能力をインターンのプロジェクトに取り組む際に活用できればと思います。
ポイント
趣味を説明する際は単なる「楽しみ」ではなく、その趣味を通じて得たスキルや価値観を強調することが重要です。
特に、登山のように目標達成に向けて計画的に取り組む趣味であれば、計画性や粘り強さといった仕事に関連するスキルをアピールできます。
また、面接官が興味を持つようなエピソードや具体的な目標を述べることで、自分の個性やチャレンジ精神を伝えることができます。
趣味が仕事に直接関わらない場合でも、その趣味から得た学びや姿勢がどのように仕事やインターンに活かせるかを考えることで、趣味を自己PRの一環として活用することができます。
③長所
長所はほとんどの面接において聞かれるものであるため、入念な対策が必要です。
以下のポイントを熟読しておいてください。
私の長所は効率的に物事を進める計画力です。
大学のゼミ活動の中で、複数のプロジェクトを同時に進行させる際、スケジュール管理を担当し、チーム全員が無理なく作業を進められるような計画を立てました。
また、プロジェクトの進行状況を把握しつつ、各メンバーの進捗に応じてタスクを再配分し、目標に向けて効率的に作業を進めることができました。
その結果、全プロジェクトが予定通りに進行し、発表会で高い評価を受けることができました。
このような計画力は御社のインターンでも、プロジェクト管理やタスクの優先順位付けに役立てられると考えています。
ポイント
長所を述べる際には、単に「私は計画力がある」といった抽象的な表現ではなく、具体的なエピソードを通じてその強みを証明することが大切です。
面接官は実際にその強みをどのように発揮したか、どのような結果を生み出したかを知りたいと考えているため、実績を交えながら話しましょう。
また、長所を述べた後にはそれがインターンでどのように活かせるかを伝えることで、実際の場面での貢献度をアピールすることができます。
自分の強みを根拠立てて説明し、結果としてどのように成功したかを述べることが重要です。
④短所
長所について聞いてくる企業は多くの場合、短所についても聞いてきます。
それぞれのポイントを踏まえた上で、質の高い回答ができるよう準備しておきましょう。
私の短所は、ついつい細かいことにこだわりすぎてしまう点です。
プロジェクトを進める際、細部まで完璧を求めすぎてしまい、効率が悪くなってしまうことがあり、大学1年次にはグループ授業で周囲に迷惑をかけてしまいました。
しかし、最近では全体の進捗を見ながら、適切な妥協点を見つけることを心がけています。
期限内にタスクを終えるために重要な部分に焦点を当て、細かい点については後回しにして、時間が余った際に取り組むことで、全体のバランスを保ちつつプロジェクトの質を高められるようになりました。
インターンシップでは完成度の高さと効率のバランスを意識しながらチームに貢献していきたいと考えています。
ポイント
短所を述べる際はただ弱点を指摘するだけで終わらず、それをどのように克服しているか、改善のためにどのような取り組みをしているかを具体的に説明することが重要です。
短所を認め、自己改善の努力をしている姿勢を示すことで、面接官に前向きな印象を与えましょう。
また、短所がインターンや仕事に与える影響についても考慮し、その影響を最小限に抑えるための対策や工夫を伝えると良いです。
短所を克服し、成長していく姿勢を強調できれば、面接官にも自信を持ってアピールできる内容となります。
⑤学生時代に力を入れたこと
学生時代に力を入れたことは100%聞かれると思っておいた方がいい質問です。
特に質の高い回答が求められる部分であるため、熟読しておきましょう。
私は大学でサークル活動に力を入れ、特にイベントの企画運営に注力しました。
サークルが発足して間もない時期で、メンバー間の意見統一どころか、お互いをまだ知らない段階だったため、準備がスムーズに進みませんでした。
そこで私は役割分担を見直し、それぞれの学部・学科の学習内容を参考にして、メンバー全員が自身の強みを活かせる形で業務を再配分しました。
また、資金調達や広報活動にも力を入れ、チームのモチベーションを高めるためのミーティングも定期的に行いました。
