・就活の軸の基本情報
・就活の軸の正しい見つけ方
・就活の軸の答え方
・具体的な例文
・就活の軸についてよく知らない人
・就活の軸がまだ定まっていない人
・就活の軸の見つけ方が分からない人
・具体的な例文やポイントを知りたい人
はじめに
就職活動の面接では、志望動機・自己PR・ガクチカなど定番の質問以外にもさまざまな質問がなされます。
どの企業でも必ずされる質問ではないですが、「あなたの就活の軸は何ですか?」と聞かれることは珍しくありません。
あなたが質問された際に直ぐに答えることができるでしょうか?
今回は就活の軸とは何か、エントリーシートや面接で使える就活の軸の例文を記載しております。
記事の後半では志望業界別の回答例も紹介しますので、これから面接に臨む就活生の方はぜひ参考にしてください。
【就活の軸 例文】就活の軸とは
軸とは、働くうえで譲れない自分なりの価値観、希望、条件をもとにした就活の方針、方向性のことを指します。主に、
・興味関心
・自分がやりがいと感じる働き方
・自身の性格や強み
の3方向の視点で就活の軸を決めるといいでしょう。
多くの人は「コンピュータに関わる仕事がしたい」「○○の研究をしたい」など、仕事内容が就活の軸になるでしょう。
しかし、就活の軸は仕事内容だけではありません。
「どのような社会人生活を送りたいか」「どんな人間になりたいか」を就活の軸にすることもできます。
また、「仕事を通じて日々自分を成長させたい」「社会の役に立てる仕事をしたい」「人から信頼される人間でいたい」といったことを就活の軸にする方も多いです。
この就活の軸を決めるためには、「自分が社会人になってからどんな仕事をしたいか」「どんな社会人になりたいか」をしっかり自己分析する必要があります。
エントリーシートを書く前の、就活の初期段階のうちに考えておきましょう。
【就活の軸 例文】就活の軸を決めておくメリット
ここでは就活の軸を持っておくメリットを紹介します。
・一貫性のあるアピールができる
・入社後のミスマッチを防ぐ
・効率的に就活を進められる
・内定をもらった時の判断基準になる
・将来の目的を明確にできる
選考の対策になる
就活の軸を持っておくことは、選考の対策になります。
頻出質問として、「就活の軸は?」と聞かれることが多くあります。
就活の軸が決まっていないとその質問に応えられないだけでなく、就職活動に対してまじめに取り組んでいない印象を持たれてしまいます。
就活の軸は選考を進めていくうえでも大切な要素となるため、しっかりと考えておきましょう。
一貫性のあるアピールができる
軸があるかないかで大きく影響することのひとつに、「一貫性」があります。
面接などの選考を受けるにあたって、様々な質問がなされます。
その際に軸がブレていると、各回答同士のつながりが薄れてしまい、一貫性が損なわれます。
そのため、就活において何を大事にしているのかの軸を持つようにしましょう。
入社後のミスマッチを防ぐ
どんな環境で働きたいか、どんな基準で企業を見ているかの軸を持っていけば、その基準で企業選びができるため、入社後のミスマッチが防げます。
これは企業側としてもメリットが大きく、意欲的に働いてくれる社員を雇うために、自社とのマッチ度を評価しています。
効率的に就活が進められる
就活の軸を持っていれば、見る企業が絞ることができ、集めるべき情報も限られます。
そのため、なにもわからずとにかく多くの企業を見ている人に比べ、ある程度絞ったうえで動き出す人の方が圧倒的に効率がいいです。
就活は時間との闘いでもあるため、効率性も重視しましょう。
複数の企業に内定をもらった際の基準になる
就活の軸を持っていると、複数の企業から内定が出た際に、どの企業で働くことがベストか判断する基準ができます。
内定をいくつも持っていても、入社する企業は一つであり、入社後自分の価値観に合う働き方ができる企業に絞って内定を承諾しなければいけません。
その時に、基準を持っていれば客観視することができ、自分にとって正しい選択をしやすくなります。
将来の目的をはっきりさせる
就活の軸は、企業を決めるだけでなく、将来のビジョンを明確にするものでもあります。
就活の軸は、自分が働くうえで大切にしたいと思う基準であり、それは将来を考えるうえでも大切にしたいと考えている価値観になります。
面接の中でも将来のビジョンを聞かれることが多くあるため、自分が働くうえでなにを大切にしたいと考えているのかを明確にしておきましょう。
【就活の軸 例文】就活の軸・企業選びの軸一覧
就活の軸を決めてみましょうと言われても、どのようなものが就活の軸になるのか最初はイメージが湧きづらいと思います。
就活の軸の例文・一覧を参考にしてみてください。
業界・職種に関する軸の例文
・モノやサービスの企画をしたい
・マネジメントや採用などの仕事をしたい
・食品に関わる仕事がしたい
・接客業・営業をしたい
業界・職種に関する就活の軸を詳しくみたい人は下記からご覧ください。
働き方に関する軸の例文
・ワークライフバランスを重要視したい
・リモートワークで働きたい
・チームで働きたい
・グローバルな環境で働きたい
・勤務地を重視したい
働き方に関する就活の軸を詳しくみたい人は下記からご覧ください。
【就活の軸 例文】面接官が就活の軸を聞く理由
面接官は、なぜ就活生に「就活の軸は何か?」と聞くのでしょうか。
以下の項目で、その理由について解説します。
就活の軸を面接で聞かない企業もありますが、就活の軸についてしっかり考えることは面接で聞かれなかったとしても内定を得るのに役立ちます。
たとえば、企業ごとに違う志望動機を考えなければいけないとき、就活の軸に立ち返れば書きやすくなるでしょう。
自分の志望業界・応募企業を絞り込む際にも、就活の軸を原点に考えることができます。
・入社後のミスマッチを防ぐため
・企業に対する志望度を測るため
