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・SPIの実際の難易度
・SPIが難しいと感じる理由
・SPIの効率的な対策方法
・SPIがなかなかうまくいかない人
・SPIの難易度を知りたい人
・SPIの対策方法を知りたい人
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はじめに
就職活動で多くの就活生が受けることになるのが「SPIテスト」です。
このSPIテストは就活生の基礎学力を測ったり、企業に向いている性格かどうかを判断するためのテストで、受けると思っているよりも難しいと感じる就活生が多いのではないでしょうか?
そこで、この記事ではSPIテストについての解説を「SPIの難易度」「その他のWebテストの難易度」から始め、「SPIが難しいと感じる理由」「SPIを受ける方法」の順番で行います。
最後に「SPIの対策方法」をまとめて説明していますので、しっかり確認して今後のSPIテストに活かせるようにしましょう!
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【SPIの難易度】SPIの難易度
まず初めに説明していく内容は「SPIの難易度」についてです。
SPIテストは就活生の性格の特徴や、基礎的な学力を測るためのテストになっており、「能力検査」と「学力検査」で構成されています。
多くの学生が難しいと感じているこのSPIテストの学力検査ですが、実はそこまで難易度が高いという訳ではありません。
SPIで出題されている問題は一般的に、中学から高校生レベルの問題が多く、勉強を継続して行えば、十分に対応できる問題が多いと言えます。
しかし、就職活動では不安や緊張から、本来の力を100%発揮できるとも限りません。
それらの要因も含めてSPIテストを考えると、問題のレベルが高くないと油断するのではなく、適切な方法でしっかりと事前対策を行う方が良いでしょう。
正答数によって難易度が変わる
SPIは正答数によって難易度が変わるテストであるということを覚えておきましょう。
受験者の回答状況によって問題数や難易度がどんどん変わってくるのです。
よって、受験者によって異なる問題が出題されるため、単に正答率を挙げれば合格できるというわけでもないのです。
SPIの問題はWeb形式で行われるため、難しい回答数が高ければ問題の難易度もどんどん上昇していくため、難しい問題に回答できればできるほど、それだけ受験者の最終的な偏差値も高く評価されるように設定されています。
つまり、途中から問題の難易度が上がってきて解けなくなってきたとしても、それはあなたが高く評価されているということです。
よって、問題の難易度が上がってきたとしても焦る必要はなく、自分が解けるものだけ、確実にしっかりと答えていくようにしましょう。
【SPIの難易度】その他のWebテストの難易度
この項目ではSPIテストと似た形式の「その他のWebテストの難易度」を確認していきましょう。
ここではよく出題される「TG-WEB」と「玉手箱」、「デザイン思考テスト」、「GPS」、「CUBIC」の5つに絞って詳しく説明していきます。
どちらのテストも就職活動を進めていると遭遇する確率が高いWebテストになりますので、SPIテストと同様にその難易度を把握しておく必要があります。
TG-WEB
SPIテストと同様のWebテストになり、こちらのテストも学力と性格に関する問題が出題されます。
この「TG-WEB」テストには、計数・言語・英語・性格テストの4分野があり、その分野も一つ一つの難易度が高く、「初見殺し」と言われる程難しいテストになっています。
このTG-WEBテストを採用する企業は増加傾向にあるものの、まだそこまでメジャーなテストではないため、受ける企業がTG-WEBテストを採用していることが分かってから、対策をするようにして下さい。
仮にあなたが受ける予定の企業がTG-WEBテストを採用している場合は、できるだけ早めの対策を打つようにしましょう。
先ほど説明したように、問題の難易度はWEBテストの中でも随一の難しさを誇ります。
初見で攻略することはまず無理だと考え、事前に準備することをおすすめします。
玉手箱
SPIテストの次に有名なWebテストである「玉手箱」ですが、こちらも多くの就活生が難しいと感じているようです。
しかしSPIテストと同様に、出題される問題の内容自体はそこまで難しいことはなく、解けない要因は考える時間が短いためです。
