大企業にはないベンチャーの強みとは?向いている人の特徴やベンチャーの魅力を知ろう!

大企業にはないベンチャーの強みとは?向いている人の特徴やベンチャーの魅力を知ろう!

記事をお気に入り登録する

記事のお気に入りに登録

「記事のお気に入りに登録」のご利用にはログインが必要です。

会員登録がお済みでない方

無料会員登録

はじめに

pixta_69498077_M

就活をされている方、またはこれからされる方にとっては大企業だけでなく、ベンチャー企業への就職も検討されているのではないでしょうか。

ベンチャー企業には大企業にない強みが存在しています。

どちらを選択するか、人生に関わるので重要な決断になることでしょう。

そこで今回は、ベンチャー企業の強みについてご紹介いたします。

就職先に迷われている方や、ベンチャー企業に興味をおもちの方はぜひ参考にしてみてください。

【ベンチャーの強みって何?】そもそもベンチャー企業ってどんな企業?

まずは何をもってベンチャー企業というのかを理解しなければなりません。

そもそも明確な定義というものは存在しないというのが現状です。

そのため、その企業がベンチャーであると明言すればベンチャー企業ということになります。

一般的にベンチャー企業と定義される条件としては、「設立から5年以内であること」や「これまでにない新たなサービスやビジネスを手がけている」ことがあげられます。

また設立から間もない状態で、既存にはないサービスなどを展開している企業だと、メディアなどでベンチャー企業と呼ばれる傾向にあるというわけです。

また、あくまでも日本においての名称なので、海外にベンチャー企業呼ばれる企業は存在していません。

メガベンチャーって何?

ベンチャー企業の種類の一種に「メガベンチャー」と呼ばれるものがあります。

その名前からもわかるように、ベンチャー企業の中でも規模が大きい企業です。

しかし、このメガベンチャーに関しても定義は明確にはない状態です。

そもそもベンチャー企業に定義がないのですから、それも当然の話でしょう。

一般的にはベンチャー企業と呼ばれる企業の中で、従業員数が1,000名以上である場合などにメガベンチャーと呼ぶようになる傾向があります。

ただし、これもあくまでも定義ではありません。

おおまかにいえば何かしらの規模が大きいベンチャー企業という認識で間違いないでしょう。

規模のボーダーについては個人によって異なるので、曖昧なものです。

【ベンチャーの強みって何?】ベンチャー企業の強みとは?

ベンチャー企業の強みはいくつか存在しています。

まずはそれを理解しましょう。

世の中の企業の分け方としては、大企業、中小企業、ベンチャー企業になるかと思います。

多くの場合、安定性を重視して大企業あるいは中小企業への就職を考えることでしょう。

しかし、ベンチャーでしかなし得ないことも存在することは確かです。

実際のところ企業によっては、ベンチャーでなくてもベンチャーの強みを備えている企業もあります。

しかし、これからご紹介する代表的な6つの強みはベンチャー企業であれば共通している部分となります。

いずれかの強みに共感したり、魅力を感じたりする方はベンチャー企業がおすすめです。

意思決定のスピード感がある

1つ目の強みは「意思決定のスピード感」です。

ベンチャー企業は基本的には少数のメンバーであることが多いという特徴があるのです。

何かの企画や案が決定されるまでのプロセスは、当然人数が少ないほど早くなります。

たとえば大企業の場合は、組織がしっかりと仕上がっているため、役職も段階的に用意されています。

社員が何かを提案する場合、まずは直属の上司に提案をすることになるでしょう。

そこでOKになったとしても、さらにその上の上司の承認が必要となり、企業規模が大きいほどその先のプロセスも増えていきます。

承認ステップが多いほど、意思決定のスピードが遅くなってしまうのは当たり前のことです。

遅くなること自体は悪いことではありません。

しかし、ベンチャー企業の場合には特にスピード感が重要です。

ある程度の見込みがあれば素早く意思決定をし、実行できる強みがあるのです。

自身の成長できるチャンスが多い

2つ目に「自身の成長につながるチャンスの多さ」があげられます。

ベンチャー企業の特徴である少数メンバーで構成されていることによる強みです。

メンバーが少数ということは、その分それぞれのメンバーに与えられる裁量も大きくなります。

経験が浅い状態では裁量が大きいと失敗してしまう確率も高くなりますが、それ以上にどんどん経験を積めます。

失敗を恐れずにチャレンジすることが、社会人として何物にも代えがたい宝になるでしょう。

指示待ち状態では裁量があってもあまり意味がありません。

裁量があることと、能動的であることが成長につながるのです。

ベンチャー企業での強みを活かして、将来のためにも自身を飛躍的に成長させましょう。

市場に対する柔軟性をもつ

3つ目は「市場に対する柔軟性をもてる」という点です。

世の中は常に変動しています。

社会全体、特定の業界にスポットを当てても例外ではありません。

ビジネスを成立させつつ生き残るためには、市場に対してどれだけ敏感でいられるかが大切です。

そしてそれ以上に、市場の変化を察知した際にいかに柔軟に対応するかが重要なのです。

大企業のように規模が大きくなるにつれ、必然的に企業は柔軟性が失われていってしまいます。

ときには静観することも大事な場面はありますが、手遅れになる前に柔軟な対応をすることはやはり重要でしょう。

ベンチャー企業のように少人数であることで、小回りがきくため柔軟性は抜群です。

仕事へのやりがいや責任感がある

4つ目は「仕事に対してのやりがいや責任感がある」ことです。

大企業のように社員数が非常に多い場合、各々の仕事に関する責任感はどうしても細分化していきます。

責任のない仕事はないと思います。 やりがいに関しても同様です。

しかし、意識しなくても責任ややりがいを感じられる仕事は、ある程度の規模になった業務から発生するものではないでしょうか。

少人数で構成されているベンチャー企業においては、裁量と同様に責任に関してもそれぞれがそれなりに大きいものとなります。

それがプレッシャーとなることもあるかもしれません。

しかし、やりがいや張り合いがある状態というのは往々にして責任感がある業務に取り組んでいるときです。 こ

れもベンチャーならではの強みです。

ルールを自分たちで作れる

5つ目の強みは「ルールを自分たちで作れる」という点です。

基本的に企業ではあらかじめルールが制定されているので、社員はそれを徹底して守るしかありません。

ルールは絶対的なものです。 違反すればそれなりのペナルティが課せられることも少なくありません。

ベンチャー企業の場合も、もちろんルール自体は存在しています。 少人数であるがゆえに、社員と社長の距離が一般企業よりも近く、社員の考えや要望などがルールに反映しやすい風土があるというわけです。

これは大企業ではありえないといっても過言ではありません。

社員が働きやすさを重視して提案したルールが採用されれば、生産性やモチベーションの向上に期待できるケースもあるでしょう。

直接的に意見をいいやすい

6つ目は「直接意見を言いやすい環境である」という部分が強みとなります。

社員と上層部の距離が近いため、意見しやすい環境であるというわけです。

内容次第では反映されることも当然あるので、この会社における社員の1人であるという実感が強くなることでしょう。

すべての意見が通るわけではないですが、いわなければ伝わることはないでしょう。

気になった部分をその都度意見としてあげれば、社員の率直な意見を上層部が知ることになります。

より良い企業になるためにも非常に大切なことです。

意見が通るという認識になれば、より多くの意見が出てくることも予想されます。

意見することは決して悪いことではありません。

悪い部分は改善していく企業としての自浄作用に期待ができます。

【ベンチャーの強みって何?】ベンチャーに向いている人とは?

これまでに数々の強みをあげてきましたが、そんなベンチャー企業にはどんな人が向いているのかという点も気になるでしょう。

興味があるだけでなく、ご自身が向いているとなればがぜん興味も湧くかと思います。

また、向いている人の特徴に該当しなかったとしても、実際働き始めてみたらフィットすることも考えられます。

あくまでも目安です。

ベンチャー企業への就職をお考えの方はぜひ参考にしてみてください。

新しいことにチャレンジしたい人

チャレンジ精神をもっている方は、ベンチャー企業に向いています。

大企業や中小企業との違いとして、柔軟に素早くニーズに合わせて新しいことへチャレンジすることが特徴です。

そんなベンチャー企業であれば、持ち前のチャレンジ精神を実行に移せます。

アイデアがたくさん浮かぶ方や、これまでにない企画などを成功させたいという気持ちがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

一般的な企業ではどうしても保守的な思考になりがちなので、新しいことへのチャレンジは簡単にはできない傾向にあります。

そうした環境ではもどかしさを感じてしまうことでしょう。

アイデアや企画を実現させるのであれば、ベンチャー企業の方が実現できる確率は高いのです。

小回りがきくことと、柔軟であるという強みが活かされた部分となります。

自分を成長させ、さらに会社を成長させたいと考えている人には向いているでしょう。

やりたいことに熱中できる人

少人数で業務を遂行するので、裁量が大きいだけでなく業務量も多くなります。

あまりにたくさんの業務に囲まれてしまうと、それだけで疲れてしまうかもしれません。

しかし、アイデアや企画に対して熱意をもって取り組める方であれば最高の環境といっても過言ではありません。

これまでにない新しいサービスなどを立ち上げるなど、ご自身の希望と合った業務に熱中できるという方に向いています。

反対にやりたいことがないという方であれば難しいかもしれません。

たとえば必ずニーズに応えることのできるサービスを実現させる場合、最終的に成功するかどうかは熱意による影響も少なからずあります。

確固たる意志をもって熱中できるものをもっているというのが必要です。

【ベンチャーの強みって何?】 ベンチャー就職は慎重に行うべき!

ベンチャー企業へ就職するメリットは、社会の変化に対する柔軟性やチャレンジに寛容な環境であることだといえます。

しかし、少なからずデメリットはあります。

社会の変化に対応するために素早い意思決定によって柔軟に対応すること自体は素晴らしいことです。

それによって企業としての地位を確立できる場合もあるからです。

しかし、その小回りのよさがデメリットにもつながります。

スピード感を優先するあまり、あまり考慮できていないままで見切り発車になる恐れもあるのです。

その結果、企業として存続することがままならなくなるというリスクがあります。

強みだけを見るのではなく慎重に考えることが大切です。

【ベンチャーの強みって何?】まとめ

ベンチャー企業にしかない強みとして、代表的なもの6つをあげました。

どれも大企業や中小企業ではありえないものが多く、強みに対して魅力を感じるという方はベンチャー企業への就職がおすすめです。

裁量もそれなりに与えられます。

ルールなどに関して意見も出しやすいので、快適な環境である可能性も高いでしょう。

何より新しいことにチャレンジしたいという方であれば、真っ先にベンチャー企業への就職を検討してみましょう。

そこでしか身につけることのできない経験などもあります。

自身を成長させるという意味でも重要なことです。

ただし、少なからずリスクも存在していますので、最終的な判断は慎重にしましょう。

この記事を友達におしえる!

LINEで送る ツイートする シェアする URLをコピーする

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます