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はじめに
「就活やらなきゃいけないけど、やる気出ない...」
こう思ってる学生さん、多いのではないでしょうか。
サマーインターンやウィンターインターン、最近では本選考が始まった企業も増えてきています。
就活も早期化してるといわれているので企業の動きもだいぶ早まってきております。
ESや履歴書、Webテストの勉強などやることはいっぱいあります。
友達が就活に意欲的でインターンや説明会に多く参加している場合、自分だけ取り残された気持ちになるかと思います。
この記事では、そもそもなんでやる気がなくなってしまったのか、対処法などを解説していきます。
【就活のやる気が出ない】原因とは?
複数あります。
「面倒」だと思っている場合や「そもそもやり方が分からない」など。
学生さんの価値観によって変わってくるので、細かく解説していきます。
・漠然とした不安
・何をやればいいかわからない
・やることが多そうで面倒
・やりたいことがない
・他にしたいことがある
・まだまだ遊びたい
漠然と不安
就職活動=大変というイメージを持つ人が大半でしょう。
日本は働く満足度ランキングが先進国の中でも下位に位置するといわれているので、学生がそういうイメージをもってしまうのもしょうがないことでしょう。
世の中の社会人が仕事に対してネガティブなイメージをもっているところから、就職活動も悪いイメージを抱きがちです。
また、今までとはがらりと変化する生活スタイルにも不安を覚える学生も多いです。
変化を好まない人は特にそうなるのではないでしょうか。
何をやればいいか分からない
やらなきゃいけないのは分かっていても、何から手を付ければいいか分からないから動けないという学生も多いです。
「周りが就活を始めてるから」という理由が多いので、そのあとのアクションとして説明会に参加するまでができないといった場合もあります。
この一歩を踏み出せるかが肝心になります。
やることが多そうで面倒
冒頭でも述べたように、就職活動のフローとして
自己分析→企業選び→説明会やインターン→書類選考、SPI→面接→内定
といった形になるので、やることがまず多いです。
エントリー、スケジュール調整、説明会参加後のES提出や面接対策準備を並行して行っていかなければなりません。
この工程を面倒と思ってしまうため、就職活動を行うことが億劫になってしまいます。
大学生はその間でもアルバイトをしてることが多いのでスケジュール管理は非常に重要になります。
やりたいことがない
就職活動を始めた学生さんのほとんどがこの言葉を発します。
結論から申し上げると、やりたいことがないのは当たり前です。
今までの人生は義務教育が終わり、高校卒業したら大学に行くというレールがある状態で進んでいたと思います。
しかし、大学卒業した後の人生にはレールがありません。
自分次第で可能性は無限にあります。
ですので、そこの将来を学生のうちから考えられる人はごくわずかです。
だからこそ、やりたいことができたときにできるような自分になってるというように考えると気持ちが楽になるのではないでしょうか。
他にしたいことがある
先述とは反対に、やりたいことがある場合は就職活動に身が入らないというのもよく聞きます。
よくあるのが「役者になりたい」「海外に行きたい」「起業したい」「プロスポーツ選手になりたい」「実家を継ぐ」などです。
この場合はやりたいことが決まっているが不安定ではあるから一応就職活動をしようという思いなので、目の前のことに注力したいという気持ちが先走ってしまいます。
どちらもやろうと思うと、どちらも中途半端になってしまうので決断をしましょう。
自分の将来をどのようにするかは自分次第です。
何が最適な選択になるのかを熟考し優先順位をつけていきましょう。
まだまだ遊びたい
大学生ならではの悩みだと思います。
就職活動を始めると、時間が拘束されてしまうので遊ぶ余裕はなくなります。
だからこそ割り切って、できるだけ早く就活を終わらせられるようにするか、遊びたいことをやり切ってから就活に臨むかを選択します。
ゴールを設定することで就職活動をより進めやすくなるかと思うので意識してみましょう。
【就活のやる気が出ない】そんなときの対処法は?
今まで述べてきたように、就職活動は人生の分岐点。
だからこそ、ここで道を切り開いていかないといつまでも始めることができません。
やる気が出ない時期を乗り切るためにどういう対処法があるのかをここから紹介していきます。
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休む
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就活が終わった時のことを考える
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人に頼る
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趣味をめいっぱい楽しむ
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OB・OG訪問
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小規模のイベントに参加する
休息をとる
しんどい時は、休みましょう。
やる気が出ないのに就職活動をし続けても意味がないです。
企業の説明は耳に入ってこないし、履歴書の作成もうまく進まないでしょう。
まずは休息をとり、やらなければいいのです。
ただ、就職活動から逃げるための時間にするのではなくあくまで心身ともにリフレッシュしてコンディションを整えるために使いましょう。
就活が終わった時のことを考える
終わらないゴールだと思うから、モチベーションが落ちてしまいます。
就職活動を終えて、やりたいことを思い浮かべてみましょう。
つらいことしかないと捉えるのではなくその先にある楽しいことを考えるだけでも気持ちが前向きになります。
卒業旅行の計画を友達としてみたり、今までは時間がなくて諦めていたことを大学生活最後で思い出を作ることができるかもしれません。
人生の夏休みといわれている大学生活を、謳歌するためにも就職活動がんばろうと奮起できるでしょう。
人に頼る
就職活動の期間のゴール設定ができたら、色んな人の話を聞いてみましょう。
先輩から就活経験談、就職活動の基礎を学ぶためにエージェントの登録など、自分から情報を獲得しにいきます。
自分から行動していくことで、気づいたらスケジュールが埋まってきていたり、自然と就職活動について考える時間が増えると思います。
また、やる気が出ない学生の特徴としてあるのが1人で抱え込んでしまうことです。
友達や周りの人に相談できない状態だとストレスがかかってしまうので誰かに頼るというのを意識してみましょう。
趣味をめいっぱい楽しむ
徐々に就活のモチベーションがあがってきたところで趣味に没頭してみましょう。
就職活動を楽しくできている人ほど、自分の時間をしっかり確保してることが多いです。
オンとオフの切り替えがモチベーション維持のカギになっているかもしれません。
就活一直線になりすぎず楽しんでいきましょう。
OB・OG訪問
OB訪問することで、実際に働いている人のリアルな話を聞くことができます。
社会人が普段どういう生活をしているのか、考え方など聞くことができるので刺激的なことが多いのではないでしょうか。
様々な企業の社員の話を聞くことができるのは就活生の特権ですので、悩みや気になることを相談してみてもいいかと思います。
また、自分が社会人になったらどんな風に働きたいか、どんな人になりたいかというようなロールモデルも見つかるかもしれませんので積極的に参加をしていきましょう。
小規模のイベントに参加してみる
小規模のイベントに参加するメリットとしては、人事とより密に関わることができることです。
合同説明会などは参加する企業も学生も大規模なので周りと比べて落ち込んでしまうこともあるかもしれません。
しかし小規模であれば、小さい疑問等もすぐに聞くことができるので構えることなく参加できます。
また、グループディスカッションもイベント内容に組みこんでいるところも多く就活レベルもあがることは間違いなしです。
【就活のやる気が出ない】就活生がリアルにやっているリフレッシュ法を紹介
・十分な睡眠
・運動する
・友達と外出する
・1日なにもしない日をつくる
十分な睡眠
ESの提出に追われ寝る間も惜しんで作成をすると次の日に大きく影響します。
睡眠とは人間の休息時間なので、体の修復も行ってくれます。
したがって、十分に睡眠をとることこそが翌日のパフォーマンス向上につながりストレスの軽減にもなります。
予定を詰めすぎるのではなく、しっかり睡眠時間を確保します。
人によって変わりますが、理想の睡眠時間は6〜7時間といわれているのでこれを下回ることはないようにしましょう。
運動する
元々部活動に所属していて、日常的に体を動かしていた人はこれでリフレッシュしてることが多いです。
体を動かすことで脳も活性化し判断も冴えます。
運動をしていた人が閉鎖的になってしまうと、余計やる気も出なくなるので積極的に取り入れていきましょう。
社会に出てからも、企業によっては朝の運動30分を推奨しているところもあるので実際に効果的といえます。
友達と外出する
飲みに行くことや、プチ遠出をしてみるなど非日常を体験してみましょう。
そうすることで就職活動の詰まったスケジュールから解放され、リフレッシュすることができます。
また、友達も就活をしていたらそこで情報の共有やお互いの刺激にもなります。
実際に学生からよく聞くのが、アルバイトもリフレッシュになるとのことなのでシフトを入れる日程を決め、調整していけるといいでしょう。
1日なにもしない日をつくる
就職活動の予定も、友達との遊びもアルバイトも何も入れない日です。
なにも予定がなく時間に縛られないことで次の日を新しい気持ちで始めることができます。
また、全く何もしないでいると焦りを感じる人も一定数いるので明日からがんばらなきゃと一層やる気が出る場合もあります。
人によって効果は様々ですが、休む勇気をつけてみるのも就職活動成功への鍵になるでしょう。
まとめ
就職活動にやる気がでないことに対して、どんな理由がありどういう対処をすればいいかをここまで説明してきました。
しかし、やる気がでないことは悪いことではありません。
やる気が出ないのであればやらなければいいのです。
しかし、今の選択と行動が将来の自分にも影響するので後悔しないように少しずつ自分と向き合っていくことが大事になってくるでしょう。
周りとは比較せず、あくまで自分のペースで進めていくことをおすすめします。