オンライングループディスカッションとは?対面との違いやポイントを紹介!

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はじめに

就活における集団選考の1つとして、グループディスカッションがあります。

従来であれば会場に集まって、ほかの学生とグループを作って討論をしていました。

しかし新型コロナウイルス感染拡大の影響で、採用選考もオンラインで実施されることが多くなっています。

オンライングループディスカッションを経験した人は少ないので、不安に思っている方もいらっしゃるでしょう。

今回は、就活生のためにオンライングループディスカッションについて解説します。

オンライングループディスカッションとは?

グループディスカッションは、与えられた議題に対して学生がグループで話し合って結論を出すまでの過程を評価する選考方法です。

グループワークと呼ばれることもあるかもしれません。

オンライングループディスカッションとは、本来であれば対面でおこなわれていたグループディスカッションをオンラインで実施します。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、たくさんの人を一度に集められなくなったので、このような方法が導入されました。

ただ、企業側もテレワークの導入が推奨されています。

きっと今後も、そのような状態がしばらく続いていくでしょう。

したがって、オンライングループディスカッションも選考手段の1つとして定着していくに違いありません。

対面のグループディスカッションとの違い

オンライングループディスカッションは、対面でおこなわれていたころより、人数と時間はともに少なく設定されている傾向があるようです。

これは、Web会議ツールを使用したディスカッションに適した時間や人数を考慮した結果だと考えられます。

空気が読みづらい

対面であれば発言が被りそうになった場合でも、視線や動作で判断して発言の順番を決めるのはたいして難しくありませんでした。

メンバー同士が空気を読むことで、スムーズな進行ができていたのです。

しかし、オンラインではそれが難しくなってしまいます。

そのため、どうしても発言が慎重になりがちな傾向があるようです。

こうなると、議論が停滞してしまうため、あまりよいことではありません。

ここで、実力を発揮しやすいのがファシリテーターです。

空気が読みづらく、発言しにくい雰囲気を打開することが、ファシリテーターの役目です。

ファシリテーターが進行の舵取りをすれば、オンラインであってもグループディスカッションを成功させられるでしょう。

いきなり議論が始まってしまう

従来のグループディスカッションは、選考が始まる前に集まった学生同士で軽く会話を交わすこともできました。

オンライングループディスカッションでは、そのアイスブレイクの時間がありません。

時間になったら、学生はあらかじめ指定されたルームに入室し、そこで全体的な説明がおこなわれます。

そのあとは、さらにルームを分けられて、すぐにディスカッションをスタートさせなければなりません。

そのため、出されたテーマについて考える時間もなければ、チームメイトを知る時間もほとんどないのです。

ただ、自己紹介の時間だけは取ってもらえることもあるので、メンバーの名前や特徴をメモするなどしておくとよいでしょう。

相手の名前を呼ぶだけでも、コミュニケーションがスムーズになります。

グループが比較的小規模

オンライングループディスカッションでは、従来のグループディスカッションより、1グループの人数と時間は少なくなる傾向があります。

1グループは3人から5人に絞られ、ディスカッションの時間は20分から30分のところが多いようです。

これは、Web会議ツールを利用したディスカッションをするのに最適な人数と時間を考慮した結果でしょう。

短い制限時間内で結論を出し、発表するためには議論をスムーズに進めなければなりません。

どんなディスカッションでも、司会・進行、時間管理、書記といった3つの役割が必要です。

少人数でも、ディスカッションの冒頭で役割を決めてから議論に入りましょう。

係になった人もそうでない人も、積極的に意見を述べることが大切です。

オンラインディスカッションの流れ

オンラインでグループディスカッションに参加する場合、まずはどういった流れで進行するのか把握しておくことが大切です。

対面でも初対面同士でディスカッションするのは難しいのですが、これがオンライン上となると、また違う難しさがあるためです。

思わぬトラブルが発生することもありますので、基本的な流れについては頭に入れておき、どういった場合でもすぐ対処できるようにしておきましょう。

ここではオンラインディスカッションの流れについて、開始から終了までくわしくご紹介します。

企業から説明

オンライングループディスカッションが始まる前に、企業から説明があります。

これは対面式でも同じですが、オンラインの場合はまず指定されたルームで説明を受けることになります。