その結果、イベント当日は参加者満足度を前年の60%から90%にまで引き上げることができ、サークルとしても成功を収めました。
この経験から、リーダーシップとチームワークの重要性を学びました。
インターンでは、参加者全員がモチベーション高く、自分の長所を発揮できるよう、チームをまとめたいと考えています。
ポイント
ガクチカを伝える際には結論から述べ、どのような課題に直面し、それをどのように克服したか、そして最終的な結果がどうだったかを整理して伝えることが大切です。
エピソードを具体的かつ定量的に述べることで、面接官に自分の行動がどのような成果を生んだかをわかりやすく伝えることができます。
また、その経験がどのようにインターンや将来の仕事に役立つかを示すことで、自己成長の意欲をアピールすることも可能です。
数字や具体例を交え、説得力を高め、印象に残りやすいアピールができるよう工夫しましょう。
⑥自己PR
自己PRは100%聞かれると言っても過言ではない、頻出の質問です。
回答例とポイントをそれぞれ熟読しておいてください。
私の強みは相手の意見を的確に汲み取る傾聴力です。
大学ではディベートサークルに所属しており、取り組みの際は相手の主張をしっかりと理解し、その上で自分の意見を伝えることを心がけていました。
例えば、対立してしまった時には、自分の意見を主張する前に相手の意見をまず理解し、その上で自分の考えを補足して提案して、意思決定が円滑に進むようサポートしました。
この経験を通じて、協調性とリーダーシップの両立が重要であることを学びました。
インターンシップではこの傾聴力を活かし、チームの連携を深め、全員が最大の力を発揮できる環境を作りたいと考えています。
ポイント
自己PRでは自分の強みを明確に伝えるとともに、その強みをどのように発揮してきたかを具体例で説明することが大切です。
エピソードを「単なる経験談」に終わらせるのではなく、どのようにその強みが発揮されたのか、結果として何を得たのかを強調しましょう。
また、インターンや将来の仕事でその強みがどのように活かされるかを伝えることで、面接官に自分がどのように貢献できるかを具体的にイメージさせることができます。
自己PRの最終部分ではインターンでの目標や役割を明確にし、積極的な姿勢をアピールすることが効果的です。
⑦挫折経験
挫折経験は毎回聞かれるというわけではありませんが、練習しておかないとうまく回答できません。
例文とポイントを確認しておいてください。
私の挫折経験は大学受験に失敗したことです。
志望校への合格を目指して日々努力していましたが、合格できませんでした。
この経験は非常にショックで、当時は大きな挫折感を抱えました。
しかし、3日間落ち込んだ後は、合格できなかった理由を分析し、スケジュール管理を徹底し、残された期間の全てを次の試験対策に注ぎ込みました。
その結果、後期の試験で第二志望の大学に合格し、結果的には楽しく、そして学びの多い、素晴らしい4年間を過ごすことができました。
この経験から、失敗を受け入れ、それを糧にして成長する姿勢を学びました。
ポイント
挫折経験を話す際には単なる失敗談に終わらせず、その挫折をどのように乗り越えたのか、また、その経験から何を学んだのかを強調することが重要です。
挫折した時の具体的な状況と感情を簡潔に説明した後、その後の行動や学びに焦点を当て、成長に繋がった過程を説明しましょう。
そして、その経験が今後どのように活かされるかも示すとより良いです。
インターンや仕事においても困難に直面することは避けられないため、挫折を乗り越える力を持っていることをアピールすることで、面接官に前向きな印象を与えることができます。
⑧業界の志望理由
企業の志望理由だけでなく、業界の志望理由について聞かれることもあります。
業界全体に関する知識が深いことを伝えられるような回答を意識しましょう。
私がIT業界を志望する理由は急速な技術革新と社会貢献の可能性に強く惹かれたからです。
IT業界は技術の進展が著しく、今後ますます人々の生活に大きな影響を与えると考えています。
私は大学でAIと機械学習を学んでおり、その知識を活かし、業界のさらなる発展に貢献したいと考えています。
