【例文6選】ESの強み弱みの書き方とは?聞かれる目的や分析方法も紹介!

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この記事を読んでわかること

・強み / 弱みとは
・企業が強み / 弱みを聞く理由
・強み / 弱みの見つけ方
・強み / 弱みの作成のコツ

この記事をおすすめしたい人

・強み / 弱みについて知りたい人
・エントリーシート作成中の人
・自己分析について詳しく知りたい人
・例文を見て参考にしたい人

はじめに

エントリーシートに書かなければいけない項目は、企業によって多少違いがあります。

多くの企業が用意する項目のひとつは、「あなたの強み・弱みはなんですか」という質問です。

この質問はどうして聞かれるか、どのように書けば良いかご存じでない方も多いのではないでしょうか。

今回はエントリーシートで強み・弱みが聞かれる目的や、自分の強み・弱みを分析する方法を解説します。

これからいろいろな企業へエントリーシートを提出する方は、ぜひ参考になさってください。

【ESで強み弱みをアピール】強み / 弱みとは?

まずは、エントリーシートに書くべき強み・弱みについて考えてみましょう。

人にはさまざまな強みと弱みがありますが、就職活動に書ける内容はその中でも一部に限られます。

エントリーシートは、自分が採用に足る人間であることをアピールするための書類です。

採用してもらうためのアピールになりにくい強み・弱みを書いても、ほとんど意味がありません。

どういった内容を書けばアピールになりそうか、よく考えてから書くようにするのがおすすめです。

強み

エントリーシートに書くべき強みは、仕事で成果を出すために磨いたスキル、仕事に活かせるスキルです。

仕事と直接関係ないスキルだと、強みとして評価されないこともあります。

たとえば、スポーツや趣味が得意なことは、それが仕事にどう活かされるか説明できなければ意味がありません。

しかし、スポーツで体や精神を鍛えてきたために、心身が健康であることは仕事をする上でも強みになると言えます。

応募する業界・職種によって評価される強みは違うので、自分が書こうとしている強みが企業にマッチするか考えることが大切です。

人と接する仕事がメインの営業に応募するのに、「一人でもコツコツ作業できる」といった強みはあまり響かない可能性が高いでしょう。

弱み

弱みは強みと逆で、業務上のスキルや経験において現状足りていない部分を書くところです。

しかしながら、自分の決定的な性格上の短所を書くわけではありません。

たとえば、「自分は面倒くさがりで、ついやらなければいけないことに手を抜いてしまう」と自覚していても、そのことを正直に書くと大きなマイナス評価になってしまうでしょう。

弱みはそのような事柄を書くのではなく、今仕事をする上で何が足りていないかを書くようにしてください。

語学力やPCスキル、専門知識などが足りないものの、これからスキルアップして弱みを解消したいと書けば仕事に対する熱意も伝わります。

また、こういった弱みは現段階のもので、将来は弱みがなくなっている可能性があるため、書いてもマイナスの評価をされにくい内容です。

【ESで強み弱みをアピール】企業が強み / 弱みを聞く理由

次に、企業が強み・弱みを聞く理由を考えてみましょう。

エントリーシートでは、強み・弱みが聞かれない可能性もあります。

しかし、その企業が応募者の強み・弱みに興味がないわけではありません。

強みや弱みは、いずれにせよその後の面接で聞かれる可能性が高い質問です。

自己分析をしておき、その企業に刺さる回答ができると高い評価を得られます。

企業が強み・弱みを聞く理由を知っておくと、その後の面接でも役立つ可能性が高いと言えるでしょう。

強み

企業が強みを聞く理由のひとつは、正しく自己分析・自己理解ができているか確認することです。

しかし、メインの理由はまた別にあり、それは応募者の強みが企業とマッチし、入社後に活躍できるかどうかの判断材料にするためです。

また、仕事に対する姿勢やこだわりを知り、企業の社風にマッチするタイプかどうかも確認しています。

そのため、自分の強みがどれだけすごいか、有能なのかといったことをアピールしようと考える必要はありません。

自分の強みが企業の社風にマッチしており、その企業で求められる役割と相性が良いことを示すほうが良いアピールになると考えましょう。

そのようなアピールをするためには、自己分析だけでは不足しています。

まずは企業研究・業界研究をしていくことが大切です。

弱み

企業が弱みを聞く目的も、強みとある程度共通している部分があります。

ひとつは自己分析・自己認識が正しくできているかの確認です。

さらに自分の弱みをカバーするために普段から心がけていること、工夫していることがあるかを聞き、成長意欲や伸びしろがあるかを判断しようとしています。

社会人として企業に入社すると学業の勉強をする必要はなくなりますが、その後勉強しなくて良くなるわけではありません。

実際には社会人になってからも、さまざまな学びを続けスキルアップするよう求められます。

そのため、エントリーシートや面接では成長意欲があること、仕事に対してやる気を持てることをアピールすることが大切です。

自分が本当にその企業を第一志望にしていることが伝わるように工夫しましょう。

【ESで強み弱みをアピール】長所 / 短所・自己PRとの違いは?

