【例文5選】ダンス経験をガクチカで使うのは良いの?ガクチカのポイントや注意点を紹介

【例文5選】ダンス経験をガクチカで使うのは良いの?ガクチカのポイントや注意点を紹介

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柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること
  • ガクチカでダンス経験を話す話し方
  • ダンス経験をガクチカで話す時のポイント
  • ダンス経験をガクチカで話す時の注意点
この記事をおすすめしたい人
  • ガクチカでダンス経験を話したい人
  • ガクチカでダンス経験を話す時の注意点を知りたい人
  • ガクチカの基本的構成を知りたい人

はじめに

学生時代にダンスに力を入れていた人は、ガクチカの主題にしても良いのか、またどのようにアピールすれば良いのか、考えていることでしょう。

そこで今回はガクチカの主題をダンスにする際のポイントや気をつけなければならない注意点、例文などを紹介するため、参考にしてみてください。

【ダンス経験のガクチカ】ガクチカでダンス経験を話してもいいの?

ガクチカでダンス経験を話すことは非常に有効です。

全員が経験する取り組みではないため、他の学生との差別化を図ることができます。

ダンスはただの趣味として捉えられることもありますが、多くのスキルや経験を得られる活動です。

ダンスのスキルだけでなく、目標達成のための努力やチームワーク、リーダーシップ、継続的な練習や改善への取り組み、そして身体的・精神的な挑戦に立ち向かう姿勢などをダンス経験から学べます。

ダンス経験をガクチカとして話す際には単に「ダンスを頑張りました」だけでなく、そこから得た学びや成長を強調することがポイントです。

応募する企業が求める能力や姿勢と、ダンスで培ったスキルや経験を関連付けることで、強力な自己アピールとなるでしょう。

【ダンス経験のガクチカ】そもそもガクチカとは?

まず、ガクチカとは皆さんご存知の通り、学生時代に力を入れたことの略称であり、就活用語です。

就活においては自己PRと志望動機の次に引かれる可能性が高い非常に重要な質問であるため、時間をかけて作成する必要があります。

良い印象を与えるためにも、この記事を活用して質の高いガクチカを作成し、提出しましょう。

【ダンス経験のガクチカ】企業がガクチカを聞く目的とは?

続いて、企業がガクチカについて聞いてくる理由について紹介します。

企業にはそれぞれ様々な意図が存在しますが、ほとんどの企業に当てはまるガクチカを聞く理由は以下の3つです。

それぞれを踏まえた上で、相手の疑問を解消できるような質の高い回答を提出しましょう。

学生の人柄について

企業がガクチカを通じてあなたに質問する目的の1つは、あなたの人柄を知ることです。

ガクチカでは、応募者が学生時代にどのようなことに力を入れてきたか、その経験から何を学び、どう成長したのかが語られます。

ガクチカを通じて、企業はあなたがどのような価値観を持ち、どのように困難に対処し、目標に向かって行動するのかを理解しようとしているのです。

例えば、チームでの協力やリーダーシップ、問題解決能力、努力する姿勢などが具体的にどのように発揮されたかが、あなたの行動様式や考え方を表す要素となります。

また、どのような場面でどのような判断を下したか、挑戦した内容とその成果が、あなたの人柄や性格の一端も明らかにします。

企業にとって、学生の人柄は組織文化との相性や、周囲との協力がどの程度できるかに直結するため、非常に重要な判断材料となります。

入社後に活躍してくれるのか

企業がガクチカを聞くもう1つの理由は、あなたが入社後に活躍できる人材かどうかを見極めたいからです。

ガクチカを通じて、過去にどのような目標を達成し、どのような困難に直面してきたかを具体的に語ることで、あなたの行動力や問題解決能力を評価します。

あなたが過去に経験したプロジェクトや活動をどのように乗り越えたか、その経験から学んだスキルや知識を、入社後の業務にどのように応用できるかを説明することが重要です。

企業はあなたがどのように課題に取り組み、成果を上げたのかを確認し、その姿勢や能力が自社での仕事に役立つかを見極めます。

例えば、チームでの成果を強調することで、協調性やリーダーシップがあることをアピールできますし、問題解決のプロセスを詳しく話すことで、論理的思考力や実行力を証明しましょう。

