【就活】書類選考・1次・2次・最終面接の通過率はどのくらい?通過率を上げる方法も解説

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はじめに

就活をしていて、多くの人が抱える課題が選考です。

書類選考、一次面接、二次面接、最終面接と多くの選考ステップに不安を抱えている人も多いでしょう。

今回はそんな就活をしている人向けに、選考に焦点を当てて解説していきます。

自身の就活は成功するのか、またどうしたら確率を上げられるかのヒントとなるので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を読んでわかること

・書類選考の通過率

・1次選考の通過率

・2次選考の通過率

・最終面接の通過率

・選考の通過率を上げるコツ

この記事をおすすめしたい人

・選考に自信が無い方

・通過率を知りたい方

・選考の対策前に通過率を知りたい方

【就活面接の通過率とは】選考の各段階の通過率はどのくらい?

一般的な企業の就活では書類選考・1次・2次・最終面接と進んでいくのが普通です。

選考を進めていくにあたり、多くの人が気にすることが通過率でしょう。

通過率を知っておけば選考を受ける際の心構えができ、内定獲得のため、どのぐらい志望したら良いかがわかります。

応募数の目安を把握しておくことで、効率良く就活を進めることが可能です。

的確な対策をするためには、前もって自分が受ける選考の通過率がどのくらいなのかを知っておくことが重要だとわかります。

また、それぞれの選考で通過率を上げるために何をしたら良いかも解説します。

企業によって通過率は変わってきますが一般的な目安もあるため、まずはそれぞれの通過率を参考にしてみてください。

書類選考の通過率

履歴書や職務経歴書などの応募書類を提出し判断する書類選考では、通過率はおよそ30~50%です。

人によっては意外と低いと感じる人もいるでしょう。

書類選考は最も応募者が多い選考なので、ある程度絞っておかないとこの後の選考が大変になることや余計なコストがかかるおそれがあるのです。

また、人手不足の場合や特別なスキルが求められない場合は、経験や技能を重視しないため書類選考の通過率は高いでしょう。

企業によっては書類選考を飛ばしてそのまま1次面接を実施する企業もあるので、経歴に自信がない場合はそういった企業を受けてみるのも良い方法です。

1次面接の通過率

書類選考を通過した人がはじめに受ける面接となる1次面接では、通過率は書類選考と同じ30~50%ほどです。

書類選考を実施している企業の場合は、1次面接に進めるということは、最低ラインの経歴や応募資格があることを意味します。

これも書類選考と同様に、人手不足である場合や高い技能を必要としない場合は通過率が高くなるでしょう。

逆に言うと、人手が足りている場合や高い専門性がある職業だと、1次面接から人柄や技能的な面など総合的に判断され通過率が低くなるのです。

また、書類選考を厳しくするか緩くするかの絞り込み具合により、通過人数が増減するため通過率にも影響してきます。

このように1次面接の通過率は書類選考によって左右する傾向にあることがわかります。

2次面接の通過率

2次面接の通過率は30%前後と、半分以上の人が落ちることがわかります。

ここを通過すれば最終面接ということもあり本当に採用したい人だけを通すため、合格率はかなり低い場合が多いでしょう。

企業によっては2次面接で採用が決まるところもあるので、通過率が低くなるのも納得できます。

2次面接では1次面接の時より深い内容を質問され、企業の志望度の高さや技能が水準を満たしているかを判断します。

書類選考や1次面接が志望者を絞り込むことを目的としているのに対し、2次面接では採用するかどうかを決めることを目的としているのです。

選考が進むにつれて、選考の目的も変わってくるので企業側から採用したいと思われることが重要だとわかります。

最終面接の通過率

最終面接は1次や2次、あるいは3次やそれ以上の面接を経て、最終的な合否を判断する面接です。

最終面接の通過率は50~70%と、これまでの面接と比べてかなり高いという特徴があります。

企業によって80~90%近いこともあり、最終面接までたどり着けばほぼ合格という企業も珍しくありません。

一方で、1次面接の次が最終面接といった場合は、最終面接でも合格率は50%前後になるので、最終面接だからほぼ受かると慢心しないことが大切です。

選考フローが長いほど最終での合格率は高い傾向にあるので、最終面接の通過率がどのくらいか予測するためには選考フローの長さも参考になるでしょう。

一般的に役員レベルの人が面接を担当し、場合によっては社長が行います。

【就活面接の通過率とは】内定を獲得するには何社の応募が必要?

ここまでで書類選考から最終面接までの通過率の目安が理解できたでしょう。

では実際に就活を進めていくにあたり、何社に応募したら内定に結びつくのかという疑問が出てくるでしょう。

2022年のマイナビ就活動向調査によると、採用までの応募は平均8社程度という結果があります。

これは書類→1次→最終のフローが多い場合、10社前後応募するとだいたい内定が取れる計算です。

もちろん人によって希望する職種や待遇により、就活の難易度も異なるのであくまでも目安として参考にしてみてください。

また年齢によって内定までの応募数は増加する傾向にあります。

31~35歳の応募数8社を平均として考えた時、19歳以下では4社、61歳以上では15社と振れ幅が大きいことに注意が必要です。

業界・職種や企業の年齢層と照らし合わせ、総合的に判断し必要な応募数を導き出してみてください。

現職で仕事をしながら就活活動をする場合は、それなりに労力や時間がかかることを想定しておくことが大切でしょう。

【就活面接の通過率とは】通過率を予測する方法

面接は平均の通過率がありますが、当然企業によってばらつきがあります。

面接を受ける前に、その企業ではどれほどの通過率なのか把握しておきたいですよね。

そこで、各企業の面接の通過率を予測する方法を解説します。

面接を受ける前にチェックしておきましょう。

応募人数に対する採用人数を調べる

応募人数に対する採用人数、つまり採用倍率を調べることで、面接の通過率が高いか低いかを予測することができます。

採用人数とは、最終的に内定がでた人の人数ですが、採用倍率が高いということは一次面接、二次面接、最終面接、それぞれで落とされる確率が高いということです。

一般的に、25倍以上から採用倍率が高いと言えるでしょう。

採用倍率が低く、自分にあった企業を探すのも就活での有効な手段です。

1人に求めるスキルや能力の高さを調べる

1人に求めるスキルや能力が高い企業は、面接の通過率が低くなりやすいといえます。

社員に求める能力が高いので、その分選考の目も厳しくなります。

そのため、社員の能力を調べることも選考通過率を予測するために有効な手段です。

たとえば、社員全員が高いスキルや難関資格を取得していたり、学生時代から素晴らしい功績を残していたりすることがあります。

そのような企業は、一次面接から評価基準が高くなり、通過率が低くなる傾向にあります。

社員の能力やスキルは、企業のホームページで確認しましょう。

社員の学歴や、今までの活躍がわかるため、選考通過率を予測することができます。

【就活面接の通過率は?】面接の通過率が低くなる原因

面接の通過率が低くなる原因は、それぞれの面接の段階において異なります。

一次面接で落とされる方、二次面接で落とされる方、最終面接で落とされる方、それぞれ自分がよく落とされる試験を中心に、どの部分が問題であるかを確認してみてください。

一次面接

まず、一次面接で落とされることが多い人の原因を分析し、その対策を紹介します。

一次面接で落とされる人は、コミュニケーション能力が低い、言葉のキャッチボールができない、社風にマッチしていないなど、基本的なところでミスを犯している可能性があります。

