サマーインターンの探し方とは?おすすめの探し方や参加するメリットを紹介!

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はじめに

就職活動で内定を得るためには、志望する業界や業種、企業について十分に理解を深めておくことが重要です。

そして学生のうちから社会人と同じような経験を積み、就職活動に備える便利な手段のひとつとして、インターンが挙げられます。

しかし、なかにはインターンに参加する目的や、効率的な探し方がわからないという方もいるかもしれません。

そこで今回は、特にサマーインターンに焦点を当て、参加するメリットや実施時期、探し方について解説します。

サマーインターンへの参加を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

【サマーインターンの探し方】サマーインターンとは

サマーインターンとは、その名称どおり夏の間に実施されるインターンのことです。

詳細なスケジュールは後述しますが、基本的には8月から9月の間で実施されるケースが多く見られます。

サマーインターンに参加することで、就活サイトの情報や説明会だけでは把握しきれない仕事内容や社風についても理解が可能です。

就活においては企業研究や企業理解が重要なポイントになるため、サマーインターンへの参加は大きな強みになるでしょう。

なお、サマーインターンという同じ名称を使っている場合でも、その内容は企業によって異なります。

ディスカッションを中心としたインターン、社員に混じって仕事をするインターンなど企業によって方向性が異なるので、参加を申し込む前に内容を確認しておくことが大切です。

【サマーインターンの探し方】サマーインターン参加のメリット

先述したように、サマーインターンへの参加は就活において有利に働く重要な経験です。

しかしただ漫然と参加しただけでは、サマーインターン参加の恩恵を十分に享受することはできません。

得るものが少なかった場合は、むしろ時間を浪費する結果になってしまう可能性もあるでしょう。

サマーインターンにはどのようなメリットがあるのかをしっかりと把握し、自分が何のために参加するのかという目的を具体化しておくことが大切です。

ここからは、サマーインターンに参加するメリットを3つのポイントに分け、より詳しく解説していきます。

就活に活かせる

サマーインターンが就活に活かせるというのは当然の話のようにも思えますが、ここで解説するのはサマーインターンで学んだことや結果ではなく、参加すること自体が就活に役立つケースです。

就職活動では自己PRやガクチカなどで、しばしば自分の強みや経験について尋ねられます。

サマーインターンへの参加経験は、就職について前向きに考えていること、積極的に社会経験を積もうとしていることを示せるため、自己PRやガクチカとしても有効です。

また、一部の企業においては、サマーインターンへの参加が選考を受けるための条件として指定されている場合があります。

そういったケースでは、就活に役立つというよりは就活に必須だと言えるでしょう。

気になる企業の選考情報をしっかり確認したうえで参加することが大切と言えます。

企業の雰囲気を知れる

サマーインターンでは、企業を訪れて仕事やディスカッションを行うため、直接企業の雰囲気を知ることが可能です。

実際の企業の雰囲気や空気感を知ることは、企業研究の点から見ると重要なアドバンテージになるでしょう。

また、自身に合った就職先を探すという企業選びの段階においても、サマーインターンの経験は大いに役立ちます。

ホームページの掲載情報や説明会の内容は、どうしても採用側の目線に立った情報がメインです。

OB訪問などで社員に直接質問した場合でも、そこには個々人の主観が入ってしまいます。

入社後のミスマッチをなくすという意味でも、就職活動においてアドバンテージを得るという意味でも、企業の雰囲気を肌で感じられるサマーインターンは貴重かつ重要なチャンスと言えるのです。

