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大学3年の9月に就活準備を何もしていないのはかなり危機的
大学3年の9月に就活の準備を何もしていない人は、危機感を持ってください。
近年の就活は早期化しており、大学3年のうちから始まっているからです。
もちろん、卒業までには時間があるため挽回できます。
しかし、大学3年の夏休みから、就活を始めている人がいます。
つまり、何もしていない人は、出遅れているといえるでしょう。
この記事では、大学3年の9月から就活を始めて、内定獲得に近づくためにやるべき対策を解説します。
出遅れた分を取り返し、納得のいく就活にしましょう。
大学3年の9月における就活生の平均的な就活状況
まずは、周囲の大学3年生がどういった状況なのか確認しましょう。
内定獲得というゴールを目指すには、現在地を理解することが重要です。
そこで、本章では大学3年生の多くが9月をどのように過ごしているのか解説します。
ただし、先を行く学生を見て焦る必要はありません。
あなたが内定を獲得するために、やるべき行動を明確にするのが目的です。
そのため、自分の状態をポジティブに捉えてください。
大半のライバルは夏のインターンを終えている
大学3年の9月には、大半のライバルが夏のインターンを終えています。
株式会社マイナビは、2026年3月卒業見込みの大学生と大学院生を対象にアンケートを取りました。
そこで、大学3年の8月に開催されたサマーインターンに参加した学生の割合は71.1%、9月のインターンでは71.4%でした。
つまり、半数以上の学生が1度は夏のインターンを経験していることになります。
さらに、インターンに参加したことで、志望度が上がったと回答した学生は85.8%です。
多くの学生が夏休みを機会に行動し、志望企業を見つけていることになります。
周囲の学生は、9月の時点ですでにインターンに参加した経験があることを理解しておきましょう。
参考：2026年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(9月)｜株式会社マイナビ
先を行く学生は既に内々定を手にしている場合も
行動が早い学生は、内々定を獲得している場合があります。
志望する業界や企業によっては、早い段階から内定を出すからです。
たとえば、外資系企業やベンチャー企業、通年採用を取り入れている企業などが挙げられます。
日本の大手企業は大学4年の6月から就活が解禁されます。
しかし、すべての企業が同じスケジュールで活動するわけではありません。
そのため、大学3年の9月に内々定を獲得する人もいるでしょう。
また、株式会社キャリアサポートパスが2025年の6月に公表したデータによると、2026年卒の大学生のうち、大学3年の12月以前に内定を獲得したと回答した人は25.6%でした。
つまり、大学3年の9月に内定を持っている人は、特別な存在というわけではありません。
参考：26卒就活状況調査(2025年6月実施)｜株式会社キャリアサポートパス
秋冬インターンの募集がスタートしている
大学3年の9月は、秋冬インターンの募集がスタートする時期です。
多くの企業は優秀な学生に早期から接触しようと考えています。
つまり、本格的な就活は始めていないものの、良い人材がいれば獲得しようと考えています。
そこで、学生側も貴重なチャンスを逃さないようにしましょう。
秋冬インターンは、企業によっては選考に直結するものがあります。
インターンで成果を残すことで、書類選考や一次選考を免除される場合があります。
「就活に出遅れた」と感じる学生は、インターンと選考が一体になっているものを選択し、効率よく就活を進めましょう。
秋冬のインターンであっても、内定獲得のチャンスを掴んでください。
大学3年の9月から就活を始める人がすぐにやるべき就活準備10選
大学3年の9月から就活を開始する人は、本章で紹介する準備から取り組んでください。
大学3年の9月までに就活を放置した人の中には「何から始めるべきかわからない」と考える人もいるでしょう。
進むべき方向がわからない人が、立ち止まってしまうのは当然です。
本章では、やるべき行動を順番に解説していきます。
就活に迷っている人は参考にしてください。
自己分析をして企業選びの軸を定める
まずは、自己分析から始めて、企業選びの軸を決めてください。
企業選びの軸がないと、迷った際の判断基準がありません。
そこで、学業やゼミ、アルバイトやサークル活動などから振り返ってください。
自分が何に興味を持ち、どういった強みを持っているのか、どんな価値観が大切なのかが明確になります。
