選考なしで参加できるインターンシップ参加する意味はある?内容やメリットをご紹介!

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はじめに

インターンシップには様々な種類があり、中には選考が行われず、応募すれば原則として誰でも参加できるインターンシップも存在します。

そこで今回は選考なしのインターンについて、そして参加するメリットや選考があるインターンとの違いを詳しく紹介します。

インターン先を探している方はぜひ参考にしてみてください。

選考なしのインターンとは?

選考なしのインターンとは、エントリーの時点で書類提出や面接などの選考を行わず、申し込めば、原則として誰でも参加できるインターンシップのことです。

こうした形式のインターンは短期間で開催されるものが多く、業界や企業の雰囲気に触れることを目的とした内容が中心となります。

中にはオンラインで完結するものもあり、大学の授業やアルバイトと両立しやすい点も就活生の皆さんにとって参加のハードルが低い要因の1つです。

自分の適性や興味を試す場として有用であり、就活の準備段階として活用する価値があると言えるでしょう。

選考なしインターンに参加するメリット

まず選考なしのインターンに参加するメリットについて紹介します。

誰でも参加できる気軽さや、早い段階から実践経験を積めるなど、様々なメリットが存在します。

より深く掘り下げて紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。

必ず参加できて経験が積める

選考なしのインターンは事前の審査がないため、エントリーすれば原則として誰でも参加できます。

就活に慣れていない段階でも気軽に申し込めることから、まずは行動してみたいと考える方の入り口として適していると言えるでしょう。

早い段階からインターンの場に身を置くことで社会人としての時間感覚やコミュニケーションの基本に触れることができ、自分の強みや弱みを把握する手がかりにもなります。

こうした経験はその後の選考があるインターンや本選考にも活かしやすく、就活全体をスムーズに進める土台となるでしょう。

就業体験で実践的なスキルが身につく

選考なしのインターンでも業務を通じて得られる学びは少なくありません。

企業によっては職場での作業や簡単なプロジェクトに参加できるプログラムが用意されていることもあり、ビジネスマナーや報連相の基本を学べます。

また、社会人との関わりを通じて敬語や言葉遣い、PC作業や資料作成など、基本的なスキルを習得できる可能性もあります。

限られた時間の中でも自分なりに吸収できることは数多くあり、経験の少ない段階で社会との接点を持つことによって「働くこと」へのイメージもより具体的になるでしょう。

このような経験を積むことは今後の選考ありのインターンや他の企業へのエントリーの対策にもなります。

早期から業界・職種理解が進む

選考なしでも参加できるインターンは学年に関係なく参加可能なことも多く、就活を始めたばかりの時期にも業界や企業に触れられます。

自分が興味を持っている業界がどのような仕事内容で構成されているのか、自分のイメージと合致しているかを把握することが可能です。

また、複数の企業のインターンに参加することで、業界や職種ごとの違いを比較できる点も魅力の1つです。

早い段階からこうした理解を深めておくと、自己分析の精度も高まり、その後の志望動機の作成や企業選びにも良い影響を与えることでしょう。

選考ありインターンとの違い

続いて、選考があるインターンとの違いについても紹介します。

選考がないインターンと選考があるインターン、それぞれにメリットがあり、参加のハードルやプログラムの濃さなどが異なるため、自分がどのタイプのインターンに応募するか考えるためにも確認しておいてください。