この玉手箱はSPIやTG-WEBテストに比べて、一問あたりにかけることができる時間がかなり短く設定されており、焦ってしまい上手く解答できないということになります。
また、この玉手箱は出題される問題数も多いため、最後まで解答できずにテストが終わってしまうことが多い傾向にあります。
対策方法としては、この玉手箱には問題パターンがあるため、そのパターンを覚えてしまい、問題を見たらすぐに解けるように対策本で勉強を繰り返し行うことです。
デザイン思考テスト
デザイン思考テストは、他の一般的なWEBテストとは異なり、創造セッションと評価セッションの2つのフェーズで構成されています。
応募者の創造性や発想力、問題解決能力を評価するために設計されており、従来の知識では太刀打ちできない部分があるため、難しいと感じる人も少なくありません。
想像セッションでは、与えられた課題に対して自由な発想でアイデアを生み出すことが求められます。
固定観念にとらわれず、革新的な解決策を考え出しましょう。
一方で評価セッションでは、提案したアイデアの実現可能性や効果を客観的に評価し、最適な解決策を選ぶ能力が評価されます。
就活生が実際にどのようなアイデアを形にし、実行に移すかを評価されているのです。
単に知識を詰め込むだけでなく、柔軟な思考力や問題解決能力を磨くことが重要です。
GPS
GPSは思考力を試される科目が含まれているため、全体的に難しいと感じることが多いテストです。
思考力の科目では、就活生の論理的思考力やクリティカルシンキング、つまり批判的思考や創造的な問題解決能力が試されます。
事前学習だけでは対応できない場合もあるため、対応が難しいと感じることもあるでしょう。
問題に対してどのように考え、どのようなプロセスを経て答えにたどり着くかが重視されます。
したがって、過去の問題を繰り返し解くことに加え、日常生活においても常に論理的思考や問題解決を意識してトレーニングすることが重要と言えます。
CUBIC
CUBICは能力検査と適性検査という2つの項目で分かれているWEBテストで、難易度は中高生レベルとされていますが、内容が幅広いため、難しいと感じる人も少なくありません。
基本的な知識やスキルが問われ、言語、数的処理、図形など多岐にわたる分野が出題されます。
試験問題のバリエーションや出題形式に慣れていないと、時間内に正確に回答できないことも多いです。
一方、適性検査は応募者の性格や行動特性、ストレス耐性、コミュニケーション能力などを評価することを目的としています。
これにより、企業が求める人物像に合っているかどうかを判断しているのです。
過去問題を使った反復練習によって問題形式に慣れておくことが重要と言えます。
【SPIの難易度】SPIが難しいと感じる理由
ここからはより深くSPIテストの内容を見ていきましょう。
この項目では多くの就活生が「SPIが難しいと感じる理由」について説明していきます。
難しいと感じる理由の中でも特に挙げられるのが「問題数が多い」「苦手な分野がある」「問題に慣れていない」の3つがあげられます。
理由が分かっていると、SPIテストに向けて対策がしやすくなるので、SPIが難しいと感じているなら、自身が最も難しいと思う点を確認してみて下さい。
問題数が多い
SPIテストは1つ1つの問題の難易度自体は低いですが、出題される「問題数が多い」傾向にあり、1問あたりに10秒から長くても1分程度で解答する必要があります。
そのため、設定されている時間が少ないと感じたり、考える時間が短いために問題の難易度が高いと感じたりします。
1問目からちょっとでもつまづくと、最後の問題まで辿り着かなかったり、難しい問題を考える時間が短くなってしまいます。
そうならないためにも、より早くより正確に問題を解くことが求められます。
高得点を狙うのであれば、早さと正確性の両方を兼ね備えておく必要があり、そのためにはしっかりとした対策が必須になります。
苦手な分野がある
SPIテストの学力検査には大きく分けて「言語分野」と「非言語分野」の2つが出題されます。
「言語分野」とは主に国語の内容で、「非言語分野」が数学の内容になります。
もし仮に、あなたが非言語分野である数学が大得意だとして、この分野はほぼ満点を取れる学力があるとします。
しかし、言語分野である国語のテストはボロボロ、こちらにかなりの不安があるが得意な分野で勝負すれば良いと考えているとした場合、恐らくSPIテストは不合格になります。
その理由はやはり言語分野に向けて不安があると、非言語分野のテストにも良いイメージを持って臨むことができないためです。
また、この不安は性格検査にも少しながら影響することが考えられるので、苦手な分野をまずは自分で把握し、できるだけ克服するように勉強していきましょう。
