文系でもIT業界に就職できる?向いている人の特徴や大手から注目企業10選を解説!

文系でもIT業界に就職できる?向いている人の特徴や大手から注目企業10選を解説!

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柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること

・文系就活生のIT業界就活について
・IT業界で求められること
・IT業界の文系志望者向けの志望動機例文

この記事をおすすめしたい人

・文系就活生のIT業界就活にについて知りたい人
・IT業界で求められることについて知りたい人
・IT業界の文系志望者向け志望動機例文を見たい人

「IT業界で働きたいけれども、自分は文系だし、就職できるのだろうか」

「今までITにそこまで触れてこなかったけれど、今から勉強を始めて間に合うのだろうか」 

このような悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。

そこで今回は文系でもIT業界に就職できるのか、またIT業界で働くにあたって求められるスキルや役立つ資格などについて詳しく紹介していきます。

目次目次を全て表示する

【文系のIT業界就活】文系でもIT業界に内定獲得できるか

まず結論として、文系でもIT業界の内定を獲得することは十分に可能です。

なぜならばIT業界は急速に進歩しており、必要とされる人員に対して人材が圧倒的に足りていないからです。

文系でもある程度ITの学習をしている就活生は十分に重宝されますし、そこまで勉強ができていなかったとしても、モチベーションの高さや学習意欲が伝われば内定を出してくれる企業もあるほどです。

よって、対策をしなくて良いというわけではありませんが、IT業界で働くという気概とモチベーションがあり、そして一日でも早く学習を始めることができれば、十分にIT業界で内定を獲得することは可能です。

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【文系のIT業界就活】IT業界の種類

IT業界に就職できる可能性があるとわかったところで、IT業界にはどのような種類があるのかについても一緒に確認していきましょう。

実はIT業界と一括りで説明するには難しいほど様々な企業群が存在しているので、大きく分けて5つの分類で紹介していきます。

IT業界の種類

・ハードウェア業界
・ソフトウェア業界
・情報処理サービス(SIer)
・WEB・インターネット業界
・通信インフラ業界
・SaaS業界

ハードウェア業界

ハードウェア業界は私たちの日常生活の中でも不可欠な役割を果たす業界の一つです。

パソコンやスマートフォン、プリンター、ゲーム機など様々な電子機器の設計、製造、販売を行っています。

技術の急速な変化に伴い、常に成長を目指しており、新しい製品が市場に登場し続けています。

スマートフォンは通信機能だけでなく、カメラやGPS、アプリ機能なども備えており、私たちの生活を根本から変化させました。

ゲーム機も高度なグラフィックや処理能力、そしてネットワーク機能を活用して世界中の人々とプレイすることが可能です。

このように、消費者のニーズに応えるため、また新しい市場を開拓するために、継続的な研究開発を進めているのがハードウェア業界の大きな特徴といえるでしょう。

エンジニアリングやデザイン、マーケティングなど多岐にわたるスキルが必要とされ、様々な職種で構成されている業界です。

代表企業例
  • ソニー
  • 日立製作所
  • パナソニック

ソフトウェア業界

ソフトウェア業界はコンピューターシステムやアプリの開発、テスト、販売を行う分野です。

様々なニーズに応じたプログラムの作成をしており、オペレーティングシステムやデータベース管理システム、ビジネスアプリケーションやエンターテインメントソフトウェアなど様々なものを取り扱っています。

その革新性と高速な変化が特徴であり、ビッグデータ、人工知能、機械学習などの新技術が業界を大きく進化させています。

ビジネスプロセスの効率化や消費者体験の向上、新たなサービスの発明など社会に大きな変革をもたらしている業界です。

スタートアップから大手テクノロジー企業まで多岐にわたる企業があり、絶えず新しいアイデアが生まれ、競争が激化しているのも特徴です。

最新のトレンドを追いかけつつ、革新的な製品やサービスを提供することが重要とされています。

代表企業例
  • 日本オラクル
  • トレンドマイクロ
  • オービック

情報処理サービス業界(SIer)

情報処理サービス業界は、企業や組織がITを活用して業務の効率化や価値を作り出すために不可欠な役割を担っています。

顧客企業に対して情報処理システムの企画や設計、構築から運用、保守、改善、アップデートに至るまで、一連のサービスを提供しているのが特徴です。

業務システムの開発やデータベースの設計と管理、クラウドサービスの導入、ネットワークの構築や保守、セキュリティ対策の実施など幅広い技術サポートを行う業界です。

また、急速に変化するビジネスの環境や技術の進化に対応するため、常に最新のITトレンドに敏感であり、ビッグデータの分析やAIの活用などの分野で革新的なソリューションを提案しているのも情報処理サービス業界の大きな特徴の一つであると言えます。

代表企業例
  • 富士通
  • NEC(日本電気)
  • NTTデータ

WEB・インターネット業界

Web業界・インターネット業界は、デジタル化が進む現代において非常に重要な役割になっています。

ウェブサイトのデザインや開発、コンテンツ管理システムであるCMSの構築やユーザー体験、つまりUXの最適化、検索エンジン最適化やホスティングサービスなども行います。

企業は自社の商品やサービスを効果的にオンラインで提示し、潜在の顧客にリーチするためにWeb業界・インターネット業界のサポートが不可欠です。

ネットワークインフラの構築と維持にも重要な役割を果たしているのがWeb業界・インターネット業界です。

データセンターの運営やクラウドベースのサービスの提供、企業ネットワークのセキュリティ強化など様々な業務を行っています。

技術の進歩が非常に早い分野であり、この業界で働く人々はIT業界の中でも特に常に最新のトレンドや技術に適応し続ける必要があると言えるでしょう。

代表企業例
  • リクルートホールディングス
  • Zホールディングス
  • サイバーエージェント

通信インフラ

通信インフラ業界はインターネットや各種ネットワークサービスが機能するための基盤となる部分です。

光ファイバーやルーター、スイッチ、通信プロトコルなど、データ転送とネットワーク接続に不可欠な様々な要素を担っています。

情報の高速かつ安定したやり取りを可能にするためにインフラを構築し、維持、運営する役割を担っています。

デジタル経済の成長や情報のデジタル化において中心の役割を果たしている業界であり、スマートフォンの普及やIoTデバイスの増加、クラウドコンピューティングの進展など新たな技術やサービスの登場により、より高度で信頼性の高い通信インフラの需要が高まっています。

5Gなどの次世代通信技術の展開やネットワークのセキュリティ強化などが求められており、通信インフラ業界の進歩は遠隔医療や自動運転車、スマートシティなど将来のイノベーションを支える強固な基盤となるでしょう。

代表企業例
  • NTT東日本
  • NTTドコモ
  • KDDI

SaaS業界

SaaS業界はクラウド技術を活用してソフトウェアを提供するビジネスモデルであり、近年、急速に成長しています。

SaaSは従来のパッケージ型ソフトウェアとは異なり、インターネットを通じてサービスとしてソフトウェアを利用する形態です。

月額料金や年額料金といったサブスクリプション型の収益モデルを採用しており、安定した収益基盤を構築しやすい点が特徴です。

SaaS業界が注目される背景には、クラウド技術の進化と企業のデジタル化推進があります。

多くの企業が業務効率化やコスト削減を目指し、クラウドベースのソリューションを導入しているのです。

また、初期費用が抑えられ、利用規模に応じて柔軟にプランを変更できる点もSaaSの大きな魅力と言えます。

これにより、中小企業から大企業まで幅広いユーザー層が利用しており、将来性も高いとされています。

代表企業例
  • SmartHR
  • SanSan
  • ラクス

【文系のIT業界就活】文系はIT業界で活躍できる!

結論から説明すると、文系でも未経験の方でもエンジニアになることは全く不可能ではありません。

ここでは文系がIT業界で活躍できる理由について解説していきます。

とはいえ「応募すれば受かる」というわけではないため、しっかりと対策をした上で、ある程度プログラミング学習などの対策をしておくことは不可欠です。

IT業界は人材不足

IIT業界は急速な技術革新と社会のデジタル化により、近年市場が拡大しています。

クラウドやデータ技術が普及する中で、それらを支えるエンジニアやIT人材の需要が高まり続けており、供給が追いついていないのが現状です。

特に日本では少子高齢化の影響も重なり、2030年には約80万人のIT人材が不足すると経済産業省も発表しています。

このような背景から、リスキリングやIT教育の重要性は広がっており、専門知識や経験がない状態からでも、成長力の高さをアピールできれば、十分に活躍のチャンスがあります。

文系ならではの強みを活かせる

IT業界は技術職のイメージが強いため、文系出身の方には縁がないように思われがちですが、多くの場面で文系的な素養が求められます。

クライアントとの打ち合わせやヒアリング、提案書作成、プレゼンテーションなど、コミュニケーション能力や論理的な文章構成力が活かされる場面は少なくありません。

また、システム開発の現場ではエンジニアだけでなく、営業や企画部門、マーケティング担当などと連携してプロジェクトを進める必要があるため、チームワークや説得力も重視されます。

文系出身者特有の「伝える力」や「調整力」は技術だけでは賄えない価値です。

入社後にスキルを獲得できる

入社後にスキルを獲得できるため、新卒でITスキルがない方でも心配ない企業もあります。

特に大手企業など人材投資に積極的な企業では入社後の研修プログラムが充実しており、プログラミングやシステム設計、セキュリティなどの基本知識を段階的に学べる仕組みが整っています。

現場配属後も、OJTや定期的な勉強会を通じて、実践的なスキルを身につけていくことが可能です。

ただし、企業に頼るだけでなく、自主的に学ぶ姿勢も欠かさないように気をつけてください。

日々進化する業界で活躍するためには継続的な学習と成長意欲が重要です。

その点で、IT業界は努力がダイレクトに成果に反映されるフィールドとも言えます。

数学の知識よりプログラムの知識

「IT業界=数学が得意な人が行く場所」というイメージを持つ人も少なくありませんが、数学の高度な知識が必要とされる場面は意外と限られています。

たしかに、データ解析の専門領域では統計や数学の素養が求められることも多いですが、多くのIT業務ではそれほど高度な計算力は必要とされません。

プログラミングにおいて重要なのは数学のような数式を組み立てる力ではなく、処理の流れを考える力です。

むしろ、パズルを解くような感覚で、どうすれば効率よく動くプログラムを構築できるかを考える能力が求められます。

高校レベルの基本的な論理的思考ができれば十分に対応可能であり、文系の方でもプログラミングに親しみやすい環境は整ってきています。

【文系のIT業界就活】IT業界の仕事内容

もちろん、文系だったとしてもIT業界の就職を叶えることは可能です。

しかしその中でも特に、文系の人が活躍しやすい職種が存在します。

十分スキルを学び、就活までに即戦力として活躍できる能力を持っているならば、下記の職種以外でも就職は可能ですが、「文系の人が就職しやすい職種」という観点から考えると、下記の5つが当てはまると言えるでしょう。

IT業界の仕事内容

・営業・コンサルタント
・エンジニア
・プログラマー
・IT事務
・マーケティング

営業・コンサルタント

営業やコンサルタントは文系の方でも就職しやすいIT業界の職種の代表例の一つといえるでしょう。

営業やコンサルタントに求められることは、顧客が抱える課題やニーズを深く理解し、それに合致した製品やサービスを提案し、解決策を導くことです。

つまり、技術的なスキルはあった方が良いですが、最も重要なのはクライアントが何に悩んでいるのか、そしてどうしたらその悩みを解決してあげられるかを提案することです。

つまり、求められるスキルはコミュニケーション能力や問題解決能力、市場のトレンドを理解する洞察力などです。

ITの知識が深く、商品知識があり、顧客の企業のビジネスプランについて分析した上で、ITの観点からソリューションを提供する必要はありますが、自分で1から100まで技術を完璧に扱える必要はないので、文系の方でも非常に就職しやすいIT系の職種であると言えるでしょう。

