はじめに
一般的に大学4年生の6月頃になると、周りで内定者が出始めるため、まだ内定を獲得できていない就活生は焦りを感じ始めているかもしれません。
しかし、まだ内定が1つも獲得できていないからといって焦る必要はありません。
大事なことは、早く内定を取ることではなく、自分に合った企業と出会い、内定を獲得することです。
6月以降の就活を成功させるためには、まずは今までの就活を振り返り、自己分析や現状把握を徹底しましょう。
選択肢はどうしても少なくなってくるため、ポイントを押させたうえで効率良く就活を進めることが大切です。
なぜ6月に内定がないと危険なのか
就活において6月に内定がないと危険だとよく言われますが、なぜ危険なのか理解しておかなければ、納得できないまま就活を進めることになってしまいます。
結論として、6月の段階では内定を1つぐらいは獲得しておきたいところですが、なぜ危険と言われるのかについて理由を紹介します。
6月に選考を終える企業がある
多くの企業では3月に情報解禁を行い、4月や5月にESや面接などの選考フローを実施するため、6月の段階で選考を終えてしまっていることがあるのです。
したがって、6月の段階で内定を得られていないと、就活における選択肢が非常に少ないということであり、他の就活生と比べて不利であると言わざるを得ません。
就活において焦りは禁物とはいえますが、6月の段階で内定が1つもない場合はもう少し気合を入れて就活を進めなければならないといえます。
6月まで内定なしの就活生の割合
大企業を中心に就活は年々早期化しており、6月までに内定を獲得する就活生の割合は約77%となっています。
この数字を聞くと焦燥感に駆られるとは思いますが、しかし、言い換えれば23%の学生はまだ内定を獲得していないということです。
なかには学業や部活動によって就活自体を6月から始める学生もいます。
6月以降からでも選考を行っている企業は存在するため、内定の獲得は可能です。
自分を見失わず、諦めずに頑張りましょう。
6月まで内定なしの就活生の特徴
就活を始めてある程度経っている6月に内定がない場合、自分では気づいていない何かしらの原因が潜んでいる可能性もあります。
内定を獲得できなかった場合は、その都度真摯に向き合い、不採用になった理由を客観的に分析することが大切です。
自分に合った企業を選べていないのか、自己分析や自己PRが弱いのか、面接マナーに問題はないかなど、何が足りていないのか原因を見極めましょう。
現状を把握し、内定が取れない原因を理解することで、どのような対策をするべきかが見えてきます。
まずは、内定が取れない就活生の特徴に該当するものがないか、チェックをしてみましょう。
・大手企業の選考ばかり受けている
・企業選びの軸が明確ではない
・選考対策が十分にできていない
・就活マナーが身についていない
・振り返りができていない
・そもそも就活を始めていない
大手企業の選考ばかり受けている
大手や有名企業を志望する就活生は多いですが、こういった企業は福利厚生や給料面において魅力的ではありますが、その分、倍率も高いため内定を獲得するのは難しくなります。
採用側からすると、多くの就活生のなかから、よりやる気などのモチベーションが高く、入社後にミスマッチのない人材を求めているのです。
「なぜその企業に入社したいのか」「なぜその職種に就きたいのか」などの具体的な志望動機をより明確に伝えることが求められます。
「大手企業だから」「条件が良いから」といった動機だけでは、ほかの就活生と差別化することは難しく、内定を獲得することは難しいでしょう。
自分に合った企業は大手や有名企業に限らないため、中小企業やベンチャー企業などにも目を向けて視野を広げてみると良いでしょう。
企業選びの軸が明確ではない
企業選びの軸が明確でない場合、自分に合わない業界や企業を受け続けてしまっている可能性があります。
このミスマッチを避けるためには、あらかじめ自己分析や業界・企業研究を入念に行うことが大切です。
自己分析が十分でないと、自分の長所や短所、特性が明確に把握できていないため、自分の不得意分野や特性にマッチしていない業界や業種を選んでしまうリスクが高まります。
