はじめに
就活における集団選考の1つとして、グループディスカッションがあります。
従来であれば会場に集まって、ほかの学生とグループを作って討論をしていました。
しかし新型コロナウイルス感染拡大の影響で、採用選考もオンラインで実施されることが多くなっています。
オンライングループディスカッションを経験した人は少ないので、不安に思っている方もいらっしゃるでしょう。
今回は、就活生のためにオンライングループディスカッションについて解説します。
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【オンラインのグループディスカッションとは?】オンライングループディスカッションとは?
グループディスカッションは、与えられた議題に対して学生がグループで話し合って結論を出すまでの過程を評価する選考方法です。
グループワークと呼ばれることもあるかもしれません。
オンライングループディスカッションとは、本来であれば対面でおこなわれていたグループディスカッションをオンラインで実施します。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、たくさんの人を一度に集められなくなったので、このような方法が導入されました。
ただ、企業側もテレワークの導入が推奨されています。
きっと今後も、そのような状態がしばらく続いていくでしょう。
したがって、オンライングループディスカッションも選考手段の1つとして定着していくに違いありません。
議論時間と人数
オンラインのグループディスカッションでは、議論時間は30〜60分程度が一般的で、人数は3〜6人で行うことが多いです。
企業や選考の形式によって異なりますが、時間が短い場合は簡潔に発言する力が求められ、長い場合は深い議論を進める能力が重視されます。
また、少人数(3〜4人)の場合は一人当たりの発言量が増えるため、積極的な発言が必要になります。
一方、人数が多い(5〜6人)場合は、適切なタイミングで発言し、他のメンバーとのバランスを考えた立ち回りが重要となります。
議論時間と人数に応じた対応力を意識することが大切です。
参加する際の服装
オンラインのグループディスカッションに参加する際の服装は、企業によって異なり、スーツを指定される場合とオフィスカジュアルでの参加が許可される場合があります。
企業から特に指定がない場合でも、基本的にはスーツまたはオフィスカジュアルのきちんとした服装を選ぶのが無難です。
スーツの場合は、ジャケットを着用し、シャツやブラウスをシンプルなものにすると好印象です。
一方、オフィスカジュアルの場合は、清潔感があり、落ち着いた色合いの服装を選ぶことが大切です。
オンラインでは上半身しか映らないことが多いですが、面接の一環として評価されるため、服装にはしっかり気を配りましょう。
【オンラインのグループディスカッションとは?】対面のグループディスカッションとの違い
オンライングループディスカッションは、対面でおこなわれていたころより、人数と時間はともに少なく設定されている傾向があるようです。
これは、Web会議ツールを使用したディスカッションに適した時間や人数を考慮した結果だと考えられます。
- 空気が読みづらい
- いきなり議論が始まってしまう
- グループが比較的小規模
空気が読みづらい
対面であれば発言が被りそうになった場合でも、視線や動作で判断して発言の順番を決めるのはたいして難しくありませんでした。
メンバー同士が空気を読むことで、スムーズな進行ができていたのです。
しかし、オンラインではそれが難しくなってしまいます。
そのため、どうしても発言が慎重になりがちな傾向があるようです。
こうなると、議論が停滞してしまうため、あまりよいことではありません。
ここで、実力を発揮しやすいのがファシリテーターです。
空気が読みづらく、発言しにくい雰囲気を打開することが、ファシリテーターの役目です。
ファシリテーターが進行の舵取りをすれば、オンラインであってもグループディスカッションを成功させられるでしょう。
いきなり議論が始まってしまう
従来のグループディスカッションは、選考が始まる前に集まった学生同士で軽く会話を交わすこともできました。
オンライングループディスカッションでは、そのアイスブレイクの時間がありません。
時間になったら、学生はあらかじめ指定されたルームに入室し、そこで全体的な説明がおこなわれます。
そのあとは、さらにルームを分けられて、すぐにディスカッションをスタートさせなければなりません。
そのため、出されたテーマについて考える時間もなければ、チームメイトを知る時間もほとんどないのです。
ただ、自己紹介の時間だけは取ってもらえることもあるので、メンバーの名前や特徴をメモするなどしておくとよいでしょう。
相手の名前を呼ぶだけでも、コミュニケーションがスムーズになります。
グループが比較的小規模
オンライングループディスカッションでは、従来のグループディスカッションより、1グループの人数と時間は少なくなる傾向があります。
1グループは3人から5人に絞られ、ディスカッションの時間は20分から30分のところが多いようです。
これは、Web会議ツールを利用したディスカッションをするのに最適な人数と時間を考慮した結果でしょう。
短い制限時間内で結論を出し、発表するためには議論をスムーズに進めなければなりません。
どんなディスカッションでも、司会・進行、時間管理、書記といった3つの役割が必要です。
少人数でも、ディスカッションの冒頭で役割を決めてから議論に入りましょう。
係になった人もそうでない人も、積極的に意見を述べることが大切です。
【オンラインのグループディスカッションとは?】オンラインディスカッションの流れ
