【字数別例文付き】エントリーシートの適切な文字数とは?書く際のポイントも併せて紹介!

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この記事を読んでわかること

・エントリーシートの文字数について
・エントリーシートを書く際のポイント
・エントリーシートの文字配分

この記事をおすすめしたい人

・これからエントリーシートを書く人
・エントリーシートの文字数で困ってる人
・ガクチカの例文を知りたい人

就活の選考において、必ず作成することになるのがエントリーシートです。

エントリーシートには自身の強み、志望動機などのあらゆる情報を記載しますが、これらを記載する場合の文字数について気になったことのある方は多いのではないでしょうか。

それぞれの項目には記入欄が設けられていますが、どの程度の文字数で記載するのがベストなのか、内容を決めるのと同時に考えておかなければなりません。

今回はエントリーシートの適切な文字数から、書く際のポイントや例文をご紹介します。

目次目次を全て表示する

【エントリーシートの適切な文字数とは】文字数指定がある理由

企業がエントリーシートに文字数指定を設けるのは、応募者が社会人として必要な文章能力や論理的思考力を備えているかを評価するためです。

限られた文字数の中で自分の強みや経験、意欲を簡潔かつ論理的に伝えられるかを確認し、社会人としての基本的なコミュニケーション能力を確認しています。

文章表現はビジネスの場面でも頻繁に求められるスキルであり、エントリーシートでそのスキルを示しておくことで、即戦力として活躍できることを証明できます。

また、文字数指定を守らない応募者を早い段階で落とすことで、ふるいにかけて、より効率良く選考活動を進めようという考え方もあるでしょう。

【エントリーシートの適切な文字数とは】字数不足・字数オーバーに対する企業の印象

企業指定のエントリーシートを記入する場合、項目ごとに文字数が決められている場合があります。

この決められた文字数に対して明らかに不足していたり、オーバーしたりしてしまうのはマイナス評価につながりやすいです。

エントリーシートでは文字数という制約になっていますが、与えられた指示に従うという働くうえでのルールを遵守できるか、物事をまとめる能力があるかを間接的に見られています。

文字数制限だけは必ず守って書くようにしましょう。

【エントリーシートの適切な文字数とは】字数制限がある場合

エントリーシートに文字数制限がある以上、企業側にマイナス評価を与えないように気を付けなければなりません。

制限を意識したうえで、適切な文字数にまとめる必要があります。

少なすぎるのもよくないと述べましたが、どの程度の字数で文章をまとめるのが望ましいのでしょうか。

9割以上書こう

基本的に、指定された文字数の9割以上は書くことを心がけましょう。

300文字であれば270文字以上、500文字であれば450文字以上です。

これよりも少ない文字数だと、入社に対する意欲が低いと企業側に判断される可能性もゼロではありません。

すべての企業がそうではないにしても、文字数はなるべく多めに書いて企業側に自分自身を少しでもアピールするのが望ましいです。

最近はエントリーシートも手書きではなくパソコンで作成するケースが多いですが、指定のフォーマットで字数制限のある項目に文字を入れてみると、少ない場合は空白部分が目立つことがよくあります。

空白部分はなるべく埋めるという意味でも、9割以上の文字数で書くことを意識して内容を考えましょう。

無理やり増やさない

企業側の心証のため、自分自身のアピールのためにもたくさん書くことは大切です。

しかし、9割以上の文字数に到達しそうにないからといって、間延びした文章や中身の薄い文章を書いてしまうと、かえって逆効果にもなるので気を付けましょう。

考えた内容だとどうしても文字数に到達せずに、焦ってしまうことは多々あります。

そうした場合は無理に文字数を増やすのではなく、考えた内容をさらに違う視点で見つめ直してみると、自然な文章が書けて文字数を埋めることができるかもしれません。

項目によっては長文になる箇所もありますが、企業の採用担当がいかに飽きずに内容を読み切ってくれるかを意識して、中身の充実したエントリーシート作成を心がけましょう。

まずはパソコンなどで下書き

字数制限がある場合、まずはパソコンやスマホを使って下書きを作成すると良いでしょう。

手書きの場合は文字数を数えるのが非常に大変ですが、デジタルツールを活用すれば、コピペして文字数カウントツールなどに貼り付けるだけですぐに文字数を計測できます。

使っておけば、既定の字数内で自分の強みや志望動機などを表現できているか確認でき、後から内容を追加したり削ったりする手間が省けます。

基本的に手書きのエントリーシートはボールペンで書かなければならないため、文字数を数えずに、ぶっつけ本番で修正しながら作成すると、修正液だらけになってしまい、非常に汚いエントリーシートになってしまいます。