コミュニケーション能力が低い

面接は単に質問に答えるだけの場ではなく、相手との対話を通じて自分の考えや意欲を伝える場所です。

しかし、コミュニケーション能力が低いと、自分の意図がうまく伝わらず、面接官に誤解を与えてしまうことがあります。

質問に対して的確に答えられなかったり、会話の流れを無視したりすることで、面接官に不安を感じさせてしまうのです。

また、表情や身振り手振りといった非言語コミュニケーションも重要です。

これが不足していると、冷たい印象を与えたり、協調性が低いとみなされることがあります。

さらに、面接官が求めている情報に対して的外れな回答をしてしまうことも、コミュニケーション能力が低いと判断される原因です。

言葉のキャッチボールができない

言葉のキャッチボールができない場合も、一次面接を通過できない可能性が高いです。

言葉のキャッチボールとは、面接官との対話において相手の質問やコメントに対して適切に応答し、会話をスムーズに進める能力です。

これができずに一方的な会話になってしまうと、面接官に良い印象を与えることができません。

質問に対し端的に答えられない、話が長くなりすぎる、短すぎて要点が伝わらないなどの問題が考えられます。

また、相手の意図が汲み取れず、的外れな回答をしてしまうと「この人はコミュニケーション能力がない」と判断されてしまうでしょう。

面接は、相手に用意してきた回答を丸暗記でぶつけるだけのドッジボールではなく、お互いに交流を深めるキャッチボールのような側面もあるため、覚えておきましょう。

社風にマッチしていない

社風にマッチしていないと判断された場合も、一次面接を通過できる可能性は低いです。

企業は自社の文化や価値観に合った人材を採用したいと考えており、そのためには面接で社風に対する適応性が重視されます。

しかし、性格や行動がその企業の求めるものと合致していないと如実に感じられるような態度をとってしまうと、採用が見送られることがあります。

「チームワークを重視している企業を受ける際に自己中心的な発言をしてしまう」逆に「自主性が求められる環境であるにもかかわらず、指示待ちの受け身な姿勢が見られる」などの場合は、採用される可能性は非常に低いと言えるでしょう。

二次面接

続いて、二次面接で落とされてしまうことが多い人の特徴や問題点について紹介します。

二次面接で落とされてしまう人は、回答に一貫性がなく、将来像が明確になっていないことが多いです。

また、志望する理由に具体性がない人も多いため、注意しながら回答するようにしましょう。

回答に一貫性がない

二次面接で不合格となる原因の1つは、回答に一貫性がないことが挙げられます。

一次面接では応募者の基本的な能力や人柄を確認することを目的としていますが、二次面接はそれに加えて、応募者の発言や考え方に一貫性があるかが重視されます。

自分の価値観や経験、将来のビジョンに対する回答が矛盾していないか確認してみましょう。

例えば、一次面接で強調したポイントが二次面接では異なっていたり、回答内容が面接官によってぶれていたりすると、信頼性が損なわれてしまいます。

将来像が明確になっていない

将来像が明確であるかも評価のポイントとなります。

企業は長期的に活躍できる人材を求めており、そのため応募者が自分のキャリアプランをどれだけ具体的に描いているか確認していることが多いです。

しかし、将来像が漠然としていたり、具体的な目標や計画が見えなかったりすると、企業側は応募者を採用するかどうか不安に感じてしまいます。

「将来どのような業務に関わりたいか」「どのようなスキルを伸ばしていきたいか」といった質問に対して明確なビジョンを示さない、もしくは曖昧な回答しかできない場合、志望度が低いと判断されることがあります。

志望する理由に具体性がない

二次面接では、応募者の志望理由に対してより深く掘り下げた質問が行われることが多く、その際に志望理由に具体性が欠けていると大きなマイナスポイントとなります。

一次面接では志望理由が一般的なものであっても通過できる場合がありますが、二次面接では企業が求める人材に対して応募者がどれだけ真剣に考え、具体的な理由を持っているかが問われます。

例えば「御社の安定した経営基盤に魅力を感じています」というような抽象的な理由だけでは不十分です。

企業のどの部分に共感し、自分のどんな経験がその企業の価値観と結びついているかを具体的に説明できることが求められます。

企業の事業内容や将来の展望に対する理解を示し、それが自分のキャリアビジョンとどのように一致しているか伝えることも重要です。

最終面接

最終面接まで進めたということは、落ちてしまったとしても、あと一歩であることは間違いありません。

いわゆる「最後の詰めが甘い」ということですが、以下のような理由が当てはまる可能性が高いです。

最終面接を落とされることの多い人は、志望度の高さがアピールできていない、もしくは企業との価値観があまり合っていない、働いているイメージができないなどの理由が考えられます。

志望度の高さがアピールできていない

最終面接に通過できない人は、志望度の高さを十分にアピールできていないかもしれません。

最終面接では企業側は応募者の熱意や意欲を確認することを重要視しています。

これまでの面接ではスキルや経験が評価されてきたとしても、最終面接では「本当にこの企業で働きたいのか」が厳しく問われます。

志望度が低い、また曖昧だと判断されると、他の応募者と比較して選考から外される可能性が高いです。

企業に対する興味や魅力をどれだけ具体的に語れるかが重要となります。

「安定しているから」「業界大手だから」という表面的な理由ではなく、自分の価値観や将来のキャリアプランと企業のビジョンがどのように結びついているのか、明確に伝えることが求められます。

企業との価値観がミスマッチ

企業との価値観がミスマッチしている場合も、最終面接に通過することが難しくなってしまいます。

企業は長期的に自社で活躍できる人材を求めているため、応募者の価値観が企業の文化やビジョンに合致しているかを重視します。

面接の中で価値観の違いが浮き彫りになってしまうと、企業側は「この人は長続きしないのではないか?」と疑念を抱かれるでしょう。

例えば、企業がチームワークを重視しているにもかかわらず、個人主義的な考え方を強調する応募者はミスマッチとみなされる可能性があります。

また、企業が挑戦を奨励する文化を持っているのに、安定を求める姿勢が前面に出てしまうと、やはり企業との期待とは合わないと判断されることがあります。

どれだけスキルが優れていても、ミスマッチがあると採用されない可能性が高いため、自分の価値観と企業の文化がどのように合致しているかを理解し、面接で自然に伝えるようにしましょう。

働いているイメージができない

企業側が応募者の働いているイメージを具体的に描けないのも、最終面接で落とされてしまう理由の1つと言えます。

最終面接では、応募者が実際に自社でどのように活躍できるか、周囲とどのように協力し合うか、さらには最終的にどのような役割を担うかを具体的にイメージできるかどうかがポイントになります。

しかし、応募者の話が抽象的であったり、企業の業務や職場関係に対する理解が不足していたりすると、「この人が実際に働いている姿が想像できない」と企業側に感じさせてしまうでしょう。

例えば、自分の強みをどのように仕事で活かすのかが不明瞭だったり、企業の具体的な業務内容について深く理解していなかったりすると、企業側はその人材がどのように貢献するかイメージしにくくなります。

その結果、他の候補者と比べて優先度が下がり、最終的に採用される可能性が低くなるため、注意が必要です。

【就活面接の通過率とは】選考の通過率を上げるには

それぞれの選考の通過率がわかったところで、通過率を上げるにはどうしたら良いかを解説していきます。

先述した通り、選考によって目的や担当する人も変わるので、それぞれで有効な対策も異なるのです。

就職活動がうまくいってない人は、いつもどの段階で落とされるかを把握し適切な対応策を練ることが重要でしょう。

これから就職活動を進めていこうと考えている人も、それぞれの選考で通過率を上げる方法を理解し効率的に進めていきましょう。

書類選考

書類選考では、応募している条件に見合う経歴や資格を持っているか、応募書類の文書から最低限のビジネスマナーやスキルがあるかを判断します。

応募者を絞る選考のため落とすことを目的としているため、減点方式で判断されるのです。

企業側は書類選考で応募条件に合致している人材かを見ています。

そのため、この段階で落ちる人は応募条件を満たしていないか、書類に不備がある場合が多いでしょう。

応募書類が適切か、募集要項を満たしているかを今一度確認してみましょう。

ほかの人から添削してもらう

書類選考を通過するためには、適切な履歴書や職務経歴書を作り上げる必要があります。

そのためには、書類を見る人の目線になって考えることが大切でしょう。

自分が書いた文章から、どんな人物でどんなスキルや経験があると受け取ったかを、自分以外の人に判断してもらうと良いでしょう。

その時に自信が想定していた人物像とかけ離れている場合やアピールが弱いと感じた場合は添削して改善してください。

また、ほかの人に見てもらうことで、自分では気付かなかった不備や間違いに気付けることもあります。

これらの改善を試みても書類選考で落ち続ける場合は、募集要項を満たしていないことが考えられるので、就職する企業のハードルを下げるなどの対策が必要でしょう。

自己PRや志望動機がマッチしているか

自己PRと志望動機が企業にマッチしているかどうかはとても重要になります。

自己PRや志望動機を通して、企業は入社後活躍する姿をイメージできるかどうかを評価しています。

アピールする強みやエピソード、志望理由が企業が求める人物像や業務の情報と合っているかを今一度確認しましょう。

ホームページや説明会でも、企業側がなにを求めているかの情報を得ることができるため、照らし合わせて自己PRや志望動機を構成しましょう。

書類選考で落ちてしまう原因

人気企業の採用は、採用枠に限りがあることが多いため、書類選考で落とされることも多いです。

誤りなく書類を作成することはもちろん、文章でも差別化できるような内容を書くと望ましいです。

スキル不足

企業が掲載している求人情報の中に、求めているスキルが記載されていることは多いです。

そのスキルレベルに一致していないと、書類の段階ではじかれてしまいます。

どうしてもその企業に入りたい場合は、スキルを身に着けることが求められますし、自分が今持つスキルが活かせる範囲内で企業を探すということも大切です。

まずはどんなスキルが必須となっているのかを認識し、そのうえで自分がその条件を満たしているのかを確認するようにしましょう。

定着性の不安

先ほど述べた「定着性」が感じられないことも、書類選考で落ちてしまう原因になります。

アルバイトの転職回数や在籍期間から定着性が低いと判断がされてしまうと、はじかれてしまいます。

もちろん経歴を変えることはできませんが、辞めた理由を明確に持った状態で選考に臨むようにしましょう。

年収希望が合わない

年収希望額が企業とマッチしていないとはじかれる要因につながります。

年収は働くモチベーションにも関係し、それを満たすことができない企業側からすれば、熱意をもって働いてもらえるとは考えにくくなり、書類選考の時点ではじかれる可能性が高いです。

