【三次面接の特徴】三次面接を控えている人必見!難易度や効果的な対策方法をご紹介

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はじめに

就職活動における選考では、面接の回数が増えれば増えるほど、精神的にも肉体的にも負荷がかかってくるものです。

しかし、無事に三次面接までたどり着けば、内定は目の前とも言えるでしょう。

今回は、三次面接を控えている方に向けて、三次面接の難易度や効果的な対策方法を紹介していきます。

難易度や特徴、どんな点を重要視されるかなどを解説していきますので、事前によく確認しておきましょう。

特に、初めて三次面接に挑むという方はぜひ参考にしてみてください。

【三次面接の特徴は?】三次面接の難易度

三次面接が設けられている企業は、多くの場合企業規模が大きいことが多いでしょう。

もちろん、規模が小さい企業でも三次面接を設けていることがあるので、一概には言えません。

また、多くの企業は三次面接、もしくは四次面接あたりを最終面接に設定しており、今までの面接と比べて難易度が高いことが予想できます。

当然ながら、最終面接を突破できなければ内定を獲得できないため、できる限り対策を行ってから面接に挑まなければなりません。

【三次面接の特徴は?】三次面接の特徴

では、三次面接はこれまでの面接とどのような点が異なるのでしょうか。

ここからは、三次面接の特徴を紹介していきます。

面接である以上、押さえるべきポイントはそれまでの面接と同じ部分もありますが、特徴を掴んでおくことで突破しやすくなるでしょう。

面接官の役職が高い

三次面接以上になると、多くの場合は担当する面接官の役職が上のレベルになってくるでしょう。

具体的には、これまでは人事部の社員であったところが、現場責任者や課長・部長、場合によっては役員クラスや社長が担当する企業もあります。

これまでと比べて企業の中枢を担う方を相手にするため、緊張してしまう方も少なくありません。

しかし、必要以上に緊張することもなく、これまでの面接と同じように適切に回答していけば問題ないでしょう。

また、ホームページなどで役員の顔写真を確認しておけるのであれば、事前に調べておきましょう。

緊張もほぐれるうえに、相手の人柄などを把握した状態でリラックスしながら面接に臨めるので、一度チェックしておくことをおすすめします。

入社意欲を見られる

三次面接は選考の終盤であり、最終的な入社の意思を確認する場として企業が用意しているものでもあるので、入社意欲があるかどうかが非常に重要視されることを知っておきましょう。

これまでも入社意欲を示してきたはずではありますが、より熱意をぶつける場であると考えておくと良いでしょう。

普通の社員には刺さらなかった詳しい企業の経営方針や理念について言及するのも、三次面接においてはおすすめです。

企業を動かしている存在が面接官となることが多い三次面接では、自分がこの企業に入社したいと思う熱意が、たとえ抽象的であっても伝わりやすい傾向にあります。

どのようなビジョンを持ってこの企業で働いていきたいのか、よりしっかりと伝えるようにしましょう。

企業とのマッチ度を見られる

採用するうえでの企業とのマッチ度も、これまで以上に深く見られています。

三次面接は、役員などが面接を担当するため、現場での視点というよりも、その応募者が自分たちの企業の持つ雰囲気に合っているのかを経営者側の視点で判断することが多いでしょう。

現場責任者や部長など、仕事場で顔を合わせる可能性がある方が面接を担当する場合は、もちろん現場での相性も同じく見られています。

とはいえ三次面接まで進んだ場合は、そこまで焦って企業研究を進める必要はありません。

ただし、自分が面接で話してきた内容と齟齬がないように考えて話すようにしましょう。

三次面接まで進んでいる時点で、多くの社員がマッチ度に問題ないと判断していることを自信にして臨むようにしてください。

選考人数が絞られている

三次面接は選考人数が絞られていることが多く、面接官が見る人数が少なくなっていることから、これまで以上に細かい点をチェックされているという点も、気を引き締めなければならない理由です。

選考人数が絞られていることによって、これまではできなかった突っ込んだ質問を面接官からされるケースも多く、今まで薄くても何とかなっていたエピソードをより深掘りしておく必要があります。

また身だしなみや返事など、内容以外の部分でも快活さやさわやかさが出るように意識するとより印象が良くなるでしょう。

三次面接までで疲れてしまって対策を立てないまま挑んでしまったという方も少なくないので、できるならそれまでの面接ではできなかった準備をしておくのがベターです。

最終面接のケースもある

三次面接が最終面接となっている企業も少なくありません。

最終面接であることを事前に伝えず、場合によっては四次面接を用意していると明示している企業もまれに存在します。

とはいえ、基本的には選考フローとしてホームページなどの募集要項に流れを記載しているなら、三次面接が事前に最終面接なのかを判断することはできるでしょう。

ただし、事前に三次面接が最後だと思っていると、最終面接まで残ったことに安心してしまい、対策などがおそろかになってしまう方も少なくありません。

先ほども述べたとおり、できる限りの準備を事前にしておき、面接前に確認する程度でも問題ないような状態にしておくと問題なく三次面接に臨めるでしょう。

【三次面接の特徴は?】三次面接までにできる対策方法

では、三次面接までにできる対策方法には具体的にどのようなものがあるのでしょうか。

ここからは、実際にどのような準備をすれば良いのかを解説していきます。

余裕がある方は、ここで示したものを実践してみましょう。

OB訪問

可能であれば、あらためてOB訪問を行ってみましょう。

三次面接まで進んだ企業に勤務しているOB・OGや知り合いがいるのであれば、これまでに訪ねたことがあっても、もう一度訪問するのがおすすめです。

実際の業務内容や雰囲気、面接の際に聞かれたことなどを教えてもらうことができます。

もちろん、これまでにOB訪問をしたことがない方は、できる限りやってみると良いでしょう。

もちろん直接会うだけではなく、電話やWeb面談のような形でも問題ありません。

もし知り合いにOB・OGがいないという場合は、SNSでアポイントを取ることも可能なので、気になる方はTwitterのダイレクトメッセージを使って連絡してみると良いでしょう。