エンジニア

エンジニア職は実際にIT系の技術を取り扱う必要があるので、文系の人には難しいと思われるかもしれませんが、勉強をすれば十分に就職することが可能です。

ソフトウェアやシステムの開発、設計を行う重要な役割を担っているのがエンジニアです。

プログラミング言語の知識や複雑な問題を分析し、効果的な解決策を設計するための課題解決能力などが求められています。

理系の学問分野とみなされがちですが、文系の人でも十分に就職することは可能です。

最近では、基本的なプログラミングスキルやシステム設計の原理について研修で教えてくれる企業も多いですし、安く勉強ができるプログラミングスクールなども用意されています。

また今の時代、YouTubeを活用すれば無料でプログラミングを勉強できますし、Udemyなどの格安のオンラインスクールも存在するので、十分に文系の方でもプログラミングスキルを身につけることは可能なのです。

プログラマー

プログラマーは先ほど紹介したエンジニアと比べてより業務に特化した職業です。

具体的なコーディング作業などが主な役割であり、プログラミング言語の知識や論理的思考力が必要となります。

よって、エンジニアと比べてより深いプログラミングへの知識が求められることでしょう。

しかし、プログラマーも同様にエンジニアの部分で紹介した部分と重なりますが、独学で勉強をすることは可能です。

YouTubeや格安のオンラインスクールなどを活用してプログラミングを学ぶことができれば、十分に文系の方でもプログラマーとしての就活を成功させることはできるでしょう。

プログラマーとしてのスキルや実務経験を積めば、将来的にはより複雑なシステム設計やアーキテクチャの設計などを行うソフトウェアエンジニアなどのキャリアアップも十分に可能です。

IT事務

IT系の企業の事務として働くのも文系の方がIT企業で働くにあたって有効な選択肢の一つであると言えるでしょう。

ITプロジェクトのサポートや信仰の管理、データ入力と管理やシステムの基本的な問題対応などが主な役割です。

基本的なITスキルやコンピューターに関する知識を身につけることができていれば十分に文系でも活躍することができます。

また、ITの事務職は一般的な企業の事務職と同じように、会議のスケジュールを組むことや参加者の調整、議事録の作成やプロジェクトに関連する文書や報告書の整理、保管なども行います。

よって、これまで事務職などのアルバイト経験がある人は積極的にアピールすることができれば、よりIT事務として活躍できることを就活でアピールできるでしょう。

マーケティング

マーケティング職もIT業界において文系の人が目指せる職業の一つであると言えるでしょう。

企業の商品やサービスを市場に導入し、販売促進を図るための戦略的な活動を行うのが仕事です。

市場調査を通じて、ターゲットとする顧客のニーズや好みを把握した上で、競合他社の製品や戦略を分析し、適用された価格や商品価値を提案します。

製品の品質やブランディング、価格設定など、マーケティングの全要素にわたって戦略を考え、広告キャンペーンやプロモーション活動の計画と実施を担当します。

文系の人でも、コミュニケーションスキルや創造性、分析的思考力といったマーケティングに必要なスキルを持っている人ならば十分に活躍することができます。

オンライン広告やSNSマーケティング、コンテンツマーケティングといった新しい手法が重要になってきており、技術的な知識よりも、顧客との深いコミュニケーションやデータを解析し戦略を立案する能力が求められているので、これらの能力に自信のある人は十分に活躍を目指せます。

IT業界の大手・注目企業10選

続いて、IT業界の大手企業や注目企業を重点的に紹介します。

「これらの企業を必ず受けなければならない」というわけではありませんが、簡単に知っておくことで大手の取り組みや考え方について理解できます。

これからIT業界を目指して就活を進めるうえで、また就活してからも参考になる考え方があるかもしれないので、ぜひ確認してみてください。

IT業界の大手・注目企業10選

・日立製作所
・富士通
・野村総合研究所(NRI)
・NTT DATA(NTTデータ)
・Zホールディングス
・サイバーエージェント
・NTT東日本
・NTTドコモ
・SanSan
・マネーフォワード

日立製作所

日立製作所

日立製作所はエネルギー、IT、社会インフラ、産業機器、ヘルスケア、自動車部品など、幅広い事業を展開しています。

特に、IoTプラットフォーム「Lumada」を活用し、顧客の課題解決に取り組んでいるのが特徴です。

データの収集・分析を通じて、効率的な運用や新たな価値創造を支援し、顧客の課題解決を図っています。

また、日立はグローバルに事業を展開し、社会イノベーション事業を推進しているのも特徴です。

「持続可能な社会の実現」を目指し、技術と製品で社会課題の解決に貢献しています。

富士通

富士通

富士通は3兆1,765億円の売上を誇る日本を代表するIT企業で、製造業、金融業、流通業など、幅広い業界にサービスを提供しています。

国内外でITサービスを提供し、特にシステムインテグレーション、クラウドサービス、ネットワークサービス、セキュリティサービスなど、多岐にわたる事業を展開しています。

また、スーパーコンピュータ「富岳」の開発など、先進的な技術開発にも積極的に取り組んでいるのも特徴です。

野村総合研究所(NRI)

野村総合研究所(NRI)

野村総合研究所は6,460億円の売上を誇り、野村證券から独立して設立されました。

主な事業として、コンサルティングサービス、金融ITソリューション、産業ITソリューションなどを提供しています。

特に、金融業界向けのシステム開発やコンサルティングに強みを持ち、国内外の多くの企業や政府機関にサービスを提供しています

また、デジタル技術を活用した新たな価値創造にも積極的に取り組んでおり、社会の持続的な発展に貢献しているのも特徴です。

NTTデータ

NTTデータ

NTTデータはSIerの売上で国内トップを記録し、3兆4,901億円を誇っています。

官公庁のシステムを中心にITサービスを展開し、自治体などによる住民への迅速な情報伝達を支援する減災コミュニケーションシステムなども提供しています。

世界50ヵ国以上でITサービスを展開し、官公庁や自治体、金融機関、製造業を中心に、ITソリューションを提供しているのも特徴です、

デジタル技術を活用した新たな価値創造を目指し、持続可能な社会の実現に寄与しています。

Zホールディングス

Zホールディングス

ZホールディングスはYahoo!JAPANを中心としたインターネットサービス事業を展開し、eコマース、広告、金融、AIなど、幅広い分野で事業を拡大しています。

特に、eコマース分野では「PayPayモール」や「Yahoo!ショッピング」を運営し、多くのユーザーに利用されています。

また、LINE株式会社との経営統合により国内最大級のユーザー基盤を持つプラットフォームを構築し、さらなる成長を目指しているのも特徴です。

サイバーエージェント

サイバーエージェント

サイバーエージェントは「21世紀を代表する企業」を目指し、AbemaTVやAmebaブログなどの事業を展開しています。

特に、インターネット広告事業、メディア事業、ゲーム事業の3つを主軸とし、インターネット広告事業では国内トップクラスのシェアを誇ります。

また、メディア事業では「ABEMA」を運営し、オリジナル番組やニュース配信など多彩なコンテンツを提供しているのも、みなさんご存知でしょう。

さらに、ゲーム事業では「ウマ娘」などスマートフォン向けゲームの開発・運営を行い、多くのヒットタイトルを生み出しているのも特徴です。

NTT東日本

NTT東日本

NTT東日本は東日本地域における通信インフラの提供を担っており、固定通信インフラの提供や、光ブロードバンドサービス「フレッツ光」の提供などを行っています。

また、法人向けにはクラウドサービスやデータセンターサービスなど、多様なソリューションを提供し、地域社会の情報化に貢献しているのも特徴です。

そして、災害時の通信確保や復旧活動にも積極的に取り組み、安全・安心な社会の実現をサポートしていることも見逃せません。

NTTドコモ

NTTドコモ

NTTドコモは携帯電話などの無線通信サービスおよび長距離・国際通信を提供する、日本最大手の電気通信事業者です。

NTTの完全子会社であり、国内最大の携帯電話契約数を有しています。

また、5Gサービスの展開やIoTソリューションの提供など、次世代通信技術の開発・展開にも力を入れているのも特徴です。

企業向けにはスマートファクトリーやコネクテッドカーの導入支援など、デジタル社会の基盤を提供しています。

さらに、キャッシュレス決済サービス「d払い」や、AIを活用した顧客対応など、日々の生活に密着したサービスも展開しています。

SanSan

SanSan

Sansan株式会社は「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションに掲げています。

主力製品である「Sansan」は名刺や企業情報、営業履歴を一元管理し、チームでの共有を可能にする営業DXツールです。

さらに、個人向けには「Eight」という名刺管理アプリを提供し、ネットワーキングを支援しています。

このようなサービスを通じて、企業や個人のビジネスの効率化とより良い人間関係の構築をサポートしています。

マネーフォワード

マネーフォワード

株式会社マネーフォワードは「お金を前へ。人生をもっと前へ。」をミッションに掲げるフィンテック企業です。

BtoB向けのクラウド会計ソフト「マネーフォワードクラウド」を通じて経理や人事労務業務の効率化に寄与しています。

また、BtoC向けには家計簿アプリ「マネーフォワードME」を提供し、個人の資産管理をサポートしています。

企業や個人の「お金」に関する課題解決に取り組んでおり、特に中小企業の業務効率化や個人の資産形成の支援で高い評価を得ている企業です。

また、地域金融機関との連携を進め、地域社会への貢献にも積極的に取り組んでいることも特徴です。

【文系のIT業界就活】IT業界に向いている人の特徴

続いてIT業界において求められるスキルについて詳しく紹介していきます。

IT業界には様々な職種がありますが、特に下記の5つはどのような職種においても求められるので、身につけておくことは必須と言えるでしょう。

持っているスキルはさらに磨き、自信のないものは今からでも身につけられるよう取り組み始めてください。

IT業界に向いている人の特徴

・コミュニケーション能力
・論理的思考力
・学習意欲の高さ
・粘り強さ
・マネジメント力

コミュニケーション能力

IT業界においてコミュニケーション能力は必須ではないのではないかと思う人も多いかもしれません。

なぜならば、なんとなくITと聞くと、パソコンに向かってキーボードを叩いているだけの印象を持っている人もいるからです。

しかし、基本的にIT業界においてコミュニケーションが必要ではない職種は存在しません。

ほとんどの業務がプロジェクトで進んでいき、それぞれの役割を分担しながら進捗を共有し、トラブルが発生した場合にはお互いにサポートし合いながら進めていく必要があるからです。

チーム内での誤解やすれ違いなどを防ぎ、協力を促進するためには、コミュニケーション能力は必須であると言えるでしょう。

コミュニケーション能力が高い人物は、プロジェクトを円滑に進めるにあたって活躍することができますし、将来はプロジェクトマネージャーなどのグループを統括する役割を担うこともできるでしょう。

論理的思考力

IT業界で働くにあたっては、論理的思考力は必須であると言えるでしょう。

難しい物事やプログラミングなどに注意で論理的に考え、解決策や効果的な方法を導き出す必要があるからです。

プログラミングやシステム設計、データ分析などIT関連のあらゆる作業は常に論理的に物事を捉え、段階的にアプローチすることが必須と言えます。

例えば、ソフトウェア開発を例にして考えてみましょう。

要件定義から設計、実装、テストに至るまで、各フェーズで論理的思考が求められます。

ユーザーの要望や課題を正確に理解し、それを機能や仕様に落とし込み、エラーのないコードを書くためには、明確な論理構造を頭の中に持っておく必要があります。

既存のシステムやコードに問題が生じた場合、その原因を論理的に解明し、最適な解決策を迅速に実装する能力も求められています。

学習意欲の高さ

IT業界は驚くほど進歩のスピードが速いのは皆さんもなんとなく想像ができているのではないでしょうか。

数年前まではAIに指示を出しただけで一瞬で絵を生成してくれたり、長文の文章を作成してくれたりすることなど想像もできませんでした。

しかし今となっては、ChatGPTは多くの人々が活用していることからもわかるように、数年前の当たり前は現在の当たり前ではありません。

ということは、常に学ぶ姿勢を強く持ち、新しい知識や技術を学び続ける姿勢が必須と言えるのです。

プログラミング言語やフレームワーク、ツール、データベース管理システムなど、IT関連のスキルは常に進化しており、昨日までの知識が今日も通用するとは限らないのです。

よって、常に自分がIT系の知識を学び続ける意欲を持っている人物であることをアピールすることが就活において重要であると言えます。

粘り強さ

頭の良い人が難しい物事についてスマートに説明するような印象があるIT業界ですが、中には泥臭い業務も存在します。

例えば、プログラミング一つを取っても、日々の作業で頻繁に直面するエラーや問題を解決するためには、粘り強さが必要です。

プログラミングのデバッグというのはとてつもなく長いものであり、その中でたった一つのエラーが原因でプログラムが動かなくなることもあります。

極論、「<」と「>」をひとつ間違えるだけでも正しくプログラムは機能しません。

しかしこのようなエラーを見つけることや、問題解決方法を導き出すことはただ椅子に座って画面を眺めているだけでは不可能です。

何が問題であるのか、様々な観点から考え、どうしたら解決できるのか考え続けるためには、粘り強さが求められています。

あなたがこれまで粘り強さを発揮して何かを成し遂げた経験があるならば、ぜひ就活でアピールすることをおすすめします。

マネジメント力

マネジメント力もIT業界の様々な職種で求められる能力の一つです。

特にプロジェクトマネージャーなどの職業においては、マネジメント能力は必須と言えるでしょう。

プロジェクトを計画するにあたっても、チームをまとめるにあたっても必要ですし、リソースの管理やクライアントとのコミュニケーションなどにおいてもマネジメント能力は必要です。

組織をうまくまとめ上げ、プロジェクトを成功に導くためには、マネジメント能力が必須なのです。

あなたがプログラマーなどの技術者からリーダー、もしくはマネージャーなどへステップアップするにあたっては、このようなマネジメントスキルをアピールすることが重要であり、戦略的思考能力や意思決定能力、問題解決能力などを磨きながら、チームをまとめ上げるにはどうすればよいか考えて業務に取り組むことが重要であると言えるでしょう。

【文系のIT業界就活】IT業界に向いていない人の特徴

続いて、IT業界に向いていない人の特徴について紹介します。

以下の3つの項目がすべて当てはまってしまう人は、もしかするとIT業界はやめておいた方が良いかもしれません。

特に「就活本番までに3つとも改善できる可能性が低い」と判断した場合は、別の業界を目指すことを推奨します。

IT業界に向いていない人の特徴

・協調性がない人
・柔軟性のない人
・細かい作業が苦手な人

協調性がない人

IT業界ではプロジェクトを進める際にチームでの活動が基本です。

システム開発や運用にはエンジニアだけでなく、営業、プロジェクトマネージャー、クライアントや外部パートナーとの連携が欠かせません。

協調性がないと、他のメンバーとの意思疎通ができず、チーム全体の作業効率が低下する可能性すらあります。

また、意見を共有したり、新しいアイデアを生み出す場面では協調性が不可欠です。

他者との協力を避け、単独で行動するタイプの人は孤立しやすく、信頼関係を築くことが難しくなるでしょう。

「協調性がない」の言い換え

独自の視点を持っている

自分の意見をしっかり持っている

自己主張ができる

周囲に流されずに判断できる

新しい視点を提供できる

リーダーシップを発揮しやすい

目標に向かって意志を貫ける

主体的に行動できる

柔軟性のない人

IT業界は技術革新やトレンドの変化が極めて速い分野です。

柔軟性がない人は新しい技術や情報を取り入れることに対して抵抗を感じやすく、時代遅れになる可能性があります。

また、プロジェクトの進行中に要件やスケジュールが変更されることも少なくありませんが、そのような変化に適応できない場合、プロジェクト全体に遅れや問題を生じさせてしまう可能性があります。

また、クライアントの要望も多様化しており、それに応じた対応が求められるため、柔軟性がない人は対応力に欠けると判断されがちです。

柔軟性のない人は、新しいツールやプログラミング言語の習得を拒み、成長の機会を逃してしまうかもしれません。

「柔軟性がない」の言い換え

一貫性がある

方針を守る姿勢がある

しっかりとした考えがある

信念を大切にしている

判断軸がぶれない

計画的に物事を進められる

状況に左右されず冷静に対応できる

規律を重んじることができる

細かい作業が苦手な人

IT業界ではシステム開発やプログラミング、システム運用などにおいて、非常に高い精度が求められます。

一見些細に見えるミスがシステム全体の不具合や大規模なトラブルを引き起こすことも少なくないため、細かい作業を厭わず、慎重に進められる人が求められるのです。

細かい作業が苦手な人は繰り返し発生するバグの修正やログの確認作業などに対して集中力を持続することが極めて難しく、チーム全体に迷惑をかけてしまう可能性があります。

また、IT業界では長時間にわたって同じ作業を繰り返すことや詳細な仕様書やドキュメントを確認する必要がある場面も多いため、注意力が散漫になる人には厳しい環境と言えるでしょう。

「細かい作業が苦手」の言い換え

全体的な視野で物事を捉えられる

クリエイティブな発想に強みがある

大局を見据えることに優れている

新しいアイデアを生み出すのが得意

抽象的な思考ができる

長期的な視点で物事を考えられる

複数の要素を統合的に捉える力がある

新しい切り口から問題にアプローチできる

【文系のIT業界就活】文系がプログラミングを取得する方法

ここまで、文系でもIT業界に就職することは十分可能であると話してきました。

しかし実際にどのように就職を目指すのかについてはまだ理解できていない人も多いでしょう。

そこで、ここからはIT業界で働くにあたって非常に重要なスキルの一つであるプログラミングスキルの取得方法について紹介していきます。

下記の3つから自分に合うものは何か考えてみてください。

文系のプログラミング取得方法

・独学
・スクールに通う

独学

文系の方がプログラミングを取得するにあたって最も主流な方法は独学です。

経済的な面から考えると最も安く学ぶことができるので、多くの方が独学で学べれば理想的であると思っていることでしょう。

YouTubeなどのWebで公開されている動画やKindle Unlimitedなどで読める書籍を活用することで、プログラミングの基礎から応用まで自分で学ぶことは十分に可能です。

