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- ポジティブ思考をアピールする自己PRの作り方について
- アピール時のポイント
- ポジティブ思考をアピールする自己PRの例文を見たい人
- 自己PR作成に課題を感じている人
目次[目次を全て表示する]
はじめに
エントリーシートなどの選考書類や面接など、就活において企業相手に自己PRを語る機会は多いです。
その際、自分の強みとしてポジティブ思考をアピールしたいと考えている人もいるでしょう。
ポジティブ思考を企業に効果的にアピールするためには、何に気をつけて自己PRを書いたら良いのでしょうか。
この記事では、ポジティブ思考をアピールするための自己PRの作り方やポジティブ思考のどこが評価されるのか、自己PRの例文などをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
【ポジティブ思考をアピールしたい】企業が求めるポジティブ思考とは
就活の自己PRとして「ポジティブ思考」を挙げる人が多いのですが、適切に理解できている人が少ないです。
就活の現場では「ポジティブ思考」=「前向きに考える」だけではありません。
一般的なポジティブ思考と企業が求めるポジティブ思考は異なります。
解釈を間違えてアピールをしても評価の対象にならないため、企業に求められる能力を正しく理解してアピールを進めていきましょう。
【ポジティブ思考をアピールしたい】ポジティブ思考が評価される理由
続いて、ポジティブ思考という性質がどうして自己PRになるのか、どのような点が企業から評価されるのかについて見ていきましょう。
ポジティブ思考という性質、強みが持つさまざまな側面を知っていれば、志望先の企業に合わせ、よりコミットさせる形で自己PRが作成できる可能性が高まります。
ポジティブ思考が評価されるのは、向上心があると捉えられる、自己管理ができると捉えられる、周囲への影響もポジティブであるといった点です。
それぞれのポイントについて詳しく解説します。
向上心がある
ポジティブ思考な人は、企業から向上心がある人物として評価されやすいです。
考え方がポジティブな人は、失敗を恐れずに成功や成長のためにチャレンジできる人でもあります。
たとえ道中に大きな困難があっても、持ち前のポジティブさにより良い結果へと突き進めるでしょう。
途中でくじけてしまい、ネガティブな感情に流されることも少ないです。
反対にネガティブ思考な人はいつまでも失敗の可能性について考えてしまい、必要な一歩を踏み出せない場合があります。
事業を成功させるためにはまず挑戦して機会を掴みとらなければならないため、もしものことを考えすぎて身動きがとれなくなってしまう人は相性が良くありません。
そのため、ポジティブ思考な人は現場で重宝されるのです。
自己管理ができる
ポジティブ思考な人は、企業側から自己管理ができる人物として高い評価を得られる場合があります。
仕事をするうえで、ストレスの軽減や健康管理は大事です。
ポジティブ思考の人は、仕事以外のことにも精神的に余裕を持って行動でき、自分を客観的に見られるので、自己管理ができるとされます。
いわゆる「自分の機嫌を自分でとれる人」がこの側面に当てはまるでしょう。
周囲に当たり散らして機嫌をとるのを要求したり、ストレスが原因で潰れてしまったりするケースが少ないため、自分で自分の調子を整えベストなコンディションで仕事に臨めるようにしている点が評価されます。
一個人としても社会人としても大切な個性であるため、ぜひアピールに活用すると良いでしょう。
周囲にもポジティブな影響を与える
ポジティブ思考な人は、自分だけでなく周囲の人たちへもポジティブな影響を与える点が注目されています。
考え方がポジティブな人は、他者から見ても雰囲気全体が明るい場合が多いです。
そのように明るい人がチームにいると、その周囲もそれにともなって雰囲気が良くなります。
逆に、ネガティブ思考で周囲のやる気に水を差すようなことばかり言う人物がチームにいるとチーム全体の雰囲気が盛り下がり、士気が低くなってしまうでしょう。