企業にマッチする人材かどうか

企業がガクチカを通じて、あなたが自社の求める人材像にマッチしているかどうかも確認しようとしています。

各企業はそれぞれ異なる価値観やビジョン、組織文化を持っています。

したがって、あなたがその企業のカルチャーに適応できるかどうかを見極めることが非常に重要です。

過去の経験や取り組んだプロジェクトの中であなたがどのような価値観を持ち、どのように行動したかを詳しく確認することで、企業はあなたが自社の環境に合うかどうかを判断します。

例えば、チームで協力して大きな成果を達成した経験がある場合、それは企業の求める協調性やチームワークを強調するポイントになります。

また、主体的に挑戦した経験をアピールすることで、チャレンジ精神や自主性をアピールすることも可能です。

企業にマッチするかどうかをアピールするためには、企業研究をしっかり行い、その企業がどのような人物像を求めているのかを把握した上で、自分の経験をそれに結びつけて話すことが求められます。

【ダンス経験のガクチカ】ガクチカを書く時のポイント

続いて、ガクチカを書く際のポイントについても紹介します。

これらのポイントはダンスの経験を話す際以外にも活用できる汎用的なものです。

したがって、他の企業を受ける際にダンス以外のガクチカを話そうと考えている人はこの記事で以下の4点を覚えてしまいましょう。

エピソードを1つに絞る

ガクチカを書く際に、まず重要なのはエピソードを1つに絞ることです。

複数のエピソードを盛り込むと、話の焦点がぼやけてしまい、採用担当者に伝えたいメッセージが不明確になる可能性があります。

あなたのダンス経験の中で、特に印象的で、成長や挑戦が顕著に表れている1つのエピソードを選び、それに集中して話を展開することが必要です。

このエピソード選びでは、結果だけでなく、その経験が自分にとってどのように意義深いものであったのか、どのようなスキルを身につけられ、どのような価値観を形成したのかを強調することがポイントです。

また、選んだエピソードが企業の求める人物像や価値観とどのようにマッチしているかを考えながら書くことで、より質の高い内容に仕上がります。

「600文字以上」「3分以上、話してください」など、よほど文字数や時間に余裕がない限りは、エピソードは1つにすることを推奨します。

困難に直面したことを述べる

あなたが困難に直面した経験を具体的に述べることも重要です。

企業は困難な状況でどのような行動を取るのか、またその行動が結果にどのように繋がったのかを知りたいと考えています。

ダンスは一見華やかに見えるものの、練習の中では多くの課題や困難、体力的、精神的にキツい経験をします。

例えば、振り付けの習得がうまくいかなかったり、チーム内での意見の衝突があったり、怪我に苦しんだりすることも少なくありません。

これらの問題に対してあなたがどのように向き合い、どのように乗り越えたのかを詳しく述べることで、企業に対してあなたの問題解決能力や粘り強さ、挑戦を恐れない姿勢をアピールできます。

困難に対して取った具体的な行動と、その結果を関連付けて説明して、より説得力のあるエピソードにしましょう。

過程に焦点を置く

結果よりも、そこに至る過程に焦点を置くことがガクチカを書く際に大切なポイントです。

ダンスはパフォーマンスが目に見える結果として現れるものですが、その裏側には長い練習や調整が欠かせません。

どのような課題を解決し、どのようにして目標達成に向けて努力したのか、その過程を丁寧に説明することが求められます。

例えば、新しい振り付けの習得に向けて、どのような工夫をし、どうやって他のメンバーと協力したのか、または技術的な弱点を克服するためにどのような練習を重ねたのかを具体的に話しましょう。

過程を重視することで、あなたの計画性や行動力、さらには粘り強さが浮き彫りになり、企業に対してあなたがどのように成果を出すタイプの人間であるかを伝えることができます。

過程の中でどのような成長があったかも含めて語ることで、あなたの人間的な魅力をわかりやすくアピールできます。

経験から学んだことを話す

ダンス経験から学んだことを具体的に話すことこそ、ガクチカの最終的な目標です。

企業はあなたがどのような経験を通じて成長し、その学びをどのように仕事に活かせるかを知りたいと考えています。

ダンスを通じて得た学びは多岐にわたることが多く、例えば、チームでの協力の大切さや、リーダーシップ、継続的な努力の重要性、細部にわたる集中力、そしてストレスやプレッシャーに対する耐性などが挙げられます。

