【例文7選】面接で自己PRを1分で上手く話す方法とは?コツや注意点、練習法を徹底解説

【例文7選】面接で自己PRを1分で上手く話す方法とは?コツや注意点、練習法を徹底解説

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柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること

・1分で話す自己PRの作成方法
・自己PRのおすすめ構成

この記事をおすすめしたい人

・1分で話す自己PRを知りたい人
・自分の自己PRに不安がある人

就職活動を進める中で、エントリーシートなどの書類作成は得意でも、対面での面接に苦手意識を持つ方は多いのではないでしょうか。

特に、面接で1分の自己PRが求められている場合、緊張してスムーズに話せないことも珍しくありません。

しかし、ちょっとしたポイントを押さえておけば、1分の自己PRに対する苦手意識は減るものです。

そこで今回は、スムーズに面接を勝ち抜くために、自己PRで面接官が何を見ているのか、1分の自己PRのコツや注意点、構成、例文、おすすめの練習法について詳しく解説します。

目次目次を全て表示する

【ベンチャー面接対策】面接の自己PRで面接官が見ているポイント

面接の自己PRで面接官が見ているのは、その話の内容だけでなく、話し方や表情などさまざまなポイントです。

たとえスムーズに話せなかったとしても、熱意や自信が十分に伝われば、面接官に好印象を残すことも可能でしょう。

しかし、その内容や話し方に魅力を感じられなければ、次のステップへ進むことは困難です。

ここからは、自己PRで面接官が見るポイントとなる人間性や仕事の適性や自己分析力、論理的な説明力といった部分についてそれぞれ詳しく見てみましょう。

あなたがどういう人間か

まず面接官は、さまざまな要素からあなたがどのような人間かを見極めようとします。

面接官は、自己PRのエピソードで語られる行動力や積極性といった強みについて、そこに十分な説得力があり、企業が求める人材にマッチするかを見るでしょう。

さらに、正しい姿勢であるか、まっすぐ目を見て話せているか、はっきりした発音であるか、自信や意欲に満ちた表情であるかといった部分が見られていることにも注意しなくてはなりません。

こうした話し方は、就職後にほかの社員とうまく馴染めるか、マナーを守り臆することなく仕事に取り組めるかといった基本的な素質に関わる部分であるため、場合によっては話の内容以上に重視されることもあるのです。

特にベンチャー企業では、元気の良さや自発性、主体性などが歓迎される傾向があるため、こうしたポイントも踏まえて、自分がどのような人間かを自己PRで表現してみてください。

客観的な視点から自分の性質を理解しているか

自己PRの中で強みをアピールするエピソードでは、客観的に自分の性質を正しく把握できているかが見られています。

具体的なエピソードにもとづいて論理的な自己分析がされていなければ、面接官を納得させるだけの強みがアピールできたとは言えません。

特に、質問を受けた時に話のつじつまが合わなくなったり、積極性をアピールしているにもかかわらず話し方が消極的に見えてしまったりすると、次のステップへ進むことが難しくなるでしょう。

