【例文あり】自己PRと長所の違いは?評価されるアピール方法やおすすめの構成を解説

【例文あり】自己PRと長所の違いは?評価されるアピール方法やおすすめの構成を解説

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柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること  
  • 自己PRと長所の違い
  • 自己PRと長所のおすすめ構成
  • 自己PRと長所の作成時のポイント
この記事をおすすめしたい人  
  • 自己PRと長所の違いを知りたい人
  • 自己PRと長所のおすすめ構成を知りたい人
  • 自己PRに自信がない人

はじめに

就活の対策を行うにあたって、多くの人が悩むポイントとして、「自己PRと長所の違いがわからない」ということが挙げられるでしょう。

就活においては「あなたの長所について教えてください。」という質問と「自己PRをしてください。」という質問を両方してくる企業も多くあります。

そこで、今回は自己PRと長所の違いについて解説しつつ、評価されるアピール方法やおすすめの構成などについて詳しく解説していきます。

【自己PRと長所】自己PRと長所の違い

まずは本記事の主題である「自己PRと長所の違い」について理解していきましょう。

似ている部分も多くある両者ですが、しっかりと把握しておくことで、より企業が求めている回答を提供できるはずです。

それぞれのポイントを踏まえて理解しておきましょう。

自己PRとは

就活においての自己PRとは、ただ単に長所を話すのではなく、「企業が自分を採用するべき理由」についてアピールする場面です。

あなたのスキルがどのように企業にとって価値のあるものなのか、企業が自分を採用するべき具体的な理由をアピールするようにしていきましょう。

自分のスキルや経験を、企業のニーズや課題解決に直接結びつけて説明していくと良いです。

例えば、チームでのプロジェクト遂行能力を強みとする場合は単に「チームワークが得意です。」と述べるのだけではなく「私のチームワーク能力により、過去にはプロジェクトの効率を20%向上させました」など、そのスキルが企業にとってどのような利益をもたらすのか具体的に示すことが重要です。

これにより、企業の採用担当者は自己PRを通じてあなたがどのように貢献してくれるのかが伝わりやすくなります。

長所とは

就活において少々述べる超長所を述べる際は自己PRとやや異なったアプローチが必要です。

自己PRとは異なり自分視点から見た自分の良いところを伝えることが重要です。

自己PRの場合は客観的なものを述べる必要がありますが、長所の場合は多少主観的なものでも構いません。

能力というより、性格における長所を述べても良いでしょう。

スキルなどの能力よりも、協調性や忍耐強さ、柔軟性といった性格の特徴や、他人に対する思いやりや公平性といった倫理的な価値観など、人としての長所を述べるのも選択肢の一つです。

これにより、職場での人間関係やチームワークに良い影響を与える人物であると考えてもらえるでしょう。

また、長所を述べる際にも、自己PRなどと同様に具体的なエピソードを説明することができればより良い印象を与えられるはずです。

【自己PRと長所】自己PRで見られていること

続いては自己PRにおいて企業がどのような点を重視しているのかについて考えていきましょう。

下記の3つを意識して自己PRを作成することで、より企業の採用担当者に良い印象を与えられるはずです。

相手の立場になって考え、どのような点を重視しているのかを踏まえた文章を作成していきましょう。

基礎的なコミュニケーション能力があるか

どのような仕事を行うにあたっても基礎的なコミュニケーション能力が必要なので、企業は自己PRを通して自己コミュニケーション能力を確認しています。

コミュニケーション能力は職場での円滑な人間関係の構築やチームワークの効率化に直結するからです。

ESや面接を通じて、あなたが基礎的なコミュニケーション能力が取れる人物かどうかというのを企業は確認しています。

コミュニケーションを取ることができれば仕事も教えやすいですし、何よりも企業の採用担当者も人間なので、円滑にコミュニケーションを取ることができる、一緒に楽しく仕事ができる人材を採用したいと考えています。

よって、基礎的なコミュニケーション能力をアピールすることができれば内定に近づくでしょう。

自社で活躍してくれそうか

結局、企業は自社で活躍してくれる人物を採用したいと考えています。

どれだけ一生懸命仕事に取り組む姿勢を示していたとしても、活躍できるイメージが湧かなければ、企業の採用担当者もあなたを採用したいと思いません。

自分の強みがどのようにして企業のニーズや課題解決に貢献できるのか、具体的に示していくことが重要と言えるでしょう。

また、この部分を説明することができれば、あなたが企業の事業内容や業界の動向、そして企業が直面している課題について十分な理解を持っているということも伝えられます。

企業研究を行っているということは、就職への意思が非常に強いということであり、モチベーションが高いということにもなります。

モチベーションがあるから活躍できるとは限りませんが、モチベーションが無い人には活躍できるイメージも湧かないので、積極的にあなたのスキルとモチベーションの高さを併せてアピールできるような自己PRを述べていくことが重要です。

社風とマッチするか

企業は自己PRを通して、就活生が社風とマッチするかという点についてもしっかりと確認したいと思っています。

新たに加わる就活生という新入社員が既存のチームやプロジェクトの方向性において溶け込むことができ、長く活躍できるかを見極めようとしているのです。

企業には当然ながらそれぞれ独自の文化や価値観などが存在しているので、これらが就活生の性格や価値観とあまり合わない場合、やりがいを持って働けず、早期離職をしてしまう可能性もあります。

特にベンチャー企業においてはモチベーションややりがいなどが非常に重視されているので、これを感じられないというのはかなりのマイナスになってしまうことでしょう。

よって、企業研究をしっかりと行い、自分が志望している企業の雰囲気に合致している人材であるということを積極的にアピールできれば良いでしょう。

【自己PRと長所】おすすめの構成

続いて、自己PRを作成するにあたっておすすめの構成の方法についても詳しく紹介していきます。

ちなみにこの構成の方法は、どの企業を受けるにあたっても、どのようなスキルをアピールするにあたっても活用できるものなので、就活で汎用的に活用できるものです。

この記事でマスターしてしまい、他の企業を受ける際にも使えるようにしておきましょう。

自己PRのおすすめ構成

まずは自己PRのおすすめの構成方法について詳しく紹介していきます。

自己PRを作成するにあたっては、下記の3つの構成を意識した上で作成することでより良い印象を与えることができるでしょう。

自分の強み

まずは自分の強みについて簡潔に述べ、あなたの企業において活かせる能力はどのようなものなのかまずは一言で説明しましょう。

これにより、企業の採用担当者はあなたの結論、つまり、強みを念頭に置いた上でその後の文章を読んでいくことができます。

就活の時期、企業の採用担当者は特に忙しく、全てのESを隅々まで読むことができません。

よって、先に結論を述べ、その後の文章展開を理解しやすいように工夫することが重要なのです。

エピソード

続いて、あなたの強みを活かした、もしくはあなたの強みを身につけたエピソードについて詳しく説明していきましょう。

あなたの長所や強みがどのような場面で発揮されたか、またはどのような経験を通じて培われたのかについてわかりやすく説明することが重要です。

この部分は、誰が読んでも分かりやすい、客観的なものを述べることが重要です。

なぜならば、企業の採用担当者はその日初めてあなたに会うからであり、あなたに対する前提知識は基本的に無いからです。

数字など、誰が読んでも揺るがない、定量的なものを用いることで、よりあなたの魅力が伝わりやすくなることでしょう。

今後への活かし方

あなたがどれほど素晴らしいスキルを持っていたとしても、それを企業で活かすイメージを伝えられなければ、採用したいと思ってもらえません。

よって、そのスキルを活かしてどのように活躍できるのか、どのような業務に貢献できるのかについてわかりやすく説明していくことが重要です。

最後の部分でここを述べることで、企業の採用担当者はあなたが活躍できるイメージができ、実際に業務内容についてしっかりと調べている、志望度の高い就活生であるとみなしてもらえます。

長所のおすすめ構成

長所のおすすめ構成についても覚えておきましょう。

基本的に長所の構成も、自己PR構成も基本的には変わりません。

しかし、エピソードを具体的にしすぎてしまうと、自己PRと同じような内容になってしまいがちです。

長所は主観的なものでも良いとされているので、客観性を追求しすぎる必要はありません。

「自分はこのような点が長所であると思っている」というだけで十分なので、エピソードの部分はあまり膨らませすぎないようにしましょう。

【自己PRと長所】ポイント紹介

自己PRと長所に関する文章を作成するポイントについて詳しく紹介していきます。

ここから紹介する5つのポイントは、自己PRを述べる際も長所を述べる際も活用できるポイントなので、ぜひ覚えておいてください。

ポイントは1つに絞る

ポイントは1つに絞ることは、自己PRにおいても長所を述べる際においても非常に重要です。

いくつも話していると話が分散して分かりにくくなってしまうからです。

例えば文字数の指定が1000文字以上など、一般的なものより非常に多いものならばいくつかの長所や自己PRを述べても構いませんが、基本的にこれらの文章は300文字から400文字程度で指定されることが多いので、1つしか述べることができないでしょう。

少ない文字数の中でいくつも長所や自己PRをアピールしようとすると、一つひとつの内容も少なくなってしまいますし、何が言いたいのかわからない文章になってしまうため、ポイントは1つに絞ることが重要です。

具体性を持たせる

自己PRにおいても長所を述べる際においても、具体性を重視することは非常に重要です。

自分の経験を用いて、具体的なイメージを持ってもらえるようにしましょう。

特に自己PRにおいてはこの要素が強く、あなたの強みがどのような場面で活かせるのか、どのような場面で活用できるのかについて分かりやすく説明していくことが重要です。

企業の採用担当者はその日初めてあなたに会う人であり、あなたのことは基本的に何も知りません。

初めて会った相手にも、自分がどのような人物であり、どのような点を長所としているのかわかりやすく説明していくことが重要と言えます。

相手の目を見て話す

面接の際は相手の目を見て話すようにしましょう。

これは自己PRや長所に限らず、志望動機を述べる際など、どのような場面においても重要なポイントなので、忘れないようにしましょう。

確かに、用意してきた内容を忘れてしまったり、緊張してしまったりして目をそらしてしまう人も多いかもしれません。

しかし、目をそらしてしまっては自信のない印象を与えてしまいますし、緊張も相手に伝わってしまいます。

どれだけしっかり対策していても緊張してしまうものは仕方がないので、ある程度開き直って、自分がその時出せるものを全て出せば問題ありませんし、後悔もないでしょう。

企業の求める人物像を意識

企業の求める人物像を意識して作成することも非常に重要なポイントです。

事前にリサーチをして、企業が求めている人、評価されやすい人はどのような人なのか知っておきましょう。

これは「自分は貴社に合っている人物である」ということをアピールするためにも非常に重要なポイントであるのですが、何よりモチベーションをアピールする上で非常に重要です。

いくらあなたが素晴らしい人物だったとしても、企業に対して何も調べていない場合、「やる気がない人物である」「滑り止め程度に受けている、志望度の低い人材である」と思われてしまう可能性が高いです。

しかし、しっかり企業について調べていることが伝われば「うちだからこそ入社したいと思った、モチベーションの高い就活生である」と判断され、採用の可能性が高まることでしょう。

長所と短所は関連性を持たせる

基本的に長所と短所は表裏一体なので、これらを述べる際は矛盾がないようにしましょう。

例えば「長所がポジティブで、短所が心配性」などと述べてしまうと、どのような人物なのか想像がつきませんし、嘘をついていると思われてしまう可能性もあります。

そこで、長所と短所には必ず関連性を持たせることが重要なのです。

就活において志望動機や自己PRなど、さまざまなESを提出することになるでしょうが、これらの一貫性がない人材は「何も考えていない」もしくは「嘘をついている人材」とみなされる可能性が高いです。

一方で一貫性があるということは、しっかりと対策をしているということを判断してもらえるので、しっかりとそれぞれに関連性を持たせることが重要なのです。

【自己PRと長所】自己PR例文紹介

続いてはここまでの内容を踏まえた上で作成した自己PRの例文について詳しく紹介していきます。

6つの例文を作成したので、あなたがアピールしたいスキルの中から最も近いものを中心にそれぞれ参考にしてみてください。

協調性

私の最大の強みは「協調性」です。
この協調性により、さまざまなチームプロジェクトでの成功を支えてきました。
大学時代、私は学部の学生会で企画委員として活動しました。
あるプロジェクトでは、異なる学年や専攻の学生たちと協力して、年間最大の学部イベントの企画と実施を担当しました。
このプロジェクトでは、意見の相違やスケジュールの調整が大きな課題でした。
しかし、私はチームメンバー一人ひとりの意見を尊重し、積極的にコミュニケーションを取り、各メンバーの強みを活かすよう努めました。
その結果、イベントは大成功を収め、参加者からも高い評価を得ました。
この経験から、協調性がチームでの課題解決や目標達成にいかに重要かを深く理解しました。
今後、貴社に入社した場合も、この協調性を活かしてチームワークを促進し、プロジェクトの成功に貢献できると自負しています。