学びを具体的に説明し、それがどのように今後のキャリアにおいて役立つかを明確にして、企業にあなたのポテンシャルを伝えましょう。

また、学びを仕事にどう活かしていきたいかをしっかりと伝えることで、入社後の活躍イメージを持ってもらいやすくなります。

企業研究をしっかり行っていることを伝えるためにも、学びと、それが将来にどのようにつながるかを説明しましょう。

【ダンス経験のガクチカ】ガクチカを書く時の注意点

続いて、ガクチカを書く際の注意点についても紹介します。

以下のようなミスは多くの就活生の方が犯しがちであり、企業にマイナスな印象を与えてしまうことが多いミスです。

企業に提出する前に、以下の3点を避けて作成できているか確認しておくことを推奨します。

結果だけを紹介しない

ガクチカを書く際に注意すべき点の1つは、結果だけを紹介しないことです。

成果を出したことを強調するのは悪いことではありませんが、その成果に至るまでの過程こそ、企業にとって最も知りたい部分です。

あなたがダンス大会で優勝したり、レギュラーを獲得したりしたことは、素晴らしい成果であることは間違いありません。

しかし、企業が最も評価したいのはその結果に至るまでのプロセスです。

どのような課題に直面し、どのようにその課題を克服したのか、またその中でどんな努力を重ね、どのような工夫をしたのかが重要です。

プロセスをしっかり伝えることで、あなたの忍耐力、問題解決能力、そしてチームワークやリーダーシップなど、企業が求めるスキルを具体的にアピールできます。

結果に至るまでの行動や思考、経験からの学びを明確に伝えることで、あなたの人間性や仕事に対する姿勢をより深く理解してもらえるはずです。

エピソードだけを紹介しない

ガクチカではエピソードを語ることが重要ですが、エピソードだけを紹介することに終始してしまうと、あなたの人柄やスキルが十分に伝わりません。

例えば、ダンスの練習で苦労した話や、大会に向けて努力した話をすることは悪くありませんが、それだけでは企業が知りたい「あなたがどういう人物なのか」を十分に伝えることができません。

エピソードを紹介する際には、そこから学んだことや成長した点、どのようなスキルを身につけたかを必ずセットで語るようにしましょう。

また、その学びやスキルが今後のキャリアや企業での仕事にどのように活かせるかも伝えることが重要です。

エピソードだけではなく、その背後にあるあなたの価値観や行動原理、成長過程などをしっかりと説明することで、企業に対してあなたがどのように貢献できる人材であるかを明確に伝えることができます。

嘘をつかない

ガクチカを書く際に絶対に避けるべきことは嘘をつくことです。

少しでも良く見せたいという気持ちから話を大げさにしたり、誇張したりする人も多いです。

しかし、企業の採用担当者は往々にして、面接やエントリーシートであなたが話している内容が本当かどうかを見抜きます。

もし、嘘をついて、それが選考の段階で発覚しなかったとしても、入社後に実際の仕事で求められるスキルや能力が伴わなかった場合、信頼を失い、職場で肩身が狭くなる可能性もあります。

誠実に、実際に経験したことや学んだことを率直に伝えましょう。

企業はあなたの人柄や誠実さを重視するため、事実に基づいた話だけをして、信頼を失わないことが大切です。

【ダンス経験のガクチカ】ダンス経験でアピールできること

続いて、ダンス経験を通じてアピールしやすいことについて紹介します。

以下の4つの能力は多くの企業が好印象を抱く可能性が高い、汎用的に活用できる能力です。

自分がダンスに熱心に取り組んだ結果、身につけた能力の中に、以下の4つのいずれかがある場合はぜひ積極的にアピールすることを推奨します。

体力

ダンス経験を通じてアピールできる要素の1つは、体力です。

ダンスは見た目の華やかさだけではなく、長時間の練習やパフォーマンスに耐えるためにも非常に高い体力が求められます。

ビジネスシーンでも、体力や持久力が必要とされる場面が多くあります。

特に、長時間のデスクワークや出張、体力を要するプロジェクトへの参加など、体力を維持することこそ、仕事を継続的に行う上で非常に重要な要素です。

また、体調管理も含めて、日常的に自分の体をケアしながら仕事に臨むことができるという強みを持つことで、企業に対して「すぐに体調を崩す人ではない」と安心感を与えることもできます。

ダンスを通じて体力を養ってきたことをアピールすることで、長期的に活躍できる人材であると評価される可能性が高まります。

忍耐力

ダンス経験を通じて得られるもう1つの強みは忍耐力です。

ダンスは基本的な技術を習得するまでに多くの時間と労力を必要とし、常に自分を磨き続ける姿勢が求められます。

ミスを繰り返しながらも技術を習得するために努力を惜しまず、結果が出るまで粘り強く取り組む姿勢は、ビジネスの場面でも非常に評価されます。

企業では長期的なプロジェクトや困難なタスクに直面することも多く、その際に忍耐力を持って対処できる人材が重宝されるものです。

あなたがダンス経験を通じてどのような困難に直面し、それをどのように乗り越えたかを具体的に説明することで、企業はあなたの忍耐力に信頼を寄せるでしょう。

協調性

ダンスは個人で行うものもありますが、グループでパフォーマンスを行う場合には協調性が非常に重要です。

グループで踊る際には他のメンバーと息を合わせることが必要であり、これには高いレベルのコミュニケーション能力やチームワークが求められます。

ビジネスにおいても、プロジェクトは多くの場合チームで進められるため、協調性を持って他のメンバーと協力しながら仕事を進める力が必要です。

ダンス経験を通じて、あなたがどのように他のメンバーと協力し、共通の目標に向かって努力してきたかを具体的に説明することで、企業に対して協調性の高さをアピールできます。

また、リーダーシップを発揮してチームをまとめた経験がある場合、それを強調することで、リーダー候補としてのポテンシャルも示すことができるでしょう。

継続力

ダンスを長期間にわたって続けた経験を話せば、継続力をアピールできます。

継続して何かを行うには、興味を持ち続けるだけでなく、目標に向かって一貫して努力を続ける能力が必要です。

これは仕事においても同様で、企業は長期的に活躍し続ける人材を求めています。

長期間にわたってスキルを磨き続けたことや、日々の練習を怠らずに取り組んできたことをアピールして、あなたが1つのことを最後までやり遂げる力を持っていることを示しましょう。

また、継続的な努力を続ける中で得た成果や成長を具体的に説明することで、信頼できる人材であると見なされ、さらに評価されやすくなります。

【ダンス経験のガクチカ】ガクチカの構成

続いて、ガクチカを作成する際のおすすめの構成についても紹介します。

これはダンスだけでなく、どのような経験を主題として話す際にも活用できるものです。

ぜひ、この記事でマスターしてしまいましょう。

結論

ガクチカの構成において、最初に述べるべきは結論です。

冒頭で「何に取り組み、どのような成果・実績を成し遂げたのか」を端的に、かつ印象的に伝えることで、採用担当者の興味を惹くことができます。

あなたがダンスに取り組み、その結果として得た具体的な成果を明確に示すことで、読み手に期待感を抱かせられます。

例えば「私は大学時代、ダンスサークルのリーダーとして全国大会に挑戦し、チームを率いて入賞を果たしました」といった形で、成果を強調しましょう。

最初にしっかりと結論を伝え、採用担当者に強い印象を残すことが重要です。

動機

次に、なぜその活動に取り組もうと考えたのか、その動機を伝えましょう。

例えば「私は幼少期からダンスに興味を持ち、大学に入学してから本格的に挑戦したいと思いました」というように、あなたがその活動を始めた背景やきっかけを具体的に述べることで、動機が明確になります。

また、どのような目標を持ってその活動に取り組んだのかも含めて説明すると良いでしょう。

例えば「身体的な表現力を高めたいという思いと、チームで何か大きな目標を達成したいという気持ちから、ダンスサークルでリーダーの役割を引き受けました」といったように、自己成長や他者との協力への意欲を示すと良いです。