ポジティブな空気をまとった人物は周囲のやる気を引き伸ばし、全体の団結や「できるかもしれない」という気持ちを促してくれます。
その結果、チームの士気が上がり、業績の成長に貢献できる可能性が高いです。
ポジティブ思考という性質は、チームで働く現場では歓迎されます。
困難な仕事にも対処できる
就職後には、これまでに学生時代に経験したことのない困難な課題やタスクに直面することもしばしばあります。
企業は自己PRで就活生に対して、就職後の働く姿を想像しています。
そのため、どんな時でもポジティブ思考のある人は困難な仕事に対しても対処できると判断される場合が多いです。
どんな状況でも前向きに対処して、取り組んでいる人は好印象が残るでしょう。
【ポジティブ思考をアピールしたい】ポジティブ思考の言いかえ表現
ポジティブ思考は自己PRの場面で非常に効果的な要素です。
多くの企業は、困難な状況でも前向きに解決策を見つけ、チームの士気を高めることができる人材を求めています。
ここでは、ポジティブ思考の具体的な言いかえ表現や、自己PRでの伝え方について詳しく解説していきます。
企業に「ポジティブな人材」として好印象を与えるためのポイントを見ていきましょう。
- 挑戦力がある
- 逆境でも前向きにいられる
- 巻き込む力がある
- 変化に強く柔軟である
- 失敗を学びとして切り替えられる
- 積極的にコミュニケーションを取れる
- フットワークが軽く行動力がある
①挑戦力がある
ポジティブな人は、物事に対してネガティブな印象を持たず、どんな状況でも「まずは挑戦してみる」姿勢を持っています。
このオープンな思考は、企業からも高く評価されるポイントです。
自分の経験やスキルに自信がなかったり、やったことがない分野であっても、「まずやってみよう」と行動できるのがポジティブな挑戦力です。
また、他人の意見やアドバイスを柔軟に受け入れ、改善を積み重ねていけるため、成長が早いのも特徴です。
このように、「何事も挑戦できる力」として自己PRすることで、企業にとっても前向きで貢献意欲の高い人材としてアピールできます。
②逆境でも前向きでいる力
ポジティブ思考の人は、困難やピンチの中でもすぐに前向きに考え、解決策を模索できるのが強みです。
多くの人が焦ったり慌ててしまう場面でも、冷静に「どうすればよいか?」を考えられる点は、逆境に強い人材として企業からも信頼を得やすくなります。
例えば、プロジェクトの進行が予想以上に厳しい状況になったとしても、「これは成長のチャンス」と捉え、失敗や困難を乗り越えるために行動する姿勢をアピールすると良いでしょう。
ポジティブさを逆境への対応力として自己PRすることで、面接官にも「前向きに課題を克服できる人」という印象を与えることができます。
③巻き込む力がある
ポジティブさを持つ人は、周囲を巻き込む力に優れており、特にピンチやネガティブな状況で場の空気を明るくする力を発揮します。
例えば、プロジェクトチームが問題に直面し、メンバーが消極的になっている時でも、ポジティブな発言や行動でメンバーの気持ちを引き上げることができる人は、チームにとって貴重な存在です。
自己PRでは「困難な場面で周囲の士気を高め、全員で解決に向かえるようサポートした経験」を話すと効果的です。
こうした「巻き込む力」は、組織において大きな価値があると企業に伝わり、チーム全体を引っ張ることができる人材と認識してもらえます。
④変化に強く柔軟である
環境の変化や新しい課題が発生する場面で、ポジティブな人はその状況を前向きに捉え、柔軟に対応することができます。
普通であればストレスを感じるような場面でも、「新しい学びや成長の機会」として自分にプラスに変えていける力があるのです。
臨機応変に対応できる点は、現代の職場で特に重宝されるスキルです。
例えば、部署異動やチームメンバーの変更があった際に、新しい環境にスムーズに溶け込み、かつ周りに良い影響を与えられるエピソードを話すことで、企業に「順応力のある人材」として強い印象を残せます。
⑤失敗を学びとして切り替えられる
失敗やミスに対しても、ポジティブな人は引きずらず、次の行動にすぐに移ることができます。
