【就活始めなきゃ!】就職活動の初めにやるべきことや準備するもの・コツなどを徹底解説!

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柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること

・就活の始め方
・就活のスタートダッシュは何をすればよいのか
・就活のコツ

この記事をおすすめしたい人

・就活を始めようとしている人
・就活、何をしていいかわからない人

目次目次を全て表示する

はじめに

就活をはじめようと思ってるけど何からしたら良いのかわからない、やるべきことは多いのに一向に手が進まないという方は多いのではないでしょうか。

この記事では、就活の進め方を時期と項目別にやるべきことをまとめました。

落ち着いて確実に項目1つずつ進めていってください。

就職活動とは、主に大学生が卒業する前に、企業から内定をもらうために行うことを指しています。

しかし、就活について考え始めたばかりの人は、具体的に何をするものなのかはわからないかもしれません。

大学生は、3年生になると就活が始まります。

事前に就活の流れを把握し、余裕を持って進めていけるようにしましょう。

本記事では、就活の基本的なポイントについて解説します。

就活の準備をしている方は、ぜひ参考にしてみてください。

【就活のやり方がわからない】就活のスケジュールとは

就活のスケジュールは希望する業種・職種によって異なりますが、基本的な流れはおおよそ同じです。

まず、大学3年生になったら、サマーインターンの情報を収集します。

夏の長期休暇はインターンに参加するようにし、秋にはウィンターインターンについて調べられると良いです。

3月から説明会やエントリーが開始され、ESの提出が求められます。

夏と冬の長期休暇を活用し、本格的に就活が始まる3月に備えてください。

では、ここから時系列に沿って主な流れを説明するので、確認していきましょう。

4月から7月

まずは、サマーインターンのエントリーをしましょう。

就職活動を始めると忙しくなるため、しっかりスケジュールを管理することが大事です。

サマーインターンの情報は、4月頃から公開されます。

締め切りが早い企業の場合、5月には受け付けを終えてしまいますので、間に合わせられるように気をつけなければいけません。

また選考の際には、ESの提出やWebテストの実施などがあります。

気になる企業に申し込むためには何が必要なのかを、前もって調べておきましょう。

8月から9月

無事に選考を通過した後は、実際にサマーインターンに参加します。

一社だけではなく、いくつか参加してみましょう。

インターンに参加することで、企業や業界の研究を進められるので、ぜひ意欲的に取り組んでください。

社員の話を聞いたり、仕事を体験したりすると、入社後の自分の姿が思い浮かびやすくなるでしょう。

インターンは、企業によってさまざまなプログラムが用意されていますが、パフォーマンス次第で採用につながることもあります。

10月から11月

企業の中には、サマーインターンに参加した者のみに、早期選考の案内を出すところがあります。

そのため、案内の確認と早期選考の対策は欠かさないようにしなければいけません。

また、10月から11月の間は、ウィンターインターン(冬場に実施されるインターンのこと)のエントリーも開始されます。

就活に意欲的な大学生は、3年生の夏から冬にかけて複数のインターンに参加しています。

興味のある企業にエントリーできるよう、必要な情報を集めておきましょう。

12月から2月

先述したウィンターインターンが始まるので、特にサマーインターンでうまくいかなかった人はここでリベンジしましょう。

サマーインターンとウィンターインターンは、学生の長期休暇期間中に実施されることが多いです。

特にウィンターインターンは、サマーインターンよりも志望度の高い就活生が参加しており、事前の対策が欠かせません。

基本的なビジネスマナーができているか、友達や先輩などにチェックしてもらいましょう。

また、積極性や誠実性などの能力も身につけておく必要があります。

周りの人についていけるよう、気合いを入れて行動しましょう。

3月以降

3月は、多くの企業が本選考を始める時期とされています。

就職活動が解禁されると、エントリーや説明会の予約ができるようになりますが、すぐに予約の枠が埋まってしまうことも珍しくありません。

