【ベンチャー志望必見】ベンチャーウケする挫折経験とは?

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はじめに

ベンチャー企業に就職したいなら、ベンチャーウケする挫折経験を把握しておくと良いでしょう。

ベンチャー企業は、その体質として、特定の挫折経験を高く評価する傾向があるのです。

そして、それを就活の際に盛り込むことができれば、狙ったベンチャーに入れるかもしれません。

成長途上のベンチャーには、人が多く集まる傾向がありますので、挫折経験で差別化を図るのはとても良い戦法だと言えるでしょう。

そんな挫折経験を一つひとつ紹介しますので、ぜひ確認してみてください。

【選考で話す挫折経験とは?】ベンチャー企業が挫折経験を聞く狙いとは

ベンチャー企業は、ある意味で挫折経験を重視していると言えますが、その意図を把握することは重要になってくるでしょう。

なんらかの意図があるからこそ、挫折経験を聞きますし、その意図がわかれば、どのような挫折経験が好かれるのかもわかるのではないでしょうか。

ここでは、そういった意図について一つひとつ紹介していきますので、ぜひ確認してみてください。

目標を設定しそれに取り組める人間か

ベンチャーが挫折経験を重視する背景には、目標を設定してそれに取り組むことができる人間かを見ているという部分があります。

これはベンチャーにとっては非常に重要なポイントであって、なぜならば、このような企業で働く人たちは自発的に目標を設定して、それに向かって進んでもらわなければならないからです。

