この記事を読んでわかること
・素直さをアピールする自己PRのポイント
・自己PRのおすすめ構成
・素直さをアピールする際の例文
この記事をおすすめしたい人
・素直さをアピールするポイントを知りたい人
・自己PRのおすすめ構成を知りたい人
・自己PRに不安がある人
はじめに
エントリーシートを記入する時や面接の際、自分の素直さを強みとして採用担当者にアピールしたいと思っている人に向けて、自分を魅力的にアピールする方法・例文について解説していきます。
就活生に素直さを求める企業は決して少なくありません。
しかし、「具体的にどうアピールしたら良いかわからない...。」と感じている人も多いのではないでしょうか?
今回の記事がESを書く際の手助けになればと思います。
【素直さをPR】そもそも素直さって?
そもそも素直さとは何なのか、定義を説明します。
素直さとは、ありのままで飾らない心のありようです。
見栄を張ったりひねくれたりしない、誠実で真っすぐな人柄と言い換えても良いでしょう。
ビジネスにおける素直さの例として、「人からの指摘を受け止められること」が挙げられます。
欠点や間違いを指摘されたときに、それを受け止められないようでは素直とは言えません。
相手の言い分に耳を傾ける謙虚さと、そこから自分を見つめ直して改善につなげられる柔軟性こそが素直さなのです。
【素直×自己PRと言い換え方法】自己PRを聞く理由
自己PRは、履歴書や面接だけでは伝わりにくい応募者の強みや価値観、過去の経験から得たスキルなどを具体的に知る手段です。
これにより、企業は応募者が自社の文化や業務に適応できるか、どのように貢献できるかを評価できます。
また、自己PRを通じて応募者のコミュニケーション能力や自己分析力も見極められるので、総合的な人物像を把握するための重要な要素でもあるのです。
このように、自己PRは企業と応募者のマッチングを確かめる重要な役割を果たしていることを、あらかじめしっかり理解しておきましょう。
価値観を知るため
就職活動において、企業が自己PRを尋ねる理由のひとつは、その人の価値観を把握するためです。
自己PRを通じて応募者の価値観を理解することで、企業の文化や理念に合致しているか、また長期的に企業で働いてくれそうかなどを見極めています。
価値観が一致する場合には、社員は企業に対する満足度が高まり、仕事に対するモチベーションも維持しやすくなるためです。
その結果として、離職率の低下や生産性の向上が期待できるため、企業は応募者がどのような状況で力を発揮し、どのような環境で成長できるのかを知りたいと考えています。
価値観を共有することにより、企業と応募者の間に強い信頼関係が築かれ、互いにとって有益なパートナーシップが形成されるのです。
このように、自己PRを通じて応募者の価値観を知ることは、企業にとって非常に重要なステップであり、適切な人材選びにおいて欠かせない要素といえるでしょう。
企業とのマッチ度を知るため
企業とのマッチ度が低いと早期離職のリスクが高まり、そうなれば企業側だけでなく、求職者側にも多大な時間や費用の浪費が生じます。
企業は、新たな人材を再度採用するためのプロセスを再開しなければならず、それに伴うコストやリソースの負担が大きくなることもあるでしょう。
一方で、求職者も新たな就職先を見つけるための活動を再度行う必要があり、これもまた時間と労力を費やすことになってしまいます。
このような状況を避けるためにも、企業は自己PRを通じて、求職者の価値観やスキルが自社の求めるものと一致しているかを判断しようとしています。
企業と求職者の双方にとって有益な情報交換の場を通じてミスマッチを減らすことで、満足度の高い雇用関係を築く一助となっているのです。
モチベーションの源泉を知るため
「何かを成し遂げたい」というような目標やモチベーションがなければ、仕事で高いパフォーマンスを発揮することは難しいといわざるを得ません。
そこで企業は、応募者の内なる動機や情熱を理解し、それがどのように業務に役立つかを見極めたいと考えています。
高いモチベーションは、困難な状況でも粘り強く取り組む姿勢や、成長への意欲を示すものですから、企業は自己PRを通じて応募者がどのような状況で最も力を発揮するのかを判断しているのです。
さらに、その背景にある経験や価値観を掘り下げることにより、応募者のモチベーションの高さを把握しようとしています。
これらの要素が総合的に判断され、企業はその人が自社の文化や価値観に適合するかどうかを見極めるのです。
したがって、自己PRは単なる自己アピールの場ではなく、企業が応募者の姿を知るための重要な手段となっていることを理解しておきましょう。
【素直さをPR】企業が素直な人を求める理由
企業はなぜ就活生に「素直さ」を求めるのでしょうか。
それは、素直な人はビジネスシーンにおいてあらゆる物事をスムーズに進められるからです。
ここからは、企業が素直な人を求める具体的な理由について解説していきます。
以下の項目をチェックし、自分の自己PRを見直してみると、新たな改善点が見つかるかもしれません。
上司の言うことを聞く
素直な人は、基本的に上司の指示にきちんと従います。
報連相が確実にできていることの表れでもあり、チームの一員として信頼してもらえるでしょう。
無駄なやり取りが少ないため、作業の効率も上がります。
ただし、素直であることは決して「何でも言うことを聞くイエスマン」ではありません。
相手の声に耳を傾け、正しい指摘を謙虚に受け止める誠実さこそが素直さなのです。