自分のペースやスタイルに合わせて勉強を進められるので、誰かに急かされたくない、マイペースで勉強を進めたいという方には向いているでしょう。

ただし、フィードバックしてくれる相手が存在しないので、やる気が出ないとなかなか勉強を進められない人は他の方法で勉強した方が良いかもしれません。

独学方法
  • Progate
  • Let'sプログラミング
  • web.dev

Progate

Progateは初心者から「創れる人」を生み出すことを理念としたオンラインプログラミング学習サービスです。

プログラミング未経験者でも楽しく効率的に学習できるよう設計されており、イラスト中心のスライドで分かりやすく解説されていて、ブラウザ上で完結するため、特別な環境を用意する必要もありません。

提供されているコースは多岐にわたり、HTML、CSS、JavaScript、Python、Ruby、PHPなど、幅広いプログラミング言語や技術スタックに対応しています。

各レッスンをクリアするごとに経験値がたまり、レベルアップする仕組みが採用されており、学習を進めるモチベーションが高まり、ゲーム感覚で楽しみながら学べるため、継続的に学習しやすい設計です。

「まずはProgateを使ってみて、合わなかったら別のツールを探そう」とも言われるほど「王道」の学習ツールです。

Let'sプログラミング

Let'sプログラミングはソフトウェアエンジニアによる覚書ブログとして、プログラミングに関する多様な情報を提供しています。

主にJavaやPython、PHP、Rubyなど、様々なプログラミング言語の解説記事が掲載されており、初心者から上級者まで幅広い層に向けた内容が特徴です。

各記事では具体的なコード例や実践的なアドバイスが豊富に盛り込まれており、理論だけでなく実際の開発現場で役立つ知識を習得できます。

また、最新の技術動向やトレンドに関する記事も定期的に更新されており、常に新しい情報をキャッチアップすることも可能です。

読者からの質問やコメントにも積極的に対応しており、双方向のコミュニケーションを通じて理解を深められるため、疑問点をすぐに解決できるのが魅力と言えます。

Progateで勉強しつつ、辞書のようにLet'sプログラミングを使っても良いでしょう。

web.dev

web.devはGoogleが提供するWeb開発者向けの学習プラットフォームです。

HTML、CSS、JavaScriptなどの基本的なWeb技術からパフォーマンスの最適化、アクセシビリティの向上、セキュリティの強化など、幅広いトピックを網羅しています。

詳しい解説と実践的なチュートリアルが組み合わされており、段階的にスキルを習得できます。

また、最新のWeb標準やベストプラクティスに関する情報も随時更新されており、常に最新の知識を身につけることが可能です。

また、進捗を可視化する機能や、得度を確認するためのクイズや演習問題も提供しており、自己学習に最適です。

プログラミングは自分で学習の進度が見えなくなることも多いため、進捗が可視化される、このような機能はモチベーション維持にも役立ちます。

スクールに通う

ある程度予算があるならば、プログラミングスクールに通うのが最も手っ取り早い勉強方法であると言えるでしょう。

経験豊富なプロの講師から直接学び、実践的なフィードバックを受けることができるからです。

プログラミングの基礎から応用まで効果的かつ体系的に学習を進めることが可能なので、学習に抜けがないのも魅力の一つです。

最近ではリーズナブルな価格設定のプログラミングスクールも増えており、学割などが利く場合もあります。

オンラインで授業を実施しているところはほとんどですし、24時間いつでも質問ができるところもあります。

よって、アルバイトなどの兼ね合いで生活リズムがバラバラの人や、勉強できる曜日が決まっている人でも利用しやすいことでしょう。

また、スクール生同士で交流ができる場合もあるので、お互いに高め合える人を探している人にも向いている勉強方法であると言えるでしょう。

【文系のIT業界就活】文系のIT業界就職に役立つ資格

ここからは文系の人がIT業界に就職するにあたって役立つ資格について紹介していきます。

もちろん、即戦力として活躍できるほどのスキルを持っており、ポートフォリオを提出できる人は無理に取得する必要はありません。

しかし、ポートフォリオが特になく、あなたのスキルを証明する術がない場合はぜひ、下記の3つの資格に取り組んでみてください。

IT業界就職に役立つ資格

・ITパスポート
・基本情報技術者試験
・OCJP
・MOS

ITパスポート

ITパスポートの資格はIT業界で働くにあたって、どのような職種を目指すにあたっても活用できるものの一つであると言えるでしょう。

IPAが実施している国家試験なので信頼性が非常に高いです。

ITパスポートの試験に合格できている人は情報技術の基本をしっかり理解できているとみなされるので、多くの企業から最低限の知識がある人物であるとみなされます。

職種を問わず、ITに関する基礎知識は必須なのでぜひとも取得しておきましょう。

特に、文系の人はIT業界への就活を目指す上で非常に重要な資格の一つです。

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験も、余裕があるならばぜひ取り組んでおきたい試験の一つであると言えるでしょう。

システム技術者やプログラマーなど、すべてのITプロフェッショナルが共通して必要としている基本情報について深い理解があることを示すことができる資格だからです。

C言語やJava、Pythonなどのコンピュータープログラミングやアルゴリズムなど、ITパスポートよりもレベルの高い問題が出題されるので、難易度は低くありません。

就活前に取得できれば他の文系の就活生に差をつけることができるので、ぜひ取り組んでみてください。

OCJP

OCJPの資格も、取得しておくと就活において非常に有利と言えるでしょう。

OCJPはJavaプログラミング言語に特化した資格のことです。

JAVAの基礎から応用まで、プログラミングスキルを持っていることを証明できる資格です。

Javaを使用するシステム開発やWebアプリケーションの開発など、プログラミングに関連する職種を目指す際はぜひとも取得しておきたい資格の一つと言えます。

OCJPを持っているだけで、文系のIT系を目指す就活生の中ではかなり上位の能力を持っていると判断されることもあります。

「資格試験は得意だ」という人はあらかじめ取得しておけば、当日緊張して最大限自分の能力をアピールできなかった時の保険になるでしょう。

MOS

MOS(Microsoft Office Specialist)はマイクロソフト社のオフィスソフトであるWord、Excel、PowerPointなどの使用スキルを証明する国際資格です。

