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- ソフトウェア業界の特徴
- ソフトウェア業界の仕事内容
- ソフトウェア業界に向いている人
- ソフトウェア業界に興味のある人
- ソフトウェア業界の業界研究がしたい人
- ソフトウェア業界をより詳しく知りたい人
はじめに
就活を成功させるためには、まず業界について理解を深める必要があります。
なぜならば、業界にはそれぞれ様々な企業が存在し、ビジネスモデルなども大きく異なるからです。
そこで今回はソフトウェア業界の研究をスムーズに行っていただくために、記事で詳しく、そして分かりやすく紹介します。
ソフトウェア業界を目指しているものの、業界研究がなかなか進まない方や、就活を最近始めた方はぜひ参考にしてみてください。
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ソフトウェアとは
まずはソフトウェアにはどのような種類があり、どのような特徴を有しているかについて確認しておきましょう。
ソフトウェアが何なのかについて理解できていないと、業界研究もうまく進みません。
既にソフトウェアが何なのかについて分かっている方は飛ばしても構いませんが、簡単におさらいしておきましょう。
・OS(オペレーティングシステム)
・アプリケーションソフトウェア
・ミドルウェア
・デバイスドライバ
・フォームウェア
OS(オペレーティングシステム)
OSはコンピューターを動かす上で最も基本となるソフトウェアです。
ハードウェアとアプリケーションソフトウェアの橋渡しを行い、ユーザーがコンピューターを使いやすくするための仕組みを提供するものです。
ファイルの保存や実行、デバイスのやりとり、複数の作業を同時に処理するマルチタスク機能などは全てOSが担っています。
Windows、MacOS、ChromeOSなどが代表的であり、それぞれ異なる特徴や使い勝手があります。
- Windows
- MacOS
- ChromeOS
アプリケーションソフトウェア
アプリケーションソフトウェアとは、ユーザーが特定の目的を達成するために使用するソフトウェアのことです。
OSの上で動作し、文書作成、表計算、プレゼンテーション、画像編集、メール送受信など、日常的な業務や趣味、学習など幅広い用途に対応しています。
Microsoft WordやExcel、PowerPointなどが代表的な例で、ユーザーが直感的に操作できるよう設計されているのが特徴です。
近年ではクラウド上で利用できるアプリケーションも増えており、インターネット環境さえあれば場所を選ばず作業できる利便性も向上しています。
- Word
- Excel
- PowerPoint
ミドルウェア
ミドルウェアはOSとアプリケーションソフトウェアの中間に位置するもので、両者をつなぐ役割を果たします。
OSが提供する機能だけでは足りない部分を補い、アプリケーションの開発や実行を円滑にするために用いられるものです。
データベース管理、通信、セキュリティ、メッセージのやり取りなどを行う機能が含まれます。
MySQLやApache HTTP Server、Oracle Databaseなどがその代表例です。
ミドルウェアは複数のアプリケーションやサービスが連携して動作する環境において不可欠であり、企業の業務システムやWebサービスなど、複雑な構成を持つシステムに欠かせない存在です。
- MySOL
- Apache HTTP Server
- Oracle Database
デバイスドライバ
デバイスドライバはOSがハードウェア機器を正しく制御・管理するために必要なソフトウェアです。
プリンターやマウス、キーボード、グラフィックボードなどの周辺機器は接続するだけでは動作しません。
OSとハードウェアの間で情報のやり取りを可能にするのが、デバイスドライバの役割です。
NVIDIA GeForce DriversやIntel Graphics Driversなどが代表的な例で、これらがあることで画面描画や印刷などがスムーズに行えます。
- NVIDIA GeForce Drivers
- Intel Graphics Drivers