そのため、自己PRでは、ありのままの自分の性質を十分に理解したうえで、強みをアピールする必要があります。

目の前のあなたの姿とエピソード内のあなたの姿との間に面接官が違和感を覚えないように、まずは客観的な視点で自己分析をしっかりと行いましょう。

限られた時間で簡潔に伝えられているか

面接では、与えられた時間内に自己PRを終わらせる必要があります。

それと同時に、伝えたいことをわかりやすく表現しなくてはなりません。

この2つを両立できているかについても、面接官が見ている大切なポイントです。

まず、時間を有効に使って話の構成が作られているかが見られます。

構成が十分に練られていたとしても、練習不足で言葉がうまく出てこないと、時間をオーバーしてしまうでしょう。

また、エピソードの内容や状況をわかりやすく簡潔に伝える説明力についても、面接官は見ています。

難しい専門用語が使われるなど配慮に欠けた内容ではないか、論理的に破綻している内容ではないかといった点には十分に注意が必要です。

特にベンチャー企業では、論理的な思考力を持つ人材が歓迎されるため、構成や論の進め方をよく検討しましょう。

ベンチャー企業で求められる人材

ベンチャー企業は、成長と革新性を追求している企業が多いです。

そのため、主体性や積極性、変化を楽しめる事、数多くの業務をこなすことが要求されます。

上記の要素を感じられない自己PRであると、「ベンチャー企業である必要性はないのではないか」と面接官に思われてしまいます。

よって、単に自分をアピールするだけでなく、ベンチャー企業の求める人材にあった自己PRをすると、より面接官の印象に残る人材となるでしょう。

【ベンチャー面接対策】1分間の自己PRを作成するときのコツ

1分という短い時間の中で上手に自分の強みをアピールしたいならば、押さえておきたいコツが4つあります。

大切なポイントである、1分に適した文字数やアピールポイントの数、話し方といったコツを知らないまま面接に臨んでしまうと、いくら熱意や自信があっても面接官にそれがうまく伝わりません。

面接の自己PRで自分の強みを効果的にアピールするためには、4つのコツを理解することが大切です。

ここからは、それぞれのコツの内容について詳しく見てみましょう。

①字数は300字程度にまとめる

聞きやすさと内容の充実度を考慮するならば、1分間に話せる内容の文字数は300字程度になります。

話すスピードを上げればより多くの文字数を入れられると思うかもしれませんが、早口になると聞き手側の理解が追い付かないおそれがあるため、むやみに文字数を増やすのは危険です。

聞き取りやすい口調であるのはもちろん、区切りとして一呼吸置く必要もあるため、詰め込みすぎず300字程度にまとめるのが良いでしょう。

文字数が少ないと内容が薄くなると心配な場合は、的確なキーワードを使用して簡潔に内容を伝えるように意識してみてください。

②伝えたいことは一つに絞る

面接官に対して自分をよりアピールしようと考えると、たくさんの強みを話の内容に盛り込みたくなります。

しかし、話の中にいくつもの強みがあると、個々の良さに深く触れられないため、結果的に印象の薄い自己PRとなるでしょう。

自信のある強みが複数あったとしても、自己PRで話す強みは一つに絞ってください。

一つの強みに焦点を当てたうえで説得力のあるアピールを行えば、その強みが面接官の印象に深く残ります。

どの強みを取り上げるか迷う場合には、企業が求める人材を見極めたうえでそこにマッチする強みを選んでみてください。

たとえば、主体性を重視するベンチャー企業では、協調性よりも積極性を選んだほうが目に留まりやすいでしょう。

企業研究も行ったうえで、伝えたいポイントを一つに絞るのがおすすめです。

③数字を用いて端的に伝える

自己PRでは、具体的な数字を用いて内容を伝えましょう。

数字を使うことで、あなたの成果や経験を聞き手に具体的にイメージさせることができるからです。

例えば、「営業成績が前年比で20%向上した」「プロジェクトを3ヶ月で完了させ、コスト削減に成功した」といった形で、具体的な数字を交えて伝えることで、相手にあなたの実績や能力をより鮮明に理解してもらえます。

④企業とのマッチ度を強調

自己PRを書く際には、応募する企業とのマッチ度を強調しましょう。

企業が求めるスキルや価値観、ビジョンに自分がどのように合致しているかを示すことで、採用担当者にあなたのポテンシャルをアピールできます。

例えば、「御社の〇〇業務にて、△△で培った私の問題解決能力が貢献できると確信しています」といった形で、自分のスキルや経験が企業のニーズとどのようにリンクするかを明確に述べましょう。