特にExcelやWordはビジネスシーンでの使用頻度が非常に高く、データ処理や文書作成の効率化が求められるIT業界で重宝されています。

MOS資格を取得することで、これらのソフトウェアを問題なく使用できるスキルを持っていることを証明でき、企業からの評価が高まります。

【文系のIT業界就活】職種別志望動機例文

続いて、職種別の志望動機の例文についても詳しく紹介していきます。

ここまで紹介してきた内容をもとに作成した例文なので、本記事のおさらいという意味でも参考になるはずです。

時間に余裕のある人は、自分が目指す職種以外の例文も確認し、どのような構成で書かれているか、どのような文章の展開がされているかの部分も確認してみてください。

エンジニア職

貴社を志望する最大の理由は、貴社が展開する革新的な技術とプロジェクトに深い関心を持っているからです。

この興味は大学時代にクラウドサービスを用いた研究プロジェクトに取り組んだ経験から生まれました。

そのプロジェクトではデータ分析の効率を大幅に向上させるシステムを開発しました。

この経験を通じ、クラウド技術がもたらす無限の可能性、それを活用することで社会にどれだけ大きな影響を与えられるかを実感しました。

私は、自らの技術力とクラウドサービスに対する熱意を活かし、貴社の更なる技術革新に貢献する所存です。

営業職

貴社を志望する理由は、貴社が持つ顧客中心のビジネス哲学と革新的なITソリューションを通じた市場への影響力に深く共感しているからです。

この興味は大学時代に参加したインターンシップでの経験から生まれました。

あるプロジェクトでは傾聴を通して顧客の隠れた課題を発見し、解決策を提案することで大きな信頼を得ることができました。

この経験から、営業職としての顧客理解の重要性と、課題解決に向けた提案の価値を深く認識しました。

貴社で働くにあたっても、これまでの経験を活かし、顧客の課題に寄り添い、最適なITソリューションを提供することで、貴社の更なる成長に貢献できると考えています。

マーケティング職

貴社を志望する理由は、貴社が持つ革新的な技術と、社会に新たな価値を提供し続ける企業姿勢に深く共感しているからです。

この興味と情熱は大学でのマーケティング研究と地域のスタートアップ企業でのインターンシップ経験から養われました。

インターンシップでは、限られたリソースの中で市場調査を行い、ターゲット顧客のニーズを把握するプロジェクトを主導しました。

この経験から、製品の成功には市場の深い理解と創造的なマーケティング戦略が不可欠であることを学びました。

市場調査、データ分析、マーケティングのスキルを活かし、消費者のニーズを的確に捉えたマーケティング戦略の策定に貢献する所存です。

IT事務

貴社を志望する理由は、ITの専門知識を活かしながら円滑な組織運営を支える職種に魅力を感じたからです。

大学ではゼミの運営を担当しており、スケジュール調整や情報共有のためにGoogle Work Spaceを活用して、メンバーが効率的に動けるよう仕組みを整えてきました。

業務の根本から支える役割の重要性を実感し、IT事務として現場の業務効率化に携わりたいと考えるようになりました。

貴社ではITサポート業務において独自の業務管理システムを活用している点に惹かれ、技術と実務の両面から成長できると感じています。

入社後はこれまで培った調整力とITスキルを連携させながら、業務効率の向上と円滑な情報管理に貢献する所存です。

プログラマー

貴社を志望する理由は文系出身でも開発力を伸ばし、チームの一員として大きなプロジェクトに関われる環境があると感じたからです。

趣味でWebサイト制作を始め、HTML・CSS・JavaScriptでサービスを形にできる喜びに刺激を受け、強く関心を持ちました。

また、貴社の新卒向け研修制度や若手社員の早期活躍の事例に惹かれ、実務を通じてスキルを磨ける環境だと確信しました。

入社後は論理的に物事を組み立てる力と学習意欲を武器に、いち早く開発工程を担える戦力となり、ユーザーにとって使いやすく価値のあるプロダクトを提供することで、貴社のプロジェクト成功に貢献する所存です。