- Broadcom Wireless LAN Drivers
ファームウェア
ファームウェアは電子機器に組み込まれているソフトウェアで、ハードウェアの基本的な動作を制御する役割を担います。
OSやアプリケーションとは異なり、機器本体の内部にあらかじめ組み込まれていることが多く、ユーザーが普段目にすることは多くありません。
しかし、機器の動作を左右する重要な要素です。
BIOSやUEFI、SSDやHDDなどの記憶装置にもファームウェアが搭載されており、電源投入時の初期動作やデータの読み書きの際に働きます。
近年ではファームウェアもアップデート可能となっており、機能向上やセキュリティの強化が行われることもあります。
- BIOS/UEFI
- SSD(Solid State Drive)
- HDD(Hard Disk Drive)
ソフトウェア業界とは
続いて、ソフトウェア業界のビジネスモデルや平均年収、市場規模や就職難易度などの仕組みを紹介します。
以下の4つを覚えておくことで、就活の展望を立てやすくなりますし、自分が就職を目指すのかどうかも検討しやすくなります。
ぜひそれぞれ確認しておいてください。
・ソフトウェア業界のビジネスモデル
・ソフトウェア業界の平均年収
・ソフトウェア業界の市場規模
・ソフトウェア業界の就職難易度
ソフトウェア業界のビジネスモデル
ソフトウェア業界のビジネスモデルは大きく分けて2つのパターンがあります。
1つ目は自社開発型で、自社でソフトウェアを企画・開発し、パッケージやクラウドサービスとして企業や個人に販売するスタイルです。
会計ソフトやビジネス用チャットツールなどが、これの代表例であると言えるでしょう。
2つ目は受託開発型で、クライアント企業から依頼を受けて、その企業専用のシステムやアプリケーションを構築するモデルです。
業務内容の理解や要望のヒアリング力を求められる一方、安定した案件供給があるのが特徴です。
ソフトウェア業界の平均年収
ソフトウェア業界の平均年収は他の業界と比較しても高めの水準となっています。
特に開発職は平均年収が522万円とされており、日本全体の平均年収である460万円を大きく上回る結果となっています。
ITスキルの需要増加や、専門的な知識と技術を必要とする点が理由であると言えるでしょう。
また、プログラミングやシステム設計、プロジェクトマネジメントなどの役割が多岐に渡り、スキルを磨くことでキャリアアップや年収アップを目指しやすい環境が整っています。
ソフトウェア業界の市場規模
ソフトウェア業界の国内市場規模は6兆6631億円と推定されており、日本の産業全体においても存在感のある分野の1つです。
DXの推進や業務のIT化、クラウドサービスの普及といった流れを背景に、今後も市場は拡大していくことでしょう。
特に業務効率化やデータ活用のニーズが高まる中で、企業ごとのニーズに合わせたソリューションの提供が求められ、開発案件の数も増加傾向にあります。
また、スマートフォンアプリ、IoTなど新たな分野の成長も著しく、多様な領域にソフトウェアが関わる時代となっています。
ソフトウェア業界の就職難易度
ソフトウェア業界の就職難易度は企業の規模や志望職種によって異なりますが、特に大手企業は競争性が高く、難易度が高い傾向にあります。
IT業界全体が人材不足と言われる中でも、有力企業や有名企業には多くの就活生が殺到するため、エントリー段階などで倍率が非常に高くなることも少なくありません。
技術力だけでなく、論理的思考力や課題解決力、コミュニケーション能力など、総合的なスキルが問われることが特徴です。
また、エンジニア職においてはプログラミング経験やポートフォリオの有無も選考に大きく影響します。
一方、中小企業やベンチャー企業では人物重視の採用やポテンシャル採用が行われており、自分に合った企業を見極めることが成功の鍵です。
ソフトウェア業界の大手企業5選
続いて、ソフトウェア業界の大手企業を5つ紹介します。
ソフトウェア業界を目指しているならば、いずれも名前は聞いたことがある人が多いでしょう。
しかし、それぞれどのような業務を行っており、何を強みとしているのかなどはご存知でない方も多いでしょうから、ぜひ確認してみてください。
- 日本オラクル株式会社
- トレンドマイクロ株式会社
- 株式会社オービック
- 富士通株式会社
- サイボウズ株式会社
日本オラクル株式会社
日本オラクル株式会社はデータベースソフトで世界的に有名な米オラクル社の日本法人です。
主力事業は企業向けのデータベース管理システムや業務アプリケーション、そして近年力を入れているクラウドサービスの提供です、例えば「Oracle Database」は多くの企業の基幹システムで使われており、国内でも大手ITベンダーとして確固たる地位を築いています。
グローバルでクラウド事業が好調なこともあり、日本オラクルの直近の業績も堅調で、毎年安定した成長を続けています。
新卒採用にも積極的で、技術系・文系を問わず幅広い専攻の学生を募集しています。
入社後はグローバル企業らしく英語に触れる機会も多く、研修やOJTを通じてビジネススキルとITスキルの両面で成長をサポートしてくれる企業です。
トレンドマイクロ株式会社
トレンドマイクロ株式会社は日本発のグローバルなサイバーセキュリティ企業です。
個人向けのウイルス対策ソフト「ウイルスバスター」から企業向けクラウドセキュリティサービスまで、幅広い製品・サービスで世の中の“安心・安全”を支えています。
サイバー脅威が増大する現代において国内外で高いシェアを持ち、セキュリティ業界のリーダー企業として確固たる地位を築いています。
新卒採用では専門知識の有無を問わず「セキュリティで社会に貢献したい」という意欲ある人材を歓迎しているのが特徴です。
入社後の研修やOJTでセキュリティの基礎からしっかり学べるため、文系出身でも安心して第一歩を踏み出せます。
働き方は柔軟で、実はコロナ禍以前から在宅勤務制度を取り入れていました。
現在では週数日のリモートワークはもちろん、フレックスタイムのコアタイムを撤廃するなど自由度の高い社内制度が整っています。
株式会社オービック
株式会社オービックは企業の基幹業務を支える統合業務システム(ERP)を自社開発・提供する独立系ソフトウェア企業です。
看板製品の「OBIC7」は会計・人事・販売管理など企業のあらゆる業務を一元管理できるERPパッケージで、金融機関からメーカーまで幅広い業界に導入されています。
業界内でも随一の高収益企業として知られており、国内ERP市場でシェアNo.1を誇るとともに、30期以上連続で過去最高益を更新するという安定した成長を続けています。
「新卒一括採用で人材を育成する」文化が色濃い会社で、実は社員のほとんどが新卒入社です。
その分研修制度も非常に充実しており、入社後はビジネスマナーからプログラミング基礎、さらには自社製品について徹底的に学ぶ新人研修があります。
富士通株式会社
富士通株式会社は言わずと知れた国内最大級の総合ICT企業で、ハードからソフトまで幅広い事業領域を持っています。
パソコンやサーバーなどの自社製品開発はもちろん、企業や官公庁のシステム構築・運用、クラウドサービス提供、AIやネットワークソリューションの開発など、社会のデジタルインフラを総合的に支えるサービスを展開している企業です。
日本を代表する大手として長年業界をリードし、売上規模は数兆円に達します。
新卒採用では毎年数百名規模で新人を受け入れ、研修・育成体制が整っています。
入社後まず約1〜2ヶ月かけてビジネスマナー研修やIT基礎研修が行われ、配属後も先輩や上司によるフォローアップ、専門スキル習得のための講座受講支援などキャリア形成をバックアップしてくれる企業です。
サイボウズ株式会社
サイボウズ株式会社はグループウェア(企業内コラボレーション用ソフト)の開発・提供で知られるソフトウェア企業です。
社内情報共有ツール「サイボウズ Office」や業務アプリ作成クラウド「Kintone(キントーン)」など特徴的な製品を展開しており、チームの情報共有や業務効率化を支援しています。
国内のグループウェア市場では高い知名度とシェアを持ち、規模こそ大手ほどではありませんが着実に顧客を増やしています。
新卒採用では少数精鋭で、一人ひとりの個性とポテンシャルを重視した選考が特徴です。
入社後の新人研修では会社の理念や製品理解に加えチームビルディングにも力を入れており、新卒社員同士や先輩とのつながりを深める機会が豊富です。