オンラインでグループディスカッションに参加する場合、まずはどういった流れで進行するのか把握しておくことが大切です。
対面でも初対面同士でディスカッションするのは難しいのですが、これがオンライン上となると、また違う難しさがあるためです。
思わぬトラブルが発生することもありますので、基本的な流れについては頭に入れておき、どういった場合でもすぐ対処できるようにしておきましょう。
ここではオンラインディスカッションの流れについて、開始から終了までくわしくご紹介します。
- 企業から説明
- 自己紹介
- 役割決め
- 時間配分
- ディスカッション
- テーマに対して定義づけ
- アイデア出し
- 回答の優先順位決め
- 議論のまとめ
- 発表
企業から説明
オンライングループディスカッションが始まる前に、企業から説明があります。
これは対面式でも同じですが、オンラインの場合はまず指定されたルームで説明を受けることになります。
対面式と違うのは、全員が同じモニターを見るため、実質的には企業の担当者と1対1で顔を合わせながら話すような状態になることです。
ただし、説明の時点では、担当者が全員の顔を見ているわけではありません。
ディスカッションのテーマ・制限時間・ルールといった基本的な伝達事項が説明されるだけです。
ただし聞き取りにくいことがあったり、疑問に思ったりしたことがあるなら、この説明の時間内に質問をしましょう。
なぜなら、ディスカッションが始まってからでは、質問ができないからです。
自己紹介
ディスカッションが始まったら、まず自己紹介をします。
グループ分けをした時点で、自己紹介の時間を別に取ってもらえる場合もありますが、ディスカッションの時間内で自己紹介をするケースがほとんどです。
自己紹介の時間が別にある場合は、ある程度時間に余裕があるので、1分以内でまとめましょう。
ディスカッションの時間内での自己紹介は、議論の時間を十分に取るため、名前だけにするか、長くても30秒以内で短くまとめます。
このとき、参加者全員の名前と顔を確認しメモしておきましょう。
なぜなら、オンライングループディスカッションの場合は、画面にユーザー名は表示されますが、ツールの種類や設定で表示されない場合もあるからです。
議論の際に呼びかけができるように備えておきましょう。
役割決め
オンラインディスカッションをスムーズに進行させるため、役割決めを行います。
役割によって選考結果が左右されることはないため、無理に立候補をしなくても良いでしょう。
ディスカッションでの役割には、司会進行役・タイムキーパー役・書記役の3つがあります。
リーダシップに自信があるなら司会、意見をまとめるのが得意なら書記というように、自分の強みに自信があるなら、ぜひ立候補してみましょう。
タイムキーパーは、限られた時間内でディスカッションする場合に配置されます。
議論に熱中して発言者が時間を忘れてしまうことも多々あるため、冷静に対応できる人が向いています。
もちろん、向いている人が必ず担当しなければいけない、というわけではありません。
やってみたいと思っているなら、チャレンジしてみても良いでしょう。
時間配分
決められた時間内にディスカッションや発表まで実施するため、時間配分を決めます。
役割分担と時間配分については、ディスカッションの時間内で話し合うことになります。
そのため、役割決めの前に時間配分を相談する場合もあるかもしれません。
役割にしても、必ず最初に決めた人が最後までやり遂げなくても問題はないため、できれば役割分担よりも時間配分を重視して決めておきましょう。
議論やまとめの時間がなくなってしまうと意味がありません。
ただし、時間配分を最初に決めた場合でも、きっちりそれを守らなければいけないという決まりはありません。
そのため時間配分はあくまで目安として考え、時間内で結論をまとめることに注力しましょう。
ディスカッション
テーマをもとにディスカッションします。
テーマによっては討論しやすいものもありますが、抽象的なテーマのものもあります。
そのため、いきなり討論をするのではなく、最初に定義付けをしましょう。
定義付けとは、テーマから共通で理解できる言葉に言い換えることです。
テーマに対し、それぞれの考えるものが違うと議論が食い違ってしまうため、全員の認識を一致させてからディスカッションに移りましょう。
そこから意見やアイデアを自由に出し合い、出尽くしたら整理していきます。
このときに大切なのは、意見を否定したり、比べたりしないことです。
極端な意見が出てもかまわないので、まとめることよりも意見を出し合いましょう。
意見は簡潔にまとめるよう心掛けると、整理しやすくなります。
テーマに対して定義づけ
オンラインのグループディスカッションにおける重要なポイントとして、テーマに対して定義付けをすることが挙げられます。
多くの企業は分かりやすい題材を提示してくれますが、まれに抽象的すぎるテーマを提示してくる企業もあります。
そういった場合、例えば「あるカフェの売り上げを上げるためには」というテーマであれば、そもそも具体的にどのようなカフェなのかを定義付けしなければなりません。
立地や料金設定はもちろんのこと、従業員がどのくらいいるのか、営業時間や定休日はいつなのか、などといった定義付けをする必要があります。
こうした設定については「勝手に行ってはならないのでは?」と思う人もいるかもしれません。
しかし、そもそもテーマが抽象的である以上、話を進められないので、ある程度定義付けを勝手にしてしまっても問題ありません。
企業も就活生たちが定義づけをする前提で問題を出しています。
アイデア出し
アイデア出しに特に最も重要なのは、相手の意見を否定しないということです。
就活においては誰もが企業に良い印象を与えたいと考えているので、否定されてしまっては相手のモチベーションも下がってしまいますし、「何より相手を蹴落として自分がのし上がろうとしている」という悪い印象を与えてしまうことでしょう。