目標・困難

続いて、ダンスにおいて掲げた目標や、取り組む中で直面した困難を具体的に述べましょう。

目標や課題を述べるだけでなく、それがどのようにしてあなたにとって重要だったのか、どれほどの挑戦だったのかを伝えることが大切です。

例えば

「全国大会への出場を目指し、チームをまとめてパフォーマンスを向上させることが私たちの目標でした。

しかし、メンバー間の技術差や練習時間の確保に苦労しました」

というように、具体的な課題や難しさを明確にすることで、あなたの挑戦がどれほど大きなものだったのかを強調できます。

困難に直面したことを話すことで、あなたがどのように問題に対処し、それを乗り越える力を持っているかを示すことができ、企業にとって価値のある人材であることをアピールできます。

行動

ガクチカの中で最も重要なことは、目標や課題に対してどのような行動を取ったのかを詳しく伝えることです。

行動を具体的に描写することで、あなたが主体的に問題を解決し、チームを導いたプロセスを理解してもらえます。

例えば

「技術の向上を目指して毎日厳しい練習メニューを組み、チームメンバーに個別のフィードバックを行いました。

また、練習スケジュールを調整し、全員が最大限のパフォーマンスを発揮できるようにしました」

といった形で、あなたがリーダーシップや計画性を発揮して行動したことを具体的に説明しましょう。

この部分では、あなたが単に努力しただけではなく、どのようにして状況を改善し、チーム全体の目標達成に貢献したのかが重要です。

行動の詳細を伝えることで、企業はあなたが実際に行動力や問題解決能力を持っているかどうかを判断できます。

学び・入社後の活かし方

最後に、ダンス経験を通じて学んだことと、それを入社後にどのように活かしていくかを伝えましょう。

企業が特に注目するのは、あなたがこの経験を通じてどのように成長し、今後どのようにその成長を企業で発揮できるかです。

例えば「この経験から、リーダーシップやチームワークの重要性を学びました。

また、目標を達成するために継続して努力する力を養うことができました。

これらのスキルを入社後のプロジェクトマネジメントやチーム運営に活かし、貴社の目標達成に貢献したいと考えています」といった形で、具体的に学びを業務に結びつけて説明すると良いです。

あなたがどのようにして得たスキルや価値観を企業で活かすつもりかを明確にすることで、採用担当者もあなたの入社後の活躍がイメージしやすくなります。

また、入社後の展望が明確であることを強調すれば、企業研究をしっかり行っている、モチベーションの高い人材であることも伝わるでしょう。

【ダンス経験のガクチカ】例文5選

続いて、ここまで紹介してきた内容を踏まえた上で、ダンス経験をガクチカでアピールする際の例文を5つ紹介します。

あなたがアピールしたいと思っている経験に近い話をしているものを中心に、どのような構成で話されているか、エピソードではどのような表現を用いて具体性を持たせているか確認してみてください。

ダンス部のガクチカ①

私が学生時代に力を入れたことはダンス部の全国大会出場に向けたチームのリーダーとしてチームをまとめたことです。
リーダーとして、メンバーの技術力を均一に引き上げることが最大の課題でした。
特に、経験の浅いメンバーとの技術差が大きく、振り付けの習得に時間がかかっていたため、個別にフィードバックを行い、理解しやすい指導を心掛けました。
また、チーム全体の練習時間の調整やモチベーション維持のために定期的にミーティングを行い、目標意識を共有しながら進めました。
その結果、全員が自信を持って本番に臨み、創部以来、初めて全国大会に出場することができました。
この経験から、リーダーシップとチームのコミュニケーションの重要性を学びました。
特に、個々の強みと弱みを理解し、適切なサポートをすることがチーム全体のパフォーマンス向上に繋がることを実感しました。
貴社でも、プロジェクトを進める際にチームの協調性を重視し、メンバー一人ひとりの強みを引き出すマネジメントを実践したいと考えています。