企業理解をさらに深める

面接では、そもそも企業理念や事業内容など基本的なものを聞かれることは多いですが、三次面接までくると、よりそれが深い質問となってくるでしょう。

企業側も最終面接として三次面接を設定していることが多く、入社意欲を確実に判断したいため、企業研究をしっかりとしていないと答えられない質問をされることがあるので注意してください。

あらためてホームページを確認する、余裕があれば社長などのインタビュー記事などを読んでみるといった形で、三次面接での質問をクリアしましょう。

自分の企業研究が甘いなと感じている部分があれば、そこを補う形で対策が必要なため、具体的にどのような対策を立てれば良いか迷う場合は大学のキャリアセンターなどへ相談してみてください。

具体的なビジョンを深める

入社できたと仮定した際の将来的なビジョンを伝えられると、入社意欲の高さをアピールすることができます。

三次面接前までにもビジョンを語る機会はあったかと思いますが、三次面接では役職についている方に対して自分の将来を語ることになるため、より具体的で明確なビジョンを考えましょう。

そのため、具体的に長期目標と短期目標を事前に考えておくと、自分のモチベーションにもつながるうえに、面接でも自信を持って話せるようになります。

短期目標の達成が長期目標の達成につながるようにしておくと、キャリアビジョンに対しての意識が高いと判断され、好印象を与えられるでしょう。

なお、自分の入社への気持ちを高めるためにも、ビジョンを深めることは非常に大切です。

【三次面接の特徴は?】三次面接での逆質問

三次面接では、逆質問をする機会が増えるのも特徴です。

企業の上層部に対して事前に聞いておきたい質問を考えておけば、スムーズに質問できます。

以下に、失礼にならない程度に質問をするうえで心がけるべき点や、具体的な質問内容を紹介していくのでぜひ参考にしてみてください。

適切な数

三次面接での逆質問は、当日の時間の有無にもよりますが、ほかに質問はないかと聞かれた際に焦らずに済むため、5つ程度は用意しておくと良いでしょう。

当日に質問を促された際にすべて聞けるとは限らないため、どの質問から聞いていくべきなのかを事前に考えておくことも大切です。

自分が聞きたいからと言って、給与や待遇面などの話をするのは避けた方が無難でしょう。

三次面接では、その企業の深い部分に関わる方が面接官のため、普段聞くことが難しい企業の経営方針や価値観を聞くのがおすすめです。

ここで鋭い質問を2つほどできれば、経営陣からの印象が良くなる場合もあります。

遠慮して無難な質問を2、3個するよりも、クリティカルな質問が1つできると良いでしょう。

事業内容や経営方針について

事業内容や経営方針について興味がある就活生は、三次面接を担当する面接官たちにとって非常に興味深い存在です。

できるなら具体的な事業内容や経営方針、企業インタビューなどで言及していた内容についての自分の考えを交えながら質問できると良いでしょう。

ただし、あまりにマニアックな質問をすると、相手も把握していない可能性があり、質問しても回答をもらえないケースがあるため注意が必要です。

また、企業によって異なるものの、一般の社員が把握している事業内容や経営方針以外の情報を話すこともあるため、あらためて自分とその企業の相性を考える場面にもなるでしょう。

受かるための質問であることも大切ですが、自分がなぜその企業に入社したいのかをあらためて確認する場でもあると意識しましょう。

面接官の考えについて

先ほど述べたとおり、面接は自分と企業の相性を考える場面でもあるため、理念や事業戦略について経営陣の考え方を知っておくことも大切です。

逆質問のタイミングで、面接官に対し経営方針や今後のビジョンなどを聞いてみるのも良いでしょう。

三次面接では役員や社長などが面接を担当していることもあるため、詳しい話を聞ける貴重な機会です。

社会人になる前に、企業を動かす人々の考え方や価値観を知っておくことは、今後のキャリアにも良い影響を与えるでしょう。

また得られた回答に対して、時間があればさらに深掘りできるような知識を事前に頭に入れておくことも大切です。

難しいかもしれませんが、建設的で前向きな意見が聞けるような質問を考えておくことをおすすめします。

【三次面接の特徴は?】最後まで気を抜かないこと

選考が終盤を迎えた三次面接の難易度は高いため、最後まで気を抜かずに臨むことが重要です。

最低限の言葉遣いや身だしなみなど、基本的な部分にも十分に気を配りましょう。

面接はどうしても疲れるものなので、事前準備が億劫になってしまうこともあるでしょう。

それでもきちんと準備をしている方は、態度や話し方、内容にその自信が反映されます。

内定獲得のためにも、最後まで自分のベストを尽くすようにしてください。

まとめ

今回は、三次面接を控えている方に向けて、面接で見られているポイントや効果的な対策方法について紹介しました。

面接は、回数を重ねれば重ねるほど慣れが出てくるため、次第に緊張が抜けて話し方などもうまくなっていきますが、その分気が抜けてしまうこともあるでしょう。

なぜ自分がこの企業を受けたのかをあらためて考え、高いモチベーションを持って面接に臨めるよう、自分自身についての考えをまとめておくようにしてください。

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