御社は特にAIを活用した業務効率化に力を入れているため、貴社でのインターンでは実際に活用方法について学び、そして将来は御社でAIの専門家として貢献できれば理想的です。
ポイント
業界の志望理由を述べる際には単に「興味がある」といった曖昧な表現ではなく、なぜその業界に惹かれたのかを具体的に説明することが重要です。
自分の学んだことや経験と業界の特徴を結びつけ、志望理由に説得力を持たせましょう。
また、業界の中でも特に関心を持っている分野やその理由を明確に伝えることで、面接官にあなたの真剣さが伝わります。
社会貢献や技術革新など、業界特有の要素に触れ、それが自分のキャリアビジョンとどのように結びついているかを説明することが、好印象を与えるポイントです。
⑨インターンの志望理由
インターンの志望理由はほとんどの確率で聞かれる質問です。
なぜ他の企業ではなく、その企業のインターンに参加したいのかが伝わるような回答を用意しましょう。
私が御社のインターンを志望する理由は、社会の基盤を支えるという使命感と、その中で自身のスキルを活かすことができる点に強く惹かれているからです。
特に、安定的かつ持続可能なインフラの構築を通じて人々の生活の質を向上させることに貢献できることに魅力を感じます。
御社はインフラ業界の中でも特に社会貢献を大切にしており、人々の生活を支えることを使命としています。
インターンでは実務経験を積み、そして具体的な業務内容について知り、本選考で御社に選んでいただけるような人材への成長を目指します。
ポイント
インターンの志望理由では業界全体への関心だけでなく、なぜその企業を選んだか、理由を明確に伝えることが重要です。
その企業のどの部分に魅力を感じているのか、また、自分の経験やスキルがどのように貢献できるかを具体的に説明しましょう。
また、自分の学びたいことやキャリアビジョンとインターンの内容がどのように一致しているかを示すことで、面接官に対して強い志望動機をアピールできます。
最後の部分ではインターンを通じてどのように成長し、最終的にその企業にどのように貢献できるかを描くことが大切です。
⑩インターンで挑戦したいこと
志望理由の深掘り質問として聞かれることが多いのが「インターンで挑戦したいこと」です。
「経験を積む」という一般的な回答だけでなく、どのような結果を残したいのかについて説明すると良いです。
私がインターンで挑戦したいことは、傾聴力を活かして営業職として成約を獲得し、貴社に貢献することです。
アルバイトでアパレルスタッフとしてお客様の予算と要望に応じた商品を提案するため、お持ちの洋服や趣味などを伺い、真の要望を引き出すことで売上を伸ばしてきました。
将来、御社の営業職として活躍するために、まずはインターンとして実践的な業務に取り組み、通用する部分と、足りない部分を見分けたいと考えています。
そしてインターンで学んだことを活かし、本選考で御社に選んでいただける人材への成長を目指します。
ポイント
インターンで挑戦したいことを伝える際には事前に企業やインターンの内容をしっかりと調査し、具体的な取り組みや目標を述べることが大切です。
漠然と「学びたい」という表現ではなく、具体的なスキルや役割に対してどのように貢献したいかを明確にすることで、面接官に対して積極的な姿勢と実行力をアピールできます。
また、自分の学んだことがインターンの現場でどのように役立つのか、どのように企業に貢献できるかという展望を伝えることで、企業に対して強い印象を与えることができます。
挑戦の意欲を具体的に示すことがポイントです。
⑪逆質問
最後に「何か質問はありますか?」という形で逆質問をされることが多いです。
「何もない」と答えてしまうと非常にマイナスな印象を与えてしまうため、自分のモチベーションが伝わるような具体的な質問をしましょう。
御社の企業文化や職場環境について伺いたいのですが、どのような特徴がありますか?
インターンの参加前に準備しておくべきことがあれば教えていただけますか?
例年、インターンで特に活躍されている学生の特徴を教えてください。
社員の方々とのコミュニケーションや交流の機会についてはどのように設けられているのでしょうか?
