ベンチャー企業の内定は早い?内定の時期や採用スケジュールを徹底解説!

ベンチャー企業の内定は早い?内定の時期や採用スケジュールを徹底解説!

記事をお気に入り登録する

記事のお気に入りに登録

「記事のお気に入りに登録」のご利用にはログインが必要です。

会員登録がお済みでない方

無料会員登録

はじめに

pixta_9729050_M

就活生に人気の高いベンチャー企業ですが、就職を目指すならスタートダッシュが重要です。

その理由は、ほとんどのベンチャー企業の新卒採用スケジュールが、とてもつかみにくくなっているためです。

経団連に所属しないベンチャー企業が多いため独自のルールで自由に採用活動を行っており、いかに早く情報をつかむかが成功の鍵となります。

ここではベンチャー企業への就職を目指す就活生のために、手遅れにならない就活スケジュールを紹介します。

ベンチャー企業の採用は早い?

結論からいう、ベンチャー企業の採用スケジュールは、おおむね早い時期に組まれます。

冒頭でも触れましたが、ベンチャー企業の多くは経団連に所属せず、独自に採用スケジュールを組むことができるため、型にはまりません。

たとえば時期を決めずに通年採用を実施したり、春ではなく秋採用を実施したりする企業もあり、非常に実態をつかみにくい状況です。

もちろん経団連と同じような動きをする企業もあるため実にさまざまですが、早い企業は大学3年の10~11月から本選考をスタートさせる場合もあり、ぼんやりとはしていられません。

もっとも重要なのは狙うベンチャー企業がどのような採用スケジュールを組むかをいち早く知ることであり、そうした意味でも就活は急ぐ必要があるのです。

採用が早いベンチャー企業があるのはなぜ?

ベンチャー企業は自由に採用スケジュールを組めるにも関わらず、非常に早い段階で本選考をスタートさせるのにはきちんとした意味があります。

それは、大手が選考をはじめる前に本選考を開始することで、少しでも多くの就活生の関心を惹くためです。

近年、就活生からの人気も高まりを見せるベンチャー企業ですが、それでも社会的認知度の高い大手企業に比べると不利になります。

そのため、スケジュールを前倒しして早く優秀な学生を獲得することで、そうした大手企業と差別化を図っているのです。

内定を獲得できればそこで就活を打ち切る学生も出てきますので、優秀な学生が自社に就職を決めてくれる期待が大きくなります。

採用スケジュールを早めるのは、ベンチャー企業ならではの人材獲得戦略といえるでしょう。

ベンチャー企業の採用スケジュール

ベンチャー企業の採用スケジュールは各社ともかなりバラバラではありますが、おおむねの企業が例年実施している内容をまとめておきましょう。

ここではもっとも重要となる、サマーインターン終了後のスケジュールを紹介します。

冬期インターン選考:3年生9月~11月

冬期インターン実施:3年生12月~3月

企業説明会:3年生12月~2月

本選考:3年生1月~4年生4月

内定:3年生3月~4年生6月

ただしここ最近では、こうした例年の流れをもっと前倒しするベンチャー企業が急増しつつあることは、頭に入れておく必要があります。

たとえば3年12月ですでに内定を出すベンチャー企業も多数あり、著しく採用スケジュールが早まっているというのが実情です。

ベンチャー企業の選考ルートは?

ベンチャー企業の選考ルートは、インターン経由での特別選考枠、就活イベント経由、逆求人サイトでのスカウト、就活エージェント経由などが現在の主になっています。

やはりサマーインターンシップは大きなトリガーになりますが、人気のあるベンチャー企業ではサマーインターンシップへの参加希望者も多いため、すべての就活生がエントリーできるわけではありません。

選考に残り特別枠を確保できれば一番よいのですが、それが叶わなかった場合でもそこであきらめず、次のルートを模索しましょう。

とくに就活エージェントの利用は自分発信で行動できる手段ですので、与えられる就活イベントやスカウトを待つよりも、よりアクティブなルート選択といえます。

採用が早いことのメリット・デメリット

就活生なら、喉から手が出るほどほしいのが内定です。

それが早ければ早いほど大きな安心感につながりますが、実はメリットだけでなくデメリットになる場合もあり得ますので、あらかじめ意識しておくことが大切です。

採用が早いことのメリット

採用が早ければそれだけで将来への不安が減りますし、落ち着いて残りの大学生活を過ごすことができるでしょう。

ベンチャー企業などで早期に内定を獲得できることのメリットについてまとめます。

4年生になってもゼミやサークルに気楽に参加できる

たとえば大学3年のうち、もしくは4年になってすぐに内定を獲得できれば、そこから先の大学生活が非常に充実します。

精神的・時間的に余裕が生まれるため、ゼミやサークルに打ち込む時間を作ることができるのが大きなメリットといえるでしょう。

せっかく内定をもらったのに卒業が危ないようでは本末転倒ですので、卒論などで忙しい人も、就職のことなど考えず、じっくり時間を使って研究を進めることができます。

落ち着いて学生生活を楽しめる1年になるでしょう。

内定インターンで実務経験が積める

内定獲得後にもインターンでスキルを磨くことで、他者に比べて圧倒的に優位な立場に立つことができるのも大きなメリットです。

忘れてはいけませんが、内定を獲得することはゴールではなく、そこからはじまる社会人生活を自分の望む形に持っていくためのスタートラインに立つことを意味します。

つまり、少しでも早くスタートラインに立てたのなら、そこから将来に向けて、仕事のスキルを伸ばすことに時間を使いましょう。

ライバルたちが就活に苦しむのを横目に、社会人としてのスタートダッシュを切れることは非常に大きなメリットです。

採用が早いことのデメリット

内定獲得に必死な就職生にとって、内定が早いことにデメリットがあるとはちょっと考えにくいのも確かでしょう。

もちろんこれに関しては、すべての人に該当するというものではありません。

ただ、デメリットに振れる側面があることをあらかじめ認識しておくことで、回避策をとることもできます。

内定ブルーになる

選考中は「この企業に絶対入りたい!」と強く思って臨むのに、内定承諾後に「もしかしたら自分にはもっとマッチする企業があったのかもしれない」と悩み出すのが、内定ブルーです。

これはほっと一安心して精神的・時間的に余裕が生まれることで起こってしまう現象ですが、多くの場合、それはマイナスの妄想のようなものです。

内定ブルーに陥らないためには、あらかじめ企業の内面までしっかりとリサーチしたうえで選考を受けることがもっとも大切です。

ベンチャー企業の採用情報を入手するためには?

狙うベンチャー企業から内定を獲得するためにも、獲得後に内定ブルーにならないためにも、もっとも重要なのがあらかじめ多くの情報を入手することです。

ベンチャー企業の情報収集は難しいため、なかなか一歩踏み込んだ情報を集めることは容易ではありません。

興味をもてるベンチャー企業を見つけることすら難しい場合もありますし、現在のネット社会でいくら情報を検索しても、ほとんど詳細がわからないという場合もあります。

はたしてベンチャー企業の採用情報を入手するためには、どうするのが正解なのでしょうか。

就活サイトやSNSでリサーチする

もっとも有力なのは、ベンチャー企業に強い就活サイトで情報収集をすることです。

WantedlyやCheerCareer(チアキャリア)、Goodfindなどでは、常に採用の最新情報が幅広く発信されているので、就活生にもオススメです。

また、すでに気になるベンチャー企業、狙っているベンチャー企業があるのなら、社長や関係者のSNSでの発言をチェックするのもよい方法です。

時代に合わせてフレキシブルに情報を発信するスタイルのベンチャー企業が多いため、中にはSNSの発信に非常に重きを置いている企業もあります。

もしそうしたSNSサイトを見つけられれば、通常の新卒採用サイトよりずっと掘り下げた情報が語られることもあります。

企業のHPを見る

ベンチャー企業のHPは多くの就活生がチェックするとは思いますが、これが一番確実であることは間違いありません。

もし気になる企業が絞れているなら、サイトを日頃からチェックするのがよいでしょう。

ただし残念なことに、ベンチャー企業のHPは、情報が載るのが遅いことや、掲載されてもわかりにくい、そもそもHPが見にくいといった場合も少なくありません。

ベンチャー企業は常にフル回転で社員全員がダッシュし続けているような環境なので、HPまで手が回らないというのも致し方ありません。

それでもSNSなどは欠かさず更新しているところもありますから、そちらも注視しながら、就活情報があればすばやく行動に移すことが大事です。

就活エージェントを利用する

就活エージェントを利用するメリットは、とにかく頼れる専門家がそこにいるということに尽きます。

就活にはさまざまな不安がありますが、それらもすべて面談で把握したうえで自分に合った求人を幅広く紹介してもらえたり、自分がほしい情報をもらえたりするのは非常に助かります。

自分に合う企業と納得して出会える確率が上がるため、内定獲得後にブルーに陥るリスクもないでしょう。

また、面接対策や書類選考対策など、さまざまなアドバイスでぴったりな企業へ導いてくれるため、安心して自信をもって就活に望むことができます。

たくさんの就活エージェントがありますが、ベンチャー企業を狙うならベンチャー企業に強いところを選ぶのがオススメです。

まとめ

ベンチャー企業は経団連に属さないため、新卒採用スケジュールも、独自のタイミングで自由に設定しています。

そのため、スケジュールを把握するのが難しく、正確な情報をいち早く入手することが成功の大きな鍵といえるでしょう。

サマーインターンシップ後から本格始動するのが一般的ですが、近年ではより前倒しになることも増えました。

就活サイトやSNSでリサーチしたり、就活エージェントを利用したりすることで、すばやく情報を取りに行くことが成功の鍵といえるでしょう。

この記事を友達におしえる!

LINEで送る ツイートする シェアする URLをコピーする

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます