メガベンチャー志望の学生必見!新卒入社に向いている人の特徴や選考対策まで詳細解説

メガベンチャー志望の学生必見!新卒入社に向いている人の特徴や選考対策まで詳細解説

記事をお気に入り登録する

記事のお気に入りに登録

「記事のお気に入りに登録」のご利用にはログインが必要です。

会員登録がお済みでない方

無料会員登録

 

はじめに

メガベンチャーは魅力的な企業が多く、新卒で就職したいと考えている人も多いのではないでしょうか。

しかしメガベンチャーについて具体的なイメージがなく、実際就職するとなると本当に自分に向いているのかどうか悩んでいる人も多いでしょう。

それではメガベンチャーとはどのような特徴があるのか、どんな人に向いているのかを紹介したいと思います。

メガベンチャーのメリットやデメリットから、就活を成功させるためのポイントなども紹介します。

メガベンチャーとは

まずベンチャー企業について、明確な定義はありません。

そこで、大まかにはこれまでにない新しい事業を展開し、経営面でも独自性が見られるものとされています。

そしてベンチャーが成長するとメガベンチャーになり、大規模に匹敵する従業員を抱えていたり、株式上場していたりといった特徴があります。

つまりベンチャー企業が新たな技術やビジネスモデルを生み出すことによって、大企業に成長した姿がメガベンチャーです。

大企業と異なる点は、ベンチャー企業としての個性も兼ね備えているという点です。

柔軟にさまざまな考え方ややり方を生み出して、業界に新たな風を吹かせることが多いといえるでしょう。

圧倒的に安定感のある大手企業と、独自のスタイルを生み出して個性を持って成長したメガベンチャーの雰囲気は、少し違うものと考えて良いでしょう。

それぞれに特徴があり、それぞれに魅力があります。

それでは大手企業とメガベンチャーについて、考えてみましょう。

メガベンチャー と大手企業

大企業とは常用労働者が1,000人以上いる企業のことを指します。

大企業に関しての定義を明確にすることは難しいですが、中小企業については中小企業基本法で決められているので、それに当てはまらなければ大企業と考えて良いでしょう。

メガベンチャーと呼ばれている企業は、基本的に大企業に匹敵する条件を備えていることがほとんどです。

そのため大企業という観点から違いはなく、メガベンチャーは大手企業に含まれると考えられます。

しかしそれは「大企業に含まれる」とは言うものの、もともとはベンチャー企業として存在した企業です。

ベンチャーから一定期間で急成長を果たした企業のことをメガベンチャーと呼びますが、その特徴はベンチャーと大企業、どちらの特徴も持つという点です。

「大企業として上場したせいで、もともと好きだったベンチャーらしさが失われてしまった」という意見や「大手企業なのにベンチャーのような個性を重視している」という矛盾を感じることがあるかもしれません。