【エントリーシートの適切な文字数とは】字数制限がない場合

エントリーシートを自前で用意する場合、ネット上で公開されているテンプレートには字数制限がないケースも多いです。

字数制限があるときよりも、どのように書き進めるべきか悩ましい部分もあるかもしれません。

そのため、以下の点に気を付けて記載しましょう。

回答欄は基本的に埋める

項目ごとに枠、いわゆる回答欄が設けられていますが、基本的にこの回答欄は埋めることを心がけましょう。

回答欄に広く空きがある状態だと、いくら中身のある文章を書いていても文字数が少ないと判断されかねません。

字数制限の場合は300字~500字がほとんどのため、この文字数を意識して回答欄がちょうど埋まるくらい書くことを心がけます。

手書きの場合は人によって文字の大きさも異なりますが、適度な文字数で枠内に収めるように意識しましょう。

書きすぎない

字数制限がないからと、ただ回答欄に書き連ねるのもよくありません。

たとえば手書きの場合、少しでも文字数を多くするために文字を小さくして枠内に文字を敷き詰める人もいますが、企業側からすればとても読みにくいものです。

意欲は伝わりますが、読みやすさなど読み手の気持ちを考えられなければマイナス評価につながります。

あまりにも読みにくい場合は、途中で読むのをやめて流し見されるというリスクも考えて、書きすぎには注意しましょう。

【エントリーシートの適切な文字数とは】エントリーシートを書く際のポイント

エントリーシートを実際に書く場合に、押さえておくべきポイントを紹介します。

いずれのポイントも採用担当にしっかり読んでもらい、自身の印象を強く与えるためには欠かせない要素になるため、念頭に置いて書き進めるようにしましょう。

簡潔に述べる

文章は簡潔に述べてこそ、伝えたいことが相手にまっすぐ伝わります。

複雑な文章になってしまうと、まとまりもなくなり採用担当にアピールしたい部分が正確に伝わりません。

不要な情報や間延びする文章は、極力避けて作成しましょう。

相手に伝わりやすい話の構成として有名なのが、PREP法という手法です。

P(結論)・R(理由)・E(具体例)・P(結論)の順序を守って作成すれば、自然と読みやすく伝わりやすい文章になります。

エピソードを1つに絞る

自分の強みを語るうえで、エピソードは説得力を持たせるためにも必要不可欠です。

しかし、エピソードはいくつも書けばよいというわけではありません。

複数のエピソードを書いてしまうと、1つのエピソード内容が薄くなりがちで、アピールしたいことがかえって伝わりづらくなります。

エピソードは1つだけに絞って、そのエピソードについて深掘りして詳しく書くことで、相手もすんなり話が入ってきてアピールポイントも伝わりやすくなるでしょう。

数字を用いる

エピソードを述べるときには、なるべく数字を用いることをおすすめします。

たとえば、目標設定やこれまでの実績などは、具体的な数字を用いると説得力が高まるとされています。

これと同じ要領でエピソードにも数字を用いることで、より説得力のある内容に仕上がり相手にとっても内容が頭に入ってきやすいです。

大会で○位の成績を収めた、1ヶ月で○回活動したなど、数字で表現できるエピソードはなるべく数字を用いて説明しましょう。

一文の長さを50字程度に収める

エントリーシートを書く際は、文章の明瞭さを確保するために、一文の長さを50文字程度に収めるようにしましょう。

一文が長くなりすぎると、内容を理解しづらくなるだけでなく、伝えたいポイントがぼやけてしまう可能性があります。