その結果「裁量の大きい仕事がしたい」「新規プロジェクトを立ち上げたい」などの自分なりの企業選びの軸が見つかるでしょう。
企業選びの軸は、数ある企業の中から自分に合った企業を選ぶ際の基準になります。
さらに、面接で説得力のある志望動機や自己PRを語る土台になるでしょう。
まずは、自己分析から始めて、企業選びの軸を決めてください。
業界研究をして興味のある業界を絞る
次に、興味のある業界を研究しましょう。
自己分析で得られた企業選びの軸をもとに、興味のある業界について広く調べてください。
たとえば、志望する業界の市場規模や課題、ビジネスモデル、大手企業などです。
業界全体を俯瞰することで、自分の価値観に合った企業を比較検討するために必要な知識が身につきます。
業界研究するには新聞や書籍、業界団体が発表するレポートなどが有効です。
さらに、企業が公式に発表している一次情報を集めることで、正確な情報が手に入ります。
また業界研究は、単に企業の情報を集めるだけではありません。
自分が入社した後の姿を想像するための材料です。
入社後の姿が想像できない場合、あなたの価値観に合わない可能性があるので注意してください。
企業を5〜10社決めて企業研究をする
企業研究は、5〜10社と数を決めてから始めてください。
企業研究は就活で重要なポイントです。
しかし、興味のある企業をすべて研究するとなると、時間が足りません。
とくに大学3年の9月から始めた人は、就活に遅れています。
挽回するためにも、数を決めてから研究しましょう。
企業研究する際は、事業内容や強み・弱み、競合他社との違い、経営理念などを分析してください。
企業の個性を把握することで、志望動機を作成する材料になります。
また、自分の価値観に合う企業か判断することが可能です。
情報を集める際、企業の採用ページやIR情報、ニュースリリースなどがおすすめです。
ほかにも、インターンやOB・OG訪問を通じて、企業に足を運んでみましょう。
企業研究を深めることで、入社後のミスマッチを防ぐことにつながります。
企業研究をし的になった企業のインターンにエントリーする
企業研究したのち、気になった企業があれば、インターンに応募してください。
インターンは、実際の事業内容や職場環境を深く知る絶好の機会です。
自分の目で職場を確認したり、社員と直接話したりすることで、企業の公式サイトには載っていないリアルな情報が得られます。
また、インターンに参加することで、応募者限定の選考ルートに進めます。
企業研究によって、興味が湧いた企業がインターンを開催していないか、こまめに採用サイトをチェックしましょう。
インターンに参加するうちに、価値観が合わないこともあります。
しかし、インターンに参加すること自体が、本選考の良い練習となります。
ただし、9月時点であれば秋冬インターンの参加申し込みの締切日が近づいているので、注意してください。
ガクチカと自己PRを文章にしておく
選考に進むにあたって、ガクチカと自己PRを文章化しましょう。
エントリーシートや履歴書に記載する文章がすぐに用意できるからです。
まずガクチカは、何を成し遂げたかだけでは不十分です。
結果に加えて「なぜ力を入れたのか」「課題をどう乗り越えたのか」といったプロセスを具体的に記述してください。
文章に具体性が生まれ、説得力のある内容になります。
また、自己PRは、ガクチカの内容と結びつけ、企業にどのように貢献できるのか伝えてください。
ガクチカと自己PRは、エントリーシートや面接で頻繁に聞かれる項目です。
説得力のあるエピソードを準備しておきましょう。
Webテスト（SPIなど）の対策をする
Webテストの対策も欠かせません。
多くの企業は、エントリーした学生すべてに対応するのは、時間・労力的に難しい場合があります。
そこで、選考の初期段階でWebテストを実施します。
テストはSPIや玉手箱、TG-WEBなどさまざまです。
しかし、出題傾向はパターン化されています。
あらかじめ、問題集を繰り返し解いておき、慣れておくことが重要です。
Webテストは、最低限の学力があるのか、性格や特性が自社とマッチするかなどをチェックするために用いられます。
大学受験レベルの受験勉強が必要なわけではありませんが、選考に進むための足切りとして利用されるため油断は禁物です。
実践形式で面接対策を行う
就活対策として、実践形式での面接も対策しましょう。
面接は、企業に自分の魅力を直接アピールできる数少ない場です。
そこで、自己紹介から志望動機、自己PRなど、頻出とされる質問には答えを用意しましょう。
また、面接対策では声のトーンや表情、話し方といった非言語的な部分も意識して練習してください。
面接官は、学生の態度や姿勢、振る舞いなどもチェックしているからです。
大学のキャリアセンターや就活エージェントに協力してもらい、模擬面接を繰り返しましょう。
余裕があれば、面接官の質問の意図を汲み取り、論理的かつ簡潔に答える練習もしてください。
限られた時間の中で効果的に自分の考えを伝えられます。
志望業界のOB・OG訪問を行う
チャンスがあれば、志望業界のOB・OG訪問に参加しましょう。
卒業生や先輩の人脈を利用することで、早い段階から職場の雰囲気や業務内容、働く社員の声を聞くことが可能です。
リアルな情報は、企業説明会やWebサイトでは得られません。
もちろん、質疑応答や社員インタビューを閲覧することで、近い情報は得られるでしょう。
しかし、自分の目と耳で得る情報の質には劣ってしまいます。
そこで、大学のキャリアセンターやOB・OG訪問を支援するサービスを利用して、積極的に参加しましょう。
ただし、相手は社会人です。
忙しい時間のなか、あなたに時間を割いてくれます。
つまり、相手に失礼のないように、事前に質問内容を考えておきましょう。
就活サイトやオファーサイトに登録する
効率よく就活したい人は、就活サイトやオファーサイトに登録しましょう。
現代の就活は、スマートフォンの普及により、情報へのアクセスが簡単になりました。
そのため、少ない手間で多くの企業の情報を閲覧できます。
そこで、就活サイトに登録しておくことで、スムーズな就活が可能です。
さらに就活サイトは、企業の情報収集やエントリー、説明会の予約など、就活のほとんどのプロセスに必要不可欠です。
マイナビやリクナビなど、主要な就活サイトには登録しておきましょう。
ほかにも、ベンチャー企業を希望する場合、ベンチャー企業に特化したサイトがおすすめです。
ベンチャー企業のみを紹介してくれるので、興味のない企業の情報を省けます。
無料の就活エージェントサービスに登録する
就活を伴走してくれるサポーターがほしい人は、無料の就活エージェントサービスに登録してください。
就活エージェントは、自己分析から企業探し、履歴書の添削など幅広く支えてくれるサービスです。
さらに、面接の相手になってくれます。
面接対策は1人ではできないため、欠かせない存在になるでしょう。
また、就活エージェントは、非公開求人を持っていることもあります。
非公開求人とは、就活サイトに掲載されておらず、一部の人しか応募できない求人です。
あなたの性格や希望、強みに合った求人を紹介してくれるでしょう。
もちろん、就活エージェントがいなくても内定は獲得できます。
しかし、1人での就活が不安な人は、プロの力を借りましょう。
大学3年の9月の実際の就活スケジュール例
大学3年の9月から就活を開始する人は、実際のスケジュールを理解しておきましょう。
期間を区切って活動することで、自分の進捗が早いのか、遅いのかが判断できます。
そこで、本章では9月を3つに分けて、それぞれの時期にやるべきことを解説します。
もちろん、必ずスケジュール通りに行動する必要はありません。
しかし、何から行動するか迷っている人は、スケジュール例の通りに行動してみましょう。
9月1週目〜2週目
まず、9月1週目〜2週目は自己分析と業界・企業研究、そして志望動機と自己PRを完成させましょう。
自己分析は、企業の軸を決めるのに欠かせません。
また、業界・企業について情報を集めなければ、企業を選ぶ材料が手に入れられないでしょう。
たとえば「規模の大きいプロジェクトに参加したい」「裁量の大きい仕事に就きたい」など、働くうえで大切にしたい考えは人それぞれです。
自分なりの考えを持つためにも、最初に取り組んでください。
また、志望動機と自己PRは、就活で頻出の質問です。
どの選考でも問われるため、あらかじめ準備しておきましょう。
面接でスムーズに回答することで、入社意欲や熱意を伝えるきっかけになります。
9月2週目〜3週目
9月2週目〜3週目は、企業へのエントリーと同時に面接対策を開始しましょう。
まず、内定を獲得するには企業へのエントリーが欠かせません。
そのため、業界・企業研究を通じて見つけた企業に応募してみましょう。
「本当にエントリーしていいのか？」と不安に思うかもしれません。
しかし、企業との相性が悪ければ辞退することも可能です。
そこで、少しでも興味があればエントリーすることをおすすめします。
また、書類選考を突破したことを想定し、面接の対策を始めてください。
頭の中にある考えを言葉にするには訓練が必要です。
とくに面接は、多くの学生が緊張するでしょう。
大学のキャリアセンターや就活エージェントを相手に練習してください。
9月3週目〜4週目