メガベンチャーについては、そういった面を持ち合わせているという点は覚えておかなければなりません。

新卒メガベンチャー入社に向いている人の特徴

新卒でメガベンチャーの入社したいと考えている人は、どのような人が向いているのか気になっていると思います。

メガベンチャーは大手企業とはいうものの、独自の特徴があります。

メガベンチャーは先述のとおり、ベンチャーとしての特徴と大手企業としての特徴のどちらも持っているため、向いている人も個性のある人といえるでしょう。

それではより詳細にメガベンチャーに向いている人について解説していきます。

基本的には受け身でない、自分の考えをもって動ける人が向いているでしょう。

積極的に行動できる人

新卒でメガベンチャーに向いている人としては、積極的に行動できる人が良いでしょう。

メガベンチャーは日系大手と比べて、教えてもらうというよりは「自分で課題を見つけ、解決に向けて行動していく」という雰囲気が強いです。

そのため、積極的に動かないことには、自分自身が成長できないという特徴もあります。

積極性のある人で、物事に物怖じせずに取り組める人はメガベンチャーに向いているでしょう。

企業にとっても必要な人材になり得ますし、自分のスキルアップも見込めます。

こういった人材がベンチャーをメガベンチャーに変えていくという面が実際のところあるでしょう。

言い換えれば、遠慮がちで自分から動くことが苦手な人にとってメガベンチャーは向いていないということです。

いずれは起業したい人

日系大手と比べると、メガベンチャーは積極的に新規事業へ取り組んでいます。

その過程で必要な経営や、プロジェクト管理などのスキルを身につけられるでしょう。

いずれ自分で起業をしたいと考えている人にとっては、非常に貴重な経験になると思います。

これはなかなか大手企業では経験できない一面です。

企業がどうやって新たな事業をはじめ、どのように手を広げていくのか、自分も事業に携わりながら見ることができます。

「将来は自分で起業したい」という目標のある人はメガベンチャーで経験を積むのがおすすめです。

将来的に役立つスキルや考え方を身につけられるはずです。

一方で、柔軟に新しいことへチャレンジするのが苦手な人にとっては苦痛に感じるかもしれません。

早期から多様なチャレンジがしたい人

メガベンチャーは新しいことに取り組みやすい社風が強く、それに必要な資金力も備わっているという特徴があります。

「積極的に多様なチャレンジをしていきたい」「早い段階でさまざまな経験を積んでおきたい」という人にメガベンチャーはおすすめです。

もしもあなたの実力が認められれば、プロジェクトを任されこともあるかもしれません。

このようにチャレンジをしていく姿勢が強く、貴重な経験をしやすいのがメガベンチャーのメリットです。

新たな挑戦にただ携わるだけでなく、自分から提案できる可能性もあり、実力を試すことも可能でしょう。

しかしなんでもチャレンジして良いのではなく、あくまでも責任がともなうことは覚えておきましょう。

新卒メガベンチャー入社のメリット

新卒の入社先としてメガベンチャーを選んだ場合、どのようなメリットがあるでしょうか。

メガベンチャー自体、数が多くないため、入社できる人は貴重です。

やはりメガベンチャーにはほかの企業とは異なる独自のメリットがあります。

将来どうなりたいか、自分自身で強くイメージのある人であれば、メガベンチャーでの経験は必ず役立つでしょう。

自分にとって、メガベンチャーで働くことにメリットがあるのかどうか考えたうえで就活を進めるのがおすすめです。

それでは新卒でメガベンチャーに入社することに関するメリットを紹介していきます。

モチベーションの高い人が多い

メガベンチャーに所属している人材は、モチベーションの高い人が多いという特徴もあります。

その理由は、年功序列が強い大手企業と比べると、ベンチャー企業は実力主義の面が強いためです。

どれだけ自分が考えて行動したのか、成果がストレートに評価されやすく、モチベーションが高まりやすいです。

さらにメガベンチャーには資金力があるため、成果次第で給与が変動します。

自分の成果が評価され、給与にも反映されるということで、高いモチベーションを維持している人が多いでしょう。

周囲の雰囲気は意外と自分自身へ影響を及ぼします。

モチベーションの高い人に囲まれている環境は貴重であるため、これはメガベンチャーのメリットといえます。

実力が評価されやすい

上記のとおり、メガベンチャーでは実力が評価されやすいといえます。

つまりあなたが新卒として入社して、何かチャレンジした結果、良い成績を出せた場合はしっかり評価されるということです。

メガベンチャーでは大手企業と比べて、役職や経歴にかかわらず成果を出した分の評価がされやすいです。

どんな地位の人でも、しっかり成果を出せば平等に評価をされるでしょう。

ここは大手企業との大きな違いで、メガベンチャーで働くことのメリットです。

あなたがチャレンジ精神のある人で、やりたいことのビジョンを強くもっているのであれば、ぜひメガベンチャーで活躍してください。

それが成功したときには、実力を評価され、早い段階で高い地位に登りつめるかもしれません。

若手でも裁量権のある仕事を任せてもらえる

メガベンチャーでは実力主義の傾向が強いため、若手でも裁量権のある仕事を任せてもらえる可能性があります。

新卒でも実力さえあれば、大手では長年勤めないと任せてもらえないような大きな仕事も任せてもらえるかもしれません。

その分責任もともないますが、やりがいがあることは間違いないでしょう。

成果を出せばしっかり評価されるでしょうし、企業でのあなたの存在感も間違いなく大きくなります。

チャレンジの機会が豊富にあり、それに備え、実行できる資金力もあることが、メガベンチャーで働くことのメリットと考えると良いでしょう。

ただし、なんでもやってみれば良いのではなく、あくまでも最後までやり遂げられる目標をもつことは忘れないでください。

新卒メガベンチャー 入社のデメリット

何事にもメリットがあれば、もちろんデメリットもあります。

新卒でメガベンチャーに入社することのデメリットを紹介します。

メガベンチャーに入社しているか悩んでいる人は、自分に合うか合わないかをメリットとデメリットを把握したうえで、再考してみるのが良いでしょう。

自分に向いていないと感じる要素が多いのであれば、メガベンチャーに入社すると、将来的につらくなる可能性があるため、注意するべきです。