ソフトウェア業界の現状・課題
ソフトウェア業界の現状や課題について紹介します。
この情報は「知識として持っておくと良い」というものではなく「自分が将来、何に取り組むことになるのか」について見通しを立てることにもつながります。
また、面接で「業界の課題で何か気になるものありますか?」「最近のニュースで気になるものありますか?」などと聞かれることもあるため、その回答の参考にもなるはずです。
・技術革新の加速
・サイバーセキュリティの強化
・顧客ニーズの複雑化
技術革新の加速
現在のソフトウェア業界はAIや機械学習、ブロックチェーンといった新技術の登場によって大きな変革期を迎えています。
これらの技術は業務の自動化や分析精度の向上、新たなサービスの創出などに活用されており、従来のソフトウェア開発に比べてより高度な知識と柔軟な思考が求められるようになりました。
技術の進化スピードが非常に早いため、企業は常に最新の動向をキャッチアップして、開発体制や人材スキルをアップデートし続ける必要があります。
一方、技術に対応できるエンジニアの不足も課題となっており、育成や教育の仕組みづくりが重要視されています。
サイバーセキュリティの強化
ソフトウェアの普及とともに、サイバー攻撃の手法も高度化・巧妙化しています。
特にソフトウェアに潜む脆弱性を突いた攻撃や、ユーザー情報を狙った不正アクセスは年々増加しており、企業にとってサイバーセキュリティ対策は最優先事項です。
一度でも情報漏洩が発生すれば、企業の信頼を大きく損ない、経営リスクにも直結するため、セキュリティに対する意識と投資は今後ますます重要です。
近年では開発の段階からセキュリティを意識した開発の考え方も広がっており、ただ機能を実装するだけでなく、安全性を確保する技術力も求められています。
顧客ニーズの複雑化
ソフトウェアに求められる役割は近年ますます多様化・複雑化しています。
顧客のニーズは「ただ動けば良い」から「直感的に使いやすい」「他のシステムと連携できる」「自社独自の業務に対応できる」といった方向へ進化しており、ソフトウェア開発にはより高いカスタマイズ性と柔軟性が求められるようになりました。
特に、企業ごとに異なる業務フローや要望に合わせたシステム設計を行うには、顧客との綿密なコミュニケーションと、要件定義の精度が重要です。
さらに、変化する市場や社会の動きに柔軟かつ迅速に対応できる想定で開発するためには、開発スピードと品質の両立も大きな課題と言えます。
ソフトウェア業界の今後の動向
続いて、ソフトウェア業界の今後の動向についても紹介します。
現状や課題を踏まえた上で、今後はどのようにソフトウェア業界が歩んでいくのかについて考えてみましょう。
自分のキャリアプランを立てることにもつながるため、ぜひ参考にしてみてください。
・クラウドネイティブとサーバーレス力の加速
・ローコード・ノーコード開発の加速
・産業特化型ソフトウェアの発展
クラウドネイティブとサーバーレス化の進展
今後のソフトウェア業界ではクラウドサービスのさらなる普及に伴い、クラウドネイティブなアプリケーションの開発の重要性が一層高まると見込まれています。
クラウドネイティブとはクラウド環境を前提として設計・開発されるソフトウェアのことで、スケーラビリティや柔軟性、多様性に優れています。
特に運用負担を軽減しつつ、効率的にシステムを構築する手段として、サーバーレスアーキテクチャの活用が広がりつつあり、開発者がインフラを意識せずにアプリケーションロジックの開発に集中できる環境が整いつつあるのです。
これにより、リリースまでのサービススピードが加速し、ビジネスの変化に迅速に対応する開発管理体制がより求められるようになります。
ローコード・ノーコード開発の拡大
ソフトウェア開発のハードルを下げる手段として、ローコード・ノーコード開発の導入も進んでいます。
従来のような高度なプログラミングスキルを必要とせず、直感的なUI操作やテンプレートを活用してアプリケーションを構築できる開発手法です。
業務部門の担当者が自らツールを使って業務システムを構築する「市民開発者」などが増加することで、企業のIT活用は一層進んでいます。
このような流れにより、エンジニアはより高度な開発やシステム全体の最適化に集中できるようになり、開発体制の柔軟性も向上しました。