3月になる前に、どの説明会に参加するのかを決めておくようにしてださい。

就活情報サイトに登録し、就活解禁日から行動できるようにしましょう。

また、大学4年生になる直前に行われる、スプリングインターンもあります。

ウィンターインターンに参加できなかった人は、ぜひチェックしてみてください。

【就活のやり方がわからない】まずは基本を押さえよう

就活を始めようとするときは、誰もが何をしたらいいのかわからないものです。

したがって、やり方がわからないからといって焦る必要はないでしょう。

就活では、情報収集が大切です。

就活情報サイトに登録したり、学校のキャリアセンターを利用したりして、必要な情報は逃さないようにしましょう。

もし志望する企業が思い浮かばない場合は、自己分析をしてください。

自己分析によって、自分が将来どのような仕事をしたいのかが見えてくるようになります。

そして、その仕事が実現できそうな企業の研究を行い、インターンに参加して実際の雰囲気をつかみましょう。

ただし、ESや面接といった選考を用意している企業も多いので、それらの対策も忘れないようにしてください。

【就活のやり方がわからない】就活を始めたばかりのときに必ずやるべきこと

何から始めればいいのかわからない方は、まずは就活情報サイトへの登録を済ませましょう。

企業の情報を業界別や職種別、地域別に絞って検索し、興味がある会社があればブックマークしましょう。

ほかにも、就活対策本を読んだり、自己分析をしてガクチカを作成したりしておくことをおすすめします。

以下では、上記に挙げたポイントを深掘りして説明します。

就活は最初のスタートダッシュが重要なので、それぞれ確認し、自分にできるものから実践してみてください。

就活情報サイトに登録
就活対策本を購入
就活友達を作る
ガクチカを作成する
自己分析

就活情報サイトに登録

就活は情報戦になります。

事前にインターンや説明会の情報を知っておかないと、興味のある企業の応募に間に合わなかったり、重要な情報を逃してしまったりするかもしれません。

スムーズに就活を進めていくには、就活情報サイトの活用が欠かせません。

サイトに登録すれば、さまざまな情報を簡単に入手することができます。

しかし、就活情報サイトの数は多く、信頼性のあるところを探さなければいけません。

その際には、利用者の数などを目安にすると良いでしょう。

また、登録するサイトは1つに絞る必要はありません。

ほかのサイトには掲載されていない情報が見つかることも考えられるので、使い勝手が良さそうなものがあれば2〜3個ほど登録してみてください。

就活対策本を購入

就活ではサイトの情報だけに頼らず、対策本を購入して情報を得ることも大切です。

就活対策本の中には、自己分析用やWeb対策用の書籍などといったさまざまなものが販売されています。

本によって力を入れているテーマや扱う内容が異なり、より詳しく研究したいものがあるときに役立てられます。

自分がどのような仕事をしたいのかがわからない人でも、自己分析の本を読むことで興味のある仕事が見つかるかもしれません。

また業界地図があれば、自分が興味のある業界の勉強も容易に行えます。

最新の年度のものをチェックし、今後の動向を把握しておきましょう。

ほかにも、エントリーシートや面接の対策などがまとめられている本もあります。

就活においてESや面接は避けられないものなので、購入しておくと便利でしょう。

就活友達を作る

1人で就活をしていると、視野が狭くなって有効なアクションを取れなくなってしまうことがあります。

また、魅力的なESを作成するには、客観的な視点を持つことが重要です。

就活について相談できる友達を作ることで、情報交換やお悩み相談、アドバイス交換などさまざまなことが気軽にできるようになります。

客観的な視点で意見を述べられると、自己PRや志望動機の作成が捗ることになるでしょう。

また、自分では気がつかなかった問題点なども指摘してもらえるため、ブラッシュアップする際にも有効です。

学校やアルバイト先には就活友達がいなくても、インターンシップや合同説明会などでできる場合もあります。

特に、志望先が同じ業界だと情報の共有がしやすいです。

ただし、企業から遊びにきているような印象を持たれないよう、節度を持って取り組む必要があります。

ガクチカを作成する

ガクチカとは、学生時代に力を入れたことを指す言葉で、就活において重要な要素のひとつとされています。

ガクチカは基本的にどこの企業でも聞かれるので、事前に準備しておく必要があります。

内容は、特に学業に限らなくても構いません。

ゼミやサークル以外に、アルバイトやボランティアなど、自分が頑張った活動について述べられるようにしましょう。

また、ガクチカでは成果よりも過程が重視されています。

企業は過程を知ることで、応募者の仕事の取り組み方をイメージします。

成果にこだわらず、自分の強みをアピールできるエピソードを選んでください。

目標を達成するために何をしたのか、課題をどう乗り越えたのかといったことから考えて、ガクチカを作成してみましょう。

自己分析

自己分析をしておくと、ガクチカや自己PRの対策が容易になります。

自分の経験や考え方から、長所や短所、価値観などを客観的に捉えましょう。

自分の性格や特徴が明らかになれば、向いている仕事のイメージが見えてくるはずです。

また、自己分析の方法は多岐にわたります。

たとえば「自分史」の場合、自分のこれまでの出来事を時系列に並べて分析します。

ある出来事に対して、自分が取った行動や身につけたスキルをまとめてみましょう。

ほかにも、テーマに設定したキーワードを中心にして、関連する言葉をつなげていく「マインドマップ」もおすすめです。

マインドマップを作ることで漠然としたイメージが具現化され、自分の思考を整理することができます。

【就活のやり方がわからない】就活を始めたばかりのときにできればやるべきこと

就活は大学3年生の3月から説明会があり、ESの提出が求められます。

大学4年生の6月には選考が開始され、内定を獲得する学生が増えてくるようになります。

そのため、3月になってから準備を始めるのは好ましくありません。

早い段階で説明会やインターンに参加しておくと余裕ができます。

また、今後実施される選考の対策も済ませておくと良いでしょう。

このように、就活を始めたばかりの頃にしておきたいことは多々あります。

以下で詳しく紹介していきますので、参考にしてみてください。

集団面接_面接_グループディスカッション

Webテスト対策

Webテストとは、自宅や学校のパソコンから受検できるテストのことです。

Webテストによって、企業は応募者の能力や性格を見極めます。

主に国語的問題の「言語」、数学的問題の「非言語」、そして「性格」の検査をします。

Webテストは多くの企業でも課されているので、事前に対策をしておきましょう。

また、Webテストの種類は企業ごとに異なっているため注意が必要です。

代表的なものは、SPIや玉手箱といったものです。

ほかにもGAB、CAB、TG-WEBなどといったものが挙げられるでしょう。

言語検査や非言語検査は、事前に問題の内容や傾向を把握し、解き方のコツを押さえておけば解けるようになります。

一方、性格検査の対策は特に必要ありません。

業界・企業研究

就活を始めたての頃は、どのような業界、企業があるのかがまだわからないことも多いため、リサーチが重要になります。

業界や企業研究を行い、それぞれの種類や特徴を知りましょう。

先に業界研究をして志望する業界を決めてから、応募する企業の研究に進むと良いです。

業界研究だけでは、ESや面接で述べる志望動機が、志望する企業以外でも使えるようなものになってしまうかもしれません。

同じ業界でも、企業によって力を入れている事業は変わります。

入社した後に、想像していた仕事内容とは違うといったことにならないように、ぜひ研究をしてください。

情報は常に変化するので、最新の業界の状況や今後の課題について調べましょう。

業界研究・企業研究は、魅力的な志望動機の作成にもつながります。

ESを書く

ESとは、エントリーシートのことを指します。

企業に提出する応募書類のひとつであり、選考の段階で使用されます。

氏名や住所、学歴などの基本的な情報以外に、自己PRや志望動機、ガクチカの項目が設けられていることが多いです。

ESは履歴書と違って、応募者の人柄を探ることができます。

ESを書き、合否を知ることで、今後の行動や対策方法も変わってきます。

またESで志望動機を書くときは、PREP法を使うとわかりやすいでしょう。

PREP法とは、Point・Reason・ Example・Pointの頭文字を取って名付けられた文章構成のことで、これらの順で文を構成すると、相手に要点を簡潔に伝えられます。