【ベンチャー面接対策】面接時に自己PRを1分で伝えるときのコツ

①抑揚とスピードを意識する

1分間という短い時間ですが、面接官の興味を惹きつけるのは簡単ではありません。

単に文章を読み上げるような抑揚や起伏のない話し方だと、面接官に好印象を与えて次のステップに進むことは困難となります。

そこで注意したいのが、抑揚とスピードを意識した話し方です。

1分間の話の中には、もっとも伝えたい部分とそれを支える説明の部分があります。

自分の強みが成果につながったなど、大切な部分を効果的に伝えるためには、抑揚を意識して達成感や喜びの感情を表現してください。

また、1分間の中で話すスピードを変えるのも効果的です。

より伝えたい大切な部分では、意識して少しスピードを落としてみましょう。

抑揚とスピードのコントロールができれば、面接官が興味を持って最後まで話を聞いてくれるはずです。

②ゆっくり話す

コミュニケーションにおいて、ゆっくりと明瞭に話すことは話し手を堂々としているように見せます。

早口になると、相手にとって話の内容が理解しにくくなり、コミュニケーションの質が低下してしまいます。

特に緊張しているときや、時間に追われているときは、意識的に話す速度を落としましょう。

とはいえ、1分でまとめようと思うとつい焦ってしまう学生も多いかもしれません。

ポイントとしては、一息に出す言葉の量を減らし、適切な間を取ることで、自然と話すペースが落ち着きます。

また、話を始める前に軽く息を吐いてから話し始めるのも良いかもしれません。

大きな声で自信を持って、相手に話の要点を伝えましょう。

③視線や仕草に気をつける

コミュニケーションで重要となるのは、言葉だけではありません。

面接官は視線や仕草などの、非言語的コミュニケーションも見ています。

相手との会話中は、適切な視線の高さを保ち、姿勢を正して話しましょう。

目線が下に向いてしまうと、自信のなさや誠実さにかける印象につながりかねないので注意が必要です。

また、話の内容を強調するために、手振りや身振りを適度に使用すると良いでしょう。

しかし、過度なジェスチャーは逆に大袈裟に見えたり、相手を惑わせたりすることがあるため、バランスをとるよう意識しましょう。

自分が話している姿を鏡で確認してから、面接に臨むことをおすすめします。

【ベンチャー面接対策】面接で1分の自己PRをする際の4つの注意点

1分の自己PRでは、失敗しやすいポイントがいくつかあります。

説明の1文が長い、自分以外わからないような専門用語を使う、話す内容を丸暗記するといった方法で自己PRすると、面接官にうまく伝わらないだけでなく、質疑応答などの場面で自分が困ることになるかもしれません。

自信を持って1分の自己PRに臨みたいならば、こうした4つの注意点を押さえておいてください。

ここからは、それぞれの注意点と犯しやすいミスの内容について詳しく見てみましょう。

①1文を長く話さない

自分の強みを語るエピソードでは、状況を詳しく説明しようとして一つの文章が長くなってしまうものです。

しかし、1文が長くなると話の内容が把握しにくく、場合によってはどのような話をしていたかわからなくなってしまうこともあるでしょう。

そのため、説明したいことがたくさんあったとしても、一つの文章は簡潔にまとめるのがおすすめです。

「アルバイトでさまざまな仕事をした経験があり、部活においてもリーダーシップを発揮して、研究にも積極的に取り組んでいる」など、複数の話題を一つの文章に並べるのは避けてください。

