- エンジニアについて
- 志望動機が聞かれる理由
- おすすめの志望動機の構成
- 志望動機作成で意識したいポイント
- エンジニアに興味がある就活生
- 志望動機を書こうと思っている人
- 志望動機作成に不安がある人
- 例文を見て参考にしたい人
はじめに
エンジニア職には興味があるけれども、志望動機をどのように書けば良いのかわからない、まだ業界研究も十分ではないという方も多いでしょう。
また、エンジニアは皆さんが想像する以上に様々な種類があるため、理解できていない場合も多いです。
そこで今回はエンジニアの職種にはどのようなものがあるのかについて解説しつつ、志望動機や志望動機におすすめの構成、作成のポイントや例文などについて紹介します。
【エンジニアの志望動機】エンジニアとは
まず結論として、エンジニアとは工学のスキルや知識を持った人のことを指す言葉です。
しかし最近は、ITエンジニアのことを指すことが多いです。
この記事を開いてくれた人の多くも、ITエンジニアを目指して開いたのではないでしょうか。
エンジニアの仕事内容については後ほど紹介しますが、より詳しくは別の記事で紹介しているため、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
【エンジニアの志望動機】エンジニアの職種
続いて、エンジニアの職種についても紹介します。
様々な種類がありますが、「エンジニア」と呼ばれる代表的な職種は大きく分けて6つです。
あなたが目指しているエンジニアとしての職種はもちろんのこと、聞いたことがない、もしくは内容をよく理解していないものがあれば、ぜひ確認してみてください。
将来一緒に働くことになる可能性が高いため、理解を深めておくとお互いに協力して仕事をしやすくなります。
- システムエンジニア
- プログラマー
- Webエンジニア
- インフラエンジニア
- セールスエンジニア
- データサイエンティスト
システムエンジニア
システムエンジニアは、顧客とのヒアリングを通じてシステム開発の仕様や設計を担当する仕事です。
この役割には単なるプログラミングスキル以上のものが要求されます。
顧客のニーズを正確に把握し、それを具体的なシステム仕様に落とし込むヒアリング能力が求められるからです。
また、プロジェクトの進捗を管理し、チームメンバーとのコミュニケーションを円滑に行うためのマネジメント能力も重要です。
いわゆる「リーダー」「プロジェクトマネージャー」と呼ばれる仕事に非常に近いといえます。
システムエンジニアは、技術的な知識はもちろんのこと、ビジネスの理解や問題解決能力も必要とされる非常に多岐にわたるスキルセットを持つことが求められる職種なのです。
プログラマー
プログラマーは様々なシステムの開発を担当し、主にコードを書くことに専念します。
高度なプログラミングスキルが求められます。
特定のプログラミング言語やフレームワークに精通していることが重要であり、複雑なアルゴリズムを理解して効率的なコードを書く能力が求められます。
プログラマーは先程紹介したシステムエンジニアが作成した仕様に基づいて、正確かつ迅速にコードを書く能力が評価されます。
システム全体のパフォーマンスや保守性を考慮して設計を行うことが重要です。
また、プログラマーがステップアップした先が、システムエンジニアとなることも多いです。
Webエンジニア
WebエンジニアはWeb上で使用されるシステムやアプリの設計開発を担当する仕事です。
Webエンジニアはさらに「フロントエンドエンジニア」と「バックエンドエンジニア」の2種類に分かれます。
フロントエンドエンジニアは、「フロント」という言葉が「全面」と訳せるように、人が見ることができるブラウザ部分の開発を担当します。
デジタルスキルやユーザーインターフェースの知識が必要です。
一方、バックエンドエンジニアは、「バック」とついている通り、サーバーやデータベース、つまりユーザーが見えない部分を担当する仕事です。
データの管理や処理を担当します。
両者ともに高度なプログラミングスキルが必要ですが、特にバックエンドエンジニアはサーバーやデータベースの深い知識が求められます。
インフラエンジニア
インフラエンジニアは、IT基盤の設計や構築、運用、保守を手掛ける仕事です。
この職種は担当によって扱う技術が異なり、サーバー管理、ネットワークの設計、運用、セキュリティ対策など多岐にわたります。
専門的な知識が必要となり、システム全体の安定性やパフォーマンスを維持するために高いスキルが求められる仕事です。
システム障害時の迅速な対応や定期的なメンテナンスなども行う必要があり、企業のITインフラを支える重要な役割を果たしているため、非常に需要が高いのが特徴です。
セールスエンジニア
セールスエンジニアは「エンジニア」という名前こそついているものの、「知識が深い営業職」と呼んだ方が正しいかもしれません。
セールスエンジニアは技術的な専門知識を用いて営業を担当します。
クライアントとの打ち合わせやシステムの提案などを行い、技術とビジネスの橋渡しをするのが仕事です。
自社商品の専門的知識に加え、顧客のニーズを理解し、それに応じた最適なソリューションを提供する営業スキルが求められます。
顧客との信頼関係を築き、長期的なビジネス関係を維持するためのコミュニケーション能力も重要です。
IT業界では、「営業」と「セールスエンジニア」が同じ意味で使われることも多いです。
データサイエンティスト
データサイエンティストは、現在のビジネスにおいて非常に重要な役割を果たす職種です。
主な役割は、膨大なデータを収集、調整、分析し、それをもとに有益な洞察、つまりインサイトを導き出すことです。
データの解析を通じてビジネス上の課題を発見し、それに対する解決策を提案します。
多岐にわたるスキルセットが求められ、PythonやRなどのプログラミング言語を用いてデータの前処理や解析モデルの構築を行います。
特に機械学習や深層学習の分野では、これらの技術言語を使いこなす能力が重要です。
また、SQLを利用してデータベースからデータを抽出するスキルも求められます。
さらに、統計学や数学の知識も必要で、データ解析の基礎となる統計学手法を理解し、適切に利用することも必要とされます。
データの解析結果をビジネスの文脈に合わせて解釈し、具体的なアクションプランを提案する能力も必要です。
【エンジニアの志望動機】志望動機で見られるポイント
続いて、志望動機を作成するにあたって覚えておきたい、志望動機で確認されているポイントについても理解を深めておきましょう。
このポイントは、エンジニアを目指す場合以外にも覚えておきたいものです。
したがって、本記事を読んでエンジニアを目指すことをやめる方や、他の職種も同時に目指している人も参考になる部分が多いはずです。
ぜひ、3つのポイントを覚えておいてください。
志望度
志望度は採用担当者が最も重視するポイントの1つです。
企業は採用した後にできる限り辞退や早期転職者を出さないためにも、応募者の志望度の高さを確認しています。
志望度が高い就活生は、企業に対する理解が深く、自分のキャリアビジョンと企業のミッションやビジョンが一致していることを示せるため、入社後も長期的に貢献する可能性が高いと判断されることが多いです。
企業について具体的な情報を調べ、詳細な志望動機を伝えることで良い印象を与えられます。
また、なぜその企業を選んだのか、他の企業と比較してどのような点に魅力を感じたのかを明確に説明することも大切です。
応募者の人柄
応募者の人柄も、企業の採用担当者が注目しているポイントの1つです。
企業は新たに採用する人物がどのような人柄かを知りたいと考えています。
面接での受け答えや志望動機に含まれるエピソードなどから、応募者の価値観や仕事に対する姿勢を評価します。
具体的なエピソードを交えて自分の強みや特徴を伝えることで、採用担当者に対して明確な人物像を示すことが大切です。
例えば、過去の経験や挑戦、成功体験から学んだことを共有し、その経験がどのように企業での役割に活かせるかを説明すると良いでしょう。