入社後のミスマッチを防ぐため
入社後に新入社員が「イメージと違ったから」という理由ですぐ辞めてしまうのは、採用活動の代表的な失敗例と言えるでしょう。
面接官が、内定辞退・早期退職をできるだけ避けたいと考えるのは当たり前のことです。
そのため面接では、能力だけでなく「自社に合う人材かどうか」が合格・不合格を決める大きな要素になります。
面接で就活の軸について質問される理由のひとつが、「応募者が自社とマッチするか」を吟味したいためです。
就活の軸が企業の仕事内容や社風と合っていない方は、ミスマッチによる早期離職のリスクが高いと判断されるでしょう。
逆に考えると、学生も就活の軸があれば、どの企業が自分に合うかを考えられるとも言えます。
数多くの企業から応募先を決める作業において、就活の軸があれば効率良く就職活動を進められるでしょう。
企業に対する志望度を測るため
多くの学生は、複数の企業の選考を同時並行で受けます。
なかには、似た業界の企業・規模が近い企業から同じ時期に2つ以上の内定を得る学生もいるでしょう。
そのときに、学生が自社を選んでくれるかどうかは面接官にとって悩みの種です。
多くの学生に辞退されてしまうと、その年に採用したかった人数を確保できないことになりかねません。
そこで、面接官は自社を本当に第一志望にしているかを知ろうとします。
「自社を第一志望にしているか」とストレートに質問すると、多くの学生は嘘でも「第一志望です」と答えるでしょう。
そのため、就活の軸などその人の価値観に触れられるような質問をする必要があるのです。
このように、学生の志望度を測るために就活の軸を聞く面接官がいることを覚えておきましょう。
【就活の軸 例文】就活の軸の見つけ方
次に、面接が始まる前に決めておくべき就活の軸の見つけ方について解説します。
就職活動が本格的に始まるまでに、自分のやりたい仕事を明確にできている方は、それほど多くありません。
説明会やインターンに参加している中で、自分の志望が固まっていく学生も多いです。
スタート時点でやりたいことが明確でない方の場合、いきなり就活の軸を決めるのは難しいでしょう。
そういった方は、以下の解説を参考にし、じっくりと時間をかけて就活の軸を見つけてください。
・将来像を考える
・他己分析をしてもらう
・インターンや企業説明会に参加する
・OB・OG訪問をする
自己分析をする
就活の軸を見つけるのに、最も重要なのは自己分析です。
自分のこれまでの経験を振り返り、自分の価値観・興味・行動原理が何か理解を深めることで就活の軸を定めましょう。
好きなことを仕事にできればそれに越したことはありませんが、すべての方が自分の趣味を仕事にできるわけではありません。
その場合、どのような仕事なら、どのような企業なら仕事をがんばれそうかを就職する前に考えておくことが大切です。
自己分析にはさまざまな方法があるうえ、しっかりやろうとすると実は難しいものでもあります。
いきなり自分について考えるのではなく、まずは代表的な自己分析の方法や注意点などを学びましょう。
自己分析の詳しいやり方は、こちらの記事を参考になさってください。
将来像を考える
社会に出て数年後、自分がどんな姿になていたいかを想像してみることも有効です。
人間性や身に着けたいスキルなど、その将来像から逆算をしていき、働く環境でどんな条件が求められるのかを探りましょう。
この将来像は具体的であれば具体的であるほど良く、明確なイメージを持っていることはそれだけでもアピールになります。
また将来像がはっきりしていれば、業界・企業が絞られ、自分がいま仕事場に求めることが明確になります。
他己分析をしてもらう
自己分析をするときは、自分一人ですべてやるのではなく、他己分析を取り入れるのもおすすめです。
自分のことをよく知っていそうな、なるべく付き合いの長い方にお願いしてみましょう。
ほかの方から客観的な分析をしてもらうことで、自分に対する理解をさらに深めることができます。
特に、自分でも気づかなかった長所に気づける可能性があるのは、他己分析の大きなメリットです。
客観的な視点で分析してもらうためには、良いこと・悪いことどちらも忌憚なく言ってもらえるようにする方が良いでしょう。
家族や友人など親しい方の場合、遠慮して悪いことを言わない可能性があることに注意が必要です。
自分の短所・弱点についても知りたい場合は、ぜひ辛口でのコメントをお願いしましょう。
他己分析についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事もチェックしてみてください。
インターンや企業説明会に参加する
インターンや企業説明会など、イベントに参加することで実際に就活の軸に対するイメージが付きやすくなることも多いです。
社会経験がない以上、働くということに対してもイメージが明確にならないのはどの就活生も同じです。
実際に企業の方の話を聞くことや、インターンの経験をすることで、企業や企業が扱う分野についての知識が深められ、より明確なビジョンが見えやすくなります。
気になる業界や企業があれば、積極的に参加するようにしましょう。
OB・OG訪問をする
OB・OG訪問は、ネット上や参加者全員に向けて話される説明会では手に入らない、よりリアルな企業情報を仕入れられる貴重な機会です。
興味のある企業・業界があれば、ぜひOB・OG訪問を申し込んでみましょう。
多角的な視点から、就活の軸をブラッシュアップさせるチャンスを得られます。
OB・OGの方に会うときは、事前に質問したいことをまとめておくのがおすすめです。
スムーズに会話ができますし、質問したい内容を事前にメールなどで知らせておくと、相手の方も何を話すか事前に考えてくることができます。
OB・OG訪問が、その後の面接のアピールになることも十分考えられます。
将来その企業の就職試験を受ける可能性を考え、訪問後にはぜひお礼のメールを出しておきましょう。