対面式と違うのは、全員が同じモニターを見るため、実質的には企業の担当者と1対1で顔を合わせながら話すような状態になることです。

ただし、説明の時点では、担当者が全員の顔を見ているわけではありません。

ディスカッションのテーマ・制限時間・ルールといった基本的な伝達事項が説明されるだけです。

ただし聞き取りにくいことがあったり、疑問に思ったりしたことがあるなら、この説明の時間内に質問をしましょう。

なぜなら、ディスカッションが始まってからでは、質問ができないからです。

自己紹介

ディスカッションが始まったら、まず自己紹介をします。

グループ分けをした時点で、自己紹介の時間を別に取ってもらえる場合もありますが、ディスカッションの時間内で自己紹介をするケースがほとんどです。

自己紹介の時間が別にある場合は、ある程度時間に余裕があるので、1分以内でまとめましょう。

ディスカッションの時間内での自己紹介は、議論の時間を十分に取るため、名前だけにするか、長くても30秒以内で短くまとめます。

このとき、参加者全員の名前と顔を確認しメモしておきましょう。

なぜなら、オンライングループディスカッションの場合は、画面にユーザー名は表示されますが、ツールの種類や設定で表示されない場合もあるからです。

議論の際に呼びかけができるように備えておきましょう。

役割決め

オンラインディスカッションをスムーズに進行させるため、役割決めを行います。

役割によって選考結果が左右されることはないため、無理に立候補をしなくても良いでしょう。

ディスカッションでの役割には、司会進行役・タイムキーパー役・書記役の3つがあります。

リーダシップに自信があるなら司会、意見をまとめるのが得意なら書記というように、自分の強みに自信があるなら、ぜひ立候補してみましょう。

タイムキーパーは、限られた時間内でディスカッションする場合に配置されます。

議論に熱中して発言者が時間を忘れてしまうことも多々あるため、冷静に対応できる人が向いています。

もちろん、向いている人が必ず担当しなければいけない、というわけではありません。

やってみたいと思っているなら、チャレンジしてみても良いでしょう。

時間配分

決められた時間内にディスカッションや発表まで実施するため、時間配分を決めます。

役割分担と時間配分については、ディスカッションの時間内で話し合うことになります。

そのため、役割決めの前に時間配分を相談する場合もあるかもしれません。

役割にしても、必ず最初に決めた人が最後までやり遂げなくても問題はないため、できれば役割分担よりも時間配分を重視して決めておきましょう。

議論やまとめの時間がなくなってしまうと意味がありません。

ただし、時間配分を最初に決めた場合でも、きっちりそれを守らなければいけないという決まりはありません。

そのため時間配分はあくまで目安として考え、時間内で結論をまとめることに注力しましょう。

ディスカッション

テーマをもとにディスカッションします。

テーマによっては討論しやすいものもありますが、抽象的なテーマのものもあります。

そのため、いきなり討論をするのではなく、最初に定義付けをしましょう。

定義付けとは、テーマから共通で理解できる言葉に言い換えることです。

テーマに対し、それぞれの考えるものが違うと議論が食い違ってしまうため、全員の認識を一致させてからディスカッションに移りましょう。

そこから意見やアイデアを自由に出し合い、出尽くしたら整理していきます。

このときに大切なのは、意見を否定したり、比べたりしないことです。

極端な意見が出てもかまわないので、まとめることよりも意見を出し合いましょう。

意見は簡潔にまとめるよう心掛けると、整理しやすくなります。

発表

整理した意見をまとめて発表します。

発表するのは代表の1人ですが、誰が発表者になっても話ができるようにまとめることが必要です。

ディスカッションで出たアイデアをまとめて、内容を紙に書き出します。

書記が画面共有し、参加者全員が読んで納得する形に整え仕上げましょう。

発表の時間が少ないケースもあるため、結果を簡潔に伝え、優先順位を決めておくことも大切です。

さらに発表のとき、担当者がうまく説明をできない可能性もあります。

この場合は発表者のサポートをすることも必要です。

発表者が説明できない場合や問いかけに詰まった場合は、担当者に発言しても良いか確認し、ほかのメンバーがフォローできるよう事前に打ち合わせをしておきましょう。

オンライングループディスカッションで企業が注目するポイント

コロナ禍の影響から、オンライングループディスカッションは増えていますが、企業の選考方法の1つとしても重視されつつあります。

チームで実施されるため、自分をアピールすることが難しく苦手意識をもっている人も少なくありません。

そこで企業側では、オンライングループディスカッションを実施することで、就活生のさまざまな面を見ています。

ここではどういった点を企業が見ているかをご紹介しますので、ディスカッション時には意識して取り組みましょう。

協調性

ディスカッションを通し、一番に見られているのは協調性です。