たとえば、本来事務職が向いているような細かい作業を得意とする人が、社交性が必要とされる営業職に応募しても、なかなか内定をもらうことは難しいでしょう。
自分に合った企業を選ぶためには、自己分析をしっかり行ったうえで、業界や企業の情報収集をしっかり行い、自分の特性に合った企業を選ぶことが大切です。
企業に合った就活の軸が思い浮かばない人は、ぜひ以下の記事も参考にしてみてください。
選考対策が十分にできていない
企業研究・エントリーシート・面接対策などの選考対策が十分にできていないと、受かるものも受からないのが現実です。
選考対策では、企業が求めている人物像に対して「どう自分自身が当てはまるのか」そして「どう企業に貢献できるのか」という具体的な実現性をアピールすることがポイントでしょう。
単純に自己分析や業界・企業の研究を行うだけでなく、この2つの要素を結び付けることが大切です。
企業が求めている人材は本当に千差万別です。
伝統や従来のやり方を重視する保守的な傾向の強い企業もあれば、斬新な新しいアイデアや新規事業を求めるような革新的な企業までさまざまあります。
応募する企業の社風に合わせて、自己PRや志望動機と絡めながら伝えることを心掛けてみましょう。
大切なのは、その企業が求めている人材に自分自身が適材だというマッチ度を示すことです。
就活マナーが身についていない
言葉づかいや身だしなみなど、面接時のマナーは選考の際に大きく影響します。
さらに合同説明会や電話での態度や話し方、メールのマナーなど面接以外でも細かくチェックされている可能性があるため、自分自身の就活マナーを振り、返り細かなところまでチェックしてみる必要があるのです。
企業にとって、社員はその企業の顔そのものとも言えます。
そういった意味でも、どういった人材を採用するかということは、入社後の会社イメージに大きく影響するため、就活マナーは選考の際の大きな判断材料となるわけです。
またこういったマナーは、自分自身ではきちんとできているつもりでも、自分自身ではなかなか気づいていない無意識的なくせがあるかもしれません。
自己評価を過信せず、第三者に客観的に見てもらい指摘してもらうこともおすすめです。
就活のマナーについて知りたいと思う方は、ぜひ以下の記事も参考にしてみてください。
振り返りができていない
選考に落ちても、振り返りをせずにそのまま就活を続けている場合は、反省点が改善できないまま同じ失敗を繰り返してしまう可能性が高くなり、内定の獲得が難しくなります。
エントリーシートや書類選考の内容から面接に至るまでの一連を見直してみましょう。
就活をスタートした頃には気づけなかった視点や、経験したからこそ見えてくる新たな発見も見つかるかもしれません。
終わった結果にくよくよと悩む必要はありませんが、きちんと振り返ることで現状を分析し、反省点ときちんと向き合うことができます。
そのため失敗を繰り返すのではなく、失敗を次に活かせます。
振り返る際に、受けた企業ごとに良かった点や悪かった点など記録をし、より客観的に現状把握をして改善点の分析をするために「就活ノート」を作ることもおすすめです。
そもそも就活を始めていない
今まで述べてきた特徴は、就活を行ったうえで内定が獲得できていない状態です。
したがって、改善が見込め、まだまだこれからでも内定獲得をねらえますが、そもそも就活を始めていない人は1からのスタートとなるため焦る必要があります。
就活は、はじめからうまくいくものではありません。
実際に選考を経験して、改善を重ねていくことで就活のコツをつかめます。
また、就活を始められていない原因として「自分に合った業界や職種がわからない」という理由があるかもしれません。
しかしながら、合同説明会や面接を経て自分に適した企業や仕事に巡り合うことも多いのです。
企業や業界の知識を知っていく中で、自分の興味のある分野が見えてくる場合もあるため、まずはエントリーをして実践してみることからすぐに取り掛かりましょう。
6月まで内定なしの就活生がやるべきこと
あらためて、6月まで内定なしの就活生がこれから内定を獲得するために、やるべき対策をまとめてみましょう。
これまで就活を経験してきた就活生は、その経験を存分に活かすチャンスです。