ただし、拡大する一方でガバナンスやセキュリティ面での管理体制を整えることも課題として浮上しています。
産業特化型ソフトウェアの発展
ソフトウェア業界では今後、医療、物流、製造、教育など、特定の産業分野に特化したソリューションの開発がより重要になっていくと考えられています。
こうした産業特化型ソフトウェアはそれぞれの業界の業務プロセスや課題を深く理解した上で設計されるため、汎用的なパッケージソフトよりも高い実用性と効率性が期待できるのが特徴です。
医療業界では電子カルテや遠隔医療システム、物流業界では在庫管理や配送最適化ツールなどが導入されるようになりました。
顧客ごとの要望に合わせて柔軟にカスタマイズできる点が評価されており、導入の幅が広がっているのです。
ソフトウェア業界の職種・仕事内容
ソフトウェア業界の職種や仕事内容には何があるのかについても詳しく紹介します。
様々な職種がありますが、できれば、あなたが目指す仕事以外の業務内容も、確認しておいてください。
ソフトウェア業界は様々な職種の人々によって仕事が成り立っている業界であるため、将来関わることにもなりますし、円滑にプロジェクトを進めるには、お互いが何をしているのかについて理解しておく必要があります。
・プログラマー
・システムエンジニア(SE)
・アプリケーションプログラマー
・ゲームプログラマー
・ネットワークエンジニア
・ITコンサルタント
・営業
・セールスエンジニア
プログラマー
プログラマーはプログラミング言語を用いてシステムやアプリケーションを構築する職種です。
設計書や仕様に沿ったソースコードを記述し、ソフトウェアを機能させるようになっています。
プログラムの実装だけでなく、動作確認のためのテストや不具合の修正、機能追加の対応なども業務の1つです。
使用する言語や開発環境はプロジェクトによって異なり、Web系、業務系、モバイルアプリなど、活動の場は多岐に渡ります。
正確性と論理的思考が求められ、チームでの開発が主流となるため、コミュニケーション能力も重要です。
システムエンジニア(SE)
プログラマーと混同されがちですが、システムエンジニアは顧客の要望をヒアリングし、システム全体の設計から開発、運用までを総合的に管理する職種です。
プログラマーと同様にプログラミングを行うこともありますが、それ以上に要件定義や基本設計、進行管理など、上流工程を担うことが多いのが特徴です。
クライアントとの打ち合わせを通して業務課題を分析し、最適なシステムの提案を行うことが求められます。
また、開発チームのリーダーとしてプロジェクトをスムーズに進めるようにし、品質や納期の管理を行うのも仕事の1つです。
基本的に、プログラマーを経験した人がキャリアアップしてシステムエンジニアになることが多いです。
アプリケーションプログラマー
アプリケーションプログラマーはユーザーが直接操作するアプリケーションソフトの開発を担当します。
業務効率化ツール、業務用ソフト、スマートフォンアプリなどに対応します。
業務内容は設計からコーディング、テスト、保守、運用まで幅広く、ユーザーの利便性を意識した設計が重要です。
UIやUXの設計に関与することも多く、使いやすさや見やすさにも配慮しながら開発を進めます。
仕様変更や機能追加の対応も日常的に発生するため、柔軟性と迅速な対応力が必要です。
ゲームプログラマー
ゲームプログラマーはゲームの企画やデザインを実際に動かすためのプログラミングを担当します。
ゲームの挙動、キャラクターの動き、グラフィック、サウンドの制御、ユーザーインターフェースなど、ゲームを構成する様々な要素をプログラミングで形にします。
開発環境やプラットフォームに応じた専門知識が求められ、特に3Dグラフィックスや物理演算などの高度な技術に対応する場面も多くあります。
また、開発チームとの連携も綿密であり、デザイナーやディレクターと協力しながら開発を進める仕事です。
ネットワークエンジニア
ネットワークエンジニアは企業内外の情報通信を支えるネットワークの設計、構築、運用、保守を担う職種です。
インターネットの普及やクラウドサービスの活用が進む中、ネットワークの重要性はますます高まっており、安定した通信環境を維持する役割は極めて重要です。