それぞれのアイデアを比較することも避けたいところです。
どちらが優れているかなどは、一人で決めることではないからです。
また、頭に浮かんだことは吟味しないことも非常に重要です。
思い浮かんだことはどんどん、抽象的であったとしても発言し、他のメンバーが具体的に表現してくれるかもしれません。
極端な意見を言っても大丈夫ですし、それが非論理的であったとしても問題ありません。
とにかく、さまざまなアイデアを発信することが重要なのです。
回答の優先順位決め
単体のアイデアを吟味するのではなく、複数のアイデアを組み合わせて一つのアイデアを作るというのも非常に重要なポイントです。
それぞれのアイデアを単体で判断してしまうと、一つの側面からしか物事を考えることができません。
単体では微妙なアイデアでも、複合的に考えた場合、十分に活用できるアイデアであることもあります。
可能な限り全てのメンバーが提案したアイデアを複合的に活用できないかを考えてみることが重要です。
そして、その中で問題解決をするために何が重要であるのかを考えて、総合的な回答の優先順位を決めていきましょう。
グループとして最適な回答を導き出すことも重要ですが、それぞれの意見を尊重することも重要です。
議論のまとめ
ある程度議論が進んできたら、最後は議論のまとめを行っていきましょう。
書記を中心に、チームの意見をまとめていくことから始めていきます。
確かにテーマを解決するための意見を出すことも重要ではあるのですが、可能な限りチームの全員が納得する意見を決められるようにしましょう。
あまりにも一人だけ意見が合わない異端分子がいる場合はこの例には当てはまりませんが、可能な限り全員が納得できるものを採用するべきです。
発表者は決まった内容をしっかりとメモして、発表の際に役立てられるようにしておきましょう。
内容がしっかりとしていれば、数回発表の際に詰まってしまっても問題はありません。
しかし、しどろもどろになってしまってはせっかく全員で考えた内容も伝わらなくなってしまうので、簡潔にでも良いので箇条書きでメモしておきましょう。
発表
整理した意見をまとめて発表します。
発表するのは代表の1人ですが、誰が発表者になっても話ができるようにまとめることが必要です。
ディスカッションで出たアイデアをまとめて、内容を紙に書き出します。
書記が画面共有し、参加者全員が読んで納得する形に整え仕上げましょう。
発表の時間が少ないケースもあるため、結果を簡潔に伝え、優先順位を決めておくことも大切です。
さらに発表のとき、担当者がうまく説明をできない可能性もあります。
この場合は発表者のサポートをすることも必要です。
発表者が説明できない場合や問いかけに詰まった場合は、担当者に発言しても良いか確認し、ほかのメンバーがフォローできるよう事前に打ち合わせをしておきましょう。
【オンラインのグループディスカッションとは?】オンラインディスカッションでよく出るテーマ・お題の例
実際にどのようなテーマが出題されるか知っておくことで、事前に対策を立てやすくなり、スムーズに議論を進めることができます。
オンラインのグループディスカッションでは、ビジネスや社会問題に関するテーマ、新規事業の立案、チームワークを試すような課題など、さまざまな形式の問題が出題されることが多いです。
ここでは、よく出るテーマの例を紹介し、効果的な準備のポイントを解説していきます。
- ビジネス系
- 社会問題系
- 企業・商品系
- 自由テーマ
ビジネス系
オンラインのグループディスカッションでは、ビジネスに関するテーマが出題されることが多く、「新規事業を立案せよ」「今後成長する業界は?」といった課題がよく出されます。
これらのテーマでは、市場の動向を分析し、論理的に意見をまとめる力が求められます。
例えば、「新規事業を立案せよ」というテーマでは、ターゲット市場や競合との差別化、実現可能性などを考えながらアイデアを出す必要があります。
また、「今後成長する業界は?」というテーマでは、データやトレンドを踏まえながら、根拠のある意見を述べることが重要です。
ビジネス系のテーマでは、業界研究や最新の経済ニュースに目を通しておくと、より説得力のある議論ができるでしょう。
社会問題系
オンラインのグループディスカッションでは、社会問題に関するテーマが出題されることも多く、「SDGs達成のためにできること」「少子化を解決するには?」といった課題がよく取り上げられます。
これらのテーマでは、社会の現状を把握し、論理的に解決策を考える力 が求められます。
例えば、「SDGs達成のためにできること」というテーマでは、環境問題・貧困対策・教育支援など、幅広い視点から課題を分析し、実現可能な対策を提案することが重要 です。
また、「少子化を解決するには?」というテーマでは、経済的支援や働き方改革、育児環境の整備など、具体的な政策や施策を考えながら議論を進める必要があります。
社会問題系のテーマでは、ニュースや政策を事前にリサーチし、根拠のある意見を述べられるよう準備しておくと良いでしょう。
企業・商品系
オンラインのグループディスカッションでは、企業の新商品開発やマーケティングに関するテーマが出題されることも多く、「新商品のコンセプトを考えよう」「売上を伸ばすマーケティング戦略」などの課題がよく取り上げられます。
これらのテーマでは、消費者のニーズを分析し、独自性のあるアイデアを生み出す発想力が求められます。
例えば、「新商品のコンセプトを考えよう」というテーマでは、ターゲット層の設定、競合との差別化、商品の強みを明確にしながら、具体的なアイデアを提案することが重要 です。