特に、面接官や採用担当者が多数の応募書類を短時間で確認するため、スムーズに読み進められる構成が求められます。

一文を短くすることで、内容を簡潔かつ明確に伝えることができ、読み手に対して好印象を与えることが可能です。

また、文章が長くなると、主語と述語の関係が複雑になり、誤解を招きやすくなります。

そのため、一文の長さを50文字程度に収め、主語と述語をはっきりさせることで、内容を正確に伝えることを心がけるようにしましょう

ESの例文を参考にする

ESを書く際には、過去に通過したESや、先輩のES、または文字数別の例文を参考にすることが有効です。

例文を参考にすることで、大まかな構成や重要なポイントを掴むことができ、自分の文章作成に役立てられます。

例えば、自己PRや志望動機など定番の項目では、どのようにアピールするのが効果的なのか、どのようなエピソードが求められているのかを具体的に確認できます。

例文を通じて、内容の整理方法や適切な文字数配分、強調すべきポイントを学び、読み手に伝わりやすいESを作成しましょう。

ただし、例文をそのまま使用するのではなく、あくまで参考として、自分自身の言葉で書くことが大切です。

自分の経験や強みを具体的に表現することで、オリジナリティを持たせ、企業に対して強い印象を与えることが可能です。

例文を参考にしつつも、自分の経験や強みを活かした独自の内容に仕上げることで、他の応募者との差別化を図れるでしょう。

内容の重複や無駄な表現がないかチェック

エントリーシートが完成したら、内容の重複や無駄な表現が含まれていないかを丁寧に見直しましょう。

特に文字数が多くなりすぎた場合は、同じような表現が繰り返されていないか、もしくは冗長な表現が入っていないか、などを一つひとつ確認してみましょう。

企業はエントリーシートを通じて限られたスペースの中で要点を的確に伝える能力を確認しているため、無駄がなくわかりやすい表現が求められます。

冗長な表現がないか、同じ内容を繰り返していないか、また意図がはっきり伝わるかをチェックすることが大切であると言えるでしょう。

【エントリーシートの適切な文字数とは】手書きの場合の注意点

続いて、エントリーシートを手書きで作成する場合に気をつけなければならないポイントについて紹介します。

以下の点を注意せずに「なんとなく」で作成してしまうと、企業の採用担当者に悪い印象を与えてしまう可能性があります。

せっかく内容が良かったとしても、マイナスな印象を与えてしまう可能性が高いため注意しましょう。

読みやすい文字で書く

エントリーシートを手書きで記入する場合は、読みやすい文字を心がけましょう。

文字が汚くて内容が読み取れないものは、当然相手に内容も伝わらず、周りへの配慮にも欠けるというマイナス評価を与えかねません。

文字の汚さで評価を下げてしまうのは非常にもったいないため、適度な大きさで読みやすい文字を書くことを心がけましょう。

特に複雑な漢字を書く場合など、回答欄が小さい場合も幅に余裕を持って書くことで、文字も潰れずに読みやすくなります。

下書きをする

手書きの場合は読みやすい文字を書くことが最低限求められますが、文字の大きさや全体のバランスを考えるために、まずは下書きをおすすめします。

下書きにはボールペンではなく、鉛筆を使いましょう。

鉛筆で薄く文章を書いてみて、文字の大きさやバランス、内容に納得いくものが書けたらその上からボールペンで鉛筆の下書きをなぞり、最後に消しゴムで下書き部分を消しましょう。

