EdTechとは?市場規模や今後の動向は?教育×ITで課題解決をしているベンチャー企業も紹介

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はじめに

エドテックは、新しい教育機関として注目を集めています。

家庭の経済状況や地域格差など、教育の格差が問題視されている昨今、エドテックは解決手段の方法として認識され始めました。

またIT化が進む中、教育現場でも求められるスキルの変化に対応する必要があります。

採用しているベンチャー企業も多く、どんなサービスがあるのかも知っておけば安心です。

もしエドテックの利用を考えているなら、サービス内容と得られるスキルなどしっかりと確認しておきましょう。

【EdTechとは】エドテックとは?

EdTech(エドテック)は、教育分野にテクノロジーの力を使って変革(イノベーション)を起こすことです。

たとえば「このオンライン学習○○はエドテックの1つです。」などの言い方をしますが、エドテックの指す範囲は広いので混同されがちです。

日本では直接学校に行き、先生の話を聞きながら勉強するスタイルが一般的でしょう。

ただ、なんらかの事情で学校に行けないケース(コロナ渦など)もあります。

そんな中でも勉強を続けられるエドテックが今注目されています。

エドテックの目的って?

エドテックの目的は、教育格差の解消や教育現場の効率化などです。

エドテックの先駆者といえば「MOOC」が有名です。

無料オンライン学習サービスは教育格差を解消する手段になってくれるでしょう。

月額費用はかかるものの、低コストで授業を受けられ、場所や時間を問わないのもエドテックの魅力の1つです。

各家庭の経済状況や教育レベルの地域差を埋めるためにも、エドテックが注目されています。

また、学校や塾などの教育機関では、先生や講師に対する業務負担が大きいのも問題です。

エドテックは、労働環境の改善も目的とされ、教員同士でノウハウ共有ができるSNSの利用も重要視されています。

もしオンラインで学習教材を揃えられれば、校内の先生では指導しきれない部分の効率化もはかれるでしょう。

エドテックの市場規模

教育現場では遅れがちなIT化ですが、エドテックの市場規模は拡大を見せています。

エドテックと一口に言っても、デジタルやオンラインの学習コンテンツや学習支援ツールなど活躍する分野は広いといえるでしょう。

2016年、エドテックの市場規模は約1,7000億円でした。

ただ2020年には、児童や生徒向けの教科学習コンテンツが普及したこともあり、約2,000億円に成長をしています。

また2023年には、全体の市場は約3,000億円に達成するとの予想もあります。

エドテックの中でも注目の「MOOC」は、世界中の大学の講義が利用できると人気ですが、問題もあるのです。

市場規模拡大のためには、消費者や企業のニーズに合わせたサービスを生み出すこと、収益可能なモデルを確立できるかがカギとなるでしょう。

エドテックの将来性

エドテックの市場規模は成長を遂げていますが、将来も拡大を続けていくことが予想されます。

エドテックの市場規模拡大に欠かせないのが、1人が1台以上スマートフォンなどの端末を持てるようになることです。

すべての小中高で端末を所持できれば、デジタル教科書や副教材なども普及し、市場規模も2,000億円以上に拡大していくでしょう。

ただ現状では、端末の整備は遅れており、1人1台の端末所持がある自治体は1%ほどです。

エドテックで問題視されているのはコストですが、将来的に拡大を続けるためには端末の所持数が少ないのは大きな課題でしょう。

教育現場のIT化を進めていくためにも、まずは紙媒体の教科書や教材と組み合わせてデジタル教材を使えるようにすることが大切です。

【EdTechとは】エドテックが注目されている背景は ?

エドテックが注目されている背景には、教育格差の解消やIT化によって求められるスキルの変化などがあります。

特にIT化が進み、求められるスキルの変化はめざましく、よりグローバルな視点が必要となりました。

またオンライン化が進んだことによって、現状の問題を解決に導く力なども重要視されます。

その影響は、仕事だけでなく教育の現場にも及んでいるでしょう。

教育格差の解消にもIT化は大切で、経済格差を埋める効果も期待されます。

これらの問題を解決できる手段として、エドテックが注目され始めました。

IT化や人工知能の進化により求められるスキルの変化

IT化が進む中、STEAM教育が注目を集めています。

STEAM教育とは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(ものづくり)、Art(芸術)、Mathematics(数学)の頭文字を取ったものです。

STEAM教育ではスキルを伸ばすために、エドテックが用いられています。

人工知能やロボットの発達がめざましい昨今では、人間に求められる力や果たすべき役割が変わってきています。

今求められる力は、現状の問題を解決に導ける能力であり、また今までになかった発想やアイディアを生む能力です。

その力を生む原動力として、STEAM教育が注目されるようになりました。

今、将来的に必要な能力を育成するために、ロボットやプログラミングスクールの規模が拡大してきています。

IT化はどんどん進むことが予想されるため、子どものうちから必要な能力を育てるためにもSTEAM教育の存在は貴重といえます。

教育格差の解消

エドテックは、教育格差の解消になると現場でも期待が高まっています。

日本でも問題視されていますが、特にアメリカでは大学や大学院の教育ローンが問題となっています。

教育格差と一口に言っても、経済格差による教育レベルの差、親の学歴・収入による学習機会の差、都会と地方での差、などさまざまな問題があげられるでしょう。

ただ、エドテック関連サービスを利用すれば、既存のサービスよりも安く利用することも可能です。

また、インターネット上での勉強なら、地域による格差もほとんど生まれません。

エドテックのサービスにもいろいろありますが「スタディサプリ」や「アオイゼミ」「すらら」などは格差問題に取り組んでいる企業としても有名です。

高騰する教育費に関しても、エドテックは有効といえるでしょう。

【EdTechとは】教育×ITの代表的なベンチャー企業とは ?