ポイント
逆質問ではただ適当な質問を投げかけるだけではなく、自分の興味や考えを前提として述べた上で質問をすることが重要です。
また、調べればわかるようなことは聞かず、面接官など内部の人しか答えられないようなことを聞くのがポイントです。
逆質問は企業やインターンに対する関心の高さを示す良い機会ですので、事前にしっかりとリサーチを行い、鋭い質問を準備することが求められます。
【インターン面接の対策をしよう】インターン面接の際の注意点
インターンの面接に臨む際には、いくつか気をつけなければならないポイントが存在します。
以下の2つを理解できていないと、他の部分では良い印象を与えられていても、致命的なミスを犯してしまい、一気に評価が下がってしまう可能性があります。
ぜひ以下の2点を理解した上で、本番に臨むようにしましょう。
逆質問は絶対にしよう
「逆質問はありますか?」と面接の最後に尋ねられることが多いですが、この場面では必ず何か質問をするようにしましょう。
単に面接官に質問を返すだけでなく、自分が企業や業界についてどれだけ興味を持っているか、またどれだけ準備をしてきたかを示す絶好の機会だからです。
「質問はありません」と答えてしまうと、面接官から「志望度が低いのではないか」「やる気がないのだろうか」「本当にこの企業のインターンに参加したいのか」といった疑問を抱かれる可能性があります。
事前に企業について徹底的にリサーチし、業務内容や社風、将来の展望など気になる点をリストアップしておくことが大切です。
また、逆質問をする際は、単なる情報収集ではなく、応募者の意欲や関心を示す質問が望ましいです。
「このインターンシップで特に必要なスキルや知識は何ですか?」
「御社でのキャリアパスにはどのような選択肢がありますか?」などと聞きましょう。
また、本当に質問がない場合は、自己PRの場として活用し、「私には○○のような能力がありますが、他に求められる能力は何ですか?」などと聞いても良いでしょう。
少なくとも「質問はありません」という回答をして悪い印象を与えないように心がけることが重要です。
基本的なマナーは徹底しよう
いくらあなたの志望動機や自己PR、ガクチカの回答が完璧で、応募者の中でもトップクラスに良い印象を与えていたとしても、基本的なマナーができていなければ全く意味がありません。
面接においては、社会人としての適性やビジネスマナーがしっかり身についているか確認されます。
遅刻しないことはもちろん、身だしなみや言葉遣い、姿勢など、細部にわたるマナーが確認されています。
丁寧で正しい言葉遣いを用い、敬語の使い方にも注意しましょう。
また、適切なタイミングで相槌を打つなど、コミュニケーションの基本も重要です。
さらに、面接の最後には感謝の意を示すことも忘れてはなりません。
これらの基本的なマナーを守っていないと、どれだけ優れたスキルや経歴があったとしても、面接官に対して悪い印象を与え、選考から外されてしまう可能性が高いです。
ビジネスマナーに適応できるかを判断するための重要な要素であり、特にインターンシップの実践的な経験ではその重要性が一層増します。
したがって、基本的なマナーを徹底し、社会人としての自覚を持って面接に臨むことが、インターン面接を突破するための大きな鍵となります。
【インターン面接の対策をしよう】当日までにチェックしたい面接の流れ
続いて、インターン面接の流れについて紹介します。
インターン面接までの日にちが少ない方は、ぜひ少なくとも当日までに把握しておきましょう。
まだ面接までに余裕がある方は、理解した上で就活エージェントや友人と面接練習に取り組んでみてください。
受付
インターン面接当日の受付では、時間に余裕を持って会場に到着するようにしましょう。
早めに着いた場合は、会場付近のカフェなどで時間を調整し、約束の5分前を目安に受付を済ませることを推奨します。
このタイミングを守っておけば、焦らずに面接に臨むことができます。
また、面接はまだ始まってはいませんが、この段階で評価は始まっていることがありますし、受付の担当者とインターンの評価に関わる可能性もあるため、丁寧な対応を心がけましょう。
待機
待機中は、リラックスしながらも緊張感を保つようにしましょう。
スマートフォンや資料などを出しておくと印象が良くないため、鞄に収納し、姿勢を正して待機することを推奨します。
また、面接官が通りかかった際には、軽く会釈をすると良いでしょう。
待機中の振る舞いも面接の一部とみなされるため、周囲に与える印象を意識することが大切です。
もし緊張してしまっている場合は、深呼吸を繰り返し、呼吸を整えておくと良いでしょう。
入室
入室時の礼儀作法は、面接の第一印象を決定づける重要なポイントです。
ノックはゆっくりと3回行い、「どうぞお入りください」と言われたら静かに扉を開けます。
入室後は扉の方に向き直り、しっかりと扉を閉めた後に面接官の方へ向き直ります。
そして、扉の前で「失礼いたします」と一礼し、ゆっくり椅子へ向かいましょう。
この一連の動作を丁寧にゆっくりと行うことで、礼儀正しさと落ち着きが伝わります。
面接
面接中は姿勢を正し、自然な笑顔を保ちながら受け答えすることが大切です。
緊張してしまい目が泳ぐかもしれませんが、できるだけ面接官の目をしっかりと見て話し、自信と誠実さをアピールしましょう。
質問に対しては、用意してきたものをベースとして、簡潔かつ具体的に答え、聞かれた内容に対して的確に反応することが求められます。
緊張しがちですが、落ち着いて自分のペースで話すことを心がけましょう。
退室
退室時も最後まで気を抜かず、丁寧な振る舞いを心がけましょう。
椅子から立ち上がった後、ドアの手前で面接官に向き直り、「本日はありがとうございました。失礼いたします」と礼をしてから退出します。
ドアを閉める際には、静かに閉めることも心がけましょう。
退室後も廊下やエレベーターなど、建物を出るまでは気を緩めず、礼儀正しく行動することが大切です。
社員の方とすれ違ったら挨拶をするようにしましょう。
【インターン面接の対策をしよう】よくある質問に回答
続いて、インターンの面接に関して就活生の方からよくいただく質問に回答します。
以下の3つの質問は多くの弊社のサービスを利用してくださる就活生の方からいただく質問であるため、この記事を読んでくれている方の参考になるはずです。
それぞれ気になるポイントがあればチェックして、疑問を解決しておいてください。
インターンの面接に落ちてしまったのですが、本選考は受けられますか?