また、「売上を伸ばすマーケティング戦略」では、プロモーション方法、販売チャネル、価格設定などの視点を考慮しながら、効果的な施策を検討する必要があります。
企画・商品系のテーマでは、既存の成功事例をリサーチし、実際のビジネスに応用できるような提案を意識すると、より説得力のある議論ができるでしょう。
自由テーマ
オンラインのグループディスカッションでは、特定の業界や社会問題にとらわれない自由テーマが出題されることもあります。
例えば、「理想の働き方とは?」「日本の労働環境の改善策」などの課題が挙げられます。
これらのテーマでは、個人の価値観や多様な視点をもとに議論を深めることが重要です。
例えば、「理想の働き方とは?」では、ワークライフバランス、リモートワーク、副業の可否、企業の福利厚生など、幅広い観点から考えることができます。
また、「日本の労働環境の改善策」では、長時間労働の是正、働き方改革、企業の生産性向上の取り組みなどを踏まえ、現実的な改善策を検討することが求められます。
自由テーマでは、個々の意見が重視されるため、多様な考え方を尊重しながら議論を進めることがポイントです。
【オンラインのグループディスカッションとは?】オンライングループディスカッションで企業が注目するポイント
コロナ禍の影響から、オンライングループディスカッションは増えていますが、企業の選考方法の1つとしても重視されつつあります。
チームで実施されるため、自分をアピールすることが難しく苦手意識をもっている人も少なくありません。
そこで企業側では、オンライングループディスカッションを実施することで、就活生のさまざまな面を見ています。
ここではどういった点を企業が見ているかをご紹介しますので、ディスカッション時には意識して取り組みましょう。
- コミュニケーション能力
- 組織での立ち回り
- 論理的思考力
- 積極性
コミュニケーション能力
オンラインのグループディスカッションで企業が注目しているポイントの一つとして、コミュニケーション能力が挙げられます。
ほとんどの場合、グループディスカッションでチームを組む学生たちは初対面です。
そんな初対面の他の学生と議論する中で、コミュニケーション能力を発揮できているかを確認しているのです。
特に、自分の意見をまとめ上げられる説明力と、他の学生の意見を理解する理解力があるかどうか見られています。
社会人としては基本的な部分ではありますが、エゴを出してしまって周りと強調できていない人も多いので、アピールしておきたい部分の一つです。
また、初対面の人とうまく会話できるか、という部分も見られています。
初対面でも臆することなく自分の意見を発信できるか、そして相手の意見に耳を傾けられるかなどを確認していることが多いです。
コミュニケーション能力は、グループディスカッションやプレゼンの機会を増やし、相手の意見を理解しながら適切に返答する練習を重ねることで向上します。
相手の話を要約し、簡潔に伝える習慣も有効です。
組織での立ち回り
組織での立ち回りについても、グループディスカッションを通じて企業は確認したいと考えています。
組織の中でどのような役割を担い、立ち振る舞いをするかを見られています。
これは採用するか、採用しないか、という観点だけで見ていないポイントです。
「リーダータイプであるか」「アイデアをどんどん出していくタイプか」「論点がずれそうになった時に修正し、チームを支えるタイプか」など、どのような働きができるかを見られています。
これは人員配置という観点から確認しているポイントです。
ある程度採用することが決まっている人材の場合は「どの役割をこなしてもらうか」という点についても考えています。
特に企業に足りていない人材や能力を見られているので、もし就職説明会などで空いているポストなどについて聞くことができれば、その業務をこなすことができる人材であるとアピールできると良いでしょう。
組織でうまく立ち回るには、役割を理解し、周囲と協力しながら成果を出す経験を積むことが重要です。
ゼミ・アルバイト・サークル活動でリーダーシップを取るだけでなく、サポート役として貢献する経験も役立ちます。
論理的思考力
ディスカッションでの意見のやり取りに、論理的な思考力があるかどうかも企業から見られています。
討論の際には、自由な意見やアイデアを出すことも必要ですが、単なる思いつきの意見だったり、感情的な意見だけだったりすると説得力がありません。
テーマや課題に対し、なぜそう考えたのか根拠をもって論理的に考え、相手に納得してもらえる結論を提示できているかどうかが重要です。
さらに、相手にわかりやすく筋道の通った話ができているかどうかもポイントとなります。
自分の考えを伝える場合は、常に推論・根拠・結論といった一連の説明ができるようにしておきましょう。
発表の際にも論理的思考力を求められるため、アピールのために発表者となるのもおすすめです。
論理的思考力は、PREP法(結論→理由→具体例→まとめ)を意識して話す練習や、ケーススタディを用いた問題解決の訓練を行うことで身につきます。
積極性
活発に意見のやり取りをしているかどうか、積極性もディスカッションで重要視されています。
協調性が求められるディスカッションの場では、相手の意見を尊重することは優先されますが、何も発言しないのも問題です。
特に自分の意見があっても「誰かにもう言われてしまった」「自分が言わなくても意見が集まっている」という状況もあるかもしれません。
しかし、聞き手に回ってしまい、発言しないでいると、企業側からは「積極性がない」と受け止められてしまいます。
そうなると「入社しても積極的に貢献をしない」「言われないと行動ができない」といったマイナスイメージをもたれかねません。
もちろんグループディスカッションでの評価だけですべて決まるわけではありませんが、一番アピールしやすいディスカッションの場で積極性を示すことが大切です。