これは「失敗をどう学びに変え、切り替えていくか」を意識しているからです。
たとえば、学生時代のプロジェクトで失敗した経験があれば、その経験を活かしてどのように改善したかを具体的に話しましょう。
こうすることで、「失敗を次に活かせる柔軟な思考」としてポジティブさを表現できます。
この力は、特に改善意欲が求められる仕事の場面で、評価されやすい要素です。
⑥積極的にコミュニケーションを取れる
ポジティブな人は、人とのコミュニケーションにおいても臆せず、前向きに関わることができます。
これは、仕事での人間関係を円滑にするためにも非常に重要です。
職場での交流に積極的であることは、相手の意見に耳を傾け、相互理解を深める姿勢として評価されます。
例えば、プロジェクトで初対面のメンバーと関わる機会があった時に、積極的に話しかけ、チームの雰囲気を明るくすることに貢献した経験をアピールすると良いでしょう。
こうしたコミュニケーション力は、企業の中でも関係構築に役立つスキルとされ、職場での円滑な人間関係に繋がります。
⑦フットワークが軽く行動力がある
ポジティブな人は、とりあえずやってみなくければ分からないと物事に対してプラスに考えていることも特徴的です。
ネガティブな人は、物事に新しく取り組むときに怖気てしまったりすぐに実践することができなかったりします。
しかし、ポジティブな人は物事に対して前向きに考えられたり、人からの意見やアドバイスをポジティブに受け取り、実践できたりします。
こうした行動力をアピールするのも一つの手です。
【ポジティブ思考をアピールしたい】言いかえ別例文紹介
続いて、ポジティブ思考をアピールするための自己PRの例文を3つご紹介します。
例文をチェックすれば、具体的にどのように文章を書いたら良いのかがわかるでしょう。
実際に文章を書く際は、自分の経験に基づく内容を、自分の言葉で書く必要があります。
例文の丸写しや嘘の記載はすぐにバレてしまうため、やらないように気をつけましょう。
また、文章に書く内容は面接でもスラスラ回答できるように練習しておき、深掘りされても回答できるよう対策しておくことが大切です。
例文①挑戦力がある
例文②逆境でも前向きでいる力
例文③巻き込む力がある
例文④変化に強く柔軟である
この強みは、大学3年生の夏に参加した短期インターンシップで、急な部署配置転換の経験で発揮されました。
インターンの途中で新たな部門へ異動となり、全く異なる業務内容をわずか数日で習得する必要がありました。
そこで、課題を解決するために、私は部門の先輩方に積極的に質問をし、指示を受けた内容についてはすぐに実行に移すことを心がけました。
その結果、インターン終了までには新しい業務の一連の流れを把握し、担当業務を一人で任せてもらえるようになりました。
最終日には、上司から「短期間で柔軟に対応し、吸収力の高いところが印象的だった」との評価をいただきました。
この経験を通じて、自分のポジティブ思考と柔軟性が、変化の多い環境での成長に大いに役立つと実感しました。
貴社に入社した際も、変化に積極的に対応し、柔軟に行動することで、御社に貢献していきたいと考えています。
例文⑤失敗を学びとして切り替えられる
この強みは、大学でのグループ研究発表の準備での失敗をきっかけに発揮されました。
発表前の準備中、私は緊張からプレゼン資料の重要なポイントを見落としてしまい、発表の直前に大幅な修正を行わざるを得ない状況になりました。
この経験から「計画を立てた段階で複数回の確認を行う」「日ごとのチェックリストを作成する」など、具体的な改善策を取り入れるようにしました。
また、次回の発表準備の際には、チェックリストをグループメンバーにも共有し、全員が協力して資料の確認を徹底するように工夫しました。
その結果、次のプレゼンテーションでは、万全の準備を整え、スムーズに発表を進めることができました。
教授からも「今回の発表は非常に計画的で、細部にまで配慮が行き届いている」と評価をいただき、自分の成長を実感しました。
この経験から、ポジティブに失敗から学び、改善する姿勢が重要であると学びました。
