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・エントリーシートはいつまでに出せばいいか
・エントリーシートは期限ギリギリに出してもいいか
・エントリーシートを効率よく作成するコツ
・エントリーシートの注意点
・エントリーシートがまだ完成していない人
・エントリーシートの締め切りに追われている人
・エントリーシートの作り方がわからない人
・就活のスタートでつまずきたくない人
はじめに
エントリーシートは、就活の最初のステップである書類選考を通過するために重要な役割を担っています。
しかし、就活生のなかには「締め切りに余裕を持って提出できないかもしれない」「期限ギリギリになりそう」と不安に思っている方もいるでしょう。
そこで今回は、エントリーシートを期限ギリギリに提出しても良いのかについて、また締め切りを過ぎた場合の対応や効率的に作成するためのコツなど解説します。
この記事を参考に、採用選考において大切な役割を担うエントリーシートを、より効果的に作成してみてください。
【ESをギリギリに提出】エントリーシートはいつまでに提出すればよいのか
そもそもエントリーシートを提出するのにおすすめのタイミングは、遅くとも提出期限の3日前です。
余裕を持って提出したり、いち早く提出したりできると、より好印象を与えられます。
また、早めに提出しておくほうが、採用担当者にじっくりと読んでもらいやすくなるため有利です。
もちろん早ければ良いわけではなく、何より大切なのはエントリーシートの中身ですが、中身にプラスして余裕を持って提出期限であると加点ポイントにつながる可能性があります。
【ESをギリギリに提出】エントリーシートをギリギリに提出してもよいのか
期限に余裕を持って提出したいエントリーシートですが、どうしてもギリギリの提出になってしまうケースもあるでしょう。
ギリギリに提出したからといって、それが原因で落とされることは少ないといわれています。
しかし期限ギリギリであると、「熱意が低いのではないか」「時間管理能力が欠けているのではないか」と判断されてしまうリスクがあるため注意が必要です。
ネガティブな判断をされてしまうと、企業からの印象はどうしても悪くなってしまうため、他の就活生よりも評価が下がってしまう可能性があります。
【ESをギリギリに提出】締め切りを過ぎてしまった場合
余裕を持ってエントリーシートを提出しようと思っている場合でも、うっかり締め切りを過ぎてしまうことがないとはいえません。
「他の企業の提出期限と混同していた」「忙しくて期限内に仕上げられなかった」などを理由に、締め切りを過ぎてしまうケースもあるでしょう。
そういった場合、その企業の選考を受け続けられるのかが大きな疑問です。
ここでは、エントリーシートの締め切りを過ぎてしまった場合に取るべき対応方法をご紹介します。
基本的にはアウト
エントリーシートの締め切りを過ぎてしまうと、選考を受けられない、もしくは非常に悪い印象を残してしまうため、基本的にはアウトです。
基本的には、締め切りは厳守して取り組まなければなりません。
社会人になれば、締め切りを守るのは常識とみなされます。
たとえば社会人になって、取引先に提出しなければならない書類の締め切りを守れないと、自分だけでなく会社の評判を落とすことにつながります。
就活の時点で締め切りを過ぎているようであると、「入社後も締め切りを守らないのではないか」「締め切りを守れないのは常識外れだ」と思われてしまっても仕方ありません。
仮に締め切り後に提出したエントリーシートを受け取ってもらえたとしても、印象は悪く、その後の選考に悪影響を与えることは免れません。
採用担当者に連絡する
基本的には締め切りを守って提出するべきエントリーシートですが、やむを得ない理由で期限を過ぎてしまう可能性も考えられます。
もし締め切りを過ぎてしまった場合の対処方法ですが、すぐに採用担当者に連絡をしましょう。
締め切りを過ぎてしまったことへの謝罪や理由の説明をしたうえで、どうにかエントリーシートを受理してもらえないかのお願いが必要です。
基本的に締め切り後のエントリーシートの提出はアウトですが、場合によっては受け付けてもらえる可能性があります。
そのため、まずは電話で採用担当者に連絡をして、エントリーシートを受け付けてもらえるか確認をしましょう。
その後、必要に応じてメールを送ってフォローアップするのがおすすめです。
次の締切に間に合わせる
エントリーシートの提出期限を過ぎてしまった場合の対処法の2つ目に挙げられるのが、次の締め切りに間に合わせる方法です。
企業によっては、エントリーシートの締め切りを複数回設けているケースもあります。
その場合は、無理に当初の締め切り後に提出するのではなく、次の締め切りに合わせて提出をするのが良いでしょう。
しかし、志望度の高い企業であれば、可能な限り早い締め切りに間に合うように提出するのがおすすめです。
後半の締め切りになればなるほど、採用予定の枠は少なくなっている可能性があります。
前半の選考でその企業にマッチする人材が多くいた場合、後半の選考では採用枠がかなり減っていることがあるためです。
複数回締め切りを設けている企業では、前半の締め切りを過ぎたからといって焦りすぎる必要はありませんが、なるべく早めの提出を心がけましょう。
【ESをギリギリに提出】エントリーシートを効率的に作成するコツ
期限に余裕を持ってエントリーシートを提出するには、より効率的な作成方法を身に付けるのも大切な手段のひとつです。
1枚のエントリーシートにかける時間が短縮できればできるほど、余裕を持って提出ができます。
もちろん、早く書けば良いわけではないため、自分らしくより魅力的なエントリーシートをスムーズに仕上げられるよう準備をしておきましょう。
エントリーシートでよく聞かれる項目や作成時のマナーについては、こちらからどうぞ。
頻出質問の回答を用意しておく
エントリーシートを効率的に作成するコツとして挙げられるのは、事前に回答を用意しておくことです。
エントリーシートは企業によって内容や形式がさまざまですが、頻繁に聞かれる質問も多くあります。
たとえば、志望動機はエントリーシートで頻出する質問のひとつです。
また、ガクチカや自己PRも必ずといって良いほど質問されます。
こういった頻出する質問は、毎回イチから内容を考えていると非効率的です。
事前に大まかな回答を用意しておき、よりスムーズにエントリーシートの作成を進めましょう。
もちろんすべての企業に同じ回答をすれば良いのではないため、企業の特徴に合わせて表現を変えたり、修正を加えたりすると、より説得力のあるエントリーシートに仕上がります。
企業の求める人物像を把握する
効率的にエントリーシートを作成するにあたっては、企業の求める人物像を把握することも大切なポイントです。
企業はただ単に優秀な人材を獲得したいのではなく、自社の企業理念や働き方に合致するような人材を採用したいと考えています。
自社に合致する人材でなければ、入社後に意欲的に働いてもらえなかったり、すぐに退職してしまったりする可能性が高いためです。
他の就活生にも負けない強みがある場合でも、企業の求める人物像に合致していなければ、アピールにはなりません。
そのため、エントリーシートを作成する際は、志望する企業が求める人物像をしっかりと調べるようにしましょう。
事前に用意しておいた志望動機やガクチカ、自己PRがある場合、企業の求める人物像と照らし合わせながら内容をブラッシュアップしていくとより効果的です。
例文を参考にする
効率的にエントリーシートを作成するにあたって、例文を参考にするのも欠かせない手段のひとつです。
大まかに内容が決まっていたとしても、イチから文章を作成するのはかなり時間がかかります。
また、エントリーシートで効果的な表現や構成を知らないと、アピールが十分にできない可能性もあります。
そこで、例文を参考にすると、自分なりの回答が仕上がりやすくなったり、テンプレートに当てはめてより伝わりやすい構成が作れたりするためおすすめです。
とくに志望動機や自己PR、ガクチカなど頻出する質問は例文も多く存在するため、参考になるでしょう。
エントリーシート作成時に参考になる志望動機や自己PR、長所・短所などの例文についてはこちらからどうぞ。
第三者に相談する
エントリーシートを効率的に作成するためのコツとして、身近にいる就活経験者からのアドバイスも有効です。
自分一人だと、どうしてもうまくいかなかったり、具体的なイメージがわかなかったりすることもあるでしょう。
そこで、就活を経験した方に「どのようにエントリーシートを仕上げたか」「どういった点をアピールすると有効か」など相談してみると、良いアドバイスをもらえることがあります。
たとえば、大学の先輩やアルバイト先の先輩など、身近に就活経験者の方がいればより相談しやすいかもしれません。
直近の就活情報やエントリーシートのコツを教えてもらえるよう、あまり年上の先輩ではなく、なるべく学年の近い先輩に相談するのがおすすめです。
就活エージェントがおすすめ
エントリーシートをどうにか締め切りまでに仕上げたいが、誰に頼ったら良いかわからなかったり、周りに頼れる方がいなかったりする場合は、就活エージェントの活用がおすすめです。
就活エージェントを活用すれば、専任のアドバイザーからエントリーシートの添削やアドバイスを受けられます。
くわえて、優良企業の紹介や面接対策など、就活に関わる一連の流れをサポートしてくれるメリットも特徴的です。
就活エージェントの詳細については、こちらからどうぞ。
【ESをギリギリに提出】エントリーシートの注意点
選考の最初のステップとして多くの企業が採用しているエントリーシートの作成にあたっては、いくつかの注意点が存在します。
締め切りを含めてそれらのポイントを押さえて作成を進めると、その後の選考にも優位に働く可能性が高まります。
「エントリーシートで確実に書類選考を突破したい」「少しでも加点要素を増やしたい」と考えている方は、ぜひ今回ご紹介する4つの注意点を参考にしてみてください。
一つひとつは小さなポイントですが、それらの積み重ねが内定につながるかもしれません。
提出期限は厳守する
エントリーシート作成時の注意点として、まずギリギリでも提出期限を必ず守ることが挙げられます。
提出の締め切りを過ぎても、場合によっては書類を受け付けてもらえるケースもありますが、決して良い印象にはなりません。
また、提出期限に間に合わないとそもそもエントリーができず、その時点で志望する企業の選考に参加できないケースも少なくありません。
提出期限は厳守するものとして、準備しておくことが必要です。
とくに郵送で提出する場合は、投函してから企業に配達されるまでに数日かかります。
企業に余裕を持って届けられるよう逆算してポストに投函する日を決め、そこに合わせてエントリーシートを仕上げる必要がありますので、計画的に準備を進めましょう。
事前にコピーを取っておく
エントリーシートを提出する前にコピーを取って保管しておくことも、注意点として挙げられます。
なぜなら多くの企業では、エントリーシートの内容をもとに面接が進められるためです。
エントリーシートと齟齬のある回答をしてしまうと、「軸がブレやすい人なのではないか」「エントリーシートに嘘を書いていたのではないか」とネガティブな評価につながる可能性があるため、注意が必要です。
エントリーシートを郵送で提出する場合でもデータで提出する場合でも、記入した内容の控えを忘れずにとっておきましょう。
そのうえで面接対策などその後の選考の準備を進めると、より効果的です。
また、控えがあれば、他の企業のエントリーシートを作成する際の参考にもなります。
郵送するときは白い封筒に入れる
エントリーシートを郵送で提出する場合、白い封筒に入れることも注意点として挙げられます。
「絶対に白色でなければいけない」と決まりがあるわけではありませんが、白色の封筒はよりフォーマルな印象を与えられるためおすすめです。
また、A4サイズの封筒で送れば、書類を折らなくて済むため、より綺麗な状態で企業の手元に届きます。
白色以外の色やA4以外のサイズの封筒であっても、マイナス評価になることはほとんどないですが、少しでも良い印象を与えるために、A4サイズの白色の封筒での郵送はおすすめといえます。
郵送する自分の気持ちとしても、細かい点まで配慮して郵送すれば、「ここまでやったのだから大丈夫」と自信につながるかもしれません。
普通郵便で郵送する
エントリーシートを郵送で提出する場合、白色の封筒以外の注意点として、普通郵便での郵送が挙げられます。
郵送の方法として普通郵便や速達、書留などがありますが、普通郵便を選ぶようにしましょう。
速達で郵送してしまうと、「締め切りギリギリに出したのでないか」「余裕を持って作成できなかったのではないか」とネガティブな判断をされる可能性があります。
また、書留で送ってしまうと、受け取り時に企業側が受領印や署名をしなければなりません。
そうすると、企業担当者の手間を取らせてしまい、ネガティブな印象につながる可能性があります。
もちろん締め切りの厳守が大切で、期限ギリギリの場合には普通郵便では間に合わないケースがあります。
その場合は、速達で郵送するようにしましょう。
まとめ
書類選考を通過するために重要な役割を担うエントリーシートは、余裕を持った提出が大切です。
締め切りを過ぎてしまうと基本的にアウトですが、場合によっては対処法もあるため、締め切りがギリギリになりそうな場合にはチェックしましょう。
また、締め切りに余裕を持てる効率的な作成方法や注意点なども事前に押さえていくと安心です。
今回解説したポイントも参考に、エントリーシートをより効果的に作成して内定を勝ち取りましょう。