短く言い切ったほうが、自信がある話し方と捉えられやすいメリットもあります。

意識して、一文の長さをコンパクトにまとめてみてください。

②面接官がわからない表現は使わない

専門用語などの難しい表現を避ける点にも注意が必要です。

アルバイトで身につけた専門用語は、その業界や店舗内だけで通用する特殊な表現であると心得ましょう。

難しい専門用語はビジネス経験をアピールできるキーワードと考えるかもしれませんが、内容が理解できなければそのアピールは無駄になってしまいます。

また、学生生活で身につけた専門的な学術用語も避けたほうが良いでしょう。

アルバイトでの専門用語同様に意味が通じずアピールになりません。

こうした専門用語や学術用語が使われていると、聞きやすさや理解しやすさに配慮できておらず、説明力に不足があると判断されてしまうおそれもあります。

さらに、誤解を招く表現や同音で複数の意味がある言葉の使用にも十分注意しましょう。

③丸暗記に注意

1分の自己PRで話す内容をより完璧にするために、一語一句すべて丸暗記しようと考える方も多いでしょう。

しかし、自分の言葉で話せなくなるデメリットや一部を忘れた際に台無しになるリスクを考えると、この方法はおすすめできません。

丸暗記した内容を思い出そうとすると、目線は視覚的な記憶を探るために左上に向くと言われています。

そのため、面接官の目を見て話せず、自分に対して悪い印象を与えかねません。

また、思い出すことだけに意識が集中してしまうと、自己PRで大切な表現力となる抑揚やスピード、表情を意識的に作り出せないおそれもあります。

表現力が伴わないと話の内容が伝わりにくいだけでなく、あなたの人間的な魅力を伝えることも困難です。

スムーズに話せるか心配で丸暗記をしたいならば、思い出そうとしなくても自然に言葉が出てくるレベルになるまで練習を重ねなくてはなりません。

意識しなくても思い出せるまでに内容が浸透したならば、後は自分の言葉と表現力で面接官にアピールしてください。

④不要な口癖は抑える

「えー」や「あのー」などの無意識の口癖は、聞き手にとって不快感を与えたり、話の流れを中断させたりすることがあります。

これらの口癖を減らすためには、まず自分の話し方に対する自覚を持つことが大切です。

録音して自分の話し方を聞いてみる、または信頼できる人にフィードバックをもらうなどして、口癖を意識しましょう。

一朝一夕で変えることは難しいかもしれませんが、面接に向けて徐々に改善していくよう努力しましょう。

【ベンチャー面接対策】1分の自己PRをする際の構成

よって、面接官の興味を引く自己PRである必要があります。

そのような自己PRにするには、自己PRの内容だけでなく、話す順番や構成もとても重要な要素となります。

1分で自分の考えをまとめることは難しいです。

評価される自己PRにするためにも、話す時の構成を押さえておきましょう。

ここからは、1分で自己PRを話す際の構成について詳しく見てみましょう。

自己PRのフレームワーク

自己PRは、結論→根拠となるエピソード→強みをどう活かすか→最後にまた強みといった順番で述べましょう。

最初に具体的な強みを提示します。

余計な説明は省き、求められる人材像を考えたうえで、面接官に刺さるキーワードを使いましょう。

次に、自分の強みが発揮されたエピソードを簡単に話します。

その後、自分の強みを応募先企業でどう活かしたいかを率直に話してください。

この点については、自己PRの後に聞かれるケースが多いため、ここでは簡単に触れる程度にしてエピソードを重点に置いても良いでしょう。

そして最後には、面接官により深く印象を付けるために、自分の強みをもう一度アピールしましょう。

具体的なエピソードを入れる

簡潔に話すとなると、エピソードが抽象的になってしまいがちです。

どのような経験からその強みをアピールしたいと思ったかを話す際に、そのエピソードに具体性がないと、面接官が疑問に思う点が多くなり上手く伝わらないことがあります。

そのため、エピソードはどこで、だれが、何をしていたかを詳しく話しましょう。

さらに、年数や人数など具体的な数値として表せるものはできるだけ、数字にしましょう。

定量的な根拠があることで、エピソードの説得力はさらに増します。

何をアピールしたいのかを明確にするためにも、エピソードや数字に表せるものは具体的に述べるようにしましょう。

【ベンチャー面接対策】1分の自己PRをする際の例文

相手の立場に立って考える力×アルバイト経験

私の最大の強みは、アルバイトで働いていたカフェでの接客経験で得た相手の立場に立って考える力です。特に印象に残っているのは、毎日通ってくださっている常連のお客様とのやり取りです。毎回食後に薬を服用していることは知っていましたが、それについて特段気配りが必要だとは思っていませんでした。しかし、ある日、氷の入った水で薬を服用されていることに気付き、常温のお水をお出ししたところ大変喜ばれたのです。この経験から、相手の立場に立って考えることが、相手だけでなく自分にとっても大きな喜びややりがいになることに気が付きました。このように、相手の立場に立って考える力こそが自分の強みであり、これを武器に御社の営業部門で実力を発揮したいと考えております。(319文字)