ESでは、限られた文字数の中で、自分の熱意をアピールしなければいけません。

PREP法を使用し、論理的に述べられると無駄な内容を省けます。

面接対策をする

どれだけ自己分析や企業研究ができても、言葉でうまく伝えることができなければ就活はうまくいかないでしょう。

頻出質問は事前に調べておき、スラスラと答えられるようにしましょう。

このとき、面接官に聞く質問も準備できていると良いです。

また、面接はESの内容を踏まえて行われるため、ESと矛盾が生じないようにしなければいけません。

自分で書いた内容を確認し、本番までに整理しておいてください。

これらに加え、発声や立ち振る舞い方も大切なポイントです。

何を言っているのかが聞き取りづらかったり、マナーが悪かったりすると、企業に良い印象を与えられません。

面接に備えて、声の出し方や表情、入室や退室の仕方、座り方なども意識してみましょう。

グループディスカッション対策をする

グループディスカッション(GD)はやや特殊な選考となり、対策が難しいです。

GDでは数人のグループに分けられ、決められたテーマについてディスカッションを行います。

本番で焦ることのないよう、GDの基本的な流れを確認しましょう。

まず、人事担当者から説明を聞き、自己紹介をします。

次に、議長・タイムキーパー・書記・発表者といった役割を決めます。

それから議論を行い、最後にグループの結論を発表するといった具合です

自分に合う役割や、立ち回り方などをあらかじめ押さえておきましょう。

また、GDは積極性や協調性が見られます。

発言しなければ評価が難しくなりますが、ただ発言数が多ければ良いというわけではありません。

議論の進行の妨げにならないよう、場の状況を正しく判断して発言することを心がけましょう。

説明会に参加してみる

就活を始めたばかりで、まだ志望先を絞られていなくても、積極的に説明会に参加することをおすすめします。

自分にとって魅力的な企業に出会えるかもしれません。

もし志望企業が決まっていなければ、合同説明会に参加してみてください。

合同説明会では、企業の詳しい情報を知ることが可能です。

また、一度に多くの企業の理解を深められたり、複数の企業を比較して、志望先を検討したりすることもできます。

さらに先輩の声を聞けるので、就職する実感も湧いてくることになるでしょう。

なお、企業によっては、説明会の参加が選考の条件に含まれることもあります。

説明会は企業のWebサイトや就活情報サイトから応募するのが一般的なので、詳細を確認しておきましょう。

インターンシップに参加してみる

業界や企業研究ができたら、インターンシップに参加してみましょう。

春から冬までインターンの機会は設けられているので、スケジュールを確認して応募してください。

インターンでは、実際の仕事を体験できるので、興味のある企業のインターンの参加はメリットが多いと言えます。

ただし、ESを提出したりWebテストを受けたりしなければ参加できないケースも多いので注意が必要です。

もし落ちてしまったときも、ESやWebテストの対策をしたことは、自分にとって貴重な財産となるため無駄にはなりません。

一方、無事にインターンに参加できた場合、早期選考へのチャンスが与えられるかもしれないので、参加できるのなら複数の企業のインターンに応募しましょう。

OG・OB訪問をする

8つ目は「OG・OB訪問をする」です。

OB・OG訪問をすることで実際に働く人から情報を得ることができます。

現場で働く人から受け取る情報は、就活を円滑に進めるうえで非常に重要なものです。

ネット上や公の場では聞けない貴重な話が聞けるほか、就活においての対策も期待することができます。

注意点ですが、年齢の近いOB・OGの先輩に訪問する際は、どうしても緊張感が薄れてしまいがちです。

それにより、話し方がくだけすぎてしまったり、失礼なことをしてしまいやすくもあります。

訪問前には必ず事前準備をしておきましょう。

OB訪問についてさらに詳しい内容はこちら

就活エージェントに相談する

9つ目は「就活エージェントに相談する」です。

人によって就活は長期戦であり、どうしても自分ひとりで進めていくには心身ともにしんどくなることもあるでしょう。

大学の就職センターには就活生が殺到し予約待ちということも珍しくありません。

また、ご友人は切磋琢磨してともにがんばるには頼もしいライバルですが、あなたの道標を的確にアドバイスすることは困難でしょう。

そんな時、就活エージェントはあなたが就活を進めるにあたって、豊富な知識と経験であなたと共にゴールまで歩んでくれます。

就活エージェントは基本的には求人を紹介してくれるサービスを無料で就活生のみなさんに提供します。

その一環として、面接指導やカウンセリング、各種の提出書類の添削などを行ってくれる会社もあります。

少しでも気になったり、ご興味のある方は以下のURLから確認してみてください。

【就活のやり方がわからない】就活用に準備するべきもの

就活をするにあたって、事前に準備しなければいけないものが多々あります。

たとえば、履歴書には証明写真が必要になります。

慌てて用意することにならないよう、前もって撮影しておきましょう。

では最後に、就活に向けて用意するべきものを紹介していきます。

なかには用意に時間がかかるものもあるので、なるべく綿密なプランを作って行動することをおすすめします。

時間に余裕があるときに事前の準備を済ませ、ESや面接などの対策に力を入れるようにしてください。

スーツや鞄

スーツや鞄などは、ビジネスの場でも使えるようなものを用意してください。

柄が入っているものや、極端な色味のスーツは好ましくありません。

無地で黒色のものが一般的ですが、濃紺やグレーも使える場合があります。

また、スーツだけではなくシャツにも気を配りましょう。

シャツもスーツと同様に、柄がないものがおすすめです。

シャツは襟付きのものにし、白色を選んでください。

シャツの下のインナーが透けることも考えられるため、インナーも白やグレー、ベージュなどにすると安心できるでしょう。

また、汚れやシワについても再度確認してください。

就活に適する鞄は、装飾が少なくシンプルなデザインのものです。

撥水性や防汚性があるとより便利でしょう。

証明写真

証明写真は、基本的に撮影後3ヶ月以内などと期限を指定されていることが珍しくありません。

しかし、企業によって基準は異なるので確認が必須です。

写真は可能な限り、スピード写真や自撮りは避けましょう。

写真館やスタジオを利用する場合、身だしなみを確認してもらえるのでおすすめです。

写真の質も高く、企業に好印象を与えられるような仕上がりが期待できます。

写真を撮ってもらう際には、髪型や表情に気をつけなければいけません。

男性の場合は基本的に短髪にします。

また女性の場合、髪が長ければゴムなどを使ってまとめましょう。

そして、自然な笑顔でカメラの方を向いてください。

なお、写真を撮影する際は原則スーツを着用します。

もしスーツ以外という指定があったとしても、ジャージやスウェットなどは控えるようにしてください。

提出書類

3つ目は「提出書類」の把握と準備です。

提出書類に何が必要なのか確認して準備するようにしましょう。

スーツや鞄、証明写真などにも言えることですが、就活の一歩目として事前準備はモレや抜かりなく行うことです。

まず基本的なことをするだけで就活生の上位40%には入れます。

誰でもできる基本的な準備ができていない就活生は意外と多いのです。

特に就活の序盤は、十分に準備ができていない就活生が多いので、差別化するチャンスでもあります。

ESや履歴書を作成するときは自己PRや志望動機などを書くため事前に準備しておくようにしましょう。

就活用ノート

4つ目は「就活用ノート」を活用することです。

説明会やOB・OG訪問をする際には多くのメモを取ります。

その際、就活のためだけに使う専用ノートを準備しましょう。

今時スマートフォンでメモを取るのが主流ですが、ビジネスにおいてスマホでメモを取るのは基本的にマナー違反になります。

持ち運びやすく、いつでも出しやすい手のひらサイズで構いませんので、ノートを準備しておきましょう。

よくある話ですが、メモを「取るだけ」の人が非常に多いです。

これは就活生だけでなく社会人の方でも珍しくありませんし、非常にもったいない話です。

ノートのメモを就活に活かせればうまくいくのに、メモを取るだけになってはいつまでたっても良い方向に進みません。

メモを取り、その内容を次のチャンスに活かしてうまくいけば、自分の成長を実感できるので、メモを取ることも楽しくなってきます。

就活資金

就活ではスーツや鞄の購入費用、証明写真の撮影代に加え、交通費なども考慮しなければいけません。

決して少なくない額のお金が必要になるので、計画的に貯めておきましょう。

交際費を抑えたり、趣味に使うお金を少なくしたりして、就活にかかる費用を作るようにしてください。

特に地方の学生の場合、夜行バスや新幹線など都内にいる学生よりも交通費がかかる傾向にあるため注意が必要です。

また、就活で必要になる鞄を購入する際も、比較的リーズナブルな値段のものを選ぶと良いでしょう。

たとえば、鞄は軽くて丈夫なポリエステルやナイロンの素材のものにすると、革のビジネスバッグよりも安くなります。