【就活の軸 例文】就活の軸の答え方
「どんな軸を持って就活をしていますか?」という質問は面接では必須のものとなっています。
様々な答え方はありますが、面接で答える際にはいくつかのポイントがあります。
しっかりとポイントを把握してから、自分の回答を考え、面接に臨みましょう。
・多くの企業に当てはまるものは避ける
・結論から述べ、論理的に回答する
・過去のエピソードを交えて話す
・就活の軸と志望動機に一貫性を持たせる
軸を相手企業に合わせすぎないようにする
就活生の回答でよくありがちなことが、軸を聞かれたときに相手企業がピッタリ合うような条件に合わせて答えてしまうという事です。
もちろん相手企業に合わせて回答を作ることはもちろんですが、多くの場合他の業界・企業を見ているわけで、そのいくつかの企業を見ていくにあたって自分が軸として意識していることを答えるようにしましょう。
無理に合わせてしまうと、深掘りされた時や他の質問に答えた際に矛盾が生じ、一貫性が損なわれる可能性が高まってしまいます。
相手企業もいくつかの質問を通して多角的に就活生の価値観を計ろうとしているため、一貫性が出るよう合わせにいくのではなく、自分で設定した軸を持って面接へ臨みましょう。
多くの企業に当てはまるものは避ける
就活の軸を答える際に大事なのは、どこにでも当てはまりそうな、無難すぎる回答は避けるようにすることです。
企業が根本的に知りたいことは、あらゆる企業が存在する中で、なぜ自社に興味を抱いてくれたのか?ということ。
そのため、自社である必要性を感じなければ、どんなことを伝えたとしても採用に近づくことはできないでしょう。
だからこそ、あらかじめ企業研究を徹底的にやっておく必要があります。
そうすれば、単純な回答だけで終わらずに、その企業だからこそ実現できそうな就活の軸を、必ず伝えられるようになるでしょう。
例えば、人の役に立ちたいことが軸なら、具体的にどういう人の役に立ちたいのかを、詳しく説明できるようになっておいてください。
結論から述べ、論理的に回答する
基本的に面接での回答全てに共通して言えることですが、結論ファーストを心がけましょう。
質問されたことに対して、理由や経緯から話すのではなく、まずは回答としての結論をはじめに持ってくることで、回答全体がわかりやすくなり論理的な文章となります。
内容がよくても、伝え方によってわかりにくい印象となってしまってはもったいないため、結論ファーストをこころがけましょう。
過去のエピソードを交えて話す
軸を設定できた場合、なぜその軸を持とうと考えたのかのエピソードを持っているとより説得力が高まり、好印象を得ることができます。
単に未来の理想を語るのではなく、なぜそう考えるようになったのか、そのきっかけとなる過去の出来事を見つけておくと、面接の際に答えやすくなります。
就活の軸と志望動機に一貫性を持たせる
就活の軸として決めたことと、実際の志望動機がズレてしまってる人もたまにいます。
もちろん、そこに違和感が出てしまうと、どんな企業からも不審がられてしまうでしょう。
それだけで不採用になってしまうおそれも十分にありますので、必ず一貫性を持たせることが重要です。
就活の軸と志望動機が明確につながっていることが伝われば、どんな企業もあなたの話すことを納得しやすくなりますし、自社への入社に対する熱意も強く感じてくれるようになるでしょう。
つまり、採用への大きな一歩になるため、この2つの点も意識しながらアピールすることも覚えておいてください。
【就活の軸例文】強み別就活の軸の回答例
続いて、自分の強みを主題とした就活の軸の回答例を5つ紹介します。
自分の強みを発揮することを就活の軸に据えている方はぜひどのような構成で書かれているか参考にしてみてください。
例文① 就活の軸×プレゼン力
私は大学時代、研究内容を分かりやすく伝えることに注力してきました。
特に印象に残っているのは地域活性化をテーマにした発表会での経験です。
この発表ではデータの分析結果や現地調査をもとに地域の観光資源をどのようにPRすべきかを提案しました。
発表の前に、観客がどのような情報を求めているかを徹底的にリサーチし、複雑な情報も簡潔に伝えられるように工夫した結果、発表が高く評価され、観客から多くの質問や関心が寄せられました。
この経験を通じて、相手に納得してもらうためのプレゼン力に自信を持ちました。
入社後はこのプレゼン力を活かし、クライアントや社内のメンバーに対して分かりやすく説得力のある提案を行い、プロジェクトの推進力として活躍したいと考えています。
例文② 就活の軸×マネジメント力
私は大学でのイベント企画において、プロジェクトリーダーとしてチームを率いる経験をしました。
100人規模のメンバーをまとめ、企画から実施までを担当しましたが、一人ひとりのメンバーの意見を尊重しながら全体の方向性を見失わないよう調整することに注力しました。
意見がなかなかまとまらず、スケジュールが遅れることもありましたが、メンバーの特性や意見を踏まえた上で適切なタスクを割り振ることで、全員がスムーズに動ける環境を整えることができ、イベントも大成功を収めました。
入社後はまず、1日も早く自らの役割を完璧にこなせるように努力し、その後はマネジメント力を発揮してチームをまとめ、プロジェクトを円滑に進行させ、成果を最大化できるマネージャーとして貢献したいと考えています。
例文③ 就活の軸×課題解決力
私は大学のゼミで提携先の企業から与えられた経営課題に対して解決策を提案するプロジェクトに参加しました。
特に記憶に残っているのは売上が低迷している飲食店のマーケティング戦略を見直す案件です。
私はまず問題点を詳細に分析し、ターゲット層に適したプロモーション方法を考案しました。
その後、店舗の立地や客層に基づいたSNS広告戦略を提案し、それを実行に移しました。
