明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート
・就活の始め方
・就活のスタートダッシュは何をすればよいのか
・就活のコツ
・就活を始めようとしている人
・就活、何をしていいかわからない人
はじめに
就活をはじめようと思ってるけど何からしたら良いのかわからない、やるべきことは多いのに一向に手が進まないという方は多いのではないでしょうか。
この記事では、就活の進め方を時期と項目別にやるべきことをまとめました。
落ち着いて確実に項目1つずつ進めていってください。
就職活動とは、主に大学生が卒業する前に、企業から内定をもらうために行うことを指しています。
しかし、就活について考え始めたばかりの人は、具体的に何をするものなのかはわからないかもしれません。
大学生は、3年生になると就活が始まります。
事前に就活の流れを把握し、余裕を持って進めていけるようにしましょう。
本記事では、就活の基本的なポイントについて解説します。
就活の準備をしている方は、ぜひ参考にしてみてください。
【就活のやり方がわからない】就活がわからないとなってしまう原因
就職活動は、多くの学生にとって、学業生活から社会人生活への移行を意味する、人生における大きな挑戦です。
そのため、何から始めれば良いのか、どのように進めていけば良いのか分からず、不安や戸惑いを抱えることは決して珍しいことではありません。
ここでは、就活のやり方が分からないと感じる人が抱えがちな原因をいくつか挙げ、その背景をより深く掘り下げて探ります。
やりたい仕事がわからないから
就職活動の初期段階において、最も大きな壁となり、多くの学生が直面するのが、「本当にやりたい仕事が見つからない」という問題です。
多くの学生は、大学での専攻や、アルバイト経験、サークル活動などから、ある程度の興味関心を持っているものの、具体的な職種や業界を絞り込むことができず、就職活動の方向性を見失ってしまうことがあります。
これは、社会経験が乏しく、様々な仕事内容や業界の特性を十分に理解していない学生にとって、当然のことと言えるかもしれません。
また、将来に対する明確なビジョンを描けていないことも、やりたい仕事を見つけられない原因の一つとして考えられます。
就活の進め方がわからないから
就職活動は、情報収集、自己分析、企業研究、エントリーシート(ES)作成、面接対策、筆記試験対策、グループディスカッション対策など、様々なプロセスが複雑に絡み合った、非常に多岐にわたる活動です。
就職活動の進め方が分からないと、どの段階で何をすれば良いのか、どのような準備が必要なのか、どのような情報が必要なのかが分からず、不安や焦りを感じてしまうことがあります。
特に、初めて就職活動を経験する学生にとっては、就活の全体像を把握し、効率的に進めていくための道筋を見つけることが難しい場合があります。
情報収集不足、経験不足、そして、就活に関する知識不足が、就活のやり方が分からないという状況を生み出す要因となります。
将来に対して不安だから
就職活動は、将来のキャリア、ひいては人生を大きく左右する可能性のある重要な選択であるため、将来に対する不安を感じるのは、ごく自然な感情と言えるでしょう。
「本当に自分に合った仕事が見つかるのか」「社会人としてやっていけるのか」「希望する企業から内定をもらえるのか」といった不安は、就活生にとって大きな精神的な負担となります。
将来に対する不安が強いと、就職活動に積極的に取り組むことができず、自己PRや面接対策に集中することが難しくなり、結果として、就職活動のやり方が分からなくなってしまうことがあります。
自己不信、将来への不透明感、そして、社会人になることへのプレッシャーが、就職活動のやり方が分からないという状況を生み出す要因となります。
【就活のやり方がわからない】就活準備から内定までの流れ
就活のスケジュールは希望する業種・職種によって異なりますが、基本的な流れはおおよそ同じです。
まず、大学3年生になったら、サマーインターンの情報を収集します。
夏の長期休暇はインターンに参加するようにし、秋にはウィンターインターンについて調べられると良いです。