業務としてはルーターやスイッチ、ファイアウォールなどのネットワーク機器の設定や、トラブル発生時の原因調査と復旧対応などが挙げられます。
また、セキュリティ対策や回線の状況確認、通信速度の最適化なども求められるため、技術的な知識だけでなく、論理的な問題解決力も欠かせません。
ITコンサルタント
ITコンサルタントは企業の経営課題や業務改善のニーズに対し、ITを活用した解決策を提案する専門職です。
情報技術を提供するだけでなく、顧客の業務プロセスや経営戦略を深く理解した上で、最適なシステム導入や業務フローの見直しなどを提案し、実行支援まで行います。
IT分野における幅広い知識に加えて、課題発見力、提案力、コミュニケーション能力が必要とされるポジションです。
コンサルティングの場では経営層とのセッションやプレゼンテーションの機会も多く、信頼関係の構築も重要な要素です。
営業
ソフトウェア業界における営業職は自社製品やサービスを顧客に提案し、契約までを担当する役割を担います。
扱う商材はパッケージソフト、クラウドサービス、受託開発など様々で、それぞれに応じた提案力が必要です。
顧客の課題や業務内容を正確に把握した上で、どのようなシステムが課題解決に役立つか見極める力が求められます。
また、販売後のフォローや導入支援なども含めて、長期的に信頼関係を築くことが必要です。
セールスエンジニア
セールスエンジニアは営業と混同されがちですが「営業と技術職の中間的なポジションである」と覚えておけば分かりやすいでしょう。
顧客への提案活動においては、技術的な側面からサポートを行います。
営業担当が把握しきれない技術的な質問への対応や、製品のデモンストレーション、導入前の技術検証などを担当し、顧客に対して技術的な信頼感を与える役割を担います。
また、営業とエンジニアの橋渡し役として、開発現場の要望や課題を取り上げて社内の製品改善にも貢献することが多いです。
高度な技術知識とコミュニケーション能力を兼ね備える必要があり、IT知識を武器に顧客との信頼関係構築を図る職種です。
ソフトウェア業界で働く魅力・やりがい
続いて、ソフトウェア業界で働く魅力、そしてやりがいについて紹介します。
以下の3点を理解した上で就活に臨めば、モチベーションが高まることでしょうし、就活の軸が明確になるはずです。
何より、志望動機を聞かれた際の回答にも組み込めるため、ぜひチェックしてみてください。
・新しい技術に触れることができる
・アイディアが形になる
・自身のスキルが評価されやすい
新しい技術に触れることができる
ソフトウェア業界の最大の魅力の1つは技術革新のスピードが非常に速く、常に最先端の技術に触れられる点です。
AI、IoT、ブロックチェーン、クラウドサービスなど新しい技術が次々と登場し、それに対応するために学び続けなければなりません。
こうした環境は変化を楽しめる人や好奇心の強い人にとっては非常に刺激的です。
日々の業務を通じてスキルアップできる点や、自分が成長している実感を得られる点も、多くのエンジニアや技術職のモチベーションにつながっています。
アイディアが形になる
ソフトウェア開発の仕事は、自分のアイディアをプログラムという形で具現化できる点に大きなやりがいがあります。
新しい機能を提案して実装したり、既存のシステムを改善したりすることによって、ユーザーにとって便利で使いやすいサービスを提供できます。
自分が考えたアイディアが多くの人に利用され、社会に影響を与える経験は達成感と誇りにつながるでしょう。
また、開発チームでアイディアを出して1つのプロダクトを作り上げていくプロセスには共同作業の醍醐味もあります。
自身のスキルが評価されやすい
ソフトウェア業界では学歴や年齢よりもスキルや成果が重視される傾向が強く、実力主義の文化が根付いています。
プロジェクトで成果を出せば、それがそのまま評価につながりやすく、若いうちから責任あるポジションを任されることも少なくありません。
特にプログラマーやエンジニアの仕事では書いたコードや開発した機能が成果として明確に残るため、評価基準が客観的で分かりやすい点も特徴です。
また、資格取得やポートフォリオの公開などを通じて、自分の能力を証明しやすい環境でもあります。