エントリーシート内の強み・弱みと似た項目に、長所・短所や自己PRがあります。

どちらも似ていますが、アピールすることは少し違っているため確認が必要です。

そこで、強み・弱みとこれらの項目は何が違うのかを確認しておきましょう。

企業によってはエントリーシートで強み・弱みを聞くことはせずに、長所・短所を聞いてくることがあります。

長所・短所をどのように書けば良いか知りたい方は、ぜひ以下の2記事をご確認ください。

強み / 弱みでアピールするポイント

強み・弱みでアピールするポイントは、仕事や組織で発揮できる力、もしくは仕事や組織で改善が必要な力です。

しかし新卒の採用の場合、基本的に過去の業務経験からどんな仕事ができるとアピールすることはできません。

どうしても自分の資質や人柄に近い事柄を書かなければいけないため、長所・短所に近い内容になってしまうこともあります。

たとえばリーダーシップがある、気配りができるといった事柄は、強み・弱みでも長所・短所でも書かれていておかしくありません。

強み・弱みの場合、それが志望している仕事でどう活きるかうまく伝わるように工夫する必要があります。

自分の強みを書くだけで終わらず、その強みが仕事に活きることまで書くことが大切です。

長所 / 短所でアピールするポイント

長所・短所でアピールするポイントは、人柄や資質で優れている点・欠点です。

こちらも文章の最後では仕事とつなげて書くと良いアピールになりますが、こちらはそこまで仕事と関連付ける必要はありません。

しかし、入社後に自分の長所を活かして活躍したい、欠点をなくすためにこのような努力をしているといった前向きな記述を書くことは大切です。

仕事に対する意欲があること、自己成長したいと思っていることをアピールできます。

長所・短所も、エントリーシートや面接で頻出の質問です。

就職活動に臨む前に、しっかり対策しておく必要があります。

長所の書き方はこちらの記事

、短所の書き方はこちらの記事

で解説しているのでぜひ参考になさってください。

 

自己PRでアピールするポイント

自己PRでアピールするおもなポイントは、自分の能力やスキル・過去の経験です。

そのため、比較的ガクチカに近い記入欄と言えるでしょう。

自分にはこのような能力がある、アルバイトやサークルでこのような活躍をした実績があるとアピールし、それが仕事でも活きることを伝える項目です。

もちろん、自己PRでも自己分析が必要になります。

自分が過去にどのようなことで活躍したか、その時にどのようなことを考えて行動したか振り返ることが大切です。

自分がどのような時に高いモチベーションで仕事できるのか、過去の経験からどう変わったか、成長できたかなどを振り返ることもできます。

自己PRの概要や書き方についてはこちらの記事

でより深く掘り下げているので、ぜひ参考になさってください。

 

【ESで強み弱みをアピール】強み・弱みの見つけ方

エントリーシートを書くためには、まず自分の強み・弱みを正確につかむ必要があります。

いきなり書類を書き始めるのではなく、じっくり事前準備に時間をかけるのが書類選考通過率を上げるためのコツです。

何から始めて良いかわからない方は、自己分析をしたり他の方に話を聞いたりしてみてはいかがでしょうか。

以下の見出しで、強み・弱みの代表的な見つけ方について解説します。

それぞれのメリットも解説するので、自己分析の参考になさってください。

自己分析をする

自己分析は、自分自身の物事に対する考え方や価値観を再認識することです。

さまざまなやり方があるので、代表的なやり方を知っておきましょう。

数ある方法の中から、自分に合いそうな方法をいくつか試してみるのがおすすめです。

自己分析を正しくおこなえれば、自分の強み・弱みをしっかり理解できます。

さらに自分を深く理解できると、志望動機をより説得力あるものにできたり、面接に自信を持って臨めるようになったりするのもメリットです。

また自己分析をしておかなければ、自分がどのような仕事や企業に向いているか判断できません。

入社後に自分に合わないと早期退職する失敗をしないためにも、自己分析は重要です。

自己分析について興味がある方は、以下の記事もお読みください。

自分史

自分史は、自分が歩んできた過去を振り返り、自分がどのような人間かを理解することによって自己分析をおこなう方法です。

今までの自分の半生を振り返り、自分がどのような時に頑張れたか、どのような時に精神が落ち込んだかなどを考えます。

自分史で知ることができることのひとつは、自分がどのような仕事なら熱意をもって望めそうかです。

たとえ給与や待遇に満足していても、興味がある分野や、やりがいがある仕事でなければなかなか仕事は長続きしません。

本当にやりがいを感じて続けられる仕事を見つけたい方は、ぜひ自分史を試してみましょう。

自分史については、こちらの記事

でさらに詳しく解説しています。

 

