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・企業が課外活動を聞く理由
・課外活動を書くうえでおすすめの構成
・課外活動を書く際の注意点
・課外活動の例文
・課外活動の効果的な伝え方を知りたい人
・課外活動の構成を知りたい人
・課外活動の例文を知りたい人
・課外活動をアピールする上で注意するべきことを知りたい人
エントリーシートで課外活動を聞かれた際には、何を書いたら良いのか悩む学生は多いのではないでしょうか。
そもそも課外活動とは、どのような活動を指すのか理解できているでしょうか。
今回はエントリーシートで課外活動を聞かれた場合の書き方や、おすすめの文章構成についてを解説していきます。
課外活動のテーマに沿ったいくつかの例文も紹介していますので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
目次[目次を全て表示する]
そもそも課外活動とは
課外活動という言葉の概念について簡単におさらいしておきましょう。
課外活動とは学校の正規の教育課程以外で行われる活動のことで、学内外を問わず、様々な活動が含まれます。
「課外」と書いてあるので学校で行うことは含まれないと勘違いされがちですが、サークル活動など学内で行うことも含まれます。
いずれも学業以外での経験を通じて、リーダーシップ、調整力、コミュニケーション能力など、社会で必要とされるスキルを身につけられるものです。
また、学業と並行して行うことができるため、学業で得た知識を実社会で活用したり、実社会での経験を学業にフィードバックしたりすることも可能です。
学外活動との違い
一方で、学外活動とは大学の外で行われる全ての活動を指し、課外活動の一部に含まれます。
学外活動にはインターンシップ、アルバイト、ボランティア活動などが含まれ、大学の外での経験を積むことを目的としています。
企業や地域社会との関わりを通じて、より実践的なスキルや社会人としての基礎を身につけることができるのです。
大学内でのサークルや部活動などの課外活動に比べて、学外活動は直接的に社会とのつながりがあり、企業や団体の一員として働くことが多いため、より実務的な経験が得られるのが特徴です。
【ESでの課外活動の書き方】企業が課外活動を聞く目的
企業はエントリーシート上で、どのような目的があってあなたの課外活動を聞くのでしょうか。
ここを理解しないままに、作成をはじめてもいい文章が書けることはありません。
まずは、どのような目的で聞いているのかをしっかりと理解して、相手側の目的に沿うような文章構成が必要になります。
企業が課外活動を知りたがる目的はいくつかありますが、代表的なものを以下で紹介します。
これらの企業の目的をしっかりと理解した上で、作成をはじめていきましょう。
積極性を知るため
別の目的としては、積極性を知るために課外活動について聞いています。
自ら行動できるスキルは、企業が新入社員に求める資質のひとつです。
物事に対して、自ら積極的に考え、行動できる人材かどうかを評価しています。
課外活動の内容を通して示される積極性は、将来入社後の業務においても、積極的に行動し企業に貢献をもたらしてくれる可能性をイメージさせます。
このため、エントリーシートで課外活動を書く際には、これらが伝わるような内容を書くことが大切になります。
具体的には、プロジェクトでリーダーシップを発揮した経験や、ボランティア活動などを主導した経験などがあれば、これらを掘り下げて書くと良いでしょう。
企業は学生の積極性を判断し、将来自社の業務で貢献できる人材かを評価しています。
コミュニケーション能力を知るため
エントリーシートで課外活動を聞く目的のひとつに、コミュニケーション能力を知るためがあげられます。
企業は大学の授業などでは測ることの難しい、学生のコミュニケーション能力についてを知りたいと考えています。
このため、課外活動での内容を見ることで、その学生にどの程度コミュニケーション能力があるかを測ろうとします。
ビジネス環境下では、コミュニケーション能力は非常に重要なスキルのひとつと捉えています。
技術や知識は、入社後の教育で教えることが可能ですが、コミュニケーション能力は他人に教えられて上達するものではありません。
課外活動での内容を判断し、リーダーシップや協調性があるかをみて、コミュニケーション能力を持っている人材かを見極めています。
仕事への価値観を知るため
目的のひとつとして、仕事への価値観を知るためがあります。
これは、物事への取り組み方を見ることで、業務に真面目に取り組める人材であるかを判断するためです。
企業では、当たり前ですが仕事に対して適当に取り組む人材や、いい加減なやり方をする人材ではなく、真面目に取り組み成果を出してくれる人材を望んでいます。
これらを判断するために、課外活動への取り組み方が見られています。
どのような課外活動でも構いませんが、真摯に情熱や責任感を持ち取り組んでいた姿勢が良い評価を受けます。
また、チーム内での協力やリーダーシップを発揮したエピソードなども、良いアピールにつながります。
このため、課外活動の経験を通じて身につけた、責任感や他者との協力姿勢がうまく伝えられるように内容を検討していくと良いでしょう。
【ESでの課外活動の書き方】評価されるエピソードの選び方
続いて、ESで課外活動について書く際に評価されやすいエピソードの選び方について紹介します。
以下の4つのポイントのいずれかに当てはまるエピソードを選べば、良い印象を与えられるはずです。
ぜひ自分の経験と照らし合わせて、最も良い印象を与えられそうなエピソードを選んでください。
①強みがアピールできる
自分の強みをアピールできるエピソードを選ぶことが重要です。
普通の人が挑戦しないような新しい分野に飛び込んだ経験や、困難な状況で自らチームを引っ張り成果を上げた経験は、企業に対して強い印象を与えることができます。
また、具体的な成果や結果を示すことで、自分の行動がどのようにプラスの影響を与えたかを伝えることができるため、自己PRとして効果的です。
その経験を通じて得た学びや成長が、志望する企業でどのように役立つかを明確に述べることで、企業にとって即戦力としてのアピールもできます。
エピソードを選ぶ際には、自分が一番得意としている強みが自然に表現できるものを選ぶことがポイントです。
②個性が伝わる
個性が際立つかどうかも検討してからエピソードを選ぶようにしましょう。
特に他の学生があまり経験していないような珍しい活動や、独自の視点で取り組んだ活動を選ぶと、面接官に強い印象を与えることができます。
例えば手話サークルや芸能活動、地域社会での特別なボランティア経験など、一般的な学生生活であまり触れることのない分野で活躍した経験は、個性を際立たせるものです。
企業側は、どれだけ他の応募者と異なる視点を持ち、どれだけユニークな経験を積んでいるかを重視しています。
個性的な活動を通じて、あなたの価値観や行動力、独創性が自然に伝わるエピソードを選び、他の応募者との差別化を図りましょう。
ただし、一般的な課外活動しかしていなかった場合、無理に個性をアピールするために嘘をついたり、誇張したりする必要はありません。
③業務に活かせる
将来的に志望する業務に活かせるような経験をした場合は、ぜひ課外活動としてアピールすることを推奨します。
例えば、外資系企業を志望する場合は、留学経験を通じて異文化理解や英語力、コミュニケーション能力をアピールすることをおすすめします。
また、IT企業であれば、プログラミングやシステム開発の経験を課外活動として積んでいる場合、それが業務に関連するスキルとして高く評価されるでしょう。
企業は応募者がどれだけ早く実務に対応でき、即戦力として貢献できるかを重視しています。
エピソードを通じて、具体的にどのように自分が貢献できるかを示すことが重要です。
活動内容が企業の求めるスキルや経験に合致している場合、それが自分の業務適性を証明する強力な要素となり、企業に対して力強いアピールができます。
④長期間取り組んだ
できる限り、長期間にわたって取り組んだものを選ぶと、評価が高まりやすいです。
長期間の活動は、継続力や忍耐力、責任感を証明するだけでなく、面接で深掘りされた際に、より詳細に経験を伝えることができるからです。