貴社に入社した際も、失敗を成長の糧にし、さらに上を目指していく姿勢で業務に取り組み、貢献していきたいと考えています。
例文⑥積極的にコミュニケーションを取れる
この強みは、アルバイト先での新規プロジェクトに参加した際に発揮されました。
新しく立ち上がったプロジェクトでは、アルバイトスタッフと社員が協力して進めることが求められたのですが、最初の段階でメンバー間の連携不足が目立ち、チーム全体での意見交換がスムーズに進まないという課題がありました。
そこで、私は「チームの全員が意見を出しやすい環境を作り、プロジェクトを成功させよう」という前向きな気持ちで、積極的にメンバー一人ひとりに声をかけることにしました。
その結果、チーム全体の連携が深まり、最終的にはプロジェクトを予定よりも早く完成させることができ、社員の方々からも「非常に働きやすいチームだった」とのお言葉をいただきました。
この経験を通して、ポジティブな姿勢で積極的にコミュニケーションを取ることが、チームの成功に繋がると実感しました。
貴社に入社した際も、このポジティブなコミュニケーション力を発揮して、チーム全体の連携を強化し、貢献していきたいと考えています。
例文⑦フットワークが軽く行動力がある
この強みは、アルバイト先のカフェで活かされました。
店舗では、ピーク時にお客様を長時間待たせてしまうことが課題となっていました。
お客様からの不満の声も多く、改善が必要だと感じていました。
「お客様に快適に過ごしていただきたい。」というポジティブな思いから、私はすぐに改善策を考え、店長に提案しました。
具体的には、整理券の発行やテイクアウトメニューの拡充などを提案し、実行に移しました。
最初は店長も及び腰でしたが、「まずは試してみましょう!」と積極的に働きかけ、試験的に導入させてもらうことができました。
結果、お客様の待ち時間は大幅に短縮され、クレームも減少しました。
この経験を通して、ポジティブな気持ちで積極的に行動することで、周囲の協力を得ながら課題を解決できることを学びました。
貴社に入社した際も、このポジティブ思考とフットワークの軽さを活かし、周囲と連携しながら積極的に業務改善に取り組み、会社の目標達成に貢献していきたいと考えています。
【ポジティブ思考をアピールしたい】エピソード別例文紹介
ポジティブ思考を活かしたエピソードを用いることで、強みを具体的にアピールできます。
ここでは、さまざまなシチュエーションでのポジティブ思考を発揮した例文をご紹介します。
例文①部活動
この強みは、大学のバスケットボール部で副キャプテンを務めた際に発揮されました。
リーグ戦で思うように勝てない状況が続き、部員の間にも疲労と落胆が漂っていました。
しかし、私は「今こそチームの結束を強め、共に成長する機会だ」と前向きに考え、試合後のミーティングで部員一人ひとりに励ましの声をかけました。
また、皆で改善点を出し合う場を設け、次の試合に向けた具体的な目標を設定するよう提案しました。
その結果、部員全員が士気を取り戻し、練習に対する姿勢も大きく改善されました。
最終的には、チームワークが高まり、リーグ後半戦で連勝を続けることができました。
貴社においても、どんな状況でもポジティブな姿勢でチームを支え、目標達成に向けた一助となりたいと考えています。
例文②留学
この強みは、大学での留学生活で発揮されました。
私はアメリカに半年間留学したのですが、最初の頃は授業で英語についていくことが難しく、コミュニケーションでも戸惑うことが多々ありました。
それでも「この経験が自分の成長に繋がる」と考え、できるだけ積極的に授業で発言し、クラスメートと関わりを持つよう心がけました。
留学後半には、友人も増え、授業での発表でも自信を持って英語を使えるようになり、最終的にアカデミックな課題で優秀な評価をいただくこ
ができました。
この経験を通じて、未知の環境でもポジティブな姿勢で挑戦することが自分の成長に繋がると確信しました。
貴社においても、新しいことへの挑戦を前向きに受け止め、貢献していきたいと考えています。
例文③アルバイト
この強みは、飲食店でのアルバイトで発揮されました。
私は繁忙期の週末に多くの新人スタッフが入る中、教育係として業務の指導に当たることがありましたが、新人の方々が忙しさから疲弊してしまう様子を見て「自分が雰囲気を明るくしよう」と考え、元気よく声をかけたり、積極的にサポートを行いました。
また、ミスが発生しても「次はこうすれば大丈夫だよ」と励ましながら改善点を教えることで、新人スタッフが安心して業務に取り組めるよう努めました。
その結果、皆が楽しく働ける環境を作ることができ、新人スタッフからも「一緒に働くと安心できる」と感謝の声をもらいました。
この経験から、ポジティブな姿勢が周囲にも良い影響を与えられることを学びました。
貴社でもこの姿勢を活かし、職場の雰囲気を良くしながらチームの成果に貢献したいと考えています。
例文④学業
この強みは、大学での資格取得に向けた勉強中に発揮されました。
一級建築士の資格取得を目指し、膨大な勉強量に圧倒されることもありましたが、「資格を取ることで自分の将来が広がる」と信じ、前向きに学習に取り組みました。
勉強の習慣を定着させるため、スケジュールを細かく計画し、毎日の目標を一つずつクリアする方法で学習を続けました。
その結果、試験に合格し、周りからも「コツコツと努力を続ける姿勢が素晴らしい」と評価を受けました。
このように、目標に向かってポジティブに努力を続けられることは、貴社に入社した際にも、業務に貢献するための力になると考えています。
例文⑤サークル
この強みは、大学のフットサルサークルでのイベント企画で発揮されました。
40名ほどのメンバーがいるサークルですが、当初、練習への参加率が低く、サークルの雰囲気も盛り上がりに欠けていました。
私は「もっと楽しいサークルにしよう」と前向きに考え、親睦を深めるイベントの企画を提案しました。
イベントの準備では、他のメンバーにも積極的に意見を募り、それぞれが役割を持って企画に関わるようにしました。
その結果、イベントは大成功となり、メンバー同士の交流も深まりました。
イベント後は練習参加者も増え、サークルの雰囲気が格段に良くなったことを実感しました。
貴社に入社後も、このようなポジティブな姿勢を活かしてチームの雰囲気を良くし、全員で成果を出せる環境作りに貢献していきたいと考えています。
例文⑥委員会
この強みは、大学時代の文化祭実行委員会での経験で活かされました。
文化祭のテーマを決めるにあたり、各部署から様々な意見が出て、なかなかまとまらないという課題がありました。
この課題を解決させるために、私は各部署の代表者を集めた会議を定期的に開催し、それぞれの意見を丁寧に聞き取り、共通点や相違点を整理することに取り組みました。
また、アンケートを実施して学生全体の意見も収集し、それらを参考にしながら、各部署が納得できる妥協点を探るよう努めました。
結果、最終的には全会一致でテーマを決定することができ、その後の準備も円滑に進めることができました。
貴社に入社した際も、この調整力を活かし、部署間や関係各所との連携を円滑に進め、プロジェクトの成功に貢献していきたいと考えています。
例文⑦インターン
この強みは、IT企業でのシステム開発インターンシップで活かされました。
インターンシップ期間中、私が担当することになったのは、これまで触れたことのない新しいプログラミング言語を用いたシステム開発の一部でした。
そのため、当初は開発に必要な知識が不足しており、作業を進める上で大きな課題がありました。
この課題を解決させるために、業務時間外にオンラインの学習サイトや技術書を活用して集中的に学習に取り組み、不明点は積極的に社員の方に質問するように心がけました。
また、学んだことをすぐに実践で試すことで、理解を深めるように努めました。
結果、予定よりも早く開発タスクを完了させることができ、社員の方々からも高い評価をいただきました。
貴社に入社した際も、この学習意欲と応用力を活かし、常に最新の技術を学び続け、業務に貢献していきたいと考えています。
【ポジティブ思考をアピールしたい】効果的なアピールをするコツ
ポジティブ思考は、自己PRでの印象を良くする強力な武器です。
しかし、ただ「ポジティブです」と述べるだけでは効果が半減してしまいます。
ここでは、ポジティブ思考を効果的にアピールするためのコツについて解説します。
具体的なエピソードや言い換えを用いて、自分らしいポジティブさを伝えましょう。
具体的なエピソードを話す
自己PRは、説得力を持ってアピールすることが重要です。
そのためには、ポジティブ思考を裏付ける具体的なエピソードがある必要があります。
ポジティブ思考によって、良かったことの具体的なエピソードを交えて話すと説得力を持たせることもできますし、何より信憑性が上がります。
ポジティブ思考である理由を伝える
ポジティブ思考を面接でアピールする際には、ポジティブ思考である理由を伝えることが重要です。
自己PRには説得力を持たせることが重要です。
ポジティブ思考が強みだとアピールしても、理由がないと説得力もありませんし、嘘だと思われる懸念があります。
本当にポジティブ思考が身に付いていることを伝えるためにも、どんな理由で身に付いているのかを具体的、かつ論理的に伝え、自己PRの説得力を上げてポジティブ思考をアピールしていきましょう。
笑顔ではきはきと話す
ポジティブ思考を持っていたとしても、面接などの選考時に見た目や話し方があっていなければ、ポジティブ思考に説得力がありません。
常に笑顔で普段以上にはっきりと話し、はきはきとした印象を与えるようにしましょう。
特に、難しい質問を投げかけられたときやグループで他の人が発表している時などは、油断しがちなので注意しましょう。
ポジティブさを自分らしく具体的に言い換える
企業の求める人物像に沿って自己PRの方向性が見えてきたら、次はその「ポジティブさ」を自分らしい言葉で表現することが大切です。
「私の長所はポジティブさです」とだけ述べると、他の候補者と重なってしまい印象に残りにくくなります。
例えば、「挑戦力がある」「逆境に強い」「巻き込む力がある」といった具体的な言い換えを考えることで、ポジティブさをよりユニークで印象的に伝えることができます。
この言い換えは、自分の経験や強みを生かし、自分らしさを出すよう工夫しましょう。
効果的な構成で組み立てる
ポジティブさを効果的に伝えるためには、自己PRの文章構成も重要です。
次に挙げる「結論」「根拠」「成果」「今後」という流れで伝えることで、よりわかりやすく、面接官の心に響く自己PRを作ることができます。
まず、自分の長所を端的に述べましょう。
「私の強みは〇〇です」と、最初に結論を明確に伝えることで、聞き手が内容を把握しやすくなり、インパクトも残せます。
例えば、「私の強みは、どんな状況でも前向きに考えて行動する力です」と述べると、長所をしっかり伝えられます。
次に、ポジティブさが発揮されたエピソードを用いて、長所の根拠を示します。
エピソードは、強みとセットで伝えることで説得力が増します。
例えば、「大学時代にあるプロジェクトでトラブルが発生しましたが、私はチームを励ましながら、皆で解決策を出し合い、最終的にプロジェクトを成功に導きました」と述べると、ポジティブさが実際の行動に活かされていることが具体的に伝わります。
エピソードの後には、その行動からどのような成果が得られたかを示し、そこから得た学びを共有しましょう。
例えば、「チーム全員の力を引き出すことで、プロジェクトの目標を達成し、さらに全員で喜びを分かち合えたことで、前向きな姿勢の大切さを学びました」と述べると、行動が成果に結びついていることがわかります。
この際、定量的な成果があれば加えると信憑性が高まり、さらに説得力が増します。
最後に、そのポジティブさを入社後にどのように生かし、企業にどのように貢献していきたいかを話しましょう。
たとえば、「この経験で学んだことを活かし、御社の新たなプロジェクトに積極的に挑戦し、常に前向きな姿勢で貢献していきたいと考えています」と述べることで、入社後の活躍がイメージしやすくなり、企業にとって理想的な人材だと印象づけることができます。
【ポジティブ思考をアピールしたい】アピールするときの注意点
ポジティブ思考を自己PRでアピールすることは、魅力的な人材として評価を高める効果があります。
しかし、ポジティブさが過度に伝わることで、慎重さに欠けるといった印象を与えてしまうリスクもあります。
ここでは、ポジティブ思考を効果的に伝えるための注意点について解説します。
失敗から学べない人
ポジティブな人は失敗に直面しても前向きに行動し続けられるのが強みですが、自己PRで「失敗を引きずらない」「すぐに気持ちを切り替える」といった点だけを強調しすぎると、失敗から学びを得られない人と見なされる恐れがあります。
これは企業にとって懸念材料です。
ポジティブさを伝える際には、過去の失敗からどのような教訓を得たのか、その後どのように改善して成果を出したのかを合わせて述べると良いでしょう。
例えば、「失敗をきっかけに計画を見直し、リスクに備える習慣をつけるようになった」といった具体例があると、成長志向がしっかりと伝わり、よりポジティブな印象になります。
後先を考えずに行動する人
ポジティブ思考をアピールする際、勢いだけで突き進むイメージを持たれないようにすることも重要です。
前向きに行動すること自体は好印象ですが、慎重さを欠いた行動やリスクを無視した決断は企業にとってマイナスに映ることがあります。
そのため、「リスクを考慮しつつ、最適な行動を取れる」ことを伝えるエピソードを選ぶと良いでしょう。
たとえば、あるプロジェクトで前向きに提案を行う際に、同時にリスクを予測し、対応策も立てていた経験があるなら、それを話すことで「前向きなだけでなく、慎重に行動できる人」という印象を与えられます。
無計画な楽観主義とは違う、一貫したポジティブ思考が効果的に伝わります。
楽観的過ぎる
ポジティブさは行き過ぎると楽観的ともいえます。
ポジティブなあまり大きな物事をするときにも「大丈夫だろう」と何も準備しなかったり、責任感がなかったりするのはマイナスな評価に繋がります。
自己PRでも、こうした楽観的過ぎるエピソードを伝えてしまうと、頼りない印象で仕事にも無責任な対応でミスをするのではないかと懸念を抱かれてしまう可能性があります。
そうした印象はマイナスなイメージにもつながります。
適切な行動ができることを示すようにしましょう。
自己評価が甘く反省しない
ポジティブな人は失敗してもひどく落ち込まないのが強みですが、傍から見ると反省不足と取られてしまうこともあります。
例えば、常にポジティブで何があっても落ち込みませんと伝えてしまうと自己評価が甘く、何も学んでいないと取られてしまいます。
ポジティブなあまり、反省点を見つけられない、改善ができないのは成長が見られず、採用したいと思われません。
何か取り組むにあたって、反省が必要な時はいくつもあります。
そのため、きちんと反省や学びをし、改善していけることを示しましょう。
【ポジティブ思考をアピールしたい】自己PRが書けない時は
順を追って作業をしても、うまく自己PRが作れない場合もあるでしょう。
そのような場合は、就活のプロである就活エージェントに相談するのがおすすめです。
「ジョブコミット」であれば、自己PR作成のために自分にあった自己分析方法を教えてもらえます。
また、自分のやりたいことや得意なことをもとに相性の良い企業を紹介してもらえるため、志望先選びにも困りません。
自己PRなどの選考書類作成だけでなく、面接対策でもサポートを受けられるため選考本番までに自信をつけられます。
就活全体を通して無料で利用でき、スタートから内定の獲得、入社前の準備などでも支援を受けられて便利です。
ポジティブ思考な性質を利用しての自己PRの作成や、就活で悩みがある場合はぜひ利用してみてください。
ジョブコミットへの登録はこちらからどうぞ。
おわりに
ポジティブ思考という性質は、どんな状況でも前向きにはたらきます。
周囲に与える影響も明るくポジティブなものになるため、社会で歓迎されやすいです。
一方で、伝え方を間違えると単に楽観的な人物として警戒される可能性もあるため工夫が求められます。
うまく自己PRで強みを伝える際は、自分のポジティブさがどのような特徴を強く持っているのか把握しておくと良いでしょう。
自己分析の結果と企業が求める人材像を照らし合わせ、ポジティブ思考な性質をうまくアピールしてください。