3月から説明会やエントリーが開始され、ESの提出が求められます。
夏と冬の長期休暇を活用し、本格的に就活が始まる3月に備えてください。
では、ここから時系列に沿って主な流れを説明するので、確認していきましょう。
4月から7月
まずは、サマーインターンのエントリーをしましょう。
就職活動を始めると忙しくなるため、しっかりスケジュールを管理することが大事です。
サマーインターンの情報は、4月頃から公開されます。
締め切りが早い企業の場合、5月には受け付けを終えてしまいますので、間に合わせられるように気をつけなければいけません。
また選考の際には、ESの提出やWebテストの実施などがあります。
気になる企業に申し込むためには何が必要なのかを、前もって調べておきましょう。
またES提出の際に必要な就活写真は後回しになってしまうことが多いため早めに準備をしておくのが良いでしょう。
証明写真には時間をかけずサクッとプロにお任せしてしまうのが良いでしょう。
店舗数が多いスタジオインディがおすすめです。
8月から9月
無事に選考を通過した後は、実際にサマーインターンに参加します。
一社だけではなく、いくつか参加してみましょう。
インターンに参加することで、企業や業界の研究を進められるので、ぜひ意欲的に取り組んでください。
社員の話を聞いたり、仕事を体験したりすると、入社後の自分の姿が思い浮かびやすくなるでしょう。
インターンは、企業によってさまざまなプログラムが用意されていますが、パフォーマンス次第で採用につながることもあります。
10月から11月
企業の中には、サマーインターンに参加した者のみに、早期選考の案内を出すところがあります。
そのため、案内の確認と早期選考の対策は欠かさないようにしなければいけません。
また、10月から11月の間は、ウィンターインターン(冬場に実施されるインターンのこと)のエントリーも開始されます。
就活に意欲的な大学生は、3年生の夏から冬にかけて複数のインターンに参加しています。
興味のある企業にエントリーできるよう、必要な情報を集めておきましょう。
12月から2月
先述したウィンターインターンが始まるので、特にサマーインターンでうまくいかなかった人はここでリベンジしましょう。
サマーインターンとウィンターインターンは、学生の長期休暇期間中に実施されることが多いです。
特にウィンターインターンは、サマーインターンよりも志望度の高い就活生が参加しており、事前の対策が欠かせません。
基本的なビジネスマナーができているか、友達や先輩などにチェックしてもらいましょう。
また、積極性や誠実性などの能力も身につけておく必要があります。
周りの人についていけるよう、気合いを入れて行動しましょう。
3月以降
3月は、多くの企業が本選考を始める時期とされています。
就職活動が解禁されると、エントリーや説明会の予約ができるようになりますが、すぐに予約の枠が埋まってしまうことも珍しくありません。
3月になる前に、どの説明会に参加するのかを決めておくようにしてださい。
就活情報サイトに登録し、就活解禁日から行動できるようにしましょう。
また、大学4年生になる直前に行われる、スプリングインターンもあります。
ウィンターインターンに参加できなかった人は、ぜひチェックしてみてください。
【就活のやり方がわからない】就活を始めたばかりのときにやるべきこと
何から始めればいいのかわからない方は、まずは就活情報サイトへの登録を済ませましょう。
企業の情報を業界別や職種別、地域別に絞って検索し、興味がある会社があればブックマークしましょう。
ほかにも、就活対策本を読んだり、自己分析をしてガクチカを作成したりしておくことをおすすめします。
以下では、上記に挙げたポイントを深掘りして説明します。
就活は最初のスタートダッシュが重要なので、それぞれ確認し、自分にできるものから実践してみてください。
就活友達を作る
ガクチカを作成する
自己分析
就活情報サイトに登録
就活は情報戦になります。
事前にインターンや説明会の情報を知っておかないと、興味のある企業の応募に間に合わなかったり、重要な情報を逃してしまったりするかもしれません。
スムーズに就活を進めていくには、就活情報サイトの活用が欠かせません。
サイトに登録すれば、さまざまな情報を簡単に入手することができます。
しかし、就活情報サイトの数は多く、信頼性のあるところを探さなければいけません。
その際には、利用者の数などを目安にすると良いでしょう。
また、登録するサイトは1つに絞る必要はありません。
ほかのサイトには掲載されていない情報が見つかることも考えられるので、使い勝手が良さそうなものがあれば2〜3個ほど登録してみてください。
就活友達を作る
1人で就活をしていると、視野が狭くなって有効なアクションを取れなくなってしまうことがあります。
また、魅力的なESを作成するには、客観的な視点を持つことが重要です。
就活について相談できる友達を作ることで、情報交換やお悩み相談、アドバイス交換などさまざまなことが気軽にできるようになります。
客観的な視点で意見を述べられると、自己PRや志望動機の作成が捗ることになるでしょう。
また、自分では気がつかなかった問題点なども指摘してもらえるため、ブラッシュアップする際にも有効です。
学校やアルバイト先には就活友達がいなくても、インターンシップや合同説明会などでできる場合もあります。
特に、志望先が同じ業界だと情報の共有がしやすいです。
ただし、企業から遊びにきているような印象を持たれないよう、節度を持って取り組む必要があります。
ガクチカを作成する
ガクチカとは、学生時代に力を入れたことを指す言葉で、就活において重要な要素のひとつとされています。
ガクチカは基本的にどこの企業でも聞かれるので、事前に準備しておく必要があります。
内容は、特に学業に限らなくても構いません。
ゼミやサークル以外に、アルバイトやボランティアなど、自分が頑張った活動について述べられるようにしましょう。
また、ガクチカでは成果よりも過程が重視されています。
企業は過程を知ることで、応募者の仕事の取り組み方をイメージします。
成果にこだわらず、自分の強みをアピールできるエピソードを選んでください。
目標を達成するために何をしたのか、課題をどう乗り越えたのかといったことから考えて、ガクチカを作成してみましょう。
自己分析
自己分析をしておくと、ガクチカや自己PRの対策が容易になります。
自分の経験や考え方から、長所や短所、価値観などを客観的に捉えましょう。
自分の性格や特徴が明らかになれば、向いている仕事のイメージが見えてくるはずです。
また、自己分析の方法は多岐にわたります。
たとえば「自分史」の場合、自分のこれまでの出来事を時系列に並べて分析します。
ある出来事に対して、自分が取った行動や身につけたスキルをまとめてみましょう。
ほかにも、テーマに設定したキーワードを中心にして、関連する言葉をつなげていく「マインドマップ」もおすすめです。
マインドマップを作ることで漠然としたイメージが具現化され、自分の思考を整理することができます。
【就活のやり方がわからない】就活のやり方がわからないときに実施するべきこと
就職活動の進め方に関して途方に暮れ、不安を感じているなら、具体的な行動を起こして現状を打開することが重要です。
漠然とした不安を抱え続けるのではなく、一つずつ着実に準備を進めることで、必ず道は開け、納得のいくキャリアへと繋がるでしょう。
以下に何をすべきなのかを解説しますので、参考にして行動していきましょう。
自己分析
就活における最初の一歩であり、最も重要な土台となるのが自己分析です。
自分が本当に何をしたいのか、何ができるのか、どんな価値観を大切にしているのかを深く理解することで、就職活動の軸が明確に定まります。
過去の経験を時系列で振り返る「自分史」の作成や、モチベーションの上下を可視化する「モチベーショングラフ」の活用は、あなたの価値観や興味の源泉を客観的に見つめ直すのに役立ちます。
また、親しい友人や家族に自分の強みや弱みを聞いてみる他己分析も、自分では気づかない新たな一面を発見する有効な手段です。
これらの方法を通じて得られた深い自己理解は、自己PRや志望動機に説得力を持たせるための強力な武器となります。
業界研究