6月以降は、企業の選択肢や時間がこれまでに比べて限られてくるため、やみくもに就活を進めるのではなく、効率良く就活を進めることが大切になります。
これまでの就活の経験を振り返り、改善すべき点は改善し、さらに自分の強みや志望動機をブラッシュアップしてねらいを定めた就活ができるよう意識してください。
・自己分析をし直す
・持ち駒を増やす
・選考対策をする
自己分析をし直す
就活を始めた頃に自己分析は終わらせたという方も、ぜひ自己分析をやり直してみてください。
これまで就活を頑張って経験してきたからこそ、当初は見えていなかった自分自身の特性や、仕事に対する考え方の変化など新たな発見があるはずです。
自分の強みや弱み、興味のある仕事や将来のビジョンなどを見つめ直すことで、あらためて就活の目的や方向性を確認でき、自己分析の精度を上げられます。
自己分析をし直すことで企業選びの軸が明確になったり、内定を取れなかった原因が見えてきたりする可能性もあります。
客観的に自己分析を行うため、先輩や友人に他己分析をお願いしてみるのもおすすめです。
自己分析を深めることで、選考対策にも役立ち内定を獲得しやすくなります。
自己分析のやり方など知りたいと思った方は、ぜひ以下の記事も参考にしてみてください。
持ち駒を増やす
エントリーしている数が少ない場合は、とにかくエントリーシートを出して持ち駒を増やす必要があります。
余裕のある就活をするためには、おおよそ50社程度にエントリーしておくことが必要となります。
エントリー数が多すぎるとエントリーシートや面接一つひとつに丁寧な対策ができなくなり、本末転倒になってしまうため注意は必要ですが、たとえば内定を3〜5社は獲得したいとすると、やはり50社程度選定しておくと精神的にも余裕がもてるでしょう。
そのためには、本命だけに絞るのではなく、視野を広げ、企業選びの軸を広げる必要があります。
また、意外にも本命以外の選考に進む中で、思ってもいなかった業界や職種に興味をもつこともあるため、視野を広げた就活はさまざまな面で有効です。
6月からエントリーできる企業は以下で解説しましょう。
選考対策をする
上記でも述べましたが、今まで内定がない理由として選考対策の詰めが甘い可能性もあります。
反対に、選考においてエントリーシートや面接で良い印象を与えたり、うまく自己PRできたりする人は、選考対策をしっかりと行っているのです。
選考対策がうまくいっていない人の特徴は、自己分析と業界・企業研究がしっかりとできていないことをあげられます。
また、この自己分析と業界・企業研究の2つをきちんと紐付けておく必要があります。
自信をもって選考対策ができていないと感じる場合は、学校のキャリアセンターを利用したり企業研究に力を入れたりすることもおすすめです。
今までの就活をしっかり振り返り分析することで、自分の弱みが見えてきます。
自分の弱点を克服するために、エントリーシートの書き方を学び直したり、模擬面接を受けてみたりなどして、これからできる選考対策に挑戦しましょう。
6月からエントリーできる企業
企業ごとに内定を出す時期は異なります。
経団連によると「3月に採用情報公開」「6月に選考開始」と定められてはいますが、実際は多くの企業が選考の解禁前から採用活動を始めています。
また、徐々に企業の選考時期が早期化しており、実際に6月には7割を超える就活生が内定を獲得しているという状態になっているのです。
しかしながら、6月までに内定が獲得できていないからといって諦める必要はありません。
6月以降に選考を開始する夏採用や、二次募集などをかける企業もあります。
求人数が多い大手企業
実は6月以降も求人を継続している大手企業は意外と多いのです。
求人数が多い大手企業は、内定辞退者がいる、または内定を保留にしたままの就活生も多いため、二次募集を行う可能性があります。
特に、大手企業のグループ会社やBtoB企業はねらい目です。
大手企業でもグループ会社やBtoB企業は就活生に認知度があまり高くないため、認知度の高い大手の本体企業に比べると就活生が集まりにくいという現実があります。
したがって、6月以降も採用を継続する傾向が高いのです。
また、大手企業のグループ会社の場合は、福利厚生や給与面などの待遇が良く、内定が獲得できると安心感や満足感を得られます。