例えば、数年間にわたって続けてきたサークル活動や、長期プロジェクトのリーダーを務めた経験は、その過程で直面した困難や工夫した点を具体的に語ることができ、面接官の質問に対しても自信を持って答えられます。
短期間で終わってしまった経験はどうしても具体性に欠けるため、できるだけ長期間関わり、その中で成長したことや工夫した点を強調できるエピソードを選ぶことが望ましいです。
長期にわたる経験は、自身の成長や実績をしっかりと裏付けるものであり、企業にとって信頼性の高い人物として評価されやすくなります。
【ESでの課外活動の書き方】課外活動一覧
続いて、就活生の方が経験している可能性が高く、アピールしやすい課外活動を紹介します。
学内と学外に分けて紹介しているため、以下の項目の中で当てはまるものがあれば、ぜひESでアピールできないか考えてみてください。
部活
サークル
学祭実行員会
学内ボランティア
オープンキャンパスのスタッフ
【学外】
アルバイト
インターン
ボランティア
資格勉強
趣味
留学
ハッカソン
ワークショップ
【ESでの課外活動の書き方】おすすめの文章構成
エントリーシートで書き表す際には、文章の構成にも十分に注意を払うことが必要です。
構成がしっかりと整っている文章は、読みやすいですし書いてある内容も理解がしやすい文章です。
一方で構成を意識しないで作成すると、文章は読みにくく伝えたい内容もうまく伝わりません。
作成の前には構成をしっかりと考え、伝えたい内容を整理した上で文章を作成していくことが重要です。
基本的な文章構成について解説しますので、作成の際の参考にしてください。
概要を述べる
まず最初に、何に取り組んだのかについて結論を簡単に伝えましょう。
最初に結論を述べることで、あなたが何に取り組んだのかを念頭に置いて文章を読んでもらうことができます。
最初に結論を述べないと、採用担当者はあなたが何に取り組んだのかわからず、疑問を抱えたまま読み進めなければなりません。
特に、応募数が非常に多い人気企業の場合、結論を先に述べていないと最後まで読んでくれない可能性すらあるため、注意しましょう。
始めた動機やきっかけを説明する
結論ファーストで概略を述べた次のステップでは、この活動を始める動機やきっかけについてを詳しく説明します。
課外活動を始めようとした背景には、個人的な理由や熱意が深く関わっていると考えます。
企業はこの部分を探ることで、学生のモチベーションや興味の方向性を理解しようとします。
このため、なぜその活動に取り組みたいと思ったのかや、その背景にある出来事や感情が伝わるように説明を行います。
具体的な例や経験をあげて、取り組みを始めようと思った動機やきっかけの部分を明確に示すことが大切です。
どのような理由があって活動を始める決断に至ったのかを読み手に伝え、自分の活動への情熱やその経緯を共感できる形で伝えることが重要です。
直面した課題を提示
次に、直面した課題を提示します。
また、この際にはその課題を見つけるまでの過程についても触れておくとさらにいい内容になります。
どのような活動であっても、継続していく中で困難や課題となることが発生しているはずです。
これらの内容をできるだけ詳しく、具体的な状況や背景も伝えながら、どのように課題を発見して克服したのかを詳しく書いていきます。
内容については、できるだけ詳しく書いた方が良いため、課題を発見した経緯と、克服するまでの対応策や取り組みについては、詳細に説明した方が良いです。
読み手に対して、自身が困難なことにもあきらめずに対応する姿勢と、問題を解決するスキルが伝わるように書くことが重要です。
活動を通じて得た結果や学んだことを述べる
次に結果について述べます。
課外活動を通じて得られた結果や学びについてを、具体的に伝えることが必要です。
得られた結果については、定量的なデータを用いて具体的で明確に示すことで、読み手もイメージがしやすくなります。
同時に、定性的な側面にも注意を払い、自身の意識や価値観の変化にも触れることで、さらに良い内容になります。
結果を伝えるうえで大切なこととして、何を達成したかや、どのようなことを実現できたのかといった内容を明確に説明することが大切です。