選考の有無と参加ハードルの違い

選考なしのインターンはエントリーすれば原則参加が可能で、就活の早い段階でも取り組みやすい点が特徴です。

これに対して、選考ありのインターンは応募者にエントリーシートや履歴書の提出が必要で、面接を経て参加が決定されます。

したがって、参加に至るまでのハードルは高く、ある程度の準備や自己分析、志望動機の明確化が求められます。

選考ありのインターンに参加するためには、他の応募者と比較される中で自分の強みを言語化し、意欲や適性を評価されなければなりません。

一方、選考なしのインターンは事前準備に時間をかけずに申し込めるため「まずは企業に触れてみたい」という方におすすめの選択肢となります。

プログラム内容の濃さや期待度の違い

選考ありのインターンは企業が限られた学生を対象に開催することが多く、プログラムの内容もその分深く設計されています。

実在する業務課題の解決を求められるプロジェクト形式はもちろん、グループワークやプレゼンを行うこともあります。

企業側も将来の採用候補として参加者を見ているため、期待値は高いです。

一方、選考なしのインターンは幅広い学生の参加を想定しているため、職場の見学や社員との座談会など、情報提供を中心とした内容が多くなります。

このように体験できる内容やタスクに違いがあるため、自分の目的に応じて適切な形式を選びましょう。

内定直結度の違い

選考ありのインターンは企業にとって優秀な人材を早い段階で見極める場としても位置づけられており、本選考や内定に直結するケースも少なくありません。

インターン自体が選考の一部として評価されることもあり、パフォーマンス次第ではそのまま早期選考に案内されることもあります。

反対に、選考なしのインターンは内定との直接的なつながりがないことが多く、企業も広く学生に業界理解を促すことを目的として実施しています。

就職先の選択肢を増やすという観点では選考なしインターンも有効ですが、内定につながる可能性を重視する場合は選考ありのプログラムを検討する方がおすすめです。

選考なしインターンを選ぶときのポイント

続いて、選考がないインターンを選ぶ時に、いくつか覚えておきたいポイントを紹介します。

以下の4点を意識してインターン探しをすれば、よりあなたに合った質の高いインターンに参加できるでしょう。

就活をよりスムーズに進めるためにも、ぜひ以下の4点は覚えておいてください。

仕事内容が明確かをチェックする

選考なしのインターンを選ぶ際に最も重要なポイントの1つが、そのプログラムの仕事内容が明確に記載されているかどうかです。

募集要項の内容が曖昧で「職場体験」「社員との交流」などとしか書かれていないものの場合、あまり学びが得られない可能性が高いです。

企業によってはただの説明会に近い内容で開催することもあるため、何を体験できるのか、どのような流れで進行するのか、明確に書かれているものに参加しましょう。

受け入れ実績や口コミを調べる

企業の公式サイトだけでなく、参加者の口コミや体験談もインターンの情報を集めるうえで参考になります。

SNSや就活サイト、口コミ掲示板などで過去に参加した学生の声を調べることで、雰囲気や内容、運営体制の丁寧さまで把握できます。

過去の受け入れ実績が豊富な企業であれば、インターンの質もある程度保証されている可能性が高く、参加しやすいです。

ただし、募集内容が魅力的に見えても、口コミが悪い場合は注意が必要です。

選考がないからこそ、受け入れ体制が整っているかを事前に見極める姿勢が求められます。

多方面から情報を集めて、後悔のない選択をしましょう。

無償・長時間など条件面を確認する

選考なしのインターンは参加のハードルが低いですが、条件面があまり良くないケースも多いです。

報酬の有無、拘束時間、交通費の支給の有無などは参加前に必ず確認しておきましょう。

特に、遠方の会場で行われるインターンに交通費の補助がない場合、自己負担が大きくなる可能性もあるため注意が必要です。

無償であっても十分な学びが得られるプログラムはありますが、自分の時間やお金をかけて参加する以上、納得できる条件であるか見極めておくことが大切です。

自分の目的とマッチしているか

選考なしのインターンに参加する際は「ただ参加すること」だけを目的にするのではなく「自分がその体験を通じて何を得たいか」を明確にした上で選ぶことが重要です。

業界理解を深めたいのか、働く現場の雰囲気を知りたいのか、社会人と接する機会を増やしたいのか、自分の目的によって最適なプログラムは異なります。

内容が軽めの座談会形式であっても、人事担当者と話す経験を通じて視野を広げたい方には意味のある場になります。

反対に、職種理解を深めたい方にとっては業務体験を含むプログラムの方が向いているでしょう。

やみくもに参加するのではなく、自分が何を吸収したいかを意識することが大切です。

選考なしインターンの探し方

続いて、具体的に選考がないインターンを探すに当たって、おすすめの方法を紹介します。

以下の4つの方法をうまく活用すれば、選考がないインターンの中で特にあなたに合ったものを見つけられることでしょう。

可能な限り早く自分に合ったインターンを見つけ、積極的に参加して経験を積んでください。

就活サイトで「選考なし」インターンを検索する

選考なしのインターンを探す際に最も効率的な手段の1つとして、就活サイトやインターン専門の求人サイトを活用する方法が挙げられます。