スーツも入学式のものが使用できるのなら、特に新調しなくても構いません。

就活と並行してアルバイトをし、資金を貯めるのもひとつの手です。

【就活のやり方がわからない】就活前に知っておきたいビジネスマナー

就活においてマナーはとても重要です。

ビジネスマナーを身に着けていないと選考を落とされる可能性が格段に高くなります。

あらかじめビジネスマナーを知っておくだけで就活を円滑に進めることができます。

ここからは下記4点について詳しく解説していきます。

身だしなみのマナー
説明会参加時のマナー
ES・履歴書でのマナー
電話やメールのマナー

また、髪型や服装など就活の基本的なマナーについては下記の記事を参考にしてみてください。

身だしなみのマナー

まず「身だしなみのマナー」についてです。

面接やビジネスの場では、清潔感があり、適切な服装が求められます。

企業の業態や文化に合わせたフォーマルなスーツが一般的ですが、業界によっては私服での参加が許されることもあります。

私服での参加OKという企業の場合、最も無難な着こなしはオフィスカジュアルです。

オフィスカジュアルとはスーツと私服の中間地点といったイメージです。

それでもイメージが湧きにくいと思われる方は、応募する企業のHPを確認してみてください。

そこで紹介されている社員さんの服装を参考にすると、身だしなみで大きくハズれることは無いでしょう。

説明会参加時のマナー

2つ目に「説明会参加時のマナー」です。

説明会に参加する際は言葉遣いや態度、服装に注意しましょう。

書類などを受け取るときは両手が基本です。

また、質疑応答の際「質問は特にありません」はNGです。

興味がない、あまり考えていない人だと企業側に判断されかねません。

企業説明会は面接ほどの緊張感はないかもしれませんが、説明会のときから面接がはじまっていると言っても過言ではありません。

事前準備をして主体的に取り組みましょう。

ES・履歴書でのマナー

3つ目は「ES・履歴書でのマナー」です。

ES・履歴書など手書きの文字・文章を書く際は、できるだけ丁寧な字で書くようにしてください。

はっきりと読めるように黒く濃いペンで書くようにしましょう。

もし誤字・脱字などミスをしてしまったら必ず新しい用紙に書き直してください。

修正テープなどを使うのは絶対にダメです。

ポイントとして、いきなり清書しないことです。

面倒かもしれませんが、パソコンもしくはスマホで必ず下書きしておきましょう。

下書きから手書きにしてしまっては、あまりにも非効率です。

使うツールはドキュメントやメモなどご自身が使いやすいもので構いません。

書くことが決まり切ってから、手書きの清書を行ってください。

電話やメールのマナー

最後に「電話やメールのマナー」についてです。

基本的な言葉遣いやメールの仕方を理解しておくようにしましょう。

電話をする際は時間に注意が必要です。

比較的電話をかけても大丈夫な時間帯は、平日の10時~12時または13時~16時頃が一般的です。

メールで連絡をする時は、 送信前に宛先と件名・本文を確認することと、誤字・脱字がないか必ずチェックしておきましょう。

誤字・脱字を防ぐ方法として、WordやGoogleドキュメントに送信予定の本文を貼り付け、スペル・文法のチェックを行いましょう。

メールマナーについてさらに詳しい内容はこちら

【就活のやり方がわからない】就活を進める上でのコツ

就活のスケジュール感や流れが見えてきたところで、就活を進める上でのコツを紹介しておきます。

ただやみくもにやってしまい、時間が限られているため最終的に焦りを感じ、納得内定に結び付かないことが多くあります。

効率よく就職活動を進めていくためにも、コツを把握したうえで取り掛かるようにしましょう。

筆記試験対策は前倒しでやっておく

SPIや玉手箱をはじめとした筆記試験は、受ける直前に勉強して高得点が取れるものでは無く、また人気企業であれば得点率のオーダーは高くなっています。

そのため参考書を購入し、勉強を始めるのは今すぐに取り掛かっておいた方が良いです。

まずは受ける企業の筆記試験の出題形式がなんなのかを把握し、人気の参考書を買って学習することをお勧めします。

一人でやらない、困ったら周りを頼るべき

就職活動は自分との闘いである、とよく聞くことがあるかもしれませんが、周りを頼ってこそ上手くいくものです。

自己分析や企業研究、選考対策など、一見一人で完結しそうなものですが、自分のみで取り組むとかなりの時間がかかり、精神的にも辛くなる瞬間が来てしまいます。

そのため行き詰ったときは、家族や友人、先輩に話を聞いてもらい、アドバイスを求めましょう。