エドテックは、オンライン上で教材や学びの場を設けるサービスです。

対象年齢はさまざまですが、子ども向けの塾やスクールなどもあれば、大人用の語学スクールなどもあります。

教育業界は子ども向けと思われがちですが、実は大人の学びの場としても活躍しているサービスです。

とはいえ、エドテックは主に子どもをターゲットにしているので、大人向けには別のサービスを使うのも1つの方法です。

まずはどの年齢層をターゲットにしているかを確認し、サービス選びのガイドにしましょう。

キラメックス株式会社

「キラメックス株式会社」で有名なエドテックといえば「TeckAcademy(テックアカデミー)」でしょう。

プログラミングやアプリ開発など、時代のニーズに合わせた学習がオンライン上でできることを目指しています。

随時マガジンなども発行されており、より早い情報を得られます。

専属のメンターがつき、週2回程度のマンツーマン学習が可能なサービスです。

コースによって料金は違いますが、進捗やレベルに合わせた宿題が出されるので、自分の能力にあった勉強ができます。

実際にアプリやWebサイトを作りながら、プログラミングの知識を学ぶこともでき、オリジナルのプロダクトの開発も可能です。

また、すべてのコースに専属のメンターがつくので、悩みなどもサポートしてくれるのは嬉しいサービスでしょう。

atamaplus株式会社

「atamaplus株式会社」は「次世代の個人レッスン」をビジョンとして掲げています。

得意分野や苦手分野、伸び、つまずき、集中などに焦点を当てて、AI分析による学びの最短ルート探しを手伝ってくれるサービスです。

わかる子はそれ以上に伸びる方法を、わからない子には根本の原因から探ってくれるので、能力に応じた学びが可能です。

実際の教育現場のように、1人の先生が多数の生徒に教えるのではなく、一人ひとりに対応した勉強ができるのは大きな魅力でしょう。

atamaplusではAI教材「atama+(アタマプラス)」を使い、自分専用のカリキュラムの実施、万全コーチング、シームレスな学びを提供してくれます。

教科科目も小学校の算数から高校の物理、化学、生物までと幅広い分野の授業が用意されており、受験対策としての利用もおすすめです。

株式会社COMPASS

「株式会社COMPASS 」は「誰もが夢を見られる社会へ」をビジョンに掲げています。

COMPASSで有名な教材といえば、AI型教材「Qubena(キュビナ)」でしょう。

Qubenaでは、生徒一人ひとりの習熟度に合わせてさまざまな問題が提供されます。

アダプティブラーニング(個別最適化)とも呼ばれ、小学校や中学校の主要5科目を網羅しているのも特徴です。

2018年から3年連続で「未来の教室」実証事業として紹介され、成績アップや学習意欲の向上に役立つサービスとして有名になりました。

PCやタブレットなど、インターネットが利用できる環境なら、誰でも授業を受けられるのが最大の強みです。

すでに約30万人(約1,200校が導入)が利用しており、今後も伸びしろが期待されます。

スタディプラス株式会社

「スタディプラス株式会社」は「毎日の勉強を習慣にできない」悩みの解決を目指し、サービスを提供しています。

提供しているサービスには、「Studyplus for School」「Studyplus Ads」「Studyplus API」などがあり、どれもアプリから利用が可能です。

学習記録を目で見える形にし、SNSで情報を共有することでモチベーションアップもはかります。

Studyplus for Schoolは、教育機関向けの学習管理を目的としたサービスです。

生徒の努力を褒める機能などもあり、まるでSNSを操作しているような感覚で利用できます。

Studyplus Adsは生徒のデータを活用し、ダイレクトにアプローチが可能です。

教材アプリを利用して、Studyplusに勉強記録を投稿できるようなっており、副教材の位置づけです。

生徒を褒める機能が最大限に活かせる新しい学習塾として人気を集めています。

まとめ

エドテックとはどんなサービスか、また、なぜエドテックが注目を集めるようになったのか、

サービスを利用しているベンチャー企業の一覧などご紹介してみました。

教育現場のIT化は遅れているといわれる日本ですが、その影響かエドテックのサービスが注目されるようになっています。

教育格差や求められるスキルの変化などの問題が発生したときの解決策として、エドテックは有効です。

市場規模も拡大傾向にあり、将来的にも伸びていくサービスといえるでしょう。

エドテックを利用するベンチャー企業も多く、子どもの新しい学び舎として人気が高まっています。

まずはどんな目的で使われるサービスなのかを知り、子どもに新しい教育の場を与えてあげてください。

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