はじめに
就職活動で必ず聞かれるであろうガクチカのテーマ選びは大変重要であり「何を使えば良いのか、使える経験がない」と悩む方もいらっしゃいます。
しかし、もし体育会系の部活動に所属していたのであれば、ぜひそのことをテーマにガクチカを作成してみてください。
実は、体育会系所属は企業から評価が高く、好感をもたれやすいのです。
大学生活のほとんどを部活動に費やしたのであれば、困難を克服したエピソードもたくさんあるのではないでしょうか。
体育会系の部活動で経験したことは、就活でも役に立ちます。
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【ガクチカで体育会系所属をアピール】そもそもガクチカとは?
ガクチカとは、学生時代に力を入れたことの略であり、就活におけるESや面接では必ずと言って良いほど聞かれる質問です。
したがって、入念に対策をしておかなければならず、ガクチカをしっかりと述べることができなければ、マイナスな印象を与えてしまう可能性が非常に高いです。
志望動機や自己PRの次に引かれる可能性が高いものであるため、入念な準備をしておきましょう。
【ガクチカで体育会系所属をアピール】ガクチカと自己PRの違いとは?
続いて、ガクチカと自己PRの違いについて紹介します。
ガクチカと自己PRについては、混同してしまっている方も多いため、以下のポイントをそれぞれ確認して、どのような違いがあるのかについて理解しておいてください。
簡単に一言で説明するならば、ガクチカは取り組みや学んだことに焦点を当てるものであり、自己PRはあなたの強みや長所に焦点を当てるものです。
ガクチカについて
ガクチカは、学生時代に特に力を入れて取り組んだ経験を通じて、あなたがどのような成果を得たのか、そしてその過程でどの能力を身につけたのかを説明することが重視されています。
企業側が注目するのは、その活動をどのように進め、問題に直面した際にどのように対応し、最終的にどのような結果を出したかという点です。
活動自体の規模や派手さはそこまで重要ではなく、取り組みにおいてあなたが発揮した行動力、リーダーシップ、解決力、そして努力の経過過程が重視されます。
また、ガクチカを通じて得た経験やスキルが今後の仕事にどのように活かせるかという点も強調できると良いでしょう。
自己PRについて
一方、自己PRはあなた自身の強みや長所を企業に対してアピールし、それが企業にどのような利益をもたらすかを示すものです。
企業が求めているのは、ただの自己アピールではなく、あなたの強みがどのように業務に貢献し、具体的な価値を提供できるかという点です。
そのため、まず自分の強みを理解し、それを具体的なエピソードを通じて裏付ける必要があります。
また、その強みが企業の課題やニーズにどのようにマッチするか、明確に伝えることも大切です。
例えば、リーダーシップやコミュニケーション能力が強みであるならば、それを発揮した具体的なエピソードを述べ、その結果どのような成果を得たのかについて詳しく説明しましょう。
【ガクチカで体育会系所属をアピール】企業がガクチカを聞く理由
企業がガクチカを聞く理由についても理解を深めておきましょう。
以下のような目的でガクチカについて聞いてくる企業がほとんどであるため、それぞれの内容が伝わるような文章を提出することを推奨します。
モチベーションの根源を知るため
企業がガクチカを聞く理由の1つに、学生のモチベーションの根源を探りたいという意図があります。
企業は学生がどのような場面でモチベーションを高め、何に対して情熱を注ぐのかを知ることで、その人が仕事に対してどのような姿勢で取り組むかを考えます。
例えば、ある学生がリーダーシップを発揮してイベントを成功に導いた経験があると語った場合、その人は組織の目標達成やチームのまとめ役として活躍できる可能性があります。
企業は、学生が何にやりがいを感じ、どのようなモチベーションで行動するかを見極めることで、企業の業務内容やカルチャーに合うかどうかを評価するのです。
課題解決力を知るため
課題解決能力はどのような企業においても重要視される能力の1つであるため、ガクチカを通じて応募者が課題解決能力を有しているか確認されていることが多いです。
ビジネスの現場では、計画通りに進まないことや予期しない問題が頻繁に発生します。
そのため、問題解決能力が高い人材は企業にとって非常に重要な存在です。
ガクチカにおいて、学生が直面した困難や課題を具体的に説明し、それに対してどのような方法で解決に導いたかを語ることは、その人の論理的思考力、実行力、そして対応力をアピールする上で非常に重要です。
学生の人柄を知るため
ガクチカを通じて企業が重視するものの1つとして、学生の人柄や考え方も挙げられます。
具体的なエピソードを通じて、その学生が何を大切にしているのか、どのような価値観を持っているのかが浮かび上がります。
例えば、チームワークを重視している人ならば、社内での協調性が高く、チームでの仕事に適性があると判断するかもしれません。
一方で、個人の努力や成長を重視する人は、プロジェクトリーダーやクリエイティブな仕事で力を発揮できる可能性が高いと言えます。
企業はガクチカを通じて、応募者の人間性が自社の社風とマッチするかどうかを見極めようとしています。
人柄がマッチしているほど、長く働き、成長する可能性が高いと判断されるのです。
【ガクチカで体育会系所属をアピール】なぜ体育会系は企業から評価される?