活動を通じて自身がどのように変化し、成長したのかを数値などを用いて明確に伝え、その経験が将来の仕事でどのように貢献するのかを伝えることが重要です。
社会人として今後どのように活かしたいかを説明する
最後では、課外活動を通じて得られた経験や学びを今後社会人としてどのように活かしていくのかを説明します。
これは、できるだけポジティブな方向性で話した方が良い評価を得やすいでしょう。
自身の将来のビジョンを示す重要な内容にもなるため、できるだけ詳しく説明することが大切です。
活動を通して得られたスキルや経験を、将来の仕事でどのように活かしていくのかに焦点をあて、その有用性をアピールします。
また、課外活動を通じてリーダーシップや協調性、問題解決のスキルなどを発揮できた経験があれば、それらが将来の職場でどのように役立つかをつなげて、アピール材料にするのも有効です。
自身の成長を積極的に説明し、将来社会人としての価値が高まる方向性で文章を作成しましょう。
【ESでの課外活動の書き方】書くときの注意点
課外活動を書く際の文章構成について説明してきましたが、実際に書き始める際には、注意をしなければならない点もいくつかあります。
これらの注意点に気をつけて作成しなければ、いくら構成がうまくできたとしても、分かりにくかったり、説得力に欠けたりとピントがずれた文章になってしまいます。
注意点はいくつかありますが、ここだけは必ず気をつけておきたい2点を紹介しますので、作成する際には十分に意識して進めてください。
結果まで記す
課外活動を書く際に注意しなければならない点としてひとつは、結果までを記載することです。
結果を具体的に示すことは非常に重要であり、さらに数値データなどを用いて成果や影響を具体的に表すことが大切です。
結果をしっかりと明記することで、文章としての完成度は高まりますし、数値データなど具体的な数値を用いることで、読み手側にもイメージがしやすくなるメリットがあります。
例えば、プロジェクトでの収益増加、コスト削減、参加者の増加などは数値データだけでも成功を証明できるため、これらの実績がある場合には、積極的に表現していきましょう。
結果を具体的に説明することは、自身のアピールにもつながり、企業に好印象を与える効果があるため、必ず記載するようにしましょう。
過程で得たことも記す
結果まできちんと記すことは効果的なアピールにつながりますが、その結果に至るまでの過程について述べることも大切です。
企業は就活生に対して、何か物事を進める過程で感じたことや学んだことも知りたいと思っています。
そこをエントリーシートに明記できれば、企業も就活生に抱く印象がより具体的となり、入社後の活躍イメージが浮かびやすくなります。
プラスの印象を少しでも与えるために、課外活動の過程もしっかりと書きましょう。
専門用語は使わない
もうひとつの注意点としては、専門用語を使わないことです。
さまざまな分野で専門用語はありますが、一般的ではないため、読み手がその分野の専門家や経験者でない場合には、理解が難しい可能性があります。
このため、あえて専門用語を使用せず、代替できる簡単でわかりやすい用語や表現で説明することで、自身の伝えたい情報が確実に伝わります。
活動内容の詳細を専門用語を使わずに説明することで、読み手に活動の状況や成果の理解がわかりやすく、コミュニケーションを円滑に進める効果があります。
これらを意識して、わかりやすい言葉を選択して文章を作成していくことは、エントリーシートの読み手側にも課外活動の意義や重要性が伝わりやすく、印象を良くするための大切な要素です。
空欄や特になしはやめよう
課外活動の経験がない、あまり覚えてることがないといった理由であっても、空欄のままにして「特になし」と記載するのはおすすめしません。
エントリーシートは企業側に自身のことを知ってもらうための重要な書類であるため、アピールできる機会を無駄にするのはもったいないです。
課外活動と言っても、どこかしらの組織に所属して活動した内容を書く必要はありません。
自身が学外で頑張ってきたことがあるのであれば、それを記載しましょう。