その結果、2ヶ月後には売上11%上昇し、クライアントからも感謝の言葉をいただきました。
この経験から、的確な課題解決が成果に直結することを学びました。
入社後は課題解決力を発揮し、クライアントや社内の問題を的確に捉え、迅速かつ効果的に解決策を提案し、貢献したいと考えています。
例文④ 就活の軸×チャレンジ精神
私は常に新しいことに挑戦することを大切にしています。
大学時代は海外インターンシップに参加し、現地でのビジネス課題に取り組んだ経験もあります。
言語や文化の違いから様々な困難がありましたが、現地スタッフとのコミュニケーションを図り、異なる視点から問題を解決する力を養いました。
当初はうまくいかないことも多かったものの、失敗を恐れずに試行錯誤を重ねることで、プロジェクトを成功に導くことができました。
入社後はこの経験を通じて身につけたチャレンジ精神を活かし、常に新しい課題に果敢に挑み、変化に柔軟に対応しながら、会社の発展に貢献したいと考えています。
例文⑤ 就活の軸×コミュニケーション能力
大学時代、学生実行委員会での活動を通じて、様々な大学の学生と関わり、共同で業務を行ってきました。
複数の大学から200人以上の参加者がいたこともあり、意見が対立することもありましたが、一方的に主張するのではなく、互いの意見を引き出しながら折衷案を模索し、全員が納得できる形に導くことを心がけました。
これによりイベントも成功し、コミュニケーション能力がいかにプロジェクトの成功に貢献するかを学びました。
入社後はコミュニケーション能力を活かし、クライアントや社内外の関係者との連携をより強化し、プロジェクトの円滑な進行やビジネスの成長に貢献する所存です。
【就活の軸 例文】やりがい別就活の軸の回答例
就活の軸にできるやりがいには様々なものがありますが、やりがいを軸に就活を進めるのは非常に効果的です。
企業に対して良い印象を与えられるだけでなく、さらに自分もモチベーション高く就活を進められます。
以下の5つの例文を参考に、「やりがい」をモチーフにした就活の軸を聞かれた際の回答を作成してみてください。
例文②就活の軸×成果を挙げることができる
例文③就活の軸×人に感謝される
例文④就活の軸×稼げる・評価を得られる
例文⑤就活の軸×キャリアやライフスタイルを実現できる
例文①就活の軸×成長環境
私は常に新しい知識やスキルを身につけ、自己成長を続けたいと考えています。
成長できる環境で働くことで自分自身の価値を高めるだけでなく、チームや企業全体の成長にも貢献できると考えています。
企業と共通している部分として、貴社は成長の早いIT業界の中でも特に著しい成長を見せており、革新的なプロジェクトに取り組んでいる点が私の考えと一致しています。
入社後のビジョンとしては、私は1日でも早く成長し、プロジェクトリーダーとして活躍することを目指しています。
新しい技術を積極的に習得し、チームの一員として協力しながら、高品質なプロジェクトを推進したいです。
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例文②就活の軸×成果を挙げることができる
私は自身の努力と成果が正当に評価される環境で働きたいと考えています。
成果を重視することで、自分の成長を実感でき、モチベーションを維持しながら高いパフォーマンスを発揮できます。
貴社は様々な企業の中でも特に成果を重視しており、新しい人材でも積極的に役割を任せてくれる点が私の価値観と一致しています。
入社後のビジョンとしては、私は早期にプロジェクトを成功に導き、チームリーダーとしての役割を担いたいと考えています。
戦略的なアプローチでプロジェクトを推進し、目標達成に向けてチームをリードする所存です。
例文③就活の軸×人に感謝される
私は人と直接関わることが好きで、特に感謝の言葉をいただくことで大きなやりがいを感じます。
お客様に満足していただき、心からの「ありがとう」をいただくことが私の働くモチベーションの源泉です。
貴社は数ある飲食店の中でも特に接客に力を入れており、私が利用するたびに感動させられました。
貴社のスタッフの皆さんの温かいおもてなしと細やかな気配りは、私が理想とする接客そのものです。
入社後のビジョンとしては、私はまず基本的な接客スキルを磨き、お客様一人ひとりに対して最高のおもてなしを提供することを目指します。
その後、リーダーシップを発揮し、チーム全体の接客品質を向上させることで、お店全体の評価をさらに高めたいと考えています。
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例文④就活の軸×稼げる・評価を得られる
私は自身の努力と成果が正当に評価される環境で働くことで、高いモチベーションを維持し続けられると考えています。
貴社は成果報酬制を導入しており、成約を獲得すればするほど高い報酬が得られる点が私の価値観と一致しています。
営業インターンシップにおいても、常に工夫しながら取り組むことで成約数において、他の就活生に3倍の差をつけた経験があり、この経験を貴社で活かしたいと考えています。
入社後は、1年目から高い成約率を達成し、貴社の営業チームに貢献したいと考えています。
そして、若いうちから高い報酬を得て、その資金を読書や自己投資に充てることで、ビジネスマンとしてさらに成長し、貴社において欠かせない存在を目指します。
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例文⑤就活の軸×キャリアやライフスタイルを実現できる
私は仕事とプライベートのバランスを大切にし、効率的に働くことで成長と充実した生活の両立を目指しています。
貴社はフレックスタイムを導入しており、さらに業務が終わったら何時であろうと帰宅して良いというルールがあります。
まさしく、私が求める理想的なワークライフバランスを実現できる制度です。
入社後は効率的に業務をこなしながらも、完璧主義を貫き、ミスのない仕事を心がけたいと考えています。
その上でフレックスタイム制度を活用し、自分の時間を有効に使いながら趣味や自己投資に時間を割き、充実した生活を送る所存です。
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【就活の軸例文】業界別就活の軸の代表例
続いて、それぞれの業界別の就活の軸の代表例について紹介します。
どのような業界でどのような就活の軸をアピールする就活生が多いのか、参考にしてみてください。
メーカー業界
メーカー業界は人々の生活を便利にする製品を生み出すという点が魅力的な業界です。
ものづくりに関わり、自分が企画・開発した商品が世の中に出るという達成感が得られます。
また、技術の進化や製品のイノベーションを通じて人々の悩みを解決し、感動を与えることができます。
したがって、以下のような就活の軸を設ける就活生が多いと言えます。
・人々の生活を便利にする仕事をしたい
・自分が生み出したものを世に出したい
・ものづくりに関わる仕事がしたい
・人の悩みを解決したい
・人々に感動を与える仕事をしたい
商社業界
商社業界は世界に大きな影響を与える仕事に携わることができるため、非常に就活生から人気があります。
商社は幅広い事業領域を持ち、世界中で活躍するため、国際的な舞台で大規模な取引やプロジェクトに関わることができます。
また、この業界ではコミュニケーション能力や交渉力が重要であり、様々な国や文化の背景と関わることが多いため、グローバルな視野を持ち、規模の大きい仕事に挑戦したいと考えている人に向いています。
したがって、以下のような就活の軸を設ける人が多いと言えるでしょう。
・豊かな生活を送りたい
・世界に影響を与える仕事に携わりたい
・海外事業に携わりたい
・規模の大きい仕事をしたい
・コミュニケーション能力を活かしたい
金融業界
金融業界は顧客と長期的に向き合い、多くの人々や企業を支援することができるという点で、多くの学生から人気の業界です。
金融機関は地域社会や経済の発展に貢献し、個人や企業の資産形成やリスク管理をサポートする重要な役割を果たしています。
また、金融業界は非常に幅広い業界であり、様々な業種や人々が関わる機会が多く、顧客との信頼関係を築くことも可能です。
したがって、以下のような就活の軸を設ける就活生が多いと言えます。
・多くの人を支援したい
・長期的に顧客と向き合う仕事をしたい
・様々な業界の人と関わる業界に就きたい
・責任のある仕事をしたい
・地域を活性化させたい
サービス・インフラ業界
サービス・インフラ業界は人々の生活を支える基盤を提供するという社会的意義の高い仕事が特徴です。
この業界ではインフラを通じて人々の生活を便利にし、安心で安全な環境を提供することが求められます。
直接的、間接的に、誰かの生活に役立っており、誰かから感謝の言葉をいただける、誰かのためになっているという実感を強く得られる業界であるため、以下のような就活の軸を設ける人が多いと言えるでしょう。
・人の生活を支えたい
・人の役に立ちたい
・様々な人と関わる業界で働きたい
・顧客を笑顔にする仕事をしたい
・人生の転機に関わる仕事をしたい
IT業界
IT業界は世界をより豊かにし、情報技術を駆使して新しい価値を生み出すという魅力があります。
IT業界では最新のテクノロジーを使って世界中の人々に情報やサービスを提供し、生活を便利にするための革新的なソリューションを生み出すことも可能です。
また、グローバルに活躍する機会が多く、最新の技術を活かして世界中でサービスを提供することができる点もIT業界の大きな魅力です。
したがって、以下のような就活の軸を設ける人が多いと言えます。
・情報を様々な人に提供したい
・世界をより豊かにしたい
・新しい技術を発明したい
・サービスの制作に携わりたい
・世界で活躍したい
広告業界
広告業界は多くの人に商品の魅力や最新の情報を届けることで、人々の消費行動や価値観に影響を与えることができる業界です。
特に、クリエイティブな発想を駆使し、社会にインパクトを与えることができる点が大きな魅力であると言えるでしょう。
また、広告業界では商品やサービスの価値を的確に伝えるために消費者心理を深く理解し、効果的なキャンペーンを企画することも求められます。
したがって、以下のような就活の軸を設ける人が多いのです。
・多くの人に商品の魅力を届けたい
・最新の情報を届ける仕事に就きたい
・海外に日本の文化を伝えたい
・社会問題に貢献したい
・自分のアイデアを形にしたい
マスコミ業界
マスコミ業界は社会的影響力が非常に強く、メディアを通じて情報を発信し、人々の意識や価値観に大きな影響を与えることができる業界です。
特にテレビや新聞、ラジオなどのメディアを通じて、社会問題の実情を伝えたり、人々に感動を与えるコンテンツを提供したりすることができます。
また、この業界では取材や報道を通じて現場の声を届け、社会の課題を解決する役割を果たすことも求められます。
したがって、以下のような就活の軸を設ける就活生が多いのです。
・人々に感動を与える仕事をしたい
・多くの人に社会問題の実情を伝えたい
・社会的影響力がある仕事をしたい
・海外に日本の文化を伝えたい
・社会的意義がある企業で働きたい
官公庁・公社・団体
官公庁・公社・団体は国や地域の発展に貢献し、社会全体を支えることができる仕事です。
特に、公共サービスを通じて地域社会に密着し、人々の生活を守ることができる点が大きな魅力です。
また、この仕事においては法律や政策を駆使して社会の仕組みを整備し、人々の安全と福祉を守る役割も求められます。
災害対応や地域復興など、直接的に人々を助ける仕事も多いため、責任感と使命感が求められます。