企業によって社風というものがあるにせよ、体育会はどこに行っても高く評価される傾向があります。
なぜなら、体育会の学生はスポーツを打ち込んだ経験があり、その経験が就職後も活きていくると考えられているからです。
体育会系に所属していたのであれば、一般的な学生が遊び回っている間も練習に明け暮れるなど、努力に努力を重ねてきたのではないでしょうか。
なお、大会での成績が振るわなかったとしても、見られているのは努力の過程なので心配は無用です。
熱意がある
体育会系には、1つのことに対して熱意をもち、全力で努力を続けてきた方が大勢います。
チームスポーツであれば、チームが少しでも良い成績を残すことに貢献できるよう、つらい練習を乗り越えてきたはずです。
もちろん個人競技でも、目標を達成するためにハードな毎日を送ってきたことでしょう。
何かに熱意を燃やしたことがあれば、仕事にも全力投球できるのではないかと、企業は期待しているのです。
特に、ベンチャー企業は、会社全体の雰囲気を盛り上げていくためにも、熱いキャラクターを求めていることがあります。
まだ若くこれからも成長を続けていくであろうベンチャー企業には、熱意にあふれ周囲を良い方向に引っ張っていくことで、会社に貢献する人材が必要不可欠なのです。
ストレスに対する耐性の強さ
仕事を続けていれば当然ストレスを感じることもあり、企業はその社員にストレスに対する耐性の強さを求めています。
少しストレスがかかっただけで、結果を出す前に辞めてしまうようでは、会社にとってはマイナスでしかありません。
ストレスがかかってもそれを跳ね除けるだけの精神力をもっているタイプは、少しくらいの困難ではへこたれず、企業で高く評価されます。
その点、体育会系はストレス耐性に優れていると言えるでしょう。
日頃からきびしい練習に耐え、指導者や先輩からときにはきびしい言葉をかけられたり、大声でしっ責されたりすることにも慣れており、つらい環境にも耐えられると考えられるからです。
強いストレスを感じるような環境で過ごしてきたことは、強いストレス耐性の証明になります。
礼儀正しさ
一般的に、体育会系は礼儀正しいというイメージがあり、企業側も礼儀正しさを高く評価しています。
ビジネスの場は学校や遊びの場ではないため、相手が顧客か自社のメンバーかに関係なく、いつでも誰にでも折り目正しく振る舞わなければなりません。
特に、上司や取引先が相手であるときは、マナーを守った接し方の徹底をすることが重要です。
その点体育会系のコミュニティは、上下関係がきびしいところも多く、先輩に対する言葉づかいや態度などもきびしく指導されており、その出身者の礼儀正しさには定評があります。
口答えをせず、まずは素直に動けることも、体育会系出身者に会社が求める長所の1つです。
体育会系特有の礼儀正しさは社会に出たあとも十分通用し、就活でも大きな強みとなることでしょう。
目標に対して努力する力
体育会系に所属していた方は、目標に対して努力する力があり、それが企業から高く評価される理由の1つです。
体育会系は、常に何かしらの目標を設定し、その目標を達成するために必要なことや時間を逆算して、努力が続けられる能力を身につけています。
もちろん、相手や自分に勝つためには、きつい練習にも耐えられるといった強いメンタルが必要です。
しかし、結果を出すためには、ただがむしゃらに努力するだけでは足りず、計画的に物事を進めなければなりません。
勝つためにすべきことは何か、できていることとできていないことを理解したうえで動く必要があります。
そして、そのような能力は、社会に出てからも確実に役立ち、企業側も体育会出身者にそういった力を期待しているのです。
チームワーク経験
企業はチームで働くことが多く、基本的に1人で業務をこなすことはほとんどありません。
したがって、協調性がある人が重宝される傾向にあります。
体育会系に所属していたということは、ほとんどの場合、協調性が養われていることでしょうから、積極的にチームワーク経験をアピールするようにしましょう。
特に、チームスポーツで連携を大切にしていたことや、キャプテンとしてチームを引っ張った経験があるならば、積極的に述べることで、チームワークを大切にできる人物であるという印象を与えることができます。