積極性を身につけるには、新しいことに挑戦する習慣をつけ、機会があれば自ら手を挙げて参加することが大切です。
【オンラインのグループディスカッションとは?】オンライングループディスカッションをするときのコツ
オンラインディスカッションには、従来のグループディスカッションとはまた違ったコツがあります。
画面越しに会話をするので、相手の表情を確認しにくかったり、ネガティブな部分が目立ったりしてしまいます。
コツをしっかりつかんでスムーズに進めましょう。
リアクションをしっかりとる
パソコンやタブレットなどの画面上だと、それぞれの顔はとても小さく表示されてしまいます。
そのため、お互いの表情が読み取りにくく、誰が話しているのかもわからなくなってしまうときがあります。
発言するときは、きちんとメンバーと視線が合うように気をつけなければなりません。
画面ではなくカメラを見るように意識するとよいでしょう。
これだけでも、自分の意思が伝わりやすくなるのです。
また画面上では、実際に対面したときより、表情が硬くなり冷たい印象になってしまいます。
発言していないときも、そのまま画面を見つめているだけではなく、積極的に相づちをうち、常に笑顔を絶やさないよう心がけましょう。
画面越しでも伝わるように、多少のオーバーリアクションも必要です。
初めにルールを決めておく
オンラインでグループディスカッションをする際のコツとして、はじめにルールを決めておくということが挙げられます。
オンラインではどうしても対面と違って、全員が同時に話し始めてしまうと何一つ話が理解できません。
よって、話す順番を決めておくことや、発言の際の時間制限などについても決めておけると良いでしょう。
短い時間の中でスムーズに議論を進めるためには、チーム内でルールを決めておくことが重要なのです。
発言がかぶってしまった際はもちろんのこと、譲り合いが起きてしまってもタイムロスとなってしまうため、発言の際のルールなどをしっかりと明確に決めておきましょう。
カンペを活用する
オンライングループディスカッションならではの工夫にカンペがあります。
想定される質問はオンライングループディスカッションでも、グループディスカッションと変わりません。
また、時事問題についての知識が必要となることもあるでしょう。
想定質問や時事問題の話題へ対応するために、あらかじめカンペを用意しておけるのはオンラインならではのメリットといえます。
必要事項を箇条書きにした紙を、向かい側の壁などに貼っておくとよいでしょう。
しかし、すべてをカンペ通りに進めるのは不可能です。
カンペに頼ってばかりいると、想定外の質問があった場合に対応しきれなくなることがあります。
カンペはあくまでも補助的な役割でしかないことに留意しておきましょう。
基本的なことをしっかりこなす
オンラインは、対面するよりマイナス面が目立ちやすい傾向にあります。
オンラインだからこそ、身だしなみはいつもより入念にチェックして臨みましょう。
だらしのない印象をもたれないために、背景として映りそうなところはあらかじめ片付けてきれいにしておいてください。
また、オンライングループディスカッションの途中で携帯やインターホンが鳴ってしまうと、相手によい印象を与えられません。
携帯の通知をオフにする、宅配便が来るのであれば時間をずらすなど、対策しておきましょう。
オンラインだと実際に対面するよりも、つい気がゆるんでしまうこともあるはずです。映りに関しても
だからこそ基本的なところをおこたらずに、できる限り万全の準備をして臨むようにしましょう。
対面よりもお互いの理解を確認する
オンラインのグループディスカッションでは、対面よりも相手の理解度を把握するのが難しいです。
画面越しのやり取りでは、表情やジェスチャーが伝わりにくく、発言の意図が正しく理解されているかどうかを確認しにくいためです。
例えば、対面では相槌やアイコンタクトを通じて「理解している」サインを自然に送ることができますが、オンラインではそのような非言語的な要素が制限されるため、議論が一方通行になりやすい傾向があります。
そのため、定期的に「ここまでの内容で意見はありますか?」と確認を入れたり、「つまり〇〇ということですね」と要点をまとめたりすることで、相互理解を深める工夫が必要です。
オンラインならではの課題を意識し、意図を正しく伝え合うための配慮を心がけましょう。
書記係は画面共有を必ずする
書記係を担当する可能性も考慮して、画面共有については事前にチェックしておきましょう。
オンライングループディスカッションでは、対面するケースのように全員が一緒に見ることはできません。
そのため一人ひとりに書記係が紙やデータを渡していると、時間がかかってしまいます。
そこで便利に使える画面共有を使うのがおすすめです。
画面共有はツールによってやり方が違うため、どのツールを使用する場合でも対応できるようにしておきましょう。
よく使われるzoomの場合は画面の右下にある「画面共有」から「ホワイトボード」選択で使用可能です。
GoogleMeetの場合は、画面右下に設定アイコンがあるので「新しいホワイトボードを開始」を選べば画面共有が可能です。
わからないときは、最初の説明時に質問し、確認しておきましょう。
話せていない人に話を振る
グループディスカッションにおいて他の就活生に気配りができているかという点は多くの企業が注目してみているポイントです。
話せていない人に話を振ってあげるのも重要と言えるでしょう。
就活において誰もが100%の能力を発揮できるわけではありません。
志望度が高ければ高いほど、その企業に就職したいという気持ちが強く、緊張してしまい、頭の中がパニックになってしまっている人もいます。