具体的なやり方について知りたい方は、ぜひご覧ください。

ロジックツリー

ロジックツリーは、論理的にトピックを分解して全体像を紐解き、最終的にトピックに対する解決策や回答を得る方法です。

自己分析でもロジックツリーを使うことにより、自分の強み・弱みを見つけられることがあります。

トピックには、自分の課題や疑問点を置きます。

自己分析の場合、自分の強み・弱みはなんだろうか、自分はどのような性格かといったトピックになるでしょう。

そのトピックを階層ごとに2~3個の要素に分解していき、深掘りすることによってその疑問に対する解決策を考えていきます。

自己分析ができるだけでなく、自分の論理的思考力を養うことにも役立つ方法です。

ロジックツリーについてより詳しく知りたい方は、こちらの記事

もお読みください。

 

ジョハリの窓

ジョハリの窓は、自分から見た自分と他人から見た自分を切り離し、4つの窓を用いて自分を理解する自己分析法です。

たとえば自分も他人も知っている自己の性格などは、「開放の窓」に分類します。

自分は知らないが他人が知っていることは「盲点の窓」、自分が知っていて他人が知らないことは「秘密の窓」です。

加えて、自分も他人も知らない「未知の窓」も存在します。

これら4つの窓に何が分類されたかを把握し、他者からのフィードバックももとにしながら自己分析を進めていきましょう。

ある程度時間がかかり一緒に参加してくれる仲間を集めなければいけないため気軽にはできませんが、効果的な自己分析法のひとつです。

さらに詳しいやり方を知りたい方は、こちらの記事

をお読みください。

 

マインドマップ

マインドマップは、頭で考えている思考プロセスを実際に書き出して視覚的に明確化する方法です。

自分で考える情報は、どうしてもある程度散らばった状態になっています。

その情報を整理し、どの情報が重要か、どの情報とどの情報がつながっているかを知るのがマインドマップの目的です。

自己分析で行き詰まった時や、思考がまとまらなくなってきた時は、マインドマップを試してみてはいかがでしょうか。

マインドマップで情報を整理するプロセスは、仕事と共通する部分もあります。

基本的なビジネススキルを伸ばすのにも役立つので、ぜひお試しください。

マインドマップについては、こちらの記事

で詳しく解説しています。

 

興味をお持ちになった方は、ぜひこちらもご覧ください。

強み・弱み診断ツール

強み・弱みに特化して自己分析をおこないたい方は、診断ツールを利用するのがおすすめです。

ツールを使えば、自分自身をさまざまな角度から見つめられるだけでなく、客観的な意見も得ながらさらに分析し直せます。

効率的に自己分析を進めるのに役立つため、ぜひお試しください。

また診断ツールは、複数の分析方法をかけ合わせています。

ひとつの分析法から得られた結果より内容が濃く、診断結果を見ても納得しやすいのもメリットです。

自己分析のツール・テストには、いろいろなものが存在しています。

まずは、どういったテストがあるか探してみるのも良いでしょう。

自己分析のツールは以下の記事で詳しく解説しているので、効率的に自己分析をおこないたい方はぜひ参考になさってください。

他己分析をする

自分について見つめ直す際は、他己分析を取り入れるのもおすすめです。

他己分析とは、自分と親しい関係にある自分や家族に、自分の性格や長所短所を聞き自分を分析する方法です。

他人を通しての印象と、自分が持っている主観的な考えをすり合わせると、案外違っていることはよくあります。

たとえば自分では短所と思っていたことが、他の人から見れば長所の裏返しであり、短所と思われていないかもしれません。

より洗練された自分像を知りたい方は、ぜひ他己分析をおこなっておきましょう。

他己分析と同時に、他の就活生と情報交換するのもおすすめです。

こちらの記事

では、他己分析についてより詳しく解説しています。

 