対面でのディスカッションでも協調性は見られていますが、オンラインでは特に必要とされています。

オンライン上では発言ができるのは1人ずつであるため、議論することが簡単ではありません。

さらに限られた時間内で意見を共有し、発表のためにまとめることも求められます。

そのため、相手の意見を尊重しながら自分の意見も出し、議論していかなければならず、やり取りが難しい中でどう結論を導くかが重要になってきます。

協調性は企業の中で働いていくためには必須です。

役割にとらわれることなく、相手の話をきちんと聞いているか、周りに配慮しているかといったことも見られているのも忘れてはいけません。

論理的思考力

ディスカッションでの意見のやり取りに、論理的な思考力があるかどうかも企業から見られています。

討論の際には、自由な意見やアイデアを出すことも必要ですが、単なる思いつきの意見だったり、感情的な意見だけだったりすると説得力がありません。

テーマや課題に対し、なぜそう考えたのか根拠をもって論理的に考え、相手に納得してもらえる結論を提示できているかどうかが重要です。

さらに、相手にわかりやすく筋道の通った話ができているかどうかもポイントとなります。

自分の考えを伝える場合は、常に推論・根拠・結論といった一連の説明ができるようにしておきましょう。

発表の際にも論理的思考力を求められるため、アピールのために発表者となるのもおすすめです。

積極性

活発に意見のやり取りをしているかどうか、積極性もディスカッションで重要視されています。

協調性が求められるディスカッションの場では、相手の意見を尊重することは優先されますが、何も発言しないのも問題です。

特に自分の意見があっても「誰かにもう言われてしまった」「自分が言わなくても意見が集まっている」という状況もあるかもしれません。

しかし、聞き手に回ってしまい、発言しないでいると、企業側からは「積極性がない」と受け止められてしまいます。

そうなると「入社しても積極的に貢献をしない」「言われないと行動ができない」といったマイナスイメージをもたれかねません。

もちろんグループディスカッションでの評価だけですべて決まるわけではありませんが、一番アピールしやすいディスカッションの場で積極性を示すことが大切です。

オンライングループディスカッションをするときのコツ

オンラインディスカッションには、従来のグループディスカッションとはまた違ったコツがあります。

画面越しに会話をするので、相手の表情を確認しにくかったり、ネガティブな部分が目立ったりしてしまいます。

コツをしっかりつかんでスムーズに進めましょう。

リアクションをしっかりとる

パソコンやタブレットなどの画面上だと、それぞれの顔はとても小さく表示されてしまいます。

そのため、お互いの表情が読み取りにくく、誰が話しているのかもわからなくなってしまうときがあります。

発言するときは、きちんとメンバーと視線が合うように気をつけなければなりません。

画面ではなくカメラを見るように意識するとよいでしょう。

これだけでも、自分の意思が伝わりやすくなるのです。

また画面上では、実際に対面したときより、表情が硬くなり冷たい印象になってしまいます。

発言していないときも、そのまま画面を見つめているだけではなく、積極的に相づちをうち、常に笑顔を絶やさないよう心がけましょう。

画面越しでも伝わるように、多少のオーバーリアクションも必要です。

カンペを活用する

オンライングループディスカッションならではの工夫にカンペがあります。

想定される質問はオンライングループディスカッションでも、グループディスカッションと変わりません。

また、時事問題についての知識が必要となることもあるでしょう。

想定質問や時事問題の話題へ対応するために、あらかじめカンペを用意しておけるのはオンラインならではのメリットといえます。

必要事項を箇条書きにした紙を、向かい側の壁などに貼っておくとよいでしょう。

しかし、すべてをカンペ通りに進めるのは不可能です。

カンペに頼ってばかりいると、想定外の質問があった場合に対応しきれなくなることがあります。

カンペはあくまでも補助的な役割でしかないことに留意しておきましょう。

基本的なことをしっかりこなす

オンラインは、対面するよりマイナス面が目立ちやすい傾向にあります。

オンラインだからこそ、身だしなみはいつもより入念にチェックして臨みましょう。

だらしのない印象をもたれないために、背景として映りそうなところはあらかじめ片付けてきれいにしておいてください。

また、オンライングループディスカッションの途中で携帯やインターホンが鳴ってしまうと、相手によい印象を与えられません。

携帯の通知をオフにする、宅配便が来るのであれば時間をずらすなど、対策しておきましょう。

オンラインだと実際に対面するよりも、つい気がゆるんでしまうこともあるはずです。映りに関しても

だからこそ基本的なところをおこたらずに、できる限り万全の準備をして臨むようにしましょう。

書記係は画面共有を必ずする