我を通そうとして指示に従わず独断で行動するよりも、素直に指摘を受け止めてひたむきに業務をこなす方が、上司からの信頼も得やすくなります。
成長が見込める
素直な人はその都度疑問点を解決するため、業務を速やかにこなすことができます。
質問せずにいつまでも疑問を抱え込んでいては、仕事はスムーズに進みません。
また素直に指摘を受け入れられない人は、自分の欠点と向き合うことができず、そこで成長が止まってしまいます。
一方で素直な人は、自分がわからないことについて謙虚に質問することができるので、自身の改善点を発見できます。
欠点が早期に改善され、結果的に成長することができるのです。
どんな環境でも馴染むことができる
素直な人はどのような環境にも対応できる適応力があります。
意見に反発すること無く、受け入れる姿勢を持っているため柔軟な思考をすることができます。
また、素直でない人は環境やルールにうまく馴染むことができません。
そして、上司の意見も聞き入れることができないため成長が停滞します。
近年のAI化などでも挙げられるように、企業には新しい技術・エネルギーが導入されてきています。
そんな中で、素直な人は新しいエネルギーを100%そのまま受け入れることができるので重宝されるのです。
【素直×自己PRと言い換え方法】与えてしまうマイナスな印象
素直なところは、プラスな印象を与えることが多々ありますが、必ずしもそれだけで済むとは限りません。
なぜなら、逆にマイナスな印象につながることもあるからです。
そのため、ここでは具体的にどのような悪い印象を与えてしまう可能性があるのかを、2つ紹介します。
これから目指す企業によっては、このようなパターンも出てくることがあるため、注意しなければいけません。
受け身である
まず物事に対していつも素直に対応できる人は、どんなことでも聞き入れられる半面、あまり主体性がないように見られてしまうおそれがあります。
つまり、受け身でしか行動できないのではないかと、企業から思われてしまうかもしれません。
もちろん状況によってはきちんと話を聞いて行動することも大切ですが、常に受け身の人はどうしても人に流されやすいタイプに見えてしまいます。
あくまでも企業が望む素直な人というのは、変なところで意地を張るのではなく、受け入れるべき意見に関してはきちんと受け入れられるような人のことを指すので、アピールの仕方には注意しなければいけません。
それさえ理解できていれば、素直さをうまくアピールにつなげられるようになるでしょう。
思考力が低い
素直なタイプの人は、人によって思考力が低いのではないかと考えるケースもあります。
その理由は、どんな人でも簡単に思いつくようなアピールポイントだからです。
単純に「私は素直なところが強みです」と伝えること自体は、確かに難しいことではありませんし、誰でも考えるようなことだといえるでしょう。
そのため、自己PRで素直さをアピールする際には、もう少し言い方を変えていかないとマイナス評価につながってしまうおそれがあります。
思考力が低いと思われた時点で不採用が確定してしまうこともあるので、具体的に何がどう素直なのかを、きちんと自己PRで伝えなければいけません。
そうすれば、どんな企業も初めてプラスに捉えてくれるでしょう。
優柔不断
応募者が優柔不断かどうかを見極めるためということも理由のひとつで、なぜなら素直な人は多くの意見を聞き入れる傾向があるからです。
これは一見すると良い特性のように思えますが、実際にはデメリットも存在し、多くの意見を取り入れようとすることで、最終的な意思決定が遅れる可能性がないとも言い切れません。
企業は迅速かつ効果的な意思決定が求められる場面が多いため、優柔不断な人材が組織に与える影響を懸念します。
そのため自己PRでは応募者の判断力、あるいは決断力を探る質問がよく投げかけられます。
自己PRを通じて企業は、応募者がどのように自分の意見を持ち、他人の意見を参考にしつつも迅速に意思決定を行えるかどうかを見極めようとしているのです。
したがって、企業が自己PRを重視する背景には単なるスキルや経験だけでなく、応募者の優柔不断さを回避して組織の効率を高めるための重要な指標としての役割があるというのも忘れてはなりません。
【素直×自己PRと言い換え方法】自己pr作成のポイント
就職活動における自己PRは、自分自身の魅力を企業に伝えるための重要なツールです。
成功するためには自分の強みやこれまでにしてきた経験を的確に表現し、採用担当者の心に響かせることが求められます。
ここからは、自己PRの作成において押さえておきたいポイントや、具体的な書き方のコツを詳しく解説していきます。
効果的なエピソードの選び方や構成の工夫など実践的なアドバイスを提供しますので、それらを参考に、自信をもってアピールできる文章を作成しましょう。
具体的なエピソードを考える
自己PRを作成する際の重要なポイントは、具体的なエピソードを盛り込むことです。
具体的なエピソードを含めることで、アピールポイントの説得力が格段に増します。
たとえばリーダーシップをアピールする場合は、単にリーダーシップがあると伝えるのではなく、具体的なプロジェクトや活動を取り上げましょう。
大学のサークル活動での経験においてイベントの企画を任されたこと、チームメンバーと協力しながら目標を達成したことなど、具体的な状況や成果を述べるとよいでしょう。
このような具体的なエピソードは、採用担当者にあなたの能力や人柄をより明確に伝えることができ、印象に残りやすくなります。