二次募集は6月~7月上旬頃に行われます。
すぐにエントリー可能な企業のリサーチを行い、エントリーに備えて業界や企業研究をして切り替えましょう。
中小企業
中小企業は国内に350万社以上もあり、経団連に加盟していないため、選考時期に縛りはありません。
1年中いつでも採用を行えるので、大企業に優秀な人材をとられてしまう前に大企業の採用に先立って選考を始める企業もあれば、逆に大手企業の内定発表が終わったのちに選考を始める企業も多数存在します。
大手や有名企業だけにこだわらず、エントリーする企業の視野を広げて就活を行うことで、内定獲得の確率も上がるでしょう。
特に6月以降の夏採用は、春採用に比べて求人数は激減するので狭き門とはなりますが、企業側からするとこの時期からの採用は人材を確保しようと特に前のめりになっているとも言えるため、言い換えるとチャンスでもあります。
企業ホームページや就活サイトなどをチェックし、エントリー時期を逃さないようにしましょう。
ベンチャー企業
ベンチャー企業も中小企業と同様に、経団連に加盟していない企業が多いため、選考時期に縛りがありません。
6月以降も採用を継続している企業や、通年採用をしている企業も多く存在します。
こちらも中小企業と同様に、優秀な人材を確保するために大企業の選考スケジュールより前に採用を開始する場合もあれば、大企業の選考が一段落したあとに選考を開始する場合もあるのです。
特に、ベンチャー企業は柔軟で新たな価値観をもっている企業が多いため、一般的な既存のやり方にはあまり左右されず、企業によって選考スケジュールや採用方法なども多岐にわたります。
たとえばベンチャー企業の中には、大学1~2年生のうちから採用を募集していることもあり、この場合は内定後、インターンとして企業で働くこととなります。
気になる企業があれば積極的に採用情報をチェックしましょう。
6月まで内定なしから就活を成功させるコツ
6月までに内定がない場合、どうしても焦りは出てきてしまうと思いますが、とにかく焦りは禁物です。
周りに内定者が増えてくると不安になる気持ちもあるかもしれませんが、焦ってしまうときこそゆっくり休むなどして、心と身体を整えましょう。
周りと比較せず、自分軸を保って就活に向き合っていけば、6月以降でも逆転は可能です。
とにかく最終的には何よりも心と身体の健康管理が大切です。
適度な息抜きをしつつ、自分を信じて自分の就活スタイルを貫きましょう。
・第3者に相談する
・落ち着きを保つ
・就活エージェントを利用する
第3者に相談する
なかなか思うように内定が獲得できないとき、自分だけで混沌と考えていても、改善点が見つからない場合もあります。
このようなときは、第三者に相談してみることをおすすめします。
就活を終えた先輩や大学のキャリアセンターなどで客観的なアドバイスを聞いたり、体験談を聞いてみたりしてみましょう。
自分1人で考えていると、どうしても視野が狭くなったり、無意識のうちに固定観念などをもっていたりするものです。
客観的なアドバイスを聞くことで、自分がなぜ内定を獲得できないのかという課題や、どうすれば効果的な就活を行えるのかという改善点が見えてくるでしょう。
特に、6月以降の就活は時間が勝負でもあります。
1人で悩まずに、視野を広げ、積極的に相談をしたりアクションを起こしたりすることで、より効果的な就活対策を講じられます。
落ち着きを保つ
6月以降の就活は時間が勝負であることは間違いないです。
繰り返しになりますが、内定がないからといって焦ってしまうと本末転倒です。
焦って就活に取り組むとエントリーシートや企業研究が雑になってしまい、結果的に内定がなかなか取れないという悪循環に陥ってしまう可能性があります。
焦ってしまう時期だからこそ、必ず落ち着きが大切です。
落ち着きを保つために、まずは、就活が長引くという覚悟をしましょう。
大前提として「内定を早く取れたから良い」というわけではありません。
内定の時期は関係なく、最終的には自分が納得のいく、自分に合った企業と巡り合い、内定を獲得することです。
周りの情報に左右されず、自分軸を保つように心掛けましょう。
就活エージェントを利用する
自分1人で就活と向き合う時間も必要ですが、より効率的に、少しでも早く結果を出したいという場合は、就活エージェントを利用してみましょう。