ソフトウェア業界に向いている人の特徴
続いて、ソフトウェア業界に向いている人の特徴について紹介します。
以下の3つの項目のうち、自分は何個当てはまっているのかについて考えてみてください。
多くが当てはまっている場合は、自信を持って就活を進められますし、もし当てはまる項目が少ない場合は、他の業界も就活の選択肢に入れる、もしくは就活をしながら、少しでも近づけるように取り組んでいってください。
・学習意欲のある人
・コミュニケーション力がある人
・創造力がある人
学習意欲のある人
ソフトウェア業界は技術の進歩が非常に早く、次々に新しいツールや言語、フレームワークが登場します。
したがって、この業界に向いているのは新しい技術や知識に対して常に好奇心を持ち、自発的に学び続ける姿勢がある人です。
一度習得したスキルだけでは通用するとは限らず、日々の学習がキャリアの成長につながります。
最新のプログラミング言語を学ぶ、クラウド技術やAIの知識をキャッチアップするなど、活躍の場面はさらに広がっていくことでしょう。
勉強を怠らないことで、さらに活躍の場面が広がっていくことでしょう。
コミュニケーション力がある人
ソフトウェア業界は開発業務においても営業職においても、他者との円滑なやり取りが求められる業界です。
エンジニア1人で黙々と作業するイメージを持たれがちですが、チームで協力しながら開発を進めていくことが多いです。
要件定義や設計の場面ではクライアントやプロジェクトマネージャーと認識のすり合わせが欠かせず、情報共有の精度は開発の進捗にも関わります。
また、営業職においても顧客の要望を正確にヒアリングし、自社の技術や製品の魅力を分かりやすく伝える力が不可欠です。
創造力がある人
ソフトウェア業界は変化が激しく、日々新しい技術やサービスが登場している競争の激しい分野です。
こうした中で求められるのは、与えられた課題に対して既存の枠組みにとらわれず、新しい発想や視点で解決策を見出す力と言えます。
同じような機能を持つアプリケーションがすでに市場に多数存在する中でも、ユーザーにとって使いたくなるサービスを作るためには、創造的な視点が不可欠です。
スマートなバックエンドの技術開発においても、限られたリソースで最適なパフォーマンスを発揮するには従来の手法にとらわれない柔軟なアイデアが必要になります。
ソフトウェア業界で重宝される資格
続いて、ソフトウェア業界を目指すにあたって重宝される可能性が高い資格について紹介します。
「以下の3つ、すべてを取得しよう」は難しい話かもしれませんが、気になるものや、これまでの学習を踏まえた上で、すぐに取得できそうなものがあれば取り組んでみてください。
また、合格することが理想ですが、合格できなかったとしても、資格取得のために勉強するだけで就活対策にはなります。
・ITパスポート
・情報処理技術者試験
・シスコ認定試験
ITパスポート
ITパスポートは情報処理推進機構IPAが実施している国家試験で、ITに関する基礎知識を証明する資格として幅広く知られています。
特に文系出身者やIT業界が未経験の方にとって、最初のステップとして最適な資格であると言えるでしょう。
ハードウェア、ソフトウェア、ネットワークなどの技術的な内容だけでなく、IT戦略やマネジメント、セキュリティなど、ビジネスに関わる幅広い分野が問われます。
システム開発に直接関わらない営業や企画、事務系の職種を目指す人も、ぜひ取得しておくと良いでしょう。
情報処理技術者試験
情報処理技術者試験は経済産業省が認定する国家資格で、ITの専門性を段階的に評価する複数のレベルが設けられています。
基本情報技術者試験や応用情報技術者試験をはじめとして、高度なスキルを証明する資格も多数存在します。
基本情報技術者試験ではプログラミングの基礎やアルゴリズム、データベース、ネットワークの基礎など、エンジニアとして働くための基本的なスキルが問われます。
一方、応用情報や高度区分に進むと、より実践的で専門的な技術が求められ、キャリアアップにもより有利に働くでしょう。
まずは基本情報技術者試験を目指すことを推奨します。
シスコ認定試験
シスコ認定試験は世界的なネットワーク機器メーカーであるシスコシステムズが主催する資格制度で、ネットワーク技術に関するスキルを客観的に証明できます。