自分の興味や適性がどこにあるのか不明確な場合、まずは世の中に存在する多様な業界について調べてみましょう。
各業界がどのような事業活動を行っているのか、どのような企業が存在するのか、その業界の将来性や社会への貢献度はどうかなどを多角的に把握します。
業界研究を通して、これまで視野になかった分野に興味を持つきっかけとなったり、自分の専門性やスキルが意外な形で活かせる業界を発見したりできるかもしれません。
広く浅く情報を集めることから始め、徐々に興味のある業界を深掘りしていくことで、キャリアの選択肢を広げることができます。
企業研究
興味を持った業界の中で、さらに具体的な企業について深く調べていきましょう。
企業のウェブサイトや採用ページ、IR情報、ニュースリリースなどを読み込み、企業理念、事業内容、製品・サービス、社風、福利厚生、働く社員の声などを把握します。
企業研究を徹底することで、その企業で働く具体的なイメージを持つことができ、入社後のミスマッチを防ぐことに繋がります。
また、企業への理解度が高いほど、面接やエントリーシートで具体的な志望動機を語ることができ、あなたの入社への熱意を効果的に伝えることができます。
業界研究・企業研究は、魅力的な志望動機の作成にもつながります。
WEBテスト対策
多くの企業が選考の初期段階で導入しているWEBテストは、避けて通れない関門の一つです。
出題形式は企業によって異なりますが、主に言語理解、非言語(数的処理)、論理的思考力、性格といった分野が測られます。
市販の対策問題集を繰り返し解き、時間配分を意識しながら練習することで、合格ラインを突破する力を養いましょう。
特に、Webテストは自宅で受けることが多いため、試験環境を整え、本番と同様の緊張感を持って臨むことが重要です。
合同説明会や企業説明会へ参加
実際に企業の採用担当者から話を聞ける合同説明会や企業説明会には積極的に参加しましょう。
ウェブサイトの情報だけでは分からない、企業の雰囲気や働き方、社員の人柄などを肌で感じることができます。
説明会での質疑応答の時間や、企業ブースでの担当者との会話を通して、企業のリアルな情報を得るチャンスです。
これらの情報は、企業選びの軸をより明確にするだけでなく、面接での具体的な質問に繋がることもあります。
応募書類の準備
自己分析や企業研究で得た情報を基に、あなたの「顔」となるエントリーシート(ES)や履歴書といった応募書類を作成します。
あなたの個性や強み、企業への熱意が伝わるように、具体的なエピソードを交えながら、説得力のある文章を心がけましょう。
誤字脱字がないよう、作成後は必ず複数回見直し、可能であれば大学のキャリアセンターや就活エージェントに添削を依頼することで、より完成度の高い書類に仕上げることができます。
面接対策
書類選考を通過したら、次はいよいよ企業に直接自分をアピールする重要な機会である面接です。
自己PRや志望動機、学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)など、面接でよく聞かれる質問への回答を具体的に準備し、何度も声に出して練習しましょう。
大学のキャリアセンターや就活エージェントが実施する模擬面接を活用し、客観的なフィードバックを得て改善を繰り返すことが、本番で自信を持って臨むための鍵です。
グループディスカッション対策をする
近年、多くの企業で導入されているグループディスカッションは、コミュニケーション能力や協調性、論理的思考力、リーダーシップなどを総合的に評価する選考方法です。
苦手意識を持つ学生も多いかもしれませんが、大学の対策講座に参加したり、友人同士で模擬グループディスカッションを行ったりすることで、議論への参加方法、自分の意見を効果的に発言する方法、周りの意見を傾聴し、チームの結論に貢献する姿勢などを学ぶことができます。
積極的に発言するだけでなく、他者の意見を引き出し、議論を円滑に進める役割も重要です。
OBOG訪問をする
興味のある業界や企業で実際に働くOB・OGを訪問し、現場のリアルな話を聞くことは、企業理解を深める上で非常に有効です。
ウェブサイトや説明会だけでは分からない、仕事の具体的な内容、やりがい、大変なこと、職場の雰囲気、社員のキャリアパスなど、貴重な情報を得ることができます。