1次面接

1次面接では採用担当者と初めて顔合わせするため、第一印象が重要になるでしょう。

志望者の人柄や基本的なビジネスマナーなど、入社しても問題ない人物かを判断しています。

応募書類に書いてあった話を詳しく聞く中で、求めている条件に本当に合致しているか見ているのです。

こちらも書類選考同様に志望者を絞り込むことが目的のため、減点方式で採点されることが多く、条件に見合わないと判断された時点で不採用と判断されるでしょう。

明確なマイナスを作らない

一次面接は、落とす人を決める面接とも言われています。

合格させるかどうか悩んだら、とりあえず二次面接に進ませてそこで判断するとするケースが多いです。

つまり、明確に不合格になる理由がなければ二次面接に進める可能性が高いため、マイナス要素を作らないと意識することが大切です。

明確なマイナス要素を作らないためには、面接官の質問をしっかりと聞き、適切な回答をすることが大切です。

第一印象の良い振る舞いを身につける

すぐに効果が期待できる対策としては、第一印象の良さを上げることです。

ハキハキとした聞き取りやすい声やスピードで話す、姿勢良く座るなど、すぐに改善できることで第一印象は上げられるので見直してみましょう。

また、ビジネスマナーに加え表情を明るくするといった工夫も、自身や余裕が感じられ、人あたりの良い性格を印象付けることができるので効果的です。

どの職業や企業でも自信があって明るい人柄は好印象を得られることが多いので、普段から意識したり動画を撮ってみたりして身につけていきましょう。

どの企業でも良い第一印象を身につけられたら、企業ごとに求められる人物像を把握しそれに合致するような振る舞いや受け答えができると通過率が上がります。

想定される質問への回答を準備しておく

1次面接は、質問の受け答えからその人が企業にとってふさわしい人材かということを判断します。

そのため、形式的な質問をされることが多いため、よく出る質問を事前に予習しておくことが可能です。

たとえば、自身の経歴や経験による質問はどの企業でも共通してされることが多いので、事前に回答を準備しておくことができるでしょう。

質問に対して瞬時に答えられるだけでも、しっかりとした考えを普段から持っていることを示せ、知的な印象を与えることが可能です。

想定される質問をリストアップしておき、対応する回答を頭の中に入れ面接に望むことで通過率アップにつながります。

1次面接でよく落ちる人は対策不足が原因であることも多いので、質問対策や企業情報などには時間をかけると良いでしょう。

2次面接

2次面接では志望者の絞り込みがある程度終わった状態から、本格的に採用に向けた判断をしていきます。

どれだけ自社で働いてほしいと思われるかが、採用のカギとなるでしょう。

そのため、企業理解の深さや志望度の高さをアピールできると通過率が上がります。

ほかの志望者と比べて付加価値があることや一緒に働きたいと思わせる人柄を示すことが大切です。

1次面接の時より深いことを質問されるので、答えられるように理解を深めておくと良いでしょう。

企業に対しての自分の意見を持っておく

2次面接を落ちる人の特徴に、企業研究が不十分なことが挙げられます。

企業に対しての質問をされた時に答えられない場合や的外れなことを言ってしまうと、志望度が低いものと受け取られてしまうでしょう。

しっかりと企業理解を深め、事業に対しての自分の意見などを持っておくことが大切なのです。

企業研究に十分に時間をかけ、深掘りした質問に対しても答えられるよう準備しておきましょう。

また、1次面接や応募書類と違うことを言ってしまうことで一貫性のなさが露呈します。

就活の軸やしっかり持ち、自身の価値観や主張がブレないように意識しましょう。

業界によっては技術的なことや知識を問われることも多いため、業界でよくされる質問を調べておくのも対策として挙げられます。

最終面接

最終面接では、入社に対しての意思や辞めずにやっていけそうかを確認しています。

最終面接ともなると、役員や社長が直接面接を担当するのが一般的です。

内定を上げても辞退されてしまえばコストや時間が無駄になり、早期退職をされると会社にとって大きな損害となるでしょう。

これらを防ぐため、入社して働いていくことに前向きか、福利厚生などに不満がないかなどの質問がされる場合があります。

また、社長や役員から見て人間性はどうか、考え方はどうかを見られ、会社の価値観や企業理念に合致している人物かが重要になるのです。

志望動機や将来のキャリアなどにより具体性が求められるので、自身がどういう思いで志望したか、入社後にどんなキャリアを思い描いてるかを熱意や実現性とともにアピールしましょう。

何を聞かれても志望度の高さと辞めずに続ける固い意志を見せる

最終面接で通過率を上げるには、どんな質問に対しても志望度の高さや強い意志を見せることが有効です。

たとえば、入社したら今までにないほど忙しくなるが大丈夫か、ほかから内定が出たらどうするかなどの本音の考えを聞き出すような質問がされます。

ここで一瞬でも迷った場合やどっちつかずの返事をしてしまうと不採用を決める決定打になるおそれがあるでしょう。

最終面接で落とされてしまう人の中には、このような意志の弱さを見せてしまっている可能性があります。

嘘をつくのは良くないですが、その企業に本当に受かりたいなら志望度の高さはしっかりとアピールするべきでしょう。

複数社受けている場合は正直に言ったうえで、第一志望であることを伝えることやその企業で働きたい旨を伝えると効果的です。

謙虚さを忘れない

最終面接まで進んだということは、それだけ企業から評価されている証拠です。

しかし、だからといって気を抜いて砕けた態度を取ることや傲慢な印象が見られたらすぐに落とされてしまいます。

社長や役員の立場から見たら候補者は未熟です。

自社をどう思っているかなど会社に対する意見などを聞かれても、謙虚さを忘れずに答えることが重要です。

自分の欠点や足りないところを把握し、入社した後に克服することや成長していきたいという姿勢を示すことで、社長や役員に対しても良い印象を与えることができるでしょう。

また前職を辞めた理由を聞かれた際に、前の職場での不満や自身の正当性を主張するのも謙遜とはほど遠い態度になるので避けたほうが良いでしょう。

【就活面接の通過率とは】面接官の反応でわかる選考通過フラグ

面接終了後、結果の連絡があるまで不安な気持ちになりますよね。

面接官の反応で選考通過しているか予測することができます。

ここからは、その合格フラグを解説していきます。

しかし、これらの合格フラグがあったからと言って、確実に選考通過しているとは限らないので注意しましょう。

メモを多く取っている

特に、二次面接は現場の責任者や管理職が面接を担当している事が多いため、面接終了後に人事部の採用担当者に高評価であった学生について情報共有している可能性が高いです。

そのため、その学生がいいと思ったら、次の面接担当者に伝えるために多くメモをとります。

一方で、どの学生でもしっかりとメモをとって合否を判断するケースもあるので注意が必要です。

次の選考のアドバイスがある

「次は〇〇の質問があるので準備してきてください。」など、面接中や、面接の最後に次の選考のアドバイスがある可能性があります。

次の選考のアドバイスがあった場合は高確率で選考通過していると言えるでしょう。

一方で、面接自体のフィードバックがあった場合は、「他の企業を受けるときは、、」という意味でアドバイスされている可能性もあるので注意しましょう。

【就活面接の通過率は?】選考通過率を底上げしたいときは?

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また、模擬面接についてはこちらの記事で紹介しているのでぜひご覧ください。

まとめ

今回は書類選考から最終面接までの通過率と、どのようにすれば通過率を上げられるのかという対策について解説してきました。

就職活動を進めている人の中でいつも同じ選考段階で落ちている人は、必ず原因があるので、今回紹介した対策を実践することで通過率アップにつながる可能性があるでしょう。

選考が進むにつれて深掘りされて聞かれる傾向にあるので、より具体的に答えることや志望度が高いことを示せるような印象を与えることが重要です。

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