問題に慣れていない
SPIテストで出題される問題にはパターンがあり、「問題に慣れていない」とそのパターン問題の攻略が難しいとされています。
SPIテストは何度も説明しているように、出題される問題数が多く、一問を10秒から長くても1分程度で解答していく必要があります。
そのため、参考書や問題集に繰り返し取り組むことで、このパターン問題を攻略できるようにならないといけません。
パッと問題を見ただけで、どの方程式を使う問題なのか、どの解答パターンの問題なのかを素早く判断できるくらいに問題に慣れておくことが、SPIの結果を大きく左右します。
問題に慣れるためには、いかに問題を多く解くかが重要ですので、参考書や問題集は何度も繰り返し解くようにしましょう。
【SPIの難易度】SPIを受ける方法
SPIテストを難しくしている要因の一つがこの「SPIを受ける方法」なのかもしれません。
SPIテストを受ける時の緊張感や不安感などの、多くの感情が結果に影響する可能性があり、それぞれの方法に対する対策をしっかりと立てる必要があります。
ここでは代表的な「テストセンター」「ペーパーテスト」「Webテスティング」の3つを順番に説明していきます。
当日焦ることが無いように、しっかり確認するようにして下さいね。
テストセンター
会場 |
リクルートマネジメントソリューションズの運営会場 |
テスト方法 |
PC |
回答方式 |
選択式 |
所要時間 |
適正検査 35分+性格検査 30分 |
まずはSPIを受験する際に、一番利用されている方法である「テストセンター」の方法を説明していきます。
このテストセンターとはSPIテストを提供している、リクルートマネジメントソリューションズ社が用意した、専用の会場で受験する方法です。
受ける企業から指定された日時までに、都合の良い日を選び自分で会場を事前予約し受験します。
テストセンターでは会場のパソコンを使用し解答するので、いつも使っているパソコンと使い勝手が違う場合があるので注意しましょう。
出題形式も、制限時間が設けられており、制限時間内に解けないと、自動的に問題が切り替わる形式になっています。
そのため、「後で考えよう」「一旦飛ばそう」などはできませんので、時間が足りない場合は、とりあえず解答してしまうことを心がけましょう。
テストセンターで一回受験すると、その結果を他の企業でも使うことができるようになりますので、便利です。
しかし、その一回受験したテストの結果がボロボロであれば、悲惨な結果になりますので、手を抜かずしっかり最後まで問題を解く努力をしましょう。
ペーパーテスト
会場 |
企業 |
テスト方法 |
紙 |
回答方式 |
マークシート |
所要時間 |
能力検査 70分+性格検査 30分 |
SPIテストはテストセンターだけでなく、受ける企業が用意した会場でマーク式の「ペーパーテスト」形式で受験するパターンもあります。
このペーパーテストで受けるSPIテストは、出題数が決められており、言語問題は30分40問、非言語問題は40分で30問です。
出題される範囲も他のテストに比べると狭いので、少しだけ問題の難易度は高くなる傾向にあります。
しかし、このペーパーテストはいつも受けている大学のテストと同様に、「後で考えよう」「一旦飛ばそう」ができるテストなので、テストが始まったら問題全体を確認し、確実に解ける問題から取り組むこともできます。
難点は企業によっては、このペーパーテストが事前に知らされている場合と、そうではなく抜き打ち的な実施である場合があり、普段からSPIテストの準備をしておく必要があることです。
Webテスティング
会場 |
自宅 |
テスト方法 |
PC |
回答方式 |
記述式 |
所要時間 |
能力検査 35分+性格検査 30分 |
この「Webテスティング」はインターネットの環境が整っている場所であれば、どこでも受験できる方法で、大半の就活生は自宅で受験しています。
ここで注意が必要なのが、スマートフォンからの解答は認められていない場合が多く、必ずパソコンを使って解答するようにして下さい。
受験方法は企業から送られてくるURLにログインし、企業が指定している期間内であれば、いつでも受験可能です。
出題される問題の難易度は中学〜高校レベルなので、そこまで難しいことはありませんが、Webテスティングでは計算問題を解く際に、電卓の使用が認められています。
そのため、電卓を使うことを前提とした問題が出題されるので、その点を考慮すると、他の形式に比べると難易度は少し高くなっている可能性があります。