他己分析の方法やコツを知りたい方は、ぜひお読みください。

就活エージェント

他己分析をする代表的な方法は友人や家族、大学の担当教授などに話を聞くことです。

しかし、より客観的な意見や忖度ない意見を聞きたいなら、就活エージェントに聞く手もあります。

就活エージェントは、多くの就活生を助けてきた実績がある就活のプロです。

エントリーシートの添削や面接対策で、採用選考の合格率アップをサポートしてくれます。

さらに自分に合う企業のマッチング、キャリアプランの相談など、幅広いサポートを提供してくれる存在です。

就活エージェントに相談することで、自信の弱み・強みがさらに明確になるでしょう。

就活に不安がある方は、就活サイトだけでなく、就活エージェントサービスにも登録しておくことをおすすめします。

就活エージェントの詳細は、こちらのページからご確認ください。

【ESで強み弱みをアピール】強み / 弱みの構成

続いて、エントリーシートで自分の強み・弱みを書く際の文章構成について解説します。

エントリーシートでは、どの項目でも結論から書き始めることが大切です。

普段文章を書き慣れていない方は、まず結論から書き始める文章構成を身につけるようにしましょう。

結論を最初に述べるのは、面接でも有効です。

自分が一番言いたいこと・伝えたいことは最初に伝えるよう、常に意識してください。

以下の見出しで、結論・エピソード・入社後の活かし方それぞれの文章のポイントを解説します。

結論

最初に書く結論部分では、「私の強み・弱みは〇〇です。」と明確に言い切ることが大切です。

「〇〇だと思います。」ではなく、自信をもって言い切るようにしましょう。

最初に結論を述べる理由は、展開していく話の方向性や何を伝えたいのか文章を読む方に明確に伝えるためです。

エピソードから書き始めると、文章を読む方はその方の強み・弱みが何かわからないまましばらく文章を読み続けることになってしまいます。

また、最初に結論を書きその後理由やエピソードを書くと、文章が論理的に見えるのもメリットです。

営業や企画の仕事は、説明力やプレゼン力が求められるため、結論ファーストのわかりやすい文章は、自分が論理的に物事を説明できる人間であるとアピールするのにも役立ちます。

エピソード

結論に続いて、それを裏付ける理由やエピソードを説明しましょう。

最初に結論を述べるだけでは、強み・弱みの質問に答えたことになりません。

文章を読む採用担当者は応募者についてまったく知らない状態なので、自分が本当にそのような強み・弱みを持っていることを証明する必要があります。

自分の説明に説得力を持たせるためには、具体的なエピソードを書くのが効果的です。

部活やアルバイトなどのエピソードは、応募者がどのような人柄か、入社したらどのような活躍をしてくれそうかイメージしてもらうのにも役立ちます。

自己分析を進めていくと、自分の強み・弱みが伝わりやすい過去のエピソードも思い返せるでしょう。

短く簡潔にまとめられるよう、エピソードを深掘りしてください。

入社後にどう生かすか

結論とエピソードを書いた後は、自分の強み・弱みを入社後にどのように発揮させられそうか、改善するためにどのような努力をするかも書きましょう。

この際のポイントは、業務内容や社風に沿った内容にすることです。

企業が知りたいのは、「強み・弱みがなにか」そのものだけではありません。

「強み・弱みとどのように向き合っているか」も、企業が興味を持っている事柄です。

とくに仕事で強み・弱みをどのように発揮したいと考えているか知ることは、採用担当者が企業と応募者のマッチ度を図るのに役立ちます。

この部分をうまく書けない方は、まず企業のホームページやパンフレットを見直しましょう。

企業の社風や求める人物像について、もう一度考えてみてください。

【ESで強み弱みをアピール】強み / 弱みの例文

最後に、エントリーシートに書く強み・弱みの例文を6パターン掲載します。

強みが3パターン、弱みが3パターンです。

結論から書き始めている点・最後に入社後のことについて触れている点は、すべての例文に共通しています。

エピソードの部分は、一人ひとり書く内容がまったく異なるでしょう。

ここで掲載する例文のように、専門用語を使わず短い時間で述べられる程度の長さにまとめるようにしてください。

長い説明が必要なエピソードは、エントリーシートにはあまり向いていません。

強みの例文1: チャレンジ精神がある

私の強みは、チャレンジ精神があることです。この強みを活かし、私は大学3年生の冬にオーストラリアへの短期留学を実現させています。留学を実現するには語学・お金・スケジュールとさまざまな障害があったため、私は一つひとつ計画性を持ってその障害を乗り越えるよう努力しました。たとえば語学については、大学2年前期でTOEIC650点、後期で730点と具体的な目標を立てそれに向かって学習カリキュラムを組んでいます。私は、難しい目標ほどやる気が出る性格です。貴社が今取り組んでいるプロジェクトのような難しい課題にも、熱意を持って取り組めると考えています。もしも、企画として貴社で働けたなら強みであるチャレンジ精神を活かし、難しいタスクに率先して取り組む姿勢で仕事に臨むつもりです。