このとき、当然ですがボールペンのインクがしっかりと乾いた状態で消しゴムは使用してください。

文字サイズを調整する

手書きで記入する場合は、文字サイズの調整も重要なポイントです。

枠の中に収まっていたとしても、小さすぎたり大きすぎたりすると読みづらくなり、印象が悪くなる可能性があります。

記載のスペースに合った文字の大きさを意識し、読みやすいバランスで書くことが大切です。

まずはエントリーシートのコピーを複数枚用意し、文字の大きさや行間、余白の調整を試しながら、書きやすく、そして読みやすいレイアウトを探してみましょう。

適切なサイズで書くことで、全体の印象も整理され、内容が視覚的に伝わりやすくなります。

また、文字サイズを均等に保つことも大切です。

文字の大きさが不揃いだと読みづらくなり「雑に作成した」という印象を与えてしまいます。

【エントリーシートの適切な文字数とは】構成の字数配分

エントリーシートの文章は構成に沿って作ると相手にも伝わりやすくなりますが、それぞれの字数配分も重要です。

短くすべき箇所は短く、しっかり伝えたい部分を長めに書く工夫が求められます。

字数配分に悩んでいる方は、文字数300字を想定した場合の以下配分を参考にしてみてください。

結論:60字

相手に伝わりやすい構成にはPREP法を使えばよいと前述した通り、まずはじめに結論を60字程度で記載します。

結論ファーストという言葉があるように、読みやすく説得力がある文章構成にする場合は、はじめに結論を述べた方が効果的です。

ある程度の長文を書かなければならない項目の場合は、ほとんど結論ファーストが求められます。

志望動機を書く欄にはその企業を自身が志望する理由を、自己PRの欄では自身のアピールポイントを60字程度で述べましょう。

その後のエピソード部分で詳細な中身については書けばいいので、結論は簡潔に記載します。

簡潔にとは言うものの、相手が最初に目を通す箇所であるため分かりやすく興味を惹きつけられるような内容が望ましいです。

具体的なエピソード:180字

結論を述べた後は、その結論にまつわる具体的なエピソードを記載します。

具体的なエピソードを記載するのは自己PRか志望動機のケースが多いですが、いかに採用担当に自身が働くイメージを持たせられるかが重要です。

たとえば自己PRの場合は、自身のアピールポイントを伝えつつ、活躍できるイメージを持たせることが大切です。

大きな成果を挙げたエピソードがあるのならばそれを述べるのが効果的ですが、特にない場合でも、学業やアルバイトなど必死に打ち込んだものがあれば、そこから自分のアピールポイントを探してみましょう。

志望動機の場合は、その企業について自分がどのように捉えているのか、自分の強みがどう活かせるのかといった観点で掘り下げてみると、エピソードが見つかりやすいです。

将来貢献したい事:60字

最後に、将来貢献したい事を簡潔に60字程度で記載しましょう。

前述のエピソードで述べた、経験を通して学んだことや強みを企業でどのように活かせるかを明確に伝えます。

資格をたくさん持っている、職歴が充実しているといった優秀な人材はもちろん需要が高いですが、企業がなにより欲しいのは自社で活躍して利益に大きく貢献してくれる人材です。

エントリーシートでも面接でも、選考ではいかに自身が活躍するイメージを持たせて、会社に大きく貢献できる人材だと判断してもらうことが重要になります。

結論や具体的なエピソードの部分で自身のイメージをしっかりと持たせたうえで、最後に自身の目標を述べられれば入社の熱意もより大きく伝わるものです。

【エントリーシートの適切な文字数とは】重点的に書くべき項目とは?

エントリーシートにおいて重点的に書くべき項目について紹介します。

もちろん時間が無限にあるならば徹底的にブラッシュアップした上で全て最高のものを提出しなければなりません。

しかし就活生は忙しく、エントリーシートの作成だけに全ての時間を投入するわけにはいきません。

しかし以下の項目には特に力を入れて作成することでより良い印象を与えることができるため確認してみてください。

学生時代頑張ったこと

学生時代頑張ったことについて書く際には、自分の人間性や強みが伝わるように具体的なエピソードを交えて説明することが大切です。

何を頑張ったかだけでなく、どのような工夫をし、どのように困難を乗り越えたか、さらにその経験から何を学び、どのように成長したのかを示すことで、採用担当者に自分の特性をしっかりと伝えられます。