また、解答が選択式ではなく記述式なので、最後までしっかりと問題を解き切る必要があり、この点も難易度が高く感じるかもしれません。
このWebテスティングは自宅で受験できるため、後回しにして忘れてしまい、選考に参加できなくなることがあるため、期日ギリギリではなく余裕を見て受験するようにしましょう。
SPIの「言語」「非言語」 それぞれの難易度
SPIは上記でも説明したように、就職活動において多くの企業が採用選考の一環として実施する適性検査で、能力検査と性格検査で構成されています。
その中でも能力検査は「言語分野(国語)」と「非言語分野(数学)」に分かれ、就活生の基礎的な知力が試されます。
どちらの分野も中学から高校レベルの問題が中心となるが、限られた時間の中で正確に解答することが求められるため、対策をせずに取り組むと選考に落ちてしまいます。
ここでは、それぞれの分野がどのような内容で構成されているのか、どのような難易度であるのかを詳しく解説していきます。
言語分野の難易度
言語分野は、日本語の基礎的な知識や文章の理解力を問う内容で構成されています。
出題範囲は「二語の関係」「語句の意味」「文章整序」「空欄補充」などに分かれ、それぞれが異なる能力を測定するように構成されています。
「二語の関係」では、与えられた単語同士の関連性を正しく理解し、適切な組み合わせを選ぶ必要がある。
単語の意味を正確に把握していなければ、適切な関係性を見極めることは難しくなるため、語彙力の豊富さが求められます。
「語句の意味」や「語句の用法」では、日常的に使われる言葉や熟語が登場しますが、同義語や反義語の違いを正確に判断する力が必要となります。
「文章整序」では、バラバラに並んだ文章の一部を論理的に並べ替えて正しい順序にする問題が出題されます。
ここでは、文章の流れや接続詞の役割を的確に捉え、文脈の一貫性を見極める読解力が求められます。
「空欄補充」は、文章の一部が抜けている箇所に適切な語句を挿入する形式であり、文全体の意味を素早く把握しなければなりません。
どの問題も基礎的な国語力を問う内容ではあるが、短時間で大量の問題に取り組まなければならず、時間配分を誤ると解き切れない可能性があります。
特に長文読解の問題は、文章量が多く、すばやく要点をつかむ力がなければ対応しきれません。
読解のスピードと正確性が両立できるように、日頃から文章を読む習慣をつけることが対策の鍵となります。
非言語分野の難易度
非言語分野では、数的処理や論理的思考力が求められる問題が出題されます。
計算や論理的推論を必要とする問題が中心となり、「割合」「確率」「集合」「表の読み取り」などのテーマで構成されています。
「推論」の問題は、与えられた条件をもとに論理的な結論を導き出す形式であり、「順序」「命題」「正誤」などさまざまなタイプがあります。
条件の読み取りが不十分であれば、答えを導き出すことが難しくなるため、情報を整理しながら解く力が不可欠となります。
「割合」や「確率」の問題では、基本的な数学の知識が必要とされるだけでなく、短時間で計算を終わらせるスピードも要求されます。
基本的な計算ミスを防ぐために、暗算の正確性を高めるトレーニングが必要になります。
「集合」の問題では、複数の条件を整理しながら適切な関係性を見極める力が求められます。
ベン図を活用し、情報を可視化することが大切です。
「表の読み取り」では、グラフや表に示された情報を的確に理解し、必要なデータを抽出する能力が試されます。
単純な数値の計算だけでなく、比率や増減などの変化を素早く読み取る力も求められるため、冷静にデータを分析する姿勢が重要となります。
非言語分野の問題は、一つ一つの内容は基礎的なものが多いものの、問題文が長く、解法を理解していなければスムーズに解くことができないものも多いといえます。
特に、時間制限のある中で確実に得点を積み重ねるためには、計算のスピードと正確性の両方を向上させる必要があります。
パターン化された問題への対策を十分に行い、問題を見た瞬間に解法を思い出せるようにしておくことが、安定した結果を得るための重要なポイントとなります。
【SPIの難易度】SPIの対策方法
SPIテストの難易度や難しいと感じる理由、受験する方法などを順番に説明してきましたので、最後はその「SPIの対策方法」を説明していきます。
ここでは「問題集を繰り返し解く」「時間を意識して問題を解く」「苦手な分野を理解する」「自己分析を行う」の4つに絞って詳しく説明していきます。
SPIテストには傾向とパターンがありますので、しっかりと対策をすれば十分解けるはずです。
諦めずに4つのポイントを意識して、勉強をするようにしましょう!