応募者の人柄が企業の求める人物像と一致している場合、企業側は応募者がチームにうまく溶け込み、良好な職場関係を築けると期待します。
企業とマッチしているか
企業とマッチしているかどうかという点も、重要な評価材料の1つです。
どれほど応募者が優秀であったとしても、その人柄や価値観が企業のスタイルと一致していなければ、長期的に見て成功することは難しいと考えられます。
企業は応募者が自社の文化や働き方に適応できるかを慎重に見極めています。
応募者は、自分の価値観や仕事に対するアプローチが企業の理念や働き方にどれほどマッチしているかを具体的に説明することが重要です。
例えば、企業のミッションやビジョンに共感し、自分のキャリア目標がそれと一致していることを示すことが求められます。
また、企業の過去のプロジェクトや現在の取り組みに対する自分の意見や貢献できる点を具体的に述べることで、自分の適性をアピールすることも可能です。
企業はこのような応募者の具体的なマッチング要素を通じて、入社後の成功と長期的な貢献を期待します。
【エンジニアの志望動機】志望動機のおすすめ構成
志望動機を作成するにあたってのおすすめの構成についても紹介します。
先ほど紹介した志望動機で見られるポイントと同様、この構成はどのような職種を受けるにあたっても活用できるものです。
もちろん、IT企業以外を受ける場合にも利用できます。
本記事でマスターしてしまいましょう。
結論
志望動機においては、まずは結論を先に述べるようにしましょう。
結論を先に述べることで、面接官に志望動機の全体像を明確に伝えられます。
例えば「貴社を志望する理由は〇〇です」と明言することで、聞き手はその後に続くエピソードに注意を向けやすくなります。
結論を冒頭に示すことで、面接官があなたの意見や目的をすぐに理解し、話の流れを追いやすくなるのです。
この方法は、プレゼンテーションやレポートなどでもよく用いられる「PREP法」と呼ばれるものであり、志望動機の論理性を強調するために有効です。
理由
理由を具体的に述べることも重要なステップです。
結論に続いて、なぜその企業を選んだか、その理由を明確に説明します。
この段階では、志望理由を明確かつ具体的に伝えることが重要です。
企業のミッションやビジョン、事業内容に共感した点や、企業文化や働き方に魅力を感じた点を具体的に挙げると良いでしょう。
理由を簡潔に述べることで、面接官に対してあなたの志望動機が明確であることを示し、次に述べるエピソードや具体例とのつながりがスムーズになります
エピソード
エピソードでは、志望理由の根拠となる具体的な経験を述べるようにしましょう。
自分の過去の経験や実績を通じて、なぜその企業に対して特別な関心を持つようになったのかについて説明します。
エピソードはあなたの能力や価値観が企業の求める人物像と一致していることを確認してから話すようにしましょう。
具体的な事例を挙げることで、面接官に対し、あなたの志望動機が単なる思いつきではなく、実際の経験に基づいていることを証明できます。
あなたの志望動機を裏付ける強力な証拠とするために、可能な限り客観的な書き方を心がけ、誰が読んでもイメージがつくような文章を心がけましょう。
貢献
企業の採用担当者は貢献してくれる人材を採用したいと考えています。
志望する理由に加えて、あなたがどのように企業に貢献できるかを具体的に説明することも大切です。
これにより、面接官はあなたが単に企業に興味を持っているだけでなく、実際に企業の発展に寄与できる意欲と能力を持っていることを理解するはずです。
具体的なスキルや知識を挙げ、それがどのように企業の課題解決や目標達成に役立つかを説明することで、あなたの価値を具体的に伝えられるようになります。
積極的に述べるようにしましょう。
再度結論
再度結論を述べることで、志望動機を締めくくることも大切です。
最初に述べた結論を再度確認し、「だからこそ貴社を志望します」と強調することで、全体の流れを締めくくります。