【文系のIT業界就活】IT業界向きな強みを活かした自己PR例文

続いて、先ほど紹介したIT業界に向いている可能性が高い人の特徴をふんだんに活かした自己PRの例文を紹介します。

自分が自信のある能力はもちろんのこと、別の能力についてアピールしている例文もぜひ参考にしてみてください。

コミュニケーション能力

私の強みはコミュニケーション能力です。

相手の立場を理解しながら、自分の意見もわかりやすく伝えることを意識して行動しています。

大学時代、カフェでアルバイトをしており、接客業務を通じてお客様の要望を先回りして確認する対応を心掛けていました。

常連のお客様の好みを覚え、新しいメニューを工夫すると「話しかけやすい」「いつもありがとう」などと言われるようになりました。

また、店舗内でスタッフ同士の連携がうまくいかない場面もありましたが、自ら意見をまとめるようになりました。

チームで動く中でも、個々の思いや事情を理解しながら調整することが、全体のパフォーマンスにつながったと考えています。

このように培ったコミュニケーション能力を、入社後も発揮して社内外の関係者との円滑な連携や要件のヒアリング、チーム内の信頼関係の構築などに貢献する所存です。

論理的思考力

私の強みは論理的思考力です。

物事を感情ではなく、事実に基づいて説明して考えることを得意としています。

ゼミでは調査テーマを設定し、複数の文献を読み込みながら仮説と検証のサイクルを重ねてきました。

特に印象的だったのは、観光地の集客数の減少要因について分析した際に、人手不足が原因だという主張を複数の指標と関連付けながら裏付けて発表できたことです。

情報が多く、複雑な状況の中でも、必要な情報を取捨選択し、因果関係を見極める視点を持つことで、説得力のある説明ができたと感じています。

貴社でも、複数の課題に対して解決策を立てる機会が多くあると考えています。

その場面で私の論理的に物事を考える力を活かし、問題解決や提案力の面で貢献する所存です。

学習意欲の高さ

私の強みは学習意欲の高さです。

新しい知識や技術を学ぶことに前向きで、興味を持った分野には自ら積極的に取り組む姿勢を大切にしています。

文系の学部に所属していますが、IT業界に興味を持ち、独学でプログラミングの基礎学習を始めました。

書籍だけでなく、オンライン講座やアプリも活用しながら学習記録を日々残して、少しずつ理解を深めています。

また、学内の講義では情報リテラシーで統計に関する授業も選択し、IT業界で活躍するために必要な土台を固めてきました。

知識がゼロの状態からでも継続的に学び続けることで、少しずつ成長できるという自信を持てたことが大きな収穫です。

入社後も新しい言語やツールに対して前向きに学び続け、吸収した知識を業務の中で活かし、早い段階で戦力として貢献します。

粘り強さ

私の強みは粘り強さです。

想定外の状況でも簡単に諦めず、目標達成のために粘り強く努力することができます。

大学2年次にゼミの発表資料を担当した際、限られた文献と短い期間の中で十分な情報を整理し、構成することが求められました。

資料の方向性がまとまらず、メンバーとも意見が食い違うことがありましたが、妥協せず何度も話し合い、納得のいく完成度の高いプレゼンテーションに仕上げることができました。

深夜まで構成や練習を続ける場面もありましたが、メンバーとの信頼関係を築きながらやり遂げた経験は私に大きな自信を与えてくれました。

入社後も予定通りに進まない場面はあると思いますが、最後までやり遂げる姿勢を持ち続け、プロジェクトの成功に向けて粘り強く取り組む所存です。

マネジメント力

私の強みはマネジメント力です。

複数人で取り組む活動において、全体の状況を俯瞰して把握し、チーム全体が成果を出せるように調整することが得意です。

大学時代にはサークルの新歓イベントの責任者を務めました。

イベントの企画から当日の運営までを担い、参加者やメンバーの希望を踏まえてスケジュールや役割分担を調整しました。

準備段階でトラブルも発生しましたが、冷静に情報を整理し、メンバーと丁寧にコミュニケーションを取りながら対応することで、大きな混乱を避けることができました。

参加者からも「楽しかった」とフィードバックをいただき、チームの力を最大限引き出すことの重要性を実感しました。

入社後も個々の役割を意識しながら、チーム全体が動きやすい環境づくりに貢献する所存です。

【文系のIT業界就活】IT業界に就職するためにやるべきこと

続いて、文系の方がIT業界に就職するために行わなければならない対策について紹介します。

以下の3つの対策は就活を成功させるために必須であるため、ぜひ参考にしてみてください。

IT業界に行くためにすべきこと

・自己分析
・業界・企業研究
・インターンシップへの参加

自己分析を行う

文系の人がIT業界に就職するためには、まず徹底的に自己分析を行い、自分の強みや価値観を明確にすることが求められます。

自己分析を通じて自分が何を大切にしているのか、どのような場面で力を発揮できるのかを理解することが、今後のキャリア選択に大きな影響を与えるからです。

IT業界には様々な職種があり、プログラミングやエンジニアリングだけでなく、マーケティング、プロジェクトマネジメント、セールスなど、文系出身でも活躍できる領域が多く存在します。

自己分析を行い、自分がどの職種に向いているのかを見極めれば、志望動機を明確にすることにもつながるでしょう。

自己分析の詳しい方法については以下の記事でさらに詳しく紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。

業界・企業研究をする

自己分析が終わったら、続いて業界や企業の研究をしっかり行うことが重要です。

IT業界は急速に成長している一方で、企業ごとに事業内容や働き方、企業文化が大きく異なります。

したがって、業界・企業研究を徹底することで、自分の志望する企業がどのような価値を提供しているのか、自分のキャリアビジョンや価値観とマッチしているかどうかを判断しましょう。

例えば、IT業界ではハードウェア、ソフトウェア、クラウドサービス、AI、デジタルトランスフォーメーションなど、それぞれの企業が異なる役割を担っています。

それぞれ異なるスキルセットや知識を求めていますが、文系の方は特に自分がどのように企業に貢献できるかを明確にすることが重要です。

企業のビジョンや業務内容を理解しておかないと、適切にキャリア選択ができません。

入念に業界・企業研究を行い、自分のやりたいことと向いていることを明確にしておきましょう。

以下の記事では業界研究ノートと企業研究ノートの概要や活用方法について詳しく紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。

こうした便利なツールを活用することで、時間を削減し、ESの作成や面接対策など時間をかけて行うべき重要な対策に時間をかけられます。

インターンシップに参加する

文系の方には特に、インターンシップに参加しておくことを推奨します。

IT業界では理系のスキルが重要視されがちですが、インターンシップを通じて自分の文系的な強みをどのように活かせるかを実感することが大切です。

例えば、マーケティング部門やプロジェクトマネジメント、営業支援など、文系のスキルを活用できる分野も少なからず存在します。

実際にIT企業での業務に携わることで、ITプロジェクトの流れや技術職と営業職の協力の仕方、そしてIT製品やサービスがどのように顧客に提供されるかリアルに体験できます。

また、インターンシップを通じた経験や気づきは自己分析や業界研究にも活かせるだけでなく、その経験をアピールすること自体がモチベーションの高さや業界理解の深さをアピールすることにつながるものです。

したがって、可能であれば複数のIT企業のインターンシップに参加し、豊富な経験を積んでおくことを推奨します。

インターンシップについては以下の記事でさらに詳しく紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。

適職診断ツールを用いよう

ここまで、文系の方がIT業界に就職するための方法やおすすめの企業などについて紹介してきましたが、まだ自分が本当にIT業界に向いているか、判別できていない方も多いでしょう。

そこでおすすめなのが、弊社が提供している適職診断ツールを用いることです。

自己分析や他己分析の場合は人間の「主観」が入り込んでしまうものですが、ツールならば機械が判別してくれるため、信頼性が高いです。

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就活エージェントに相談してみよう

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おわりに

今回は文系の人でもIT業界に就職できる理由やおすすめの職種などについて紹介してきました。

確かに、文系と理系どちらが有利かと聞かれれば、就活において理系の方が有利である可能性が高いことは言うまでもありません。

しかし、文系の人でもしっかりと対策を行い、学び続ける姿勢を持ち、モチベーションの高さをアピールすることができれば、IT業界に就職できないことはありません。

ぜひ、本記事の内容を参考に、目指すIT業界の企業への就職を叶えてください。

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