多くのサイトに「選考なし」「エントリーのみで参加可能」などの条件で検索できる機能があり、自分の希望に合ったプログラムをスムーズに見つけられます。

また、期間や開催地域、形式などの条件を組み合わせて絞り込めるため、学業やアルバイトとの両立を考慮しながら参加しやすいインターンを選べるのも魅力です。

サイトによっては学生の口コミや体験談が掲載されていることもあるため、参加するか否かを判断する材料としても活用できます。

大学のキャリアセンターで紹介を受ける

大学のキャリアセンターでは学生向けにインターンの情報を収集・提供してくれる場合が多く、その中には選考なしで参加できるものも多いです。

企業が大学と連携して実施するケースでは学生の参加を前提にした説明会や募集が行われるため、一般募集よりも参加しやすい環境を提示してくれることもあります。

キャリアセンターを通じて紹介を受けたインターンであれば、運営の信頼性も高く、参加後のフォローも期待できる点で安心材料も豊富です。

普段はあまりキャリアセンターを利用していない方も、インターンをはじめ何か有益な情報が得られないか、一度訪れて色々聞いてみましょう。

SNSや知人ネットワークから情報を集める

インターンの情報は公式な募集媒体だけでなく、SNSや知人のネットワークから得られることもあります。

特にXやInstagramなどでは企業アカウントが選考なしで参加できるプログラムの告知をしていることも多いです。

学生同士の情報共有の場としてもSNSは活発に使われており、学年や大学を問わず情報を得られることもメリットと言えます。

また、身近な友人や先輩に尋ねてみれば、自分の関心に合ったインターンを紹介してもらえることも多いです。

信頼できる人からの口コミは最も信頼できる情報の1つであるため、ぜひ、就活をしている、もしくは就活が終わった知人がいるならば積極的に話を聞いてみましょう。

インターン説明会やイベントに参加する

各地で開催されるインターンの説明会や企業の合同イベントに参加するのもおすすめです。

このようなイベントでは企業がブースを設けて直接学生と交流を行い、その場でエントリーを受け付けることも少なくありません。

イベント当日の参加を前提にしたプログラムもあり、スピード感を持って行動したい方におすすめの場です。

最近はオンラインで開催されるものも増えており、地理的な制約がなく参加できるのも便利です。

イベント後にそのままインターンに申し込める流れが整っているため、短時間で情報収集から参加決定までをスムーズに進められます。

選考なしインターン参加後にやるべきこと

続いて、インターンに参加した後に取り組んでいただきたい対策について紹介します。

以下の3つの取り組みは選考がないインターンに参加した後はもちろん、選考があるインターンに参加した後にも行ってほしい大切な内容です。

今後インターンに参加するつもりの方はぜひ覚えておいてください。

経験を振り返って自己分析に活かす

インターンに参加した後はその体験をしっかりと振り返り、自己分析に活かすことが大切です。

どのような場面で興味を覚え、どのような作業にやりがいを感じたかなど、具体的な体験をもとに自分の理解を深めることで、今後の進路選択に役立つ材料が得られます。

業務を体験する中で自分の強みや課題が見えることも多く、自分にどのような環境が合っているか見極める手がかりにもなります。

また、インターンを終えた直後の感情や印象は時間とともに薄れてしまうため、可能な限り早い段階でメモを取りながら振り返ってください。

自分にとって印象深かった場面や学びを言語化しておくことで、自己分析の材料として活かしやすくなります。

ES・面接で使えるエピソードにする

インターンで得た経験は、エントリーシートや面接でのアピール材料としても活用できます。

そのためにはただ「参加した」という事実ではなく、どのような場面で、何を感じ、何を学んだのかを整理することが重要です。

特に仲間と協力した経験や、自分の行動がチームにどう影響したかなどは評価の対象になりやすく、相手に印象を残しやすい要素です。

インターンの中で起きた出来事を1つ選び、その中でどのような課題に直面し、どう対処したかを自分の言葉で説明できるようにしておくと、ES作成や面接準備の際に役立ちます。

企業との接点を活かして次につなげる

インターンが終了した後も、企業との関係を切らさずに継続的な接点を持つことは今後のチャンスを広げる上で非常に有効です。

プログラムを担当していた社員の方や人事担当者に感謝のメールを入れることで、礼儀を示すだけでなく、強い印象を残せます。

選考なしで参加したインターンとはいえ、必ずしも早期選考につながらないわけではありません。

自分から積極的に関係を築いていけば、ただ学びを得るだけでなく、多少なりとも選考で優遇してもらえることもあります。

何より、もしその企業を受けないにしても「コネ」は持っておいて損はありませんから、ぜひ良好な関係を維持しましょう。

まとめ

今回は選考がないインターンについて詳しく紹介しつつ、選考があるインターンとはどのような点が違うのか、具体的にどのように見つければ良いのかについて詳しく紹介しました。

選考がないインターンはハードルが低く、気軽に参加できる点が魅力です。

気になるものがあれば積極的に参加し、早い段階から経験を積んでいきましょう。

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