問題集を繰り返し解く
SPIテストの問題を試験で解くためには、基本的な知識をまず習得し、本番の試験でその知識を使えるようになる必要があります。
そのためには「問題集を繰り返し解く」ことが非常に重要で、「一度解いたからもう大丈夫」ではなく、繰り返し同じ問題を解くことに意味があります。
その理由としては、繰り返し同じ問題を解くことで、問題の内容を理解できるようになり、問題の傾向や出題パターンが見えてくるようになるためです。
ここで注意したいのは、複数の問題集を解くのではなく、同じ問題集を何度も解くということです。
問題集の問題を何度も解くのは、頻出する傾向やパターンを把握するためです。
そのため、同じ問題集を繰り返し何度も解くことをおすすめします!
これが本当のSPI3だ!2025年度版(講談社)
就活テストの定番と言える対策本です。
SPIは受験方式によって違いがありますが、テストセンター、ペーパーテスト、WEBテスティングという主要の3方式に完全対応しているのが魅力です。
それぞれの方式によって出題分野や問題の傾向は決まっているため、過去の出題傾向を押さえた対策ができるように作られています。
再現度の高い問題が並んでいるため、非常に利用しやすいです。
また、出る順の出題範囲表があるため、本番の直前にしか対策ができない人にもおすすめできる1冊と言えます。
2025最新版史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集(ナツメ社)
非言語能力分野はもちろん、言語能力分野いずれの対策も徹底的に行うことができる実践型問題集です。
最速の問題解釈方法や時間を無駄にしないメモの取り方、計算方法など、時間に追われる検査会場において素早く、そして確実に問題を解ける解法が丁寧に説明されているのが魅力です。
目標の時間を設定した実践トレーニング問題も収録されているため、本番になって時間が足りなくなるということもありません。
40分で合格レベルが判定できる本番さながらの模擬テストも収録されているため、おすすめの1つであると言えます。
また練習問題、模擬試験の回答が別冊になっているため、答え合わせがスムーズにできるのも魅力の1つです。
2025年度版ドリル式SPI問題集(永岡書店)
書き込み式で利用できるため、時間がない人にも特におすすめできる1冊であると言えます。
特に算数や数学が苦手な学生でも、解き方のコツが基礎から詳しく説明されているため、安心して利用できます。
理数系の問題を中心に最新の出題傾向に沿って品質分野を厳選し、図やイラストを用い解説されているため、特に理系の科目が苦手な方に特におすすめです。
時間を意識して問題を解く
SPIテストを難しくしている要因の一つに、考える時間の短さがあります。
そのため、普段の勉強から「時間を意識して問題を解く」よう心がけましょう。
テストセンターで受験する場合、制限時間が来ると自動的に次の問題に移行され、解答する機会すら与えられません。
ペーパーテストやWebテスティングで受験する際も、少ない時間で多くの問題を解く必要があり、そのスピード感に慣れておく必要があります。
本番を常に想定した環境で事前に勉強しておくことで、受験本番で少し最初つまづいたとしても、立て直すことができるはずです。
また、時間を意識しながら何度も同じ問題集を解いていると、問題を見た瞬間に使う方程式が分かったりと、傾向とパターンを把握することにも繋がります。
WEBサイトを活用する
WEBサイトを利用するのもSPIの対策としておすすめの対策法です。
以下の3つのサイトは非常に質が高く、人によっては参考書を購入せずとも十分に対策ができるため、ぜひ参考にしてみてください。
『SPIレベル診断』
こちらのサイトのSPIレベル診断は1科目5分から受験可能であり、制限時間も再現しているため、本番さながらの緊張感でテストを受けられます。
回答結果をもとにAからDの4段階で合格判定をしてくれるため、現状でWEB選考に通過できるかどうかを判断できます。
いつでも、何度でも受験できるため、WEB選考の前に利用することがおすすめです。
全ての問題を通しで行う必要がなく、アプリも配信されているため、PCだけでなく、スマートフォンやタブレットなどを用いて電車での移動時間などにも利用できます。
適性検査対策WEBテストマイナビ2026
マイナビが提供している適性検査対策のWEBテストです。
WEBの模擬テストが10回も行われており、受験結果なども詳しく分析してくれます。