【ガクチカで体育会系所属をアピール】ベンチャー企業から好まれる体育会系の特徴
ベンチャー企業から特に好まれる体育会系の部活には、アメフト部やラクロス部があげられます。
なぜなら、両者とも大学生になってから新しく始める人が多く、あえて大学から新しいことに挑戦するというチャレンジ精神が認められるからです。
働き始めたら、それこそはじめてのことばかりですが、チャレンジ精神が豊かであれば、問題なく乗り越えていくでしょう。
また、大学から始めたスポーツで試合に出られるまで成長するのは、決して簡単なことではありません。
それをやってのけたということは、仕事の面でも即戦力になれる可能性があることを意味しています。
ベンチャー企業は、新卒の学生にも即戦力となることを期待していることが多く、アメフト部やラクロス部出身の学生とは相性が良いのです。
【ガクチカで体育会系所属をアピール】体育会系所属を活かすための伝え方
体育会系の部活に所属していたことを最大限アピールするためには、伝え方にも工夫が必要です。
事実だけを伝えても、企業側はあまり興味を示してくれない可能性があります。
体育会系の部活動に所属していたといっても、所属していた事実だけしか伝わらなければ、そういった学生自体は特に珍しくもなく、ほかの就活生に埋もれてしまうでしょう。
ほかの就活生よりも目立って企業から注目されるためには、自分がその企業にどのようなメリットをもたらせるのかアピールしなければなりません。
活動内容や実績だけを伝えない
体育会系所属をアピールするとき、その活動内容や実績だけを伝えることのないようにしましょう。
企業が興味をもっているのは、就活生が過去に残した成績ではなく、これから社会人として成長するポテンシャルがどれくらいあるか、ということであるからです。
したがって、企業側は就活生のガクチカを通して、その人の人柄ならびに何に対して熱意があるのかを知ろうとしています。
たとえ、その就活生が全国大会で優秀な成績を収めていたとしても、それが採用に直結するわけではありません。
スポーツの才能や実力があるからといって仕事ができるとは限らないことを、企業側はよく知っています。
目標を達成するまでの過程を説明し、結果そのものではなく課題達成能力をアピールする必要があるのです。
実績がなくても問題ない!
ガクチカにおいて最も重要なことは、どのようなことにどのような意図を持って取り組み、そしてどのようなことを学んだかであるため、実績がなくても全く問題ありません。
極論、野球部に所属していて、小学校から高校まで全ての大会で1回戦敗退であったとしても、その間にどのように取り組み、そしてどのような成長を遂げたのかについて説明できれば十分です。
結果を誇張したり盛ったりするのではなく、正直に書くことが大切といえます。
何を学び、その学びやスキルを入社後どのように活かすのかが企業にとっては重要です。
企業で活かせることを伝える
体育会系に所属していたことを自身のアピールポイントにする場合は、就職したら企業でそれが活かせることをしっかり伝え、納得させる必要があります。
体育会系で得た経験も、実際に仕事で役に立たないのであれば、会社にとってその人を採用するメリットがなく、興味をもってもらえません。
実業団に入るなどであれば別ですが、会社はスポーツをするところではなく、学生時代の輝かしい記録が話題になることもほとんどないでしょう。
しかし、体育会系で得た経験がビジネスでどのように活かせるかを伝えられれば、企業側もその人を採用するメリットについて想像しやすくなります。
企業としては、体育会系の経験があるから採用するのではなく、その経験が自社にとってもプラスになると判断した場合のみ採用するのです。
専門用語をできるだけ避ける
ガクチカで、体育会系に所属していたことをアピールするときは、専門用語を使うのはなるべく避けましょう。
自身の競技について語りたくなる気持ちは理解できますが、企業側にとって競技そのものは興味がない内容であり、当然ガクチカにも不要です。