書記係を担当する可能性も考慮して、画面共有については事前にチェックしておきましょう。

オンライングループディスカッションでは、対面するケースのように全員が一緒に見ることはできません。

そのため一人ひとりに書記係が紙やデータを渡していると、時間がかかってしまいます。

そこで便利に使える画面共有を使うのがおすすめです。

画面共有はツールによってやり方が違うため、どのツールを使用する場合でも対応できるようにしておきましょう。

よく使われるzoomの場合は画面の右下にある「画面共有」から「ホワイトボード」選択で使用可能です。

GoogleMeetの場合は、画面右下に設定アイコンがあるので「新しいホワイトボードを開始」を選べば画面共有が可能です。

わからないときは、最初の説明時に質問し、確認しておきましょう。

オンライングループディスカッションに向けて準備しておくこと

オンラインだからこそ、入念な準備が必要な部分もあります。

ネット環境と指定されたWeb会議ツールは、あらかじめ自分で用意しておかなければなりません。

また暗い印象にならないように、カメラ気を配りましょう。

ネットの接続環境を整える

ネット環境が不安定だと、フリーズしてしまったり、途中退出しなければならなかったりすることがあります。

よく起こることではありますが、貴重な時間をロスすることになりますし、ほかのメンバーにも迷惑をかけてしまうかもしれません。

そうなると印象が悪くなってしまうので、そのようなことがないようにしましょう。

ネットの接続環境に関しては、事前に調べておく必要があります。

不安定な場合は、安定していて通信速度が速いプロバイダに変えることも検討してみましょう。

プロバイダまで変更すると、接続環境を安定させるまでかなりの時間がかかってしまいます。

ネットの接続環境は、早いうちから整えておくようにしましょう。

難しそうであれば、ぜひ大学の就職課などに相談してみてください。

Web会議ツールの操作に慣れておく

Web会議ツールには、いくつか種類があります。

当然、選考によって指定されるWeb会議ツールは異なります。

しかしそのすべてを操作できないと、オンライングループディスカッションに参加するのは難しくなってしまうのです。

1つのWeb会議ツールに関する操作をマスターすれば、ほかのものでもそこまで難しく感じることはないでしょう。

ただ操作感や手順は、それぞれのWeb会議ツールで異なります。

途中で操作に手間取ってしまうとほかの参加者の迷惑になりますし、人事担当には準備不足だと思われてしまうでしょう。

Web会議ツールをスムーズに使えるようにしておくのは、最低限の準備といえます。

オンライングループディスカッションは、準備しやすいですが一度失敗してしまうと挽回するのが難しい選考方法です。

部屋の状態やカメラ映りを整えておく

オンライングループディスカッション中に、意外と気になってしまうのが周囲の騒音です。

なるべく雑音の少ない静かな場所から参加するようにしましょう。

背景もあまりに乱雑だとよい印象をもたれないので、なるべく映り込みは少なくなるようにしてください。

また、カメラの映りも相手に与える印象を大きく変えてしまいます。

デスクライトなどを利用して、顔が明るく、表情を読み取りやすいようにしておきましょう。

画面越しだと、どうしても対面に比べて相手の表情が見えにくく、暗いイメージを与えてしまう傾向にあります。

なるべく明るく映るように工夫してみましょう。

きちんと事前準備できているとアピールできれば、今後の選考にも有利に働くはずです。

ベンチャーの選考にもオンライングループディスカッションは存在する?

オンライングループディスカッションは、コロナ禍における選考方法の1つとして実施数は増えていますが、実際に採用している企業はそれほど多くありません。

その理由として「応募者の多い企業が応募者をふるいにかけるための選考方法」とされていることがあげられます。

グループディスカッションをオンラインで実施する場合、発言が1人ずつしかできないこともあり、実施するのは、簡単ではありません。

しかし、オンラインでの会議が増えていることもあり、オンライン面接はベンチャー企業でも採用されるようになってきました。

オンライン面接が実施されてもすぐに対応できるよう、オンライングループディスカッションの対策と共に準備をしておきましょう。

オンライン面接については、以下の記事でもくわしくご紹介しています。

まとめ

オンライングループディスカッションは、オンラインでグループディスカッションをするという新しい選考方法です。

基本的には従来のグループディスカッションと変わりませんが、オンラインならではの注意点はいくつかあります。

画面越しでは、どうしても表情が乏しく映りがちです。

表情が見えやすいように工夫しなければなりませんし、ネット環境も整えておかなければなりません。

オンラインならではの落とし穴に注意して、就職活動を成功させましょう。

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