しかしデメリットを把握したうえで、それよりもメリットのほうに魅力を感じるのであれば、メガベンチャーにあなたが向いているのは間違いないといえるでしょう。

生活が安定しない可能性もある

メガベンチャーはまだ大手企業になってから日が浅いため、生活が安定しない可能性もあります。

日系大手と比べて、実力があれば十分な給与がもらえる可能性は高いですが、仕事がうまくかない時期などは給与が低くなるなど収入は不安定かもしれません。

事前に自分のスキルや経験との適性を見ておくことと、環境の変化に柔軟に対応できるかどうかは見ておくべきです。

時間が経つにつれて、メガベンチャーの経営は安定していくとは思いますが、まだ完全に安定していないことは覚えておくべきです。

もしもあなたが圧倒的な安定感を求めるのであれば、メガベンチャーでないほうが安心できるでしょう。

収支面で波があり、それが社員への影響にダイレクトに来るという点がメガベンチャーで働くデメリットの1つです。

福利厚生や研修制度が劣ることもある

メガベンチャーは、ここまで説明してきたとおり、自主的な行動をうながす社風が強いです。

研修なしに突然仕事を任され、自主的にやりながら覚えていくといった場面もあるかもしれません。

また急成長しているために、福利厚生や研修制度は未完成の場合があります。

大手企業と福利厚生や研修制度を比べると、まだ充実していないといえるでしょう。

これによって、社会人として基礎的なマナーを学べないというデメリットが生じる可能性もあります。

しっかりした研修制度やマニュアル・安定した福利厚生を求めるのであればメガベンチャーは向いていません。

メガベンチャーには「福利厚生や研修制度がほかと比べると劣るかもしれない」というデメリットがあるという点は覚えておきましょう。

専門分野でのスキルアップが難しい場合もある

ベンチャー企業は従業員数が少ないところから始まるため、1人がさまざまな分野の仕事をこなすという特徴があります。

日系大手では1つの部署に配置されて、長期間同じ部署で働き続けることが一般的です。

しかし、ベンチャーの特徴ももっているメガベンチャーでは、広く浅くさまざまな分野の仕事をこなすことになるかもしれません。

広く浅くということで、専門性が身につきにくいため、転職の際は注意しなければなりません。

転職の際は何か1つでも特化したスキルを持っていると強みになります。

メガベンチャーでは多様な経験をすることはできますが、1つに特化したスキルを得るという点では期待できないでしょう。

1つの分野に特化してスキルアップをしたいと考えている人は、メガベンチャーは向いていないかもしれません。

新卒でメガベンチャー に就職するためには

新卒でメガベンチャーに就職したいと考えている人のために、どのように対策しておけばいいのか紹介します。

メガベンチャーは母数が多くないため、就活に向けてあらかじめ備えておくことがかなり重要です。

まずは自分がメガベンチャーに向いているかどうかを見極めなければなりません。

それを済ませたら、次は自分の行きたいと思える企業を探し、ライバルとの差をつけるためにも、早い段階から準備しておきましょう。

準備をしただけ自分が得をするので、時間に余裕ができたら積極的に情報収集などを行いましょう。

就活エージェントからのサポートを受ける

メガベンチャーへ就職するためにおすすめなのが、就活エージェントのサポートを受けることです。

まず就活エージェントとは、就活生に就活講座や添削を行っているサポート団体のことです。

そもそもこうした団体でしか得られない特別選考ルートがあったり、企業の人事部の方との座談会にも参加できたりすることがあります。

こうしたツテを頼ることで、就活を有利に進められるでしょう。

ベンチャーだった頃の名残で、メガベンチャーは人とのつながりを大事にしている面もあります。

こうした人とのつながりを変わらずに続けていて、出会いを大切にしている企業もあるでしょう。

メガベンチャーに就職したい方は、ぜひ就活エージェントを利用してみてください。

行動力をつけておく

メガベンチャーでは規模が大きい分、さまざまな業務に触れる機会があるといえます。

これはベンチャー企業の特徴が残っているせいで、大手企業ではあまり見られない傾向といえるでしょう。

メガベンチャーで多くの仕事をこなし、さらにそれを吸収するには、自分から行動する力が必要になることが予想されます。

またメガベンチャーは実力主義的な一面も持ち合わせているため、今から行動力をつけておくと、将来的に考えても良いでしょう。

自分がやった分だけ、しっかり企業側から返ってくるものがあるはずです。

メガベンチャーに就職するための下準備として、行動力をつけておきましょう。

面接などの際にも自分のアピールポイントとして利用できるとなお良いです。

早めに選考対策を始める

「何事も始めるのは早いほうが良いと」言いますが、メガベンチャーに就職したい人は早めに選考対策を始めましょう。

実はベンチャーの本選考は12月から2月に実施され、日系大手と比べると早いです。

その分、逆算して計画的な選考対策をはじめておくと、焦らずに準備を進められるでしょう。

大学生の場合、ある程度単位が取れているのであれば3年生になった時点で、かなり時間の余裕があるはずです。

メガベンチャーに就職したいと考えているのであれば、時間に余裕ができた時点で少しずつでも良いので、準備を始めておくと本格的な就活がはじまったときに余裕をもてます。

毎日準備に時間を使えというわけではなく、少しずつ就活に意識をするように心がけるだけでも違います。

メガベンチャーに就職したい方は早めの選考対策を心がけましょう。

おわりに

メガベンチャーへの就職を検討している人に向けて、さまざまな項目の紹介をしましたが、何事ごとも準備が大切です。

メガベンチャーが自分に向いているのかどうか考えることも、もちろん就活の準備の1つです。

就活は早い段階で準備を始めるほど、有利になると考えていいでしょう。

ただし、ただ準備をするのではなく、しっかり自分と向き合う時間を作らなければ意味がありません。

自分に必要なものや、これから何を準備していけば良いのかを考えてから行動しましょう。

この記事を友達におしえる!

LINEで送る ツイートする シェアする URLをコピーする

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます