はじめに
普段、グループディスカッションをする機会は少ないため、就活で行われるグループディスカッションとはそもそもどんなものかわからない方も多いかもしれません。
そして皆の前で発言するのが苦手だと、自分にできるか不安も感じてしまうでしょう。
苦手やどんなものかわからないままでは、本番でも上手く立ち回れずに評価されないディスカッションとなってしまいます。
そこで、本を読んでおくと、流れや役割など知識がつき自信も出てきます。
ぜひ読んで、勉強をしておきましょう。
グループディスカッションとは?
グループディスカッションは就活の選考プロセスにおいてよく採用される形式で、複数の学生に1つのテーマが与えられ、そのテーマに沿ってグループで議論を進める場です。
この選考の目的は、学生のコミュニケーション能力やリーダーシップ、問題解決力、チームワークなど、様々なスキルや性格を評価することです。
具体的には、ディスカッションの中で積極的に意見を出す姿勢や、他者の意見を尊重しながら議論をまとめる能力が求められます。
また、リーダーシップを発揮して議論を進めたり、問題解決に向けて論理的な提案を行ったりすることも評価の対象です。
グループディスカッションにおいて重要なのは、自分の意見を押し付けることではなく、チーム全体で議論を進め、最終的にチームとしての結論を導き出すことです。
【グループディスカッション対策に役立つ本】グループディスカッションで評価される能力
採用担当者はグループディスカッションを通して、どのような能力を評価しているのでしょうか。
社会人として組織のなかで業務にあたる際、複数のメンバーとともに円滑に物事を進めることが重要です。
そのため、グループディスカッションではチームで仕事をするための対人能力として、傾聴力、積極性、倫理的思考力、発想力、リーダーシップ、チームメンバーへの気配りができるかといった点が見られています。
グループのなかで発言力のある人に対して敵対視するのではなく、チームとして全員で良い議論をすることを意識しましょう。
傾聴力
グループディスカッションにおいては、発言しているメンバーの方を向き、しっかりと聞く姿勢を持つことが重要です。
チームとしてひとつの業務を進める際には、傾聴力は欠かせません。
積極性やリーダーシップを発揮しようとするあまり、他者の発言を遮ったり人の話を聞かなかったりすると、グループの意見もまとまらなくなってしまいます。
議論をすべて自分の思うように進めようとする人物は、傾聴力がないという印象を与えてしまいます。
どれだけ経験や能力がある人物であっても、協調性のない人材と判断されてはどの業界業種でも良い評価にはつながりません。
他者の発言に頷きながらメモを取るなど、発言内容をしっかりと理解しながらディスカッションを進めることを意識しましょう。
積極性
グループディスカッションにおいては、他者の意見も踏まえて、積極的に自分の意見を述べて、議論を進めていこうとする態度が高く評価されます。
しかし、自分の意見を主張しすぎることで他人に意見を押し付けることは、悪印象になってしまうため、注意が必要です。
積極性と輪を乱すことはまったく別のことであり、正反対の結果となります。
発言の少ないメンバーへの意見を求めるなど、他のメンバーへの気配りや配慮によって議論がより活発に進むよう立ち回ることも重要です。
全体の流れが良くなるよう、積極的に行動するよう意識しましょう。
全員が積極的に議論に参加し、全員で良い議論ができたグループディスカッションのメンバーは印象が良く、高評価につながると言えます。
論理的思考力
初対面のメンバーと、ひとつのチームで議論を進めていく場面では、対話において素早い論理的思考力が重要です。
自分の考えがまとまらず何度も違う意見に変わってしまう場合や、矛盾点が多いと議論は一向に進まず、結論をまとめることも難しくなります。
筋道を立てた意見を素早く発言できる能力は、多くの企業においても求められている能力です。
意見を素早く頭のなかで整理できる人物は、採用担当者の印象に残りやすいでしょう。
そのため、自分の意見に根拠を持たせることが重要です。
論理的に自分の意見を伝えることができれば、他のメンバーにも納得してもらいやすいだけでなく議論の方向性も定まりやすく、良い議論を展開できます。
発想力・独創性
その場で決められるテーマに合わせて、どれだけ臨機応変に柔軟な発想ができるかという点も評価の対象です。
グループディスカッションで他のメンバーが発言しないような、独創的な発想で個性を表現することができれば、より良い議論になり採用担当者の印象にも残ります。
面接や履歴書からは見えてこない瞬発力や発想力などをアピールすることにもなり、複数人のなかで自分自身の人となりを伝えることができるのです。
複数人と何かの課題をやり遂げる際に、どのような位置に立って物事を進めていくか、自分らしい発想力や独創性を発揮できるかは、チームのなかでの問題解決能力の評価に直結します。
急な環境の変化にも、発想力と独創性を持って柔軟に対応できる能力をアピールできるよう意識しましょう。
リーダーシップ
リーダーに必要な能力は、一人ひとりの意見をまとめ意思決定し、方向性を示すことです。
グループ全体と個々の意見を見極め、全員が同じ方向に向かって議論を進めることができるように意識します。
議論が行き詰った場合は、ファシリテーターが道筋を示す必要があります。
ファシリテーターとは、個々が発言しやすい雰囲気を作り、ディスカッションを活性化させて生産性のある議論を導き出す役割です。
それぞれのメンバーをよく観察し、一人ひとりの特徴を尊重しながら個人の能力を引き出す力が必要になります。
周囲に注意を向けてどのメンバーも働きやすい環境を作り上げる能力は、会社で活躍していくために必要です。
周りのメンバーへの気遣いを行えるかどうかも評価されるので、普段から意識して周囲に目を向けてみるよう意識しましょう。
グループディスカッションの評価基準については次の記事で詳しく紹介しています。
グループディスカッションの評価基準について詳しく知りたい人はぜひ参考にしてみてください。
【グループディスカッション対策に役立つ本とは】グループディスカッション対策におすすめの本
グループディスカッションでは自分が満足できても、皆が発言できずに終わっていたら評価は低くなってしまいます。
もちろん積極的に発言し、活発なディスカッションをすることは大切です。
しかし、自分ばかりを強く出してしまうと、人の話を聞けない人という印象を与えてしまい、評価はマイナスになります。
そのため上記で紹介したように、積極的でありながら周りにも気配りができ、話も聞けて、発言の内容は論理的であることが求められると覚えておきましょう。
ここからは、これらの能力を身に着けるために役立つ本を14冊紹介していきますので、ぜひ読んでみてください。
グループディスカッションに関する基礎知識を得るための本
グループディスカッションに関する基礎知識が解説されている本を読めば、議論ではどう流れていくのかの大まかな様子がわかります。
加えて、司会などの役割といった方法論を理解できるようになるでしょう。
基礎がわかってくると、よくわからなかったグループディスカッションそのものの理解ができ、それに伴って自信もつきます。
こちらの本は議論を自分達がしていくうえで必要な基礎知識が、わかりやすく書かれています。
知らなかった知識を深く理解できるため、ディスカッションではどんな点を面接官に見られているのかもわかってくるのです。
さらに、就活だけでなく、日常でも使えるような、グループディスカッションに有効的な進め方についても書かれているためわかりやすいでしょう。
あまり文字を読んでも頭に入ってこないと感じている方も、本の口調は話しているような自然な雰囲気なため、読みやすくなっています。
さらに文字も横書きで、文字だけの縦書きの本ではないため、普段本を読むのが苦手という方にもおすすめです。
まずはグループディスカッションにおける全体の流れなど、基本的なことを知っておくと、自信がつき、つぎにもステップアップしやすいでしょう。
こちらの本はグループディスカッションについても書かれているほか、面接に関しても知識が得られるため大変便利な本です。
グループディスカッションに関しては、基本的なことが書かれています。
この本を読めば、どういった流れでグループディスカッションをおこなえばいいのかわかってくるでしょう。
また、2022年度版で最新の内容にもなっています。
そのため、今はどこがポイントとして面接官に見られているのかなどもわかるでしょう。
グループディスカッションのほかに、企業によっては面接を重視している場合もあります。
この本ではどちらの知識も一度に学べるので効率的です。
面接とグループディスカッション、両方の対策をしなければならない就活生に適した本だともいえるでしょう。
論理的に考え話すための本
グループディスカッションでは、論理的に考え、皆で話し合っているのかという点は面接官が注目しているポイントです。
論点にそった発言をし、議論を進めていくためにも、論理的に物事を考える力がないと、問題の解決ができません。
論理的という意識を今まで意識してこなかった方も、この本を読めばどんなことかわかってきます。
論理的に物事を考えるということを、どう具体的におこなえばいいのかがわかる1冊です。
この本を読むと、ロジックツリーという知識について理解できます。
「こうだ」という結論に対して、理由を用意するための図解テクニックです。
このロジックツリーを利用すれば、根拠があり、納得できる結論を導きやすくなります。
何かお題があったときに、適当にさまざまな意見を出すのではなく、ロジックツリーを活かして結論から理由を考え、事実を出していくだけで話し合う内容も変わってくるでしょう。
結論もただの予測だけでなく、事実に基づいて考えられ、自然と質の高いものとなります。
少し厚さのある本ですが、社会人になってからも役立つ知識がつくため大変おすすめです。
こちらの本も、論理的に物事を考える際に役立つ知識が詰まった本です。
面接官からお題を出されたときに、その事柄についてどう解決していくかを皆でディスカッションすることへと目が向きがちです。
しかしこの本では、問題を解決するときにはその前に、問題や課題の見極めから始めようと教えてくれています。
問題や課題について詳しく考えて本質を見極められると、どこを中心に解決していけばいいのかもわかってきます。
皆でディスカッションをしたときにも解決しやすくなり、アイデアも出しやすくなるのです。
出された課題の精度を高められたら、もちろん評価にも大きくつながります。
就活のグループディスカッションだけでなく、社会人になってからも役立つ知識です。
「入社1年目」とはなっていますが、今からでも身につければ生活のなかで役立つ本です。
さらに普段からあまり本を読まず、小説など、文字ばかりの本は苦手だと感じている方でも読みやすく、自然と知識が入ってきやすいため大変おすすめです。
この本は特に図解が多いという特徴があります。
活字だけではなんだか難しいと感じる部分も、図を見れば書いてある意味が理解しやすく、あっという間に読み終わります。
マンガは好きでよく読むという方も、似たような感覚で読めるためストレスを感じることは少ないでしょう。
論理的に思考するとはどういったことがわかり、ディスカッションだけでなく、入社1年目からでも差をつけられる本となっています。
お題に対しての思考力を身に着ける本
もちろん、グループディスカッションにおいては論理的に話せる力は必要です。
加えて、出題されたお題に対して、グループディスカッションという限られた時間のなかで模範的な答えを導き出すために、必要な思考のプロセスも学んでおきましょう。
どんなお題を出題されても、面接官を納得させられるよう、思考力を鍛えることは重要です。
さまざまな問題も共通の型があり、それらに合った基本動作を覚えれば解決できることを教えてくれている本です。
この本ではケース問題の解き方と、課題解決型のグループディスカッションは流れが似ている点にも注目しています。
あらゆる問題を型に上手に当てはめ、解くための基本動作についてわかりやすく説明してくれている本です。
そのように思考をして、結論を出していけばいいのか流れや型がわかってきます。
それに伴い、グループディスカッションでも課題解決系のテーマを出題されたときに、意見が出しやすくなるでしょう。
就活での思考力だけでなく、社会人になってからもあらゆる場面で活用できる知識が詰まっています。
社会人からも信頼される人気の1冊です。
こちらの本は実際に過去に出たリアルな問題について載っているため、大変参考になるでしょう。
どのように地頭力を求められているのか、それに対しての模範解答は何かがわかりやすく書かれています。
解説が詳細で、実際のグループディスカッションにも活かせるでしょう。
外資系コンサルティング会社での問題が多く載っています。
もちろん、外資系コンサルティング以外の他業界へ就職希望の方でも参考にできるような内容です。
自己啓発本のような雰囲気の本にもなっています。
そのため、社会人になってからも使える知識が載っています。
どんな問題が出るかだけでなく、模範解答についてもダイレクトにわかるため、どんな思考力が求められているのかも理解できるでしょう。
こちらは、考える力を鍛えるための思考習慣を学べる1冊です。
グループディスカッションでは限られた時間で様々な視点から物事を考え、論理的に議論を展開することが求められます。
この本では、まず問題を深く掘り下げ、複数の視点から考察し、結論を導くためのプロセスを段階的に解説しています。
特に、短時間で複雑な問題を整理し、意見を出す力を身につけたい方に向いている本であると言えます。
具体的な練習方法や思考の整理法についても触れられており、実際のグループディスカッションの場でも使えるテクニックが満載です。
ファシリテーション力を高めるための本
グループディスカッションではさまざまな役割があります。
そのなかでも、「司会役が苦手」と感じている方もいるでしょう。
しかしそんな人でも面接官にもアピールするため、苦手を克服して挑戦したいと考えているのではないでしょうか。
また、意を決して司会役に挑戦してみても、なかなかうまくいかない人もいるかもしれません。
以下で、司会役に挑戦するうえで、参考になる本について紹介していきます。
司会者に求められる力について、わかりやすく1から教えてくれているような本です。
組織のなかで求められている能力というのは、コミュニケーション技術やそれを支える思考ですが、これらの知識について詳しく書かれています。
さらに「仕込み」と「さばき」という方法についても2部構成で書かれていて、どう重要かを紹介してくれています。
司会をする際に、自分が発言を多くして目立つことを意識してしまう人もいますが、それではうまくいきません。
この本を読めば、なんの力が必要なのかがよくわかります。
ファシリテーターが陥りがちな身近な状況についてもわかりやすく紹介してくれています。
そのため、本来の司会という役割の意味がわかってくるでしょう。
普通に会議などを進行していくようなスキルではなく、皆の意見や考えを上手に引き出しながら、チームを率いて成果を生み出すリーダーに欠かせないスキルについて書かれています。
司会者としての手腕が問われたときに、面接官を納得させられるようなやり方が理解できるでしょう。
マンガ仕立てになっているため大変わかりやすく、普段読書をしない方でも読みやすい本です。
また、共感できるような内容にもなっています。
最初はよそもの扱いされ相手にされない主人公が、メンバーのやる気やミーティングの活性化のために動き始めるストーリーです。
司会者として陥りがちな失敗例や、反対に思考のイメージなどもマンガでわかりやすく伝えていますので、ぜひ読んでみてください。
実際にグループディスカッションで司会者をしてみると、皆の空気を読み、時間内に結論を導き出すというのが難しいと感じてしまいます。
それらの悩みについて詳しく答えてくれる1冊で、大変勉強になる本です。
社会人になってからでも役立つオンライン会議のやり方や、時間通りに終わる会議のやり方などについて勉強できる1冊です。
問題解決はどう進めていけばいいのか、メンバーの意見の引き出し方、生産的な会議のやり方など、司会者として必要な知識が身につけられます。
こちらの本は社会人になってからも、ファシリテーションについて深く学びたいという方から支持されている本です。
就活の先を見据えて読んでおく1冊として、大変おすすめです。
傾聴力を高めるための本
続いて、傾聴力を高めるための本についても紹介します。
相手の意見をしっかりと聞ける人物こそ、グループディスカッションにおいて高く評価されやすいため、積極的にこれらの本を活用してみてください。
この本は、ただ話す力だけでなく「いかに他人の話を深く聞き取ることが重要であるか」を強調しています。
グループディスカッションでは、自分の意見を一方的に押し付けるのではなく、他のメンバーの意見をしっかりと聞き、それを踏まえた建設的な意見交換が求められます。
この本では、聞くことが相手との信頼関係を築き、理解を深め、より効果的なコミュニケーションプロセスであると説いています。
グループディスカッションではチームの一体感を高め、意見を的確に取り入れて議論を進めることで、リーダーシップ役や調整役を強調することが大切です。
面接官が特に評価する協調性と柔軟性をアピールするためにも、この本をぜひ熟読しておいてください。
この本はコミュニケーションにおいて話し方がいかに重要であるかを説明しています。
グループディスカッションの場では自分の意見を的確かつ相手に理解しやすい形で伝える能力が求められます。
話し方によって相手に与える印象や説得力を向上させるための具体的なテクニックが詳しく紹介されており、また、話すスピードやトーン、言葉の選び方などについても分かりやすく説明されています。
どのような場面でも通用する普遍的なスキルを身につけることができるため、グループディスカッション以外の対策としても非常におすすめの1冊であると言えます。
意見の伝え方を学べる本
意見の伝え方を学ぶ本を活用することで、あなたの意見を端的に伝えることができます。
いくら素晴らしい意見を持っていたとしても、うまく伝えることができなければ、最大限のパフォーマンスを発揮できません。
ぜひ、以下の本を参考にしてみてください。
こちらの1冊は、1分という短時間で要点を伝えるスキルを磨くことに焦点を当てています。
グループディスカッションの限られた時間の中で、自分の意見を簡潔かつ分かりやすく伝えることが求められます。
1分で核心部分を伝えるためのテクニックを詳細に解説しているため、実践することで、あなたの話に皆がよりしっかり耳を傾けるようになるでしょう。
また、相手の興味を惹くためのイントロダクションの作り方など、グループディスカッションに即座に役立つ内容が満載であるため、なかなか要点をまとめて話すことができない方には特におすすめの1冊であると言えます。
【グループディスカッション対策に役立つ本】本だけでなくYouTubeもおすすめ
本の種類を見ても多数の役立つ本もありますが、今はYouTubeも大変おすすめです。
さまざまな方が就活生へ向けて、グループディスカッションの対策方法について紹介してくれています。
文字ではわかりにくいと感じる部分も、動画で動きなども交えて説明してくれているものもあり、目でも確認ができるので覚えやすいです。
グループディスカッションの際中での立ち回りや、言い回しの参考にもなります。
ほかにも、動きのなかでもこれは失敗という例なども紹介してくれていますので、ぜひ参考にしてみてください。
YouTubeを見ながら、参考にしたい動きを実際に真似て、練習してみるのもよいでしょう。
立ち振る舞いの練習は繰り返すことも重要です。
【グループディスカッション対策に役立つ本】知識を得た後は実践してみよう
本やYouTubeを見ると、どんな立ち振る舞いや思考をすればいいのか参考になります。
しかし、頭ではわかっていても、実際何人かのグループで集まったときにその通り行動できるかというと難しいものです。
事前のイメージではこういった流れだとわかっていても、現実はさまざまなハプニングもあるかもしれません。
本やYouTubeから知識を得たあとは、多少のハプニングがあっても動じず焦らずに実践できるよう、場数を踏んで慣れることが重要です。
イベントやセミナーに参加する
1人でもグループディスカッションの練習はできますが、さまざまな人とグループを組んでおこなうのはまた違うものです。
イベントやセミナーを探してみると、グループディスカッションの練習をできるものが多々あるのでぜひ参加してみましょう。
なかでも、ただ皆で集まってディスカッションするようなものよりも、フィードバックつきのイベントがおすすめです。
自分ではこれでいいと思っていても、プロから見ると、立ち回り方に問題がある場合もあります。
フィードバックしてもらえれば、今後の練習で直していけますので成長にもつながります。
実際に企業の選考を受けてみる
本命企業のときには失敗したくないものです。
ある程度、グループディスカッションは得意だという状態で臨みたいものです。
そうなるためには場数を増やすのがおすすめです。
実際に企業の選考を受けてみるといいでしょう。
なかには多少気になるものの、優先度が低い企業もあると思います。
万が一グループディスカッションで失敗をしてしまっても、本命ではない分ダメージが少ないです。
このような企業を利用して、緊張した空気感、本番に近い経験をしておきましょう。
【グループディスカッション対策に役立つ本】就活エージェントを利用しよう
ご紹介した本を読むことで、グループディスカッションへのイメージがつき不安が軽減され、自信を持って準備を進められるでしょう。
しかし、グループディスカッションの対策に役立つ本を読んだとしても、ひとりで対策することには不安が残る場合もあります。
対策は進めているが、不安を感じる場合は就活エージェントを利用することがおすすめです。
グループディスカッション対策以外にも、面接練習やエントリーシート添削など、選考対策を効果的に進めるための充実したサポートを受けられます。
就職活動に悩みのある方は、以下のリンクから確認してぜひ検討してみてください。
まとめ
多くの就活生は、グループディスカッションについての知識をもっていなくて当たり前です。
だからこそ、苦手なまま本番を向けないように本で基本や論理的思考力、司会の仕方などについて学んでおきましょう。
知識がつくだけでも、苦手意識は薄くなり、さらにイベントなどへ参加して実践していけば慣れていくものです。
場数を踏んでさまざまなケースを体験すれば、本命の企業でのグループディスカッションでも成功しやすくなります。