積極性

私の最大の強みは「積極性」です。
具体的なエピソードとして、大学時代に参加したビジネスコンテストが挙げられます。
私たちのチームは、革新的なビジネスプランを提案することになりましたが、初めはメンバー間で意見がまとまらず、進行が難航していました。
そこで私はリーダーとして積極的に各メンバーとコミュニケーションを取り、皆の意見を集約し、プランの具体化を推進しました。
その結果、私たちのチームはコンテストで優勝し、提案したビジネスプランは実際に地域社会でのプロジェクトとして採用されました。
この経験から、積極的に行動することがチームを成功に導く鍵であると学びました。
今後、貴社においてもこの積極性を活かし、新たなプロジェクトや課題に対しても前向きに取り組み、チームの一員として、そしてリーダーとして、貴社の目標達成に貢献していきたいと考えています。

好奇心

私の最大の強みは、「好奇心」です。
この好奇心が私を動かし、さまざまな経験を積むことができました。
大学時代には、専攻とは異なる分野の選択科目に積極的に挑戦しました。
私の専攻は経済学でしたが、情報技術の授業にも参加し、プログラミングの基礎を学びました。
経済データの分析にプログラミングを活用することでより深い洞察を得ることができ、異なる分野の知識を統合することで新たなアプローチを見出すことができるということを学びました。
今後、貴社においても、この好奇心を活かし、常に新しい知識や技術、アイデアに対して積極的に学び、挑戦し続けることでチームやプロジェクトに新しい視点をもたらし、貴社の発展に寄与したいと考えています。

正確性

私の強みは「正確性」です。
具体例として挙げられるのは、大学での研究プロジェクトです。
私はデータ分析を担当し、膨大な量のデータセットから有意義な情報を抽出する任務に就きました。
データの整理から分析、結果の報告まで、一貫して正確性が求められ、特に分析結果を基にした報告書では一つひとつの数値や結論に誤りがないように細心の注意を払いました。
結果として、私たちの研究は学内で高く評価され、学術誌にも掲載されることになりました。
この経験を通じて、正確性がいかに重要か、そしてそれを如何にして保持するかを深く理解しました。
今後、貴社においても、この正確性を活かして、データ分析、レポート作成、プロジェクト管理など、さまざまな業務に貢献していきたいと考えています。
特に、正確性が求められる業務では、私の能力がチームやプロジェクトの品質向上に直接的に貢献できるとも考えています。

責任感

私の一番の強みは「責任感」です。
この責任感は大学での団体プロジェクトで発揮しました。
プロジェクトリーダーとしてチームを率いて、学校祭でのイベントを成功させました。
イベント直前の段階では重要な資材の一部が間に合わないことが判明しましたが、迅速に代替案を検討し、地元の企業と協力して必要な資材を確保しました。
これにより、イベントは当初の想定を上回る大成功を納めました。
この経験から、どんな困難な状況でも決して諦めず、解決策を見つけ出すことの大切さを学びました。
今後、貴社においてもこの責任感を活かし、どのようなプロジェクトにも全力で取り組み、チームや組織の目標達成に貢献していきたいと考えています。
特に、困難な課題に直面した際には、責任感を持って業務に取り組み、課題を解決できるよう貢献する所存です。

論理的思考力

私の最も強みは「論理的思考力」です。
具体例として、大学時代に参加したケーススタディコンペティションがあります。
企業の市場拡大戦略を立案することが目的として出題されました。
そこで私はまず市場環境の徹底的な分析から始め、競合他社の戦略、ターゲット顧客のニーズ、そして可能なリソースを詳細に調査しました。
その上で分析を行い、企業の内外の状況を論理的に整理し、戦略の方向性を定めました。
これにより私たちのチームは優勝することができました。
この経験から、論理的思考がいかに重要かを学びました。
今後、貴社においても、この論理的思考力を活かして、ビジネスの課題に対する戦略立案や問題解決に貢献できると考えています。

【自己PRと長所】長所の例文紹介

自己PRの例文を読んだところで、続いては長所の例文について紹介していきます。

あなたの長所の中から最も近いものを中心にアピールしたいものを参考にしてみてください。

優しい

私の最大の長所は「優しさ」です。
具体的には、大学時代にボランティア活動に参加した際、意見がメンバー間で分かれてしまいました。
そこで私はメンバーの意見を丁寧に聞き、困っている人がいれば積極的にサポートしました。
これによりチームの結束力を高め、最終的にプロジェクトを成功に導きました。
今後もこの優しさを活かし、貴社の一員として働く中で同僚や顧客との良好な関係を築き、ポジティブな職場環境の形成に貢献していきたいと考えています。

真面目

私の一番の長所は「真面目さ」です。
この真面目さが光った具体例として、大学のグループプロジェクトが挙げられます。
私たちのチームは、市場調査レポートを作成する任務がありましたが、プロジェクトは停滞していました。
そこで私はリーダーとして、個々のタスクを細かく分割し、各メンバーに明確な期限を設定し、必要に応じてサポートしました。
この対策により、プロジェクトは期限内に成功しました。
貴社においても、この真面目さを活かし、与えられた任務に対して責任を持って取り組み、期限を守り、質の高い成果を提供することで、貢献していきたいと考えています。

几帳面

私の最大の長所は「几帳面さ」です。
この几帳面さが特に発揮されたのは、大学での研究プロジェクトでした。
私は研究データの管理を任され、正確なデータ収集と分析が求められました。
私は全てのデータを一目で確認できるよう構造化し、エラーが発生しないように細心の注意を払いました。
その結果、プロジェクトはスムーズに進行し、研究成果は学会で高く評価されました。
今後、貴社においてもこの几帳面さを活かし、業務の効率化や品質の向上に寄与できると考えています。

【自己PRと長所】完成度を高めるには

最後に自己PRや長所の完成度を高めるために重要なポイントについて紹介していきます。

ここまで紹介してきた内容を元に作成するだけでも十分なクオリティのものは作れますが、より良いものを作成し、第一志望に合格できるようにさらに練度を高めていきましょう。

声に出して読んでみる

自己PRや長所に関する文章が完成したら、一度声に出して読んでみましょう。

これにより、あなたの自己PRを客観的に再度確認することができます。

文章で読むだけではどうしても情報を耳から得ることができないので、問題がある場合にも違和感に気づくことができないこともあります。

文脈がおかしい、それぞれの文章に因果関係がないなどの問題点は自分では気がつきにくいものなので、一つひとつゆっくりと読んでみることが重要です。

声に出して読むことで、誤字脱字をチェックできるのも利点の一つです。

誤字脱字が多い場合、当然ながらマイナスな印象を与えてしまう可能性が高いので、しっかりと確認しておくことが重要であると言えるでしょう。

他の人に添削してもらう

いくら自分では100点満点の文章を作成できたと思っていても、他の人に確認してもらうとダメ出しだらけのことはあるかもしれません。

そこで、いきなり企業に提出するのではなく、一度他の人に添削してもらうことが重要です。

就活に取り組んでいる友人や信頼できる先輩がいるならば、ぜひとも依頼してみてください。

特に就活に取り組んでる友人ならば、お互いに確認することで問題点だけでなく、参考になる点を導入し、より良いものにできる可能性もあります。

自己PRや長所などといった文章は自分で確認するだけでは客観的な視点を導入しにくいので、ぜひ誰かに確認してもらいましょう。

就活エージェントに相談してみよう

就活エージェントに相談してみるのも、自己PRや長所をアピールする文章をより質の高いものにするにあたっておすすめの方法です。

友人などに相談するのも選択肢の一つではあるのですが、就活のエキスパートであるエージェントに相談する方が、よりクオリティの高いものをスピーディーに作成できるはずです。

自分では思いつくはずもなかった改善点や問題点などを指摘してもらえるかもしれません。

また、面接対策なども徹底的に行ってくれるので、就活において重要な面接練習のパートナーが欲しい方にもおすすめできます。

ジョブコミットは完全無料で利用できるので、ぜひ気になる方は利用してみてください。

おわりに

今回は自己PRと長所の違いについて紹介しつつ、それぞれの構成や強調すべきポイントなどについて詳しく紹介してきました。

いずれもあなたの良いところを紹介するパートであり、うまくアピールすることができれば、企業の採用担当者にあなたが魅力的な人材であると理解してもらえることでしょう。

ぜひ本記事を参考に、第一志望への合格の役に立つような自己PRや長所の文章を作成してみてください。

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