特に受験結果画面で自分の実力や不得意分野をチェックできるだけでなく、平均点や得点分布グラフ、各分野項目ごとの平均点など詳細な結果を知ることができます。
自分が何が得意であり、何が苦手であるのかがすぐにわかるため、忙しい就活生の方でも的確に対策を行えるサイトです。
また、マイナビという大きな媒体が実施していることもあり、受験者が多いため、正確な数値が出ることも魅力と言えます。
キャリタス就活「お試し!Webテスト」
WEBテストの代表格とも言えるSPIと玉手箱、Web-CAB、TG-WEBの再現問題を気軽に体験できます。
非言語編、言語編のどちらか片方でも利用でき、さらにキャリタス模試を受験することもできます。
キャリタス模試は先ほど紹介したマイナビのWEBテストと同じように年に複数回開催されており、筆記試験で押さえておきたいSPI、玉手箱、一般常識各形式の問題を模擬テストとして受験できます。
全国平均点やランキングを見ることもでき、筆記試験対策の進捗や苦手な分野のチェックなども可能であるため、ぜひ利用してみてください。
苦手な分野を理解する
SPIテストの対策を本格的に始める時、最初になんの対策もせずに一通り模擬試験を受けてみましょう。
そうすることで、今の自分の「苦手な分野を理解する」ことができ、その苦手な分野の対策をすることで、効率よく学力のレベルアップを目指すことができます。
この自分の苦手な分野を理解せずに勉強を進めていても、得意な分野と同じ量の問題を解くことになるので、苦手な分野がずっと苦手のままになってしまう可能性があります。
中には「得意な分野で苦手な分野をカバーできる!」と考えている就活生もいるかもしれませんが、SPIテストはそこまで優しくはありません。
苦手な分野を克服できるように、しっかりと勉強し対策するようにしましょう!
自己分析を行う
SPIテストには学力検査だけでなく、性格検査もあります。
そのため、あなた自身のことをより深く見つめ直すために「自己分析を行う」必要があります。
自己分析を十分に行わずに就職活動を行っている場合、就活の軸や自分のやりたいこと、自分のモチベーションの源泉などが分からず、自分を上手く表現できていない可能性があります。
そうならないためにも、マインドマップやモチベーショングラフなどの方法を用いて、自己分析を行いましょう。
自分の性格や思考は思っているよりも、自分で把握できておらず、紙に書き出すことで新しい自分の一面と出会うことができるかもしれません。
SPIテストだけでなく、エントリーシートの自己PRや志望動機、ガクチカにも自己分析は活かせますので、もしやったことがなければ一度自己分析はやっておきましょう。
【SPIの難易度】ペーパーテストの注意点
ここまではSPIの難易度やSPIが難しいと感じられる理由、SPIの対策方法やそもそも受ける方法などについて詳しく紹介してきました。
ここからはペーパーテストを受ける際の注意点について詳しく紹介していきます。
SPIのペーパーテストを受ける際の注意点はさまざまなものがありますが、
下記のポイントを意識しておくことで高得点を獲得できるはずなので、ぜひ参考にしてみてください。
解答しやすい問題から解く
SPIのペーパーテストの特徴として、最初から全ての問題を見ることができることが挙げられます。
ペーパーテスト以外では最初から全ての質問を見ることができませんが、ペーパーテストだけは最初から全てを見ることができるため、解きやすい問題から解いていくと良いでしょう。
時間は無限にあるわけではありません。
そこで、先に回答できる問題だけを回答してしまうことで、残りの問題に時間をかけることができ、心に余裕もできることでしょう。
SPIのペーパーテストのような就活にダイレクトに影響してくるものについては、多くの人が緊張することでしょう。
よって、少しでも心に余裕を持って進められるような工夫をしながら取り組んでいくことが重要なのです。
公式に当てはめる
SPIのペーパーテストは基本的にその場で考えて頭をフル回転させなければ回答できないような問題は存在しません。
これまでの勉強で必ず触れたことのある公式を当てはめれば大体の問題を解くことはできます。
そこで自分が全くわからないと感じた問題については、落ち着いて公式を当てはめてみましょう。
それでも解くことができない場合、あなたがそもそもその公式を知らない、もしくは緊張していて思い浮かばない可能性があります。
そういった場合は、一度その問題を飛ばして、解ける問題を解いてから再度戻ってくるのも良いでしょう。
問題の取捨選択をすることがSPIのペーパーテストにおいては非常に重要なのです。