自己PRを通じて、どのような価値を組織にもたらすことができるのかを具体的に示すことで、他の候補者との差別化を図りましょう。
成果をアピールする
具体的なエピソードを伝えるとともに、成果をアピールするのも効果的です。
たとえば、何かしらの大会での優勝やコンクールでの入賞など、明確な成果を示せると自己PRが印象に残りやすくなります。
企業は、応募者の能力や実績を評価する際に、具体的な成果に基づいて判断することが多いため、自分の経験や努力がどのような結果をもたらしたのかを伝えることが重要です。
これらの成果を通じてどのような困難に直面し、それをどのように克服したかを説明することで、問題解決能力や忍耐力もアピールできるでしょう。
さらに、チームでの協力体制やリーダーシップを発揮したエピソードを交えることで、協調性やリーダーシップのスキルも示すことにもつながります。
このように、具体的な成果を盛り込んだ自己PRは、採用担当者に対して自分の強みや価値を明確に伝える有力な手段となるのです。
素直さを言い換える
素直なことを長所としてアピールするのはよくあることであり、作成するのに多くの人が試みることでしょう。
しかし、素直さという言葉だけでは一般的であり、差別化が難しいため別の言葉で表現することを考えるとよいでしょう。
たとえば、「温順」「真摯な姿勢」などの言葉を使うことで、自身の特長をより具体的に伝えることができるかもしれません。
これにより面接官に対して人間性や働く姿勢が、他の応募者との違いとして明確に伝わりやすくなります。
温順な性格でどんな状況でも冷静に対応できる、真摯な姿勢で業務に取り組み向上心を持って成長を続けているといった表現にするのがおすすめです。
このようにすることで、素直さが具体的な行動や態度として示され、より信頼性の高い自己PRになるでしょう。
【素直×自己PRと言い換え方法】素直さの言い換え
「素直さ」を具体的に説明するために、いくつか別の表現を取り入れてみましょう。
「素直さ」の言い換えには、たとえば「真面目」「表裏が無い」「ストレート」などが挙げられます。
言い回しが変わることによって印象が良くなり、一歩踏み込んだ表現ができます。
欠点を早期に解決するところを評価してほしいのか、それとも周囲とうまくやっていけるコミュニケーション能力をアピールしたいのか、目的によって使い分けましょう。
真面目
真面目は影響力のある言葉です。
真面目という言葉で、「一つのことを従順に成し遂げる」「目標に向かってコツコツ努力できる」というイメージをつけることができます。
そして真面目であれば、欠点を早期に解決することができます。
また、自分の許容範囲を超えた場合に、人に頼ることができたり相談を行うことで早期に問題を解決することが可能になります。
表裏が無い
表裏が無いことで、信頼感の増加を図ることができます。
それは、正直に話すことができるからです。
また、誠実さだと思われることにつながることがあります。
そして、表裏がない事は相手に安心感を与える効果があります。
そのため周囲とうまくコミュニケーションをとることができることが多いです。
ストレート
ストレートな人は曲がったことが嫌いなので、決められたルールをしっかり守ることができます。
決められたルールを適切に守ることでチームワークの発揮が求められる場合、効果的に力を発揮することが可能です。
【素直×自己PRと言い換え方法】素直さと合わせてアピールしたら良い力
素直さをアピールする際には、そのままでは受け取られ方に注意が必要です。
企業に好印象を与えるために、素直さに加えて他の強みを併せてアピールすることで、バランスの取れた自己PRが可能になります。
以下にその具体的な力を紹介します。
積極性
素直さは、時に「消極的」というネガティブな印象を与えることがあります。
しかし、積極性を同時にアピールすることで、このマイナス面を補うことができます。
例えば、他者の意見を受け入れた上で、自ら進んで行動した経験を加えると、「素直であるが、自分から積極的に挑戦する姿勢がある」というポジティブな印象を与えられます。
主体性
「素直」という表現は、時に「自分の意見がない」「他人に流されやすい」という誤解を招くことがあります。
そのため、素直さに加えて主体性をアピールすることが重要です。
自分の考えを持ちつつも、他者の意見を柔軟に取り入れて行動する姿勢を示すことで、単なる受動的な人材ではなく、強い意志を持った人物として評価されるでしょう。
柔軟性
素直さをアピールする際、自然と「柔軟性」も強みとして伝えることができます。
様々な状況で異なる意見や方法を取り入れ、それに適応できる柔軟さを持つことは、現代の職場では非常に重要なスキルです。
例えば、新しい環境や業務に対して柔軟に対応できた経験を自己PRに加えることで、より魅力的な人材像を示すことができます。
【素直さをPR】自己PRの基本的な書き方
ここからは、素直さをアピールできる自己PRの書き方について説明します。
まず、あなたがいくら「私は素直です」と言っても、具体例がなければ面接官には伝わりません。
自分自身を振り返って、素直さが発揮できたエピソードを用意しましょう。
エピソードは具体的な数字や規模感を交え、肉付けするほどに説得力が増します。
他人から借りた言葉ではなく、あなた自身の言葉で説明しましょう。
あなたが素直さを発揮した結果、どのような成果を得られたか、他者からどう評価されたのかを伝えるとより良い印象になります。
再現性が重要!
自己PRには「再現性」があることが大事です。
再現性とは、別の状況でも同じような効果を得られることです。
あまりにも特殊な状況でしか活かせないのであれば、それは自分の強みではありません。
どんな状況でも、自身の強みによって一定の成果を出すことができることをアピールをするのが望ましいと言えるでしょう。
実際に入社した後の姿をイメージし、採用担当者の心に残るエピソードを絡めながら伝えるようにしてください。
①結論
自己PRではまず、文章の中で1番言いたいことを結論として書きます。
一般的には「結論ファースト」と呼ばれており、冒頭部分で「私は、〇〇です。なぜならば〜」と続けることによって人事が見た際に「この人は何が言いたいのか?」を端的に理解することが出来ます。
また、「結論ファースト」で書き始めることによりインパクトを残すことが出来ます。
何万人ものES対応や面接対応をしている人事に印象を残すことでES通過や面接通過に繋がります。
②具体的なエピソード
冒頭で「結論ファースト」で話しかけてから次には、「具体的なエピソード」にもっていきます。
曖昧なエピソードではなく、数字などを用いた具体的なエピソードを伝えることによって説得性が増し、相手の「もっと知りたい!」という知的好奇心を掻き立てることが出来ます。
ここを上手く書くことができれば、面接官からの質問が絶えない?かもしれません。
またESを通過した後の話をすると、面接では必ず深掘りがなされるので、ここで具体的なエピソードを作成しておくことで面接でも対応することが出来て、なおかつ一貫した話をすることが出来ます。
③企業で活かせられるポイント
「具体的なエピソード」を記述した後は、「企業で活かせられるポイント」について書いていきましょう。
最初に”再現性”がある話をするといいということが記されていますが、ここでの企業で活かせられるポイントと親和性があります。
企業で実際何が貢献することが出来るかを明確に明示することで、企業の求めることとその人物とのマッチ度を示唆させることに繋がります。
また、人事に向けて企業の即戦力としてアピールすることが出来ます
【素直さをPR】「素直さ」をアピールする例文エピソード別
【素直さをPR】自己PRの基本的な書き方で述べた、①・②・③を参考にしながら説明していきたいと思います。
自己PRで述べる素直さとは、あくまで企業から見て望ましいと思える柔軟性と応用力の高さです。
自分の強みとしての素直さが何なのか頭の中でよく整理し、企業にとって魅力的だと思えるエピソードを盛り込みましょう。
以下は一例ですので、自身の経験と照らし合わせながら読んでみてください。
例①ゼミ
想像と異なった状況を柔軟に受け入れ、どんな場面にも適応できる素直さが私の強みです。
大学3年のゼミ選びで、この強みを発揮することができました。
当初、私は専門分野への理解を深められるゼミを選ぶつもりでいました。
ところが、選んだゼミは交流を中心にした、コミュニケーションを重視するゼミだったのです。
ゼミ選びに失敗したかと思いましたが、私は持ち前の素直さを発揮してすぐに視点を変えました。
今この時期にしか触れられない経験を積めるのであれば、これはむしろチャンスだと考えたのです。
私はゼミ生同士の交流に積極的に参加し、さまざまな人脈づくりに奔走しました。
また、4年生のときはゼミ長に指名され、リーダーとして交流の中心に立ちました。
それまで学問に打ち込むあまり他者とのコミュニケーションをおろそかにしていましたが、人脈を足がかりに新たな経験を得て、高い評価をいただいたのです。
貴社においても、先々の状況を素直に受け入れ、自分の能力を発揮したいと考えています。
解説
失敗したと思ったゼミ選びを、自身の素直さで好転させた内容になっています。
想像と違う状況であっても素直に受け入れて行動できることを具体的に伝えられれば、目標の内定に一歩近づくことができるでしょう。
例②ゼミ
私の強みは、自分が正しいと思ったことを実直に実行する素直さです。
大学3年生のゼミ活動でこの力を発揮することが出来ました。
ゼミに参加するまでの大学1年生の時、特に学校での「周りがこうしているから〇〇を行動する」という受身的な感情を抱いていました。
例えば、学校で受ける講義を本当に自分のやりたいことを優先するのではなく、友達と合わせて講義を選んでしまったりしたことです。
大学2年生のゼミプレゼン大会では、「プレゼン内容がありきたりすぎる。」と世間並みで個性が無いことを指摘されました。
そこから3年生に進級して「このままではいけない。何か意識を変えなければいけない
。」と思い、講義も自分の興味がある講義を受講するなど自ら主体的に行動をしていきました。
みるみる自分の意識が変わっていき、自分が少しでも良いと思った市場調査はたとえ規模が小さかろうがひたむきに実施をしていきました。
2回目のプレゼン大会では努力面を評価されたり、講評においても「新規性があり、魅力的なプレゼンである。」と評価されるようになりました。
貴社に入社した際には、ここで得られた思ったことを実行する素直さを活かし、素早く成長することが出来ます。
解説
ゼミ活動を通して素直さが身につき、素早く成長することが出来るようになったという内容となっています。