就活の仲間ができる

就職活動は長期戦となるケースも多いため、要所要所で高いポテンシャルを発揮するだけでなく、安定したモチベーションを保ち続けなくてはいけません。

サマーインターンの参加者は、就職活動を見据えて真摯に活動しているモチベーションの高い方が多く見られます。

そういった人々の中に混ざって仕事をすることで、自分のモチベーションも高められるでしょう。

一緒に切磋琢磨する関係を築ければ、1人では解決困難な就職活動の壁も協力して乗り越えられる場合があります。

また、同じ企業のサマーインターンに参加している仲間なので、将来同僚として働くことになる可能性もあるかもしれません。

「自分だけで頑張るのではなく良い仲間を作る」「仲間の良いところを吸収する」という視点で望むと、サマーインターンはより効果的なものになるでしょう。

社会経験をすることができる

社会経験という言葉は就活においてしばしば用いられますが、具体的に何を指すのかという定義は決まっていません。

多くの場合、社会人の一員として働く中で徐々に気づいていく身だしなみの大切さや、雰囲気について学ぶことが社会経験を積むということなのではないかと思います。

こういった漠然とした空気感や社会人としてのスタンダードは、個別に知識だけを得ようとしてもなかなか身につきません。

アルバイトなどでも社会経験は積めますが、企業で社員として働く経験とは異なる点も多いでしょう。

実際に企業で働くタイプのサマーインターンは、就職する前から実践的な社会経験が積める貴重な場です。

また、サマーインターンで社会経験を積むことで将来のビジョンが明確になり、就職活動がより進めやすくなる場合もあります。

【サマーインターンの探し方】サマーインターンの時期

続いて、サマーインターンに関するイベントの時期、大まかな季節感について確認していきましょう。

一部例外もありますが、多くの企業では以下のようなスケジュールでサマーインターンが実施されます。

当然ながら、各種期限に間に合わなかった場合はサマーインターンに参加できないので、遅れることがないように早めに準備を進めておくことが大切です。

学業やサークル活動などのイベントがサマーインターンの時期と被る可能性もあるため、どれを優先するかを明確にしたうえでスケジュールを組むことをおすすめします。

3月から4月

サマーインターンの概要は、実施時期よりも5ヶ月程度早い3月から4月前後に発表されます。

ゆとりがあるように思えますが、スケジュールの問題を考えると、なるべく早く情報を把握しておいた方が良いでしょう。

興味のある企業が明確になっている場合は、この時期から参加要項などについてチェックを開始し、今後の予定を調整することをおすすめします。

まだ企業の絞り込みができていない場合は、後述するポイントを参考にして、自身が参加したい企業を探してみてください。

5月から6月前半

日系企業のサマーインターンの情報は、5月から6月前半に発表されるケースが多く見られます。

この時期に概要が発表された場合は選考までのスパンが短いため、スケジュールを立てるのがやや難しい場合もあるかもしれません。

募集自体も、早ければ6月以内には締め切られてしまいます。

特に志望企業が明確になっていないケースでは、企業選びや申し込みにある程度のスピード感が求められるでしょう。

気を抜かずに情報収集を継続し、興味のあるインターンに参加するチャンスを逃さないようにしてください。

6月後半から7月

6月後半には、いよいよサマーインターンの選考が開始されます。

エントリー時に公開されていなかった具体的な日程が公開されるのもこの時期です。

実際の選考内容は企業によって異なり、そもそも選考らしい選考が行われないケースも見られます。

しかし、特に人気が高い企業においては、ESの提出や面接など、通常の就職活動と近いタイプの選考が行われると考えた方が良いでしょう。

選考に臨む前に企業の人気や選考内容について、しっかり情報収集をしておくことをおすすめします。

8月から9月

多くの企業では、夏休みの時期である8月から9月にサマーインターンが開催されます。

2週間・半月・1ヶ月などインターンの期間は企業によって異なるため、しっかりスケジュールを空けておきましょう。

サマーインターンに参加する際の心構えとしては、明確な目的意識を持つことが大切です。

選考を通過した後は、何のためにインターンに参加するのかについてあらためて考えておくと良いかもしれません。

また、質問事項のリストアップも重要です。

企業によっては服装や持ち物が指定されている場合もあるため、抜け漏れのないように準備しておきましょう。

【サマーインターンの探し方】サマーインターンを探す際のポイント

サマーインターン先の企業選びは、その後の就職活動に大きく影響します。

サマーインターンに参加した企業が、そのまま就職活動における志望企業となるケースも多いでしょう。

選考の必須条件としてサマーインターンの参加が義務付けられている場合は、この段階からすでに選考は始まっているといっても過言ではありません。

しかし、サマーインターンを実施している企業は多く、やみくもに探すのは非効率です。

ここからは、後悔しないためのサマーインターン探しのポイントについて解説していきます。

やりたいことで選ぶ

1つ目のポイントは、自分がやりたい仕事や興味がある分野のサマーインターンに参加することです。

まずは大まかな業種や業界を決め、そこから徐々に絞り込んでいくという探し方をおすすめします。

自身の興味を軸として参加するサマーインターンを選ぶ大きなメリットは、モチベーションを維持しやすい点です。

また、自身の趣味や嗜好と一致した企業を選んだ場合、学んだ知識や経験は就職活動以外にも活かせるでしょう。

一方、「その分野が好きだから」というイメージだけで決めてしまうと、想像と実際の業務の間にギャップが生じるケースもあるかもしれません。

サマーインターン自体が業界や企業の実態について知る機会ではありますが、参加する前にもある程度業界研究をしておいた方が良いでしょう。

企業を比較してみる

2つ目のポイントは、サマーインターンを実施している企業同士の比較です。

同じ業界において似たようなサマーインターンの募集があった場合には、それぞれの企業を比較検討することで、自身に合ったより適切なインターン先が見えてくるでしょう。

インターンへの参加が選考の一部になっているケースはもちろん、選考に直結しない場合でも就職先を選ぶのと同じ感覚で企業について調べておくことが大切です。

事前にしっかり比較して企業を選ぶことで、自身がやりたいことを実現できる確率が高まります。

なお、当然ながら同じ業界・業種の企業でも、サマーインターンの内容や形式はそれぞれ別物です。

そのため、実際には次に解説する3つ目のポイントについても並行して比較検討することになるでしょう。

内容を確認する

3つ目のポイントは、サマーインターンの内容や実施要項の確認です。

ディスカッションをメインにしたサマーインターンと、職場での実践をメインとしたインターンでは、それぞれ学べることが大きく変わってきます。

また、スケジュールによっても参加できるインターンの種類は変わってくるでしょう。

サマーインターンをより効果的に活用するためには、実施企業だけでなく内容の選択も重要です。

そのため、2つ目に解説した企業比較と、この内容比較について、どちらを優先して候補を絞り込むかは人によって変わってくるかもしれません。

希望が明確になっていない場合は、期間などについてのNG条件だけを最初に決めておき、広くさまざまな企業のサマーインターンについて目を通してみることをおすすめします。