また、その経験が企業でどう活かせるのかを明確にすることで、即戦力になりうる人物としてのイメージを与えられるでしょう。

例えば、取り組んだ経験ならば、自分が果たした役割や他の人と連携した過程を具体的に示し、それが企業での業務にどのように繋がるかを明確にすることを推奨します。

自己PR

自己PRを書く際には、まず企業が求める人物像を理解し、それに合った自分の強みを伝えることが大切です。

そのためには、自分の強みが企業の業務にどのように役立つのかを明確に示し、活躍できる人材としての姿を具体的に伝えなければなりません。

これまでの経験から自分の強みが発揮できたエピソードを思い出してみて、そのエピソードを初対面の相手にも分かりやすいように詳しく説明しましょう。

例えば、責任感をアピールするならば「アルバイトで自分へのクレームに対してしっかりと対応した」問題解決能力をアピールするならば「プログラミングのプロジェクトでコードのミスを迅速に発見した」などと話すと良いでしょう。

【エントリーシートの適切な文字数とは】文字数別の自己PR例文

自己PRを書く場合、文字数によって内容をどの程度深掘りするべきか悩む人もいると思います。

以下に文字数別の自己PRの例文を紹介するため、自身が記入するエントリーシートに文字数の制限がある場合は、参考にしてみてください。

300字以内の自己PR例文

私の強みは、状況を冷静に判断して適切な提案を行う分析力です。大学生の頃、コンビニでアルバイトをしていたのですが、そのコンビニは立地がよくなく、1日の来客数が少ないため売上も伸びない状況にありました。
立地がよくない場合は、人目に留まる店舗にする工夫が必要だと、客観的に状況を分析して実践してみたのです。
魅力的な商品を宣伝する看板を作成して店の外へ設置し、季節の限定品や新商品を目に入る部分に置くことで、通り過ぎる人の来店を促しました。
これを半年続けると、1ヶ月ごとの来客数が前年に比べて20%ほど増えるようになりました。
この経験による分析力を用い、貴社で貢献できる人材になりたいと考えています。

400字以内の自己PR例文

私の強みは、将来を見越してコツコツと目標に向けて歩みを進められる計画性です。
大学生の頃、自分に向いている職業は何かを探す一環で、営業職の長期インターンに参加した経験があります。
インターンでは達成するべき月の契約目標数が定められており、契約獲得率や出勤日などを考慮して逆算したうえで、少しでもよい成果を出せるように営業活動を行っていました。
社員の方から営業成約のコツについて伺い、それを自分ができる範囲で実践してみるといった試行錯誤を繰り返した結果、6ヶ月連続で契約目標を達成することができ、インターン生の中で1番の成績を収められました。
目標を設定したうえで、それに向けてさまざまなアプローチをかけて進んでいくという姿勢が、功を奏したと強く実感しています。
入社後も強みである計画性を活かして、難しい仕事や状況も、さまざまな要素を逆算して計画的に行動していこうと考えています。

500字以内の自己PR例文

私の強みは、思いや考えを実現させるための行動力です。
学生時代に私は、大学への留学生をサポートするボランティアに参加していました。
そのボランティア活動では、留学生にキャンパス内を案内や、留学経験の浅い学生に向けた日本文化の紹介、その他文化交流会の企画・開催などさまざまな行事を主催しました。
こうした活動の中で実際に留学生とコミュニケーションを交わしてみると、日本の生活に未だ馴染めず不安に過ごしている人が多いと分かりました。
そのため、学内だけでなく学外でも留学生と交流して日本での暮らしの不満を解消してもらう企画を考え、留学生たちの悩みについて同じボランティアのメンバー内でも迅速に情報共有をして実行にいたりました。
この企画は多くの留学生たちに喜んでもらい、日本の生活に対する不安を少しでも軽減してもらうことができたのです。
行動力を持って思いや考えを周囲に伝えて動くことができれば、どのような問題も解決できるのではないかと強く感じられました。
貴社で働くうえでも、思いついたことはすぐに相談・共有するという行動力を活かして、ビジネスにおいて高い成果を挙げられるような活躍をしていきたいと考えています。