また、外的環境の素直さではなく、内発的に生じる素直さを持ち備えていることで人事に当事者意識を持っているという印象を残すことが出来るようになります。
例③留学
私の強みは、他者から迷わずアドバイスを求められる素直さです。
留学を始めた当初、想像以上に現地での会話ができず、周りの人とコミュニケーションが取れない状況が長く続きました。
当時は、恥ずかしさのあまり外に出られないほど落ち込んでいました。
いくら参考書を読んで語彙を増やしても会話力は向上しなかったため、私は周囲の人に助けを求めることにしたのです。
ホームステイ先の家族や友人、学校の先輩などに自分の語学力の低さを素直に打ち明け、アドバイスを求めました。
「間違っていたらどんどん指摘してほしい」と訴えたのです。
困っているから助けてほしいと素直に打ち明けたことで、彼らは気さくにアドバイスをくれるようになりました。
毎日の何気ない会話の中で言い回しや慣用句を教えてもらえるようになると、会話力は飛躍的に向上しました。
プライドや羞恥心にとらわれず、素直に助言を求めることにより状況を改善することができたのです。
貴社においても素直に助言やアドバイスを求め、どんなトラブルが起きても速やかに状況改善に努めていきたいと考えています。
解説
自身の素直さを活かして会話力を向上させた内容となっています。
他人の指摘を率直に受け入れられる素直さは、あらゆる状況で応用が利くためそのような人を高く評価する企業も少なくありません。
また、慣れない環境下でも柔軟に振る舞える応用力の高さもわかる内容にもなっている点も魅力です。
例④部活
困難な状況でもアドバイスを素直に受け入れ、努力できることが私の強みです。
サッカー部に所属していた私は、なかなかレギュラーになれず補欠止まりの日々を送っていました。
体格に恵まれず、相手選手に競り負けてしまうためです。
しかし、部活顧問からの「今は腐らず、基礎練習を続けて頑張ってほしい」とのアドバイスを素直に受け止め、ひたすら練習に打ち込みました。
そうして黙々と練習に励んでいると、3年生にしてようやく結果が出るようになります。
体格が良くなり、それまでの基礎練習で培ったテクニックが何倍にも活きてくるようになったのです。
しっかりと基礎が身についていたため、どんな場面でもほかの選手に競り負けない運動能力を得ることができました。
私は3年目にしてようやくレギュラー入りを果たし、中心選手としてチームに貢献できるようになったのです。
その後、東京都内で開かれた大会で優勝することもできました。
貴社に入社後も、先輩の方々から受けるアドバイスに従って行動し、売上アップに努めてまいります。
解説
なかなか結果が得られない状況でも顧問のアドバイスを受け入れ、部活動で結果を出したという内容になっています。
すぐに成長が望めなくても、ひたすら打ち込むことができる素直さを持つ人材であることが伝わるでしょう。
例⑤部活
私の強みは、表裏がなく、素直さを持ち備えているところです。
また、周りから「嘘をつかない」と信頼され、絆が深いチームワークに繋げることができる点も強みであります。
私は毎年一位を獲得している強豪校の野球部に所属しており選抜連覇を期待されていましたが、2年生の時に大きな失敗を犯しました。
毎年勝っているチームであるにも関わらず結果が悪く、それほどいい結果を残すことができませんでした。
そこで後悔したことが2つあります。
それは、練習に出なかったことと新入生が入ってきても怖がられたりしてチームワークが悪化していたことを改善しようとしなかったことです。
これら2つは敗因の一つであるので、コミュニケーションをしっかり取って後輩から慕われるようになりました。
指摘する際には嘘ではぐらかさず本音で言うことによって、メンバーも本気で向き合ってくれるようになり、チーム全体の熱意が変わり、「来年は絶対に敗北したチームに勝ち、確実に連覇をする!」という目標が生まれました。
ようやく努力が実り、1年後には無事に優勝をすることができました。
貴社に入社した際には、持ち前の「嘘をつかない素直さ」で事業部全体の活気を高めることができます。
解説
野球部での「嘘をつかない素直さ」によりチーム全体の状態を改善することが出来たことについて言及されています。
悪い意見も誠実に言えることは、仕事に本気で向き合ってくれるというイメージ作りに繋がります。
例⑥アルバイト
私の強みは、言われたことを聞き入れて改善できる素直さです。
大学生活3年間、大手コーヒーチェーンの接客業を行っていました。
新人の時、覚えることが沢山あって苦戦をしていました。
私が働いているコーヒーチェーンにはドリンクメニュー・フードメニューともに豊富な種類があります。
また、毎月ごとに新メニューが発売されるためメニューが変則的です。
メニューを覚えることが大変であったり、お客様の意見を正確に聞き取ることが難しかったです。
ホットコーヒーをホットでと注文された際にコーヒーだと認識できず注文を間違えてしまった経験があります。
周りの先輩から「分からないことがあったらすぐに相談してね。」と言われました。
以来、すぐに先輩に相談するようになりました。
アルバイトを初めて1年が経つ頃には、時間帯責任者を任せられるほどに成長しました。