9月3週目〜4週目は、企業へのエントリーを継続しつつ、改善を重ねましょう。
就活は、自分の思うように結果が出るとは限りません。
そのため、不採用の連絡が来ると悲しい気持ちになりますが、勇気を出して次の企業にエントリーしましょう。
ただし、そのままの状態を継続するのは避けてください。
自分なりに足りない箇所を自覚し、改善しましょう。
選考に落ちる原因がわからない場合、大学のキャリアセンターや就活エージェントに相談することをおすすめします。
就活のプロから客観的なアドバイスをもらうことで、自分では気がつかないポイントを知ることが可能です。
大学3年の9月に参加したいおすすめのインターンシップ
大学3年の9月から就活を始めた人におすすめしたいインターンは、以下の3つです。
早期選考や本選考に直結するインターン
実践スキルを磨くための長期インターン
ワークショップなど業務体験型の1dayインターン
インターンは、就活に欠かせないイベントの1つです。
しかし、なんとなく参加するだけでは効果的な成果は得られません。
本章では、どのインターンに参加するべきか迷っている人向けに解説します。
早期選考や本選考に直結するインターン
出遅れた分を早期に取り戻したい人は、早期選考や本選考に直結するインターンがおすすめです。
ベンチャー企業を志望する学生にとって、9月以降に開催されるこのタイプのインターンは、内定獲得への最短ルートになるからです。
多くのベンチャー企業は社員数が少ない分、採用活動を効率化するために、インターンを候補者を見極める場として扱います。
社員と一緒に実際の事業課題を解決するワークに取り組むことで、あなたの論理的思考力や専門知識、そして「一緒に働きたい」と思わせる熱意をアピールする絶好の機会となります。
また、成果を出せば、そのまま早期選考に進めるため、就活の遅れを挽回するのに適したチャンスです。
実践スキルを磨くための長期インターン
大学3年の9月であれば、実践スキルを磨くために長期インターンに参加する方法もあります。
大学の授業や研究で培った専門知識を、実践の場で活かしたいと考える学生は、ベンチャー企業が実施する長期インターンが最適です。
ベンチャー企業は新しい事業を立ち上げたり、既存の事業を改善したりするため、学生にも大きな裁量権と責任を与えられることがあります。
たとえば、新規事業の立ち上げメンバーとして、データ分析やプロダクト開発に携わることも可能です。
実際の業務経験は、学生時代に何を頑張ったかというガクチカとして、本選考で役立つアピールポイントになります。
長期インターンに参加し、入社後に使えるスキルを身につけましょう。
ワークショップなど業務体験型の1dayインターン
まだ志望業界や企業が定まっていない人にとって、1dayインターンは効率的な企業研究の手段となります。
ベンチャー企業の1dayインターンは、創業者が自社のビジョンや情熱を直接語る機会があります。
そのため、企業のカルチャーや目指す未来を深く理解するきっかけになるでしょう。
また、社員との交流会を通じて、働く人々の雰囲気や熱意を肌で感じることが可能です。
1dayインターンは、短時間で終わってしまいますが、志望企業が自分の価値観に合うか、社員の熱意に共感できるかを確認しましょう。
さらに、短い期間のインターンは、多くの企業が開催しているため、積極的に参加して、視野を広げるのに役立ててください。
大学3年の9月から就活を始める人が気をつけるべき注意点
大学3年の9月から就活を始める人は、以下の3つに注意してください。
出だしが遅れたからと言って焦らない
インターンや早期選考へのエントリーは積極的に行う
周りの就活生の就活状況と自分を比べすぎない
就活を開始すると、自分が出遅れたことに焦りを感じるかもしれません。
しかし、就活のゴールを見失わないようにしてください。
就活の目的は、納得した企業から内定を獲得することです。
本章で解説する注意点を回避するためにも、ぜひ参考にしてください。
出だしが遅れたからと言って焦らない
大学3年の9月から就活を始めるのは、出だしが遅れたといえます。
しかし、挽回ができないほどの差ではありません。
そのため、必要以上に焦らなくて大丈夫です。
焦りは、適切な判断を邪魔します。
たとえば、内定がないことに焦りすぎると、妥協した企業に就職を決めるかもしれません。
一方で、入社後に価値観の違いが現れ、後悔する可能性があります。
焦る気持ちは理解できますが、グッと堪えて自分の価値観に合う企業を見つけてください。
まずは、自己分析と業界・企業研究から始めて、企業選びの軸を作りましょう。
判断基準を設けておくことで、焦った状態での誤った判断を回避できます。