OBOG訪問を通じて、あなたの興味が本物か、その企業が本当に自分に合っているのかを確認できる良い機会となります。
これにより、入社後のミスマッチを防ぐことにも繋がります。
OB訪問についてさらに詳しい内容はこちら
就活エージェントに相談する
一人で就職活動を進めることに不安を感じたり、行き詰まったりした場合は、就活エージェントに相談することをおすすめします。
就活エージェントは、自己分析のサポート、業界・企業情報の提供、あなたに合った求人の紹介、ES添削、面接対策など、就活全般にわたる包括的な支援をしてくれるプロです。
客観的な視点からあなたに合ったアドバイスを提供してくれるため、効率的に就職活動を進め、納得のいく内定獲得へと導いてくれる心強い味方となるでしょう。
少しでも気になったり、ご興味のある方は以下のURLから確認してみてください。
【就活のやり方がわからない】就活用に準備するべきもの
就活をするにあたって、事前に準備しなければいけないものが多々あります。
たとえば、履歴書には証明写真が必要になります。
慌てて用意することにならないよう、前もって撮影しておきましょう。
では最後に、就活に向けて用意するべきものを紹介していきます。
なかには用意に時間がかかるものもあるので、なるべく綿密なプランを作って行動することをおすすめします。
時間に余裕があるときに事前の準備を済ませ、ESや面接などの対策に力を入れるようにしてください。
スーツや鞄などは、ビジネスの場でも使えるようなものを用意してください。
柄が入っているものや、極端な色味のスーツは好ましくありません。
無地で黒色のものが一般的ですが、濃紺やグレーも使える場合があります。
また、スーツだけではなくシャツにも気を配りましょう。
シャツもスーツと同様に、柄がないものがおすすめです。
シャツは襟付きのものにし、白色を選んでください。
シャツの下のインナーが透けることも考えられるため、インナーも白やグレー、ベージュなどにすると安心できるでしょう。
また、汚れやシワについても再度確認してください。
就活に適する鞄は、装飾が少なくシンプルなデザインのものです。
撥水性や防汚性があるとより便利でしょう。
証明写真は、基本的に撮影後3ヶ月以内などと期限を指定されていることが珍しくありません。
しかし、企業によって基準は異なるので確認が必須です。
写真は可能な限り、スピード写真や自撮りは避けましょう。
写真館やスタジオを利用する場合、身だしなみを確認してもらえるのでおすすめです。
写真の質も高く、企業に好印象を与えられるような仕上がりが期待できます。
写真を撮ってもらう際には、髪型や表情に気をつけなければいけません。
男性の場合は基本的に短髪にします。
また女性の場合、髪が長ければゴムなどを使ってまとめましょう。
そして、自然な笑顔でカメラの方を向いてください。
なお、写真を撮影する際は原則スーツを着用します。
もしスーツ以外という指定があったとしても、ジャージやスウェットなどは控えるようにしてください。
【2025版】就活の証明写真におすすめの写真館14選と費用と撮影前後の注意点では
証明写真を撮るコツと、おすすめの写真館を紹介しています。こちらも併せてご覧ください。
3つ目は「提出書類」の把握と準備です。
提出書類に何が必要なのか確認して準備するようにしましょう。
スーツや鞄、証明写真などにも言えることですが、就活の一歩目として事前準備はモレや抜かりなく行うことです。
まず基本的なことをするだけで就活生の上位40%には入れます。
誰でもできる基本的な準備ができていない就活生は意外と多いのです。
特に就活の序盤は、十分に準備ができていない就活生が多いので、差別化するチャンスでもあります。
ESや履歴書を作成するときは自己PRや志望動機などを書くため事前に準備しておくようにしましょう。
4つ目は「就活用ノート」を活用することです。
説明会やOB・OG訪問をする際には多くのメモを取ります。
その際、就活のためだけに使う専用ノートを準備しましょう。
今時スマートフォンでメモを取るのが主流ですが、ビジネスにおいてスマホでメモを取るのは基本的にマナー違反になります。
持ち運びやすく、いつでも出しやすい手のひらサイズで構いませんので、ノートを準備しておきましょう。
よくある話ですが、メモを「取るだけ」の人が非常に多いです。
これは就活生だけでなく社会人の方でも珍しくありませんし、非常にもったいない話です。
ノートのメモを就活に活かせればうまくいくのに、メモを取るだけになってはいつまでたっても良い方向に進みません。
メモを取り、その内容を次のチャンスに活かしてうまくいけば、自分の成長を実感できるので、メモを取ることも楽しくなってきます。
就活ではスーツや鞄の購入費用、証明写真の撮影代に加え、交通費なども考慮しなければいけません。
決して少なくない額のお金が必要になるので、計画的に貯めておきましょう。
交際費を抑えたり、趣味に使うお金を少なくしたりして、就活にかかる費用を作るようにしてください。
特に地方の学生の場合、夜行バスや新幹線など都内にいる学生よりも交通費がかかる傾向にあるため注意が必要です。
また、就活で必要になる鞄を購入する際も、比較的リーズナブルな値段のものを選ぶと良いでしょう。
たとえば、鞄は軽くて丈夫なポリエステルやナイロンの素材のものにすると、革のビジネスバッグよりも安くなります。
スーツも入学式のものが使用できるのなら、特に新調しなくても構いません。
就活と並行してアルバイトをし、資金を貯めるのもひとつの手です。
【就活のやり方がわからない】就活前に知っておきたいビジネスマナー
就活においてマナーはとても重要です。
ビジネスマナーを身に着けていないと選考を落とされる可能性が格段に高くなります。
あらかじめビジネスマナーを知っておくだけで就活を円滑に進めることができます。
ここからは下記4点について詳しく解説していきます。
説明会参加時のマナー
ES・履歴書でのマナー
電話やメールのマナー
また、髪型や服装など就活の基本的なマナーについては下記の記事を参考にしてみてください。
身だしなみ
まず「身だしなみのマナー」についてです。
面接やビジネスの場では、清潔感があり、適切な服装が求められます。
企業の業態や文化に合わせたフォーマルなスーツが一般的ですが、業界によっては私服での参加が許されることもあります。
私服での参加OKという企業の場合、最も無難な着こなしはオフィスカジュアルです。
オフィスカジュアルとはスーツと私服の中間地点といったイメージです。
それでもイメージが湧きにくいと思われる方は、応募する企業のHPを確認してみてください。
そこで紹介されている社員さんの服装を参考にすると、身だしなみで大きくハズれることは無いでしょう。
説明会参加時
2つ目に「説明会参加時のマナー」です。
説明会に参加する際は言葉遣いや態度、服装に注意しましょう。
書類などを受け取るときは両手が基本です。
また、質疑応答の際「質問は特にありません」はNGです。
興味がない、あまり考えていない人だと企業側に判断されかねません。
企業説明会は面接ほどの緊張感はないかもしれませんが、説明会のときから面接がはじまっていると言っても過言ではありません。
事前準備をして主体的に取り組みましょう。
ES・履歴書
3つ目は「ES・履歴書でのマナー」です。
ES・履歴書など手書きの文字・文章を書く際は、できるだけ丁寧な字で書くようにしてください。
はっきりと読めるように黒く濃いペンで書くようにしましょう。
もし誤字・脱字などミスをしてしまったら必ず新しい用紙に書き直してください。
修正テープなどを使うのは絶対にダメです。
ポイントとして、いきなり清書しないことです。
面倒かもしれませんが、パソコンもしくはスマホで必ず下書きしておきましょう。
下書きから手書きにしてしまっては、あまりにも非効率です。
使うツールはドキュメントやメモなどご自身が使いやすいもので構いません。
書くことが決まり切ってから、手書きの清書を行ってください。
電話やメール
最後に「電話やメールのマナー」についてです。
基本的な言葉遣いやメールの仕方を理解しておくようにしましょう。
電話をする際は時間に注意が必要です。
比較的電話をかけても大丈夫な時間帯は、平日の10時~12時または13時~16時頃が一般的です。
メールで連絡をする時は、 送信前に宛先と件名・本文を確認することと、誤字・脱字がないか必ずチェックしておきましょう。
誤字・脱字を防ぐ方法として、WordやGoogleドキュメントに送信予定の本文を貼り付け、スペル・文法のチェックを行いましょう。
メールマナーについてさらに詳しい内容はこちら
【就活のやり方がわからない】評価につながる3つの項目
就職活動において、面接官が何を見ているのか分からず不安になっている場合もあるでしょう。
企業が応募者を評価する視点は多岐にわたりますが、特に重要となるのは以下の3つの項目です。
これらの点を理解し、適切にアピールすることで、選考通過の可能性を高めることができます。
仕事で活躍できそうか
企業が最も重視するのは、応募者が入社後に、実際に仕事で活躍し、企業に貢献してくれるかどうかという点です。
これは、単に学力や資格の有無だけでなく、応募者の持つスキル、知識、経験が、募集している職種や業務内容とどれだけ合致しているかを見極められます。
また、未知の課題に対する問題解決能力や、困難に直面した際の粘り強さ、新しいことを学ぶ学習意欲といった、潜在的な能力やポテンシャルも評価の対象となります。
過去の経験から具体的なエピソードを交え、「自分が入社後、どのように貢献できるか」を明確に伝えることが重要です。
人柄が会社に合いそうか
企業は、共に働く仲間として、応募者の人柄が自社の企業文化や社風に合うかどうかを非常に重視します。
どんなに優れた能力を持っていても、チームワークを乱したり、企業の価値観と大きく異なる人柄では、組織に定着し、長く活躍することは難しいと考えるからです。
協調性、コミュニケーション能力、主体性、誠実さなどが評価のポイントとなります。
面接での受け答えや、グループディスカッションでの振る舞いを通じて、あなたの人間性や、周囲と円滑に連携できるかどうかが判断されます。
企業研究を通して、その企業の社風や働く人々の雰囲気を把握し、それに合ったあなた自身の人柄をアピールすることが大切です。
社会人としてのマナー・身だしなみができているか
基本的な社会人としてのマナーや身だしなみは、評価の土台となります。
これらは、仕事への真面目さや、周囲への配慮を示すものとして企業から見られます。
挨拶、言葉遣い、時間厳守、清潔感のある服装や髪型、姿勢、表情など、基本的な要素がきちんとできているかどうかがチェックされます。
これらの点が不足していると、どんなに良い内容を話しても、マイナスな印象を与えてしまう可能性があります。
採用担当者は、これらの点から「お客様や取引先と適切にコミュニケーションが取れるか」「会社の代表としてふさわしいか」といった点を判断するため、意識的に準備しておくことが重要です。
【就活のやり方がわからない】どうしてもわからないときは
これまでに紹介してきたことを確認してみても、まだ把握できないことはあるでしょう。
そのような場合、就活エージェントに頼ってみてください。
就活エージェントは、就活のプロです。
履歴書やESの添削はもちろん、面接の対策もしてもらえます。
自己分析や志望動機に関する相談も可能なので、積極的に活用しましょう。
就活生一人ひとりに合ったサポートを提供しているため、不安に感じることはありません。
また、就活中だけでなく、志望している企業から内定を得た後もサポートしてもらえるので、登録して損はありません。
基本的に無料で利用できるのも嬉しいポイントと言えるでしょう。
おすすめの就活エージェントはこちらなので、ぜひアクセスしてみてください。
おわりに
本記事では、就活の基本的なやり方について解説しました。
何から手をつけるべきなのかわからない人も、おおまかな流れを知っておくと取り組みやすくなるので、ぜひ参考にしてください。
就活では、志望する業界・企業について調べ、必要な情報を集めておくことが大切です。
そのため、インターンや説明会には意欲的に参加することをおすすめします。
ギリギリになって慌ててしまうことがないように、早い段階からESや面接の対策を行い、企業からの内定を勝ち取りましょう。