したがって、以下のような就活の軸を設ける人が多いでしょう。
・日本のためになることをしたい
・地域に貢献したい
・人を守る仕事に就きたい
・地域に寄り添った仕事をしたい
・困っている人を助けたい
【就活の軸 例文】業界別就活の軸の回答例
続いて、実際にその業界に受かった内定者の事例から就活の軸の回答例を見ていきましょう。
以下に、IT業界・広告業界・金融業界・不動産業界・メーカーの事例を紹介します。
書類に書く場合でも面接で話す場合でも、就活で質問に答えるときは「結論ファースト」がおすすめです。
最初に「私の就活の軸は~~です」と述べ、その後で理由・きっかけとなったエピソードなどの補足事項をつけ足していきましょう。
ガクチカや志望動機など、そのほかの質問に答えるときもこの答え方がおすすめです。
メーカー業界の就活の軸例文
メーカー業界の就活の軸を作成する前に簡単に業界の概要をおさらいしておきましょう。
メーカー業界は物を製造して販売することを仕事にしています。
製品の元となる素材を作る「素材メーカー」と通信部品などの製品の一部を製造する「部品メーカー」素材や製品を加工し、最終製品を作り上げる「加工メーカー」全ての工程を自社で行う「総合メーカー」があります。
それぞれの特徴を踏まえた上で、企業の採用担当者に良い印象を与えられる就活の軸を作成しましょう。
例文①就活の軸×ものづくり
私は「ものづくりに関わる仕事がしたい」という軸で就活を進めています。
御社を第一志望にしたのは、衣食住の各分野で質の高いものづくりをしていることと、ものづくりで日本を支えるという、私の就活の軸を企業理念に据えていることが理由です。
私は小さい頃から歴史が好きで、勉強しているうちに、「日本が経済成長できたのはものづくりの技術に長けていたから」だと思うようになりました。
近年、日本は経済でほかの先進国に後れを取るようになってしまいましたが、日本は資源に恵まれた国ではないので「作って売る」ことでしか経済を強くできないと思っています。
令和の時代では、IT業界など無形サービスでお金を稼ぐ企業も多くなりましたが、今でも人の生活の根本を支えるのは、衣食住に関わるものや車・医薬品など形のあるものです。
私はこうした人間の生活に必須のものを生産する仕事に携わり、日本社会・経済全体に貢献できる社会人になりたいと思います。
木下恵利
基本的にはメーカーにかかわらず、何かを生み出したり作り出したりする仕事に関して、ものづくりがしたいことを就活の軸にするのは、
ベストな方法だといえます。
そのため、どんな企業に対してもマッチ度の高いアピールの仕方になるでしょう。
ただし、ものづくりがしたいことを単純にアピールするだけでは、まだ採用担当者の心には響かない可能性があります。
その理由は、ありがちなアピール内容になってしまうからです。
だからこそ、具体的にどんなビジネス形態でどんなものづくりをしていきたいのかを、より深掘りしながらアピールするようにしましょう。
こちらの記事ではメーカーの志望動機の見つけ方について記載しています。
ぜひ参考にしてみてください。
【例文9選】メーカー志望者の就活の軸とは?おすすめの回答例や伝え方を解説
例文②就活の軸×食品
健康で美味しい食品は、家族や友人との食卓を囲む時間をより充実させ、日々の生活の質を向上させるものであると考えています。
貴社の商品は非常に美味しく、子供の頃から家族で食卓を囲む際には常にそばにありました。
私はこのような素晴らしい食品をより多くの人に届けるため、インターンでマーケティングのスキルを磨いてきました。
入社後、私はマーケティング職として貴社の商品をより多くの人に知ってもらい、手に取ってもらえるように貢献したいと考えています。
新しいマーケティング戦略を立案し、実行することで、消費者のニーズに応えつつ、貴社のブランド価値をさらに高める所存です。
【例文あり】食品業界の就活の軸とは?就活の軸の作り方や食品業界で使える例を紹介
例文③就活の軸×化粧品
私は重度のアレルギー持ちで、メイクを楽しむことを諦めていました。
しかしある日、たまたま立ち寄った百貨店で素晴らしい接客を受け、私でも利用できる化粧品を勧めていただいた結果、メイクを楽しめるようになり、多くの人に同じ喜びを提供したいと考えるようになりました。
貴社の商品は品質が高く、アレルギーに対する配慮も行き届いており、私が求める理想の化粧品ブランドです。
入社後のビジョンとしては、私はまず製品知識を深め、幅広いお客様に対して的確なアドバイスができるようになりたいと考えています。
その上で、一人でも多くの人にメイクを楽しんでもらえるよう、素晴らしい接客を提供し、お客様の信頼を得ることを目指します。
商社業界の就活の軸例文
商社は商品やサービスを販売したい企業と商品やサービスを購入したい企業を結びつけ、取引を仲介するのが仕事です。
取り扱う商材が多岐にわたる「総合商社」と、特定の領域に特化して商材を取り扱う「専門商社」の2種類があります。
総合商社は幅広い事業を行っていること、専門商社は特定の分野の商品を取り扱うことを踏まえた上で就活の軸を作成しましょう。
例文④就活の軸×総合商社
私は海外に留学していた際、多くの日本製の製品が利用されていることに誇りを持ちました。
しかし、帰国した後、日本で生活する中で、この商品やあの商品も、海外に輸出されれば世界中の人が喜んでくれるに違いないと感じました。
貴社は世界中にネットワークを持ち、日本の優れた製品を海外に広めることを重視しており、この取り組みは、私が目指す目標と一致しています。
入社後、私はまず貴社の製品に関する深い知識を身につけ、海外市場での販売戦略を立案・実行したいと考えています。
そして英語力を活かして現地のニーズを把握し、より多くの国や地域に貴社の製品を輸出することを目指します。
【例文あり】商社志望の人必見!商社志望の人に役立つ就活の軸について徹底解説!!
小売業界の就活の軸例文
小売業界は商社やメーカーから商品を仕入れて、消費者に販売することを仕事としています。
消費者と直接関わる仕事であるため、接客や人々と関わることに注力した就活の軸を作成すると良い印象を与えられます。
また、販売スタッフをイメージしやすいですが、店舗責任者や本社の社員などのポジションにつく可能性もあるため、「将来的にはマネジメントに関わりたい」などの軸もおすすめです。
例文⑤就活の軸×スーパー
私は接客を通じてお客様に喜びを提供し、信頼を築くことにやりがいを感じています。
貴社は接客に力を入れており、お客様に対する細やかな心遣いを重視している点が、まさしく私の理想とする職場である理由です。
私がスーパーでアルバイトしていた際、多くの人が接客にやる気を持っていませんでした。
しかし、新入社員の方がホスピタリティに溢れた最高の接客を提供した結果、他のスタッフもモチベーション高く接客をするようになりました。
この経験を踏まえ、基本的な接客スキルを徹底的に磨き、お客様一人ひとりに対して最高のサービスを提供することを目指します。
また、他のスタッフにも接客の重要性を伝え、チーム全体の接客レベルを向上させたいと考えています。
金融業界の就活の軸例文
金融業界は名前の通り、お金に様々な形で関わり、経済を支えることを仕事としています。
特に融資を通じて様々な企業のサポートができるため、「仕事を通じて人を応援したい」などの就活の軸がおすすめです。
また、顧客と信頼関係を構築することも非常に重要であるため、「コミュニケーション能力の高さを活かすこと」や、「人々との関わりにやりがいを感じる」という軸もマッチします。
例文⑥就活の軸×金融業界
私が就活の軸にしているのは、企業の成長に貢献できる人間になりたいということです。
私は小さい頃から、両親から「何かをもらうだけの人間ではなく、もらった以上に人に何かをしてあげられる人間になりなさい」と教わってきました。
成人して親元を離れた今でも、その教えを大事にして生きていきたいと思っています。
仕事でも給料以上の働きをし、雇っていただいた企業に貢献できる人材になることが私の理想です。
御社はここ数十年の成長が目覚ましく、今後業界ナンバーワンになる可能性が十分考えられる企業だと思います。
また、社員一人ひとりの成長を互いに認め合える社風も大きな魅力だと実感しています。
そのような企業で大きな貢献ができれば、自分の就活の軸にマッチするのではないかと考えました。
もし内定をいただけたら私が持っている「give」の精神を活かし、顧客にどんなことでも相談を寄せてもらえる営業マンになり、契約を結ぶことで御社に貢献していきたいと思います。
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サービス・インフラ業界の就活の軸例文
サービス業界は形のないサービスを消費者に提供することが仕事です。
様々な業務内容があるため、どの分野に興味があるのかを明確にすると就活の軸を見つけやすくなります。
いずれにおいても、人々と関わることが多い業界です。
一方、インフラ業界は電気やガスなどのエネルギーや不動産など、人々の生活に欠かせないものを提供する業界です。
「人々の生活を支えたい」「社会貢献をしたい」などといった軸が使いやすいでしょう。
例文⑦就活の軸×不動産業界
私は「人々が安心できる居場所を提供したい」ということを軸に、就職活動を進めています。
このような考えに至ったのは、大学で初めて一人暮らしを経験したことがきっかけです。
私は、大学入学後なかなか友人ができず、所属するサークルも決まらない状況が続いていました。
しかし、借りられたアパートが自分にとって非常に居心地が良く、しっかり休める空間で気持ちを切り替えることができたのが、この時期を乗り越えられた要因だと感じています。
新しい生活に馴染むのに時間がかかった私でも、安心できる場所があれば踏ん張れると思いました。
こうした経験から、部屋や新居を探している方の気持ちにしっかり寄り添い、その人にとって良い物件を見つける手助けをしたいと思ったのが不動産業界を志望した理由です。
現在も続けている学習塾のアルバイトでも、生徒の進路に関する不安をいかにぬぐうかを第一に仕事をしています。
御社に入社後も人に寄り添う気持ちを忘れずお客様に接し続け、しっかりと契約を結び、御社の売上に貢献したいと考えています。
例文⑧就活の軸×人材業界
私は世の中のあらゆる人の役に立ちたいことを軸に、就活をしています。
そこで私が目をつけたのが、貴社でも主要な事業になっている人材業界です。
どんな人も自分の能力を最大限に活かせるような企業に入ることができれば、それだけでもWINWINな関係性を築けるのは当然のことです。
しかしながら、実際には業界問わずさまざまな企業において、ミスマッチが起こっているのも現状だと思っています。
例えば私の知り合いも、いざ就職した際に「思っていたのとは違ったからすぐに辞めてしまった」という経験のある人がいます。
これは本人にとっても良くないことですし、もちろん企業側としても非常に困ることだと思います。
だからこそ、これからはそんな人や企業が少しでも現れないように、より画期的な方法でマッチ度を上げる必要があると思っています。
貴社に入社した際には、今までにないような切り口で、どんな人も企業も充実した仕事ができるようにサポートしていければ良いなと考えています。
例文⑨就活の軸×サービス業界
私は人の笑顔が大好きなので、そんな笑顔をたくさん見られるような仕事に就くことを、就活の軸にしています。
だからこそ、もっともそれが実現できそうなホテル業界を選ばせていただきました。
実際に自分もプライベートでは定期的にホテルを利用することがあるのですが、その時のスタッフの対応がとても好きで、私もこんな素晴らしい対応ができるようになりたいなと思っていました。
特に貴社のホテルは充実したサービスを用意されているのを知っているので、これならどんなお客様にも笑顔を届けられそうだなと、確信しています。
また、私は人の話を親身になって聞くことが好きなタイプなので、コミュニケーション力にもすごく自信があります。
貴社に入社した際には、より多くの人を自分のコミュニケーション力を駆使して、笑顔にしていきたいと思います。
例文⑩就活の軸×インフラ業界
私の就活の軸は、人々の生活を根底から支える仕事をすることです。
私は数年前に、地元が大きな震災に見舞われました。
今までは特にインフラについてあまり深く考えたことがありませんでしたが、この時にインフラ設備の重要性に初めて気づかされたのが衝撃で、それ以来インフラ業界に興味を持ち始めるようになったのです。
現代の日本だからこそ、どこにいても最低限のインフラは整っている状態ですが、やはり大きな災害となるとたちまち利用できなくなる状況なのは一切変わっていません。
だからこそ、私はインフラ業界に飛び込んで、どのような状況に置かれてもしっかり人々を守りぬけるようなインフラ設備を、考えて整えたいと思っています。
特に貴社はさまざまな企業の中でも、柔軟かつ迅速に何でも対応できる能力があると感じていますので、必ず自分が実現したいことも形にできるだろうと考えています。
貴社に入社した際には、自分が困った経験やこれまで勉強してきたインフラに対するさまざまな知識を活かしながら、日本を支えられる強固なインフラを作っていきたいと思っています。
IT業界の就活の軸例文
ソフトウェアとはコンピューターを動作させるプログラムのことであり、パソコンなどを動かすにあたって必須です。
ソフトウェア業界とは、このソフトウェアを開発する業界のことを指し、オペレーティングシステムやアプリケーションを作る業界です。
したがって、IT業界の根幹を支えられることなどがやりがいとして挙げられます。
就活の軸の例としては「進歩の早いIT業界を支えたい」などがおすすめです。
例文⑪就活の軸×IT業界
これは、同居している祖父母が、最近IT技術を使ったサービスに興味を持つようになってきたことがきっかけです。
祖父母の姿を見ていて、「何か手助けをしてあげたい」と考えるようになってきました。
私は、将来医療や介護などの分野でもITテクノロジーの力がよりいっそう存在感を示すようになると考えているので、ぜひその分野でどんなサービスを産み出せるかチャレンジしてみたいと考えています。
御社では、医療・福祉に関するITサービスの展開に積極的で、これまでも「○○」といった革新的なサービスを発表しています。
他社が難しいと諦めることも多い挑戦に進んで踏み出せる社風であることに魅力を感じたのが、御社を第一志望に考えるようになった理由です。
私もたゆまずプログラミングのスキルを磨き、御社が掲げる挑戦を大事にする気持ちを忘れることなく、御社のサービスに貢献できる人材になりたいと考えています。
IT業界向けの就活の軸45選!軸を考えるポイントや注意点を徹底解説
広告業界の就活の軸例文
広告業界はその名の通り、広告を制作する業界であり、消費者に対して商品やサービスの魅力を強くアピールし、自社や顧客の製品のイメージアップや売上向上を目的としています。
広告業界の就活の軸の例には様々なものがありますが、多くの就活生が活用するものには「商品やサービスをより魅力的に伝えたい」「広告の力で豊かな生活を支えたい」などが挙げられます。
例文⑫就活の軸×広告業界
私は「自分のアイディアを形にしたい」ということを就活の軸にしています。
アイディアが求められる業界は多々ありますが、その中でも広告業界は拡散することで世界に影響を与えられるかもしれないというワクワク感を覚えました。
それまでほとんどの方に知られていなかったものを、短い時間で誰もが興味を持つものにすることができれば、想像以上の達成感を得られると思います。
御社を第一志望に決めたのは、顧客の利益のために、細かい工夫を積み重ねて広告を作り上げるという仕事の進め方に共感を覚えたためです。
私は中学から大学まで○○部でがんばってきましたが、決して才能に恵まれてはおらず、コツコツ小さな工夫を取り入れながら毎日練習をしてきました。
その結果、高校でも大学でも最初は先輩にまったく実力で及ばなかったところから、最終学年でレギュラーの座をつかんでいます。
この成功体験を社会人になってからも活かし、地道な努力で自分のスキルを磨くことで御社の力になりたいと考えています。
【就活の軸 例文】就活の軸についてのよくある質問
就活の軸は、就活生の多くが悩むものです。
何度も自己分析をしても、それが本当に自分が理想としていることなのかはっきりとわからない人が多いです。
そんな就活の軸に関してよくある質問をいくつか紹介していきます。
軸として持つのはひとつだけ?
絶対に1つである必要はありません。
複数持っておくことで、受ける業界・企業によって変えることができます。
しかし多く持ちすぎることは良くないです。
回答として答えるときは、1つの軸のみを提示することが望ましく、その方が一貫性をアピールしやすくなります。
複数持つ場合の優先順位はつけるべき?
複数も持った場合、どれが自分の中で一番大切にしているかという優先順位をつけることは問題ないです。
しかしそれだけに固着しすぎるのであれば、1つに絞ったほうが理想的です。
もちろん、自分の中で優先順位をつけておき、いくつかの企業に内定が出た際にそれに沿って決めることができるため、優先順位をつけておくことにはメリットがあります。
どこまで正直に答えるべき?
全てを素直に回答する必要はありません。
しかし反対に取り繕いすぎたり、盛って話してしまうと、深掘りされた際に回答の筋がずれたりすることによって、相手に違和感を与えてしまうため、就職活動という場で答えることを想定しつつ、ある程度本音で語ることが必要です。
途中で軸は変えてもいいの?
はじめに決めた軸に固着し続ける必要は全くありません。
就活を進める中で、変化することは多くあるため、常に今どんな軸が見えているのかを明確にし続けるほうが大切だと言えます。
また就活を進める中で、違和感を感じたときには軸においてどの部分が自分とマッチしていないのか、見つめ直す作業は求められます。
【就活の軸 例文】1人で就活に悩んだら…
就活で悩んだときは、自分だけで抱え込まず、いろいろな人に相談してみるのがおすすめです。
特に就活を始めたばかりのときは、就活の軸や志望動機などをどのように決めれば良いか迷うことになるでしょう。
そういう場合は、就活エージェントを利用してみると良いでしょう。
おすすめの就活エージェントサービスは「ジョブコミット」です。
プロのキャリアアドバイザーが、面談を通して学生の内定をサポートしてくれます。
ジョブコミットのキャリアアドバイザーが役に立てるのは、就活の軸などを考える際の相談だけではありません。
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まとめ
就活の軸を決めておくと、志望業界を決めたりどの企業を第一志望にするか考えたりするときに役立ちます。
また、エントリーシートや履歴書を書くときや、面接で質問に答えるときもその軸に立ち返って考えることができるでしょう。
もちろん、面接で直接就活の軸について質問される可能性も高いです。
自己分析をじっくり行い、早い段階で就活の軸を作っておくことをおすすめします。
もし迷ったときは家族や友達、プロのキャリアアドバイザーなどに相談してみてください。