【ESでの課外活動の書き方】書き方のコツ
エントリーシートで課外活動を書く際には、気をつけなければならない注意点もありますが、書き方のコツもいくつかあります。
注意点は、気をつけなければマイナス評価ですが、書き方のコツについては、理解して使用すれば、プラス評価を受ける文章を作成できます。
以下に内容を紹介していきますので、まずはしっかりと理解しましょう。
その上で、自分が作成しようとしている内容と照らし合わせ、ぜひ活用して高評価を受けるエントリーシートを完成させましょう。
アピールしたいことを明確にする
課外活動を書く際にコツとして、自身のアピールしたいポイントを明確にしておくことが必要です。
自分の強みや価値観、得意なスキルなど、このエントリーシートを通じて、どのようなストロングポイントを訴えていくかを明確にしておくことが大切です。
具体的なアピールポイントが決まったら、その内容を際立たせるように構成を考えていきます。
大切な点は、読み手にとって自分がアピールしたいポイントがひと目で理解できるくらいまで、構成に工夫を持たせることです。
これらの工夫によって、エントリーシートを通して自分のアピールしたいポイントが明確に伝わり、企業側も理解しやすく、魅力的な候補者として捉えてもらえる可能性が高まります。
独自性を持たせる
もうひとつのコツとしては、内容に独自性を持たせることです。
オリジナリティの高い内容ほど、目に止まりやすく、読み手の印象にも残りやすいため良いアピールにつながります。
また、独自の視点からの分析は、他者との差別化につながるため、担当者へのインパクトを残しやすくなります。
課外活動を書く際にも、これらに気をつけて進めることが大切ですが、課外活動自体が一般的な内容であれば、差別化は難しくなります。
このような場合であっても、視点の違いや取り組み方、成果への焦点の当て方などの工夫を行うことで、独自性を表現することが十分に可能です。
これらによって、独自性が伝わり企業への良いアピールとして評価される可能性が高まります。
受ける企業や職種に合ったエピソードを選ぶ
課外活動は自身が経験したものを記載すれば良いですが、複数ありどれを書くか迷っているのであれば、なるべく受ける企業や職種に合ったエピソードを選択しましょう。
関連性の高いエピソードであるほど企業側にもより興味を持ってもらいやすく、評価が高まります。
エピソードを少しでも関連づけて好印象を与えることがベストです。
だからといって、事実ではないエピソードを記載してしまうと、嘘が発覚したときのリスクが大きいためやめておきましょう。
【ESでの課外活動の書き方】テーマ別例文紹介
ここまでエントリーシートで課外活動を書く際の注意点やコツについてを解説してきました。
何となく理解できて、書き方の概略は自分なりに見えてきたでしょうか。
ある程度、自分自身でどの活動をテーマにするかや、大まかな構成は浮かんできたのではないでしょうか。
ここから、実際に解説してきたことを参考にした例文を紹介します。
テーマ別に紹介していきますので、自身の経験に合わせて参考にして、あなたのエントリーシートを完成させてください。
アルバイト
飲食店
経済的な自立と、料理とサービス業に興味があり、その道に近づくきっかけとなりました。
ウェイターでのアルバイトを通じて多くの経験を積むことができました。
最初はオーダーもまともに取ることができませんでしたが、先輩方の仕事ぶりを参考に克服し、効率よく作業できるようになりました。
最も成長できた部分は、コミュニケーションスキルが向上したことです。
お客様との円滑なコミュニケーションを通じて、信頼関係を築くことができました。
また、仕事内容から高いストレス耐性と柔軟性も養うことができました。
これらのスキルを今後のビジネス環境で活かし、チームプレイヤーとして貢献したいと考えております。
アルバイトで培った価値観と経験を、広い範囲で社会に貢献することに役立てたいと思います。
塾講師
塾では高校生に対して勉強を教えることはもちろん、進路相談や学校生活の悩み相談など、生徒やその保護者の方とも多くのコミュニケーションを交わす機会がありました.
そのなかで私は、生徒一人ひとりに違う価値観があり、得意・不得意とする学習分野なども大きく違いがあることを改めて強く感じました。
あらゆるタイプの生徒がいるなかで、一人ひとりにどうアプローチをかけていけば実力を伸ばしてあげられるのか、勉強へのモチベーションを維持できるのかといった管理の方法を学べたのです。
それぞれに適した接し方を学べたこの課外活動での経験を、社会人となってからも活かしたいと考えます。
塾講師の経験をガクチカとして紹介する場合は、以下の記事も参考にしてください。
アパレルショップ
自分自身、洋服が好きだったこともあり、服を販売する経験をしてみたいと感じて始めたことですが、実際店内で作業をしてみると接客業の大変さを痛感しました。
お客様対応はもちろん商品の整理、開店・閉店作業など洋服以外に考えるべきことが多く、普段何気なく通っていた店舗の人たちの要領の良さ、社会人としての気概などを強く感じたことが印象的です。
自分のことはもちろん、会社や利用してくれるお客様のためにいかにベストな働きができるか、社会人となる前に教えてもらえたのは大変良い機会でした。
社会に出てからもこの経験を忘れず、常に会社やお客様のために動ける人材になりたいと強く考えています。
サークル
運動系サークル
参加のきっかけは、スポーツを通じて体を動かし健康を維持し、チームプレイを経験したいとの思いからです。
週に数回、トレーニングと地域リーグへの参加を通じてバスケットボールの技術やチームでの連携向上を目指して活動しています。
参加当初は、バスケットボール自体のテクニックと戦術を覚えることが課題でした。
これらは、メンバー間での練習を重ねる中でスキルが向上し、試合でも活躍できるようになりました。
また、連携プレーを通じて仲間との結束や信頼関係が向上していくことを経験することができました。
これらの経験を通して、協力とリーダーシップの重要性を学ぶことができました。
将来はこれらの経験を活かし、社内のチームの一員として、会社への貢献をしていきたいと考えております。
文科系サークル
その活動を通して、初対面の人たちと打ち解けるためのコミュニケーション能力や集団で活動するために大切なマナーを学べたのは良い経験です。
自ら行動して得た学びはもちろん、語学の習得も積極的におこない、異文化交流を通してそれぞれの国の文化を共有できたときはとても大きな達成感を得られました。 苦手なものでもチャレンジする挑戦心、そしてそれを成し遂げたときの達成感を学べた良い機会でした。
社会に出てからは学生時代以上にあらゆる面で壁が立ちはだかるかと思いますが、何事も周囲と協力しつつ果敢に挑むポジティブな気持ちを課外活動で学んだため、これを将来に活かしていこうと考えます。
趣味
趣味をガクチカとして紹介する場合は、以下の記事も参考にしてください。
旅行
兼ねてより海外に興味があったため意を決して行き、そこでは非常に貴重な経験ができました。
日本とは異なる文化や生活、そして自分の周りは外国語を話す方がいっぱいで、現地の方から見れば私が外国人の立場になっているというのは不思議な感覚だったことを今でも覚えています。
現地では優しい人たちと交流も重ねて、彼らの価値観や暮らしに触れていくうちに、自身の些細な悩み事も払拭されました。
この経験をきっかけとして、どんなに辛いことも決して長くは引きずらず、気持ちを切り替えてポジティブに取り組む姿勢を身につけられました。
何事も失敗を恐れずに取り組む気持ちは、将来きっと役立つものになると確信しています。
ドライブ
学生時代に免許を取得してから車を購入して、普段訪れる機会のない土地に足を運ぶことができるようになり、とても魅力的な日々を過ごせるようになりました。
未知の土地を訪れてさまざまな風景を目の当たりにすると、新たな発見や感動を得ることができて大変面白いです。
また、複数人でドライブに行く場合は車内でのコミュニケーションも楽しみのひとつです。
車内という閉鎖的な環境でのコミュニケーションは、普段とはまた違った深いつながりを生み出せるものだと実際に経験して感じました。
この経験を活かして、社会人になっても仲間同士で積極的にコミュニケーションを取り、協力的な姿勢で仕事に取り組めるよう努めていきます。
読書