【サマーインターンの探し方】サマーインターンのおすすめの探し方

最後に、サマーインターン先を探すおすすめの方法について解説します。

先述したように、サマーインターンは多くの企業で実施されており、情報の開示から応募締め切りまでの期間もある程度限られています。

そのため自分に合ったインターン先を見つけるためには、先述のポイントを押さえつつ効率の良い方法を用いて探さなくてはいけません。

特に希望する業界や業種が曖昧な方は、以下の方法を駆使して自身に合ったインターン先を探してみてください。

求人サイトを閲覧する

求人サイトには採用情報だけでなく、サマーインターンの情報を載せているサイトもあります。

自分の希望を入力することでサマーインターンの条件や内容を絞り込むことができるため、インターン先探しの方法としておすすめです。

特に大手の求人サイトは取り扱っている情報も多いため、企業や内容で比較検討する場合は大いに役立つでしょう。

より詳細な情報を求める際には、後述の方法の方が優れている可能性もありますが、業界や業種が決まっていない場合や、多くの募集内容に目を通したい場合はまずここから始めると良いかもしれません。

情報量の多さに圧倒されてしまわないように、自身の中で譲れないポイントやNG条件をある程度決めておき、それらを軸にして情報を取捨選択することをおすすめします。

企業のホームページを見る

ある程度候補が絞り込めてきた場合におすすめの方法が、企業のホームページを見ることです。

最初からどこのサマーインターンに参加するか決まっている場合は、まずここから始めると良いでしょう。

多くの企業では、サマーインターンに関する情報を採用ページや特設ページに掲載しています。

これはサマーインターンの応募締め切りや選考内容などを含む重要な一次情報であり、どのような手順でインターン先を探す場合でも、必ず企業ホームページは確認することになるでしょう。

企業ホームページに掲載されている情報は、転載された情報よりも信憑性が高く、誤った内容が記載されていることは基本的にありません。

後述する方法と比較すると、就活サイトと同様に携帯やパソコンから手軽にアクセスできる点も魅力的です。

説明会に行ってみる

就活サイトや企業のホームページに載っていないような情報が知りたい場合は、説明会に参加しましょう。

サマーインターンの説明会に関する情報は、主に企業のホームページなどに掲載されます。

説明会への参加は、ほかの探し方に比べると、実際のインターン内容について深く知ることが可能な点が特徴です。

企業によっては、社員の方に直接気になる点を質問できる場合もあるでしょう。

そのため説明会に参加すれば、サマーインターンのミスマッチが発生する可能性を大きく減らせます。

ただしサマーインターンの説明会は、すべての企業で実施されているわけではありません。

また、直接現地に出向く手間や日程調整の手間がかかるため、ほかの探し方に比べると手軽な方法とは言えないでしょう。

参加経験者に聞いてみる

最後の方法は、サマーインターンに参加した経験のある人に直接聞いてみることです。

参加経験者からはリアルな体験談を聞くことができるため、ホームページの掲載内容だけではわからない情報も多く得られるでしょう。

サマーインターンでの気になる点や、掲載情報との差異なども教えてもらえる可能性があるため、参加した際に生じるギャップを減らせるかもしれません。

ただし、周囲にサマーインターンの経験者がいない場合は、当然ながら別の手段を考える必要があります。

経験者探しに時間を取られてしまわないよう、十分に注意してください。

また、参加経験者が身近にいる企業を優先して選ぶのも本末転倒です。

そのため、基本は先述した3つの方法を中心に探し、環境が整っていた場合はこの直接聞く方法を用いることをおすすめします。

まとめ

サマーインターンとは8月や9月に開催されるインターンのことであり、企業の社風や仕事内容などさまざまな情報が得られます。

社会経験を積む場としても適しており、ガクチカや自己PRのネタとしても使えるため、参加すること自体が就職活動やその後の学生生活で役立つケースも多いでしょう。

サマーインターンの情報は3月や4月といった比較的早い時期から公開されるため、参加を希望する場合は随時情報をチェックするようにしましょう。

また、サマーインターンの期間は企業によってそれぞれ異なるため、確実に参加できるようにスケジュール調整をしておくことも大切です。

就活サイトやホームページなどを確認し、ぜひ自分に合ったサマーインターンを見つけてみてください。

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