特に、CCNAはネットワークエンジニアの登竜門として位置付けられており、ネットワークの基本、構築、トラブルシューティング、ルーティング、スイッチングの知識などを学べる資格です。
ネットワークインフラはすべてのITサービスの土台となるため、インフラエンジニアやクラウド関連職種を目指す方でも、取得しておくと良いでしょう。
ソフトウェア業界に行くためにすべきこと
続いて、ソフトウェア業界への就職を成功させるためのポイントについて紹介します。
以下の3つに入念に取り組んでおけば、ソフトウェア業界の選考を受ける際も、良い印象を与えられるようになるはずです。
ぜひ、以下の3つの対策に、入念に取り組んでおいてください。
・業界・企業研究をする
・インターンシップに参加する
・OB/OG訪問をする
業界・企業研究をする
ソフトウェア業界を目指す上で、まず必要なのは業界全体と企業ごとの研究です。
ソフトウェアといってもBtoB向けの基幹システムを扱う企業もあれば、BtoCのアプリ開発に注力する企業もあります。
また、プロダクトを自社開発しているか、他社の開発を受託しているかでも仕事内容や働き方が異なります。
したがって、こうした違いを把握しておいて、自分に合った企業を選ぶことが、ミスマッチを防ぐ第一歩です。
説明会や企業公式サイトの情報だけでなく、IR資料や社員のインタビュー記事などを参考にして、他社との違いや強みを見極めていくことが重要です。
インターンシップに参加する
インターンはソフトウェア業界を目指す方にとって非常に有益な機会です。
開発職やIT職に限らず、インターンを通じて実際の業務やチームの雰囲気に触れることで、座学だけではわからないリアルな職場の様子やスピード感を体感できます。
特に、数日から数週間にわたる長期インターンでは簡単なプロジェクトに携わることもでき、仕事の流れや必要なスキルの理解も深まるでしょう。
また、現場の社員と直接会話する中で、企業文化や価値観を肌で感じ取れるのも大きなメリットです。
採用直結型のインターンを実施している企業では、参加すること自体が、その後の本選考へのアドバンテージとなることも少なくありません。
OB/OG訪問をする
OB・OG訪問は企業の表面的な情報だけでなく、実際に働いている人の声を通じてリアルな実情を知ることができる貴重な機会です。
ソフトウェア業界では職種の幅も広く、開発、営業、コンサルティング、サポートなど、多様なキャリアパスが存在します。
自分がどのような仕事に向いているのかを見極めるためには、現場の社員が日々、どのような業務をしているのかを知ることが重要です。
また、訪問を通じて得た情報は、志望動機や面接の具体的なエピソードとしても活用できます。
「訪問先の社員がどのような視点で企業を選んだのか」「入社後に感じたギャップはあるか」なども参考になり、自分のキャリア選択に深みを持たせられるでしょう。
適職診断ツールを用いよう
ここまでソフトウェア業界について詳しく紹介してきましたが、記事を読んだだけでは、自分がソフトウェア業界に向いているか確信を持てない人も多いでしょう。
そこでおすすめなのは、弊社が提供している適職診断ツールを活用することです。
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AIを活用しているため、自己分析や他己分析特有の「主観」が入り込む余地がないのが魅力です。
ぜひ、適職診断ツールと自己分析や他己分析の結果と併せて、自分がソフトウェア業界に向いているかどうか、検討してみてください。
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おわり
今回はソフトウェア業界を目指している方がスムーズに業界研究をできるよう、ソフトウェア業界の概要を詳しく紹介しました。
この記事を読んで、ソフトウェア業界の概要を理解でき、よりモチベーションが高まった人も多いのではないでしょうか。
ここから大切になるのは、ES作成や面接対策などの具体的な対策です。
ぜひ、本記事で紹介した内定を獲得するためのコツなども踏まえた上で、入念に対策に取り組み、第一志望の内定を勝ち取ってください。