また、自分にとっては常識的な言葉かもしれませんが、その種目の門外漢にとっては聞いたこともない言葉であったり、意味がわからなかったりすることもあるでしょう。
知らない言葉で意気揚々と興味のないことについて語られて、その人に良い印象をもつ人がはたしているかどうか考えてみてください。
競技そのものについての専門用語が出てくるような話題は必要最低限に抑え、聞かれたら答えるくらいのスタンスで良いでしょう。
【ガクチカで体育会系所属をアピール】ガクチカの構成を解説
ガクチカで体育会系に所属していたことを効果的にアピールしようとするならば、構成の工夫が大切です。
きちんと内容を把握しやすい構成になっていれば、あなたの良さがきちんと企業側に伝わり、良い印象をもってもらえるでしょう。
ビジネスの場面でも、相手にわかりやすく説明し納得させる能力は必須です。
わかりにくい説明は、それを聞かされたり見せられたりする相手にとっては苦痛でしかなく、説明とは呼べません。
ここでは、内定にぐっと近づけるガクチカの構成について解説します。
動機
ガクチカの最初に来るのが、なぜそれに取り組もうかと思ったのかという動機です。
「部活に入った理由」「何を成し遂げたかったのか」など、目標をもつに至った経緯を最初に説明しましょう。
大学で体育会系の部活動に所属する方はそこまで多くないため、企業側が目を留めてくれるチャンスは十分にあります。
ここで大切なのは熱意であり、特にベンチャー企業の場合は、どれほど自分が熱意をもっていたのかを伝えなければなりません。
なぜなら、相手が知りたいのはどのようなことに熱意をもっているのかであり、ベンチャー企業は採用にあたってその人の熱意を重視しているからです。
体育会系の部活に所属したときの熱意が伝わるような出だしで、採用担当社の興味を引きましょう。
目標と困難
動機の次は、自らが設定した目標とそれにともなう困難について説明しましょう。
その際、一般的に考えて妥当な目標ではなく、できるだけ高い目標を設定したほうが評価は高くなります。
試合で1勝をあげるという地道な目標よりは、大会で優勝するといった大きな目標のほうが、やる気や熱意が伝わりやすいうえに、人目を引きやすいからです。
また、目標を達成するうえでどのような困難があったのか、そしてそれを困難だと感じた理由についても説明してください。
企業側は、目標を達成するうえでどの程度のことを困難だと感じるのかを、ガクチカを通して見ようとしているからです。
小さなことに困難を感じているようでは、就職してからも先が思いやられてしまうため、内容には十分注意しましょう。
取り組みと結果
次は、先程あげた取り組みと困難に対して、どのように取り組み、その結果がどうなったのかを伝えます。
ここで大切なのは、困難に対してどのように対処したのかをきちんと伝えることです。
特にベンチャー企業の場合は、就職後も多くの困難に直面することが予想され、それに対してどう対処するかが注目されています。
したがって、自分のとった対処法が明確になるように説明しなければなりません。
必ずしも目標を達成したエピソードについて述べる必要はありません。
ただし、目標から逆算した結果どのような手段をとったのかという過程については、しっかりと伝えましょう。
結果ではなくそこに至るまでが重要であり、たとえ成功体験であってもそれまでのプロセスを省いてしまっては、意味がないのです。
学び
ガクチカの最後は、その経験から何を学んだかということについて説明します。
ここが、単なる気づきや感想にならないよう、学んだことを社会に出てからどう活かせるのか、どう活かしていきたいのかを伝えましょう。
体育会系に所属していろいろなことを感じたとは思いますが、あなたがどう思ったかということは、就活において、あまり重要ではありません。
学生が書く感想文であれば、感じたことを書けば良いのですが、就活は社会人としての第一歩であり、どんなことも学びに変えていく必要があるのです。
気づきに関しても、その内容を将来活かせるかどうかで価値が決まります。
自分本位の視点ではなく、自分の経験が企業にどのようなメリットをもたらせるのか、企業目線で考えてみてください。
強みから逆算!ガクチカ発見診断を使おう!
「ベンチャー就活ナビ」のガクチカ発見診断は、わずか5分で完了する簡単な診断ツールです。
自分の強みを明確にし、それを活かしたガクチカの作成をサポートしてくれます。
21の質問に答えるだけで、企業に伝わるガクチカの具体的なエピソードを見つけることができます。
「特別な経験がない」「何を話せばいいかわからない」と悩む方でも、この診断を活用すれば、自分の強みを整理し、適切なエピソードを選ぶことが可能です。ガクチカの作成に困っている方にとって、非常に頼れるツールとなるでしょう。
【ガクチカで体育会系所属をアピール】深掘り質問例
ガクチカで体育会系に所属していたことをアピールする際、面接において掘り下げた質問をされることもあります。
よく聞かれる質問としては以下のようなものが挙げられます。
・なぜそれに取り組もうと思ったか
・困難だったことは何か
・その組織でどのような立場であったか
・どのような部活に所属していましたか。
・部活での役割やポジションは何でしたか。
・部活に入ったきっかけは何ですか。
・練習は週に何回、どのくらいの時間行っていましたか。
・部活で一番大変だったことは何ですか。
・部活で一番達成感を感じた瞬間は何ですか。
・チームメンバーとの関係はどのように築きましたか。
・部活で学んだ一番大切なことは何ですか。
・部活での目標は何でしたか。
・その目標を達成するためにどのような努力をしましたか。
・ケガをしたことはありますか。その時の対処法を教えてください。
・部活と学業の両立はどのようにしていましたか。
・チームワークを高めるために心がけたことは何ですか。
・リーダーシップを発揮した経験はありますか。
・部活での失敗経験とそれをどう克服したかを教えてください。
・試合や大会での印象に残っているエピソードはありますか。
・練習方法やトレーニングで工夫したことはありますか。
・モチベーションを維持するために心がけていたことは何ですか。
・部活で培ったスキルや経験をどのように活かしていますか。
・部活を通じて得た人間関係について教えてください。
【ガクチカで体育会系所属をアピール】ガクチカの例文を紹介
ガクチカに書くべきことは何かはわかっても、実際に書くとなると手が止まってしまうこともあるでしょう。
ガクチカのような文章は普段書くことがあまりないため、どのような構成にすれば良いかわかっていても、どのエピソードについて述べるか迷ってしまうこともあるはずです。
ここでは、そういったときのために、ガクチカの例文を紹介します。
ぜひ参考にして、企業が自分を採用したくなるような熱意にあふれるガクチカを完成させてください。
例文①野球部
私は学生時代に野球部の活動に力を入れてきました。
中学生から続けていた野球の実力が大学でも通用するかどうか、試してみたかったからです。しかし、試合に勝てない日々が続き、徐々にモチベーションも下がっていきました。そこで「まず試合で1勝すること」を目標とし、毎日行っていた練習の日数を減らして、その代わり練習メニューを全員で考えて行うようにしたのです。最初は難色を示したメンバーもいましたが、必要と思われる練習メニューを考えて実行した結果、念願の1勝をあげました。この経験から学んだことは、常に自分で何をすべきか考えて行動することの大切さです。
もし入社できましたら、指示待ち人間にならないように自分から動ける社員になって、貴社に貢献したいと思います。
例文②サッカー部
私の学生時代は、常にサッカーと共にあったと言っても過言ではありません。
私はサッカー歴も長く、自分のプレイに自信があり、チームの中でも主力選手でした。あるとき、チームメイトと意見が折り合わず、チームの雰囲気が険悪になったことがありました。私はそのような状況には負けることなく、ミーティングを設けたり自主練習にメンバーを誘ったりするなど、チームの雰囲気を良くすることに務めるようにしたのです。そして、私たちのチームは再びチームワークを取り戻し、大会で優勝できました。この経験から、チームワークの大切さとそれを維持することの難しさを知りました。
入社後もチームワークを大切にし、一丸となって仕事が進められるような雰囲気を作り出すムードメーカーになりたいと考えています。
例文③バレー部
私は、学生時代にバレー部に所属していました。
ただし、私は身長に恵まれなかったため、レギュラーとして試合に出ることはできませんでした。「試合に出られないなら部活を辞めたほうが良いのではないか」と悩みましたが、悔しくて辞められなかったのです。そこで思いついたのが、メンバーの様子をじっくり観察して、取り入れたほうが良い練習メニューを提案することでした。バレーボールについての深い知識を必要としましたが、チームのためと思えば勉強もつらいと思ったことはありません。この経験から、自分の役割を理解し、それを実行に移すことで、レギュラーでなくてもチームの一員として貢献できることを学びました。