強みの例文2: 臨機応変に対応できる

私の強みは、あらゆる事態に対して臨機応変に対応できることです。大学に入ってから、私はずっと学童アルバイトを続けています。学童アルバイトの大変な部分は、子どもがいつ何をするか予測を立てにくいことです。時には子どもが急に体調を崩す可能性もあります。私はそのような時に、まず何をすべきか、最優先のことを大事に考えるようにしてきました。遠足で子どもの体調不良に応急処置を施したことや子ども同士のケンカを仲裁したことが評価され、現在は班を見守るリーダーを任されています。社会人になってからもさまざまな予想できないことが起きることはあると思うので、この強みを活かし「まず何をすべきか」考え、自ら会社のために動ける社員になりたいです。

強みの例文3: 責任感が強い

私の強みは、責任感が強いことです。この強みは、とくに居酒屋でのアルバイトで活きました。私が働き始めた当初、お店では前のお客さんが帰ってから、次のお客さんを招く際の掃除のやり方が統一されていませんでした。チェーン店でなく、決められたマニュアルがなかったためです。しかし掃除は飲食店の基本で、きちんと掃除がなされていないと衛生面でもリスクがあります。私は掃除の大切さを訴え、人一倍掃除に力を入れるように努めてきました。その取り組みが店長から評価され、お店の掃除のやり方を指導したり、やり方を統一したりするためのマニュアルを作るようお願いされたりしたことが自信になっています。社会人になってからも、地味でも大切な仕事に責任感を持って取り組む気持ちを忘れず働こうと思いました。

弱みの例文1: 計画性が無い

私の弱みは、計画性に欠ける部分です。たとえば大学2年生の夏、レポートの締め切りを考慮せずアルバイトのシフトを入れてしまったために、単位をひとつ落としてしまったことがありました。それから同じ失敗をしないよう、私は毎日「自由に使える時間が何時間あるか」を考えるようにしています。また、その時間に予定を埋める場合も、完全に時間を埋めるのではなく、少し時間を余らせるよう意識を変えました。少し時間を余らせることにより、前の予定が遅れても次の予定に間に合うようにするためです。それからはスケジュールを詰め込み過ぎ、失敗することはなくなりました。社会人として仕事をする上でも計画性は重要だと思うので、学生時代のような失敗をしないよう注意します。

弱みの例文2: 周りに流されやすい

私の弱みは、周りに流されやすいことです。現在私は〇〇部で部長をしており、部長就任直後に練習のやり方について部内の意見が割れてしまったことがありました。私は仲の良い友達と一緒にそのことを話した際、その友達に「XXさんもそのほうがいいと思うよね」と聞かれ、つい「そう思う」と同調してしまったのが大きな失敗です。反対意見を主張している人たちに、部長はこっちの意見を聞いてくれないと誤解を与えてしまいました。今はリーダーとして、何か決めなければいけないことは先に全員の意見を聞いてから結論を出したり、話し合いの場を設けたりするようにしています。貴社で工場管理の仕事をする際も、現場の意見を聞く際はできるだけ多くの人から意見を聞き、その場で結論を出さないように注意するつもりです。

弱みの例文3: 頑固

私の弱みは、頑固で融通が利かないことです。以前〇〇部の練習で、私は毎日決まった基礎的な筋トレをこなすよう自分に言い聞かせていました。しかし、足に痛みがある状態でも「毎日続けることが大事」とかたくなに考えて同じメニューをこなした結果、逆に関節炎で2週間余計に練習から遠ざかる結果になったことがあります。毎日コツコツ続けるだけが正しい努力ではなく、考えながら取り組むことが大事だと痛感しました。それからは自分の体調やスケジュールに合わせ、トレーニングのメニューを変えています。貴社に入社して営業の仕事をする際も、一人で柔軟に物事を決めなければいけない場面があるはずです。その時々の状況をまず頭に入れ、その場に応じた行動ができるよう努めます。

まとめ

エントリーシートで、自分の強み・弱みを聞かれることはよくあります。

しかし、自己分析や業界研究をしっかりしておけば、決して答えるのが難しい質問ではありません。

答え方によっては大きなプラス評価を得られる可能性がある質問なので、しっかり準備しましょう。

文章に自信がない方は、書き上げた文章を他の方に読んで添削してもらうのもおすすめです。

とくに就活エージェントなら、就活のプロの立場でさまざまなアドバイスをしてもらえるでしょう。

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