地道に努力する力×学業

私の最大の強みは、日商簿記2級の勉強によって身につけた毎日地道にコツコツと努力する力です。大学2年生の時に、日商簿記2級の資格を取得するために勉強を始めました。日商簿記3級は取得していましたが、それよりも難易度が格段に高くなっており、諦めたくなる時もありました。しかし、諦めず図書館で3時間、家でも2時間の勉強を3か月間毎日欠かさずに行いました。その結果、合格をすることができました。この経験から、どんな時でも毎日努力を欠かさずに続けることの重大さを学ぶことができました。私は入社しても、諦めずに毎日努力を続け、いち早く全ての業務に精通し、結果を残していきたいと考えております。(290文字)

目標達成のために行動できる力×部活動

私の強みは、目標を設定し、その目標達成のために積極的に行動できることです。大学生時代に吹奏楽部に入部し、クラリネットを担当していましたが、それまで楽器というものに触れることがありませんでした。そのため、「2か月で自分のパートを完璧に演奏できるようになる」という目標を立てました。それからは、部活動以外にも家で2時間自主練をし、上手くできないところは先輩に積極的に質問し、アドバイスやコツを教えてもらいましたその結果、2か月後には自分のパートを完璧に演奏できるようになっただけでなく、先輩たちと同じメインのパートも担当させてもらうことができました。このように、目標達成のために行動できることが私の強みであり、自分が成長し続けることで御社に貢献したいと考えております。(333文字)

行動力×サークル

私の強みは行動力です。大学時代にサッカーサークルのキャプテンとして活動し、その経験から行動力を身につけました。サークルでは、メンバー間のコミュニケーション不足が課題でした。この問題を解決するため、私は週に一度のミーティングを設け、意見交換の場を作りました。また、新しいトレーニング方法を導入し、チームのモチベーション向上に努めました。その結果、サークルの雰囲気が改善し、大会での成績も前年比で50%向上しました。この経験から、私はチームをまとめ、目標に向かって前進させる力を身につけたと自負しています。御社でのチームワークと成果向上に、この経験を生かして貢献したいと考えています。

協調性×留学経験

私の強みは協調性です。留学経験を通じて国際的な視野を身につけました。アメリカの大学での1年間の留学中、多様な文化背景を持つ学生たちとのプロジェクトに参加しました。言語の壁や文化的な違いが最初は課題でしたが、積極的にコミュニケーションを取り、相互理解を深める努力をしました。その結果、チームは大学のプレゼンテーションコンテストで優勝しました。この経験から、私は異なるバックグラウンドを持つ人々と効果的に協力し、共通の目標を達成する能力を身につけました。御社の国際的なビジネス環境において、この経験が大いに役立つと確信しています。課題解決能力×アルバイト経験

私の強みは、課題解決能力です。

大学在学中、カフェでのアルバイトをしていた際、顧客満足度の低下という課題に直面しました。この問題を解決するために、顧客のフィードバックを積極的に収集し、メニューやサービスの改善案をチームに提案しました。具体的には、人気のないメニューの見直しや、顧客の待ち時間短縮のための作業効率化を実施しました。これらの取り組みにより、顧客満足度は3ヶ月で20%向上しました。この経験から、私はチーム内でのコミュニケーションの重要性と、具体的な行動による問題解決の力を身につけました。御社のチームにおいても、難しい課題に積極的に挑戦していきたいと思います。

適応力×留学経験

私の強みは、適応力です。私は、留学経験を通じて高い適応力を身につけました。アメリカでの1年間の留学中、最初は言語の壁や文化の違いに直面しましたが、これを乗り越えるために積極的に地元のコミュニティに参加しました。異文化交流イベントの企画に携わり、多様なバックグラウンドを持つ人々とのコミュニケーションを通じて、異なる視点を理解し、受け入れる能力を養いました。また、現地のボランティア活動に参加することで、地域社会への貢献と同時に、新しい環境への適応力を高めました。この経験は、私が未知の状況に迅速に適応し、効果的に行動できることを示しています。御社に入社後も、この適応力を活かして新しい環境でも柔軟に対応していきたいと思います。