インターンに落ちても、本選考を受けることは可能です。
インターン選考と本選考は必ずしも連動しているわけではありません。
したがって、インターン選考で不合格になった場合でも、多くの企業では本選考に応募できます。
インターンは短期間で学生のポテンシャルやチームワーク能力を確認する場であり、本選考ではより詳細に志望動機や職務適性が問われるため、選考基準が異なることが多いのです。
しかし、近年ではインターンシップ参加者を優先的に採用する企業や、インターンシップを経て内定を出す「インターンシップ直結型」の採用方法を取る企業も増えています。
こうした場合、インターンに参加しないと本選考に進めない場合もあるため、企業の募集要項をチェックしておきましょう。
オンライン面接で注意すべきことはありますか?
オンライン面接において、まず気をつけなければならないのは通信環境です。
接続が切れたり、音声が途切れたりすると面接がうまく進まないだけでなく、非常にマイナスな印象を与えてしまいます。
面接の前に必ずインターネット接続が安定しているか、使用するデバイスが正常に動作するかを確認しておきましょう。
また、背景や照明にも注意を払うべきです。
背景はできるだけシンプルで整然としている場所を選び、生活感が出ないように工夫しましょう。
また、自分の顔がはっきり見えるよう、自然光や明るい照明を活用し、顔が暗くならないように注意することも重要です。
服装や姿勢にも気を配り、対面面接と同じようにきちんとした服装を選びましょう。
そして、話す際の声の大きさやスピードにも注意し、聞き取りやすいように心がけることも不可欠です。
オンライン面接では音声の遅延が発生することもあるため、ゆっくりと落ち着いて話すことを推奨します。
逆質問でインターンの期間や報酬について聞いても良いですか?
基本的に逆質問の場面で「調べたらわかること」を聞くのは非常に失礼なことです。
これは「御社のことをあまり調べていません」と宣言しているのと同然です。
したがって、非常にマイナスな印象を与えてしまう可能性が高いため、絶対に避けましょう。
ただし、唯一の例外として、募集要項などに記載がなく調べても情報が得られない場合は質問しても良いでしょう。
しかし、その際も「インターン期間や報酬」だけを聞いて終わらせるのではなく、他にも質問を準備しておくと良いです。
「2つ質問があるのですが」といった形で、複数の質問があることを示し、期間や報酬に関する質問の後に、良い印象を与えられそうな質問を続けるのが効果的です。
早期内定が欲しいあなたへ
ここまでインターンの面接対策について詳しく説明してきましたが、インターンに参加する方の多くは早く内定を獲得したいと思っているでしょう。
内定を獲得できれば、就活を続ける場合でも、就活を終わらせる場合でも、いずれにせよ心に余裕を持つことができます。
そこでおすすめなのは、就活エージェントを利用することです。
ジョブコミットは、ESの添削や面接対策のサポートはもちろん、おすすめのインターンの紹介なども行っているので、早期選考を獲得することも可能です。
ぜひジョブコミットを完全無料で利用できるので、気になる方はぜひジョブコミットを利用し、早い段階での内定獲得を目指してください。
まとめ
今回は、インターンにおける面接対策について紹介しました。
基本的な対策は本選考と大きく変わりませんが、長期的に働けるアピールや、入社を前提としたアピールというよりは、モチベーションの高さや、インターンで学びたいことを話すことが重要視されます。
ぜひ本記事を参考に、面接官の印象に残るアピールができるよう、対策を進めてください。