そうした人に気配りができ、発言の機会を与えてあげることで、本人のサポートになるだけでなく、企業からも良い印象を持ってもらえるでしょう。
特にグループディスカッションは話すことが好きな人、得意な人の意見に偏りがちです。
そこであまり発言が得意ではない人の意見を求めてうまくまとめ上げることができれば、チームとしての意見の質も高まることでしょうし、さまざまな面から見て評価が高まることでしょう。
一回の発言を長くしすぎない
一回の発言を長くしすぎずに、端的に述べるように常に心がけておくこともオンラインのグループディスカッションにおいて非常に重要なことであると言えるでしょう。
一回の発言が長いと時間がかなり浪費されてしまい、他の人が発言しづらくなってしまいます。
また、端的に述べることができなければ、結局何が言いたいのかわからなくなってしまい、それをまとめるのにも、また時間がかかります。
グループディスカッションは短い時間の中でいかに意見をまとめ上げるかが大切になってくるので、自分の意見を簡潔に述べる練習をしておきましょう。
例えば志望動機や自己PRなどの文章を作成する上で活用できるPREP法などを練習しておけば、簡潔に自分の意見を伝えることができるはずです。
自分の役割以外もやっておく
グループディスカッションにおいて重要なこととして、自分の役割以外にも気を配ることが挙げられます。
例えばタイムキーパーでなくても、時間を確認し、書記でなくても重要なことはメモを取っておくようにしましょう。
それぞれが自分の役割を100%こなせるとは限らないからです。
特に緊張している就活生は自分の役割を忘れてしまうことが多いため、タイムキーパーが時間を忘れている際には「時間は大丈夫ですか?」などと声をかけられるように準備しておきましょう。
このように準備しておくことで、多方面に気配りができる人材であることをアピールできるでしょう。
ただ、あくまでも「全てを仕切る」のではなく、それぞれが役割をこなせていない時にサポートできるように、補佐的な役割に留めておくようにしましょう。
【オンラインのグループディスカッションとは?】オンライングループディスカッションに向けて準備しておくこと
オンラインだからこそ、入念な準備が必要な部分もあります。
ネット環境と指定されたWeb会議ツールは、あらかじめ自分で用意しておかなければなりません。
また暗い印象にならないように、カメラ気を配りましょう。
- ネットの接続環境を整える
- マイク・スピーカーが正常か
- WEB会議ツールの操作になれておく
- 部屋の状態やカメラ移りを整えておく
ネットの接続環境を整える
ネット環境が不安定だと、フリーズしてしまったり、途中退出しなければならなかったりすることがあります。
よく起こることではありますが、貴重な時間をロスすることになりますし、ほかのメンバーにも迷惑をかけてしまうかもしれません。
そうなると印象が悪くなってしまうので、そのようなことがないようにしましょう。
ネットの接続環境に関しては、事前に調べておく必要があります。
不安定な場合は、安定していて通信速度が速いプロバイダに変えることも検討してみましょう。
プロバイダまで変更すると、接続環境を安定させるまでかなりの時間がかかってしまいます。
ネットの接続環境は、早いうちから整えておくようにしましょう。
難しそうであれば、ぜひ大学の就職課などに相談してみてください。
マイク・スピーカーが正常か
オンラインのグループディスカッションでは、マイクやスピーカーが正常に動作するか事前に確認しておくことが重要です。
音声トラブルが発生すると、議論の進行に支障をきたし、自分の発言が相手に伝わらなかったり、他の参加者の意見を正しく聞き取れなかったりする可能性があります。
特に、本番前にWeb会議ツールのテスト通話機能を利用し、マイクの音量やスピーカーの音質をチェックしておくと安心です。
環境を整えておくことで、スムーズなコミュニケーションが取れるようになります。
Web会議ツールの操作に慣れておく
Web会議ツールには、いくつか種類があります。
当然、選考によって指定されるWeb会議ツールは異なります。
しかしそのすべてを操作できないと、オンライングループディスカッションに参加するのは難しくなってしまうのです。
1つのWeb会議ツールに関する操作をマスターすれば、ほかのものでもそこまで難しく感じることはないでしょう。
ただ操作感や手順は、それぞれのWeb会議ツールで異なります。
途中で操作に手間取ってしまうとほかの参加者の迷惑になりますし、人事担当には準備不足だと思われてしまうでしょう。
Web会議ツールをスムーズに使えるようにしておくのは、最低限の準備といえます。
オンライングループディスカッションは、準備しやすいですが一度失敗してしまうと挽回するのが難しい選考方法です。
部屋の状態やカメラ映りを整えておく
オンライングループディスカッション中に、意外と気になってしまうのが周囲の騒音です。
なるべく雑音の少ない静かな場所から参加するようにしましょう。
背景もあまりに乱雑だとよい印象をもたれないので、なるべく映り込みは少なくなるようにしてください。
また、カメラの映りも相手に与える印象を大きく変えてしまいます。
デスクライトなどを利用して、顔が明るく、表情を読み取りやすいようにしておきましょう。
画面越しだと、どうしても対面に比べて相手の表情が見えにくく、暗いイメージを与えてしまう傾向にあります。
なるべく明るく映るように工夫してみましょう。
きちんと事前準備できているとアピールできれば、今後の選考にも有利に働くはずです。
【オンラインのグループディスカッションとは?】オンラインのグループディスカッションの練習方法
- 模擬練習を行う
- よく出るテーマで練習する
- 話す内容を論理的に説明できるようにする
- 客観的なフィードバックをもらう