また、そもそも挫折というのは、何かに本気で取り組むからこそ体験できるものではないでしょうか。

適当に取り組んでいるのであれば、挫折すら経験することができないのです。

そのため、挫折経験のある人間は、仕事に対して真面目に真剣に取り組んでくれるという最低限の基準を満たしている可能性が高いのです。

このように聞けば、挫折経験を重視する理由にも頷いてしまうのではないでしょうか。

困難な状況に直面した際の人間性を見るため

挫折経験を求める理由には、もう一つあって、それが困難な状況に直面した際にどういった人間性を見せるのかです。

ベンチャー企業は、そのほかの企業に比べると、困難の連続です。

就職試験では、優秀そうに見える人間であっても、いざ会社で困難に立ち向かうと、まるで使えないことが判明することもあります。

こういった苦い経験をたくさんしているからこそ、困難な状況に直面した際のことを聞いて、人間性を見ているのです。

この質問の真意には、精神力の高さを試されている部分もありますし、ストレスに耐性をチェックされてもいるのです。

ベンチャー企業においては、それほど能力が高くない人間であっても、ストレス耐性が高いほうが、最終的には大成する場合が多くなります。

逆に能力が高くとも、ナイーブであればやっていくのは難しくなってしまうでしょう。

失敗体験を次に活かすことができるかを見るため

ベンチャー企業では失敗の連続だと言えます。

また、それを許容しているのも上層部です。

ならば、何が重視されるのかといえば、それは失敗体験を次に活かすことができるかです。

そもそも、このような企業では研修制度などはあまりありません。

そのため、いきなり実践に出ることになるので、失敗するのは当たり前になります。

しかし、そこでへこたれてしまっては、成長することはできません。

そこから何かを学んで次につなげられる人間こそが、こういった業界で生き残っていくことができるのです。

また、ベンチャーが扱う商品は、新しいものであることが多くなります。

そういったものはまだまだ扱い慣れていないので、失敗する可能性も高いです。

新しい技術をものにするためには、トライ&エラーが重要であり、それを活かすためには失敗から学べる人間であるということが重要になってきます。

【選考で話す挫折経験とは?】ベンチャー企業で評価される挫折経験の書き方

ここではベンチャー企業に評価されるような挫折経験の書き方を紹介します。

どんなに落としどころがわかっていても、それを文章として書けなければ、理解してもらうことは難しいでしょう。

全体的な流れを把握することも重要になってきますし、どのような挫折かのエピソードの選定も重要になるのです。

ほかにも、そこから何を学んで、どうやってそれを活かしてくれるのかは、企業が最も知りたがっている部分かもしれません。

特に即戦力が求められるベンチャーにおいては非常に重要な要素になってくるのです。

挫折経験を書く際の流れ

まず全体的な流れを確認してみると、まずはどのような挫折をしたのかを書きます。

そして、その原因を紹介します。

次に原因を把握し、それを乗り越えるために努力したことを書いていくのです。

その後、その結果、どうなったのかを紹介し、そこからどんなことを得たのかを書いていきます。

このように順序立てて書くことによって、何よりわかりやすいですし、聞き手は挫折経験に意味があるように感じるのです。

①どのような挫折か

具体的にどのような挫折かの部分について考えてみると、注意したいのは、あまりに小さなことで挫折してしまうという点です。

浅い挫折経験を語ってしまうと、そんなことで挫折をするのかと精神力の弱い人間だと、悪印象をもたれる可能性があるのです。

また、ベンチャー企業の上層部は、強靭な精神力を持っていたり、体育会系であったりすることもあります。

そんな人が相手の場合は、浅い挫折経験を語ると、かなりの悪評化になることもあるでしょう。

自分が酷い挫折だと思っていても、相手に対しては、それほど響かないことがあるので、事前に挫折の度合いを他人に意見してもらうのも良いかもしれません。

何を挫折と考えるかは、人によってかなり違ってくるのです。

②挫折の原因は何か

ここで注意すべきは、自分の言動で変更できる範囲の原因にしてください。

そうしなければ、エピソード自体に説得力がなくなってしまいますので、相手の心に響かないという状況になってしまいます。

かといって、先ほど説明した通り、あまりに小さな物事で挫折するのも問題になってきますので、適度な大きさの挫折とはどんなものなのかを把握しておく必要があるでしょう。

③挫折を乗り越えるために行ったこと

この部分は面接で深堀りされやすい部分です。

表面的な部分しか考えていないと、意外なところを疲れて、焦ってしまいますので注意しましょう。

具体的に、突っ込まれても大丈夫なように、ほかの対策はなかったのかまでしっかりと考えておきます。

④乗り越えるために行ったことの結果

ここでは原因や対策、結果が倫理的な注意すべきです。

ベンチャーでは、精神力が求められる一方で、論理的な考え方ができることも重要になってきますので、この部分に論理的思考を盛り込むと良いでしょう。

さらに、欲を言えば、ここで実施したことに相手をうならせてしまうような良い意味でのサプライズを盛り込めれば最高です。

そういった閃きは、ベンチャー企業がもっとも必要としていることでもあって、企業にとっては大きな原動力になり得るのです。

⑤そこから得た学び

ここで重要になってくるのは、自分が挫折経験で何を学んだかなのですが、ここで終わってしまっては不十分です。

そこから派生して、その経験は入社してからどのように活かすことができるのかまで考えることができれば完璧だと言えるでしょう。

【選考で話す挫折経験とは?】ベンチャー企業に好まれる挫折経験の例

ここではベンチャー企業に好まれる挫折経験の例を紹介します。

具体的な例を紹介しますので、自分の経験と照らし合わせて、同じようなものを作成すると良いでしょう。

もちろん、前述のポイントを押さえて作成することも忘れないようにしてください。

部活動

①&②私の一番の挫折経験は、高校時代にサッカー部の部長を務めていたときに、前十字靭帯を断裂するというケガをして、大会に出場できなくなったことです。

部長としてチームを引っ張っていかなければという思いが強く、大会でベスト4を目標に一丸となって練習を重ねてきたのに、自分が迷惑をかけること態となり、非常に落胆しました。

③ しかし、選手として試合に出場できなくても、裏方としてチームを支えることができると気持ちを切り替え、練習メニューを見直すことやレギュラーを奪われるおそれがある中でも、自分の代わりに出場する選手にアドバイスをするなど、自分ができる形で部に貢献しようと頑張りました。

④その結果、自分の代わりの選手が大活躍し、大会で準優勝するという成績を残すことができました。

⑤私はこの経験を通して、どんな状況でも組織のために自分ができることは何か考え、実行することの大切さを学びました。

貴社に入社してからも、業務を遂行するために自分にできることを考えながら、周りの社員と協働する力を発揮したいと思います。

大学受験

①私の挫折経験は、大学受験で第一志望の大学に落ちたことです。

②高校では成績上位者だったため、特別な勉強をせずとも受かると思い込んでいました。

自分を過信し、努力を怠ったことが原因です。

③不合格の原因は自制心のなさだと思い、浪人生活を始める際、1年間の受験計画を作成。

1ヶ月・1週間・1日単位でスケジュールを作り、小さな成功体験が積めるよう工夫しました。

毎日の勉強記録を付け、成果を可視化したのも工夫の一つです。

④結果として、安定したモチベーションを保ち、1日12時間の勉強を続け、第一志望の大学に合格できました。

この経験から、自分を客観視し、課題意識を持つ大切さを学びました。

⑤今でも課題にぶつかったときは現状を分析し、計画的に行動することを意識しています。

【選考で話す挫折経験とは?】挫折経験を書く際に注意すべき点とは

挫折経験を書く際には注意すべき点があります。

意外とこの部分を知らずにやってしまう人がいますので、十分に注意しましょう。

たとえば、挫折経験はありませんと答えてしまうのは絶対にNGです。

ほかにも、ベンチャーに好かれるための挫折経験にこだわるあまり、自己PRとの間に矛盾が生じてしまっているケースもあります。

こういった部分には採用担当は敏感なので、注意するようにしましょう。

挫折経験はありませんはNG

自分の能力の高さをアピールすべく、挫折経験はありませんという答えをしてしまう人がいます。

これまで紹介したことを聞けば、ベンチャーが挫折経験に何を求めているのかわかったはずです。

そして、それを踏まえれば、挫折経験はありませんという答えは絶対にNGであることがわかるのではないでしょうか。

挫折経験に対する対処法を見ているのに、こう言われてしまうと、評価のしようがありませんし、そもそも質問の意図を理解していないと思われてしまう可能性があります。

自己PRなどの自分のアピールポイントと矛盾が生じないようにする

ここまでベンチャーに対して効果的な挫折経験を紹介してきました。

しかし、この部分ばかりに注目してしまうと、ES全体においてのアピールポイントと矛盾が生じてしまう可能性があるのです。

こうすると、嘘を言っているということがすぐにわかってしまうので、不誠実な人間だと思われてしまいます。

ES全体を通じてのアピールポイントと、挫折経験に矛盾がないようにしたいところなので、この部分は十分に確認を重ねてください。

必ず立ち直った挫折経験を選ぶ

挫折経験を語る際に重要になってくるのが、必ず立ち直った挫折経験を紹介するようにしてください。

失敗に対して、どのような対処をしたのか、失敗して何を学んだかを見られています。

ということは、挫折に強い人間かどうか、精神力やストレス耐性を試されている部分もありますので、立ち直らない失敗経験だと、この部分で合格点を貰えなくなってしまいます。

また、物事から何かを学ぶ感性の部分に問題があると考えられてしまう可能性もあるでしょう。

まとめ

ベンチャーを志望する際に重要になってくる、ベンチャーウケする挫折経験について理解したのではないでしょうか。

こういった質問をされることにはしっかりと意味があります。

意味を勘違いして、挫折経験はないなどと答えてしまうと、受かるものも受からなくなってしまいますので、十分に注意してください。

ベンチャーで生き残るためには強靭な精神力が必要になってきますので、その部分を試されているとも言えるでしょう。


 

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