電卓は使えない
SPIのペーパーテストの特徴として、電卓を利用できないことが挙げられます。
Webテストでは利用できるので困惑する人も多いかもしれませんが、ペーパーテストでは電卓の利用が認められていないのです。
そこで、自力で計算する能力を身につけておく必要があります。
筆算などでも良いので、ある程度早く計算できるよう、練習をしておくことが重要です。
頭の中で全てを計算する必要こそありませんが、ある程度の計算力は就職してからも活用することが多いので、身につけておいて損はありません。
ボールペンは使えない
ボールペンが使えないというのもSPIのペーパーテストの特徴なので、あらかじめ覚えておきましょう。
大学に入学してからは筆記用具について指定されることが少ないので、芯の折れないボールペンを活用している人も多いことでしょう。
しかし、SPIのペーパーテストは皆さんご存知の通り、マークシートのものが多いので、ボールペンでは読み込むことができません。
そこでSPIの試験が近づいてきたら、シャープペンシル、または鉛筆を使って回答する練習をしておきましょう。
簡単な対策ですし、「本番だけシャープペンシルを使えば良いのではないか?」と思う人も多いかもしれません。
しかし、想像以上に、慣れていないペンは書きにくいものです。
そうした小さな違和感が緊張につながって、集中力が削がれてしまうこともあります。
そこで、ある程度は練習をしておくことが重要です。
企業によってSPIの難易度は異なる?
SPIはリクルートマネジメントソリューションズが開発・提供している適性検査であり、基本的な問題の難易度や出題範囲は受験者全員に対して公平に設定されています。
テストセンター方式では、受験者の正答率に応じて出題される問題が変化しますが、それでも大きく異なるレベルの問題が出題されることはないです。
ペーパーテストやWebテストも、出題範囲は中学〜高校レベルの基礎的な内容が中心であり、企業ごとに大幅な難易度の違いが生じるわけではありません。
そのため、SPIの内容そのものが企業によって大きく変化することはないと言えます。
しかしSPIの難易度は統一されているものの、企業によって合否の判断基準が異なるため、結果的に「難しく感じる」ことがあります。
一般的に、難関企業や人気の高い企業ほど、高いSPIスコアが求められる傾向にあります。
また、同じ業界でも企業によって重視する項目が異なる場合があり、それが自分の得意分野か苦手分野かで選考突破が難しいと感じることがあります。
金融業界では非言語分野のスコアを重視する傾向があり、文系出身者にとっては計算問題の比重が大きくなることで「難しい」と感じることがあります。
一方で、総合商社やコンサルティング業界では、論理的思考力を問う問題が多く、問題の処理スピードがより重要視されることもあります。
このように、企業ごとの合格ラインや重視するスコアの違いが、就活生の感じる難易度の差に関係していると言えます。
【SPIの難易度】就活エージェントに相談する
今回はSPIの難易度や対策について詳しく紹介してきましたが、その他にも就活生は悩みが多いことでしょう。
志望動機や自己PRなどのESが書けないのはもちろんのこと、面接の対策をする時間がない、もしくは面接の練習をしてくれる相手がいないなどの悩みもあります。
そこでおすすめなのが、就活エージェントを利用することです。
ジョブコミットでは就活に関する不安を相談できるだけでなく、ESの添削や面接対策などもしっかりと行ってくれます。
これまで何人もの就活生をサポートしてきた、プロのエージェントが徹底的にサポートしてくれるので、就活に行き詰まっている方はもちろんのこと、1ランク上の企業への就職を目指したいという方も積極的に活用してみてください。
まとめ
多くの就活生が難しいと頭を抱えるSPIテストですが、そこで出題されている問題の難易度は実は中学〜高校生レベルと、そこまで高くはありません。
しかし、出題数に対して制限時間が短いことや、出題される問題の傾向やパターンを把握できていないこと、苦手な分野があることがSPIテストを難しいと感じさせていました。
それに加え、受験方法により出題形式や問題の難易度が変動すること、会場独特の雰囲気からくる緊張や不安なども、SPIテストを難しくしている要因の一つでした。
そんなSPIテストの対策方法としては、ひたすら同じ問題集を解くことが一番の近道です。
その問題を解く際は、試験本番を意識するために時間を測って解くようにし、解答するスピードを意識するようにしましょう。