就活エージェントでは専属のカウンセラーがサポートしてくれ、エントリーシートや自己PRのチェックから、面接対策まで細かくアドバイスをもらえるため、一気に内定に近づけます。
おすすめの就活エージェントは、とにかくサポート体制が充実している「ジョブコミット」です。
ジョブコミットでは、就活対策だけでなく、専属のアドバイザーが優良企業を紹介してくれる、または企業別の選考対策や入社準備までサポートしてくれます。
年間1,000名以上をサポートするアドバイザーが二人三脚でサポートしてくれます。
就活に対する悩みから入社に至るまでの相談まで、どんな相談にも本気で向き合ってくれるため、特に不安を抱えている就活生にはとても心強いサポーターとなるのです。
秋採用を視野に入れよう
6月の段階で1つも内定が得られていないからといって、就活を諦める必要は全くありませんが、秋採用を視野に入れる必要があるため、春と夏の採用との違いについての理解を深める必要はあります。
秋採用の概要について簡単に紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
なぜ秋採用は行われているのか
まず、企業がなぜ秋に採用を行っているのかについてですが、企業の求める人材を探し続けた結果目標採用人数に至らなかったり、内定者自体により補充が必要になったりなど様々なケースが存在します。
全ての企業が実施しているとは限りませんが、秋採用を行っている企業は少なくないため、まだまだ希望は存在するといえます。
秋採用の特徴とは
秋採用の特徴として、春や夏の採用とは異なり、募集する人数が少ないことが挙げられます。
したがって、倍率も高いと言わざるを得ません。
また、諸事情で秋から就活を開始する就活生も存在するため、なかなか内定が得られなかった人だけでなく、突然優秀な人材が応募してくる可能性もあります。
したがって、対策をあまりしていなかった人々だけで争うのではなく、スタートが遅いだけで非常に優秀な人も食い込んでくるということは覚えておきましょう。
秋採用から内定はもらえる?
結論として、秋採用から内定をもらうことは不可能ではありません。
以下の2つの対策をしっかりと実施すれば、十分に内定をもらえる可能性はあるため、時間をかけて取り組みましょう。
情報を収集しよう
秋採用を行う企業は必ず公式サイトに情報を記載しています。
したがって、業界や企業を絞った上で公式サイトを確認し、どのような人物が求められているのか、どのような日程で実施されるのかについて確認しましょう。
これにより、どの企業を受けるか選別できるだけでなく、一つひとつの企業に合わせた自己PRや志望動機の準備ができます。
就活においては、ESを使いまわすのではなく、一つひとつの企業にオーダーメイドのものを作成し、その企業にこそ入りたいと思っていることを伝えることが必要であるため、あらかじめ早い段階から情報収集するようにしましょう。
なぜ秋採用なのか理由を明確にしよう
なぜ秋採用を受けているのかについて聞かれる可能性は非常に高いため、理由を明確にしておきましょう。
人それぞれ事情は異なりますが、安直に「他の企業にことごとく落ちたから」などと答えるのは避けるべきです。
秋採用を受けている時点でなんとなく採用担当者も察している可能性もありますが、そのように正直に伝えてしまっては、「私は本当はこの企業なんて視野に入っていなかったけれども、落ちたから仕方なく受けている」と言っているようなものです。
したがって、可能な限り本音に近く聞こえが良い、秋採用を受けている理由を考えましょう。
まとめ
6月以降に内定を獲得するために大切なことは、危機感を抱きながらも落ち着いて、モチベーションを保ち続けることです。
これまでの振り返りや自己分析や企業研究を深めることなど、就活をより効果的に進めるための対策をできるだけ行いながらも、焦ったり、1人で悩みを抱えこんだりしないようにしましょう。
長引く就活を成功させるためには、最終的にはどれだけ前向きに就活に向き合い続けられるか、またはどうモチベーションを継続できるかという点にかかっています。
とにかく、最後は自分を信じ抜いて、後悔のない就活をやり遂げましょう。