自己分析や選考対策などは客観的な視点でのアドバイスが新たな発見につながることは多くあるため、必ず周りの人を頼るようにしましょう。

頻出質問のテンプレを作っておく

就職活動において企業側が聞く質問には、頻出質問としてお決まりのものがいくつかあります。

その中でも今回紹介する「志望動機」「自己PR」「ガクチカ」はどんな企業でもES、面接を通して聞いてきます。

もちろん企業に合わせて作り替えることはしますが、ベースを持っておくことで複数の企業を受ける際の効率の良さが大きく変化します。

志望動機

志望動機は、その名の通り、なぜ企業を志望するかについて述べます。

結論ファーストの構成で書くため、「私が御社を志望する理由は○○です」という書き出しをしましょう。

それに続けてその根拠となるエピソードや理由を述べ、熱意をアピールします。

私が御社を志望する理由は、掲げるミッションに強く共感しているからだ。私は長期インターンにて常に新たな取り組みに挑戦してきた。既存広告に加えて別の方法で顧客リストを増やす方法を提案し、新規プロジェクトを立ち上げた。この主体性ある姿勢は御社がミッションとして掲げる「挑戦し続ける姿勢」に重なる。入社後も新たな挑戦へ主体性を示すことで貢献していきたいと考えている。

自己PR

自己PRはアピールしたい自分の強みについて述べます。

「私の強みは○○です」という書き出しに続けて、それが活かされたまたは培われたエピソードを続けるのが一般的です。

例文を見てみましょう。

私はコミュニケーション能力が強みであると考えている。サークル活動で幹事長を務めていた際、チームをまとめるコミュニケーション能力が求められた。練習期間に中々参加者が集まらず、一人一人と会話をすることでなぜ練習に参加しないのかを聞き出し、練習場所や方法を改善していった。すると段々とヒトが集まるようになり、チームとしての団結力も向上していった。今後は、社内外で関わる人たちとよい関係を構築していくために、このコミュニケーション能力を活かしていきたいと考えている。

ガクチカ

ガクチカは自分が学生時代に力を入れたことについて述べます。

「私は学生生活において○○に力を入れてきました」という結論ファーストの書き出しに続いて、苦労したこと、そしてそれをどう乗り越えたのかというエピソードを付随させるのが一般的です。

例文を見てみましょう。

私は大学生活でのサークル活動において、新入生の歓迎に力を入れた。伝統ある演劇サークルは年々人気が減少し、私が新入生歓迎に携わった年は、よりメンバーを集めることが求められていた。今までは過去の成績や練習風景を中心に伝えていたが、自分たちが今持っている魅力を伝えるのだけではなく、どんなサークルであったら入りたいかというニーズを直接的に聞き出す方針で歓迎を進めていった。すると練習内容ややりたい演劇のジャンルなど具体性のある意見が多く集まり、意見を出してくれた新入生は主体的にサークルへの参加を希望してくれる動きが見られた。結果として30人以上の新入生を迎えることができ、今まではできなかったジャンルの演劇にも取り組むことが可能となった。この経験を通して、相手の考えや思いを尊重することの大切さを学び、入社後はクライアントとの関係構築に活かしていきたいと考えている。

【就活のやり方がわからない】どうしてもわからないときは

これまでに紹介してきたことを確認してみても、まだ把握できないことはあるでしょう。

そのような場合、就活エージェントに頼ってみてください。

就活エージェントは、就活のプロです。

履歴書やESの添削はもちろん、面接の対策もしてもらえます。

自己分析や志望動機に関する相談も可能なので、積極的に活用しましょう。

就活生一人ひとりに合ったサポートを提供しているため、不安に感じることはありません。

また、就活中だけでなく、志望している企業から内定を得た後もサポートしてもらえるので、登録して損はありません。

基本的に無料で利用できるのも嬉しいポイントと言えるでしょう。

おすすめの就活エージェントはこちらなので、ぜひアクセスしてみてください。

おわりに

本記事では、就活の基本的なやり方について解説しました。

何から手をつけるべきなのかわからない人も、おおまかな流れを知っておくと取り組みやすくなるので、ぜひ参考にしてください。

就活では、志望する業界・企業について調べ、必要な情報を集めておくことが大切です。

そのため、インターンや説明会には意欲的に参加することをおすすめします。

ギリギリになって慌ててしまうことがないように、早い段階からESや面接の対策を行い、企業からの内定を勝ち取りましょう。

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