解説
大手コーヒーチェーン店でのアルバイト経験から得られた素直さのエピソードについて説明されています。
言われたことを聞き入れる素直さは、社会人において必須なスキルだと考えられます。
例⑦アルバイト
私の強みは、謙虚さを持って素直に行動することができることです。
私は、大学1年生の春から3年間大手コーヒーチェーン店で時間帯責任者を勤めていました。
コーヒーチェーン店でアルバイトをするようになった経緯として、昔からカフェの店員に憧れを持ち、お客様やそこで働く従業員から感謝されたいと感じており大手コーヒーチェーンがその願望を実現することが出来ると思ったからです。
また、リーダーを経験することで他の人と違った視座を得たいと考え自ら立候補しました。
実際に経験してみて、作業を行う人・それをチェックする人・作業を取りまとめる人の存在を改めて知ることができました。
この経験からそれぞれの人への感謝を持つことで謙虚に仕事ができるようになり、周りから尊敬されるようになりました。
また、持ち前の謙虚さをもった素直な心でベスト接客賞を受賞することができ、お客様の信頼度の向上に繋げられました。
貴社に入社したら、リーダー的目線・従業員側目線の考え方を持ち、素直に意見を聞いて取り入れる姿勢を大切にしながら仕事に取り組んだりすることで貢献をしていきたいと考えています。
解説
リーダーを体験することで素直さを取り入れることができるようになり、周りから尊敬されるという経験について説明されています。
2回目の大手コーヒーチェーンでのアルバイト経験について記述されていますが、「素直」のエピソードでもさまざまな視点から語ることができます。
例⑧インターン
困難な状況に至っても、周りの意見を素直に聞き入れることが私の強みです。
大学3年生の1年間営業のインターンに参加しました。
大学1•2年生はコロナで授業もオンラインで、サークルも活動することが出来ませんでした。
大学生活のスタートダッシュはいいものではありませんでした。
コロナ政策が緩和された頃、周りのみんなが長期インターンに参加し始めました。
就活のことを何も考えていなかった私は焦りを覚えました。
「何か行動しなければ!」「何か結果を残したい!」
そう思った私は、長期インターンに参加しました。
「ここでなら大学生活を充実できる!」
しかし、厳しい現実を突きつけられました。
1ヶ月営業に時間を費やしているにもかかわらず契約は0件...。
「この状況をなんとかしないと!」と考えました。
上司に相談して、出勤後毎回ロープレを行いました。
上司から「目的を目標にしてはいけない」という言葉をかけられました。
その言葉を心に留めて日々練習を重ねました。
また、上司からいただく客観的な意見をメモに書いて何度も見返しました。
どんどん契約数は伸びていき、1ヶ月で12件月間MVPを獲得することが出来ました。
貴社に入社しても、何事にも素直に聞き入れる姿勢が最速で成長することに繋がると感じました。
解説
成績を残すことが出来なかったことを持ち前の素直さで好転するという内容になっています。
困難な状況において、どんな意見でも素直に受け入れる姿勢が今後の成功につながるでしょう
例⑨インターン
私の強みは、あらゆるアドバイスを素直に聞き入れることができることです。
私は大学3年生からの1年間、営業インターンに参加していました。
初めは営業成績は1ヶ月で一件も契約を獲得することが出来ませんでした。
私が所属しているインターンは実力主義であるため、その月の報酬は0円でした。
「こんなにやっているのにどうして...。」
と悲観的になることもありましたが、
「絶対に契約をとって5万円は稼いでやる!」
と決意したと同時に「違う角度からアプローチしなければいけない」と感じました。
上司の意見を取り入れるのに加え、同期や顧客の意見を取り入れました。
具体的には、お客さんにわからなかったことをフォームで入力してもらい、そこから出てくる分析から言葉選びを変えるようにしました。
そうすることで、商材について何も知らないお客さんでも一回聞いただけで簡単に全体を把握することが出来るようになり信頼に繋がりました。
3カ月が経つころからは営業成績トップクラスにもなり、ひと月25件ほど10万円以上稼ぐことが出来るようになりました。
貴社に入社してからは持ち前の素直さで自分自身を変革させて、企業の柱として貢献していければと考えています。
解説
営業のインターンで「素直」が活かされた具体的なエピソードについて記述しています。
多くの人の意見を取り入れようとする姿勢は、素直さです。
また、企業が採用時に最も重視するのは「人柄」であり、全体から見ると90%ほどを占めています。
ステークホルダー経営が重視されている中、従業員も顧客との接触をすることでより好印象を与えることに繋がります。
例⑩ボランティア
私の強みは、素直に相手に興味を持つことです。
私は大学2年の時にボランティアに参加しました。
そのボランティアは、子どもたちにプログラミングを教えるという活動でした。
ここで苦労したことは、子どもたちの理解度を明確に捉えられなかったことです。
子どもたちに「わかった?」と聞いても「わかった」「うん」と返ってくるばかりでした。
