【例文あり】卒論の経験をガクチカにしたい!企業が見ているポイントや構成方法を徹底解説!

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はじめに

大学生活の中でアルバイトサークル活動に力を入れてきた方は、ガクチカとしてこれらを用いてアピールすることが多いです。

しかしアルバイトやサークル活動に参加していなかったという方もいます。

はたしてこのような時にガクチカはどうすれば良いのでしょうか?

この時の解決策として思い浮かぶのが、卒論の経験をガクチカにして話すというものです。

この記事では、本当に卒論の経験をガクチカにして良いのか、アピールするポイント、例文など徹底解説していきます。

【卒論の経験をガクチカにする】卒論の経験はガクチカにできるの?

卒論の経験をガクチカにして問題ありません。

採用担当者は、ガクチカを通して何ができるのかを知ることを重視していません。

採用担当者はガクチカを通してゴールまでのプロセスを知りたいのです。

そのため卒論を完成させるための道筋やガクチカにしようとした理由を明確にしておきましょう。

卒論の経験をガクチカにするメリットとして「真面目さをアピールできる」、「目的が明確であるためガクチカにしやすい」などがあります。

どのようにガクチカで卒論の経験をアピールしようか迷っている方は、この記事を参考にして作成してみましょう。

ベンチャー志望でも卒論の経験はガクチカにできる

ベンチャー企業を志望している方もガクチカとして卒論の経験をアピールすることができます。

ベンチャー企業の面接でガクチカを聞く理由と、大企業や中小企業の面接でガクチカを聞く理由があまり変わらないためです。

そのため先述した通り、卒論を完成させるための道筋やガクチカにしようとした理由を明確にするだけでなく、ベンチャー企業に入社した際にどのように経験を活かせるかも考えておきましょう。

【卒論の経験をガクチカにする】ガクチカを聞く理由

ガクチカを聞く理由として、その人が何ができるのかを知りたいという理由はもちろんあります。

しかしガクチカを聞く理由はそれだけではありません。

ここではガクチカを聞かれる理由を3つ紹介していきます。

ガクチカを聞かれる理由を明確にして、その理由に合った内容が盛り込まれているか確認しながら作成するようにしましょう。

企業とのマッチ度を見るため

まず一つ目に考えられる理由は、企業と考え方や人柄がマッチしているかをみるという理由です。

企業側としては、就活生と企業の考え方や人柄がマッチしているかは非常に重要です。

もしも企業と就活生のマッチ度が低いのにもかかわらず入社してしまうと、早い段階で退職してしまうということになりかねません。

こうなってしまうと採用にかかった資金が無駄になってしまうだけでなく、仕事の引継ぎが大変になってしまいます。

企業とのマッチ度の高さを伝えるためには、企業に関して詳しくなっておかなければなりません。

Webを使い企業のことを調べる方法やSNSで調べるという方法は手軽に実行することができます。

目標に向けて努力できる人物か見るため

ガクチカから目標に対してどれだけ努力できるかが分かります。

多くの仕事は目標が設定されており、それを達成することがひとつの企業への貢献する形となります。

そのため、目標達成のために自分なりに努力できる人間か、継続して努力することができる人間か、どのような方法で解決しようとするかを見たいと考えます。

努力をがむしゃらとはき違えてはいけません。

創意工夫をして道筋を立て、行動するように心がけましょう。

モチベーションの源泉を知るため

採用担当者は、ガクチカを通してモチベーションの源泉を見ようとします。

多くの方は仕事が週に5日あり、多くの時間を仕事にさくことになります。

そのためモチベーションの源泉がないと、高いパフォーマンスをし続けることができないのです。

それだけではなくモチベーションの源泉がないと、退職をせざるえないという状況になりかねません。

ガクチカを採用担当者に伝える際は、なぜその行動を起こそうと思ったのかを明確にしておきましょう。

【卒論の経験をガクチカにする】ガクチカ作成のポイント

ここまでは卒論の経験をガクチカにしていいのか、なぜガクチカを聞くのかを解説してきました。

これらを踏まえたうえで、ここからはガクチカを作成する際に絶対に外すことができないポイントを押えていきましょう。

必ずやっておくべきことや注意しておきたいことをあらかじめ知っておけば、採用担当者に評価されるガクチカに近づいていきます。

事前に自己分析と他己分析を行っておく

ガクチカを考える前に自己分析他己分析を行い、自分についてさらに詳しくなっておくようにしましょう。

自己分析、他己分析を行うことでモチベーションの源泉やガクチカが明確になります。

それぞれ具体的なやり方を紹介するので、確認したうえで実行してみましょう。

自己分析

自己分析の方法は多くあります。

その中で今回は、マインドマップ自分史モチベーショングラフという方法を紹介していきます。

マインドマップは、中心テーマから関連させて思考を広げていくという方法です。

多くの方が蜘蛛の巣のように書かれた図を見たことがあると思いますが、まさにこれがマインドマップの図です。

この方法を用いることで発想が浮かびやすい、考えることが楽になるなどのメリットを得ることができます。

自分史は、時系列に沿って自分の過去を記述していくという方法です。

過去を振り返ることで、自分についての認識を高めることができるだけでなく、自分史を通して目標を見つけることができます。

はじめは作るのに苦労することがありますが、多くの方が「作るのが楽しい」と感じているようです。

モチベーショングラフは、どのようなときにモチベーショングラフが上下したかを出来事やその時の感情と合わせて記述するという方法です。

先述した通り採用担当者は、ガクチカからモチベーションの源泉を知ろうとします。

自分でモチベーションの源泉を明確にするために取り組んでみるとよいでしょう。

他己分析

ガクチカを作成する際には、他己分析をしておくことも有効です。

他己分析をすることで、自己分析をより説得力を持たすことができたり、自分では気が付くことができなかった新しい自分に出会うことができます。

他己分析の方法はいたってシンプルです。

あらかじめ考えておいた質問を協力者に投げかけて、回答をしてもらうという方法が基本です。

一人の人だけに協力をしてもらうのではなく、多くの人に協力してもらうことによってより豊富な情報を得ることができます。

志望企業に関して詳しく調べておく

ガクチカを作成する前に、志望企業に関して詳しく調べておくとよいでしょう。

志望企業に関して詳しく調べておくことで、企業がどのような人を採用したいのかが明確になります。

調べる方法は多くあります。

例えばWebを使って調べる方法や、インターンシップに参加する方法などが考えられます。

Webで調べる方法は簡単にでき、多くの情報を知ることができます。

しかし多くの情報が掲載されていることがあったり、誤った情報が記載されていることがあるため、正しい情報の取捨選択をする必要があります。

一方インターンシップに参加すれば、どのような仕事をしているのか、どのような企業なのか自分の肌で感じることができます。

より詳しく企業に関して知りたいという方は、インターンシップに参加することがお勧めです。

インターンシップに参加するための選考があるため、確認してみましょう。

オリジナルな内容にする

ガクチカは、オリジナルな内容にすることが大切です。

多くの場合自分がアピールするガクチカのテーマはかぶります。

そのためオリジナルな内容にしないと周りと差別化をすることができないのです。

差別化をすることができていないと、採用するべき人材ではないと思われてしまう可能性があります。

内容を具体化しておく

ガクチカに具体性を持たせることで、内容の信ぴょう性が上がるだけでなく、採用担当者が内容をイメージしやすくなります。

具体的な内容をあらかじめ考えておくことで、面接でも落ち着いて話すことができます。

また、深堀された際にも冷静に対応することができるようになります。

考えた内容は文章に表し、何度も内容を深ぼってみましょう。

面接で自信をもって臨みたいという方は、本番をイメージして具体化した文章を口に出してみましょう。

例文を参考にする

ガクチカを作成する際は、例文を参考にしたうえで作成するようにしましょう。

ガクチカにはある程度型があります。

例文を参考にしながら作成をすることで、自然と形が整ったガクチカになります。

注意してほしいのは、内容はあまり参考にしてはいけないということです。

例文の内容を参考にしてしまうと、オリジナルな内容のガクチカを作成することができなくなってしまいます。

嘘をつかない

ガクチカを面接官に伝える際は、嘘をつかないようにしましょう。

嘘をついてしまうと、深掘りの質問をされたときに対応することが難しくなってしまいます。

仮に面接をうまくくぐり抜けることができても、入社後に嘘をつき続けなくてはいけなくなってしまうということになりかねません。

このようになってしまうと自分としても企業としても得がないので、嘘はつかないようにしましょう。

【卒論の経験をガクチカにする】ガクチカの構成方法

先述した通り、ガクチカの構成方法にはある程度テンプレ―トがあります。

そのためあらかじめ構成方法を理解したうえで作成をすれば、効率よく作成をすることができます。

今回紹介する構成は相手に用件を伝えるうえで基本的な構成になるので、必ず確認しておくようにしましょう。

結論

相手に用件を伝えたいときは、はじめに結論を伝えるようにしましょう。

この原則はガクチカを伝える際も変わりません。

はじめに結論を伝えることで、何の話をしているのかが理解しやすかったり、話の要点を押えやすくなるなどのメリットがあります。

長々と話すことはせず、簡潔に話すことがポイントです。

動機

なぜその行動をしようとしたかを具体的に伝えるようにしましょう。

論理的な内容にすることはもちろん大切ですが、動機には自分の感情が欠かせません。

〇〇という課題があったためこの研究をはじめた」や「インターネットで〇〇という記事を見て研究を始めた」などのようにその時の動機を伝えるようにしましょう。

行動

どのような行動をとったのか述べるようにしましょう。

行動は人によって異なるため、周りと差別化をするポイントとなります。

具体的にどのように課題解決しようとしたかの道筋を示すことがポイントです。

成果

行動の結果どのような成果が得られたかを書くようにしましょう。

成果として具体的な数字がある方は、その数字を用いると成果が伝わりやすくなります。

採用担当者はただ成果を知りたいわけではないということをしっかりと覚えておきましょう。

経験からなにを学んだか

経験から何を感じたか、何ができるようになったかなどを書くようにしましょう。

ここでの内容が最後の仕事への活かし方につながっていきます。

経験から何を学んだのかと仕事への活かし方の部分には必ず一貫性をもたせるようにしましょう。

仕事への活かし方

入社後に経験をどのように活かしていくかを述べるようにしましょう。

面接でガクチカを話す時間は一分程度と言われています。

そのため長々と自分のプランを語るのではなく、簡潔に述べることが大切です。

簡潔に伝える中でも、なにができるのかを具体的に述べましょう。

【卒論の経験をガクチカにする】例文

私は学生時代、湿度の違いによって環境を整える研究に最も力を注いできました。この技術は、食料品をよりおいしく作る際に用いられたり、生活の中で喉の状態を保つ際などに使います。
この研究は、自然な状態な湿度だけでなく、湿度が低いときはどのような変化があるかなど様々な環境で検証する必要があります。
最初は研究室を使用していたのですが、外気により湿度が変化してしまった際に正しい結果が得られませんでした。
そこで私は、特別な研究室を借り、誰も入室することができないような環境を作りました。
これにより、正しい成果を得ることができ、それを題材にした卒業論文は教授に用いられました。
御社においても、こうした課題解決する力を活かし、成果を得るためにできることに積極的に取り組んでいきます。

【卒論の経験をガクチカにする】不安な人はエージェントに相談してみよう!

ガクチカの作成に関して何か悩みがある人は就活エージェントに相談してみることをおすすめします。

一人一人に本気で向き合い、親切丁寧に指導をしてくれるアドバイザーと出会うことができます。

アドバイザーに相談することができるのは、ガクチカに関することだけではありません。

就活に関して心配なことがあれば、相談をすることができます。

就活に対して不安があるガクチカがうまく行かなくて不安だという方はぜひ登録してみてください!

まとめ

ここまで卒論をガクチカにする方法を具体的に解説してきました。

ここで覚えておいて欲しいことは、ガクチカは結果よりも過程が大切であるということです。

この記事の内容を活用し、自分の強みをしっかりとアピールしていきましょう。

アルバイトや部活動の経験がないからと言って気落ちすることはありません。

まずは何に力を入れてきたか具体的にかんがえるようにしましょう。

そして、考えたことは積極的にアウトプットし、就職活動で活かしていきましょう。

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