オンラインのグループディスカッションで良い評価を得るには、事前に実践的な練習を行い、オンライン特有の課題に慣れておくことが重要です。
対面と違い、発言のタイミングや相手の反応が分かりにくいため、適切な発言方法や役割分担を意識しておく必要があります。
本番でスムーズに議論を進められるよう、以下の方法を取り入れて効果的に練習しましょう。
模擬練習をする
オンラインのグループディスカッションで成功するためには、実践形式に近い模擬練習を行うことが重要です。
実際の選考に近い環境で練習することで、発言のタイミングや進行方法に慣れることができます。
大学のキャリアセンターや就活支援サービスを活用し、模擬ディスカッションの機会を増やすと良いでしょう。
また、就活仲間とZoomやTeamsを使い、自主的に練習会を開くのも効果的です。
役割(リーダー・書記・タイムキーパーなど)を決め、実際の選考を想定して議論を進めることで、議論の流れや発言のコツを体感しながら習得できます。
本番で焦らないためにも、繰り返し実践練習を行い、自分の強みを活かせる立ち回りを見つけましょう。
よく出るテーマで練習する
オンラインのグループディスカッションで成功するためには、よく出るテーマで練習することが重要です。
事前に頻出テーマに慣れておくことで、議論の流れを予測しやすくなり、本番でもスムーズに進行できます。
また、限られた時間の中で的確に意見を述べるためには、論理的思考力を鍛えることも必要です。
例えば、「新規事業のアイデア」「SDGsの課題解決」「少子化対策」などのテーマは、多くの企業で出題される傾向にあります。
これらのテーマについて、結論→理由→具体例→まとめを意識して話す練習を繰り返すと、論理的に発言する力が身につきます。
事前にテーマ別の議論を経験しておくことで、自信を持って本番に臨むことができるでしょう。
話す内容を論理的に説明できるようにする
企業がグループディスカッションで評価するポイントの一つに、論理的思考力があります。
限られた時間の中で適切に意見を述べ、相手に分かりやすく伝える力が求められるため、練習の際にも論理的な説明を意識することが重要です。
そのためには、「結論→理由→具体例→まとめ(PREP法)」を活用し、論理的な構成で発言する習慣をつけると良いでしょう。
例えば、「なぜこの施策が効果的なのか?」と問われた場合、まず結論を述べ、その理由を説明し、具体的なデータや事例を加えることで、説得力のある発言になります。
日頃から論理的に考え、分かりやすく説明する練習を積むことで、本番でも自信を持って発言できるようになるでしょう。
客観的なフィードバックをもらう
オンラインのグループディスカッションで成長するためには、自分の弱みを客観的に把握し、改善することが重要です。
そのため、練習をする際には、他の参加者や指導者からフィードバックをもらい、弱点を明確にすることが効果的です。
例えば、「発言が長すぎる」「要点がまとまっていない」「協調性が欠けている」など、自分では気づかない改善点が見えてきます。
これらの指摘を受けたら、次回の練習で意識して修正し、徐々に克服していくと良いでしょう。
また、録画機能を活用して自分の話し方を振り返ることも有効です。
客観的な視点からのフィードバックを取り入れながら練習を重ねることで、より洗練された発言ができるようになり、自信を持って本番に臨めるようになります。
【オンラインのグループディスカッションとは?】オンラインディスカッションで落ちる人の特徴と改善策
続いて、オンラインのグループディスカッションで学生が避けるべき行動について説明します。
オンラインならではの課題があるため、適切な対策をしないと、議論に貢献できず、評価が下がる可能性があります。
ここでは、落ちる人の特徴と、それを改善するための具体的な対策を紹介します。
- 発言が少なすぎる
- 話を振られた時に焦ってしまう
- 表情やリアクションが薄い
- 話のポイントが不明確
発言が少なすぎる
オンラインのグループディスカッションでは、発言が少ないと議論に貢献できていないと捉えられてしまいます。
企業は、ディスカッションを通じて参加者の積極性や論理的思考力、コミュニケーション能力を評価しています。
そのため、ほとんど発言しないと、意見がない・積極性がないと判断され、評価が下がる可能性があります。
改善策としては、事前にテーマについて考えておき、発言する内容を準備することが効果的です。
また、自分から発言しづらい場合は、「〇〇さんの意見に賛成です。
その理由は~」のように、他の人の意見に乗せる形で発言するとスムーズに会話に参加できます。
積極的に発言し、自分の意見を適切に伝えることで、評価を高めることができます
話を振られた時に焦ってしまう
オンラインのグループディスカッションでは、話を振られた際に焦ってしまうと、準備不足が目立ってしまい、良い印象を与えられません。
企業は、瞬時の対応力や論理的に意見を整理する力を見ているため、急に質問されて戸惑うと、自信がないように見えたり、議論に貢献できていないと判断される可能性があります。
改善策として、事前にテーマについての考えを整理し、どのような質問が来ても対応できるように準備しておくことが大切です。
また、話を振られたときにすぐに答えられない場合は、「少し考えさせていただいてもよろしいですか?」と時間をもらうことで、落ち着いて回答することができます。
焦らずに対応できるよう、事前準備をしっかり行い、自信を持って発言することを意識しましょう。
表情やリアクションが薄い
オンラインのグループディスカッションでは、表情やリアクションが薄いと、画面越しでは伝わりにくく、印象を悪く与えてしまいます。