結果進度が追いつかない子もでてきて対応が大変でした。
ここで学んだことは、相手のことを知り、自分のことも知ってもらうことです。
相手のことを知るためには、素直に相手に興味を持つことです。
プログラミングを行う前に遊びを行うことで子どもたちと仲を深めることができました。
また、プログラミングを行う際も隣で同じ操作をしてあげることで理解度を深めることができました。
貴社に入社した際にも、相手に寄り添って行動することができます。
解説
ボランティア経験について、理解の食い違いについて素直さを取り入れることによってボランティア全体のパフォーマンスを向上させることが出来たことについて書かれています。
素直に相手に興味を持つことで、コミュニケーションの向上を図ることが可能です。
そして、相手の目線に立って行動することに繋がります
【素直×自己PRと言い換え方法】「素直さ」をアピールする例文強み別
自己PRで「素直さ」を効果的にアピールするには、単に素直であることを伝えるだけではなく、他の強みと掛け合わせて自分の魅力を最大限に伝えることが重要です。
ここでは、「積極性」「主体性」「柔軟性」と組み合わせた自己PRの例文を強み別に紹介します。
例①素直×積極性
私は素直に人の意見を聞き入れ、それを行動に移す力を持っています。
例えば、アルバイトで接客業務をしていた際、初めての業務で多くの失敗を経験しましたが、先輩やお客様からのアドバイスを素直に受け入れ、自分から積極的に改善に取り組みました。
具体的には、接客マニュアルを見直し、ベストな対応方法を探るために他のスタッフにも積極的に意見を求めました。
その結果、私自身の接客スキルは向上し、お店の売上に貢献することができました。
今後も素直さと積極性を武器に、どんな課題にも自発的に取り組んでいきます。
解説
素直さをアピールすると、時に「消極的」や「受け身」といったマイナスの印象を与えることがあります。
しかし、これに「積極性」をプラスすることで、そのネガティブな印象を払拭し、素直さを行動に結びつけることができるという点を強調できます。
素直さが自ら積極的に動く原動力であることをアピールしましょう。
例② 素直×主体性
私は素直に他者の意見を聞きつつ、自ら考え行動する力を大切にしています。
大学時代、バスケットボール部のリーダーを務めた際、チームメンバーやコーチからの意見を積極的に取り入れつつ、最終的な方針は自分の意思で決定していました。
チーム全体がより良い結果を出すために、他者の意見を素直に受け入れるだけでなく、時には自分自身の意志でリーダーシップを発揮しました。
その結果、チームは県大会でベスト8に進出し、メンバーの士気も高まりました。
貴社でも、素直さと主体性を活かし、より良い成果を追求していきたいと考えています。
解説
素直さを強調するだけでは、「自分の意志が弱い」「他人に流されやすい」という印象を与えてしまうことがあります。
そこで「主体性」をアピールすることで、自分の意思を持ちながらも他者の意見を柔軟に受け入れられるという強みを効果的に伝えることができます。
例③ 素直×柔軟性
私は素直な姿勢を持ちながら、柔軟に状況に対応する力を備えています。
大学時代に半年間の留学経験があり、異文化の中で生活する中で、現地の習慣や考え方に素直に耳を傾けることで、自分自身の行動を適切に調整していくことができました。
例えば、グループワークでは最初は意見が合わずに苦労しましたが、他のメンバーの考え方を柔軟に受け入れ、チームとして一つの結論に導くことができました。
この経験を通じて、異なる文化や価値観に対しても柔軟に対応できる力を身につけました。
貴社でも、この柔軟性を活かし、チーム全体のパフォーマンス向上に貢献していきます。
解説
素直さは、柔軟に他者の意見や新しい考え方を取り入れる能力と密接に関わっています。
素直さと柔軟性を組み合わせてアピールすることで、環境や状況に応じて適切な対応ができるという長所をより強調することができます。
素直さは柔軟性を高める鍵となり、企業での多様な課題解決にも役立ちます。
【素直×自己PRと言い換え方法】NG例文紹介
ここまで素直さをアピールする上で、ベストな例文を紹介してきました。
そこでここからは、逆にどんな自己PRが良くないのかについても、例文として2つ紹介します。
これから就活をする人は、決してこのような文章にならないように心がけてください。
また、それぞれの良くないポイントについても、同じように解説していきます。
この内容さえ頭に入れておけば、どんな人も余計なミスをしてしまうことはなくなるでしょう。
エピソードから素直さが伝わらない
私の長所は、とにかく素直でいられるところです。
私は大学時代にアルバイトをしていたのですが、どんな時でも「君は素直な子だね」と褒めてもらう機会がたくさんありました。
例えば、アルバイト同士で意見が対立することもありましたが、そういう時でも私は間に入って、それぞれの話を素直に聞くように頑張っていました。
おかげで双方からとても感謝されましたし、最終的にはなんとか和解してもらうこともできたので、嬉しかったです。
貴社でこれから仕事をする際にも、自分の素直さを存分に活かしていければ良いなと考えています。