さまざまなジャンルの本を読んでいますが、なかでも好きなジャンルは推理小説です。
あらゆる仕掛けやトリック、人物たちの心理描写などが描かれているものは頭のなかでじっくりと考えながら世界観を楽しめます。
この推理小説をたくさん読んだ経験から、人の話を考えて整理するスキルを身につけることができました。
人の話を考えて整理する力というのは、社会に出てからも必須のスキルであると確信しています。
同僚や取引先のクライアントと良好なコミュニケーションを取るためには、相手が今何を考えているのか理解することがなによりも大切であり、信頼を得るためにも欠かせない要素です。
読書で培った考える力を役立てて、会社に大きく貢献していきたいと考えています。
インターン
IT企業でソフトウェア開発
インターンに参加した動機は、テクノロジーの重要性と魅力に惹かれ、自身の専門知識を実践で活かしながら成長できると考えて参加を決めました。
参加当初は実務経験不足からのミスや、プロジェクトの複雑さにより、ご迷惑をおかけした場面がいくつかありました。
しかし、指導者からの密なサポートやチームメンバーからの励ましなどもあり、徐々に克服することができ、戦力として貢献することができるようになりました。
これらの経験から、ソフトウエア開発スキルが身に付きましたが、あきらめずにチャレンジする姿勢と、周りの方々の温かいサポートが力になることを学びました。
これからの社会人生活では、まずは自分が会社への貢献をすることはもちろんですが、周りをサポートできる人材になっていきたいと考えています。
営業経験
将来的に営業職に就いて働きたいと思っていたため、インターンシップで実際の業務を体験したいと思い応募したのですが、そこで仕事の大変さを思い知りました。
取引先へのアポイントを取りに行く現場を任せてもらいましたが、アポイントを取ることは想像以上に難しく、社会人としての仕事への責任感の重さなどを実感できたのは良い経験です。
担当として付いてくれた先輩社員が親身になって指導してくれたおかげでコツを理解して、何度も現場を経験することでついにアポイントを取れたときの喜びはとても大きかったです。
諦めずに何度も挑戦すること、そして仕事を成し遂げたときの達成感を強く味わえたインターンシップの経験は、社会人になってからも活きると考えています。
習い事
はじめは友人と一緒に興味本位で始めたものでしたが、現在は自分の意志で楽しみながら続けられています。
ある程度ダンスの経験も積んできた現在では自身のダンス練習だけではなく、同じく生徒として入会した小学生に指導させてもらっているのも良い経験です。
同じことを自分でやるのと相手に教えるのとでは大きく勝手が違うことを理解したとともに、教えることの奥深さを知ることもできました。
どう伝えれば上達してくれるか、どう接すればモチベーションを高めてくれるかを意識していくうちに、徐々に人も増えダンスの楽しさを多くの人に教えられています。
社会人になってからも人に教える場面、モチベーションを高めるべき場面は多々あるため、この経験を活かして積極的なコミュニケーションを心がけていきます。
資格勉強
これからの時代はビジネスの分野で必ず必要になると感じ、マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)資格を取得しました。
専門的なスキルを磨き、職場での価値も高まると考え、MOSの資格取得に取り組むことにしました。
資格取得に取り組む中では、学業との両立での時間管理や継続的なモチベーションの維持が課題となりました。
これらは、しっかりとスケジュールを組み強い意志で取り組むことや、同じ勉強仲間との情報共有などで士気をあげ、克服していきました。
MOS資格取得により、ビジネス文書の作成やデータ分析などのオフィススキルを向上することができました。
これらのスキルは、組織内での業務効率向上に貢献できるものと考えており、将来はビジネスのさまざまな側面でMOS資格を活用し、成果を出していきたいと思います。
【ESでの課外活動の書き方】よくある質問に回答
続いて、ESでの課外活動の書き方について、就活生の方からよくいただく質問に回答します。
以下の質問について、気になっている方も多いことでしょう。