もし入社できましたら、チームの一員としてやるべきことに邁進し、売り上げのアップへ貢献できる社員になります。
例文④バスケットボール部
私が学生時代に力を入れたことは、バスケットボール部のキャプテンとしてメンバーをまとめることです。
私たちの部活は高校までプロを目指していたメンバーも多く、それぞれの能力は突出していました。しかし、皆が自信がありすぎるあまり、一人よがりなプレーに終始し、明らかに格下と思われる相手にも勝てない日々が続きました。そこで、戦術練習を行うことを提案しました。当初は反発するメンバーも多くいましたが、「才能と能力があるからこそ、戦術が重要である」ということを丁寧に優しく説明することで、全員が納得してくれました。そして、チームは最後の大会の準決勝まで、一度も負けることはありませんでした。この経験から、一人ひとりに目線を合わせて丁寧にサポートをする能力を身につけました。
貴社に入社した際も、この経験を活かして、個性豊かな社員の方々を取りまとめるリーダーとして活躍したいと考えています。
例文⑤陸上部
私が学生時代に力を入れていたことは、陸上部として持久力を伸ばすことです。
私は足の速さには自信がありましたが、長距離の選手としては致命的な、持久力が無いという課題がありました。そこで何か画期的な対策はないか調べたところ、酸素が薄いジムでのトレーニングが効果的であると知りました。週に2日、酸素の薄い環境でトレーニングを行うことで持久力は飛躍的に向上し、創部以来初となる全国大会にも出場することができました。この経験を通じて、課題解決能力と継続的に努力する力を身につけることができました。
貴社においても、この能力を活かして課題を解決する最短の道筋が何であるか発見し、取り組むことでプロジェクトをスピーディーに成功させたいと考えています。
例文⑥ラグビー部
私が大学時代に力を入れたことは、ラグビー部で体を大きくすることです。
私は高校まで文化部に所属しており、体が小さいことにコンプレックスを持っていましたが、同じ大学に進学した高校の先輩が部活に誘ってくれたことでラグビーを始めました。もともと太りにくい体質ということもあり、体を大きくすることは非常に大変でしたが、効率良く体を大きくする方法を調べ、取り組むことで体脂肪を増やさずに10キロ増量することができました。最後の大会ではレギュラーとして県大会ベスト8に導くことができました。この経験を通じて、未経験のことや苦手なことでも最短ルートを導き出し取り組むことで成功できると知りました。
貴社においては、私が得意とするプログラミングはもちろん、その他、初めて取り組むことになる業務においても最適な学習方法を見つけ出し、迅速にスキルを伸ばすことで多岐にわたって貢献したいと考えています。
例文⑦ アメリカンフットボール部
私たちが所属していた部は、県大会で過去最高でも2回戦までしか進出できておらず、優勝は程遠いと考えられていました。しかし、多くの経験者が入部し、世界的にも有名な監督が就任したことで、優勝を目指せるようになりました。そこで私は、キャプテンとして戦術を徹底することを強調し、全員の能力が高いからこそ実施できる戦術の練習を、映像を用いて何度も行いました。これにより、元々の高い能力を最大限に活かすことができ、県大会で優勝しただけでなく、全国大会でも3回戦まで進出することができました。
貴社においても、この経験を活かし、分析力を活かしてマーケターとして貢献したいと考えています。
【ガクチカで体育会系所属をアピール】就活エージェントに相談する
ここまで体育会系に所属していたことをアピールする際のポイントについて紹介しましたが、なかなか思いつかないという人も多いでしょう。
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おわりに
体育会系の部活動に所属していた経験は、ガクチカでも役に立ちます。
そこで得たストレス耐性や熱意、そして目標に向かって努力する力は、どこで働いても必ず求められるものであるからです。
特にベンチャー企業は、熱意にあふれる人材を大切にするため、何かに熱意をもって打ち込んだ経験は高く評価されるでしょう。
もし自信をもって語れるような結果が出ていなくても、遠慮する必要はありません。
なぜなら、企業が興味をもっているのは、スポーツでの実績ではなく、そこに至る過程であるからです。
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