解説
一見何の変哲もない自己PRに見えますが、よく読んでみると「素直さ」を示す具体的なエピソードが何も記されていません。
例えば、素直なところを褒めてもらったという経験について、なぜ褒めてもらえたのかまで話すことができていないのがわかります。
そのため、これではよくわからないアピールになってしまっているのが良くないポイントです。
相手はあなたのことを何も知らない状態でこの自己PRを読みますので、そんな人にもきちんと伝わるような文章にしなければいけません。
主体性がない
私の長所は、どんな時でも周囲の話をきちんと聞いて行動できるところです。
私は大学のゼミで、どんなテーマで卒論を書くのか頭を抱えていました。
そのため、ゼミでお世話になっていた先輩に相談したら、私がこれまで学んできたことを1つ1つ丁寧に聞いてくれて、しかも卒論に使えそうなテーマの例もいくつかピックアップしてくれたのです。
おかげで私は、なんとか無事卒論を仕上げることに成功できました。
あの時、きちんと先輩のアドバイスを素直に聞いておいて、本当に良かったと思っています。
これから貴社で働くことになった際にも、周りの意見を素直に聞き入れながら、仕事を毎日こなしていきたいと思っています。
解説
こちらの例文は、きちんと素直なところをアピールできてはいるものの、あまりにも主体性がないエピソードになりすぎていて、結局素直なところが何のアピールポイントにもなっていません。
ただ卒論を書くのにラクをしただけのエピソードにも見えてしまうので、これではどんな採用担当者にも響かないでしょう。
自己PRというのは、あくまでも自分の良いところを全面的にアピールしなければいけないものなので、そこからブレないようなエピソードを選ばなければいけません。
【素直×自己PRと言い換え方法】完成度を高めるために
初めての就活であれば、自己PRを書きなれていない人も多いでしょう。
そのため、どのようにすれば完成度を高められるのかが、いまいちわからない人もいるはずです。
そこで、ここからは自己PRをより良いものにするための秘訣を、大きく2つに分けて紹介します。
どうしても就活を成功させたいと思っている人は、必ずこの2つを試すようにしてみてください。
するとどんな人でも、完璧な自己PRを作ることができるはずです。
声に出して読んでみる
まずやってみてほしいのは、自分が書いた文章を改めて読みなおすことです。
ただしここで重要なのは、単純に目で読み直すのではなく、声に出しながら読み直すこと。
実はこれだけでも、完成度を高めることができます。
なぜなら、目での確認に加えて、自分の口の動きや発する声でも確認ができるようになるからです。
そのため、書いている時にはまったく気づかなかったような細かいミスにも気づけるようになりますし、日本語として変な文章にも気づけるようになります。
ちょっとしたミスが選考に響いてしまうことも決して珍しくないので、これはやっておいて損のない対策方法です。
もちろん、1回だけではなく2回3回と声に出して読み直したり、少し時間を開けて改めて読み直したりすることで、さらにミスを見つけやすくなるので覚えておいてください。
他の人に添削してもらう
実際に書いた自己PRを、自分自身で何度も見直して完成度を高めるのも良いですが、それだけでは本当の意味で完璧だとはいえません。
なぜなら、自己PRの良し悪しを最終的に決めるのは、あくまでも自分ではなく他人だからです。
つまり、本当に良い自己PRにしたい人は、必ず他の人にもその自己PRを見てもらう必要があります。
例えば、身近にいる家族に添削してもらうのも良いでしょう。
就活を経験している両親や兄弟がいる場合は、自分では気づかなかったようなことを指摘してもらえる可能性があります。
自分で見るのと人が見るのとではまったく違いますので、恥ずかしがらずに第三者の意見ももらうようにしてみてください。
就活エージェントに相談してみよう
これから就活を控えている人は、もちろん失敗が許されない状況にいると思います。
だからこそ、ESに自己PRを書く際にも、完璧といえるような自己PRにしたいと考えているはずです。
そんな時は、思い切って就活エージェントと呼ばれるサービスを利用してみるのも良いでしょう。
ちなみに、就活エージェントとは就活を支援するサービスのことを表します。
実はどんな人でも無料で利用することができ、しかも就活のプロが丁寧にサポートしてくれるので、就活の成功率を大幅に上げることができるのです。
もちろん単なる相談ができるだけではなく、実際に書いた自己PRの添削まで対応してくれますので、これでますます理想的な自己PRに仕上げることができるでしょう。
まとめ
今回は、自己PRにおいて素直さをアピールする方法について詳しく解説しました。
就職してさまざまな困難に直面したときに、持ち前の素直さがあれば速やかな状況の改善が望めます。
他人の指摘を受け入れ、実直に励むことができる素直さは企業人として何より魅力的です。
また、素直さはコミュニケーションの面でも重要な役割を持つため、チームでトラブルを起こすことも少ないです。
自分の強みが素直さであるなら、それを裏付けるエピソードを用いて積極的にアピールしましょう。