最後の一言は面接官にあなたの熱意と確固たる意思を印象付けるために大切なもので、再度結論を述べることで志望動機の一貫性を保ちつつ、面接官に対して強い印象を残せます。
ただし、文字数や時間に限りがある場合は簡潔に述べるだけで構いません。
【エンジニアの志望動機】志望動機作成のポイント
続いて、志望動機を作成するにあたってのポイントについても紹介します。
エンジニアを目指す人には特に確認して欲しいポイントですが、それ以外の職種を目指す場合でも活用できるポイントが多いです。
就活全般において覚えておきたいポイントであるため、ぜひ以下の4つは確認しておいてください。
なぜエンジニアなのか
なぜエンジニアなのかについては、最初に述べるべきです。
IT業界には様々な職種がありますが、その中でなぜエンジニアという職業を選んだのかを明確に示すことが求められます。
エンジニアを選んだ理由は、自分のスキルセットや興味関心に基づくものであることが理想です。
例えば、「プログラミングが好きで、自分の手で何かを作り上げることに喜びを感じる」あるいは「問題解決能力を発揮できる場として、エンジニアリングに魅力を感じた」などの具体的な理由を述べることが重要です。
さらに、技術の進化に伴い常に新しい知識を学び続けることが必要な職業であることに対する理解や意欲を示すことも心がけましょう。
このような理由を具体的に説明することで、面接官に対しエンジニアでなければならない理由を納得させられます。
なぜその企業なのか
なぜその企業なのか、という点も重要です。
多くの企業が存在する中で、なぜ特定の企業を志望するのかを明確にしなければなりません。
他の企業と差別化するためには、その企業のミッション、ビジョン、技術力、または具体的なプロジェクトに対する共感や興味を示すことが必要です。
例えば、企業の提供する製品やサービスが社会にどのような影響を与えているか、自分の価値観やキャリアビジョンとどのように一致しているかを具体的に説明しましょう。
これにより、他の企業ではなくその企業を選んだ理由を強調できます。
事前のリサーチをしっかりと行い、企業の特徴や強みに対し、自分がどのように貢献できるかを具体的に述べることで、面接官に対して強い志望動機を伝えられます。
求められる人物像を把握する
求められる人物像を把握することも非常に重要です。
企業はそれぞれ異なる社風や企業理念を持っており、求める人物像も異なります。
そのため、企業が求めている人物を正確に把握し、自分がその人物像にどのように合致しているかを示すことが重要です。
例えば、企業がチームワークを重視している場合は、過去の経験からチームでの協力や共同作業の成功事例を挙げることで、自分がその企業が求める人物像に合っていることを示せます。
また、企業理念に共感していることや、その理念に基づいて行動してきた経験を述べることで、企業とのマッチング度を強調できます。
このように、企業の求める人物像を理解し、それに合わせた自己PRを行うことが面接の成功につながります。
入社後自分に何ができるのか
入社後、自分に何ができるのかを具体的に伝えることも重要なポイントの1つです。
入社後、どのように企業に貢献できるかを具体的に示すことで、面接官にあなたの将来の活躍イメージを与えられます。
自分の持つスキルや経験が企業の目指す方向性やプロジェクトにどのように役立つかを具体的に説明することが重要です。
例えば、特定の技術やプロジェクトマネジメントの経験が、企業の現在の課題解決や新しい取り組みにどう貢献できるか述べることで、あなたが即戦力として期待できる存在であることをアピールできます。
事前に企業のニーズや課題をリサーチし、それに対して自分がどのように貢献できるかを明確に伝えることで、面接官に対して強い印象を与えるように心がけましょう。
【エンジニアの志望動機】エンジニアの志望動機の例文
ここまでエンジニアの職種や志望動機の構成、志望動機を作成する際のポイントなどについて詳しく紹介しました。