【ベンチャー面接対策】段階別!1分の自己PRのおすすめ練習方法

1分の自己PRで話す内容と構成が固まったら、本番で緊張せずにスムーズに話せるように練習を重ねましょう。

練習の方法はさまざまですが、すべてに共通するのは、繰り返し何度も実践するということです。

一人で話す、動画撮影しながらカメラに向かって話す、友達などに向かって話すといった方法の中から、自分に合ったやり方を探してみてください。

最初は一人で話してみて、次は動画撮影、最終仕上げとして誰かに見てもらうといったステップアップ方式もおすすめです。

ここからは、実際にどのように練習を行えば良いか見てみましょう。

step①まずは自己PRを作ってみる

まずは自己PRを作成しましょう。

文章は後から短くすることはできるので、なるべく文字数を多めに自己PRを書いてみます。

自己PRを作る際には、伝えたい強みは1つに絞り、企業が一番求めていると思われる強みにしましょう。

step②一人でぶつぶつ話す

次に、一人でぶつぶつと話してみましょう。

最初は内容を覚えるために、何度も何度も繰り返し声に出してみてください。

この段階では、抑揚やスピードにそれほど意識を向けなくても構いません。

意識しなくても言葉が出てくる程度に内容を覚えたら、何も見ずに一人で話してみましょう。

ここまで来たら、本番同様に早すぎず遅すぎないスピードを意識して、時間を計りながら話してみてください。

さらに慣れてきたら、鏡を前において、表情に注意しながら抑揚をつけて話す練習をしてみましょう。

内容を覚えるのに苦労している場合には、一日を通して隙間時間に何度も暗唱する癖をつけるのがおすすめです。

移動時間などを利用して、声を出さずに頭の中でイメージを重ねてみてください。

step③動画を撮りながらカメラに向かって話す

内容が完璧に頭の中に入ったら、自己PRの場面で自分の姿が相手にどう映るのかチェックするために、動画を撮りながらカメラに向かって話してみましょう。

自分がベストだと思うスピードや抑揚、表情で、カメラの向こうに面接官がいると思いながらしゃべってみてください。

動画を撮ってみると、一人でしゃべっている時には気付かない自分の癖が判明することも珍しくありません。

たとえば、「えー」や「あのー」などの無意味な言葉は、話している当人に自覚なく出ているケースがあります。

こうした言葉は自信を持って話す内容が定まっていれば、おのずと消えるものです。

撮影した動画を見て、自分で満足がいく話し方ができるまで繰り返しカメラの前で話してみてください。

仕上げとして、さらに本番を意識して服装や髪形などを整えてみるのもおすすめです。

step④友達や先輩などを前に実践してみる

動画撮影で自分の悪い癖を克服できたならば、最終段階として実際にほかの誰かに聞いてもらいましょう。

自分では問題ないと思っていても、第三者から見るとわからない単語があったり、内容がわかりにくかったりするかもしれません。

また、ある程度距離を取った状態で、声の大きさは問題ないかもチェックしてもらってください。

誰かに聞いてもらうのは恥ずかしいかもしれませんが、同様に就活をしている同級生や実際に就活を勝ち抜いた先輩が相手であれば快く引き受けてくれるでしょう。

構成がわかりにくかった、スピードが速すぎて聞き取りにくかった、抑揚が一定で起伏がなかったなど、相手から気になる部分の指摘を受けたならば、それを改善して繰り返しチェックしてもらうのがおすすめです。

まとめ

就職活動では、面接で1分の自己PRを求められるケースがあります。

この自己PRで見られているのは、あなたがどのような人間か、どのような人間だと自己分析しているか、1分間でわかりやすく説明できているかといった部分です。

伝わりやすく魅力ある1分の自己PRとするには、300字程度の構成や一つに絞った強み、抑揚とスピードを意識すると良いでしょう。

また、一文を長くしないことや難しい表現は使わない、丸暗記のリスクについては、十分に注意してください。

構成や例文を参考に自分の自己PRが完成したら、一人で話すことや動画撮影しながら話すこと、友達などに話すといった段階を踏んで、より本番に近い状況で練習を重ねましょう。

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