インターンや早期選考へのエントリーは積極的に行う
就活の準備ができたら、インターンや早期選考へのエントリーに挑戦してください。
積極的に応募することで、内定を獲得する確率がアップするからです。
就活は、数ある企業の中から1社を選ぶため、ある程度の応募が必要になります。
そこで、少しでも興味のある企業やインターンがあれば、エントリーしましょう。
応募した企業すべてがあなたの価値観に合うとは限りません。
しかし、エントリーしてみないと判断できないことも事実です。
とくに、本選考直結型のインターンは、内定獲得への近道になります。
また、興味のある業界や企業がまだ定まっていない場合、1Dayのインターンに複数回参加し、情報を集めてください。
1日でインターンが終わるため、効率よく情報が得られます。
周りの就活生の就活状況と自分を比べすぎない
周りの就活生の就活状況と、自分の状態を比較しすぎるのは危険です。
大学3年の9月は、内々定を獲得する人が現れる時期です。
就活サイトやSNSを見ると不安になるかもしれません。
しかし、就活の進捗は十人十色です。
ほかの人と比較しても、焦りが増すだけで、得られるメリットがありません。
もちろん、就活のモチベーションがアップする人であれば大丈夫です。
自己分析から得た性格をもとにSNSとの関係性を考えましょう。
就活の目的は、自分の価値観に合う企業を見つけることです。
そのため、企業を探すことに集中しましょう。
周囲の状況が気になる人は、大学のキャリアセンターや就活エージェントなど、プロに相談することも有効です。
大学3年の9月の就活に関するよくある質問
本章では、大学3年の9月から就活を始めた人の多くが悩む問題について解説します。
就活は基本的に1人で行動するため、不安を抱えやすいです。
そこで、自分以外の就活生も似た悩みを抱えていることを知り、安心する材料にしてください。
自分1人しかいないと感じると孤独感が増します。
しかし、周囲の就活生とあなたに特別大きな差はありません。
ぜひ、本章の回答を読み、自信を持って就活に挑んでください。
大学3年生の就活で忙しい時期はいつですか？
大学3年生であれば、1番忙しくなるのは3月です。
就活の情報が解禁され、一斉に企業が採用活動を開始します。
もちろん、3月より前から採用は始まっています。
しかし、本格化するのはやはり3月です。
そのため、大学3年の9月は、余裕のある時期ともいえます。
必要以上に焦る必要はなく、就活を始めましょう。
たとえば、インターンや企業説明会に参加してください。
OB・OG訪問でも構いません。
大学3年の3月になると、ゆっくりと参加する時間がないからです。
企業に提出するエントリーシートの作成に追われるでしょう。
大学3年の3月から始まる就活の本格化に乗り遅れないよう、準備しておくことをおすすめします。
大学3三年生はいつから就活する人が多いですか？
近年の就活は早期化しているため、大学3年の春から夏にかけて、就活を始める人が多くなります。
とくに夏は、大学の授業がないので、多くの学生がサマーインターンに参加します。
つまり、就活を開始する時期ともいえるでしょう。
大学3年の9月から始める人にとっては「遅れている」と感じるかもしれません。
確かに、インターンを経験した人とそうでない人には差があります。
しかし、秋冬インターンに参加することで、挽回できます。
出遅れたことを必要以上に悩む必要はありません。
あなたにとって9月は、就活を開始した時期です。
過去には戻れないので、気持ちを切り替えて対策に取り組んでください。
3年生の3月から就活はできますか？
大学3年の3月からの就活は可能です。
ただし、就活が本格化したタイミングから準備を始めるため、周囲から遅れていることを自覚する必要があります。
3月になると多くの企業が選考に関わる情報を解禁します。
つまりスタートの合図です。
しかし、実際には3月より前から採用を開始している企業も存在します。
志望企業の選考が3月から開始する場合は、エントリーが間に合います。
もし、早期選考を採用する企業の場合、3月時点では締め切られているかもしれません。
大学3年の3月から開始する就活は、志望する業界や企業によっては、選択肢が少なくなる可能性があることを覚えておきましょう。
まとめ
この記事では、大学3年の9月から就活を開始する人向けに、今すぐ準備するべきことについて解説してきました。
就活は、わかりやすいスタートの合図はありません。
気がついたら始まっています。
しかし、大学3年の9月は挽回できる時期です。
本章で紹介しているスケジュールや注意点を参考にして、自分の価値観に合った企業を見つけてください。