ぜひ悩んでいることがあれば、参考にしてみてください。
志望業界・職種に関連しない課外活動を用いても良いですか
志望業界や職種に関係しない課外活動でも、ESに記載すること自体は全く問題ありません。
採用担当者は、学生の持つ価値観や思考プロセス、物事に対する取り組み方などを重視しています。
したがって、課外活動が具体的な業界や職種に直接関連していなくても、その活動を通じて学んだことや成長した部分をしっかり伝えることができれば、十分に評価されます。
例えば、アルバイトやサークル活動で得たリーダーシップや協調性は、どの業界や職種においても求められるスキルです。
そのため、それをいかに具体的に伝えるかが重要です。
活動内容そのものよりも、取り組んだ姿勢や結果をどう企業に伝えるかがポイントとなります。
したがって、自分が何を学び、どのように成長したかをしっかりと整理し、自分の強みと結びつけてアピールすることが大切です。
転職活動の場合は即戦力としての活躍が期待されますが、新卒の方の場合は育成が前提であるため「入社初日から企業に大きな貢献ができなければ、採用されない」というわけではありません。
成果が見えにくい活動はどう記載すればいいですか
成果が見えにくい活動であっても、具体的な文章を用いて説明することで評価されやすくなります。
定量的な成果が出にくい活動の場合でも、活動のプロセスや自分の役割、直面した課題にどう対処したかを詳しく書くことで、採用担当者に具体的なイメージを伝えることは十分に可能です。
成果が数値化できない場合でも、チーム全体の成長や雰囲気の変化、自分がリーダーとしてどのように導いたか、あるいはどのような工夫をして問題解決に取り組んだかなどを丁寧に説明することで、活動の価値をアピールできます。
また、成果そのものが大きくなくても、その過程で得たスキルや学びを伝えることで、企業に対して自分の適応力や成長意欲を示せます。
成果を強調するだけでなく、プロセスに焦点を当てたエピソードの描写が大切です。
複数の活動を記載しても良いですか?
設問が「経験してきた課外活動を教えてください」という形式であれば、複数の活動を箇条書きで記載しても問題ありません。
この場合は、複数の経験を簡単に列挙することで、様々な分野で活躍してきたことをアピールできます。
ただし、ガクチカや自己PRのエピソードとして課外活動を記載する場合には、具体的に1つの活動を深掘りして説明することが望ましいです。
したがって、箇条書きはあまりおすすめできません。
あくまで「課外活動で何を経験してきましたか?」と聞かれた場合に箇条書きで書くべきであり、自己PRやガクチカについての設問の場合は、箇条書きを用いてはならないということを覚えておきましょう。
この点は混同しがちであるため「課外活動について聞かれた場合は、箇条書きでもOK」「自己PRやガクチカの主題にする場合は、箇条書きではなく、1つのエピソードに絞る」と覚えておくことを推奨します。
【ESでの課外活動の書き方】書くことがない人は
ここまで、エントリーシートでの課外活動の考え方や書き方を解説してきましたが、自己分析を進めてもどうしても課外活動が思いつかない方は、第三者に分析をお願いしてみると良いです。
友人や家族などに分析をお願いすると、自分でもわからなかった部分に気づくことができる場合があります。
また、それ以外の方法としては、就活エージェントに相談するのも有効な手段です。
ジョブコミットでは、年間1,000名以上をサポートする経験豊富で優秀なアドバイザーがあなたの就活の悩みすべてを専属でサポートしてくれます。
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おわりに
エントリーシートの課外活動の書き方について解説しました。
効果的な文章構成や書き方のコツ、具体的な例文などを紹介しましたが、理解できたでしょうか。
課外活動は、あなたの個性やスキルを企業に向けてアピールする大切なポイントです。
自己PRの一環として、これらの解説を参考にあなたらしい魅力的なエントリーシートに仕上げましょう。
課外活動で得られた成果や、スキルを自信を持って企業にアピールすることが重要です。
魅力的なエントリーシートの作成が、就活成功への第一歩です。