対面であれば相槌や細かな表情の変化で関心を示すことができますが、オンラインでは非言語コミュニケーションが制限されるため、無表情だと「話を聞いていない」「興味がない」と誤解される可能性があります。
改善策として、適度にうなずく、リアクションを大きめにする、笑顔を意識するなど、相手に伝わる工夫をすることが大切です。
また、発言者の話に対して「なるほど」「確かに」と言葉を添えることで、関心を持っていることを示せます。
オンラインならではの印象の伝え方を意識し、積極的にリアクションをとることで、円滑な議論を進めましょう。
話のポイントが不明確
オンラインのグループディスカッションでは、話のポイントが不明確だと、論理的に説明できていないことが多く、議論の流れを乱してしまう可能性があります。
企業は、グループディスカッションを通じて、応募者が自分の意見を整理し、分かりやすく伝える能力を見ています。
そのため、話の要点がまとまっていないと、何を言いたいのかが伝わりにくく、評価が下がる要因になってしまいます。
改善策として、PREP法(結論→理由→具体例→まとめ)を意識して話すことで、論理的な説明がしやすくなります。
例えば、「私の意見は〇〇です。
その理由は△△だからです。
具体的には~」と展開すると、相手に伝わりやすくなります。
発言の際は、簡潔に要点をまとめ、相手に伝わりやすい話し方を意識しましょう。
【オンラインのグループディスカッションとは?】オンラインディスカッションならではのトラブル対策
オンラインならではの課題にどう対処すればいいかを知ることで、より安心してグループディスカッションに参加できます。
事前に適切な準備や対策を行うことで、スムーズに議論を進めることができます。
ここでは、オンラインディスカッションでよくあるトラブルとその対策について解説します。
- 通信トラブル
- 音声が聞き取りにくい
- 発言のタイミングが被る
通信トラブル
オンラインのグループディスカッションでは、ネットが途切れたり映像がフリーズしてしまうこともあるかもしれません。
通信環境が不安定だと、自分の発言が途切れてしまったり、他の参加者の話を聞き取れなかったりするため、議論にうまく貢献できなくなる可能性があります。
特に、途中で接続が切れると、議論の流れを乱してしまい、印象を悪くする原因にもなります。
そのため、事前に予備の接続手段(スマホのテザリングなど)を用意しておくことが重要です。
さらに、安定したWi-Fi環境を確保し、必要であれば有線接続を使用するのも有効な対策です。
また、ZoomやTeamsなどの使用ツールを事前にテストし、音声や映像の確認を行うことで、トラブルを未然に防ぐことができます。
スムーズな議論を進めるために、通信環境を万全に整えておきましょう。
音声が聞き取りにくい
オンラインのグループディスカッションでは、音声が聞き取りにくいと議論がスムーズに進まず、相手に伝えたい内容が正しく伝わらない可能性があります。
マイクのノイズやスピーカーの音割れ、環境音の影響などによって、発言が聞き取りづらくなると、議論に貢献できていないと判断されることもあります。
そのため、イヤホン・ヘッドセットを準備し、音声設定を事前にチェックすることが重要です。
内蔵マイクよりも外付けのマイクやヘッドセットを使用することで、音質が向上し、よりクリアに発言を届けることができます。
また、面接前にZoomやTeamsの音声設定を確認し、適切な音量やノイズキャンセリングの有無を調整しておくことも大切です。
音声のトラブルを未然に防ぎ、スムーズなディスカッションができる環境を整えましょう。
発言のタイミングが被る
オンラインのグループディスカッションでは、発言のタイミングが被るアクシデントが起こりやすく、議論がスムーズに進まないことがあります。
対面とは異なり、オンラインでは相手の微妙なタイミングを読み取るのが難しく、誰が次に話すのか分からなくなることもあります。
その結果、発言が被ってしまったり、逆に誰も話さない沈黙が生まれたりする可能性があります。
そのため、あらかじめルールを決めて、「〇〇さん、どう思いますか?」と振る習慣をつけることが効果的です。
進行役がいれば、順番に発言を促すことでスムーズに進みますし、発言者自身も話の終わりに「△△さんの意見も聞いてみたいです」と付け加えることで、自然な流れを作ることができます。
発言のタイミングを意識し、議論が円滑に進むよう工夫しましょう。
【オンラインのグループディスカッションとは?】ベンチャーの選考にもオンライングループディスカッションは存在する?
オンライングループディスカッションは、コロナ禍における選考方法の1つとして実施数は増えていますが、実際に採用している企業はそれほど多くありません。
その理由として「応募者の多い企業が応募者をふるいにかけるための選考方法」とされていることがあげられます。
グループディスカッションをオンラインで実施する場合、発言が1人ずつしかできないこともあり、実施するのは、簡単ではありません。
しかし、オンラインでの会議が増えていることもあり、オンライン面接はベンチャー企業でも採用されるようになってきました。
オンライン面接が実施されてもすぐに対応できるよう、オンライングループディスカッションの対策と共に準備をしておきましょう。
オンライン面接については、以下の記事でもくわしくご紹介しています。
まとめ
オンライングループディスカッションは、オンラインでグループディスカッションをするという新しい選考方法です。
基本的には従来のグループディスカッションと変わりませんが、オンラインならではの注意点はいくつかあります。
画面越しでは、どうしても表情が乏しく映りがちです。
表情が見えやすいように工夫しなければなりませんし、ネット環境も整えておかなければなりません。
オンラインならではの落とし穴に注意して、就職活動を成功させましょう。