そこでここからは、本記事の内容を踏まえた上で作成したエンジニアの志望動機の例文を、6つの職種に分けてそれぞれ紹介します。
本記事のおさらいという意味でも非常に参考になるため、ぜひあなたが目指すエンジニア職以外の例文も参考にしてみてください。
例文1:システムエンジニア
貴社を志望する理由は、最新技術を活用したシステム開発に取り組み、成長できる環境が整っていると感じたからです。
私は大学で情報工学を専攻し、特にシステム設計と開発に興味を持ちました。
卒業研究では、AIを活用したデータ分析システムを開発し、プロジェクトリーダーとしてチームをまとめ上げました。
貴社では、最新の技術を駆使し、複雑なシステムを開発するプロジェクトが多く、私の成長にとって理想的な環境だと感じました。
入社後は、これまで培った知識と経験を活かし、システム開発のプロジェクトに積極的に参加し、品質の高いシステムを提供することで貢献したいと考えています。
さらに、新しい技術の導入やチームのスキル向上にも貢献し、貴社の成長に寄与する所存です。
例文2:プログラマー
貴社を志望する理由は、独自の技術と高いプログラミングスキルを活かして革新的なソフトウェア開発に挑戦できる環境があるからです。
私は大学でコンピュータサイエンスを学び、特にプログラミングに強い関心を持ってきました。
独学で多様なプログラミング言語を使用し、実践的なスキルを身につけました。
また、ハッカソンでの経験を通じて、チームで効率的にソフトウェアを開発する方法も学びました。
貴社では先進的な技術を活用したソフトウェア開発に力を入れており、私のスキルを最大限に発揮できると確信しています。
入社後は、最新技術を取り入れたプログラミングに挑戦し、ユーザーにとって使いやすいソフトウェアを開発することで貢献したいと考えています。
また、自らのスキルを高めるだけでなく、チームの一員として協力し合いながら、貴社の発展に貢献することも目標の1つです。
例文3:Webエンジニア
貴社を志望する理由は、ユーザーエクスペリエンスを重視したWebサービスの開発への取り組みに魅力を感じるからです。
私は大学では情報デザインを専攻し、Webデザインやフロントエンド開発のスキルを学びました。
特に、ユーザビリティを向上させるためのインターフェースデザインに関心を持っています。
貴社のWebサービスはユーザーの視点を重視した設計と機能性が評価されており、私が目指す理想のWeb開発を実現できると感じました。
入社後は、これまでの経験を活かし、ユーザーフレンドリーなWebサイトやアプリケーションの開発に貢献する所存です。
さらに、新しい技術やトレンドを積極的に取り入れ、貴社のサービスをより魅力的なものにする努力を継続し、自身のスキルも磨き続けます。
例文4:インフラエンジニア
貴社を志望する理由は、高度なインフラ技術を駆使して信頼性の高いシステムを構築できる環境があるからです。
私は大学でネットワーク工学を学び、インフラ設計やサーバー管理のスキルを磨きました。
特にクラウドコンピューティングのプロジェクトでは、インフラの設計から運用までを一貫して担当し、システムを安定して稼働させました。
貴社のインフラ技術は業界内でも高い評価を受けており、このような環境で働くことで自分のスキルをさらに向上させることができると確信しています。
入社後はこれまで培った知識と経験を活かし、信頼性の高いインフラの構築と運用に貢献します。
また、セキュリティ対策や効率的なリソース管理にも注力し、貴社のシステムの安定性をさらに高めたいと考えています。
例文5:セールスエンジニア
貴社を志望する理由は、技術的な知識を活かして顧客に最適なソリューションを提供できるからです。
私は大学で工学を学びながら、セールスエンジニアとしてのスキルを身につけるためにインターンシップで顧客のニーズを的確に把握し、技術的な解決策を提案する力を養いました。
また、顧客の課題を丁寧に伺うことを通じて、傾聴力も身につけました。
入社後はこれまでの経験を活かし、顧客に対して最適な技術ソリューションを提供し、貴社の製品やサービスの魅力を最大限に伝えたいと考えています。
また、相手との会話からニーズを引き出す能力を活かし、新規顧客の開拓と既存の顧客とのさらなる関係の向上に向けて取り組みます。
例文6:データサイエンティスト
貴社を志望する理由は、ビッグデータを活用して新たな価値を創出できる環境があるからです。
大学では統計学とデータサイエンスを学び、ビッグデータの分析や機械学習の手法を用いたプロジェクトに取り組みました。
特にインターンではデータから洞察を引き出し、意思決定を支援する経験を積むことで、データサイエンティストとしての基礎を築きました
貴社は豊富なデータと高度な分析技術を駆使して、ビジネスの課題を解決し、新たなビジネスチャンスを創出していると説明会で伺いました。
入社後はこれまでの知識と経験を活かしてデータ分析による洞察を提供し、貴社のビジネス戦略の立案に貢献する所存です。
また、営業を行う際は際はセールスエンジニアに同行し、具体的なデータをもとに的確な提案をすることでサポートしたいと考えています。
【エンジニアの志望動機】志望動機が完成したら
構成の方法や例文を読んで、実際に書いてみた結果、志望動機の下書きが完成した人も多いでしょう。
しかし、志望動機は完成したその時点でいきなり企業に提出するのではなく、何度も修正を行い、納得できるものに仕上げてから提出することをおすすめします。
以下の3つの対策をしてから提出することで、より企業の採用担当者に良い印象を与えられる志望動機となるでしょう。
声に出して読んでみる
志望動機が完成したら、まず声に出して読んでみることが重要です。
声に出して読むことで文章全体の流れやリズムを確認でき、誤字脱字や表現が不自然でないかを確認できます。
また、声に出すことで矛盾がないか、論理的に一貫した主張ができているかを再確認できます。
面接を意識して読み方にも注意をしながら練習すれば自信を持って話す準備も合わせて可能です。
発声練習を通じて、話すスピードや抑揚を調整し、面接官に対して説得力のあるプレゼンテーションを意識しましょう。
また、声に出して読むことで自分の志望動機が相手にどのように聞こえるかを客観的に評価することもでき、自分自身の改善点を見つけることも可能です。
他人に読んでもらう
他人に読んでもらうことも非常に重要な対策の1つです。
親や友人、就活を経験した先輩などに完成した志望動機を読んでもらい、自分で気づきにくい点や改善すべき点を指摘してもらいましょう。
他人の目を通せば、文章の客観的な評価が得られ、自己評価では見落としてしまうような細かな部分までチェックしてもらえます。
説得力のある表現や具体的なエピソードの選び方についてのアドバイスをもらい、志望動機の質をさらに高めましょう。
また、異なる視点から意見を取り入れることで、自分の志望動機がより多角的に評価され、面接官に対して強い印象を与える内容に仕上がります。
他人からのフィードバックを積極的に取り入れ、志望動機をブラッシュアップすることで、自分の考えや意図が明確に伝わる文章を作成することができ、面接の成功に近づきます。
就活エージェントを利用しよう!
エンジニアとしての就職を果たすためには、就活エージェントを利用することがおすすめです。
特にジョブコミットは完全無料で利用できるだけでなく、志望動機や自己PRなどのESの添削はもちろんのこと、面接練習やおすすめの企業の紹介など、様々なサービスを行っています。
登録しておいて損はないため、気になる方はぜひ以下のリンクから登録してみてください。
まとめ
今回はエンジニアの職種や業務内容について紹介した後に、志望動機のおすすめ構成や作成のポイント、例文などについて紹介しました。
エンジニアは将来性が非常に高く、需要の高い職種であるため、将来は明るいといえます。
手に職をつけることで、将来的には独立を目指せる可能性もあるほど将来性のある職業であるため、ぜひ質の高い志望動機を作成し、内定を目指しましょう。