【エントリーシートの適切な文字数とは】文字数別のガクチカ例文

学生時代に力を入れたこと、いわゆるガクチカをエントリーシートで問われるケースも少なくありません。

ガクチカを通して採用担当者も就活生の人となりを判断しようとするため、書く内容は重要です。

文字数ごとのガクチカ例文を紹介します。

300字以内のガクチカ例文

学生時代に力を入れたことは、大学のゼミでの活動です。
ゼミでは環境問題に関して取り組んでおり、学会での発表を最終目標として取り組んでいました。
しかし、メンバー同士で意見や考えがまとまらず、学会発表の準備が難航していました。
そのため、意見出しをする前に、自分たちがまず何をしたいのか、何を目標に学会の発表の準備をしているかなどをじっくりと話し合う時間を取りました。
目的や目標を関係者全員で再認識することで、建設的な議論ができ、その甲斐あって無事学会発表も終えられました。
入社後もチーム内で意見の対立が起きたときに、率先して目的・目標の再認識をし、チームを1つにまとめていきたいと考えています。

400字以内のガクチカ例文

私が学生時代に力を入れたことは、大学のサッカー部での活動になります。
私は小学校時代からサッカーを続けており、大学のサッカー部ではキャプテンに立候補しましたが、想いはかなわず副キャプテンになりました。
それでも、副キャプテンに選ばれた以上は、チームをよりよくしていきたいと考えて行動しました。
部内では「試合に勝ちたいが、練習のモチベーションが維持できない」という意見が多くありました。
この問題を解決するために、まずは部員のモチベーション維持のために、上位チームの試合観戦や日本代表の国際試合の観戦など、チーム全員の意識を改める企画をしました。
企画を行ったことで、部員のモチベーションも少しずつ上がり、練習に対してより身が入るようになり、初の3部から2部リーグへと昇格することができました。
貴社に入社後も、組織をよりよくするための課題解決に向けて積極的に挑戦していきたいと考えています。

500字以内のガクチカ例文

私が学生時代に最も力を入れたことは、居酒屋でのアルバイトの経験です。
その居酒屋では来店したお客様に対してアンケートをしており、そのアンケート結果から店内の雰囲気が暗いという意見が多かったのです。
「雰囲気が暗い」と感じる原因がどこにあるのか、私はアルバイトリーダーとしてアルバイトの人に個別で意見を聞いてみました。
集めた意見をまとめてみると、活気がないため、店内の雰囲気が暗いと感じるのではないかと考えました。お客様の来店時に「何名様のご来店です。」と言ったら、他の従業員は「いらっしゃいませ!こんばんは!」と声を返す、お客様が帰るときに「お客様のお帰りです。」と言ったら、他の従業員は「ありがとうございました。」と声を返す、といった決まりを作り実践したところ、店内の雰囲気も明るくなり、お客様からお褒めの言葉を多くいただくようになりました。
周りの意見を聞いたうえで行動することは、とても大切なのだと強く感じられました。
これからも積極的に周りの意見を聞くことを大切にしていき、入社後はチームメンバーとコミュニケーションを大切に、周囲と協力して困難に立ち向かう姿勢を常に持っていたいです。

【エントリーシートの適切な文字数とは】どうしても字数が足りない場合

構成や書き方をいくら工夫しても、どうしても字数が足りない場合もあると思います。

今のやり方で字数を超える方法を模索し続けるのもよいですが、柔軟に考え方を変えてみるのも大切です。

その場合は、以下のような手段を用いて改善を図ってみましょう。

内容を分解してみる

字数が足りない場合、まずは内容を細かく分解してみましょう。

前述している構成の字数配分に沿って、結論・具体的なエピソード・将来貢献したい事に3分割したうえで、どこの文字数が少ないのかを洗い出します。

足りない部分が判明したら、その部分をより細かく丁寧に書いていくと文字数を増やせるのです。

たとえば字数制限が300文字の場合は結論が2割、具体的なエピソードが6割、将来貢献したい事が2割の配分で書くと文章も綺麗にまとまります。

多くの場合、具体的なエピソードの文字数が足りていないケースが多いため、エピソード内容に少し補足を加えてみるなど工夫してみましょう。

ただし、間延びした文章、冗長な内容の文章になると見る側も疲れてしまうため注意が必要です。

他のエピソードで考えてみる

今のエピソードでどうしても字数制限を越えられなければ、必ずしもそのエピソードにこだわる必要はありません。

その強みはこのエピソードでしか説明できないといった場合には、別の強みをアピールしてもよいわけです。

なにより大切なのは、そのエピソードによっていかに文字数を満たして説得力のある文章が書けるかです。

自身の過去を振り返ってみるとたくさんのエピソードが出てくるかと思いますが、すぐに細かく思い出すのは難しいでしょう。

その場合はまず、自己分析で自身を客観的に見つめ直してみることをおすすめします。

就職活動における自己分析の重要性やおすすめの方法については、こちらの記事でも紹介しているためぜひ参考にしてください。

就活エージェントを活用する

字数が足りない場合や書き方に悩んでいる場合は、一度就活エージェントを利用してみるのもおすすめです。

就活エージェントに登録すると一人ひとりのユーザーに業界に精通したエージェントが付いてくれて、志望企業へのマッチングはもちろん、エントリーシートの添削から面接練習まで幅広い就活対策を実施してくれます。

無料で利用できるサービスも多いため、一人での就活に限界を感じている人は気軽に利用してみましょう。

興味がある方は、こちらのサイトをご覧ください。

【エントリーシートの適切な文字数とは】よくある質問に回答

続いて、エントリーシートの適切な文字数について、就活生の方からよくいただく質問について回答します。

以下の3つの質問は、多くの就活生が抱くものであるため、ぜひ参考にしてみてください。

文字数制限がない場合はどうすればいいですか

エントリーシートは基本的に文字数が指定されていますが、指定されていない場合もあります。

一般的には記入スペースにもよりますが、300文字から400文字が理想的とされています。

この範囲であれば、内容を簡潔にまとめつつも、自分の強みや志望動機を十分に伝えることが可能です。

ただし、具体的な文字数は企業や業界によって異なるため、確かな目安を知るためには、就活サイトや過去の選考通過者のエントリーシートを参考にすることが有効です。

これにより、その企業が求める文章量やスタイルを把握しやすくなります。

また、文字数に制限がない場合でも、長すぎる文章は避けるべきです。

面接官や採用担当者は多くのESをチェックしなければならないため、簡潔で読みやすい文章が好まれます。

文字数が少なすぎて、十分にアピールできません

指定された文字数が100文字など非常に少ない場合、十分にアピールできないと不満を感じる人も多いでしょう。

このような場合、まず文章の無駄を見直すことが重要です。

例えば、文体を「です・ます」調から「だ・である」調に変更することで、文章を簡潔にすることができます。

また、「私は」といった主語を省略することで、文章量を節約できます。

これにより、多くの内容を盛り込み、アピールポイントを強化できます。

また、同じ内容をカタカナ語を漢字に言い換えるなど、別の表現を考えることで、文字数を調節しながら、伝えたいメッセージを保つことができます。

改行やカギ括弧も文字数に含まれますか

結論として、企業や提出方法によって異なります。

オンラインでマイページ上から提出する場合、多くのシステムは自動で文字数をカウントするため、改行やカギ括弧も含めた文字数を正確に把握できます。

逆に、手書きでエントリーシートを作成する場合、改行時のスペースはカウントしなくても良いことが多いですが、カギ括弧は文字としてカウントされることがほとんどです。

特に手書きの場合は、文字数を自分で数える必要があるため、慎重に計算するようにしましょう。

【エントリーシートの適切な文字数とは】まとめ

エントリーシートの文字数の重要性、字数制限を満たすためのコツや例文について紹介しました。

もちろん説得力のある内容が伴っていなければなりませんが、文字数は多い方が必ず評価が上がるというわけでもなく、少なすぎる文字数は読まれる前にマイナス評価を与えてしまう原因になります。

文字数は結論・具体的なエピソード・将来貢献したい事の3分割で字数配分に沿って構成するなど工夫を凝らして、最低限は満たすように心がけましょう。

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