ダンス部のガクチカ②

私が学生時代に力を入れたことはダンス部の新入部員の育成です。
私はダンス部の2年次から新入部員の育成を任されました。
ダンス部には経験がほとんどないメンバーも多く、振り付けの基礎ができていない部員もいましたが、成長をサポートし、チーム全体のレベルを底上げすることが自分の使命であると感じ、育成に力を入れました。
まずは基礎的な動きから始め、個別の進度に合わせた練習プランを作成しました。
また、全体練習ではチームの団結力を高めるために共通の目標を持たせ、練習後にはフィードバックを行い、それぞれの改善点を明確に伝えることで、モチベーションを維持させました。
その結果、部員全員が年次の終わりには自信を持ち、大会にも参加できるレベルにまで成長しました。
この育成経験を通して、指導力と他者の成長を支援する喜びを学びました。
また、常にポジティブな雰囲気を保ちながら、チーム全体で目標に向かうことの大切さを痛感しました。
貴社でも、チームメンバーの成長を支援し、全体のパフォーマンス向上を図るリーダーシップを発揮したいと考えています。

ダンスサークルのガクチカ①

私が学生時代に力を入れたことはダンスサークルでの文化祭パフォーマンスの企画と運営です。
大学の文化祭はダンスサークルにとって1年で最も大きなイベントであり、サークルのメンバー全員が力を合わせて1つのパフォーマンスを完成させる絶好の機会で、私は企画と運営をリーダーとして担当しました。
まず、全員の意見を尊重しながら演出や振り付けを決めました。
大会前には練習中にはメンバー間の意見の食い違いや言い合いも起こりましたが、定期的にミーティングを開催し、最後には全員が満足できるパフォーマンスを完成させ、文化祭で多くの観客から好評を得ました。
この経験から、企画や運営においてはコミュニケーションの重要性を再認識しました。
全員の意見を取り入れながら、効果的なスケジュール管理と調整を行うことで、大きな目標を達成する力が身につきました。
貴社でもプロジェクトのリーダーシップを取り、チームメンバー全員の意見を尊重しながら、円滑にプロジェクトを進める能力を発揮したいと考えています。

ダンスサークルのガクチカ②

私が学生時代に力を入れたことはダンスサークルの広報活動です。
ダンスサークルの活動を外部に知ってもらい、多くの人に楽しんでもらうため、広報担当としてSNSやポスターを使った宣伝活動に力を入れました。
まず、SNSでの投稿内容を定期的に更新し、サークル活動の魅力を発信しました。
また、文化祭や定期公演の告知ポスターを作成し、キャンパス内外で宣伝を行いました。
その結果、多くの新入生が興味を持ち、次年度にはメンバー数が前年度比で20%増加しました。
この広報活動を通じて、戦略的なコミュニケーションとターゲット層に響く発信方法の重要性を学びました。
また、SNSやデザインツールの活用により、宣伝効果を高める手法を実践的に身につけました。
貴社でも、コミュニケーション力と広報活動を通じて企業のブランドイメージ向上に貢献したいと考えています。
ターゲットの分析を行い、最適な広告の作成に貢献する所存です。

個人ダンスのガクチカ

私が学生時代に力を入れたことは個人でのダンスコンテスト挑戦です。
私はダンス部にも所属していましたが、個人でも取り組んでおり、大学3年次に個人でのダンスコンテストに挑戦しました。
コンテストでは自分で振り付けを考え、音楽や演出も全て自分で担当しました。
練習では技術の向上だけでなく、表現の幅を広げるために様々なジャンルのダンスを取り入れるなど、ありとあらゆる工夫をしました。
この結果、コンテストでは4位に入賞することができ、自分のスキルと表現力に自信を持つことができました。
この経験から、自己成長のためには挑戦を恐れず、自ら目標を設定して達成に向けて努力することの大切さを学びました。
また、独自の視点で物事を捉え、自分のスタイルを作り上げる能力も得ることができました。
入社後も自主的に課題を設定し、達成し続けることで貢献したいと考えています。
高い目標を設定し、達成を続けることで自分の中の基準を高め、常に貴社にとって価値のある人物であり続けることを目指します。

【ダンス経験のガクチカ】まとめ

今回はダンス経験をガクチカとしてアピールしたいと考えている方向けに、おすすめの構成や注意点、アピールできる能力や例文などを紹介しました。

ダンス経験は非常にアピールしやすいガクチカの1つではありますが、ポイントを押さえることで、さらに質が高まります。

ぜひ、本記事で紹介した内容を踏まえた上で、企業の採用担当者の目に留まるようなガクチカを作成してください。

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